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心 理 学 ; 社 会 心 理 学 ( 社 会 の 振 る 舞 いを 知 る) 認 知 心 理 学 ( 知 識 の 獲 得 学 習 ) 文 学 部 : 言 語 学 ( 文 章 文 法 を 理 解 ) 外 国 語 の 情 報 を 交 換 するので 英 語 ができることが 必 要 である もちろん 論

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Academic year: 2021

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授業日:6月11日(月)

「人工知能の現在と未来」

講師:三菱総合研究所 安全政策研究本部 寺邊 正大 先生 I. 講義内容 1.人工知能とは・ロボットとは ・人工知能(=Artificial Intelligence)とは、学習・推論・判断といった人間の知能の持つ機能を 備えたコンピュータシステム。あたかも人間がやっているかのように<賢く>見えるもの。 ・ロボット(=Robot)「生物の機能を模擬した機械」。チェコスロバキアの作家、チャペックが戯 曲「人造人間」(R・U・R)の中で用いた造語。 ・ 図1 人工知能 知能 ロボット 「アタマ」をもつ。 ロボット 「カラダ」をもつ。 ヒューマノイド ・ 図1の例。ヒューマノイド(人の型をしたもの)の中の知能ロボットのほうには鉄腕アトム やターミネーター、ロボットのほうにはガンダムやASIMO が属する。ロボットには車の工 場で使用されているアーム型の機械などがある。 2.人工知能でできること ・囲碁や将棋、チェス、麻雀などのゲームができる。現在では、人間VS コンピュータが行われ ている。チェスの結果はコンピュータが人間に2 勝1敗4分。将棋では、人間が完勝している。 名人がハンディとして角落ちで対局したが、名人の完勝。近年さらにコンピュータが力を増し てきている。 ・好みを予測することができる。例えば、インターネット上のアマゾンなどのショッピングサイ トで野球の本を注文したとすると、人工知能がその人は野球好きと判断して野球のDVD を薦 めたりする。HDD レコーダーでは、「生徒諸君」を録画していた場合、主人公の堀北真希が出 演している他の番組を録画して薦めたりする。 ・得られた経験から新しい知識を加えて、成功を元にルールを付加する。つまり、学習すること が可能である。 3.人工知能でできないこと

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0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 1 2 3 4 非常に思う やや思う どちらとも言えない あまり思わない 全く思わない ・心理学;社会心理学(社会の振る舞いを知る)、認知心理学(知識の獲得、学習)。 ・文学部:言語学(文章、文法を理解)。 ・外国語の情報を交換するので、英語ができることが必要である。もちろん、論文は英語で発表 する。 ・好きな教科のみをするというのでは、人工知能はなかなか研究できないので、すべての教科を バランスよく学ぶ必要がある。 II. 感想・新たな疑問点 1.感想と発展 ・身近なところで何気なく使っていたものに人工知能が使われていたことを知り、驚かされた。 ・人工知能の仕事に携わるためには、今のうちからすべての教科を満遍なくやる必要があるのだ から、がんばろうと思った。 ・人間の科学技術が発展している以上、人工知能の応用にも注意が必要だと思う。 ・実生活に取り入れられるような革命を起こしてほしい。 ・知能ロボットは受動態であり、人間の存在をこえてはならないと思った。 ・感情を持ったドラえもんのようなロボットを作り、生活をより豊かなものにしてほしい。 ・さまざまな分野への応用を可能にしてほしい。 2.新たな疑問点 Q:「人工知能」は僕たちの知らない身近なところでも活躍していると言いましたが、例えばどん なことですか。 A:車や HDD レコーダー、サーチサイトなどたくさんの分野で活躍している。今後、車での活躍が さらに期待される。 Q:将来、人工知能が個性を持つことはありますか。 A:個性を持たせようとする研究が進められている。 Q:学習には限界がありませんか。 A:学習したもの全てが知識になるわけではない。必要なことだけ覚える。 Q:アイロボットのような反乱はおきないのですか。 A:今はない。事故を防ぐためのプログラミングを考えなければならない。ある意味で哲学的な問 題である。 記録 1−1Atlantis チーム 猪瀬 舞貴 III. 授業アンケート集計結果 Q1:分かりやすかった。Q2:面白かった。Q3:もっと知りたい。Q4:高度な内容だった。

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授業日:6月11日(月)

「人工知能の現在と未来」

講師:三菱総合研究所・安全政策研究本部 寺邊 正大 先生 I. 講義内容

1.人工知能(Artificial Intelligence : AI)とロボット ・人工知能とは簡単に言う と、あたかも人間がやっ ているかのように「賢く 見えるもの」。 ・ロボットとはチェコスロ バキアの作家チャペッグ が戯曲「人造人間」で用 いた言葉であり、「生物の 機能を模した機械のこと である。(模しているのは 一部でもよい) 2.人工知能ができること ①ゲームをする(ゲームで 対局する)。 ・チェス:1997 年にチェスプログラム「Deep Blue」が世界チャンピオンと対局した。結果は二 勝一敗4分けで勝ち越しであった。 ・将棋:森内名人に完敗した(角落ちのハンデあり)。2007 年、プログラム名「ボナンザ」が渡 辺竜王と対局し、ハンデなしでいい勝負をしたが敗退した。将棋連盟は棋士の公の場で許可な しに対局することを禁止した。 ②好みを予測する。 ・ユーザ−の使用履歴から好みを予測することができる。 3.人工知能ができないこと ・自分で動機を持って行動を決定すること。 ・人間に決められたこと+αしかできない。 ・教えてあげたこと(組み込まれたプログラム)しかできない。 →対抗策:人間の負担が余りかからないように進化するプログラムを開発する。 :人工知能同士が教えあう場(学校のような物)を作る。 ・人工知能は「知識(ルール)」に基づいて判断(推量)する。得られた経験、事例から新しく

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0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 1 2 3 4 非常に思う やや思う どちらとも言えない あまり思わない 全く思わない II. 感想・新たな疑問点 1.感想 ・人工知能ができることにはとても感心させられた。 ・案外身近なところに人工知能が存在していることを知った。 ・人間にしかできないことがロボットもできるようになり、便利な反面、人間が何もしなくても よくなり、体の衰弱や人間の本質の曖昧さが心配されると思った。 ・人工知能とロボットを一つと考えていたが、実際は定義によって別々であることがわかった。 ・人間に従って動いていると思っていたが「学習」して過去の経験から新たな知識を得たり、プ ログラミングされた「知能」を使って新たな結果を得たりすることに感心した。 ・今回は人工知能についての話だったが、あまり専門的なことが聞けず、残念だったというのが 正直な感想だ。しかし人工知能の出来ることが広がっていくと考えているし、期待している。 ・Amazon のように案外身近なところに人工知能が存在していると知り、いつも見たらすぐ消し ている宣伝メールを見てみようかと思った。 ・ロボットが「心」を持ったとき、「人間によって作られ、服従する存在」であることを知って しまったらと思うと、つらくなる。 ・科学技術が急速に発展している現在の技術でも、まだ人間とロボットが共生するのは無理だと 思った。 2.新たな疑問点 Q:人型のロボットの作成で、一番困難なことは何ですか。 A:90 年代後半から歩き始めることができた。これは、バランス(制御技術、重心の移動、重量 の問題)が発展したためで、いろいろできるようになった。 Q:人工知能は、自分たちの知らない身近なところでどのように活躍しているのですか。 A:自動車(LEXUS の VDIM など)や HDD レコーダー(スゴ録、DIGA など)、サーチサイト

(Amazon、yahoo)など、たくさんの分野で活躍している。特に、今後車での活躍がさらに 期待される。他にも製鉄所などでも活躍している。 Q:今現在、学習するという進化プログラムよりも優れた進化プログラムはありますか。 A:六本木ヒルズのような大型ビルの中にあるたくさんのエレベーターを順序良く配置するため に進化プログラムを使っている。 Q:人間のような感情を持たせることは可能ですか。 A:研究中であるが、日本と海外で感情の見解が違うことが問題である。 記録 1−2Atlantis チーム 田村 貴志 III. 授業アンケート集計結果 Q1:分かりやすかった。Q2:面白かった。Q3:もっと知りたい。Q4:高度な内容だった。

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<授業風景> (1組)

参照

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