世界の石炭事情調査
-2017年度-平成30年6月18日
平成29年度JOGMEC石炭開発部成果報告会
海外炭開発高度化等調査
①
日本における石炭の歴史と産業革命
出所:1)、2)は JCOAL「日本の炭鉱世界遺産」、コールノート1853年
ペリー浦賀来航
日米和親条約
第1条
下田と函館を開港
(長い鎖国の終結)
第2条
水、食料、
石炭
を供給
1862年
国産初の実用蒸気船(佐賀)
1872年
蒸気機関車、新橋~品川間開通(英国からの輸入品)
1893年
国産初の蒸気機関車(神戸)
1901年
国内初の製鉄所(八幡)
~1960年代まで石炭化学の時代が続く
1904年
日露戦争
蒸気船が活躍
1912年
タイタニック号
1940年
日本の石炭生産量
5,630万トン
…現在のベトナムやモンゴルより多く、
が最大値
1)カナダより若干少ない。
1950年代 中東で相次ぎ大油田発見
2)日本でも石炭から石油の時代へ
主要国の石炭輸出量推移、’18年は途中経過
出所:IEA, ”Coal Information 2017” 、2017年、18年はTEX Report、当該国貿易統計
輸出量 (百万トン) 0.0 50.0 100.0 150.0 200.0 250.0 300.0 350.0 400.0 450.0 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 インドネシア 豪 州 ロシア コロンビア 米 国 南アフリカ モンゴル カザフスタン カナダ ベトナム 中 国 ’17年は豪州を除く殆どの国 で増加。世界の貿易量は前 年の13.3憶トンに比べ約14 憶トンと過去最高。ロシア、コ ロンビアも過去最高、米国、 南アが増加。 インドネシアは‘11年以降世界第1位を維持してきた が、 ‘15年に豪州が第1位に返り咲いた。しかし、’17 年はネシアが再度第1位。 2018年途中経過 ○の中は月数 豪 州③:1.4%減 ネシア:④10.0%増 ロシア:データなし コロンビア③:7.7%増 ・・・過去最高を継続 米 国④:29.1%増 南 ア:データなし モンゴル③:16.8%減 カナダ②:3.2%増
主要国の石炭輸入量推移、’18年は途中経過
出所:IEA, ”Coal Information 2017” 、2017年、18年はTEX Report、当該国貿易統計
輸入量 (百万トン) 0.0 50.0 100.0 150.0 200.0 250.0 300.0 350.0 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 中 国 インド 日 本 韓 国 台 湾 ドイツ 英 国 ロシア フランス 米 国 2018年途中経過 ○の中は月数 中国⑤:8.2%増 インド③:18%増 日本④:1.1%減 韓国④:3.1%増 ・・・過去最高を継続 台湾⑤:0.5%増
’15年はインドが中国を僅かに上回ったが、
’16年以降は再び中国が第一位。
’17年はインドを除く主要国で増加。
世界合計は前年よりも増加し過去最
高。日本、韓国、台湾は過去最高。
日本の月毎の石炭輸入量と輸入価格の推移
出所:財務省 貿易統計 ’17年は前年比1.6%増で 過去最高の1億9,284万 トン、一般炭と無煙炭は 増、原料炭は減。 ’18年は前年同期比 1.1%減。需要傾向は総じて1
~2月、7~8月に多
く、4~5月に少ない。
価格は’16年3月ま で下落したが、4月 は上昇に転じ10月 以降大幅上昇。 ’18年4月まで高値 を維持。 日 本 石炭平均輸入価格(US$/トン) 0.00 20.00 40.00 60.00 80.00 100.00 120.00 140.00 160.00 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月11月12月 2015年 2016年 2017年 2018年 石炭合計輸入量(千トン) 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000 16,000 18,000 20,000 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 2015年 2016年 2017年 2018年日本及び韓国の原料炭調達先
輸入量 出所:財務省貿易統計日本
’17年は豪州とネシアで減少。米国と
コロンビアで増加。調達先多様化。
韓国
’18年4月まで前年同期比3.7%減。インドネシア、 コロンビアで減。モザンでゼロ。’17年は豪州で減少。ロシア、米
国、モザンで増加。調達先多様化。
’18年4月まで前年同期比4.6%増 出所:TEXレポート2018.5.30 前年比 前年同期比 1.6%減 4.6%増(千トン)
原料炭
2014
2015
2016
2017
2018
4月まで
豪 州
15,740
18,940
17,249
15,057
5,065
ロシア
2,805
3,672
5,369
6,398
2,084
カナダ
6,751
5,945
5,046
5,175
2,072
米 国
3,743
2,741
2,706
3,080
956
中 国
603
760
773
765
207
モザンビーク
197
77
229
886
151
ニュージーランド
0
0
84
64
132
インドネシア
75
95
129
34
0
コロンビア
9
15
13
12
6
その他
2
159
381
0
24
計
29,925
32,404
31,979
31,471
10,697
(千トン) 原料炭 2014 2015 2016 2017 2018 4月まで 豪 州 37,289 35,510 36,639 33,533 11,320 インドネシア 21,407 20,071 20,521 18,418 4,595 米 国 4,025 4,691 3,922 6,021 2,376 カナダ 7,472 6,257 6,369 6,436 2,303 ロシア 3,410 3,470 4,511 3,659 1,025 コロンビア 95 265 561 1,888 436 中 国 232 89 281 678 174 モザンビーク 169 343 980 811 0 ニュージーランド 175 103 182 174 0 カザフスタン 41 150 0 158 0 モンゴル 0 0 0 103 0 その他 1 0 31 0 0 計 74,316 70,948 73,997 71,880 22,229 前年比 前年同期比 2.9%減 3.7%減中国及びインドの原料炭調達先
輸入量 出所:TEXレポート2018.5.18中国
’17年は17%も増加。カナダで減少も、豪州、モンゴル、ロシア、米国で増加。インド
’18年3月までは30%も減。変動激しい。 モンゴル、カナダ、米国で大きく減少。 ‘17年は前年比6.6%。豪州で 減少。カナダ、米国、モザン、ネ シア等、で増加。 ‘18年3月ま では22%も増、中国と同規模。 出所:インド貿易統計2018.6.6 ’17年モザン の生産は倍増 1,000万トン も増加(千トン)
原料炭
2014
2015
2016
2017
2018
3月まで
豪 州
31,278
25,550
26,770
30,379
5,644
モンゴル
14,787
12,723
23,562
26,269
4,701
ロシア
5,760
3,228
2,601
4,644
1,153
カナダ
7,204
5,711
5,181
4,253
344
米 国
2,090
115
0
2,841
111
ニュージーランド
501
277
534
247
66
インドネシア
657
231
574
714
33
コロンビア
105
0
0
0
0
モザンビーク
0
0
0
0
0
その他
0
10
10
0
0
計
62,382
47,845
59,232
69,346
12,052
前年比 前年同期比 17.1%増 29.5%減 前年比 前年同期比 6.6%増 22%増 (千トン) 原料炭 2014 2015 2016 2017 2018 3月まで 豪 州 34,782 40,570 37,288 34,738 9,559 カナダ 1,680 1,487 2,132 2,885 995 米 国 1,908 1,302 915 2,689 1,063 モザンビーク 1,146 2,111 857 2,464 221 インドネシア 0 46 104 781 305 ニュージーランド 936 776 431 604 154 ロシア 205 4 251 399 25 中 国 0 0 0 172 0 南アフリカ 315 263 44 4 0 コロンビア 0 0 0 0 0 その他 27 124 2 49 1 計 40,999 46,683 42,024 44,785 12,323日本及び韓国の一般炭調達先
輸入量 出所:財務省貿易統計日本
’17年一般炭は過去最高。国で増加。’18年4月まで前年同期比1.8%増ネシア、ロシア、米韓国
で過去最高を継続・・・LNG価格上昇が一因。 米国、ネシア、コロンビアで増。 ’17年一般炭は過去最高・・・老朽化原発の停止が原 因。 ネシア、南ア、カナダ、コロンビアで増加。 ’18年 4月まで前年同期比3.4%増で、日本を追い越す勢い で過去最高を継続。南ア、コロンビアで増。 出所:TEXレポート2018.5.30 前年比 前年同期比 17.7%増 3.4%増(千トン)
一般炭
2014
2015
2016
2017
2018
4月まで
インドネシア
36,063
33,972
36,322
41,184
12,952
豪 州
35,353
37,589
31,163
31,231
9,612
ロシア
13,709
16,608
16,245
16,988
6,198
南アフリカ
323
167
2,195
7,800
3,663
カナダ
5,995
3,388
1,498
5,094
2,232
コロンビア
0
0
2,455
3,774
1,526
米 国
151
1,226
1,059
1,759
871
中 国
1,073
792
1,621
1,133
267
その他
146
0
500
547
349
計
92,813
93,742
93,058 109,510
37,670
(千トン)
一般炭
2014
2015
2016
2017
2018
4月まで
豪 州
80,478
86,804
83,037
83,480
27,583
インドネシア
14,418
12,561
11,882
13,658
4,808
ロシア
9,664
10,761
10,810
11,732
3,374
米 国
1,489
1,306
815
2,140
987
カナダ
2,138
1,805
1,936
1,934
555
中 国
517
526
1,231
1,172
446
コロンビア
25
0
0
283
354
南アフリカ
219
78
81
123
0
その他
0
0
0
0
0
計
108,949 113,841 109,792 114,522
38,107
前年比 前年同期比 4.3%増 1.8%増中国及びインドの一般炭調達先
輸入量 出所:TEXレポート2018.5.18中国
インド
’17年はネシア以外で増加。 ’18年3月までは大きく40%も 増加。但し、モンゴルは減。 ネシアからが圧倒的に多い。‘17年はネシ ア、南ア、豪州、ロシア、コロンビアで減少。 米国、モザンで増加。’18年3月までは17%も 増加。 出所:インド貿易統計2018.6.6 ’17年モ ザンの生 産は倍増 ‘18年2月までの天然ガ ス輸入量は前年同期 比40%と大幅増。2020 まで全Eの10%が目標 前年比 前年同期比 8.1%増 39.9%増 前年比 前年同期比 5.1%減 17%増 (千トン) 一般炭 2014 2015 2016 2017 2018 3月まで インドネシア 110,409 101,850 97,571 93,206 23,443 南アフリカ 26,555 34,577 37,716 35,144 10,128 豪 州 8,759 8,550 11,112 9,794 3,255 米 国 2,213 3,999 4,190 6,750 3,126 モザンビーク 991 296 2,793 3,258 924 ロシア 272 2,357 3,085 2,348 939 チ リ 1,175 1,178 805 415 75 コロンビア 0 2 2,000 331 0 カナダ 35 65 273 211 50 中 国 101 60 379 0 0 ニュージーランド 0 60 0 0 0 その他 1,523 6,273 111 413 1 計 152,033 159,267 160,035 151,870 41,941 (千トン) 一般炭 褐炭除く 2014 2015 2016 2017 2018 3月まで 豪 州 60,241 43,645 42,913 47,854 13,896 インドネシア 46,959 28,048 38,484 34,518 13,496 ロシア 15,077 9,781 13,407 14,307 4,276 モンゴル 4,435 1,618 2,654 7,243 1,441 米 国 1,529 0 0 330 305 カナダ 994 0 0 924 164 マレーシア 21 0 0 249 109 南アフリカ 5,165 0 0 0 0 フィリピン 256 43 52 0 0 コロンビア 0 0 0 0 0 その他 162 7 80 106 6 計 134,839 83,142 97,590 105,531 33,693中国における褐炭の輸入量増加
輸入量 出所:TEXレポート2018.5.24 中国における褐炭火力発電のメリット ①褐炭仕様(4,000~4,500kcal/kg) のボイラーが多く存在する ②AshやS分が少なく、前処理や排脱 処理が不要 ③価格が極めて安価 ④広東省、福建省は輸送距離が短い 0 5 10 15 20 25 30 35 40 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 8,000 9,000 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 褐炭輸入量 万トン 褐炭輸入比率 % ・褐炭は2017年で8,260万トン、全体の30% ・’18年4月まで全体の36%と大幅増加。 このまま推移すると、1億トンを超える。2010
2011
2012
2013
2014
2015
2016
2017
2018
4月まで
合 計(万トン)
18,607
22,256
28,867
32,698
29,121
20,402
25,545
27,089
9,768
褐 炭(万トン)
1,983
4,018
5,375
5,983
6,373
4,826
7,218
8,260
3,548
褐炭の比率(%)10.7
18.1
18.6
18.3
21.9
23.7
28.3
30.5
36.3
日本の石炭輸入相手国の変化
日 本 出所: 財務省貿 易統計 ’18年4月までは米 国、コロンビアで伸 び率が顕著。イン ドネシアで減少、 モザンはゼロ。 前年同期比1.1%減 ’17年は米国、コロ ンビアで増加。豪 州、ネシアで減。 前年比1.6%増加 豪州のシェア漸減。 インドネシア、ロシア、 コロンビア、南アにつ いては韓国の方が 多い。(千トン)
2015
2016
2017
前年比
前年比
(%)
2018
4月まで
前年
同期比
豪 州
124,005
121,493
119,128
-2365
-1.9
39,351
-57
インドネシア
32,632
32,403
32,076
-327
-1.0
9,403
-1835
ロシア
16,821
17,964
18,188
224
1.2
5,013
121
米 国
6,087
4,828
8,162
3,334
69.1
3,363
756
カナダ
8,062
8,305
8,467
162
2.0
2,857
176
中 国
1,597
2,445
2,507
62
2.5
880
14
コロンビア
265
561
2,172
1,611
287.2
790
345
ベトナム
501
456
765
309
67.8
233
55
モザンビーク343
980
811
-169
-17.2
0
-199
ニュージーランド103
182
174
-8
-4.4
0
0
南アフリカ
78
81
123
42
51.9
0
-60
モンゴル
0
0
103
103
0
0
その他
151
34
162
128
7
計
190,645
189,732
192,838
3,106
1.6
61,897
-677
前年比 前年比 前年同期比 0.5%減 1.6%増 1.1%減 豪州のシェア 65.0% 64.0% 61.8% 63.6%日本の炭種別輸入価格の推移(ドル基準)
輸入価格 出所:財務省貿易統計2011年の最高値に比べ’16年は大きく下落。一般炭よりも原料炭の方が下落率は
大きかった。
’16年10月頃から急上昇、’17年3月のQLDサイクロンで強粘炭が250
ドルに。
’18年4月では、強粘炭225、原料炭162、一般炭114ドル
0.00 50.00 100.00 150.00 200.00 250.00 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 一般炭 平均価格(US$/トン) 原料炭 平均価格(US$/トン) 無煙炭 平均価格(US$/トン) QLD大洪水 QLDサイクロン 0.0 50.0 100.0 150.0 200.0 250.0 2015年 2016年 2017年 2018年 一般炭価格 (US $/トン) 原料炭価格 (US $/トン) 無煙炭価格 (US $/トン) 強粘結炭価 格(US $/ト ン) ‘18年4月 強粘結炭 225 原料炭 162 一般炭 114 ミクロ表示日本の主要エネルギー発熱量当たりの輸入価格の推移(ドル基準)
出所:財務省貿易統計1,000kcal当たりのUSセントで示す。’16年秋以降、石炭価格
は上昇し、原料炭と一般炭の差が開いている。原油やLNG
もここ1年上昇しているが、石炭との相対比は縮まる傾向。
輸入価格 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 2014 2015 2016 2017 2018 一般炭 (US ¢/1,000kcal) 原料炭 (US ¢/1,000kcal) 原油 (US ¢/1,000kcal) LPG (US ¢/1,000kcal) LNG (US ¢/1,000kcal)’14年1月時点 原油 : 7.81US¢ LNG : 6.56US¢ 原料炭:1.88US¢ 一般炭:1.68US¢ 原油 100$/bbl の時代 ’16年1月時点 原油 : 2.54US¢ LNG :3.07US¢ 原料炭:1.17US¢ 一般炭:1.14US¢ 原油 30$/bbl の時代 ’18年4月時点 原油 : 4.55US¢ LNG : 3.78US¢ 原料炭:2.53US¢ 一般炭:1.84US¢ 原油 65~70$/bbl の時代 12月OPEC 減産合意 ’18年5月減産 幅縮小情報
日本のLNG輸入価格と米国天然ガス価格の比較
‘15年12月にHenry Hubは2ドルを割り込んだ後、上昇基調。
日本輸入
CIF価格も’16年央から上昇。’18年の上昇は中国の輸入増加が一因。
US$/100万Btu 0.00 2.00 4.00 6.00 8.00 10.00 12.00 14.00 16.00 18.00 20.00 1 5 9 1 5 9 1 5 9 1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11 1 3 5 7 9 11 1 3 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 日本LNG 米 国 Henry Hub2.80
9.52
18.1
2.95
2012年は6~7倍もあった 差が現在は3.4倍。 輸入LNGは原油価格と連 動しており、最近上昇。 2017年1月に米国からのシェール ガスがパナマ運河経由で輸入開 始。’18年4月時点で12.7$/MMBtu で平均価格よりも33%高い。輸入LNGと一般炭の発熱量当たりの相対価格
日 本‘14年11月に4.37倍と石炭の割安感が顕著だったが、’17年11月に1.87倍まで接近し、
‘18年4月では2.05倍
出所:財務省貿易統計 2014.9月 10月 11月 12月2015.1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 2016.1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 2017.1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 2018.1月 2月 3月 4月 LNGとの 相対比 4.078 4.170 4.369 4.351 4.209 3.947 3.539 2.930 2.647 2.656 2.785 2.847 3.110 3.147 2.995 2.876 2.688 2.736 2.620 2.213 2.095 2.101 2.257 2.349 2.396 2.382 2.118 1.973 1.913 1.959 1.942 2.126 2.045 1.978 2.169 2.086 2.006 1.870 1.868 1.887 2.008 2.002 2.079 2.049 1.500 2.000 2.500 3.000 3.500 4.000 4.500 5.000 2014.9月 10月 11月 12月 2015.1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 2016.1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 2017.1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 2018.1月 2月 3月 4月LNGと一般炭の価格相対比
石炭火力の割安感
4.37
1.91
2.01
石炭火力の割安感
が弱まる傾向
1.87
2.05
参考: 米国では1.4~1.6倍で競合 ・・・P20を参照中国の石炭輸入相手国の変化(褐炭含む)
中 国 ’18年3月までは イ ンドネシア、豪州で増 加、モンゴル、米 国、北朝鮮で減少。 前年同期比16.6% 増。ネシアのシェア が拡大 ’17年はインドネシア、 豪州、モンゴル、ロ シア、米国で増加。 北朝鮮で減少。北 朝鮮の減少分をロ シア、豪でカバー。 前年比6.0%増加 出所:テックスレポートTEXレポート’18.5.18他 (千トン) 相手国 2015 2016 2017 前年比 伸び率 17/16 (%) 2018 3月まで 前年 同期比 インドネシア 73,705 103,786 108,901 5,116 4.9 38,609 13,980 豪 州 70,862 70,501 79,912 9,411 13.3 20,110 1,013 ロシア 15,797 18,773 28,098 9,325 49.7 7,352 816 モンゴル 14,411 26,397 33,988 7,591 28.8 6,315 -1,937 フィリピン 2,700 7,109 5,547 -1,562 -22.0 1,820 171 カナダ 5,711 5,181 5,271 90 2.7 508 -138 米 国 116 1 3,171 3,170 416 -464 マレーシア 50 96 432 336 350.0 109 46 ニューージーランド 277 534 247 -287 -53.7 66 12 ベトナム 720 487 255 -232 -47.6 51 -49 北朝鮮 19,575 22,423 4,814 -17,609 -78.5 0 -2,671 その他 100 164 252 87 163.0 51 合 計 204,024 255,452 270,888 15,436 6.0 75,407 ネシアのシェア 36.1% 40.6% 40.2% 51.2% 前年比 前年比 前年同期比 25.2%増 6.0%増 16.6%増中国の褐炭を含む石炭輸入量は
’18年も増加するか?
中 国
’16年輸入量増加の要因: 4月以降作業日数規制の ため生産量が約9%減少 ’18年は5月まで前年同期比 8.2%増。このまま比例計算 すると年間2.93億トン程度。 理由の1つは褐炭が多く、輸 入炭の方が安い。 パリ協定、CO2削減 30年までに05年比GDP 当たり60~65%削減 ’17年2.71億トンのうち、原料炭 は0.69億トン、褐炭は0.83億トン 出所: TEXレポート’18.6.11他(千トン)
石炭合計
2015
2016
2017
2018
1月
16,773 15,146 24,910 27,807
2月
15,245 13,536 17,574 21,610
3月
17,011 19,678 22,091 26,700
4月
19,944 18,792 24,785 22,283
5月
14,238 19,017 22,187 22,333
6月
16,545 21,743 21,595
7月
21,208 21,196 19,460
8月
17,435 26,572 25,270
9月
17,706 24,427 27,082
10月
13,855 21,580 21,277
11月
16,188 26,966 22,053
12月
17,876 26,799 22,604
合 計
204,024 255,452 270,888 120,733
0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 2015 2016 2017 2018インドの石炭輸入相手国の変化
インド
‘15年には中国を追い抜 き、世界一の石炭輸入国 となったが、その後減。 ’16年度の生産量は7.1億 トンだが、’20年までに15 億トンに倍増させる政策。 ‘16年は国内生産が増えたため 若干減少し、2億327万トン。’17 年は前年比2.5%減。’18年3月 まで前年同期比18%増。このま ま推移すると2億トンを超える。 アダニが豪QLD に投資 ’20年に2,500万 トン生産 出所:テックスレポート、2018.6.6インド貿易統計、JOGMECが集計 前年比 前年比 前年同期比 1.9%減 2.5%減 18%増 インドネシアのシェア 49.2% 48.1% 47.4% 43.4% (千トン) 石炭合計 2015 2016 2017 前年比 2018 3月まで インドネシア 101,896 97,674 93,988 -3686 23,748 豪 州 49,119 48,400 44,531 -3869 12,814 南アフリカ 34,927 37,895 35,237 -2658 10,129 米 国 5,301 5,105 9,440 4,334 4,189 モザンビーク 2,408 3,650 5,722 2,072 1,145 ロシア 3,304 4,280 3,971 -309 1,188 カナダ 1,552 2,406 3,096 704 1,045 ニュージーランド 836 431 604 173 154 ベトナム 39 34 93 143 チ リ 1,178 805 415 -391 75 中 国 107 400 230 -170 6 コロンビア 2 2,000 331 -1669 0 その他 6,453 189 581 451 2 計 207,122 203,269 198,239 -5030 54,638豪州における炭種別輸出量の推移
2011年を除き連続して増加してきたが、’17年に 6年ぶりに減少。 原料炭はQLD州で多く、一般炭はNSW州で多い。 ’17年は3.72億トンと、前年比4.8%の減少。 ’17年3月末 QLD州到来のサイクロンの影響の ため、原料炭輸出量が大きく減少した。 ’18年3月まで前年同期比1.4%減。 出所:テックスレポート「石炭年鑑」、2018.2.21情報等 豪州 (百万トン) 0.0 50.0 100.0 150.0 200.0 250.0 300.0 350.0 400.0 450.0 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 その他原料炭 非微粘結炭/PCI炭 強粘結炭 一般炭 202 201 111 61 122 67 121 65 200 201 188 171 148 141 121 106 90 87 102 64 64 53 45 57 うち日本へ 118 106 114 124 120 126 122 117 日本への輸出 は’15年をピー クに漸減。インドネシアの月別石炭輸出量とFOB価格
インドネシア 出所:2016~18インドネシア貿易統計、JOGMECが集計 (千トン) 320436 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 原料炭 一般炭(瀝青炭) 一般炭(その他石炭) 褐 炭 (US$/トン) 0.00 10.00 20.00 30.00 40.00 50.00 60.00 70.00 80.00 90.00 16.1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 17.1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 18.1月 2月 3月 4月 原料炭 一般炭(瀝青炭) 一般炭(その他石炭) 褐 炭 うち高品位炭 原料炭+瀝青炭 2016合計:3億6,920万トン 35.0% 2017合計:3億8,950万トン 27.8% 2018年4月1億3,848万トン 22.4% 2016その他石炭:35.96US$/t 2017その他石炭:49.75US$/t 2018その他石炭:54.47US$/t 2018年4月ま では前年同期 比10.0%増。 但し高品位炭 の比率が低下 最も量の多い その他石炭の 価格は2018 年4月までで、 前年同期比 11%上昇。 中国が輸入:40US$ CIFでは:54US$米国の四半期毎電源別発電量の推移
米国2015年7月~16年11月まで天然ガスは石炭を上回ったが、12月に逆転した。
①
ピーク時には石炭の需要も多い
。②石炭に比べガスの価格変動が激しい。
③
’17年
4Qでは再び天然ガスと拮抗
する展開になっている。
出所:EIA, Electricity data Browser, March 2018、燃料価格はSTEO
(TWh) 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 120.0 140.0 160.0 180.0 2015年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 2016年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 2017年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 2018年 1月 2月 3月 石 炭 天然ガス 原子力 水 力 風 力 その他 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q Coal 2.27 2.25 2.22 2.15 2.13 2.13 2.11 2.08 2.08 2.12 2.07 2.04 2.11 Gas 4.12 3.12 3.09 2.72 2.65 2.51 3.00 3.36 3.69 3.38 3.19 3.38 4.01 Power Generation Fuel Costs : $/MMBtu
米国の短期エネルギー需給見通し(STEO)
米国出所:EIA, Short –term Energy Outlook, March 2018
2019年は’14年実績に 比べ生産量で79%に 減少するが、輸出量の 減少は87%に留まる。 ’17年輸出は価格上昇 のため増加(実際大幅 62%も増加)。 ガス価格はやや上昇 に転じるが、石炭価格 は低迷が続く。
(百万short ton)
2014
2015
2016
2017
2018
2019
石炭生産量
999.7
895.4
738.7
774.1
751.2
751.8
東部
268.2
224.0
182.6
198.5
173.2
163.3
中部
188.7
169.3
149.6
145.4
145.9
156.2
西部
542.8
502.3
406.5
430.2
432.0
432.3
輸入量
11.3
11.3
9.8
7.8
8.6
9.3
輸出量
97.3
74.0
60.3
97.0
88.1
84.6
原料炭
60.1
46.0
40.9
55.3
55.1
53.5
一般炭
37.2
28.0
19.3
41.7
33.0
31.1
1次エネルギー供給
914.7
833.8
690.4
689.1
672.5
673.3
石炭消費量
916.9
801.6
729.5
723.1
699.3
683.0
原油価格($/bbl)
92.02
48.67
43.33
50.79
65.58
60.86
ガス価格($/MMBtu)
4.39
2.63
2.51
2.99
3.01
3.11
石炭価格($/MMBtu)
2.36
2.23
2.11
2.08
2.20
2.22
採炭コスがト高い東部で 生産減少率が大きい一般炭の貿易量と価格短期見通し(DIIS)
貿易量 貿易量は’22年 まで漸減するが その後微増。 輸入は中国、イ ンドが減。 輸出は、コロンビア、 ロシアで増で、ネシ ア、米は減。 価格は’18年まで 上昇し、その後 徐々に下落出所 豪州DIIS, “Resources and Energy Quarterly, March 2018”
原料炭の貿易量と価格短期見通し(DIIS)
貿易量出所 豪州DIIS, “Resources and Energy Quarterly, March 2018”
貿易量は’18年以 降、毎年300万トン ずつ増加。 輸入はインドが増 加で中国が大幅 減。輸出は豪州、ロ シアで増加、米国、 カナダは減。 価格は’18年が ピークで、以降下 落基調に向かう インドの粗鋼生産量は 1.5憶トンまで増加する (次頁)が、国内の原料 炭生産量は消費量の半 分と極めて少ない。 実際には’18年4月の価 格は170ドルだったが、5 月に186ドルまで反発
粗鋼生産量の短期見通し(DIIS)
出所 豪州DIIS, “Resources and Energy Quarterly, March 2018”
粗 鋼
’17年以降’23年まで平均0.8%ずつ増加。中国は大きく減少(能力削減効 果か? )し、インドは1.5億トンまで大きく増加、日本、米国は微増。
世界の一次エネルギー需要見通し(WEO)新政策シナリオ
長期見通し (百万 toe) 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000 16,000 18,000 20,000 2000 2015 2016 2025 2030 2035 2040 他の再生可能エネルギー バイオマス・廃棄物 水 力 原子力 天然ガス 石 炭 石 油 3,670 4,327 4,388 4,633 4,715 4,764 2,071 2,938 (21.6%) 3,007 (21.9%) 3,436 (22.6%) 3,737 (22.3%) 4,068 (24.2%) 2.311 (23.0%) 3,837 (28.1%) 3,755 (27.3%) 3,842 (25.3%) 3,896 (24.3%) 3,909 (23.3%) 10,035 13,633 13,760 15,182 16,011 16,806 1,721 1,630 1,530 1,354 1,326 676 17,584 1,801 4,356 (24.8%) 3,929 (22.3%) 4,830 1,002 949 897 839 681 671 1,023出所:IEA, “World Energy Outlook 2017”, ’17年11月
2040年の需要は175.8億toeで前年予測(178.7億toe)よりも少ない。
2040年の石炭需要は39.3億toeで前年予測(41.4億toe)よりも少ない。
石炭の需要比率は低下するが、需要量自体は増加を続ける。
石炭メジャーの動き
メジャー リオティン ト、アングロ Aは石炭事 業から撤退 方針。 寡占化が進 むか? 企業名 日 本 企 業 との 関 連 計画項目 概 要 グレ ンコア 一般炭指向で 豪州で は住 商、伊藤忠が 権益共有 カナダ で はJX と権益共有 一部生産調整 から拡大へ NS W州高品位一般炭事業の拡大強化Rio Tint oのヘイルクリーク等の資産を 買収(2018.3.29)
Ya n C oa lを 通じてハンターバレ ーの権益を 49%取得 (2017.8.5) QL Dローレ ストンを 売却し資産の組み替え(2017.8.30) 豪において1,500万トンの削減6,410→4,910万トン(2015.3.2) 2016年までに83億ドル(約6,900億円)を 石炭開発に投じ、 2010年で8千万トン 強だ った 一般炭の生産量を 2016年には1億4千万トン強に引き 上げ る。 売却整理 米国ウェストモーランド売却(2016.2.4) 生産拡大 及び 生産調整 QL D州原料炭事業への集中・強化。 東部へシフト、 操業の効率化( 17.10.8) 原料炭生産5.5%減産(16.1.24)。 QL Dクリナム 停止(15.11.24)。 一般炭を 縮小し原料炭に集中する(2015年5月)。 石炭メ ジャーが事業を 縮小する中で、 BHPは逆に原料炭増産(14.10.24) BMAがキャバルリッジの生産開始(14.10.15)。 三菱商事が14年度持ち分生産を 3,000万トンへ(2014.10.6)。 売却整理 石炭輸出事業から撤退(2018.5.30) 石炭事業の縮小・ 撤退( N SW州一般炭事業の売却を決定)。鉄鉱石に集中 NS W州のC &A社を Ya n C oa lに売却(2017.9.4) 豪州、米国、 モザンビーク で 売却整理 QL D原料炭資産売却(2018.3.16)。…18年後半以降権益を 持た ない。 豪NS Wベンガ ラ売却(2016.3.9) 。 マウントプレ ザント売却(2016.1.28)。 モザンビークの原料炭ベンガ 及びザンベージプロジェクトを 売却(2014.8.4) 生産調整 豪州の石炭事業を 縮小し、 モサ ゙ンビーク に集中。 2017年以降モザンのみ生産。 豪州の石炭事業撤退(2015年) 豪NS W州カーボロダ ウンズ、 インテグラ、 アイザックPの売却(15.9.1) 買収 モザンビークの原料炭モアティーゼ プロジェクトの権益獲得。 アングロ・ ア メ リカン 豪州で はACA と三井物産が 権益共有 豪の一部、カ ナダ 、南アで 売却整理 石炭事業から撤退方針(石炭市況回復により一部資産売却凍結)。 南アの複数資産を 売却(18.3.5)。 豪ドレ イトン売却(18.2.28)、 豪QL D州フォッ クスレ ー売却(16.4.5)、 NS W州ダ ートブルック売却(15.12.28)。 QL D州の3炭鉱とNS W州の1炭鉱合計2,060万トン分を 売却(2015.2.18)。 ピーボディ 米国と豪州で 売却整理 破産法の適用申請(2016.4.13)後に再生。 NS W州メ トロポリタンは維持、 QL Dバートン炭鉱を NH社に売却(17.9.7)、 プライリーステート売却 (2016.1.25)。 QL D州ワトンガ 、 ノースグニ エラ売却(2015.6.24)。 出所:テックスレポート、日経産業新聞、日本経済新聞、日刊産業新聞、他 B H P ビリト ン 原 料 炭 指 向で三 菱商事と BM Aで 太いパイプ BM C は三井物産 が2 0 %出資 リオ・ ティ ント 豪州で は新日 鐵、丸紅、三菱 商事、三井物 産等が権益共 有 ヴァーレ 豪 州 で は新 日 鐵 、 J F E 、 住 友 商 事が 権 益 共 有