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目次 1. 会社概要 2. はじめに ( アブストラクト ) 3. 事例紹介 1( 比較表作成システム再構築 ) 4. 事例紹介 2( 契約事務基幹系システム再構築 ) 5. 事例紹介 3( 経理システム再構築 ) 6. 事例紹介 4( 事故対応システム再構築 ) 2

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Academic year: 2021

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(1)

SEA共催セミナー@大阪

2018年3月17日

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)

技術本部 ソフトウェア高信頼化センター(SEC)

IPA/SEC 研究員

山本 英明

システム再構築の課題に対する企業の対応事例

~再構築プロジェクトだからこそ知っておきたい、上流工程における

コミュニケーションのツボ~

2018年3月17日(土)SEA共催セミナー@大阪

上流工程強化セミナー in 大阪

~システム再構築を成功に導くために~

講演3

(2)

1.会社概要

2.はじめに(アブストラクト)

3.事例紹介①(比較表作成システム再構築)

4.事例紹介②(契約事務 基幹系システム再構築)

5.事例紹介③(経理システム再構築)

6.事例紹介④(事故対応システム再構築)

目次

(3)

1.会社概要

●東京海上グループのIT戦略を担うシステム会社

東京海上グループ情報システムの

企画・提案・設計・開発・保守・運用・

システム活用支援

●設立 1983年9月

2004年10月

東京海上火災、日動火災、

システムグループ3社が合併して

東京海上日動システムズ(株)が発足

●社員数 1,362名

平均年齢38歳(2016年4月現在)

東京海上日動システムズ(株)

(4)

2.はじめに(アブストラクト)

本日の事例紹介のポイント

プロジェクトにおいて、コミュニケーションが大切なこと、そ

して、上手に取ることが難しいことを誰もが知っています。特に

上流工程におけるコミュニケーションは、そのプロジェクトの行

方を左右する1つの重要な要素となります。例えば、コミュニ

ケーション不足から、発生した課題の解決方針を確定できず、

題に対しての判断が遅れる

ことにより、スケジュール遅延、コス

ト超過、品質低下などのリスク発生確率が高まる恐れがあります。

本講演では、プロジェクトに関わる

ステークホルダ間での意思

決定プロセスを明確化

し、課題レベルに応じて責任者が適切に対

応を判断できる体制を整えることで、リスク軽減を図ったシステ

ム再構築事例をご紹介します。また、合わせて押さえておきたい

(5)

3.事例紹介① 比較表作成システム

再構築

(6)

4.事例紹介② 契約事務

(7)

4.事例紹介②(契約事務 基幹系システム再構築)

<システム概要>

UNIX

サーバ上に構築されたオンラインシステム

<プロジェクト概要>

◆WEBサーバのハードウェア保守切れに伴うリプレース

◆サーバ集約を行い、運用コスト・ロードを削減

◆基本的には単純移行のため、基盤担当主体で対応

・Javaバージョンアップに伴う非互換対応

・OS変更に伴う文字コード変換対応

・非互換対応

・文字コード変換対応

(8)

4.事例紹介②(契約事務 基幹系システム再構築)

・非互換対応

・文字コード変換対応

・非互換対応漏れ

・文字化け多発

変換作業のやり直し&要員を大幅に増員しての

全画面再検証

<発生した問題(システムテストフェーズ)>

非互換対応の洗出し漏れがあり、動かないアプリケーションが

複数発生

文字コード変換対応漏れがあり、文字化け多発!!

(9)

4.事例紹介②(契約事務 基幹系システム再構築)

・非互換対応

・文字コード変換対応

<ポイント>

必ずしも、ドキュメントがすべてではない(当システム構築当

初のアプリ設計ガイド)

アプリ開発者と、“より具体的な内容”で会話をしておければ防

げた可能性がある(リプレースに伴う変更点だけではなく、調

査範囲や方法を具体的に説明する場を設ける 等)

(10)

5.事例紹介③ 経理システム再構築

(11)

5.事例紹介③(経理システム再構築)

<システム概要>

メインフレーム上に構築された経理システム

<プロジェクト概要>

◆老朽化対策ならびに四半期決算や国際財務報告基準(IFRS)等の環境

変化へ柔軟に対応したい

◆ERPパッケージ導入、BPR(※)を行わない(本番稼働優先)

◆要求実現可否を分析するフィージビリティ期間を確保

※ BPR:Business Process Re-engineering

・老朽化

(12)

5.事例紹介③(経理システム再構築)

【ステアリングコミッティ】

参加者

ユーザ部門 部長

IT部門 部長、PM、PMO

ベンダー 営業責任者、統括責任者、PM、PMO

<ポイント>

ユーザ部門、IT部門、ベンダーの3者の部門長による

ステアリングコミッティを設置し、関係者へ周知

プロジェクト進捗報告ならびに、大きな課題等を論議し、

その場で方向性を確定

(13)

5.事例紹介③(対応方針の決定)

重要事項・重要方針に係る意思決定・承認

最新バージョンを採用するメリットが大きく、かつリスクも限定的であることか

ら、

本プロジェクトでも最新バージョンを採用することとしたい

※これに伴い、追加開発は(1)検索処理のみとなる

3.伺い(意思決定)

1.メリット

・監査ログが標準機能で取得可能となり、ログレベルも指定可能

・追加開発の開発工数だけでなく、テスト工数の削減効果も大きい

2.デメリット(リスク)

・出荷直後の最新バージョンであり稼働実績がない

2.最新バージョン採用のメリット・デメリット(リスク)

(14)

タスク名

遅延理由

キャッチアップ策

期限

担当

新事務フロー構築 手順書細部の考慮

漏れ

・契約部を中心に手順書の

確認会議を実施し、不明点

の洗い出しと確定を行う

11

月末

・契約部

会計・人事データ

の不整合

会計先と人事情報

の不整合

・会計部と経理部で確認会

議を行い、システム機能を

制約事項とする前提で、運

用フローを検討する

9

月末

・会計部

・経理部

5.事例紹介③(進捗管理・リスク対策)

進捗状況把握はもちろん、事務リスク・システムリスクについて

課題対策状況と解決責任部門・期限を管理している

<遅延タスク及びリスク対策>

(15)

5.事例紹介③(経理システム再構築・まとめ)

⇒好取組み事例として社内情宣

ステアリングコミッティの重要性 認知度Up!

<実施効果>

意思決定スピードの向上

組織的な対応力が求められるため、プロジェクト推進力が強化

品質確保しつつ、当初計画通りの期限およびコストで本番稼働

(16)

6.事例紹介④ 事故対応システム再構築

(17)

<システム概要>

事故対応サービス(事故受付/保険金支払)を行うオンラインシステム

<プロジェクト概要>

◆事務フローを含めた抜本的な再構築プロジェクトとして始動

◆米国社製のパッケージを導入する

・老朽化

・柔軟性

・事務見直し

6.事例紹介④(事故対応システム再構築)

(18)

6.事例紹介④(エスカレーションルール)

<ポイント>

(19)

6.事例紹介④(事故対応システム・まとめ)

⇒課題レベルに応じた意思決定プロセスの策定が

ポイント

<実施効果>

エスカレーションルールを明確にすることで現場レベルでの

問題解決(意思決定)スピードが向上

課題を確実に把握し、組織的に解決方針を決定

(20)

おわりに

本日は、再構築プロジェクトに関わるステークホルダ間での

意思決定プロセス(ステアリングコミッティ)の運営事例をご

紹介いたしました。

皆様の再構築プロジェクトにおいて、リスク対策をタイムリー

に実施し、プロジェクト推進力を高めるための対応として、

ご参考にして頂ければ幸いです。

(21)

対策

目的

全体のまとめ

最適な

再構築手法選択

リスク対策を反映した

システム化計画

現行業務

の把握

現行業務の理解

現行業務の理解をベースに、現行システムを理解し、

リスクの

抽出

リスク対策

の検討

リスク対策

の合意

再構築手法選択編

計画策定編

(22)

ご清聴ありがとうございました

SEC BOOKS:システム再構築を成功に導くユーザガイド

~再構築のリスクと対策の合意に向けて~

参照

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