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1 骨髄・末梢血幹細胞・ドナーリンパ球

運搬時の留意点

2016 年 5 月 公益財団法人 日本骨髄バンク ■■ 事 前 準 備 ■■ 1. 運搬担当者 移植施設の責任下で運搬できる施設関係者であれば、医師に限定していません。 2. 採取施設との調整 事前に移植医師から採取医師に連絡をとり、採取施設での待ち合わせ場所と時間を必ず確 認してください。 前日の移動が必要な場合には宿泊の手配を行ってください。 ※移植医師(夜間を含めた)や運搬担当者の連絡先(携帯)を採取施設に必ずお伝えく ださい。 3. 運搬経路の調整 造血幹細胞受領後は可及的速やかに輸注するために、安全、確実に帰院できる経路を優先 し、交通情報・気象状況等に注意しながら適切な公共交通機関を選択してください。 特に台風シーズンの航空機利用や冬期の降雪地帯からの搬送では、気象情報に注意し複数 の代替搬送手段を確認してください。 4. 運搬ボックス 運搬ボックスには、当法人より支給されたX線回避シールを貼付してください。 ※新規にボックスを購入した場合はX線回避シールを支給しますので、当法人 移植調整 部に連絡してください。< 移植調整部(直通) TEL 03-5280-4771 > ※航空機利用の場合は、座席下に収納できる大きさのものをご使用ください。 5. 運搬方法について 5-1 航空機で運搬する場合 予約の際に、造血幹細胞を運搬する旨を航空会社に伝えてください。 搭乗時には、当法人発行の「骨髄液等運搬担当者証明書(以下、運搬担当者証明書)」が必 要です。ドナーの最終同意が確認されると移植施設に郵送する「運搬担当者証明書 発行

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2 願」に担当者名を記入の上、移植日の 2 週間前までに移植調整部へ申請し「運搬担当者証 明書」の発行を受け、当日必ず持参してください。 ※ 詳細は航空会社によって異なりますので、それぞれの指示に従ってください。 ※ 運搬担当者が変更となった場合は、証明書の再発行が必要です。移植調整部に連絡し てください。 5-2 業者(日通航空)に運搬を委託する場合 別紙、「参考:業者(日通航空)に運搬を委託する場合の留意点」をご確認ください。 ■末梢血幹細胞の場合の留意点 ・ 1日目の末梢血幹細胞を2日目に運ぶ場合は、採取施設で保管の準備があるため、事 前に依頼してください。 ※2日分をまとめて運ぶ場合の保存と運搬時の温度管理 NMDP のプロトコールでは、「2日目にまとめて受け取る場合、1日目に採取した 末梢血幹細胞は採取施設において 2〜8℃で保存し、運搬時の温度も 2〜8℃に保 つこと。但し、移植施設からの要望があれば室温での運搬も可」とされています。 当法人「非血縁者間末梢血幹細胞採取マニュアル 暫定版」 P21. 6.10「1 日目に採取された末梢血幹細胞を 1 日保存する場合の条件について」及び P26 10.3「末梢血幹細胞の保存と運搬時の温度管理について」をご参照ください。 ・冷蔵で運搬することとしている施設において、前泊等の理由で保冷剤の持参が難しい場 合には、採取病院で準備が可能か否か相談します。採取病院でも保冷剤を準備できない 場合には、現地で氷を買う等の代替策を検討してください。 ・航空機で2往復する場合であって運搬担当者が異なる場合は、それぞれの運搬証明書が 必要です。移植調整部に申請する際にその旨明記してください。

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3 ■■ 当 日 ■■ 1. 運搬当日の持ち物 □運搬ボックス 航空機利用の場合は、当法人発行のX線回避シールを必ず貼付してください。 □ 「骨髄受領書」(または、「末梢血幹細胞受領書」「ドナーリンパ球受領書」) 「骨髄(末梢血幹細胞)受領書」は、ドナーの術前健診適格の報告とともに移植施設に FAX します。「ドナーリンパ球受領書」は、採血日が決まると申請医師に FAX します。 骨髄液(または、末梢血幹細胞・ドナーリンパ球)を受け取る際、採取施設に渡してく ださい。 □身分証明書 所属施設の名札など、所属がわかるものをご持参ください。 □運搬担当者証明書 航空機利用の場合は必須です。必ず当法人の公印が押された原本を持参ください。 コピーは使用不可です。 2. 採取施設に到着後 採取施設から指定された待合場所に時間に余裕を持って到着し、当該部署担当者に運搬担 当者であることを告げてください。 ※時間は厳守してください。 3. 造血幹細胞受領時 受領時は、「骨髄(末梢血幹細胞)採取完了報告書(ハーベストレポート)」による採取量、 細胞数、ドナーID と血液型、抗凝固剤混入量の確認と細胞の入ったバッグの数、バッグ破 損の有無を確認し、「骨髄(末梢血幹細胞)受領書」に必要事項を記入して採取担当医師に 手渡してください。 ※ドナーリンパ球の場合は「ドナーリンパ球採取報告書」にて確認し、「ドナーリンパ球 受領書」を手渡してください。 4. 造血幹細胞受領後 過度の振動を避けて運搬してください。 万一搭乗時にトラブルが発生した場合は、その場で移植調整部までお電話ください。 骨髄の場合 ・・・・常温で搬送します。 末梢血幹細胞の場合・・温度管理が必要な場合は、運搬ボックスに保冷剤を入れ、冷蔵(2~ 8℃)で搬送する。凍結した保冷剤や氷を使用する場合は、ガーゼ等

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4 で包んで細胞の入ったバッグに直接接触しないように注意してくださ い。 ※造血幹細胞の入ったバッグの取扱いは十分に注意してください。 5. 療養費(交通費の取扱い) 運搬に要した往復交通費は、健康保険の療養費払い対象となります。 ただし、原則として最も経済的な公共交通機関の普通料金(新幹線、航空機含み、場合によ っては一部タクシー利用も可)であり、グリーン車・スーパーシート等の特別料金や宿泊費、 食事代、日当等は認められません。(療養費支払い請求は運搬者 1 名分のみです。) ※自己負担額は、医療費控除対象となります。 ※日通航空利用の場合も、療養費払いの申請が可能です。 ■ 当法人のホームページに申請書のサンプルがありますので、ご参照ください。 当法人 HP>医師の方へ>医事課の方へ>骨髄・末梢血幹細胞採取・移植認定施設の医事課の方へ> 医事課の方へ(PDF)>「非血縁者間骨髄移植・採取ならびに非血縁者間末梢血幹細胞移植・採取に おける事務手続きに関する説明書」 P.35「骨髄運搬費内訳書」 ■ 請求申請の際、ドナーに関る情報は患者(ご家族)には伝わらないよう十分ご配慮ください。 以上

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5 別紙 参考: 業者(日本通運株式会社(以下、日通航空))に運搬を委託する場合の留意点 移植施設の責任下において運送業者による運搬代行も可能です。希望の場合は、移植施設が直 接、委託業者の日通航空に申し込んでください。 1) 申込み手続き 【はじめて利用する場合】 申し込みには日通航空受付センターに電話で連絡をお願いします。 日通航空への申し込みには「誓約書 兼 運送保険加入依頼書」が必要です。 「骨髄バンク輸送依頼書」を14営業日前までに日通航空受付センターに FAX 若しくは メールでの送付をお願いします。(緊急での対応も可能な限り対応致します。) 詳しくは、電話連絡を頂いた時に日通航空より説明致します。 【利用履歴がある場合】 14営業日前までに「骨髄バンク輸送依頼書」にて日通航空に予約してください。 ※ 日通航空に運搬を委託される際は、予約時に当法人発行の「骨髄(末梢血幹細胞)受 領書」を FAX してください。採取施設から骨髄液等を受け取る際に必要です。 ※ 日通航空が航空機を使う場合、運搬担当者証明書の発行依頼は日通航空が行います。 移植施設が依頼する必要はありません。 ※ 末梢血幹細胞採取が2日に渡り、2日分をまとめて運搬する場合で温度管理を必要と する場合には、事前に蓄冷剤を冷蔵(凍結禁止)しておくなど採取施設での準備が必 要ですので、移植施設が採取担当医師に依頼してください。 必要な手続きは移植施設ご自身で行っていただきます。詳しくは日通航空にお問い合わせください。 < 日本通運株式会社 航空事業支店 国内貨物第二営業部 医薬品課 > TEL 03-5569-2265 / FAX 03-5569-2830 メールアドレス:medair-tyo@air.nittsu.co.jp 2) 採取施設への事前連絡 委託契約が済み次第、採取施設に必ず以下をお伝えください。 □ 運搬を日通航空に依頼したこと。 □ 4~5日前に日通航空から連絡があること。 □ 採取3日前までに採取施設に日通専用の運搬バッグが届くこと。 □ 末梢血幹細胞で温度管理(冷蔵)が必要な場合は蓄冷剤を冷蔵(凍結禁止)しておく など、事前準備が必要なこと。蓄冷剤は日通航空が事前に届ける運搬バッグと共に 届くこと。 □ 日通航空の伝票と一緒に通常の受領書が採取施設に渡されること。 3) 造血幹細胞の受領後 造血幹細胞が移植施設に届いたことを採取施設にお伝えください。

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