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07-4 平成30年度予算(案)主要事項

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(1)

14.私立小中学校等に通う児童生徒への経済的支援に関する

実証事業

(前 年 度 予 算 額 1,194百万円) 平成30年度予算額(案) 1,194百万円

1.要

私立小中学校等に通う児童生徒への経済的支援に関し、年収400万円未満の世帯に 属する児童生徒について、授業料負担の軽減を行いつつ、義務教育において私立学校を 選択している理由や家庭の経済状況などについて実態把握のための調査を行う。(平成 29~33年の5年間実施)

2.内

【支給対象学校種】 私立の小学校、中学校、義務教育学校、中等教育学校(前期課程)、 特別支援学校(小学部、中学部) 【支給額】 年額:10万円 【対象の児童生徒数(見込)】 小学校:約2,000人、中学校:約9,000人 67

(2)

① 国及び 地方公共団体は 、 能 力があ る に も 関わ ら ず 、 経済 的理 由に よ っ て 修学 が困 難 な 者に 対 し て 奨 学の 措置を 講じ な け れば な ら な い 。 (教 育基 本法 ) ② 私立学校も 「公の性質」を 有 す る 学 校と し て 、 公 立学 校と と も に 義務 教育 制度 の一 翼を 担 っ て い る 。 ③ 私立小学校の授業料平均 は約 4 3 万 円 、 私 立中 学校 の授 業料 平均 は約 4 1 万円 で あ り 、 家 庭の 経済 的負 担が 大 き い 。 (教育基本法、 学校教 育法に よ り 、 国 立又 は公 立の 小中 学校 は無 償 。 )

1 0 4 0 <年収:万円> 40 0 1 0 万円(年額) <支給額:万円> 授業料 減免 生活保護世帯 家計急変 世 帯 授業料減免

実施期間】

平成29~33年度、

平成30年度予算額(

案)

12億

(平成29年度予算額 12億円) 私立小中学校等に 通う 児童 生徒 への 経済 的支 援に 関し 、 年収 4 0 0 万円 未満 の世 帯に 属す る 児 童生 徒に つ い て 、 授 業料 負担 の軽 減を 行い つ つ 、 義 務 教育に お い て 私立学校を 選 択し て い る 理由 や家 庭の 経済 状況 な ど に つ い て 実態 把握 の た め の調 査を 行う 。

・支援金を 代理受領 (授業料債権と 相殺) ・調査票等の集約 【全学年で 実施】 平成2 9 年度:小学生(1 ~6 年生):約2, 000人、 中学生(1 ~3 年生) :約9, 000人 ※ 私学助成(授業料減免事業等支援特 別経費) ・生活保護世帯や家計の急変に よ る 経済 的理由か ら 就学が困 難と な っ た 児童生徒に 対す る 授業料減免 措置 ※ 個々の家庭の事情を 丁寧に 踏ま え 、 真に 支援が必 要な 児 童・生徒 へ措置。 申 請

・授業料支援の申請 ・調査票等の提出

実態把握

調査結果に 基づ き 分析 支援対象の世帯の現状分析 経済的支援に よ る 効果測定 私立学校を 志望し た 理由の分析 効果的な経済的支援に 関する検討 調査結果等の提出

調査に

よる基礎デ

の収集

デ ー タ 集約

68

(3)

15.高校生等への修学支援

(前 年 度 予 算 額 380,475百万円) 平成30年度予算額(案) 384,114百万円

1.要

全ての意志ある生徒が安心して教育を受けられるよう、高等学校等の授業料に充てる ため高等学校等就学支援金を支給するとともに、低所得世帯に対しては、授業料以外の 教育費について、各都道府県が実施する高校生等奨学給付金事業を支援することで、家 庭 の 教 育 費 負 担 の 軽 減 を 図 る 。

2.内

(1)高等学校等就学支援金交付金等 370,835百万円(366,849百万円) ① 高等学校等就学支援金交付金 367,812百万円(362,427百万円) 【支給額】 ○ 高等学校等に在学する者に対して年額118,800円を支給(学校設置者が代理受領)。 ○ 保護者等の年収が910万円(※)以上程度(市町村民税所得割額 304,200円以上)世帯の者に 対しては、就学支援金を支給しない。 ○ 私立高等学校等に在学する生徒については、所得に応じて、支給金額を1.5~2.5 倍した額を上限として支給する。 年収250万円(※)未満程度(市町村民税所得割 非課税) 297,000円(2.5倍) 年収250~350万円(※)未満程度(市町村民税所得割額 51,300円未満)237,600円(2.0倍) 年収350~590万円(※)未満程度(市町村民税所得割額 154,500円未満)178,200円(1.5倍) 【※年収は両親と子供2人世帯の場合を目安】 【支給対象学校種】 国公私立の高等学校、中等教育学校(後期課程)、特別支援学校(高等部)、高等専門 学校(1~3学年)、専修学校高等課程、専修学校一般課程及び各種学校のうち国家資格 者養成課程(中学校卒業者を入所資格とするもの)、各種学校のうち告示指定を受けた 外国人学校、海上技術学校 ② 高等学校等就学支援金事務費交付金 3,008百万円(4,408百万円) 就学支援金に関する事務の円滑な実施に資することを目的として、都道府県に交付。 ③ 公立高等学校授業料不徴収交付金(旧制度) 15百万円(15百万円) 69

(4)

(2)高校生等奨学給付金 13,279百万円(13,625百万円) ○ 非課税世帯【全日制等】(第1子)の給付額の増額により、低所得世帯の更なる教 育費負担の軽減を図る。 ≪支給対象≫ ○ 生活保護受給世帯、非課税世帯 ○ 保護者、親権者等が当該都道府県内に住所を有していること。 ○ 高校生等が高等学校等就学支援金の支給対象となっている高等学校等(高等学校、 中等教育学校(後期課程)、高等専門学校(1~3学年)、専修学校(高等課程)等) に在学し、且つ、高等学校等就学支援金を受ける資格を有していること(特別支援 学校高等部の生徒を除く)。 ≪給付額(第1子単価)の増額≫ ○生活保護受給世帯【全日制等・通信制】 ・国公立の高等学校等に在学する者 年額 32,300円 ・私立の高等学校等に在学する者 年額 52,600円 ○非課税世帯【全日制等】(第1子単価) ・国公立の高等学校等に在学する者 年額 75,800円 → 80,800円(+5,000円) ・私立の高等学校等に在学する者 年額 84,000円 → 89,000円(+5,000円) ○非課税世帯【全日制等】(第2子以降単価) ・国公立の高等学校等に在学する者 年額 129,700円 ・私立の高等学校等に在学する者 年額 138,000円 ○非課税世帯【通信制】 ・国公立の高等学校等に在学する者 年額 36,500円 ・私立の高等学校等に在学する者 年額 38,100円 70

(5)

高等学校等就学支援金交付金等

平成3 0 年度予算額(案) 3 ,7 0 8 億円(平成2 9 年度予算額3 ,6 6 8 億円)

全ての意志ある生徒が安心して教育を受けられるよう、高等学校等の授業料に充てるために高等学校等就学支援金を

支給(学校設置者が代理受領)することで、家庭の教育費負担の軽減を図る。

◆対象となる学校種 国公私立の高等学校、中等教育学校(後期課程)、特別支援学校(高等部)、高等専門学校(1~3年生)、専修学校高等 課程、専修学校一般課程及び各種学校のうち国家資格者養成課程(中学校卒業者を入所資格とするもの)を置くもの、各種 学校のうち告示指定を受けた外国人学校、海上技術学校。 ◆受給資格要件として所得制限を設け、年収約9 1 0 万円(市町村民税所得割額 3 0 4 ,2 0 0 円)以上の世帯の生徒については、 就学支援金を支給しない。 ◆支給額は年額1 1 8 ,8 0 0 円を上限とするが、私立高校に通う低所得世帯及び中所得世帯の生徒等については、所得に応じて 5 9 ,4 0 0 円~1 7 8 ,2 0 0 円を加算して支給。 ※年収は両親のうちどちらか一方が働き、高校生1人(1 6歳以上)、 中学生1人の4人世帯の目安。 実際は[ ]で示した市町村民税所得割額(両親の合算)で判断。

< 内 訳 > 高等学校等就学支援金交付金(新制度・旧制度) 3 ,6 7 8 億円 公立高等学校授業料不徴収交付金(旧制度) 0 .2 億円 高等学校等就学支援金事務費交付金 3 0 億円 23 7, 60 0円 11 8, 80 0円 39 3, 52 4円 (私立高校の授業料 平均額( H 28 )) 年収 (円)※ 約 25 0万 約 35 0万 (公立高校授業料) 約 59 0万 約 91 0万 29 7, 00 0円 17 8, 20 0円 授業料 [0 円 非課税] [5 1, 30 0円] [1 54 ,5 00 円] [3 04 ,2 00 円] 1. 5倍 2. 5倍 [ 市町村民税所得割額 ] 私 立 高 校等のみ加算 2倍 高等学校等就学支援金 (年額: 11 8, 80 0円) 71

(6)

全ての意志ある生徒が安心して

教育を受

けられる

よう、低

所得世帯

の授業料

以外の教

育費負担

を軽減す

るため、

高校生等奨学給付金により支援を

行う。(

国庫負担

1/3)

※授業料以外の教育費と は、 教科 書費 、教 材費 、学 用品 費、 通学 用品 費、 入学 学用 品費 、教 科外 活動 費 など

・生活保護受給世帯及び非課税世帯の高校生等に対して給付金を支給。なお、特に家庭の

教育費の負担が大きい1

5

歳以上2

3

歳未満の兄弟姉妹がいる場合には、給付額を増額。

高校生等奨学給付金の充実

経済状況にかかわらず、誰もが安心して教育を受けられるよう、低所得世帯の更なる教育費負担の軽減を図る。

1

子)

の給

付額

の増

【4

.3

億円増】

平成30年度予算額(案):1 3 3 億円(▲3 億円) 「第1 子」の給付額の推移

生徒

数及

び申

請者

数の

減少

に伴

い給

付対

象(

予定

)者数

が減

【▲7

.7

億円減】

給付対象( 予定) 者数:4 5万人 ⇒ 4 3 .7 万人(▲1 .3 万人) 3 7 ,4 0 0 円 3 7 ,4 0 0 円 5 9 ,5 0 0 円 7 5 ,8 0 0 円 8 0 ,8 0 0 円 1 2 9 ,7 0 0 円 3 8 ,0 0 0 円 3 9 ,8 0 0 円 6 7 ,2 0 0 円 8 4 ,0 0 0 円 8 9 ,0 0 0 円 1 3 8 ,0 0 0 円 0 円 2 0 ,0 0 0 円 4 0 ,0 0 0 円 6 0 ,0 0 0 円 8 0 ,0 0 0 円 1 0 0 ,0 0 0 円 1 2 0 ,0 0 0 円 1 4 0 ,0 0 0 円 H 2 6 年度 H 2 7 年度 H 2 8 年度 H 2 9 年度 H 3 0 年度 (案) 参考 【第 2 子以降 】 国公立 私立 世帯区分 生活保護受給世帯 全日制等・通信制 国公立 3 2 ,3 0 0 円 私立 5 2 ,6 0 0 円 7 5 ,8 0 0 円 8 4 ,0 0 0 円 ↓ (+5 ,0 0 0 円) ↓ (+5 ,0 0 0 円) 8 0 ,8 0 0 円 8 9 ,0 0 0 円 非課税世帯 全日制等(第2 子以降) ※1 5 歳以上2 3 歳未満の兄弟姉妹がいる場合 国公立 1 2 9 ,7 0 0 円 私立 1 3 8 ,0 0 0 円 非課税世帯 通信制 国公立 3 6 ,5 0 0 円 私立 3 8 ,1 0 0 円 給付額(年額) 非課税世帯 全日制等(第1 子) 国公立 私立 教科外活動費の増 72

(7)

16.学校をプラットフォームとした総合的な子供の貧困

対策の推進

(前 年 度 予 算 額 2,294百万円) 平成30年度予算額(案) 2,591百万円 1.要 旨 家庭の経済状況にかかわらず、学ぶ意欲と能力のある全ての子供が質の高い教 育を受け、能力・可能性を最大限伸ばしてそれぞれの夢に挑戦できるようにする ことは、一人一人の豊かな人生の実現に加え、今後の我が国の成長・発展にもつ ながるものである。 「子供の貧困対策に関する大綱」を踏まえ、学校を子供の貧困対策のプラット フォームと位置付け、総合的な子供の貧困対策を推進するとともに、教育の機会 均等を保障するため、教育費負担の軽減を実施する。 2.内 容 (1)教育相談の充実 ○スクールソーシャルワーカーの配置拡充【再掲】1,484百万円(1,258百万円) 〔補助率1/3〕〔補助事業者:都道府県、政令指定都市、中核市〕 ・福祉の専門家であるスクールソーシャルワーカーを必要な全ての学校で 活用できるよう配置を拡充(5,047人→7,547人) ・小中学校のための配置(5,000人→7,500人) ・高等学校のための配置(47人) ・貧困・虐待対策のための重点加配(1,000人) ・スーパーバイザー(47人)の配置 ・連絡協議会等の開催を通じた質向上の取組の支援 [目標]平成31年度までに、スクールソーシャルワーカーを全ての中学校区(約1万人)に配置 H30:7,500人(H29:5,000人) (ニッポン一億総活躍プラン) (ひとり親家庭・多子世帯等自立応援プロジェクト) (2)学習支援の充実 ○地域未来塾による学習支援の充実 387百万円(322百万円) (地域学校協働活動推進事業の一部)〔生涯学習政策局に計上〕 〔補助率1/3〕〔補助事業者:都道府県・政令指定都市・中核市〕 経済的な理由や家庭の状況により、家庭での学習が困難であったり、学習習 慣が十分に身についていない中学生等に対して地域住民の協力による学習支援 を実施するとともに、高校生支援を促進する。 (3,744箇所→4,615箇所) 73

(8)

(3)高校生等の就職・就学支援等 ○高等学校における次世代の学習ニーズを踏まえた指導の充実事業【再掲】 74百万円( 新 規 ) 〔委託費〕〔委託事業者:都道府県、学校法人、民間企業等〕 高等学校において、地理的要因等にとらわれず多様かつ高度な教育を可能と する遠隔教育の導入をはじめとした教育改革の優良事例の普及を図るとともに、 平成29年度中に改訂を予定している高等学校学習指導要領を見据えつつ、定 時制・通信制課程の特性を活かした効果的な学習プログラムのモデルを構築し、 普及を図る。 また、定時制・通信制課程において、特別な支援を要する生徒、外国人 生徒、経済的な困難を抱える生徒や非行・犯罪歴を有する生徒等の学習ニ ーズに応じた指導方法等を確立し、普及を図る。 (4)要保護児童生徒援助費補助 647百万円( 714百万円) 〔補助率1/2〕〔補助事業者:都道府県・市町村〕 要保護児童生徒の保護者に対して学用品費、修学旅行費、学校給食費等の就学 援助を実施。一億総活躍社会の実現に向けて、国立学校や私立学校に対する就学 援助の実施に関する働きかけを行うなど、就学援助の着実な取組を支援する。 ※上記のほか、被災児童生徒就学支援等事業(熊本地震対応分)を実施 274百万円(556百万円) 〔補助率2/3〕〔補助事業者:都道府県〕 熊本地震で被災し、経済的に就学が困難な幼児児童生徒の就学機会を確保する ため、幼稚園児への就園支援、小中学生に対する学用品費等の援助、高校生に対 する奨学金支給、特別支援学校等に在籍する児童生徒等への就学奨励、私立学校 及び専修学校・各種学校の授業料減免などを実施する。 ≪関連施策≫ ・教職員定数の改善(貧困等に起因する学力課題の解消 50人) ・高等学校等就学支援金交付金等 ・高校生等奨学給付金の充実 ・幼児教育の無償化に向けた取組の段階的推進 ・特別支援教育就学奨励費負担等 (参考:復興特別会計) ◇被災児童生徒就学支援等事業 5,217百万円(6,198百万円) 〔補助事業者:都道府県〕 東日本大震災で被災し、経済的に就学が困難な幼児児童生徒の就学機会を確保す るため、幼稚園児への就園支援、小中学生に対する学用品費等の援助、高校生に対 する奨学金支給、特別支援学校等に在籍する児童生徒等への就学奨励、私立学校及 び専修学校・各種学校の授業料減免などを実施する。 74

(9)

連鎖を

断ち

切る

目指す

学校をプラットフォームとした総合的な子供の貧困対策の推進

ス ク ー ルソ ー シ ャ ル ワ ー カ ー ・ ス ク ー ルカ ウ ン セ ラ ー 学 力 保 障・ 進路指導 教 育 相 談の充実 ス ク ー ルソ ー シ ャ ルワ ー カ ー や学校等と 連携 福祉関連機関 家 庭 教育委員会 学 校 ( プ ラ ッ ト フ ォ ー ム ) 家庭教育 支援チ ー ム N P O・ 地域 ※ ()内は、 平成29年度予算額

等に

起因す

学力課題の解消のた

の教員定数の加配措置

[29年度]

200人

[30年度予算案]

250人(+50人)

制・通信制課程に

多様な

学習ニ

応じ

指導方法等の普及・確立

【30年度予算案:7 . 4 千万円の内数(新規)】

学校教育における学力保障・進路支援

ルソ

ルワー

ルカ

ウン

の配置拡充

3

0

年度予算案:

6

億円(

5

8億円)

教育相談の充実

○ 全 公 立中学校(10, 000校)及び 公立小学校(16, 700校)への配置 ○ う ち 小 中連携型配置【拡充】 [29年度] 3, 200中学校区→ [3 0 年 度 ] 3, 600 中 学 校 区 ○ 貧 困 ・虐待対策のた め の重点加配 (+ 週 1 日×4 h) [29年度] 1, 000校 → [3 0 年 度] 1, 000 校 【 目 標】 平 成 3 1 年度ま で に 全公立小中学校( 2 7, 5 00 校) に 配置 ② ス ク ー ル カ ウ ン セ ラ ー の配置拡充 ① 福 祉 の専門家で あ る ス ク ー ルソ ー シ ャ ルワ ー カ ー の配置拡充 ○ 小 学 校、 中学校、 高等学校への配置【拡充】 [29年度] 5, 047人 → [3 0 年 度] 7 ,5 4 7人(+2, 500人、 49%増) ○ 貧 困 ・虐待対策のた め の重点加配(+週1 日×3 h) [29年度] 1, 000人 → [ 3 0 年 度] 1 ,0 0 0人 ※ 併 せ て ス ク ー ル ソ ー シ ャ ル ワ ー カ ー の 質 向上 のた め 取 組を 支 援 【 目 標】 平 成 3 1 年度ま で に 全て の中学校区( 約1 万人) に 配置 [H 2 9 ] [H 3 0 ] 中学校 3 ,2 0 0 校 → 3 ,6 0 0 校 小学校 6 ,4 0 0 校 → 7 ,2 0 0 校 計 9 ,6 0 0 校 → 1 0 ,8 0 0 校 小・ 中学校 ( 週1 日×3 h ) 高校 ( 週3 日×3 h ) 75

(10)

高等学校に

次世代の

学習ニ

踏まえ

指導の

充実事業

平成3

年度予算額

7

4

百万

円(

新規)

高等学校に お い て 、 地理的要因等に と ら われず 多 様かつ 高度 な 教育 を 可 能と す る 遠 隔教育 の導入 を は じ め と し た 教育改革の優良事例の普及を 図 る と と も に 、 平成 2 9 年度中に 改訂 を 予定 し て い る 高等学 校学習 指導要 領を 見据 え つ つ 、 定時制・通信制課程の特性を 活かし た 効果的 な 学習 プ ロ グ ラ ム のモデ ル を 構築 し 、 普及 を 図 る 。 ま た 、 定時制・通信制課程に おい て 、 特別 な 支 援を 要す る 生徒、 外 国人生 徒、 経済 的な 困難 を 抱 え る 生 徒や非 行・犯罪 歴を 有す る 生徒等の学習ニ ー ズ に 応じ た 指 導方法 等を 確立し 、 普及 を 図 る 。

多様な

学習ニ

応じ

指導方法等の

確立・

普及

遠隔教育等の

教育改革

優良事例の

普及

定時制・

通信制課程に

新学習指導要領へ

対応

定時制・通信制課程に お い て 、 特別な 支援を 要す る 生徒、 外国人生徒、 経済 的な 困難を 抱え る 生徒や非行・犯罪歴 を 有す る 生徒等の学習ニー ズ に 応じ た 指導方法等を 確立し 、 普及を 図る 。 「経済・財政再生計画改革工程表」に 基づ き 、 地理的要因等に と ら われず 多様かつ 高度な 教育を 可能と す る 遠隔 教育の導入を はじ めと し た 教育改革の 優良事例の普及を 図る 。 平成 2 9 年度中に 改訂を 予定し て い る 高等学校学習指導要領を 見据え つ つ 、 定時制・通信制課程の特性を 活かし た 効果的な 学習プ ロ グ ラ ム のモ デ ルを 構築し 普及を 図る 。 新学習指導要領を 見据え た 効果的な 学習プ ロ グ ラ ム の モ デ ル構築 IC T を 活用し た 遠隔教育等 多様な 学習ニ ー ズ を 有す る 生徒 全国への普及 専門的な 支援 76

(11)

① 要 保 護者 ・・・ ・・ 生活保護法第6 条第2 項に 規定す る 要保護者 【平成2 7 年度 約1 4 万人 】 ② 準 要 保護者 ・・・市町村教育委員会が生活保護法第6 条第2 項に 規定す る 要保護者に 準ずる 程度に 困窮し て い る と 認める 者 (認定基準は各市町村が規定)【平成2 7 年度 約1 3 3 万人 】 学校教育法第1 9 条に お い て 、 「経済的理由に よ っ て 、 就学困難と 認めら れる 学齢児童生徒の保護者に 対し て は 、 市町村は、 必要な 援助を 与え な け ればな ら な い 。 」と 規定。 ① 補 助 の概要 : 市町村の行う 援助のう ち 、 要保護者への援助に 対し て 、 国は、 義務教育の円滑な 実施に 資す る こ と を 目的と し て 、 「就学困難な 児童及び 生徒に 係る 就学奨励に つ い て の国の援助に 関す る 法律」「学校給食法」「学校保健安全法」等に 基づ い て 必要な 援助を 行っ て い る 。 ② 補 助 対象費目 : 学用品費/体育実技用具費/新入学児童生徒学用品費等/通学用品費/通学費/修学旅行費/校外活動 費/医療費/学校給食費/ク ラ ブ 活動費/生徒会費/P T A 会費 ③ 国 庫 補助率 : 1 /2 (予算の範囲内で 補助) ④ 要 綱 改正 : 平成2 9 年度よ り 入学す る 年度の開始前に 支給し た 「新入学児童生徒学用品費等」に つ い て も 国庫補助対象と で き る よ う 平成2 9 年3 月3 1 日付け で 要綱を 改正し 、 各都道府県教育委員会を 通じ て 、 市町村に お い て 援助が必要 な 児童生徒の保護者 に 対し 、 必要な 援助が適切な 時期に 実施さ れる よ う 通知等で 促し て い る 。 準要保護者に 対す る 就学援助に つ い て は, 三位一体改革に よ り , 平成1 7 年度よ り 国の補助を 廃止し , 税源移譲・地方財政措置を 行い , 各市町村が単独で 実施し て い る 。

者等に

支援

護者に

支援

助の対象者

義務教育段階の就学援助(概要)

平 成 3 0 年度予算額案 6 . 5 億 円 ( 平 成 2 9 年度予算額 7 . 2 億 円 ) 77

(12)

<事業概要> ○ 熊本地震に よ り 経済的理由から 、 就学等が困難と な っ た 幼児児童生徒に 、 就学支援等を 実施 ○ 既存の就学支援事業等に お い て 、 震災に 伴う 対象者増や単価増に 伴う 都道府県等の負担を 交付金と し て 一部( 2 /3 ) を 国庫で 支援 <具体的施策> 【幼稚園等】 ( 対 象 者 )震 災に より幼 稚園 等へ の就 園支 援が必 要と なっ た世 帯の 幼児 ( 震災 により 所得 階層 区分 が変 更とな った 世帯 の幼 児も 含む) ( 補 助 率 )2 / 3 ( 対象 経費 )保 育料 、入園 料 ( 対象 事業 )市 町村 におい て行 う幼 稚園 就園 奨励事 業等 【小・中学校】 (対 象 者 )震 災に より就 学困 難と なっ た児 童生徒 ( 補 助 率 ) 2/ 3 ( 対象 費目 )学 用品 費、通 学費 、学 校給 食費 、医療 費 等 ( 対象 事業 )市 町村 におい て行 う就 学援 助事 業 ※ 通学 費に は、 スク ールバ スの 運行 によ る通 学手段 の確 保に 係る 経費 を含む

被災児童生徒就学支援等事業(熊本地震対応分)

算額

【高等学校】 (対 象 者 )震 災に より就 学困 難と なっ た生 徒 ( 補 助 率 ) 2/ 3 ( 対象 事業 )都 道府 県にお いて 行う 奨学 金事 業 ※ 都道 府県 にお いて 、返還 時の 柔軟 な対 応が 可能 【私立高等学校等】 (対 象 者 )震 災に より就 学等 困難 とな った 児童生 徒 ( 補 助 率 ) 2/ 3 ( 対象 事業 )都 道府 県等に おい て行 う授 業料 等減免 事業 【特別支援学校等(幼・小・中・高) 】 ( 対 象 者 )震 災に より就 学困 難と なっ た幼 児児童 生徒 ( 震災 により 支弁 区分 が変 更と なった 者も 含む ) ( 補 助 率 ) 2/ 3 ( 対象 事業 )都 道府 県等に おい て行 う就 学奨 励事業 【専修学校・各種学校】 (対 象 者 )震 災に より職 業技 術の 教育 等を 目的と する 学校 への 就学 が 困 難と なった 生徒 ・ 専修 学校高 等課 程・ 専門 課程 :修業 年限 1年 以上 ・ 専修 学校一 般課 程、 各種 学校 :原則 修業 年限 2年 以上 ( 補 助 率 ) 2/ 3 ( 対象 事業 )都 道府 県等に おい て行 う授 業料 等減免 事業 78

(13)

<事業概要> ○ 東日本大震災に よ り 経済的理由から 、 就学等が困難と な っ た 幼児児童生徒に 、 就学支援等を 実施 ○ 既存の就学支援事業等に お い て 、 震災に 伴う 対象者増や単価増に 伴う 都道府県等の負担を 交付金と し て 全額国庫で 支援 <参考> ○ 平成2 6 年度ま で は「 被災児童生徒就学支援等臨時特例交付金」 と し て 、 平成2 3 年度から 2 6 年度ま で の4 年間で 総額約4 4 4 億円を 措置し 、 基金事業と し て 実施。 平成2 6 年度復興庁行政事業レ ビ ュ ー 「 公開プ ロ セス 」 のと り ま と め 結果を 踏ま え 、 複数年度分の所要額を 措置し た 従来 の基金方式を 見直し 、 平成2 7 年度から 全額国庫負担の単年度の交付金( 被災児童生徒就学支援等事業交付金) と し て 計上。 ○ 平成3 0 年度予算額案に お い て は過去の執行実績を 踏ま え 、 所要額を 計上。 ( 引き 続き 平成2 9 年度と 同様のス キ ー ム で 実施。 ) <具体的施策> 【幼稚園等】 (対象者) 震災に よ り 幼稚園等へ の就 園支 援が 必要と な った 世帯 の幼 児 ( 震災に よ り 所得階層区分 が変 更と な った 世帯 の幼 児も 含む ) ( 補助率) 1 0 / 1 0 ( 対象経費) 保育料、 入園料 ( 対象事業) 市町村等に お い て 行う 幼 稚園 就園 奨励 事業 等 【 小・ 中学校】 ( 対象者) 震災に よ り 就学困難と な っ た 児 童生 徒 ( 補助率) 1 0 / 1 0 ( 対象費目) 学用品費、 通学費、 修学旅 行費、 学校 給食 費、 医 療費 等 ( 対象事業) 市町村に お い て 行う 就学援 助事 業 ※ 通学費に は、 ス クー ルバス の運行に よ る 通 学手 段の 確保に 係る 経費 を 含む

被災児童生徒就学支援等事業

算額

災復

興特

別会

計】

【 高等学校】 ( 対象者) 震災に よ り 修学困難と な っ た 生 徒 ( 補助率) 1 0 / 1 0 ( 対象事業) 都道府県に お い て 行う 奨学 金事 業 ※ 都道府県に お い て 、 貸与 要件 の緩 和や 返還 時の 柔軟な 対応 を 行う こ と で 、 手厚い 修学支援が可能 【 私立学校】 ( 対象者) 震災に よ り 就学等困難と な った 幼児 児童 生徒 ( 補助率) 1 0 / 1 0 ( 対象事業) 都道府県等に お い て 行う 授 業料 等減 免事 業 【 特別支援学校等( 幼・ 小・ 中・ 高) 】 ( 対象者) 震災に よ り 就学困難と な っ た 幼 児児 童生 徒 ( 震災に よ り 支弁区分が変更と な っ た 者も 含む ) ( 補助率) 1 0 / 1 0 ( 対象事業) 都道府県等に お い て 行う 就 学奨 励事 業 【 専修学校・ 各種学校 】 ( 対象者 ) 震災に よ り 、 職業技 術の 教 育等 を 目的 と す る 学 校へ の 就 学が 困 難と な っ た 生 徒 ・ 専修学校高等課程・ 専門課 程: 修 業年限1 年以上 ・ 専修学校一般課程、 各種学校: 原則 修業年限 2年以 上 ( 補助率) 1 0 / 1 0 ( 対象事業) 都道府県等に お い て 行う 授 業料 等減 免事 業 ※ 専修学校専門課程及び 一般 課程 並び に 各種 学校に つ い て は学 校が 実施し た 減 免額 の 2 / 3 が上限 79

(14)

17.地域とともにある学校づくりの推進

(前 年 度 予 算 額 390百万円) 平成30年度予算額(案) 225百万円 1.要 旨 全ての公立学校が、地域の人々と目標を共有し、地域と一体となって子供たちを育 む「地域とともにある学校」を目指し、コミュニティ・スクールを推進・加速する。 また、学校現場における業務の適正化を強力に推進し、地域に信頼される学校とし てのマネジメント機能を強化することにより、教員が子供と向き合う時間を確保し、 一人一人の能力を発揮できる環境整備を促進する。 2 内 容 (1)コミュニティ・スクール推進体制構築事業 98百万円( 162百万円) 「学校を核とした地域力強化プラン」の一部〔生涯学習政策局に計上〕 社会総がかりで子供たちを育むために、全国の公立学校にコミュニティ・ス クールを導入し、学校・家庭・地域の連携・協働体制を確立する必要がある。 法改正を踏まえた制度内容の周知や域内の各地域、各学校をつなぐ推進協議会 の開催、学校運営の充実に向けた管理職研修等により、持続可能な推進体制の 構築を図る。(補助率:国1/3) (2)協働による地域とともにある学校づくりの推進【再掲】 23百万円( 31百万円) ・学校運営協議会の設置・拡充に向けた調査研究事業 10百万円( 新 規 ) 実施例の少ない校種等での導入方法や学校の業務改善への活用など、学校運営 協議会の設置・拡充を促進するための調査研究を行う。(10市区町村) ・コミュニティ・スクール推進員(CSマイスター)派遣事業 4百万円(5百万円) コミュニティ・スクールの導入を検討する教育委員会や学校の教職員、地域住 民等に対して、継続的できめ細かい助言・支援を行うコミュニティ・スクール推 進員(CSマイスター)を派遣する。(90箇所) ・地域とともにある学校づくり推進協議会等の開催 9百万円( 14百万円) 学校が地域と一体となって子供たちを育む、「地域とともにある学校づくり」 の充実方策について、コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)の効果的 な取組の事例発表等を通して、各地域における円滑かつ効果的な導入や取組の充 実に資する。(全国6会場) (3)自律的・組織的な学校運営体制の構築【再掲】 104百万円(197百万円) ・業務改善加速のための実践研究 (業務改善に集中的に取り組むモデル自治体において実践研究を実施。) ・業務改善アドバイザーの派遣 ・長時間勤務是正キャンペーンの実施 等 ※「学校現場における業務改善加速事業」(127百万円(228百万円))には、上記(2)(3) を計上 80

(15)

コミュニティ・スクール推進体制構築事業

補助率: 国 1 / 3 平成3 0 年度予算額( 案) 【 推進体制構築事業】 9 8 百万円 ( 平成2 9 年度予算額 【 導入等促進事業】 1 6 2 百万円) ※「 学校を 核と し た 地域力強 化プ ラ ン 」の1 メ ニ ュ ー 。 社会総がかり で 子 供た ち を 育む た め に 、 全国 の公 立学 校に コ ミ ュ ニ テ ィ ・ス ク ー ル (学校 運営 協議 会制 度) を 導入 し 、 学校 ・家庭 ・地 域の 連 携・協働体制を 確立 す る 必 要が あ る 。 地教行 法の 改正 を 踏ま え た 制度 内容 の周 知や 域内 の各 地域 や学 校を つ な ぐ 推進 協議 会の 開催 、 学校 運営の充実に 向 け た 管 理職 研修 等に よ り 、 持続 可能 な 推進 体制 の構 築を 図 る 。 ※

都道府県教委都道府県教委

バイ

ザー

市町教委 市町教委 市町教委 市町教委 市町教委 市町教委 域内全 ての 市区町村及 び管轄 する 学校 において CS の推進体制 を構築 <改正地教行法 > ・地域学校協働活 動推 進員 等を 学 校運 営協 議会 の委 員に ・協議会は、 学校運営 への 必要 な 支援 に つ い て も 協議 ① 市 町 村教委の学校教育 ・社会教育担当課の連携 ・協働体制 の構築 ② 県 立 学校と市町村立学校 の連携 ・協働体制 の構築 <改正地教行法 > ・教育委員会に 対 し て 協 議会 設置 が努 力義 務化 (全て の 公立 学校 が対 象) ③ 管 理 職・事務職員 マネジメント 研修 <改正学校教育 法・地 教行 法> ・事務職員は事務 を つ か さ ど る ・教職員の任用に 関す る 意 見の 柔軟 化 高等学校 特別支援学校 域内全ての 学校 において CS の推進体制 を構築 県立高校・特別支援学校 C 小学校 D 中学校 E 小学校 F 中学校

市町村教委市町村教委

② 「 社 会に開かれた 教育課程 」の構築 ③ 地 域 とともにある 学校 づくりに 向けた 推 進 体 制の構築 B 中学校 A 小学校 <新学習指導要 領> 全面 実施に 向 け て ・H 3 0 :幼稚園 、 H 3 2 :小 学校、 H 3 3 :中学 校 ・学校運営協議会 連絡 協議 会の 開催 (各学校の取組内容 の共 有) ・地域連携担当教 職員 連絡 協議 会の 開催 コミュニティ・ スク ール 地域学校協働本部 市区町村立学校 ① 学 校 間・地域間 の連携 ・協働体制 の構築 ・多く の当事者に よ る 「熟議 」の実 施 ・学校運営協議会 に つ い て 、 多く に 地 域住 民に 対 す る 周知・徹底 ※ C S デ ィ レ ク タ ー : 学校運営協議会の会議運営や、 学校間、 学校運営協議会委員と の 連絡・ 調整な ど 、 学校運営協議会に 係る 業務を 行う地域人材 ※ C S ア ドバイ ザー 各自治体のC S の立ち 上げ や推進体制の構築に 向け て 助言を 行う実践者 <4 7 箇所> <7 0 0 箇所> 81

(16)

協働に

地域と

学校づ

りの

推進

平成 30 年度予算額(案) 23 百万円 (平成 29 年度予算額 31 百万円)

<4百万円>

ュニテ

ィ・ス

クール

の導入

・促進

コミュニティ・スクールの導入を始める教育委 員会や学校、地域住民等に対して、継続的でき め細かい助言・支援を行うコミュニティ・ス クール推進員 (※) を派遣する。(3 0人) ※コミュニティ・スクールの実践経験がある元校長や教育長、 学校運営協議会委員等に対して文部科学省が委嘱。

地域との連携・協働によ

る「地

域とと

もにあ

る学校

づくり

」を推

進する

ため、

全国の

公立学

校にコ

ミュニ

ティ・スクールの導入を

目指す

。コミ

ュニテ

ィ・ス

クール

の導入

の促進

を図る

ととも

に、高

校・特

別支援

学校

や新しいタイプの学校に

おける

学校運

営協議

会の果

たす役

割と効

果的な

推進方

策につ

いて研

究等を

行う。

全ての校種でコミュニテ ィ・ス クール の導入 が加速 変わりゆく社会の仕組みや新しい教育体制の中で、これまで設置が少なかった学校種 や設置者の異なる学校同士の連携・協働について、学校運営協議会の果たす役割や効 果的な運営方法・推進方策等についての調査研究を行う。 (例)・高等学校・特別支援学校におけるコミュニティ・スクールの研究 (防災の観点、共生社会の実現に向けた設置者の異なる学校同士の連携) ・小中一貫(義務教育学校)、中高一貫教育における学校運営協議会の役割 ・業務改善につながる地域住民の学校へのかかわり方に関する研究 ・再編・統合を控えた学校における学校運営協議会の役割 <委託事業:1 0百 万円 (新規 )> 【都道府県・市区 町村 (1 0自 治体 )】

コミュニティ・スクールの導入によ る地域とともにある学校づくりの充 実方策について、保護者・地域住民、 学校関係者等を対象とした協議会 (フォーラム)を開催し、先進的な 取組を行う教育委員会等による事例 発表などを通じて、取組の充実や普 及を図る。(全国6会場)

コミュニティ・スクールの導入を始める自治体の保護者、地域住民、学校関 係者等を対象とした個別説明会を開催し、文部科学省職員が制度についての 理解促進や指導助言等を行い、制度導入を促す。

からの

時代の

コミュ

ニティ

・スク

ールに

関する

研究

(新規)

調

大震災の教訓 高校のコミュニティ 共生社会の実現 新しいタイプの学校 ・義務教育学校 ・中等教育学校 学校運営協議会の果たす役割の研究 学校の業務改善 ★ 地 教行法 の改正 (H 2 9 . 3 ) 全 て の 公立 学校に つ い て学校運 営協議 会設置 の努力 義務化 <9百万円> 学校の再編・統合 82

(17)

調

平成3 0 年度予算額( 案) 1 0 百万円 ( 新規) 変わりゆく社会の仕組み や新し い教育 体制の 中で、 これま で学校 運営協 議会の 設置が 少なか った学 校種や 設置者 の異な る学校同士の連携・協働 の在り 方等に ついて 、協議 会の果 たす役 割や効 果的か つ業務 の効率 化に資 する運 営方法 ・推進 方 策等についての調査研究 を行い 、全国 への普 及を図 る。 ○学校運営協議会を核とした県立特 別支援学校と市町村立学校、地元地 域住民との連携・協働による取組 ○防災の観点で考える学校が立地 する地域と学校との関係の構築

大震災・自然災害等の教訓

県立学校⇔学校が立地する地域

コミュニティ・スクール

の仕組

みを生

かした

効果的

な学校

と地域

、学校

間の連

携・協

働体制

の構築

共生社会の実現

県立特別支援学校

⇔市町村教委

⇔地域住民の理解・協力

○学校の再編統合が計画されている地 域における学校運営協議会の役割

中等教育6年間の学びを支える

中等教育学校・連携型中

高一貫

教育校

市町村立中学校⇔県立高校

義務教育9年間の育ちを支える

義務教育学校・連携型小

中一貫

教育校

カリキュラム⇔地域住民の理解・協

○義務教育学校 ○連携型小中一貫校 ○保幼小中一貫教育

新たな教育課題への対応

○中等教育学校 ○連携型中高一貫校

新しいタイプの学校

地域の

特性を

活か

た質の

高い

教育

実現と

地域

活性

【H 29. 4. 1 現在 】設置校数 ○中等教育学校: 1 校 ○特別支援学校: 21 校 ○義務教育学校: 24 校 ○高 等 学 校: 65 校 ○幼 稚 園: 115 園 ○小 ・ 中 学 校: 3, 374 校 研 究 指 定 ○小規模自治体における 複数校で一つの学校運営 協議会の運営体制の構築

地方創生・地域貢献

県立高等学校⇔市町村

○地域の教育力を生かした高等学校 における教育活動の実施、及び協 働による地方創生に向けた取組 業務の効率化に資する運営方法の研 究 フ ィ ー ド バ ッ ク

学校の再編統合

統合予定の学校

⇔学校がある地域

検 証 学校運営協議会の果たす役割の研究

全て

学校種で

学校運営協

議会を

設置

83

(18)

18.義務教育教科書の無償給与

(前 年 度 予 算 額 41,608百万円) 平成30年度予算額(案) 43,249百万円 1.要 旨 義務教育教科書購入費については、憲法第26条に掲げる義務教育無償の精神 を広く実現するものとして、国公私を問わず、義務教育諸学校の児童・生徒が使 用する教科書を国が発行者から直接購入し、無償で給与するための経費。 2.内 容 平成30年度義務教育教科書購入費は、平成30年度から使用される小学校及 び平成31年度から使用される中学校の「特別の教科 道徳」の教科書を無償給 与するために平成30年度に必要な経費を計上するとともに、教科書の定価は公 共料金であることから公共料金として適正な価格にするため、前年の定価をベー スに物価指数や製造コスト等の変動要素を適切に反映し、総額で約432億円を 計上。 (1)予算額等の推移 区 分 26年度 27年度 28年度 29年度 30年度(案) 予算額 413億円 412億円 411億円 416億円 432億円 定価改定率 +0.2%(※) +0.8% +0.5% ±0.0% ±0.0% ※消費税引上げに対して別途2.0%計上 (2)平成30年度児童生徒1人当たりの平均教科書費(予算案ベース) ・小学校用教科書 3,777円(教科書一冊あたり378円) ・中学校用教科書 4,944円(教科書一冊あたり547円) 84

(19)

教科書無償給与制度について

区 分 H26 H27 H28 H29 H30(案) 予 算 額 413億円 412億円 411億円 416億円 432億円 定価改定率 +0.2% (※1) +0.8% +0.5% ±0.0% ±0.0%

○予算額の推移

(参考)平成30年度児童生徒1人当たりの平均教科書費(予算案ベース) ・小学校用 3,777円 ・中学校用 4,944円 ※1 消費税引上げに対して別途2.0%計上

教科書発行者・教科書供給業者

公立学校

私立学校

国(文部科学省)

無償給与

昭和38年の制度発足以来、

国民の間に深く定着

~理念~

義務教育諸学校の全ての児童生徒

※ 教科書は児童生徒の所有物 書き込みをしたり、自宅に持ち帰って学習

☆ 憲法第

26条の義務教育無償の精神を広く実現

☆ 次代を担う子供たちの国民的自覚を深めるなど、

国民全体の期待を込めて、教育的意義から実施

☆ 教育費の保護者負担の軽減

無償給与

無償給与

国立学校

諸外国においても、多くの国 で

教科書の無償制を実施

(購入契約を締結)

※2 平成30年度から使用される小学校及び平成31年度から使用される中学校の「特別の教科 道徳」の教科書を無償給与するために必要な経費を計上 85

(20)

平成30年度文部科学関係予算(案)

【東日本大震災復興特別会計分】

復 興 庁 所 管 事 業

支 援

53億円

○被災地スクールバス・ボート購入経費

0.3億円

・被災により通学困難となった児童生徒の通学支援のためのスクールバス等購入 の補助

○被災児童生徒就学支援等事業

52億円

・震災により、経済的理由から就学等が困難となった世帯の幼児児童生徒に、 就学支援等を実施

幼児児童生徒の心のケアや教育支援等

43億円

○緊急スクールカウンセラー等活用事業

25億円

・スクールカウンセラー 約900人 など

○被災児童生徒に対する学習支援等のための教職員加配

19億円

・被災児童生徒に対する学習支援や心のケア等に取り組むための定数措置(870人)

復興を支える人材の育成など地域における暮らしの再生 40億円

○福島県双葉郡中高一貫校設置事業

36億円

・福島県双葉郡の新たな県立中高一貫校の設置に要する経費を支援

○福島県教育復興推進事業

0.7億円

・避難地域12市町村の小中学校や双葉郡中高一貫校における魅力ある学校づくりを支援

○福島イノベーション・コースト構想等を担う人材育成

2億円

に関する事業

・構想の中心となる浜通り地域等の教育環境の整備や人材の裾野を広げるための 取組を支援

○放射線副読本の改訂・普及

2億円

・学校における放射線に関する教育の支援として副読本を改訂・普及

初等中等教育局関係合計

136億円

(参考) 86

参照

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