平成25年4月
京都大学留学生課
海外留学の手引
海外留学を思い立ったら、まずどのような留学がしたいか、考えてみましょう。語学力を伸ばしたい、海外を
経験したい、師事したい教授がおられる、研究に必要な資料が豊富にある・・・それぞれの目的によって、留学
の期間や形態はさまざまです。自分の目的に沿った行き先や留学の種類を決めましょう。
<期間>
休暇を利用して行く・・・①
学期中に行く・・・・・・②
休学して行く・・・・・・③
卒業後行く・・・・・・・④
●派遣留学 期間:②
大学を通じて申し込み、京都大学の協定校に 1 学期以上、1 年以内の期間就学する留学です。多くの場合、実
際の出発の 1 年以上前に学内募集に応募する必要があります。詳細は p.13 〜 16 参照。
●私費留学
・語学留学 期間:①、③、④
自分自身で手配して、または業者を通じて申し込みます。期間は数週間から 1 年以上のものまであり、専
門の語学学校や、大学等の教育機関が実施するものなどがあります。
・短期の留学 期間:①、③、④
休暇を利用して、または休学して、学位をとらずに(単位をもらえる場合もありますが、留学先の大学およ
び京都大学での所属学部・研究科のシステムによって異なるので確認すること)海外の大学や研究機関で学
ぶ留学です。指導教授の紹介によるもの、すべて自分で手配するもの、業者に依頼するものなどがあります。
・長期の留学 期間:③、④
京都大学を卒業後あるいは休学して海外の大学へ入学したり、大学院へ進学したりする留学です。
・インターンシップ留学 期間:①、③、④
海外の企業や団体で一定期間働き、職業経験と海外での社会経験を積むための留学です。団体の実績や費用
等を他団体と比較するなどして、十分な調査を行ったうえで決定してください。京都大学では主に文系の学
生のための AIESEC(アイセック)、主に理系の学生のための IAESTE(イアエステ)という学生サークルが
あり、京都大学内でも年に数回、説明会を開いています。また、日欧産業協力センターによる、日本の理工
系学生を対象とした 1 年間の奨学金付プログラム(ヴルカヌス・イン・ヨーロッパ)などもあります。現
在はインターネットで多くの情報を入手することができますので、積極的に情報を収集してみましょう。
AIESEC
www.aiesec.jp
IAESTE
sites.google.com/site/iaestekyoto/
日欧産業協力センター
www.eu-japan.eu/global/?l=ja
・国際ボランティア留学 期間:①、③、④
社会貢献などのための留学です。団体の主旨、歴史、実績などを十分に考慮して選びましょう。
私費留学には、奨学金のでるプログラムも各種あります。ネットや人脈を活用し、情報収集してください。
京都大学ウェブサイト
「海外へ留学する日本人学生向奨学金」
www.kyoto-u.ac.jp/ja/education/international/students3/guide/scholarship/index.htm
「その他海外で学習・経験するプログラムの情報」
www.kyoto-u.ac.jp/ja/education/international/students3/guide/scholarship/other.htm
◆ 海外留学の種類
は じ め に
この冊子は、海外留学を考える京都大学生を対象に作られています。
近年、留学が非常に身近になり、異なる文化や価値観に触れ、視野を広げて学べる機会が
増えてきました。
しかし、「海外旅行の延長」というような安易な気持ちで留学した結果、様々なトラブル
に巻き込まれたり、途中で挫折したりするケースも、同時に増えています。
留学にはそれ相応の計画が必要であり、「あこがれ」だけでは、留学の目的にも決定理由
にもなりません。大切なのは、あなた自身が調べ、よく考え、どんな結果も自分が受け止め
るという覚悟をもって決めていくことです。
「留学してよかった」と言える留学にするための一助として、この冊子を役立ててください。
はじめに
… ……… … 1
◆海外留学の種類
……… … 2
奨学金について……… … 4
◆海外留学のタイムテーブル
… ……… … 5
◆一般的な留学の流れ
… ……… 6 〜 12
1. 計画から帰国まで
①留学計画……… … 6
②情報収集……… … 6
③教育機関の選択……… … 7
④費用……… … 8
⑤出願……… … 8
⑥合否通知・入学手続き……… … 8
⑦日本にいる間にできること……… … 9
⑧渡航手続き……… … 9,10
⑨留学生活……… 11,12
⑩帰国……… … 12
◆派遣留学について
… ……… … 13 〜 16
派遣留学の流れ
①学内選考への応募……… … 13,14
②派遣先大学への出願……… … 14
③入学許可、渡航準備……… … 14
④留学生活……… … 14
⑤帰国……… … 14
⑥帰国後の手続き……… … 14
派遣留学に関する Q&A… ……… … 15,16
◆海外留学経験者体験談
… ………… … 17 〜 22
◆資料
大学間交流協定一覧……… … 23 〜 26
部局間交流協定一覧……… … 27 〜 40
留学関連資料リンク集……… … 41
目 次
●留学生課が窓口となる短期派遣プログラム
派遣留学制度以外にも、京都大学留学生課では海外留学促進の一環として、独自・また関係部局と連携しな
がら、以下のような 3 ヶ月未満の各種短期留学プログラムを企画・実施しています。他にも、各学部・研究
科で個別に実施されるものもありますので、興味のある方は、所属学部・研究科の掲示板や教務担当係の窓口
で情報を得るようにしてください。
いずれのプログラムも、説明会開催・募集開始等については、京都大学ウェブサイト及び留学生課・関連部
局にてポスター掲示を行います。
実施プログラム一覧 www.kyoto-u.ac.jp/ja/education/international/program/shortterm/
・国際交流科目(半期・全学共通科目拡大科目群) 期間:①、②
受講希望者は 4 月または 10 月に行われる国際交流科目説明会に参加し、そこで配布される申込書を留学
生課へ提出してください。担当教員により選考が行われ受講者を確定した後、留学生課から受講許可学生へ
通知します。この科目は集中講義であるため、受講が認められた学生は全学共通科目の履修登録をする必要
はありません。学部により卒業に必要な単位認定を行っています。
対象 派遣期間・時期 単位認定 休学 費用 学部 1,2 回生、場合により 3 回生 の受講を認める 夏季・春季長期休業期間中の 1-2 週間 1 科目 2 単位有 不要 (派遣先や期間により異なる)自己負担 約 10 万− 30 万円・英語圏・海外研修プログラム 期間:①、②
・オーストラリア春季英語研修プログラム(学部生向け・全学共通科目)
京都大学生の学問的な興味にあわせ、派遣先大学(文系プログラム:シドニー大学、理系プログラム:ニ
ューサウスウェールズ大学)と本学教員が共同で教育設計した英語研修プログラムで文系プログラムと理系
プログラムの 2 種類があります。参加希望者は 10 月初旬頃に必要書類を留学生課へ提出してください。参
加が認められた方は、英語演習事前講義(後期・全 15 回)と春季休業期間中の 3 週間の留学を必ず併せて
受講しなければなりません。
・UC 実習型・米国夏季短期留学プログラム(上級者向け)
理学・工学・農学・経営管理の 3 分野から成る分野融合型の講義と、オフキャンパスでのフィールドワ
ークで構成された海外研修プログラムです。グローバル社会で実際に活躍できる人材、海外でリーダーシッ
プを発揮できる人材を養成することを目的としています。参加希望者は 5 月上旬頃に必要書類を所属部局
教務担当掛へ提出して下さい。所属部局により単位が認定されることがあります。
・米国短期留学プログラム "Kyoto-DCGlobalLeadershipProgram"
将来国際的な活躍を目指す京都大学大学院生または学部生(3 回生以上)を対象とする国際機関での研修
プログラムです。12 日間で米国ワシントン DC の各種機関及び現地企業・財団を訪問し、そこで働く研究
者やプロフェッショナルによる京大生のための講義とディスカッションのセミナーに参加します。参加希望
者は 11 月中旬頃必要書類を留学生課へ提出して下さい。
プログラム名 派遣先機関 対象 派遣期間・時期 休学 費用負担 オーストラリア 春季英語研修 プログラム 文 系・ 異 文 化 英 語 研 修プロ グラム シドニー大学 学部生 (2 月中旬〜約 3 週間 3 月中旬) 不要 自己負担 理 系・ サイエ ンス英 語 研 修 プログラム ニューサウス ウェールズ大学 UC 実習型・米国夏季短期留学 プログラム カリフォルニア大学デービス校 Extension 2 回生以上の学部 生、院生(工学部 /工学研究科、農 学部/農学研究科、 経営管理大学院) 約 3 週間 (8 月上旬〜 9 月上旬) 不要 自己負担 米国短期留学プログラム "Kyoto-DC Global LeadershipProgram" ワシントン DC の各種 機関および現地企業・ 財団を訪問 3 回生以上の 学部生、院生 約 2 週間 (2 月末〜 3 月初旬) 不要 S&RFoundation が 負 担。 ただし、関西国際空港まで の交通費、現地での食事 代、電話代などの個人的 な費用、研修日程以外お よび自由行動に伴う費用、 海外旅行保険料等を除く。