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保育の動向と認証保育所制度

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(1)

1

認可外保育施設の立入調査

について

東京都 福祉保健局 指導監査部 指導第二課 保育施設検査担当

(2)

本日の内容

Ⅰ はじめに Ⅱ 都内の保育サービスの状況と認可外保育施設の現況 Ⅲ 都の認可外保育施設に対する立入調査 (児童の生命や人権に関わる重大な事故等への注意喚起について) Ⅳ 参考資料 2

(3)

Ⅰ はじめに

(4)

平成28年教育・保育施設等における事故報告集計①

4

事故報告概要

(5)

5

平成28年教育・保育施設等における事故報告集計②

平成2 9 年5 月1 2 日 内閣府子ども・子育て本部 公表資料より ◆死亡及び負傷等の事故概要(1/2)

(6)

6

平成28年教育・保育施設等における事故報告集計③

平成2 9 年5 月1 2 日 内閣府子ども・子育て本部 公表資料より ◆死亡及び負傷等の事故概要(2/2)

(7)

7

平成28年教育・保育施設等における事故報告集計④

平成2 9 年5 月1 2 日 内閣府子ども・子育て本部 公表資料より

(8)

平成28年教育・保育施設等における事故報告集計⑤

8

平成2 9 年5 月1 2 日 内閣府子ども・子育て本部 公表資料より

(9)

平成28年教育・保育施設等における事故報告集計⑥

9

平成2 9 年5 月1 2 日 内閣府子ども・子育て本部 公表資料 より

(10)

Ⅱ 都内の保育サービスの状況と認可外保育施設の現況

(11)

保育所等の設置状況

11 報道発表資料 2017年7月24日 福祉保健局「都内の保育サービスの状況について」より

(12)

都内の保育サービス利用児童の状況

12 区 分 H29.4 H28.4 H27.4 各 年 4 月 1 日 現 在 の 利 用 児 童 数 認可保育所 239,709 225,334 213,259 認証保育所 19,169 20,402 21,616 認定こども園 5,331 4,296 3,289 家庭的保育事業 1,902 1,945 1,847 小規模保育事業 6,132 4,496 2,943 事業所内保育事業 420 256 96 居宅訪問型保育事業 75 15 6 定期利用保育事業 955 799 711 企業主導型保育事業 69 - - 区市町村単独単独保育施策 3,946 4,162 3,746 277,708 261,705 247,513 参考 就学前児童人口(各年1/1現在) 640,273 637,329 630,419 利用率(%) 43.4% 41.1% 39.3% (単位:人)

(13)

認可外保育施設の現況

区 分 平成29年 平成28年 平成27年 平成26年 ベビーホテル 536 497 524 531 事業所内保育施設 199 186 196 193 院内保育施設 173 168 169 166 その他の認可外保育施設 129 125 172 205 合 計 1,037 976 1,061 1,095 13 各年4月1日現在の届出施設数

(14)

事例紹介

事故

都に寄せられる苦情・要望

(15)

Ⅲ 都の認可外保育施設に対する立入調査

(16)

16

立入調査の目的

児童福祉法に基づく、認可外保育施設に

対する指導監督の一環

児童を保育するのにふさわしい内容や

環境を確保しているかを確認

(17)

17

認可外保育施設の立入調査の根拠①-1

児童福祉法第59条 第1項

都道府県知事は、児童の福祉のため必要があると認める ときは、(略)第三十六条から第四十四条まで(第三十九条 の二を除く。)に規定する業務を目的とする施設であって (略)認可を受けていないもの(略)については、その施設 の設置者若しくは管理者に対し、必要と認める事項の報告を 求め、又は当該職員をして、その

事務所若しくは施

設に立ち入り、その施設の設備若しくは運

営について必要な調査若しくは質問をさせ

ことができる。この場合においては、その身分を証明す る証票を携帯させなければならない。

(18)

18

認可外保育施設の立入調査の根拠①-2

児童福祉法第62条

次の各号のいずれかに該当する者は、30万円

以下の罰金に処する。

第1~6号(略) 第7号 正当の理由がないのに、第59条第1項の規定による 報告をせず、若しくは虚偽の報告をし、同項の規定による 立入調査を拒み、妨げ、若しくは忌避し、又は同項の規定に よる質問に対して答弁をせず、若しくは虚偽の答弁をした者

(19)

19

認可外保育施設の立入調査の根拠②

認可外保育施設に対する指導監督要綱

(昭和57年6月15日56福児母第990号) 〔調査の実施〕 第8条 知事は、

原則として毎年度1回以上、別に定め

る計画

に基づき、その職員をして

定期的に

認可外保育施設及び必 要があると認めるときはその事務所に立ち入り、その設備及び運営につ いて、設置者又は管理者に対して必要な調査又は質問(以下「立入調 査」という。)を行わせる。 また、必要に応じて、保育従事者、事務職員及び利用児童の保護者等 から事情を聴取する。 8 第1項の規定による立入調査のほか、知事は、必要があると認める ときは、その職員をして、

随時に

認可外保育施設及びその事務所に対 し

特別に立入調査(特別立入調査)

を行わせる。

(20)

参考:

認可外保育施設指導監督基準

東京都福祉保健局ホームページ参照 (http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/index.html) >東京都福祉保健局 >子供家庭 >保育サービス >認可外保育施設について >認可外保育施設に対する指導監督要綱 (ページの下方) ●認可外保育施設に対する指導監督要綱(Word:43KB) ●別表1 認可外保育施設指導監督基準(Word:57KB) ●別表2 評価基準(Word:470KB) ●細目(Word:46KB) 20

都の「認可外保育施設

に対する指導監督要綱」

の別表です。

(21)

認可外保育施設の立入調査の根拠③

認可外保育施設に対する指導監督の実施について

(平成13年3月29日付雇児発第177号、[最終改正]平成28年6月20日付雇児発0620第27号 厚生労働省雇用均等・児童家庭局長通知)抜粋) 【この指針の目的及び趣旨】 この指針は、児童福祉法(以下「法」という。)等に基づき、認可外保育施設に ついて、適正な保育内容及び保育環境が確保されているか否か を確認し、改善指導改善勧告公表事業停止命令施設 閉鎖命令等を行う際の手順留意点等を定めるものであること。 なお、本指針は、児童の安全確保等の観点から、劣悪な施設を排除するためのも であり、別添の認可外保育施設指導監督基準(以下「指導監督基準」という。 )を満たす認可外保育施設についても児童福祉施設の設備及び運営に関する基準 (昭和23年厚生省令第63号。以下「児童福祉施設設備運営基準」という。)及び 家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準(平成26年厚生労働省令第61号。 以下「家庭的保育事業等設備運営基準」という。)を満たすことが望ましいもの であること。 21

(22)

保育施設に対する指導監督の組織

22

指導監査部指導第二課

保育施設検査担当 (電話03-5320-4055)

少子社会対策部保育支援課

民間保育援助担当 (電話03-5320-4131) ●認可保育所、幼保連携型認定こども園 に対する実地検査 ●東京都認証保育所に対する立入調査 ●

認可外保育施設

に対する

立入調査

● 設置予定者に対する事前指導 ● 開設、変更、廃止、各届出受理 運営状況報告の徴収、事故報告等受付 ● 研修の実施(東京都福祉保健財団に委託) ● 認可外保育施設の基準を満たす旨の 証明書の交付 ● 巡回指導(巡回指導チームの統括)

連 携

民間保育援助担当は認可外保育施設の担当です。 認可保育所、認証保育所の担当とは異なります。 上記のほか、認可外保育施設の事業停止命令、 施設閉鎖命令等の処分事務も担当します。

立入調査等と

改善状況の確認

(23)

23

立入調査の流れ【一般的な流れ】

① 【都】設置届・運営状況報告等により施設の状況把握 ② 【都】立入対象施設を選定、実施通知を送付 ③ 【都】立入調査の実施 ⑤ 【設置者】改善状況報告書の提出 (原則30日以内) ④ 【都】調査結果通知の送付 ⑥ 【都】改善状況報告書の確認・再指導等 次回調査 への反映

(24)

死亡事故等の重大事故が発生

した場合

児童の生命・心身・財産に重大な被害が生じるおそ

が認められる場合(こうしたおそれにつき、通報

・苦情・相談等により把握した場合や

重大事故が発

生する可能性が高い

と判断した場合等を含む。)

利用者から

苦情や相談

が寄せられている場合等で、

児童の処遇上の観点から施設に問題

があると認めら

れる場合 等

24

立入調査【随時対応の場合】

(25)

最近の保育施設等に対する立入調査等の状況①

種 別 対象数 (a) 立入調査等数 (b) うち文書 指摘施設数 (C) 実施率 (b/a) 文書指摘率 (C/b) 認 可 保 育 所 2,244 237 145 10.6% 61.2% 認 証 保 育 所 672 163 58 24.3% 35.6% 認 可 外 保 育 施 設 1,017 180 132 17.7% 73.3% 幼保連携型認定こども園 21 2 1 9.5% 50.0% 計 3,954 582 336 14.7% 57.7% 25 【平成28年度検査実施状況】 保育所・保育施設等について、全体の14.9%に当たる582施設に対して、立入調査等 を行った。 (注)対象数について、認可保育所の島しょ部に所在する施設を除きます。認可保育所、認可外保育 施設、幼保連携型認定こども園については、 八王子市内の民設施設を除きます。認証保育所、認可外保育施設、幼保連携型認定こども園については、平成28年4月2日以降に認可等を行 い、 立入調査等を実施した施設を含みます。 認可外保育施設の対象数及び立入調査等数には、立入調査等を実施した無届の施設を含みます。

(26)

平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度 対 象 数 1,095 1,061 1,017 - 立 入 調 査 数 (平成29年度は予定数) 144 144 180 (216) 実 施 率 13.2% 13.6% 17.7% - 26

最近の保育施設等に対する立入調査等の状況②

【認可外保育施設に対する立入調査の推移】

(27)

最近の保育施設等に対する立入調査等の状況③

27 指摘あり 73.3% 指摘なし 26.7% 文 書 指 摘状況 (C指摘 ) 指摘なし 48施設 指摘あり 132施設 立入実施 180施設 平成28年度の立入調査における 文書指摘事項(上位4項目) ①保育従事者の適正な配置 44施設 ②適正な有資格者の配置 41施設 ③適切な非常口の設置 38施設 ④労働に関する帳簿の整備 37施設 【認可外保育施設】

(28)

立入調査結果の公表について(紹介①)

(29)

立入調査結果の公表について(紹介②)

(30)

30 平成29年度保育施設指導検査等実施方針

一般指導検査(立入調査)の重点項目①

(1)運営関係 ア 職員の確保及び処遇 (ア)職員配置基準に定める職員の員数及び資格を満たしているか。 (イ)職員の状況を把握するため、雇用契約書、出退勤記録等が適正 に整備されているか。 (ウ)職員の健康診断や労働条件に係る運用が適正に行われているか。 (エ)職員の資質向上のための取組を適切に行っているか。 イ 安全対策の徹底 (ア)在籍児童に見合う基準面積が確保されているか。 (イ)消防計画に基づく避難訓練、物品の転倒落下防止等の防災対策 が徹底されているか。

(31)

31 (2)保育内容関係 ア 保育所保育指針の徹底 (ア) 子供の人権に配慮した適切な保育が行われているか。 (イ) 保育所保育指針に基づく保育課程及び指導計画の編成等がな されているか。 ※保育所保育指針:平成29年3月31日改正、平成30年4月1日適用 イ 児童一人ひとりに応じた保育の徹底 (ア) 児童の健康状態の把握が適正になされているか。 (イ) アレルギー児等の児童の状況に応じた食事の提供が適正に行 われているか。 ウ 安全対策の徹底 (ア) 乳幼児突然死症候群の予防対策は徹底されているか。 (イ) 事故防止及び事故発生時の対応等が適切に行われているか。 (ウ) 食中毒・感染症(特にインフルエンザ、腸管出血性大腸菌 O157、ノロウイルス)予防対策が徹底されているか。 平成29年度保育施設指導検査等実施方針

一般指導検査(立入調査)の重点項目②

(32)

立入調査を実施する施設の選定

【選定方法】

◆過去の立入調査において、

指摘事項の改善が図られていない施設

◆苦情、通報等が多く寄せられている施設 又はその内容から

運営状況の確認を要する施設

新規に開設

された施設 ◆相当の期間にわたって、立入調査を実施していない施設 ◆その他立入調査の実施が必要と判断される施設(24時間開所施設等) 32

(33)

33 平成28年度

立入調査における主な指摘事項①

認可外保育施設の

文書指摘

事項

指 摘 事 項 件数 常時複数の保育者が配置されていない。

44

(乳幼児数が6人以上の施設)保育従事者の3分の1以上が有資格 者でない。

41

入所児童の避難に有効な位置に非常口が2ヶ所以上ない。

38

労基法で義務づけられている帳簿等が備えられていない。

37

便所専用及び保育室専用の手洗い設備が設けられていない。

36

その他 :サービス内容の掲示が不適切、児童の健康診断未実施、避難消火訓練 が回数不足・記録不足、調理・調乳担当職員の検便未実施、等

384

合 計

580

(34)

34 指 導 事 項 件数 サービス利用者への契約内容書面交付の内容が不十分である。

67

入所時の健康診断が一部実施されていない。

55

避難消火等の訓練の内容が適切でない。

54

入所後の定期的な健康診断が行われていない。

46

保育従事者に研修の機会を設けていない。

45

その他 :3才未満児の保育について保護者への連絡なし、勤務割及び勤務実績が確認でき る書類が備えられていない、採用時及び年に1回職員の健康診断未実施 等

247

合 計

514

平成28年度

立入調査における主な指摘事項②

認可外保育施設の

口頭指導

事項

(35)

常時複数の保育従事職員が配置されているか

≪保育に従事する者の数≫

(1日に保育する乳幼児の数が6人以上の施設)

職員配置基準

0歳児 3人につき1人以上

1、2歳児 6人につき1人以上

3歳児 20人につき1人以上

4歳児以上 30人につき1人以上

※必要数の算出は年齢別に小数点1桁(小数点2桁以下切り捨て)目までを算出し、 その合計の端数(小数点1桁)を四捨五入する。計算結果が1の場合であっても 複数配置が必要。 ※ 施設の開所から又は閉所まで30分以内の時間帯において乳幼児数が1人の場合は、保育従事者が1人であっても指摘はし ない。

35 調査内容 抜 粋

(36)

(乳幼児6人以上の施設)保育従事者の1/3以上は有資格者か

≪有資格者の考え方≫

有資格者は、

保育士

又は

看護師

(

助産師

及び

保健師

含む。以下同じ。)の資格を有する者をいう。

◆有資格者の数が保育従事者の必要数の3分の1以上いるか。 a 月極契約入所児童数に対する数 b 月極契約入所児童数に時間預かりの数を加えた入所児童数に対する数 ※ 有資格者の算出に当たっては、小数点1桁を四捨五入 都における有資格者の取扱において、 准看護師は、有資格者としてみなしていない。

36 調査内容 抜 粋

(37)

労働基準法で義務付けられている帳簿等が備えられているか

◆労働基準法その他の法令に基づき、各事業場ごとに

備え付けが義務づけられている帳簿等があるか。

□労働者名簿(労働基準法第107条)

□賃金台帳(労働基準法第108条)

□雇入、解雇、災害補償、賃金その他労働関係に関

する重要な書類の保存義務(労働基準法第109条)

(職員に関する書類の整備) 職員の氏名、連絡先、職員の資格を証明する書類(写)、履歴、採用年月日 等が確認できる書類、各職員の勤務の時間毎の割り振り(シフト、ローテー ション)が確認できる書類及び勤務実績が確認できる書類(出勤簿等)の備 えも必要です。

37 調査内容 抜 粋

(38)

施設及びサービスに関する内容が掲示されているか 以下の事項について、施設のサービスを利用しようとする者が 見やすい場所に掲示されているか。 □設置者の氏名又は名称及び管理者の氏名 □建物、その他設備の規模及び構造 □施設の名称及び所在地 □事業を開始した年月日 □開所している時間 □提供するサービスの内容及び当該サービスの提供につき利用者が支払うべき額 に関する事項 □入所定員 □保育士その他の職員の配置数又はその予定

38 調査内容 抜 粋 提携医療機関、 加入している民間保険 など、項目の追加が予定されています。

(39)

入所時及び入所後の定期的な健康診断は行われているか

≪児童の健康診断≫

継続して保育している児童の健康診断を入所時及び

1年に2回、学校保健安全法に規定する健康診断に準

じて実施

入所時

及び

1年に2回の健康診断

が実施されているか。

(定期的な健康診断は、おおむね6月毎に実施)

※定期的な健康診断について、施設において直接実施できない場合は、保 護者から健康診断書又は母子健康手帳の写し(おおむね6月以内の乳幼 児健診の記録)の提出を受けると。 ※入所時の健診については、保護者からの健康診断の結果(4か月以内に受診しているものに限る。) の提出がある場合等は、これにより入所時の健康診断がなされたものとみなす。

39 調査内容 抜 粋

(40)

調理・調乳に携わる職員の検便の実施

≪職員の健康診断≫

◆ 職員の健康診断を採用時及び1年に1回実施し

ているか。

調理、調乳に携わる職員

には、

月1回検便

実施すること。

40 調査内容 抜 粋

(41)

指導監督基準項目 3(2) 消防計画 避難消火訓練記録 7(4) 職員健康診断記録 検便結果記録 8(1) 履歴書 資格証明書(保育士証等) 労働者名簿(採用年月日がわかるもの) 雇用契約書(就業規則) 勤務表(ローテーション表) 出勤簿(タイムカード)(勤務実績がわかるもの) 賃金台帳 8(3) 施設平面図 9(1) 施設・サービス内容の掲示 41

立入調査時の主な確認書類①

(認可外保育施設に備えるべき書類)

◆運営管理

日頃から、備えられているか、 点検してください。

(42)

指導監督基準項目 5(1)イ デイリープログラム 評価基準5(1) b(a) 保育日誌 5(3)ア 連絡帳(3歳未満児) 5(3)イ 緊急連絡表 6(2)イ 献立表 7(3) 児童健康診断記録 8(2) 児童票(氏名、生年月日、健康状態、在籍記録等) 児童に関する契約書 42

立入調査時の主な確認書類②

(認可外保育施設に備えるべき書類)

◆保育内容

日頃から、備えられているか、 点検してください。

(43)

43

(児童の生命や人権に関わる重大な事故等への

(44)

44

児童の権利擁護、虐待の防止

都内保育所において、園児に対する虐待や不適切

な保育事例が発生。

保育所として、児童の権利擁護に取り組んでいく

ことが重要。

児童一人一人の人格を尊重した保育を実施するた

め、日頃から、

職員間での共通理解

を図っておく

こと。

保育所保育指針を参考に、計画的に保育の環境を

構成し、工夫して保育を行うこと。

(45)

45

児童の権利擁護に配慮した保育

暴力的な言葉を使用しない(呼びすて、怒鳴る等)

体罰を行わない

無視(ネグレクト)をしない

行動制限をしない(閉じ込める等)

差別的な待遇をしない

わいせつな行為をしない

強制をしない(食事を無理に食べさせる等)

(46)

46

保育内容の確認の視点(例)

 限られたおもちゃで特定の狭いスペースにおいて遊ば せるなど、児童の自由な遊びを制限していないか。  「壁ぺったん」の声掛けで長時間待機させる、一斉行 動を多用するなど、児童の行動を制限していないか。  おむつ交換、着替え、おもらし対応の際、プライバシ ーに配慮しているか。幼児(特に年長児)のトイレに は扉があるか。保育室内の場合、衝立等があるか。な るべく全裸にせず上下別に行っているか。午睡明けは 一斉に起こさず、児童の生活リズムを考慮して起きる 時間に幅を持たせているか。  嫌いなものを無理やり食べさせていないか。

(47)

児童の状況に応じた食事の提供

適切な献立内容・調理方法に沿った食事を提

供すること。

3歳未満児の給食は、

食材料の選定、調理方法等

に配慮

する。

食物アレルギー、障害等のある児童については、

一人一人の心身の状況に応じた献立

を作成する。

児童の状況に応じて配慮すること。

かかりつけ医、嘱託医等の指示や連携

の下、保護

者とも協力して適切に対応する。

47

(48)

児童の状況に応じた食事の提供

保育所等における誤食の原因

 間違えて配膳してしまった 43.6%  他の園児に配膳された食物を食べてしまった 15.6%  保護者からの情報が足りなかった 13.9%  調理の段階で原因食材が混入してしまった 13.9%  園児についての食物アレルギーに関する情報が 職員間で共有されていなかった 11.8%

48 東京都健康安全研究センター(平成27年3月)『アレルギー疾患に関する施設調査 (平成26年度)報告書』 複数回答可

(49)

児童の状況に応じた食事の提供

人的エラーを減らす方法の例

 材料等の置き場所、調理する場所が紛らわしくないように する。  アレルギー児の食事を調理する担当者を明確にする。  材料を入れる容器、食事を提供する容器、トレイの色や形 を変える  調理、配膳、食事の提供までの間に2重、3重のチェック体 制をとる。  食事中は職員が側から離れないようにする。人手が手薄な 土曜日には特に注意する。 49

(50)

SIDS(乳幼児突然死症候群)

何の予兆や既往歴もないまま乳幼児が死に至る、原因の分 からない病気で、窒息などの事故とは異なる。日本人の発症 頻度はおおよそ出生6,000人から7,000人に1人と推定され 生後2か月から6か月に多く、稀には1歳以上で発症するこ とがある。 SIDSは、うつぶせ、あおむけのどちらでも発症するが、寝 かせる際にうつぶせに寝かせた時の方がSIDSの発症率が高い ということが研究者の調査からわかっており、顔が見えるあ おむけに寝かせることが重要。 50

乳幼児突然死症候群の予防

(51)

国内で、平成28年1月1日から平成28年12月31日の

期間内に報告のあった死亡事故は13件。

睡眠中の死亡事故が10件

うち4件がうつぶせ寝

であった。

平成26年度の世論調査では、乳幼児突然死症候群に

ついて、知らなかったと答えた者の割合は16.4%。

(就学前の子どもがいる保護者のうち)

51

乳幼児突然死症候群の予防

・内閣府子ども・子育て本部(平成29年5月12日)『「平成28年教育・保育施設等における事故報告集計」の公表及び事故防止対策について』 ・内閣府大臣官房政府広報室(平成26年7月)『母子保健に関する世論調査』

(52)

乳幼児突然死症候群の予防

52

平成29年5月12日 内閣府子ども・子育て本部

(53)

 照明は、睡眠時の乳幼児の顔色が観察できるくらいの明 るさを保つ。  乳幼児のそばを離れない。  乳児を寝かせる時は、仰向け寝を徹底する。  1歳以上でも、例えば、子供の家庭での生活や就寝時間 、発達の状況など一人一人の状況を把握できるまでの間 は、必ず仰向けに寝かせる等、子供の安全確認をきめ細 かく行うこと。  保護者との緊密なコミュニケーションを取る。

家庭での児童の様子、睡眠時の癖、体調等を保護

者から聞き取る。

預け始めの時期や体調不良明けは特に注意する。

53

乳幼児突然死症候群の予防

(54)

午睡時チェックをきめ細やかに行い、記録する。

0歳児は5分に1回、1~2歳児は10分に1回が 望ましい間隔。 預けはじめの時期は特に注意してチェックする。 体調不良等いつもと違う様子の際は特に注意して チェック。 人任せにしないよう、チェックする担当者を明確に する。 チェック項目(児童の寝つきや睡眠中の姿勢、顔色、 呼吸の状態、体温) 54

乳幼児突然死症候群の予防

(55)

乳幼児突然死症候群の予防

その他の睡眠中の事故

 睡眠中に児童が死亡する原因には、乳幼児突然死症候群 という病気のほか、窒息などによる事故がある。 乳幼 児突然死症候群の予防策は、窒息などその他の睡眠中の 事故防止にもつながる。 何よりも、1 人にしないこと、 寝かせ方に配慮を行うこと、 安全な睡眠環境を整えることが必要です。 55

(56)

プール活動・水遊び時の事故予防

プール活動、水遊びを行う場合は、監視体制の空白

が生じないように専ら監視を行う者とプール指導等

を行う者を分けて配置し、また、その役割分担を明

確にする。

事故を未然に防止するため、プール活動に関わる職

員に対して、子どものプール活動・水遊びの監視を

行う際に見落としがちなリスクや注意すべきポイン

トについて事前教育を十分に行う。

56

(57)

プール活動・水遊び時の事故予防

監視者は監視に専念、監視エリア全域をくまなく監視する。  規則的に目線を動かし、動かない子どもや不自然な動きをし ている子どもがいないか、常に監視する。  十分な監視体制の確保ができない場合については、プール活 動の中止も選択肢とする。  時間的余裕をもってプール活動を行う。 57

(58)

Ⅳ 参 考 資 料

(59)

(別添資料)

(60)

60 感染症対策、事故予防、事故情報、

(61)

61

【参考】

以下のサイトから事故情報の検索が可能です。 内閣府 子ども・子育て支援新制度 http://www8.cao.go.jp/shoushi/shinseido/index.html 独立行政法人日本スポーツ振興センター http://www.jpnsport.go.jp/ 上記のほか、消費者庁のHPも活用してください。

(62)

(最後に)

認可外保育施設の指導監督は・・・

62

☆子どものため ・・・ 安全の確保・

保育の質の向上

☆保護者のため ・・・ 安心のため

☆園及び職員のため ・・・ リスクマネジメント

今後とも御協力をお願い申し上げます

参照

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