Ⅰ.概要
■目的 標記事業は、日本経済の再生に向けて、青少年交流を通じて、我が国の強みや魅力等の日本ブラン ドや日本的な「価値」に関する理解と関心を深めるために、日本政府(外務省)により進められている 事業です。本事業は、原則として、全国から選抜された高校生が米国において日本の魅力等についての 情報を発信し、国際的な視野を持った次世代の人材として成長するための経験を培うことを目的としてい ます。 ■ 派遣期間・時期 (1)派遣期間:14 日間(往復の旅行期間含む) (2)派遣時期:調整中 平成 25 年 10 月,11 月,平成 26 年 1 月,3 月を想定 ■ 派遣対象国 米国 ■ 募集人数 上述派遣時期(平成 25 年 10 月,11 月,平成 26 年 1 月,3 月)の各月に 4~8 グループ・100~200 名ず つ(1 グループ 25 名(引率者含む)) ■ プログラム内容・標準日程案 原則9 泊 10 日の滞在中、オリエンテーション、米国理解講義、関連機関表敬、歴史・観光・自然 の名所訪問、体験学習、学校交流(1~3 日)・ホームステイ(2 泊 3 日)・日本および地域の強み・ 魅力についてプレゼンテーション、報告会等を行います。(別添 1:「標準日程」参照)Ⅱ.
募集要項
■ 応募条件 本事業の趣旨を理解し、別途実施する米国高校生の短期招へい事業において訪日団受入が可能であ り、短期派遣事業においては休暇期間中以外にも本事業への参加を許可できる学校を対象とします。原 則として、以下条件に適う高校生 23 名と引率者 2 名の 25 名 1 組での派遣となります。(※1) ① 高校生であること(平成25年度卒業見込みの者を含む)北米地域との青少年交流(米国事業)
青少年短期派遣事業(高校生)参加学校等募集のご案内
別紙 2 平成 25 年 5 月 13 日2 ② 引率者は英語である程度コミュニケーションが取れること ③ 所属校の許可を得て参加できること ④ 心身ともに健康であること(※2) ⑤ 日本国籍を有していること。あるいは在留資格「永住者」を有するか特別永住者証明書を有し日本に 居住していること(※3) ⑥ 日本の強みや地域の魅力等について英語で発信できること ⑦ 規律ある団体行動ができること ⑧ 後述の「プログラム中の責任範囲」に同意すること ⑨ 「個人情報利用同意書」(別添 2)に同意すること ⑩ プログラムに関するアンケートや感想文を提出すること ※ 1 応募時点では、引率者及び高校生の個人を特定する必要はありません。後日校内で選出していただき、 その引率者及び高校生にエントリーフォーム等の提出をお願いします。共学校の場合は、高校生の男女比を 可能な限り均等に選定してください。引率教員と高校生の所属は同一校に限ります。 なお、1 校で 25 名の派遣が不可能な場合、高校生 12 名と引率者 1 名の 13 名 1 組での派遣も可能で すが、この場合は異なる高校 2 組を1グループとして派遣します。(高校生 12 名未満での応募はできませ ん。) ※ 2 基礎疾患のある方は、医師の診断書と同意書の提出が必要になります。また、妊娠中の方はいかなる週数 でも参加は認められません。 ※ 3 永住者及び特別永住者(日本居住者)については、別途外務省と協議の上、参加の可否を決定します。 【注】 1. 別途実施する 「北米地域との青少年交流(米国事業)青少年短期招へい事業(高校生)」にお いて学校交流・ホームステイを受入れた高等学校を優先します。 2. 「JENESYS 2.0 及び北米地域との青少年交流」において、既に他国への派遣が決定している場合 は応募することができません。 ■ 参加費 本事業で負担する経費 ・国内集合場所(高校の最寄りJR駅または最寄り国内線空港)~都内 往復交通費(公共交通機関) ・都内~成田空港 往復バス代 ・成田空港~北米 往復国際航空賃 ・宿泊費 ・食費 ・米国内移動交通費 ・施設/拝観料 ・海外旅行傷害保険料 参加者が負担する経費 ・自宅~国内集合場所(高校の最寄りJR駅または最寄り国内線空港) 往復交通費
・ホテル宿泊において発生する宿泊費以外の個人的経費(電話、ミニバー、クリーニング等) ・超過荷物輸送料(航空機) ・パスポート取得費 ・その他(個人の土産代等) ■プログラム中の責任範囲 参加者が、運送・宿泊機関等の事故、火災、故意・過失・偶発による第三者行為災害、または盗難 により損害を被られたときは、日米教育委員会、国際交流基金、ローラシアン協会及び当センターは 責任を負いません。なお、参加者は指定の海外旅行保険(傷害・疾病)(※)に加入いただきます(費用は本 事業にて負担)。 (※) 海外旅行保険(傷害・疾病)概要:傷害死亡後遺障害 1 千万円、 治療救援費用 最大 4 千万円、 賠 償責任 最大 5 千万円、疾病死亡1千万円を予定 以上 プログラム実施関連機関 拠出先団体 : 日米教育委員会 主 催 : 独立行政法人国際交流基金(共催団体:米国・ローラシアン協会) 募集実施団体 : 一般財団法人日本国際協力センター
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標準日程
行事、移動等 意義・期待できる効果 第1日目 地元出発~東京到着 第2日目 出発前オリエンテーション(都内) 内容: ・ 講義(日米関係、日本の魅 力、米国事情) ・日米関係、日本の魅力、米国の社会や歴史・文化等に関する基礎的な知識の習 得・確認。 ・ プレゼンテーション練習 ・英語でのプレゼンテーションスキルの向上。 ・ 英語講座 ・ 旅程、旅行の注意点 ・青少年交流事業の意義、旅行上の注意点等を周知。 第3日目 日本発 米国主要都市1到着 (例ワシントンDC) 第4日目 オリエンテーション ・ プレゼンテーション練習 ・英語でのプレゼンテーションスキルの向上。 ・ グループ・ディスカッション ・グループ・ディスカッションを通じた発信すべきポイントの整理・確認。 ・ ホームステイについて ・アメリカの生活習慣を学び、日本の生活習慣との違いを確認。 プレゼンテーション公開練習 ・米国人関係者を招き、実地に訓練することを通じて、より効果的な発信についてチ ェックする。 第5日目 連邦議会の政策スタッフへの プレゼンテーション ・交流先高校の州の出身議員スタッフへのプレゼンテーション。 ワシントンDC 視察 (連邦議会、ホワイトハウス等) ・アメリカの首都を訪問し、社会や文化の理解を深める。 第6日目 日米関係団体等との共催レセプ ションでのプレゼンテーション ・対日関心層を集めたレセプションでプレゼンテーションを実施。 ワシントンDC 視察例Smithsonian National Museum of Natural History/Lincoln Memorial/アメリカ歴史博物館 ・アメリカの首都を訪問し、社会や文化の理解を深める。 第7日目 地方都市へ移動 ホームステイ 第8日目 交流先高校でのプレゼンテーシ ョン ・交流先の高校生を対象とするプレゼンテーション。 ホームステイ ・ホームステイを通してアメリカの生活を経験する。 第9日目 交流会でのプレゼンテーション ・地方政府関係者、地元の対日関心層等を対象にプレゼンテーションを実施。 ホームステイ 別添1
第10日目 主要都市2へ移動 (例サンフランシスコ)
第11日目 大学でのプレゼンテーション ・大学の対日関心層等を対象にプレゼンテーションを実施。 サンフランシスコ視察 ・主要都市の歴史、文化、社会についての理解を深める。 Academy of Sciences, Asian Art
Museum 等 第13日目 アメリカ発 第14日目 日本着(夕刻) 第15日目 成田発地元へ移動
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