• 検索結果がありません。

香港(中国)

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "香港(中国)"

Copied!
18
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

1

香港(中国)

Hong Kong, China)

通信

Ⅰ 監 督 機 関 等

1 貿 易 経 済 発 展 局 ( Commerce and Economic Development Bureau: CEDB) Tel.:+852 3655 5595

URL:http://www.cedb.gov.hk/ctb/

所 在 地 :21/F, West Wing, Central Government Offices, 2 Tim Mei Avenue, Tamar, Hong Kong, CHINA

幹 部 :Susie HO Shuk-yee(次官/Secretary) 所 掌 事 務

2007 年 7 月の政府機構の再編に伴い、旧貿易工業情報科学技術局が CEDB に 改 編 さ れ た 。 内 部 部 局 に あ っ た 通 信 技 術 部 が 2015 年 11 月に通訊・創意産業部 (Communications and Creative Industries Branch:CCIB)に名称変更された。 同 部 は 放 送 、 映 画 、 電 気 通 信 な ど の 分 野 の 政 策 立 案 を 所 掌 す る 。

ま た 、内 部 部 局 に あ っ た 政 府 最 高 情 報 責 任 者 事 務 局(Office of the Government Chief Information Officer:OGCIO)が新設されたイノベーション・技術局に移 行 さ れ た 。

2 イ ノ ベ ー シ ョ ン ・ 技 術 局 ( Innovation and Technology Bureau: ITB) Tel.:+852 3655 5595

URL:http://www.cedb.gov.hk/ccib/

所 在 地 :21/F, West Wing, Central Government Offices, 2 Tim Mei Avenue, Tamar, Hong Kong, CHINA

幹 部 :Nicholas W Yang(次官/Secretary) 所 掌 事 務

2015 年 11 月に発足され、それまで CEDB にあった OGCIO が ITB に移行され た 。OGCIO は ICT 分野における政策、戦略、計画実施を統括し、政府部内に対 し 情 報 技 術 サ ー ビ ス と 支 援 を 提 供 す る と と も に 、「 デ ジ タ ル 21 戦略」(Ⅲ-4の 項 参 照 )に 基 づ き 、ICT 政策や戦略、プログラム、各種措置の策定に責任を負う。 3 通 信 事 務 管 理 局 ( Communications Authority: CA)

Tel.:+852 2961 6333

(2)

2

所 在 地:20/F, Wu Chung House, 213 Queen’s Road East, Wan Chai, Hong Kong, CHINA 幹 部 :Ambrose HO(局長/Chairman) 所 掌 事 務 2011 年 6 月に可決された「通信事務管理局条例」によって 2012 年 4 月 1 日に 設 置 さ れ た 通 信 ・ 放 送 の 両 分 野 を 規 制 ・ 監 督 す る 独 立 政 府 機 関 で 、 事 務 執 行 部 門 と し て「 通 信 事 務 管 理 局 事 務 室(OFCA)」が設けられているほか、三つの所管委 員 会 ( 放 送 苦 情 処 理 、 放 送 業 務 規 則 及 び 電 気 通 信 事 務 ) を 傘 下 に 置 く 。 旧 電 気 通 信 管 理 局 (OFTA)と旧放送委員会(BA)の職能を引き継いでおり、主要人員は 行 政 長 官 の 指 名 を 受 け た 12 名の民間人によって構成される。「放送令」、「電気通 信 令 」、「 未 承 諾 電 子 メ ッ セ ー ジ 条 例 」、 及 び 「 放 送 令 ( 雑 則 )」 に 規 定 さ れ て い る 規 制 業 務 の ほ か 、ICT 分野の発展をもたらす環境の整備も担う。通信分野関連で の 主 な 所 掌 事 務 は 、 下 記 の と お り で あ る 。  通 信 関 連 の 法 案 、規 制 政 策 の 策 定 に つ い て CEDB に対して助言を行うこと  通 信 分 野 に お け る 各 種 苦 情 に 対 処 す る こ と  周 波 数 の 管 理 、 配 分 を 行 う こ と

Ⅱ 法 令

1 電 気 通 信 令 ( Telecommunications Ordinance) 電 気 通 信 事 業 免 許 の 管 理 、 電 気 通 信 回 線 設 備 の 利 用 及 び 違 反 と 罰 則 、 周 波 数 管 理 等 に つ い て 規 定 し て い る 。

2 通 信 事 務 管 理 局 条 例 ( Communictions Authority Ordinance)

CA の設立に関する具体的な手続などを定めている。CA の職務、委員の構成や 運 営 基 金 関 連 が 主 な 内 容 で あ る 。

3 未 承 諾 電 子 メ ッ セ ー ジ 条 例 ( Unsolicited Electronic Messages Ordinance) 2007 年 12 月 22 日より施行された。規制対象は、事前に収録された音声メッ セ ー ジ 、 フ ァ ッ ク ス 、 メ ー ル 、SMS、MMS を含む、電子手段によって送信され た す べ て の 広 告 メ ッ セ ー ジ で あ る 。

Ⅲ 政 策 動 向

1 免 許 制 度 免 許 は 、「 キ ャ リ ア 免 許 」、「 サ ー ビ ス・ベ ー ス 事 業 者 免 許 」、「 公 共 無 線 通 信 サ ー ビ ス 免 許 」、「 ク ラ ス 免 許 」、「 そ の 他 の 免 許 」 の 5 種類に分類されている。 こ の う ち 、キ ャ リ ア 免 許(Carrier Licence)は公衆電気通信網を敷設・運用す る た め の 免 許 で 、 更 に 固 定 ( 市 内 / 長 距 離 / 国 際 ) キ ャ リ ア 免 許 と 移 動 キ ャ リ ア 免 許 に 分 か れ て い た が 、 固 定 通 信 技 術 と 移 動 体 通 信 技 術 の 融 合 を 踏 ま え 、2008

(3)

3

年 8 月より、統合キャリア免許(Unified Carrier Licence:UCL)が新設された。 固 定 系 ・ 移 動 系 に か か わ ら ず 、 施 設 ベ ー ス の 事 業 者 に 付 与 さ れ る 新 規 の キ ャ リ ア 免 許 は 、 宇 宙 通 信 分 野 を 除 き UCL に統合されることとなった。無線技術を利用 す る サ ー ビ ス を 提 供 す る 場 合 は 、 別 途 、CA による周波数割当の審査や競争入札 に よ り 周 波 数 利 用 の 権 利 を 取 得 す る こ と と さ れ て い る 。 2 競 争 促 進 政 策 ( 1 ) 第 2 種相互接続の廃止 事 業 者 数 の 増 加 及 び サ ー ビ ス の 成 熟 に 伴 い 、 更 な る ネ ッ ト ワ ー ク の 高 度 化 、 多 様 化 を 図 る た め に 、 政 府 は 2008 年 6 月に固定通信最大手の PCCW-HKT に市内 回 線 の 開 放 義 務 を 課 し た 第 2 種相互接続(Type II Interconnection)を廃止した。 ( 2 ) 固 定 網 の 相 互 接 続 料 金 規 制 の 撤 廃 2014 年 10 月より、1995 年に導入されていた固定網ナローバンドの相互接続料 金 に 関 す る 規 制 が 撤 廃 さ れ た 。 香 港 で は 、 ブ ロ ー ド バ ン ド の 相 互 接 続 料 金 、 移 動 網 間 の 相 互 接 続 料 金 、 及 び 固 定 ・ 移 動 網 間 の 相 互 接 続 料 金 の い ず れ も が 事 業 者 間 の 相 対 取 引 に 委 ね ら れ 、 規 制 の 対 象 外 と な っ て い る 。 ( 3 ) サ ー ビ ス 実 行 目 標 値 の 導 入 旧 OFTA は 2008 年 1 月と 2010 年 9 月、ブロードバンド・サービス主要事業 者 5 社と移動通信事業者 4 社に対して、それぞれのサービスに関する実行目標値 の 各 社 の ウ ェ ブ サ イ ト で の 公 表 を 求 め た 。 各 社 の 実 行 目 標 に は 、 ネ ッ ト ワ ー ク 信 頼 度 、 サ ー ビ ス 復 旧 所 要 時 間 、 顧 客 ホ ッ ト ラ イ ン ・ サ ー ビ ス 、 顧 客 の 苦 情 処 理 、 技 術 実 績 の 5 項目が含まれている。各社の目標に対する実施結果については各社 が 四 半 期 終 了 後 1 か月以内に報告することになっている。 3 情 報 通 信 基 盤 整 備 政 策 ( 1 ) ユ ニ バ ー サ ル ・ サ ー ビ ス 現 行 制 度 は 1998 年 に 定 め ら れ 、 2007 年 7 月 に 改 正 を 受 け た も の で あ る 。 PCCW-HKT が唯一のユニバーサル・サービス義務を課された事業者である。同社 は、赤字 地 域 の 顧 客 へ の サ ー ビ ス 提 供 に か か っ た 純 費 用 に 対 し て 補 助 を 受 け て き た が 、同 補 助金 は 、取 り 扱っ た 通 話量 に 基 づ き 、国 際 電 話(IDD)事業者の負担と な って い る。 ( 2 ) ク ラ ウ ド ・ コ ン ピ ュ ー テ ィ ン グ OGCIO は 2011 年 7 月、政府の提供する e サービスにクラウド・コンピューテ ィ ン グ を 導 入 す る 意 向 を 示 し た 。 構 築 さ れ る ク ラ ウ ド ・ コ ン ピ ュ ー テ ィ ン グ 環 境 は 三 つ の 部 分 で 構 成 さ れ る 。 一 つ 目 は 、 政 府 が 保 有 し 、 運 営 も 自 ら 行 う 「 内 部 プ ラ イ ベ ー ト ・ ク ラ ウ ド 」 で あ る 。 二 つ 目 は 、 政 府 専 用 で 、 運 営 を 事 業 者 に 任 せ る 「 ア ウ ト ソ ー シ ン グ ・ プ ラ イ ベ ー ト ・ ク ラ ウ ド 」 で あ る 。 三 つ 目 は 、 一 般 サ ー ビ

(4)

4

ス 用 で 運 営 に も 政 府 が ほ と ん ど 関 与 し な い 「 パ ブ リ ッ ク ・ ク ラ ウ ド 」 で あ る 。 政 府 は こ の 三 つ の プ ラ ッ ト フ ォ ー ム を 通 じ て 、Software as a Service(SaaS) 型 、Platform as a Service(PaaS)型及び Infrastructure as a Service(IaaS) 型 と い う 三 つ の タ イ プ に 分 け て サ ー ビ ス を 提 供 す る 。具 体 的 に は 、SaaS 型では、 デ ー タ 管 理 の ほ か 、 ヒ ュ ー マ ン リ ソ ー ス 管 理 や 電 子 調 達 、 ペ ー パ ー レ ス 会 議 な ど の 業 務 支 援 を 中 心 と し た ソ フ ト ウ ェ ア を 政 府 各 部 門 に 提 供 す る 。 ま た 、PaaS 型 で は 、ID 管理をはじめとする電子政府向けのプラットフォームを提供する。更に、 IaaS 型のサービスとして、バーチャル技術を駆使し、政府所有の IDC 内でサー バ 、 ス ト レ ー ジ な ど を 含 む 基 盤 施 設 を 構 築 す る 。 政 府 は 今 後 数 年 間 に わ た り 、 上 記 の ク ラ ウ ド ・ コ ン ピ ュ ー テ ィ ン グ 環 境 を 完 成 さ せ て い く 予 定 と し て い る 。実 現 に 向 け 、2013 年 4 月にクラウド・プラットフォ ー ム の 構 築 ・ 運 用 プ ロ ジ ェ ク ト 事 業 者 に Atos Information Technology HK を選 定 し 、 同 年 末 よ り デ ー タ セ ン タ ー 機 能 を 中 心 と し た 初 期 段 階 の サ ー ビ ス を 開 始 し た 。 一 方 、OGCIO(当時)は 2012 年 6 月、データセンターの構築を促進する 2 大 措 置 を 発 表 し た。一 つ は、築 15 年以上の工業ビルの一部をデータセンターに転用 す る 場 合 、 課 す 予 定 で あ っ た 手 数 料 を 免 除 す る こ と 。 も う 一 つ は 、 高 水 準 の デ ー タ セ ン タ ー へ の 転 用 に 伴 う 工 業 用 地 の 契 約 改 訂 が 必 要 な 場 合 、 そ の 用 途 に 合 わ せ て 地 価 補 足 費 査 定 を 行 う こと 。 た だし 、 転 用 部 分は 全 体 の 40%以上に達すること が 条件 と な って い る。 こ の 2 大措置の申請期間は 2012 年 6 月 25 日から 2016 年 3 月 31 日までとな っ て い る 。ま た 、 香 港 政 府 は 高 水 準 の デ ー タ セ ン タ ー 用 地 と し て 、 約2 ヘクター ル を 準 備 し て い る 。 4 ICT 政 策 デ ジ タ ル 21 戦略 CEDB は域内情報通信基盤の整備を目指し、2007 年 12 月に「2008 年デジタ ル 21 戦略」を発表した。その後数回の見直しが行われており、最新バージョン

と な る「2014 年デジタル 21 戦略」の主題は「Smarter Hong Kong, Smarter Living」 で 、 下 記 5 項目の取組みが示されている。 ・ 2014 年内に無料又は無料の利用時間帯を設けた Wi-Fi ホットスポット数 を 現 在 の 1 万から 2 万に増やす。なお、2016 年 1 月現在、今後 3 年間で ス ポ ッ ト 数 の 更 な る 倍 増 が 公 表 さ れ て い る 。  公 共 部 門 に お け る ペ ー パ ー レ ス 化 を 推 進 し 、 仕 事 の 効 率 化 を 図 る 。  政 府 に よ る 資 料 公 開 は 2015 年以降、すべてデジタル方式に切り替える。  都 市 管 理 に お い て 、 モ ノ の イ ン タ ー ネ ッ ト 、 セ ン サ ー 技 術 、 ビ ッ グ デ ー タ を 一 層 活 用 す る 。

(5)

5  す べ て の 市 民 に デ ジ タ ル ID を配布し、安全・安心なプラットフォームを構 築 す る こ と で 、健 康 記 録 の 電 子 化 、電 子 小 切 手 な ど の サ ー ビ ス を 推 進 す る 。 5 消 費 者 保 護 政 策 ( 1 ) 未 承 諾 電 子 メ ッ セ ー ジ 条 例 同 条 例 ( Ⅱ - 3 の 項 参 照 ) が 2008 年に全面的に施行開始されて以降、2009~ 10 年度におけるクレーム件数が 5,071 件だったのに対して、2010~11 年度には 3,025 件に減少し、前年比で 4 割の減少となる。また、旧 OFTA(現 OFCA)が 発 出 し た 警 告 の 件 数 は 、2009~10 年度の 867 通から、2013~14 年度は 244 通に 減 っ た 。 ( 2 ) フ ェ ア ユ ー ス ・ ポ リ シ ー 実 施 の ガ イ ド ラ イ ン 2012 年 2 月より実施開始された同ガイドラインは、ブロードバンド事業者がフ ェ ア ユ ー ス ・ ポ リ シ ー を 実 施 す る 際 の 指 針 と な る も の で 、 サ ー ビ ス に 関 す る 情 報 の 透 明 性 向 上 と 消 費 者 へ の 情 報 提 供 改 善 を 図 る 。 ま た 、 ブ ロ ー ド バ ン ド 事 業 者 に 対 し て 、 以 下 の 順 守 義 務 を 定 め て い る 。 主 な 内 容 は 以 下 の と お り で あ る 。  「 無 制 限 」 の サ ー ビ ス プ ラ ン を 利 用 し て い る 利 用 者 に 対 す る い か な る 制 限 も 適 用 し て は な ら な い 。  「 無 制 限 」 と 広 告 や ウ ェ ブ サ イ ト 等 で 表 示 す る 場 合 に は フ ェ ア ユ ー ス ・ ポ リ シ ー が 適 用 さ れ る 内 容 、 ま た 利 用 条 件 を 明 記 す る 。  消 費 者 に 対 し て 、 サ ー ビ ス プ ラ ン が フ ェ ア ユ ー ス ・ ポ リ シ ー の 適 用 を 受 け る か ど う か 等 、 契 約 前 に 明 確 に 説 明 す る 。 ま た 、 変 更 前 に も 十 分 周 知 を 行 う 。  サ ー ビ ス 事 業 者 は 、 平 均 的 な 利 用 者 が ブ ロ ー ド バ ン ド ・ サ ー ビ ス と 認 識 す る 範 囲 内 で サ ー ビ ス 制 限 を 行 う 。 ( 3 ) 顧 客 向 け 苦 情 調 停 ス キ ー ム CA は通信事業者及び個人顧客間のトラブルを解消する有効な手段を検討する た め に 、2012 年 11 月より、2 年間の期間限定で、同スキームを試験的に導入し た 。 期 間 中 に 計 198 件の訴えが受理され、解決率は 100%に達した。このような 状 況 を 踏 ま え 、2015 年 5 月 1 日より、同スキームが正式に導入され、計 16 の固 定 、 移 動 、 及 び MVNO 事業者が同スキームに自主的に参加している。

Ⅳ 関 連 技 術 の 動 向

基 準 認 証 制 度 「 電 気 通 信 令 」の 第 32E 条により、香港で使用されるすべての無線機器及び公 衆 電 気 通 信 網 に 接 続 可 能 な 電 気 通 信 機 器 に は 、 基 準 認 証 の 取 得 が 義 務 付 け ら れ て い る 。 認 証 方 式 に は 、 ① 製 造 業 者 、 ベ ン ダ ー 等 が 自 己 適 合 宣 言 を 行 う 「 自 願 験 証

(6)

6

計 画 」(Voluntary Certification Scheme:VCS)及び②CA が定める技術基準の 順 守 に つ い て 認 証 機 関 に よ る 認 証 を 必 要 と す る 「 強 制 験 証 計 画 」(Compulsory Certification Scheme:CCS)の二つがある。基準認証を受けた通信機器には、 CA が発行する認証ラベルを任意ベースで貼付する。

Ⅴ 事 業 の 現 状

1 市 場 の 概 要 香 港 で は 、 固 定 電 話 と 移 動 電 話 に と も に 番 号 ポ ー タ ビ リ テ ィ 制 度 が 適 用 さ れ て い る 。 ま た 、 固 定 と 移 動 電 話 間 の 番 号 ポ ー タ ビ リ テ ィ (FMNP)サービスも事業 者 が 任 意 ベ ー ス で 提 供 す る こ と に な っ て い る 。 2008 年 6 月には、それまでに PCCW-HKT に課せられていた市内回線の開放義 務 が 撤 廃 さ れ 、 一 連 の 競 争 促 進 政 策 の 実 施 に よ り 、 固 定 、 移 動 体 通 信 分 野 に お い て 、 と も に 激 し い 競 争 が 展 開 さ れ て い る 。 2015 年 9 月末におけるモバイル・トラヒックは、2.5G/3G/LTE 方式ではユー ザ 1 人当たり 1,300MB に達しており、前年同期の 1.3 倍に当たる。一方、設備 競 争 が 進 み 、2015 年 3 月現在、少なくとも二つの加入者網にアクセスできる世帯 の 割 合 は 86.7%に達し、三つの加入者網にアクセスできる世帯の割合は 78.9%に 達 し て い る 。 2011 年 4 月、契約期間が 6 か月以上の固定・移動電話及び高速インターネット の 契 約 に 対 し て 7 日間のクーリングオフ期間の設定が事業者に義務付けられるこ と に な っ た 。 2 固 定 電 話 1995 年 6 月に市内通信市場が自由化され、同サービスを提供する免許は随時受 付・付 与 と な り 、免 許 数 の 制 限 も 撤 廃 さ れ た 。2015 年 9 月現在、有線及び無線系 技 術 を 用 い て 域 内 の 固 定 電 話 サ ー ビ ス を 提 供 す る 事 業 者 は 24 社である。また同 年 7 月現在の IP 電話を含む固定回線総数は 321 万 1,562 に達しており、世帯普 及 率 は 98.5%となっている。 3 移 動 体 通 信 2015 年 9 月現在、四つの事業者(Ⅵの項参照)が 3G サービスを提供している ほ か 、 最 大 通 信 速 度 が 300Mbps に達する LTE サービスも提供している。 同 年 7 月時点の移動体通信加入者総数は 1,669 万 5,677 に達しており、人口普 及 率 は 228.8%で ある 。この うち 、2.5G/3G/LTE 加入者総数は 1,228 万 に 及 ぶ 。 4 イ ン タ ー ネ ッ ト 香 港 で は 、 最 大 速 度 が 10Gbps に達する FTTH サービスをはじめ、ADSL、 Hybrid Fiber Coax(HFC)など各種の方式によるサービスが展開されている。

(7)

7 ビ ス を 提 供 し て い る 。同 時 点 の ブ ロ ー ド バ ン ド 加 入 者 数 は 約229 万 7,791 に達し て い る 。 こ の ほ か に 、2015 年 9 月現在、公衆無線 LAN(Wi-Fi)アクセス・ポイント数 が 3 万 9,267 に達しており、更に増加傾向にある。このうち、政府と PCCW-HKT な ど 大 手 通 信 事 業 者 の 連 携 で 提 供 し て い る 無 料 の 公 衆 Wi-Fi サービスの同値は 1 万 7,000 である。これについては、「2014 年デジタル 21 戦略」( Ⅲ - 4 の 項 参 照 ) を 推 進 す る た め 、2008 年 よ り 政 府 に よ っ て 提 供 さ れ て い る サ ー ビ ス の 名 称 が 2014 年 8 月に「Wi-Fi.HK」に統一され、完全無料、あるいは、一定の無料の時 間 帯 が 設 け ら れ て い る 。利 用 者 は 事 前 登 録 な し で 、1 日当たり少なくとも 30 分間 の 無 料 接 続 の 利 用 が 可 能 と な っ て い る 。 5 新 成 長 サ ー ビ ス ( 1 )IPTV サービス PCCW-HKT が最大の IPTV 事業者で、2003 年より「NOW」というブランド 名 で 、 同 サ ー ビ ス を 提 供 開 始 し て い る 。 コ ン テ ン ツ の 拡 充 と 柔 軟 な 料 金 設 定 が 功 を 奏 し て 、2009 年に初の年間黒字を実現した。20 以上の現地情報を中心とした チ ャ ン ネ ル を 含 め て 2014 年末現在、三つの無料チャンネルを含む 200 以上のチ ャ ン ネ ル に よ る サ ー ビ ス の ほ か 、3,000 時間以上のビデオ・オン・デマンド(VoD) な ど を 提 供 し て お り 、 加 入 者 総 数 は 128 万 5,000 に達した。 ( 2 ) 放 送 型 モ バ イ ル テ レ ビ 中 国 移 動 香 港 は 2010 年 6 月に行われたオークションにおいて、1 億 7,500 万 HKD で 放 送 型 モ バ イ ル テ レ ビ ・ サ ー ビ ス 免 許 を 取 得 し た 。 同 サ ー ビ ス に は 678-686MHz 帯の周波数が割り当てられている。技術標準に関する制限はないが、 伝 送 容 量 の 75%以上をモバイルテレビ・コンテンツの配信に使用し、また免許が 付 与 さ れ て か ら 1 年半以内に 50%以上の人口カバレッジの実現が義務付けられ て い る 。 免 許 の 有 効 期 限 は 15 年である。 2012 年 12 月に中国移動香港は子会社を通じて、プラグイン・アダプターを必 要 と す る 無 料 及 び 有 料 の 番 組 を ス マ ー ト フ ォ ン 向 け サ ー ビ ス と し て 開 始 し た が 、 2013 年 12 月、同子会社が香港電視網絡(HKTV)に買収された。これに伴い、 HKTV は放送方式を China Mobile Multimedia Broadcasting (CMMB)から Digital Terrestrial Multimedia Broadcast(DTMB)に変更するとした。これに 対 し て 、CA は DTMB は現行の地デジ方式であり、モバイルテレビ放送に適用し、 か つ 、5,000 以上の受信が見込まれる場合、「放送令」規定の放送免許の取得が必 要 と し た 。HKTV はこの決定を不服とし、香港高等法院(高等裁判所)に提訴し た が 、 主 張 が 認 め ら れ な か っ た 。

(8)

8

Ⅵ 運 営 体

1 PCCW-HKT

Tel. / Fax:+852 2888 2888 URL:http://www.pccw.com/

所 在 地:39/F, PCCW Tower, TaiKoo Place, 979 King’s Road, Quarry Bay, Hong Kong, CHINA

幹 部 :Li Tzar Kai, Richard(会長/Chairman) 概 要 2000 年 8 月に市内固定電話市場の支配的事業者であった香港テレコムを買収 し 設 立 さ れ た 総 合 通 信 サ ー ビ ス 事 業 者 で あ る 。固 定 電 話 、ブ ロ ー ド バ ン ド 、IPTV の ほ か 、3G 事業者サンデーの買収により、W-CDMA 方式の移動電話サービスの 提 供 も 行 っ て い る 。 こ れ ら に 加 え 、2008 年 11 月より CDMA2000 サービスも開 始 し た 。 固 定 電 話 、 ブ ロ ー ド バ ン ド 、 及 び IPTV の 3 事業について、加入者シェ ア で は い ず れ も 香 港 最 大 で あ る 。更 に 2014 年 5 月には競合事業者の CSL を買収 し た 。 2014 年 5 月に、同社は華為技術(Huawei)と提携して香港初の商用 VoLTE サ ー ビ ス を 提 供 す る と 発 表 し た の に 続 い て 、2015 年には香港全域で 10Gbps のブ ロ ー ド バ ン ド ・ サ ー ビ ス を 開 始 し た 。 2 ハ チ ソ ン ・ ワ ン ポ ア ( Hutchison Whampoa) Tel.:+852 2128 1188 URL:http://www.hutchison-whampoa.com/en/global/home.php

所 在 地 :22/F, Hutchison House, 10 Harcourt Road, Central, Hong Kong, CHINA 幹 部 :Li Ka-shing(会長/Chairman) 概 要 通 信 事 業 の ほ か 、 不 動 産 ・ ホ テ ル や 港 湾 事 業 な ど も 手 が け る コ ン グ ロ マ リ ッ ト で あ る 。 通 信 事 業 で は 、 ブ ラ ン ド 名 「3」で運用されている「欧州 3 グループ」 の ほ か に 、「 ハ チ ソ ン ア ジ ア (HAT)」、「ハチソン香港(HTHKH)」、及びオース ト ラ リ ア で 事 業 を 行 う 「HTAL」の四つの部門から構成されている。 2014 年末現在、欧州 3 グループは、6 か国(オーストリア、デンマーク、アイ ル ラ ン ド 、 イ タ リ ア 、 ス ウ ェ ー デ ン 、 英 国 ) の 2,503 万の加入者に移動体通信サ ー ビ ス を 提 供 し て い る 。 こ の う ち 、 ス ウ ェ ー デ ン に お い て は 、2011 年 12 月に中 興 通 訊(ZTE)のシステムを採用して、世界初の LTE TDD-FDD デュアルモード の 商 用 サ ー ビ ス を 開 始 し た 。 ま た 、HAT はスリランカ、インドネシア、ベトナムにおいて移動体通信サービ ス を 展 開 し て お り 、2014 年末現在の加入者数は前年同期比で大幅増の 5,445 万と

(9)

9 な っ て い る 。 一 方 、HTHKH は、香港とマカオにおいて移動体通信サービスを提 供 し て い る ほ か 、 香 港 で は 固 定 通 信 事 業 も 運 用 し て お り 、 加 入 者 総 数 は 前 年 同 期 比 で 50 万 減 の 320 万 で あ る 。 更 に 同 社 は 、 子 会 社 で あ る Hutchison Global Communications(HGC)を通じて、2012 年 9 月に初の外資系事業者として、ミ ャ ン マ ー 郵 電 公 社(MPT)が認可した事務所と提携して、国際音声及びデータ通 信 サ ー ビ ス の 提 供 を 開 始 し た 。 3 ス マ ー ト ー ン ( SmarTone) Tel.:+852 3128 2828 URL:http://www.smartone.com/

所 在 地 :31/F, Millennium City II 378 Kwun Tong Road Kwun Tong Kowloon, Hong Kong, CHINA

幹 部 :Douglas Li(最高経営責任者/CEO) 概 要 1992 年に設立され、1993 年にアジア初の GSM サービスを開始した移動体通 信 事 業 者 で 、2009 年 7 月以降、マカオにおいても 3G サービスを提供している。 同 社 は2004 年 12 月から開始したボーダフォンとの提携を 2011 年 9 月に解消し、 ブ ラ ン ド 名 を ス マ ー ト ー ン に 戻 し た 。 最 大 通 信 速 度 で 下 り 42Mbps / 上 り 5.76Mbps の 3G/HSPA+網を運用しているほか、2012 年 8 月より、1800MHz 帯 で の LTE サービスも開始した。 ま た 同 社 は 2014 年 7 月に加入者の新規募集を停止していた固定ブロードバン ド ・ サ ー ビ ス を 再 開 し 、 最 大 で 1Gbps に達するサービスを提供している。 4 中 国 移 動 香 港 ( China Mobile Hong Kong Company: CMHK)

Tel.:+852 2945 8000

URL:http://www.hk.chinamobile.com/

所 在 地 :Level 20, Tower 1, Kowloon Commerce Centre, 51 Kwai Cheong Road, Kwai Chung, New Territories, Hong Kong, CHINA

幹 部 :Sean Lee(取締役兼最高経営責任者/Director and CEO) 概 要

中 国 本 土 の 通 信 事 業 者 中 国 移 動 の 子 会 社 で 、1997 年 1 月に正式にサービスを提 供 開 始 し た 香 港 初 の Personal Communications Service(PCS)モバイル・サー ビ ス 事 業 者 で あ る 。 同 社 は 2012 年 4 月から FDD-LTE 方式によるサービスを開始した。それに先 立 ち 、2 月には TD-LTE 方式のサービスに使用する 2300MHz 帯の周波数帯を落 札 し た 。 ま た 、 同 6 月に同社は、エリクソン(Ericsson)からの協力で FDD と TDD 方式によるシームレスな相互切替実験に成功したことを受け、2012 年 12 月 、TD-LTE(2300MHz)及び FDD-LTE(2600MHz)によるデュアルモードの

(10)

10 商 用 サ ー ビ ス を 開 始 し た 。 更 に 2014 年 5 月には中国本土の TD-LTE 方式でデー タ ロ ー ミ ン グ を 始 め 、2015 年 9 月には VoLTE サービスも開始した。

放送

Ⅰ 監 督 機 関 等

1 貿 易 経 済 発 展 局 ( CEDB) ( 通 信 / Ⅰ - 1 の 項 参 照 ) 所 掌 事 務 映 像 放 送 産 業 分 野 の 政 策 立 案 を 行 う 。 2 通 信 事 務 管 理 局 ( CA) ( 通 信 / Ⅰ - 2 の 項 参 照 ) 所 掌 事 務 通 信 と 放 送 分 野 を 共 に 監 督 す る 機 関 と し て 、 放 送 分 野 関 連 で は 主 に 下 記 を 所 掌 す る 。  放 送 関 連 の 法 案 、規 制 政 策 の 策 定 に つ い て CEDB に対して助言を行うこと  放 送 分 野 に お け る 各 種 苦 情 に 対 処 す る こ と  域 内 向 け 無 料 ・ 有 料 放 送 免 許 及 び ラ ジ オ 免 許 の 申 請 、 更 新 等 に つ い て 行 政 長 官 に 助 言 を 行 う こ と  域 外 向 け 放 送 免 許 及 び そ の 他 の 免 許 の 付 与 ・ 更 新 を 行 う こ と  放 送 分 野 の 業 務 規 則 の 策 定 や 改 正 を 行 う こ と

Ⅱ 法 令

1 放 送 令 ( Broadcasting Ordinance) 2000 年 7 月施行。免許付与や放送事業者の義務、使用設備の検査、測定、及び 同 法 令 の 内 容 を 違 反 し た 場 合 の 罰 則 等 に つ い て 定 め て い る 。 ま た テ レ ビ 放 送 を 四 つ の カ テ ゴ リ ー に 分 け 、 規 制 と 免 許 の 枠 組 み を 規 定 し て い る 。 2 電 気 通 信 令 ( Telecommunications Ordinance) ラ ジ オ 放 送 免 許 に つ い て 規 定 し て い る 。

Ⅲ 政 策 動 向

1 免 許 制 度 ( 1 ) 免 許 制 度 の 枠 組 み 「 放 送 令 」 に 基 づ き 、 テ レ ビ 放 送 免 許 は 、 域 内 向 け 無 料 放 送 、 域 内 向 け 有 料 放

(11)

11 送 、 域 外 向 け 放 送 、 及 び そ の 他 の 4 種類に分類されている。域内向け無料・有料 放 送 免 許 の 付 与 は 行 政 会 議 の 決 定 を 受 け 、 政 府 行 政 長 官 に よ っ て 付 与 さ れ る が 、 他 の 2 種類の免許付与は CA によって行われる。ただし、免許を取得したすべて の 事 業 者 は CA の管轄下に置かれる。 他 方 、 ラ ジ オ 放 送 免 許 は 「 電 気 通 信 令 」 に 基 づ き 、 行 政 会 議 の 決 定 を 受 け 、 政 府 行 政 長 官 に よ っ て 付 与 さ れ る 。 ( 2 ) 外 資 規 制 域 内 向 け 無 料 放 送 の 場 合 、 国 籍 や 市 民 権 で は な く 、 域 内 在 住 か ど う か に 基 づ い た 規 制 を 行 っ て い る 。 域 内 の 非 居 住 者 が 域 内 向 け 無 料 放 送 の 株 式 議 決 権 の 2%以 上 を 所 有 、 合 併 、 又 は 行 使 す る 場 合 は 、CA の事前承認が必要とされる。また、 域 内 の 非 居 住 者 は 、域 内 向 け 無 料 放 送 の 議 決 権 の 49%を超えて所有することは認 め ら れ て い な い 。 な お 、 域 内 居 住 者 と は 、 通 常 、 域 内 で 居 住 、 若 し く は 、 一 度 は 継 続 し て 7 年以上、域内で居住した者とされている。 ラ ジ オ に 関 し て は 、域 内 居 住 者 で な け れ ば 株 式 議 決 権 の 49%を超えて株式を所 有 で き な い 。 2 コ ン テ ン ツ 規 制 コ ン テ ン ツ 規 制 の 規 制 範 囲 は 、 品 位 、 性 ・ 暴 力 の 描 写 手 法 、 言 語 の 使 用 、 番 組 情 報 、 内 容 の 公 平 性 、 及 び 児 童 の 保 護 に 及 ぶ 。 ま た 、 た ば こ や 武 器 、 占 い な ど に 関 す る 広 告 が 禁 じ ら れ て い る ほ か 、 酒 類 の 広 告 は 域 内 向 け 無 料 放 送 と ラ ジ オ 番 組 で は 午 後 4 時から 8 時半の間、かつすべてのテレビ放送とラジオ番組で、児童番 組 、 及 び 18 歳以下の青少年向け番組の放送時間帯に近い時間帯での放送が禁じ ら れ て い る 。成 人 限 定 と い う 番 組 区 分 に 該 当 す る 番 組 は 、放 送 可 能 時 間 が 午 後 11 時 30 分から翌朝 6 時までとされている。 3 地 上 デ ジ タ ル 放 送 既 存 放 送 事 業 者 の 電 視 廣 播 (Television Broadcast:TVB)と亜洲電視(Asia Television:ATV)がともに中国独自の規格である DTMB を採用している。 香 港 政 府 は 2004 年 7 月に TVB と ATV の 2 社にデジタル放送の免許を交付し た 。 両 社 は 2007 年 12 月 31 日から地上デジタル放送を開始し、2013 年末現在、 TVB は 5 チャンネル、ATV は 6 チャンネルで放送を行っている。11 のチャンネ ル の う ち 、 一 つ の ニ ュ ー ス チ ャ ン ネ ル を 含 む 六 つ の HD チャンネルが 24 時間放 送 を 行 っ て い る 。ま た 、RTHK も 2014 年 1 月より地上デジタル放送を開始した。 2015 年 6 月末現在、セットトップボックス(STB)や受信機、PC などで地上 デ ジ タ ル 放 送 を 受 信 し て い る 世 帯 割 合 は 85%となっており、アナログ放送の終了 は 2020 年の予定である。デジタルへの移行が完了するまでは、両事業者は既存 の 4 系統の 番組の デジ タル及 びア ナロ グによ る同時 放送 が義 務 付 け ら れ て い る 。

(12)

12

Ⅳ 事 業 の 現 状

1 ラ ジ オ ア ナ ロ グ ・ チ ャ ン ネ ル 数 は 全 部 で 13 あり、商業放送事業者のコマーシャル・ ラ ジ オ (Commercial Radio)、ハチソン・ワンポア傘下のメトロ・ブロードキャ ス ト(Metro Broadcast)及び公共放送事業者の香港電台(RTHK)が七つの FM チ ャ ン ネ ル と 六 つ のAM チャンネルで放送を実施し、香港全区域をカバーしてい る 。 2015 年 11 月現在、RTHK を含めて香港数碼広播(旧雄涛広播)、新城広播の 3 事 業 者 が DAB+方式によるデジタルラジオ放送を提供している。各社は共同で 7 基 の 中 継 局 を 構 築 し 、 エ リ ア カ バ レ ッ ジ は 85%に達している。 RTHK が運営する 5 チャンネルのうち、4 チャンネルは同社の AM 放送のコン テ ン ツ 、1 チャンネルは中央人民広播電台(CNR)のコンテンツを利用している。 ま た 、言 語 別 で は 、2 チャンネルが英語、2 チャンネルが北京語、1 チャンネルが 広 東 語 に よ る 放 送 を 行 っ て い る 。デ ジ タ ル ラ ジ オ 放 送 で は 、香 港 数 碼 広 播 の6 チ ャ ン ネ ル と 新 城 広 播 の 7 チャンネルによる 24 時間放送が行われている。放送内 容 は 音 楽 や 、 時 事 ニ ュ ー ス 、 金 融 や コ ミ ュ ニ テ ィ 情 報 な ど 多 岐 に わ た る 。 一 方 、2012 年 6 月にデジタルラジオ放送を開始したフェニックス・U・ラジオ が 2015 年 9 月に、経営難を理由に CA に対して事業免許の返上を申請した。同 11 月に行政会議が同社の免許返上申請を受入れ、11 月 6 日にサービスが終了し た 。 2 テ レ ビ 2015 年 8 月現在、域内向け無料・有料放送、及び域外向け放送の免許所有者は 全 部 で 24 である。 TVB と ATV が域内向け無料放送を行っており、それぞれ二つのアナログ・チ ャ ン ネ ル に 加 え 、 計 11 のデジタル・チャンネル(六つの高画質を含む)を運営 し て い る 。 た だ し 、 事 業 免 許 の 期 限 が 2016 年 4 月 1 日までとなる ATV が 2014 年 秋 以 降 、 経 営 難 に 陥 っ て い た た め 、 行 政 会 議 は 同 局 の 免 許 更 新 を 打 ち 切 る と 決 定 し た 。 そ の 後 、RTHK が回収された ATV の二つのアナログ・チャンネルを利 用 し 、2020 年末までに放送を継続させることになっている。 域 内 向 け 有 料 放 送 事 業 者 と し て 、HKCTV、PCCW、及び TVB PV の 3 社が計 398 のチャンネルを運営している。また、ホテルにサービスを提供している「そ の 他 の 免 許 」の 所 有 者 は 24 である。TVB と ATV もこのサービスにそれぞれ一つ の 高 画 質 チ ャ ン ネ ル を 提 供 し て い る 。 2015 年 2 月現在、テレビ所有世帯数は 240 万 7,000、4 歳以上の無料放送受信 者 数 は 646 万 6,000 に達している。また、2015 年 6 月における有料放送の受信 世 帯 数 は 238 万 9,000 である。

(13)

13 域 内 向 け 無 料 放 送 の 新 規 参 入 と し て 、2015 年 4 月に PCCW 傘下の香港電視娯 楽 (HKTVE)が域内向け無料放送免許を取得し、開局から 6 年間で総額 13 億 HKD を番組制作に投資するとした。免許の取得条件では、2016 年 3 月 31 日ま で に 一 つ の 広 東 語 チ ャ ン ネ ル 、ま た 2017 年 3 月 31 日までに一つの英語チャンネ ル の 開 通 が 必 要 と な っ て い る 。 3 衛 星 放 送 2000 年 12 月に TVB 傘下の TVB PV 及びケーブルテレビ事業者の有線電視 (Hong Kong Cable Television:HKCTV)の 2 社が免許を取得し市場に参入し た が 、HKCTV は 2004 年 5 月に撤退した。2015 年 6 月現在、TVB PV は TVB Network Vision の名称で 120 万以上の世帯に対して 67 チャンネルを提供してい る 。 一 方 、 域 外 向 け 放 送 は 、2015 年末現 在、8 の事業者が免 許を取得 しており、 Intelsat 19、AsiaSat-7、Apstar-V、Chinasat 10 等、九つの衛星を利用して、 200 以上のチャンネルを提供している。 4 ケ ー ブ ル テ レ ビ i-Cable 子会社の HKCTV が、1993 年に独占で有料放送免許を付与され、HFC に 加 え 、Multichannel Multiport Distribution Service(MMDS)と衛星を用い た 伝 送 方 式 に よ る サ ー ビ ス を 提 供 し て い る 。STAR や欧米のチャンネルのみなら ず 、 台 湾 や 日 本 の チ ャ ン ネ ル な ど 117 のチャンネルが提供されており、2014 年 末 現 在 の 有 料 番 組 視 聴 世 帯 数 は 100 万 2,000 で、前年比で減少している。

Ⅴ 運 営 体

1 香 港 電 台 ( Radio Television Hong Kong: RTHK) Tel.:+852 2339 6300

URL:http://www.rthk.org.hk/、http://rthk.hk/

所 在 地 :30 Broadcast Drive, Kowloon, Hong Kong, CHINA 幹 部 :Leung Ka-wing(局長/Director) 概 要 香 港 に あ る 唯 一 の 公 共 放 送 事 業 者 で あ る 。 伝 送 設 備 を 保 有 し て お ら ず 、 年 間 約 570 時間のニュース、政府広報、教育などの制作番組の放送を、TVB と ATV に 委 託 し て い た が 、2014 年以降、自前の番組を放送する三つの地上デジタル・チャ ン ネ ル を 開 設 し た 。 年 間 の 番 組 製 作 数 は 1,345 時間に及ぶ。 ラ ジ オ 放 送 で は 、 広 東 語 、 北 京 語 、 英 語 を 用 い た 七 つ の ア ナ ロ グ ・ チ ャ ン ネ ル 及 び 五 つ の デ ジ タ ル ・ チ ャ ン ネ ル を 運 用 し て い る ( Ⅳ - 1 の 項 参 照 )。 こ の ほ か に 、イ ン タ ー ネ ッ ト を 用 い た 放 送 や 、iPod、YouTube などニューメデ ィ ア を 通 じ て の 番 組 配 信 に も 力 を 入 れ て い る 。

(14)

14 2 電 視 廣 播 ( Television Broadcasts: TVB) Tel.:+852 2335 9123

URL:http://corporate.tvb.com/

所 在 地 :TV City, 77 Chun Choi Street, Tseung Kwan O Industrial Estate, Kowloon, Hong Kong, CHINA

幹 部 :Charles Chan Kwok Keung(会長/Chairman) 概 要 香 港 最 大 の 地 上 テ レ ビ 放 送 事 業 者 で あ る 。 財 源 は 主 に 広 告 収 入 で 、 地 上 放 送 は ア ナ ロ グ2 系統とデジタル 5 系統で行っている。デジタル放送チャンネルのうち、 2 系統はアナログと同一内容のもので、3 系統はそれぞれ、高品質映像チャンネ ル 、 若 年 向 け チ ャ ン ネ ル 、 双 方 向 ニ ュ ー ス チ ャ ン ネ ル と な っ て い る 。 3 メ ト ロ ・ ブ ロ ー ド キ ャ ス ト ( Metro Broadcast) Tel.:+852 3698 8000 URL:http://www.metroradio.com.hk/

所 在 地 :Basement 2 Site 6 Whampoa Garden Hunghom Kowloon, Hong Kong, CHINA 概 要 1991 年より放送を開始したラジオ局である。三つのチャンネル(広東語による FM 放送が二つ、英語による AM 放送が一つ)を通して、ファイナンス、ニュー ス 、 娯 楽 な ど の 内 容 で 24 時間の番組放送を行っている。

電波

Ⅰ 監 督 機 関 等

1 通 信 事 務 管 理 局 ( CA) ( 通 信 / Ⅰ - 2 の 項 参 照 ) 所 掌 事 務 電 波 監 理 業 務 と し て 主 に 以 下 を 所 管 し て い る 。  周 波 数 割 当  放 送 技 術 へ の 助 言  周 波 数 国 際 調 整  電 波 干 渉 調 査 ・ 苦 情 処 理  無 線 機 器 の 違 法 使 用 か ら の 保 護  海 上 無 線 従 事 者 認 可

(15)

15 2 標 準 化 機 関 「 電 気 通 信 令 」 第 32D 条に基づき、CA は次を対象とした技術標準や技術仕様 を 定 め る 。  電 気 通 信 網 、 シ ス テ ム 、 装 置 、 顧 客 設 備 、 サ ー ビ ス  電 気 通 信 網 、 シ ス テ ム 、 装 置 、 顧 客 設 備 、 サ ー ビ ス へ の 干 渉 を 引 き 起 こ す 無 線 周 波 数 を 故 意 又 は 偶 然 に 発 す る 他 の 非 電 気 通 信 設 備  電 気 通 信 網 、 シ ス テ ム 、 装 置 、 顧 客 設 備 、 サ ー ビ ス か ら 干 渉 を 受 け る 他 の 非 電 気 通 信 設 備

Ⅱ 電 波 監 理 政 策 の 動 向

1 電 波 監 理 政 策 の 概 要 周 波 数 管 理 機 関 と し て CA が、周波数の有効利用、周波数割当、衛星軌道管理、 電 波 障 害 、 電 波 の 違 法 利 用 の 監 視 ・ 防 止 、 他 国 ・ 地 域 の 規 制 機 関 と の 周 波 数 調 整 等 を 行 っ て い る 。 2 免 許 制 度 ( 通 信 / Ⅲ - 1 の 項 参 照 ) 3 周 波 数 割 当 制 度 ・ 電 波 再 分 配 制 度 「 電 気 通 信 令 」 第 32H 条「周波数分配の権限」において、CA が、周波数の分 配 、 割 当 て の ほ か 、 正 当 な 理 由 の 公 示 を 条 件 に 割 当 周 波 数 の 変 更 、 取 消 し の 権 限 を 有 す る 。 商 用 サ ー ビ ス に 使 用 さ れ る 周 波 数 の 割 当 て は 、 周 波 数 の 有 効 利 用 を 目 的 に 市 場 原 理 に 基 づ く こ と を 原 則 と し て い る 。 ま た 、 政 府 が 使 用 す る 周 波 数 は 有 効 利 用 に 関 す る 評 価 が 3 年ごとに実施される。

周 波 数 割 当 は 、 毎 年 公 表 さ れ る 周 波 数 開 放 計 画 (Spectrum Release Plan)に 基 づ い て 実 施 さ れ て い る 。2010 年 4 月に発表された周波数開放計画(Spectrum Release Plan for 2010/11-2012/13 ) で は 、 678-686MHz 、 832.5-837.5/877.5-882.5MHz、885-890/930-935MHz、 2010-2019.7MHz を 移 動 体 、 固 定 、 放 送 の 各 サ ー ビ ス に 分 配 す る こ と と さ れ 、 こ の う ち UHF 帯 (678-686MHz)では、放送型モバイルテレビ・サービス(Broadcasttype Mobile TV Services)のオークションが 2010 年 6 月に実施され、中国移動香港が免許を 取 得 し た ( 通 信 / Ⅴ - 5 ( 2 ) の 項 参 照 )。 ま た 、850MHz、900MHz 及び 2GHz 帯の計 29.7MHz 幅の周波数では、公衆 移 動 体 サ ー ビ ス 用 の オ ー ク シ ョ ン が2011 年 3 月に実施され、800MHz と 900MHz を ス マ ー ト ー ン と ハ チ ソ ン ・ ワ ン ポ ア が そ れ ぞ れ 取 得 し た 。

2011 年 12 月 に 発 表 さ れ た 周 波 数 開 放 計 画 ( Spectrum Release Plan for 2012-14 ) で は 、 2.3GHz 帯 ( 2300-2390MHz ) と 2.6GHz 帯 (2515-2540/2635-2660MHz)の割当てが予定され、このうち 2.3GHz 帯(TDD)

(16)

16 に つ い て は 、2012 年 2 月 6 日に、ブロードバンド無線アクセス(BWA)免許の オ ー ク シ ョ ン が 実 施 さ れ た 。同 帯 域 は 、2009 年 1 月のオークションで不落札とな っ た が 、2.3GHz 帯を利用した TD-LTE の商用サービスが海外で開始されている の を 受 け て 実 施 さ れ た も の で あ る 。 落 札 総 額 は 4 億 7,000 万 HKD で、既存事業 者 の ハ チ ソ ン 、中 国 移 動( 香 港 )、新 規 参 入 の 21 ViaNet の合計 3 社が落札した。 2.3GHz 帯 BWA 免 許 は 、 固 定 及 び 移 動 業 務 の 提 供 が 可 能 な 統 合 キ ャ リ ア 免 許 (Unified Carrier Licence:UCL)として、技術中立ベースで割り当てられ、免 許 期 間 は 15 年間となっている。また、落札者は、免許取得後 5 年以内に、移動 業 務 の 場 合 は 人 口 の50%以上を、固定業務の場合は 200 以上の商業施設や住宅施 設 を カ バ ー し な け れ ば な ら な い 。 2.6GHz 帯については、2013 年 3 月に 2.5/2.6GHz 帯としてオークションが実 施 さ れ て い る 。 こ れ に 先 立 ち 、2009 年 1 月に 2500-2570/2620-2690MHz のうち 90MHz 幅 (45MHz×2)を対象にブロー ド バンド無線アクセ ス( BWA)用の周 波 数 オ ー ク シ ョ ン が 実 施 さ れ 、 旧 CSL( 2540-2555/2660-2675)、 中国移動 香港 (2555-2570/2675-2690)、Genius(2500-2515/2620-2635)の 3 社が落札し、 LTE サービスを開始した。OFCA は、これを踏まえ、一層の無線ブロードバンド の 成 長 を 目 指 し 、2.5/2.6GHz 帯でオークションを実施するとし、合計 50MHz 幅 (25MHz×2)を 5 ブロックに分割してオークションにかけ、4 社が割当てを受 け た 。 な お 、 最 低 入 札 価 格 は 1MHz 当たり 3,080 万 HKD に設定された。また、 割 当 て を 受 け た 事 業 者 に は 、ネ ッ ト ワ ー ク 拡 張 義 務 と し て 、免 許 交 付 時 よ り5 年 以 内 に モ バ イ ル サ ー ビ ス ・ カ バ レ ッ ジ を 人 口 の 50%と する 義務が 課 されて いる。 香 港 の 2.5/2.6GHz 帯オークション結果(2013 年 3 月) 帯 域 (MHz) 落 札 者 落 札 額 (HKD) 2515-2520/2635-2640 Genius 290,000,000 2520-2525/2640-2645 ス マ ー ト ー ン 330,000,000 2525-2530/2645-2650 ス マ ー ト ー ン 310,000,000 2530-2535/2650-2655 中 国 移 動 香 港 300,000,000 2535-2540/2655-2660 旧 CSL 310,000,000 出 所 :http://www.ofca.gov.hk/en/media_focus/press_releases/index_id_337.html そ の ほ か 、3G 用に割り当てられた 1.9-2.2GHz 帯の免許が 2016 年 10 月で期 限 が 切 れ る た め 、再 割 当 に 関 す る コ ン サ ル テ ー シ ョ ン 文 書 に よ る 意 見 募 集 を 2012 年 3 月から 6 月まで実施し、2014 年 10 月、オークションを実施することを公表 し た 。 免 許 期 限 が 切 れ る 帯 域 量 は 118.4MHz 幅であり、そのうち 49.2MHz 幅を

(17)

17 オ ー ク シ ョ ン 対 象 帯 域 と し 、 残 り 帯 域 69.2MHz 幅を原保有事業者各社に再割当 す る 複 合 (hybrid)型割当方式を採用することとしている。オークション対象の 周 波 数 は 、9.6-10MHz 幅で五つの周波数ブロックに分割し、それぞれの帯域をオ ー ク シ ョ ン に か け る 。当 初 、全 帯 域 の 3 分の 1(39.2MHz 幅)をオークションの 対 象 と す る 予 定 で あ っ た が 、2013 年 12 月に、HKT が CSL 買収を発表したため、 オ ー ク シ ョ ン の 対 象 と す る 周 波 数 と 既 存 事 業 者 へ の 再 割 当 の 比 率 を 調 整 し 、 49.2MHz をオークション対象とした。オークションは 2014 年 12 月に実施され、 ス マ ー ト ー ン 、 中 国 移 動 香 港 、 ハ チ ソ ン ・ テ レ ホ ン (HTCL)が落札した。免許 期 間 は 2016 年 10 月から 16 年間である。

な お 、2015 年 3 月に発表された周波数開放計画(Spectrum Release Plan for 2015-2017)では、新規割当の対象となる周波数帯域を特定する記載はない。 1.9-2.2GHz 帯オークション概要(単位:百万 HKD) 帯 域 (MHz) 事 業 者 落 札 価 格 1920.3-1925.3/2110.3-21 15.3 ス マ ー ト ー ン 510.0 1925.3-1930.2/2115.3-21 20.2 中 国 移 動 香 港 470.4 1930.2-1935.1/2120.2-21 25.1 中 国 移 動 香 港 500.0 1960.0-1964.9/2150.0-21 54.9 ス マ ー ト ー ン 470.4 1964.9-1969.8/2154.9-21 59.8 HTCL 470.4 出 所 :http://www.ofca.gov.hk/en/media_focus/press_releases/index_id_856.html 4 電 波 利 用 料 制 度

商 用 周 波 数 の 使 用 権 の 料 金 に は 、「 周 波 数 使 用 料 」(Spectrum Utilization Fee: SUF)がある。市場価値を反映させた料金として、オークションや入札で定めら れ た 金 額 が 支 払 わ れ る 。 オ ー ク シ ョ ン や 入 札 の 対 象 は 、 周 波 数 帯 域 や 免 許 人 の 売 上 高 か ら の 徴 収 率 な ど で あ り 、具 体 的 な 手 続 や 料 金 水 準 は 、OFCA が定める。SUF の 収 入 は 一 般 歳 入 と し て 国 庫 に 納 付 さ れ る ( 電 気 通 信 令 第32I 条)。

そ の ほ か 、 使 用 す る 周 波 数 帯 及 び 帯 域 幅 、 基 地 局 、 加 入 者 数 な ど を 基 準 に 課 金 さ れ る キ ャ リ ア 免 許 料 (Licence Fee) が あ る 。 キ ャ リ ア 免 許 料 収 入 は 、 OFCA の 行 政 サ ー ビ ス 費 用 を 回 収 す る も の で あ り 、CA の業務運営基金(trading fund)

(18)

18 に 繰 り 入 れ ら れ る (CA 条例第 20 条・第 25 条)。 5 電 波 の 安 全 性 に 関 す る 調 査 「 電 気 通 信 令 」第 32D 条において、電気通信装置から発する電気ボルテージ又 は 非 電 離 放 射 線 に よ る 影 響 か ら 利 用 者 及 び 人 員 の 安 全 と 健 康 を 確 保 す る た め に 、 CA は、技術標準や技術仕様を定めると規定されている。電磁界への曝露に関す る 人 体 へ の 制 限 値 に つ い て は 、国 際 非 電 離 放 射 線 防 護 委 員 会(ICNIRP)が 1998 年 に 策 定 し た 「 時 間 変 化 す る 電 界 、 磁 界 及 び 電 磁 界 に よ る 曝 露 を 制 限 す る た め の ガ イ ド ラ イ ン(300GHz まで)」の基準値が採用されている。そのほか、無線伝送 設 備 の 非 電 離 放 射 線 に よ る 危 険 か ら の 作 業 従 事 者 ・ 公 共 メ ン バ ー の 防 護 に 関 す る 実 施 規 範 (Code of Practice for the Protection of Workers and Members of Public Against Non-Ionizing Radiation Hazards from Radio Transmitting Equipment)を 2000 年 5 月に作成し、無線システムの設計・運用者や無線局設 置 作 業 の 従 事 者 を 電 波 の 曝 露 か ら 保 護 す る た め の 要 件 を 規 定 し て い る 。

Ⅲ 周 波 数 分 配 状 況

周 波 数 分 配 表 (2016 年 1 月現在)URL: http://www.ofca.gov.hk/filemanager/ofca/common/Industry/broadcasting/hk_fr eq_table_en.pdf

参照

関連したドキュメント

いずれも深い考察に裏付けられた論考であり、裨益するところ大であるが、一方、広東語

父馬名 母馬名 母父馬名 馬主名. 騎手名 負担重量

現在のところ,大体 10~40

経済活動では多様な要素が流動・循環し,複 雑な回路を形成する。貨幣・資金の動きなどは

 香港では,香港金融管理局(Hong Kong Monetary Authority)(http://www.hkma.gov.hk/)が,月次金 融統計を「Monthly statistical

第?部 国際化する中国経済 第1章 中国経済の市場 化国際化.

新中国建国から1 9 9 0年代中期までの中国全体での僑

殺虫剤、殺菌剤、除草剤等散布用機器:8424811000 輸入相手国 中国 スペイン イタリア ガーナ フランス 香港 ドイツ ブラジル 英国 ブルキナファソ ナイジェリア