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世界の国を知る 1 世界の国々 人口や面積から世界の国を見る 3 世界の国を知る 2 国名から世界の国を見る 国旗から世界の国を見る 国境から世界の国を見る 4 緯度 経度のしくみを知る 緯度と経度の決まりをつかむ 5 地球儀と地図を活用する

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- 4 - 第1編 世界のさまざまな地域 第1章 世界の姿 時数 教科書 ページ 学習内容 学習のねらい 観点別評価規準 - Ⅱ Ⅲ 世界の仲間 ○学習の動機づけとな る世界各地の学習風 景などの写真から, 地理的分野の学習に 対する意欲を持つこ とができる。 関心・意欲・態度 世界各地の写真資料から,地理的 分野の学習に対する関心が高まって いる。 思考・判断・表現 既習知識も活用して,世界各地の イメージを適切に整理している。 単元の目標 ・世界の地域構成を大観し,地球規模での位置関係をとらえることができる。 ・大陸と海洋のおおよその位置関係,州の名称と位置,主な国の名称と位置を理解することができる。 ・緯度・経度の概念,地球儀と地図の特色と違いを理解することができる。 社会的な事象への 関心・意欲・態度 社会的な 思考・判断・表現 資料活用の技能 社会的事象についての 知識・理解 ・世界の地域構成に対す る関心を高め,それを 意欲的に追究してい る。 ・世界の略地図を描く活 動に意欲的に取り組ん でいる。 ・世界の地域構成を,緯 度・経度,大陸と海洋 の分布,主な国の名称 と位置などから考察 し,その過程や結果を 略地図などに適切に表 現している。 ・州や州を幾つかに区分 した地域区分をもとに 世界を大観し,その過 程や結果を適切に表現 している。 ・様々な資料から,世界 の地域構成についての 情報を適切に読み取っ ている。 ・読み取った情報を,図 版や文章などに適切に まとめている。 ・地図帳の適切な活用方 法を身に付けている。 ・大陸と海洋の分布,地 域区分などを理解し, その知識を身に付けて いる。 ・主な国の名称と位置を 理解し,その知識を身 に付けている。 ・緯度・経度の概念や地 球儀と地図の違いを理 解し,その知識を身に 付けている。 時数 教科書 ページ 学習内容 学習のねらい 観点別評価規準 1 2 3 1 私たちが生活する地球 をとらえる ・三大洋と六大陸 ・六つの州に分けられる世 界 ○地球の海洋と大陸の 分布(位置関係)を イメージとして把握 することができる。 ○海洋と陸地の面積の 割合,三大洋と六大 陸の名称,世界の地 域区分を説明するこ 関心・意欲・態度 地球儀や地図を活用し,地球の姿 について意欲的に追究している。 知識・理解 海洋と陸地の面積の割合,三大洋 と六大陸の名称と位置関係,世界の 六つの州とアジア州内の地域区分を 理解している。

地理的分野 学習指導計画作成資料

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- 5 - 第2章 世界各地の人々の生活と環境 とができる。 2 4 5 2 世界の国を知る① ・世界の国々 ・人口や面積から世界の国 を見る ○地図や統計資料を活 用して,世界全体や 主な国々の人口・面 積についての特色を 調べ,まとめること ができる。 ○独立国の成立要件 (国家の三要素)を 説明することができ る。 関心・意欲・態度 地図や統計資料を活用して,主な 国々の人口や面積を意欲的に調べて いる。 技能 適切な統計資料を選び,数値を適 確に読み取って,人口や面積の面で 特色がある国をピックアップしてい る。 3 6 7 3 世界の国を知る② ・国名から世界の国を見る ・国旗から世界の国を見る ・国境から世界の国を見る ○特色のある国の国名 の由来や国旗のモチ ーフについて調べ, その意味を説明する ことができる。 ○地図上で自然的国境 と人為的国境を見分 け,そのような国境 が引かれた背景を考 えることができる。 思考・判断・表現 国名の由来や国旗のモチーフなど を調べ,様々な観点から共通項をみ つけて分類している。 知識・理解 自然的国境・人為的国境,海洋 国・内陸国について説明し,地図を 活用してあてはまる国をみつけてい る。 4 8 9 4 緯度・経度のしくみを 知る ・緯度と経度の決まりをつ かむ ○緯度・経度,緯線・ 経線,赤道,本初子 午線の意味が説明で きる。 ○地図帳の索引から特 定の場所を探し,そ の位置を緯度・経度 で表すことができ る。 技能 地図や地球儀に引かれた緯線・経 線を利用し,緯度・経度を読み取っ て,地球上の位置を特定している。 知識・理解 緯度・経度,緯線・経線,赤道, 本初子午線の意味を理解し,説明し ている。 5 10 11 5 地球儀と地図を活用す る ・地球儀と地図のちがいを 知る ・地図の図法と使いみちを 知る ○地球儀と地図の長 所・短所を理解でき るとともに,主な図 法の特色を理解し, 目的に応じた地図を 選択することができ る。 ○これまで学習した内 容をもとに,日本の 略地図を描くことが できる。 技能 距離・方位調べや面積の比較など において,適切な図法の地図を選択 し,活用している。 知識・理解 地球儀と世界地図,各図法の長所 と短所を的確に説明している。 単元の目標 ・世界各地の人々の生活の様子とその変容を,自然的条件や社会的条件と関連付けて考察することがで きる。 ・世界各地の人々の生活や環境の多様性を理解することができる。 ・自分たちの生活や文化を絶対視することなく,世界各地の人々の多様な生活や文化を尊重する態度を

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- 6 - 身に付けることができる。 ・世界の気候・宗教・言語の分布を大観することができる。 社会的な事象への 関心・意欲・態度 社会的な 思考・判断・表現 資料活用の技能 社会的事象についての 知識・理解 ・世界各地の人々の生活 の様子とその変容や環 境の多様性に対する関 心を高め,それを意欲 的に追究している。 ・世界各地の人々の多様 な生活や文化を尊重す る態度を身に付けてい る。 ・世界各地の人々の生活 の様子とその変容や環 境の多様性を,自然的 条件や社会的条件と関 連付けて考察し,その 過程や結果を適切に表 現している。 ・過去と現在の生活を比 較して,人々の生活が どのように変容したか について考察し,その 過程や結果を適切に表 現している。 ・写真などの様々な資料 から,世界各地の人々 の生活の様子とその変 容や環境の多様性につ いての情報を適切に読 み取っている。 ・景観写真からの地理的 事象の読み取り方や, 雨温図の読み取り方な どを習得している。 ・世界各地の人々の生活 の様子とその変容や環 境の多様性を,自然的 条件や社会的条件と関 連付けて理解し,その 知識を身に付けてい る。 ・世界には様々な宗教や 言語があることや,世 界の主な宗教や言語の 分布について理解し, その知識を身に付けて いる。 時数 教科書 ページ 学習内容 学習のねらい 観点別評価規準 6 14 15 1 暑い地域に生きる人々 ―マレーシアの生活― ・森とともに生きるオラ ン・アスリ ・変化する生活スタイル ○暑い地域であるマレ ーシアの人々の生活 とその変容を知るこ とができる。 ○世界の暑い地域の分 布を理解することが できる。 関心・意欲・態度 マレーシアに生きる人々の生活の 特色に対する関心を持ち,生活の変 容の原因を意欲的に追究している。 知識・理解 暑い地域の分布や,気候・植生の 特色について理解している。 7 16 17 2 乾燥地域に生きる人々 ―モンゴルの生活― ・モンゴルでの遊牧 ・家畜のめぐみ ・生活の変化 ○乾燥地域であるモン ゴルの人々の生活と その変容を知ること ができる。 ○世界の乾燥地域の分 布を理解することが できる。 関心・意欲・態度 モンゴルに生きる人々の生活の特 色に対する関心を持ち,生活の変容 の原因を意欲的に追究している。 知識・理解 乾燥地域の分布や,気候・植生の 特色について理解している。 8 18 19 3 温暖な地域に生きる 人々―イタリアの生 活― ・自然と農業 ・街の生活 ・変化する生活と食文化を 守る取り組み ○温暖な地域であるイ タリアの人々の生活 とその変容を知るこ とができる。 ○世界の温暖な地域の 分布を理解すること ができる。 関心・意欲・態度 イタリアに生きる人々の生活の特 色に対する関心を持ち,生活の変容 の原因を意欲的に追究している。 知識・理解 温暖な地域の分布や,気候・植生 の特色について理解している。 9 20 21 4 寒い地域に生きる人々 ―アラスカの生活― ・ツンドラ地帯に住む人々 の生活 ・変化する生活 ○寒い地域であるアラ スカの人々の生活と その変容を知ること ができる。 ○世界の寒い地域の分 布を理解することが 関心・意欲・態度 アラスカに生きる人々の生活の特 色に対する関心を持ち,生活の変容 の原因を意欲的に追究している。 知識・理解 寒い地域の分布や,気候・植生の

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- 7 - 第3章 世界の諸地域 できる。 特色について理解している。 10 22 23 5 高地に生きる人々―ア ンデスの生活― ・アンデス山脈付近の生活 ・急速な生活の変化 ○高地であるアンデス の人々の生活とその 変容を知ることがで きる。 ○世界の高地の分布を 理解することができ る。 関心・意欲・態度 アンデスに生きる人々の生活の特 色に対する関心を持ち,生活の変容 の原因を意欲的に追究している。 知識・理解 世界の高地の分布や,高地である ことが生活に与える影響について理 解している。 11 24 25 6 海に生きる人々―イン ド洋沿岸の生活― ・インド洋の島々と交易 ・キリンバ諸島の生活 ○海洋地域であるイン ド洋の人々の生活と その変容を知ること ができる。 ○世界の海洋と島嶼の 分布を理解すること ができる。 関心・意欲・態度 インド洋に生きる人々の生活の特 色に対する関心を持ち,生活の変容 の原因を意欲的に追究している。 知識・理解 世界の海洋・島嶼の分布や,海 洋・島嶼であることが生活に与える 影響について理解している。 12 26 27 7 さまざまな宗教と人々 の生活 ・世界の三大宗教 ・宗教と人々の生活 ○宗教と人々の生活と の関係や,宗教の変 容を知ることができ る。 ○世界の宗教分布の概 要を理解することが できる。 関心・意欲・態度 宗教と人々の生活との関係に対す る関心を持ち,宗教の変容の原因を 意欲的に追究している。 知識・理解 世界の宗教の分布や主な宗教の特 色,宗教と人々の生活との関係につ いて理解している。 13 28 29 8 さまざまな言語と人々 の生活 ・世界のさまざまな言語 ・言語の変化と人々の生活 ○言語と人々の生活と の関係や,言語の変 容を知ることができ る。 ○世界の言語分布の概 要を理解することが できる。 関心・意欲・態度 言語と人々の生活との関係に対す る関心を持ち,言語の変容の原因を 意欲的に追究している。 知識・理解 世界の言語の分布や,言語と人々 の生活との関係について理解してい る。 単元の目標 ・アジア州,ヨーロッパ州,アフリカ州,北アメリカ州,南アメリカ州,オセアニア州の基礎的・基本 的な地域的特色を大観することができる。 ・世界の各州に主題を設定し,その追究を通してアジア州,ヨーロッパ州,アフリカ州,北アメリカ 州,南アメリカ州,オセアニア州の地域的特色を理解することができる。 ・地図・グラフ・写真などの資料を活用し,各州の地域的特色や地理的な見方・考え方の定着を図るこ とができる。 社会的な事象への 関心・意欲・態度 社会的な 思考・判断・表現 資料活用の技能 社会的事象についての 知識・理解 ・世界の各州に設定した 主題を意欲的に追究し ている。 ・アジア州,ヨーロッパ 州,アフリカ州,北ア メリカ州,南アメリカ ・様々な資料から,世界 の各州の地域的特色に ついての情報を適切に ・アジア州,ヨーロッパ 州,アフリカ州,北ア メリカ州,南アメリカ

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- 8 - 第1節 アジア州―経済成長による社会の変化をテーマに― ・世界の各州の地域的特 色に対する関心を高 め,それを意欲的に追 究している。 州,オセアニア州の地 域的特色を,各州に設 定した主題をもとに多 面的・多角的に考察 し,その過程や結果を 適切に表現している。 読み取っている。 ・読み取った情報を,図 版や文章などに適切に まとめている。 州,オセアニア州の地 域的特色を,各州に設 定した主題をもとに理 解し,その知識を身に 付けている。 時数 教科書 ページ 学習内容 学習のねらい 観点別評価規準 14 32 33 1 アジア州の自然環境 ・地図をながめて ・「世界の屋根」のあるア ジア州 ・熱帯から寒帯にまたがる アジア州 ○アジア州の主な国の 名称や位置,地形の 特色を身に付けるこ とができる。 ○アジア州の気候につ いて,雨温図や気候 区分地図の読み取り を行うことができ る。 関心・意欲・態度 アジア州の地形や気候に対して関 心を持ち,意欲的に調べようとして いる。 技能 雨温図や気候区分地図などの資料 から,東京との比較を行うことで, アジア州の気候の特色を読み取って いる。 15 34 35 2 アジア州の人口,文 化,産業 ・世界の人口の6割が集中 するアジア州 ・アジア州の多様な文化 ・盛んな農業と工業化によ る経済成長 ○アジア州の人口,文 化,産業について, 写真・地図・グラフ などの資料から読み 取り,基礎的・基本 的な知識を身に付け ることができる。 ○急速に発展するアジ ア州について,グラ フの読み取りを行う ことができる。 関心・意欲・態度 アジア州の文化や産業に対して関 心を持ち,意欲的に調べようとして いる。 知識・理解 アジア州の人口の多さや多様な文 化に気づき,農業や工業の特色につ いて理解している。 16 36 37 3 経済成長によって変化 する中国 ・世界最大の人口をかかえ る中国 ・東と西,南と北で異なる 農業 ・外国企業の進出と工業化 ○中国の経済成長の理 由と,経済成長が生 み出した経済格差や 環境破壊について理 解することができ る。 ○経済成長が与えた影 響について理解し, その対応策について 考えることができ る。 思考・判断・表現 中国の経済成長が生み出した経済 格差や環境問題などの課題につい て,その対応策を考え,適切に表現 している。 知識・理解 中国の経済成長の理由と,経済成 長が生み出した経済格差や環境破壊 について理解している。 17 38 39 4 国によって異なる経済 成長―東アジア・東南 アジア― ・稲作を中心とした農業 ・工業化の進んだ韓国 ・結びつきを強める東アジ アと東南アジア ○写真や統計数値など の資料から,産業の 変化に気づくことが できる。 ○東アジア・東南アジ アの国々の経済成長 が国によって異なる 理由について理解す 技能 東アジア・東南アジアの経済の特 色を,写真や統計数値などの資料か ら読み取っている。 知識・理解 東アジア・東南アジアの国々の経 済成長が国によって異なる理由につ いて,適切に説明している。

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- 9 - 第2節 ヨーロッパ州―EU統合による社会の変化をテーマに― ることができる。 18 40 41 5 発展するインド―南ア ジア― ・南アジアの農業の変化 ・IT産業大国インド ・インドの人々の生活の変 化 ○インドの経済成長の 理由と,経済成長に よる人々の生活の変 化について理解する ことができる。 ○都市と農村の生活の 変化について,写真 資料などから読み取 ることができる。 技能 写真資料から,経済成長によって 人々の生活がどのように変化したか を読み取っている。 知識・理解 インドの経済成長の理由と,経済 成長によってどのように生活が変化 したかを理解している。 19 42 43 6 鉱産資源による経済成 長―西アジア・中央ア ジア― ・豊富な石油を活用した経 済成長 ・経済成長と社会の変化 ・紛争の続く西アジア・中 央アジア ○西アジア・中央アジ アが石油資源をもと に経済成長を続けて いることを理解する ことができる。 ○繰り返し発生する紛 争などの課題を理解 し,対応策を考える ことができる。 思考・判断・表現 繰り返し発生する紛争などの課題 について,その原因を説明するとと もに,対応策を考え,適切に表現し ている。 技能 石油資源の有無が国ごとの経済成 長の差異につながっていることを, 地図・グラフ・表などの資料から読 み取っている。 - 44 45 【自由研究】 経済成長を続けるスリラン カと日本 【学習のまとめ】 アジア州をふりかえる ○スリランカの経済成 長の理由について調 べ,アジア州の他の 国との共通性を見い だすことができる。 ○単元の学習内容を振 り返り,経済成長に よる社会の変化から みたアジア州の地域 的特色をとらえるこ とができる。 思考・判断・表現 経済成長による社会の変化からア ジア州の地域的特色を多面的・多角 的に考察し,適切に表現している。 知識・理解 アジア州で経済成長を果たしてい る国の持つ共通性について理解して いる。 時数 教科書 ページ 学習内容 学習のねらい 観点別評価規準 20 46 47 1 ヨーロッパ州の自然環 境 ・地図をながめて ・広い平野と変化に富む山 地 ・海流と偏西風の影響で温 暖な気候 ○ヨーロッパ州を大観 し,主な国の名称と 位置を知り,ヨーロ ッパ州の国々が世界 に大きな影響を与え たことを理解するこ とができる。 ○ヨーロッパ州の地 形・気候などの自然 環境を理解し,国際 河川や運河の発達と いった地域的特色を 把握することができ る。 関心・意欲・態度 ヨーロッパ州の地域的特色に対す る関心を高め,地図・写真・雨温図 を活用して,州の自然環境を意欲的 に追究している。 知識・理解 ヨーロッパ州の主な国の名称と位 置を理解している。ヨーロッパ州の 地域的特色を大観している。

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- 10 - 21 48 49 2 ヨーロッパ州の民族, 文化,産業 ・多様な民族と言語 ・キリスト教に基づく文化 ・ヨーロッパ州の産業と統 合の進展 ○ヨーロッパ州の民 族,宗教,文化の特 色を,歴史や最近の 社会の動向と関連付 けて理解することが できる。 ○ヨーロッパ州の農業 の特色,工業の特色 や現在の地位の低下 について,理解する ことができる。 技能 言語分布地図・土地利用と農業地 図・外国人労働者の動きの地図など から,適切に地理的事象を読み取っ ている。 知識・理解 地図・写真などの資料から,ヨー ロッパ州の民族,宗教,社会,農 業,工業の特色や分布を理解してい る。 22 50 51 3 EUの成立と人々の生 活の変化 ・世界に例のない国境をこ えた統合 ・統合による人々のくらし の変化 ○第二次世界大戦の反 省や戦後の地位の低 下などの歴史的背景 に気づき,現時点で のEUの概要を把握 することができる。 ○EU統合によって 人々の生活がどのよ うに変化したのか, 統合にどのような利 点があったのかを理 解することができ る。 思考・判断・表現 統合を進めるEUの理念,現状, 利点について,アメリカ,中国,日 本などと比較しながら考え,表現し ている。 知識・理解 年表・地図・写真などの資料から EUの成り立ちや拡大,人々の生活 の変化について理解している。 23 52 53 4 ヨーロッパ州の産業や 経済の変化 ・統合による農業の変化 ・国境をこえる工業の動き ・ゆらぐユーロとEUの課 題 ○農業では共通農業政 策,工業では国境を 越えた協力など,E U統合による新たな 動きを理解すること ができる。 ○EU加盟国の増加と ともに経済格差が拡 大し,一国の経済危 機が他国に広がって ユーロ危機につなが ったことを理解する ことができる。 思考・判断・表現 EU統合による農業の変化,工業 の変化について,理由をふまえて考 え,表現している。 技能 ユーロ危機やEUの課題,各国の 意見の調整などについて,写真資 料・インターネットから有用な情報 を選び,読み取っている。 24 54 55 5 持続可能な社会をめざ すヨーロッパ州の人々 ・環境に優しい交通と街づ くり ・国境をこえる環境問題 ・持続可能な社会への取り 組み ○環境に優しい交通と 街づくりが,都市の 景観を大きく変えて いることを理解する ことができる。 ○酸性雨など国境を越 える環境問題に対し て,ヨーロッパ州の 人々がどのような取 り組みをしているの か把握することがで きる。 関心・意欲・態度 ヨーロッパ州の環境問題とそれに 対する人々の取り組みについて,意 欲的に追究し,とらえようとしてい る。 思考・判断・表現 持続可能な社会につながる取り組 みを自分の生活の中から見つけ出 し,表現している。 - 56 【自由研究】 ○地球温暖化防止の取 思考・判断・表現

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- 11 - 第3節 アフリカ州―主な生産品にたよる経済からの変化をテーマに― 57 地球温暖化を防ぐために 【学習のまとめ】 ヨーロッパ州をふりかえる り組みについて,先 進国,発展途上国の 立場の違いを理解 し,世界全体でどう すればよいか,考え ることができる。 ○単元の学習内容を振 り返り,EU統合に よる社会の生活の変 化からみたヨーロッ パ州の地域的特色を とらえることができ る。 単元の学習内容を振り返るととも に,キーワードの意味やヨーロッパ 州の特色を自分の言葉で適切に表現 している。 知識・理解 地図や表の空欄に適語を入れて, ヨーロッパ州の自然環境や産業,E U統合の利点と課題などを理解して いる。 時数 教科書 ページ 学習内容 学習のねらい 観点別評価規準 25 58 59 1 アフリカ州の自然環境 ・地図をながめて ・台地状の大陸 ・赤道を中心に分布する気 候と農業 ○アフリカ州の位置や 範囲を理解し,赤道 を中心として分布す る気候区分の特色 や,砂漠や草原など の特徴的な地形につ いて大観できる。 ○アフリカ州の農業の 特色を,各地の地形 や気候の特色と関連 付けながら説明する ことができる。 関心・意欲・態度 アフリカ州についてのイメージや 既習知識を基に,アフリカ州の学習 への関心を高めている。 知識・理解 地図・写真・グラフなどを活用し てアフリカ州の地形と気候の特色を 理解し,熱帯気候・乾燥帯気候・温 帯気候ではそれぞれどのような農業 が行われているかを説明している。 26 60 61 2 アフリカ州の歴史,文 化,産業 ・植民地支配と独立後の歩 み ・多様で複雑な文化 ・豊かな鉱産資源と商品作 物の生産 ○アフリカ州の大部分 が,かつてヨーロッ パ州の国々の植民地 であったことを理解 することができる。 ○アフリカ州の国々の 独立後にどのような 問題が残ったかを判 断し,その問題の原 因を地理的要因から もとらえることがで きる。 思考・判断・表現 かつての植民地支配による影響と その原因を,民族,文化,言語,宗 教などの用語を使って表現してい る。 知識・理解 アフリカ州が植民地化されていく 過程と独立した過程を理解してい る。多くの独立国の領域が,植民地 の範囲を引き継いでいることを理解 している。 27 62 63 3 アフリカ州の農業・鉱 業の変化 ・輸出用の商品作物の栽培 ・鉱産資源の開発と経済成 長 ・モノカルチャー経済の克 服に向けて ○アフリカ州にはどの ような商品作物や鉱 産資源があるかを具 体的にとらえ,それ らの生産と輸出が特 定のものに偏ってい ることを理解するこ とができる。 思考・判断・表現 モノカルチャー経済の原因を植民 地支配との関連からとらえ,その問 題点を具体的に指摘し,教科書の記 述内容を参考にして適切な解決策を 提示している。 知識・理解 アフリカ州の代表的な商品作物や

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- 12 - 第4節 北アメリカ州―世界じゅうに影響をあたえる産業をテーマに― ○モノカルチャー経済 の原因と問題点を的 確に表現し,その解 決策について考える ことができる。 鉱産資源の種類と,それらを生産・ 輸出している国名を理解している。 28 64 65 4 都市化による変化と残 された課題 ・急激な都市化と社会の変 化 ・残された課題 ・自立に向けた取り組み ○アフリカ州で進む都 市化が,社会や人々 の生活にどのような 影響を及ぼしている かを理解することが できる。 ○アフリカ州に残され た課題を適切にとら え,その解決に向け てアフリカ州自身 に,そして日本を含 む国際社会にできる ことを考えることが できる。 思考・判断・表現 アフリカ州の抱える課題に向き合 い,それを深刻な問題としてとら え,国家やNGOなどの様々なレベル で,今後何ができるかを考えてい る。 知識・理解 アフリカ州の都市化の影響や現在 も残された課題は何か,解決のため にこれまでどのような取り組みがな されてきたかを理解している。 - 66 67 【自由研究】 武器を芸術作品に変える取 り組み 【学習のまとめ】 アフリカ州をふりかえる ○モザンビークの事例 から,平和な社会を 実現するための具体 例をとらえることが できる。 ○単元の学習内容を振 り返り,主な生産品 にたよる経済からの 変化からみたアフリ カ州の地域的特色を とらえることができ る。 関心・意欲・態度 モザンビークの事例から,平和を 実現する取り組みについて関心を持 っている。 思考・判断・表現 主な生産品にたよる経済からの変 化のテーマからアフリカ州の地域的 特色を多面的・多角的に考察し,適 切に表現している。 時数 教科書 ページ 学習内容 学習のねらい 観点別評価規準 29 68 69 1 北アメリカ州の自然環 境 ・地図をながめて ・けわしい山脈と広大な平 野 ・多様な気候をもつ北アメ リカ州 ○北アメリカ州の自然 環境の特色につい て,地形地図・気候 区分地図・雨温図・ 写真などの資料から 概観し,基礎的・基 本的な知識を身に付 けることができる。 関心・意欲・態度 北アメリカ州の地図・雨温図・写 真などの資料を活用して,州の自然 環境の特色について意欲的に追究し ている。 知識・理解 北アメリカ州の主な国の名称と位 置を理解し,地形や気候など自然環 境の特色を大観している。 30 70 71 2 北アメリカ州の歴史, 民族,産業 ・移民がつくった新しい社 会 ・多民族国家アメリカ ○北アメリカ州の歴史 から,アメリカが多 民族国家となった理 由を調べ,人種・民 族問題にせまること 関心・意欲・態度 北アメリカ州の農業や工業に関心 を持ち,その特色を意欲的に追究し ている。 知識・理解

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- 13 - ・産業の盛んな北アメリカ 州 ができる。 ○北アメリカ州の産業 について大観し,特 色をおおまかにとら えることができる。 北アメリカ州の人種・民族分布の 特色を歴史的背景と関連付けて理解 している。 31 72 73 3 世界の食料庫,北アメ リカ州 ・効率的な農産物の生産 ・世界を支える農産物 ・適地適作の農業 ○アメリカの大規模で 合理的な農業の特色 を,地図・写真・グ ラフなどから読み取 ることができる。 ○アメリカが「世界の 食料庫」といわれ, 農産物を大量に生 産・輸出して世界に 大きな影響を与えて いる理由を考察する ことができる。 思考・判断・表現 アメリカが農産物を大量に生産・ 輸出できる理由を,気候や生産方法 を考察し,適切に表現している。 技能 アメリカの大規模で合理的な農業 の特色を,地図・写真・グラフなど の様々な資料を関連付けて読み取っ ている。 32 74 75 4 世界をリードする北ア メリカ州の工業 ・北アメリカ州の工業の歴 史 ・ハイテク産業で世界をリ ードするアメリカ ・シェールガスが世界を変 える? ○北アメリカ州の工業 がなぜ世界をリード しているのか,地図 やグラフなどから考 えることができる。 ○北アメリカ州の工業 の特色や分布につい て,写真・グラフ・ 地図などから読み取 ることができる。 思考・判断・表現 地図やグラフなどの資料を活用し て,アメリカが世界最大の工業国で ある理由や,世界をリードしている 理由を適切に表現している。 技能 写真・グラフ・地図などの資料か ら,北アメリカ州の工業の特色や分 布について適切に読み取っている。 33 76 77 5 アメリカと世界との結 びつき ・世界の経済・政治の中 心,アメリカ ・世界に広がるアメリカの 文化 ・自動車社会のくらしのよ うす ○アメリカの生活・文 化が身近な製品やサ ービスを通して世界 の国々に影響を与え ていることについて 関心を持ち,追究す ることができる。 ○アメリカの経済が世 界じゅうに影響を与 えている理由を考 え,簡潔にまとめる ことができる。 関心・意欲・態度 日本にも広がるショッピングセン ターやファーストフードなど,世界 に広がるアメリカの生活・文化に関 心を持ち,意欲的に追究している。 思考・判断・表現 アメリカの経済が世界じゅうに影 響を与えている理由を考え,適切に 表現している。 - 78 79 【自由研究】 工業の変化に対応する都市 の取り組み 【学習のまとめ】 北アメリカ州をふりかえる ○工業の変化に対する 二つの都市の取り組 みについて,その差 異を理解することが できる。 ○単元の学習内容を振 り返り,世界じゅう に影響をあたえる産 業からみた北アメリ カ州の地域的特色を とらえることができ 思考・判断・表現 世界じゅうに影響をあたえる産業 のテーマから北アメリカ州の地域的 特色を多面的・多角的に考察し,適 切に表現している。 知識・理解 単元の学習内容を振り返るととも に,地図などの資料を活用して北ア メリカ州の地域的特色を理解してい る。

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- 14 - 第5節 南アメリカ州―開発・環境問題と人々の生活をテーマに― る。 時数 教科書 ページ 学習内容 学習のねらい 観点別評価規準 34 80 81 1 南アメリカ州の自然環 境 ・地図をながめて ・南北にのびる山脈と東に 流れる大河川 ・緯度と高度で変化してい く気候 ○地形地図から,南ア メリカ大陸が赤道の 北から南極大陸近く まで広がり,アンデ ス山脈やアマゾン川 が位置することな ど,地形の特色を理 解することができ る。 ○赤道から緯度にそっ て南下するに従って 気温が低下し,降水 量が減少するなどの 特色を,雨温図や写 真などをもとに理解 することができる。 関心・意欲・態度 地形地図・気候区分地図・雨温図 などの資料をもとに,地形や気候の 特色を読み取ろうと意欲的に追究し ている。 知識・理解 南アメリカ州の代表的な地名を把 握するとともに,熱帯気候から寒帯 気候まで変化していく気候区分をお おまかに理解している。 35 82 83 2 南アメリカ州の民族, 文化,産業 ・南アメリカ州の歴史 ・多様な民族と文化 ・南アメリカ州の産業 ○ヨーロッパ州の植民 地となったことで, 民族,文化,産業に どのような変化(影 響)があったのか を,具体的に理解す ることができる。 〇南アメリカ州の国々 の農業・鉱業などの 特色を,地図や統計 数値などの資料から 把握することができ る。 思考・判断・表現 人種・民族・言語地図から,国の 成り立ちや民族構成が他地域と異な る面について考察している。 技能 南アメリカ州の国々の主な産業 を,地図やグラフなどの資料から, おおまかに把握している。 36 84 85 3 熱帯雨林の開発による 環境問題 ・開発によって失われる熱 帯雨林 ・熱帯雨林を守る取り組み ・バイオ燃料の光と影 ○アマゾン川流域の開 発の現状とそれに伴 う課題を理解すると ともに,環境保全が 必要な理由を考える ことができる。 ○バイオ燃料が注目さ れている理由を,環 境問題との関係から 考えることができ る。 関心・意欲・態度 写真やグラフなどの資料から,熱 帯雨林の減少とそこから生じる問題 点について,意欲的に追究してい る。 思考・判断・表現 バイオ燃料を用いた自動車が普及 している理由や,そのために生じる 課題について考察している。 37 86 87 4 人々の動きからみた環 境問題 ・都市に集中する人口 ・都市化による環境問題 ○南アメリカ州の代表 的な都市の分布と, 都市化が進む理由を 考えることができ 関心・意欲・態度 南アメリカ州の大都市を地図から 見つけ,都市化が進む状況とそこか ら発生する環境問題とを関連付け,

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- 15 - 第6節 オセアニア州―他地域との結びつきの変化をテーマに― ・スラムの環境を改善する 取り組み る。 ○都市化が進んだこと から発生する環境問 題とその改善策を, 具体的な事例から理 解することができ る。 意欲的に追究している。 思考・判断 南アメリカ州で都市化が進む理由 と,都市化による環境問題が発生す る理由をとらえ,その改善策につい て考察している。 - 88 89 【自由研究】 移民でつながるブラジルと 日本 【学習のまとめ】 南アメリカ州をふりかえる ○南アメリカ州になぜ 日本人が移住したの か,またどのように して日系人の立場を 築いていったのか, その経緯と現状を理 解することができ る。 ○単元の学習内容を振 り返り,開発・環境 問題と人々の生活か らみた南アメリカ州 の地域的特色をつか むことができる。 思考・判断・表現 開発・環境問題と人々の生活のテ ーマから南アメリカ州の地域的特色 を多面的・多角的に考察し,適切に 表現している。 知識・理解 南アメリカ州の自然環境や産業な どの具体的な事象を理解し,問題を 解いたり,課題を説明したりするな どして,その知識を身に付けてい る。 時数 教科書 ページ 学習内容 学習のねらい 観点別評価規準 38 90 91 1 オセアニア州の自然環 境 ・地図をながめて ・世界最小の大陸と多くの 島々 ・乾燥した大陸と熱帯の 島々 ○オセアニア州を大観 し,主な国の名称と 位置を身に付けるこ とができる。 ○オセアニア州にみら れる様々な地形と気 候の特色を,自然環 境に関する資料から 理解することができ る。 関心・意欲・態度 オセアニア州の地形や気候につい て,日本全体や身近な地域と比べな がら追究している。 知識・理解 オセアニア州の地形や気候の特色 を,地形地図・気候区分地図・雨温 図などから適切に説明している。 39 92 93 2 オセアニア州の人口, 民族,産業 ・四つの地域区分 ・植民地の時代 ・かたよる人口分布と民族 ・自然環境を生かした産業 ○地形や気候が人々の 生活の様子や産業に 大きな影響を与える ことを,複数の資料 を手掛かりに調べる ことができる。 ○貿易の面からオセア ニア州とアジア州の 関係が深まっている ことを理解すること ができる。 技能 人口密度地図・土地利用と農業地 図などの資料を,地形や気候と関連 付けて産業立地の理由を追究してい る。 知識・理解 オーストラリアで家畜の放牧など の農業が盛んな理由を,気候と関連 付けながら説明している。 40 94 95 3 変化する先住民族と移 民の社会 ・イギリスの植民地時代 ○国づくりの視点を通 して,イギリス植民 地時代のオーストラ 思考・判断・表現 既習知識と資料を活用して,先住 民族と移民との共生のあり方につい

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- 16 - 第4章 世界のさまざまな地域の調査―ロシアを例に― ・白豪主義から多文化社会 へ ・先住民族アボリジニとの 共生 リアについて考える ことができる。 ○オーストラリアの先 住民族と移民との共 生の課題から,多文 化共生社会の実現に ついて考えることが できる。 て考え,発表している。 知識・理解 植民地時代のオーストラリアの様 子や,先住民族と移民との関係につ いて理解している。 41 96 97 4 強まるアジア州との結 びつき ・アジア州との経済の結び つき ・増えるアジア州からの観 光客 ・太平洋の島々のかかえる 課題 ○既習知識と複数の資 料をもとに,オセア ニア州の他地域との 結びつきを,経済の 視点から考察するこ とができる。 ○太平洋の島々の抱え る課題を,島々の地 方的特殊性を基に考 察することができ る。 関心・意欲・態度 日本と外国とのつながりについ て,オーストラリアとの関わりをも とに考える態度を身に付けている。 思考・判断・表現 既習知識や多面的な資料を活用し て,経済に焦点化して他地域とのつ ながりについて考察している。 - 98 99 【学習のまとめ】 オセアニア州をふりかえる 【自由研究】 北極地方と南極地方 ○単元の学習内容を振 り返り,他地域との 結びつきの変化から みたオセアニア州の 地域的特色をつかむ ことができる。 ○自然環境の視点か ら,両極地方の地域 的特色を確認するこ とができる。 思考・判断・表現 他地域との結びつきの変化からみ たオセアニア州の地域的特色を多面 的・多角的に考察し,適切に表現し ている。 知識・理解 両極地方の地域的特色や世界の各 州との違いを,自然環境の視点から 理解している。 単元の目標 ・世界の地理学習のまとめとしての調査活動を行い,世界の地理的認識を深めることができる。 ・世界の様々な地域または国の調査を行う際の視点や調べ方,まとめ方などの方法を身に付けることが できる。 ・調べる国の興味・関心ある地理的事象を見いだし,調査の主題を設定することができる。 ・文献資料・統計書・インターネット上の情報などを収集・選択し,有効に活用することができる。 ・調査結果を分析・整理してまとめ,発表することができる。 社会的な事象への 関心・意欲・態度 社会的な 思考・判断・表現 資料活用の技能 社会的事象についての 知識・理解 ・世界の様々な地域また は国の調査に対する関 心を高め,調べる国の 地域的特色を意欲的に 追究している。 ・適切な主題の設定,調 査方法の吟味,資料の 収集と選択,調査活 ・調べる国の地域的特色 をとらえる適切な主題 を設定している。 ・世界の様々な地域また は国の調査を行う際の 視点や方法をもとに, 調べる国の地域的特色 を多面的・多角的に考 ・調べる国に関する様々 な資料を収集・選択 し,その資料から,調 べる国の地域的特色に ついて,情報を適切に 読み取っている。 ・読み取った情報を,図 版や文章などに適切に ・世界の様々な地域また は国の調査を行う際の 視点や方法を身に付け ている。 ・調べる国の自然環境・ 産業・文化・歴史的背 景などを概観し,調べ る国についての基礎

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- 17 - 動,調査結果のまと め,発表などを意欲的 に行っている。 察し,その過程や結果 を適切に表現してい る。 まとめている。 ・レポートの基本的な構 成や記述方法を習得し ている。 的・基本的な知識を身 に付けている。 時数 教科書 ページ 学習内容 学習のねらい 観点別評価規準 42 43 102 103 1 調査テーマを決め,調 査の準備をしよう ・調査テーマを決定する ・仮説を立てる ・調査計画を立てる ○調べる国の中で興味 を持ったことを整理 し,意欲的に調査テ ーマを決定すること ができる。 ○調査テーマから仮説 を立て,調査方法を 検討し,調査計画を 立てることができ る。 関心・意欲・態度 調べる国に関する情報整理や調査 テーマの決定に,主体的に取り組ん でいる。 思考・判断・表現 仮説や調査計画を適切に立て,調 査の準備を進めている。 44 45 104 105 2 調査を進めよう①-シ ベリア鉄道班の調査- ・文献資料や統計数値を使 って調査する ・旅行体験記や小説を使っ て調査する ○調査や仮説の検証に 必要な文献資料や統 計数値などを,適切 に収集・選択するこ とができる。 ○収集・選択した文献 資料や統計数値など から,ロシアのあら ましをとらえ,シベ リア鉄道の特色を明 らかにすることがで きる。 思考・判断・表現 文献資料などから,読み取った統 計数値や地理的事象を活用し,ロシ アのあらましやシベリア鉄道の特色 を考察している。 技能 調査を進めるにあたって,文献資 料や旅行体験記・小説などを適切に 収集・選択し,統計数値や地理的事 象を適切に読み取っている。 46 47 106 107 3 調査を進めよう②-生 活・文化班の調査- ・インターネットや映像資 料を使って調査する ・聞き取り調査をする ○活用時の留意点に気 を付けながら,イン ターネットで集めた 情報や映像資料を使 ってロシアの生活・ 文化を明らかにする ことができる。 ○聞き取り調査のマナ ーに気を付けなが ら,ロシアと関係の 深い人にインタビュ ーし,ロシアの生 活・文化にせまるこ とができる。 関心・意欲・態度 ロシアの生活・文化に関する聞き 取り調査に主体的に取り組んでい る。 技能 調査を進めるにあたって,客観的 な視点に立ち,インターネットで集 めた情報や映像資料を適切に活用し ている。 48 49 108 109 4 調査結果をまとめよう ・仮説を検証する ・調査結果をまとめる ○調査結果を整理し, 調査当初に立てた仮 説を検証することが できる。 ○調査結果を整理し, まとめていく過程 思考・判断・表現 調査結果をもとに,調査当初に立 てた仮説を検証し,調べた国の特色 を適切に論述している。 技能 収集した資料から,まとめに必要

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- 18 - 第2編 日本のさまざまな地域 第1章 日本の姿 で,調べる国について の理解を深めていく ことができる。 な地図やグラフを作成することがで きる。また,新たな疑問を追加調査 し,得られた資料を使ってまとめる ことができる。 110 111 ○調査結果を整理し, 調査結果にふさわし い記述や説明の方法 を考え,地図・写 真・表・グラフなど を活用して,レポー トにまとめることが できる。 思考・判断・表現 調査活動と仮説の検証をふまえた 成果を,調査テーマにつなげて適切 に論述している。 技能 レポートの基本的な構成や記述方 法を習得している。収集・選択した 資料を適切に活用して地図・グラ フ・表・文章にわかりやすくまと め,レポートを作成している。 単元の目標 ・地図を活用して,世界的視野から国土の位置や領域の特色を理解することができるとともに,日本の 領域をめぐる問題について正しく理解することができる。 ・日本の様々な地域区分や,県の名称と位置,県庁所在地の名称を理解することができる。 ・地形図の約束事を理解し,読図能力を高めることができる。 社会的な事象への 関心・意欲・態度 社会的な 思考・判断・表現 資料活用の技能 社会的事象についての 知識・理解 ・日本の地域構成に対す る関心を高め,それを 意欲的に追究してい る。 ・日本の略地図を描く活 動に意欲的に取り組ん でいる。 ・日本の地域構成を,国 土の位置,世界各地と の時差,領域をめぐる 問題,地域区分などか ら考察し,その過程や 結果を適切に表現して いる。 ・7地方区分や日本を幾 つかに区分した地域区 分をもとに日本を大観 し,その過程や結果を 適切に表現している。 ・様々な資料から,日本 の地域構成についての 情報を適切に読み取っ ている。 ・読み取った情報を,図 版や文章などに適切に まとめている。 ・国土の絶対的位置や相 対的位置を適切にとら えている。 ・時差の計算方法を習得 し,世界各地の時差を 正しく計算している。 ・地形図の適切な活用方 法を身に付けている。 ・日本の国土の位置,世 界各地との時差,領域 をめぐる問題などを理 解し,その知識を身に 付けている。 ・県の名称と位置,県庁 所在地の名称,地域区 分などを理解し,その 知識を身に付けてい る。 ・地形図の約束事を理解 し,その知識を身に付 けている。 時数 教科書 ページ 学習内容 学習のねらい 観点別評価規準 50 114 115 1 私たちが生活する日本 の位置をとらえる ・他国や大陸・海洋との関 係でとらえる ・緯度・経度を使ってとら ○日本の位置を,相対 的位置と絶対的位置 の双方から表現でき る。 関心・意欲・態度 世界地図や地球儀を見ながら,日 本の位置を絶対的位置や相対的位置 の方法を用いてとらえようとしてい る。

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- 19 - える 思考・判断・表現 世界のなかでの日本の位置を理解 し,絶対的位置と相対的位置の双方 で的確に表現している。 51 116 117 2 私たちが生活する日本 の領域をとらえる ・日本の領域をとらえる ・日本の海の国境 ○領域などの定義や, 日本の領域に関する 基礎的事項を理解す ることができる。 ○日本の領域について の理解を深め,海洋 国家である日本の領 域の特色をつかむこ とができる。 関心・意欲・態度 日本の範囲に関心を持ち,地図・ 地球儀を活用して意欲的に考察しよ うとしている。 知識・理解 領域と排他的経済水域の定義を理 解し,日本の範囲の特色と沖ノ鳥島 にみられる課題について的確に説明 している。 52 118 119 3 日本の領域をめぐる問 題をつかむ ・北方領土 ・竹島 ・領土問題の解決に向けて ・尖閣諸島をとりまく問題 ○日本の領域をめぐる 問題を,歴史的経緯 もふまえて理解する ことができる。 ○日本の領域をめぐる 問題について,日本 や近隣諸国との関係 をふまえて,解決に 向けてどのような方 策がとられてきたの かを説明できる。 思考・判断・表現 日本の領域をめぐる問題を多面 的・多角的にとらえながら,解決に 向けて今までとられてきた方策を説 明している。 知識・理解 日本固有の領土である北方領土と 竹島の問題について,その現状と我 が国の主張,ロシア・韓国の対応に ついて理解している。 53 120 121 4 時差を使って日本の位 置をとらえる ・標準時と時差のしくみを 知る ○標準時・時差の仕組 みを理解し,簡単な 時差の計算をするこ とができる。 ○標準時・時差の仕組 みから,地球上にお ける日本と世界各地 との位置関係をとら えることができる。 思考・判断・表現 なぜ世界各国で標準時が決められ ているのか,時差の計算はどのよう な時に役立つのかを,国際化した生 活場面と関連付けてとらえている。 技能 標準時・時差の仕組みを理解し, 日本と世界各地の時差を正しく計算 している。 54 122 123 5 日本の都道府県と7地 方区分をとらえる ・都道府県と県庁所在地を とらえる ・日本の地域区分をとらえ る ○都道府県や県庁所在 地の名称と位置を, 地図上で身に付ける ことができる。 ○県境と7地方区分の 特色を理解すること ができる。 関心・意欲・態度 県の変化や県名の由来,県庁所在 地名の由来に関心を持ち,意欲的に 調べている。 知識・理解 都道府県や県庁所在地の名称と位 置を地図上で身に付けるとともに, 県境や7地方区分の特色を理解して いる。

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- 20 - 第2章 世界からみた日本の姿 55 124 125 6 日本のさまざまな地域 区分をとらえる ・生活・文化による区分を とらえる ・結びつきによる区分をと らえる ○7地方区分以外の日 本の様々な地域区分 を知ることができ る。 ○これまで学習した内 容をもとに,日本の 略地図を描くことが できる。 思考・判断・表現 7地方区分以外の日本の様々な地 域区分について,どのような視点で 区分されているのかを,多面的・多 角的に考察している。 技能 北緯35度の緯線や東経135度の経線 に留意し,日本列島の四つの大きな 島の形状や位置関係をバランスよく とらえて,略地図を描いている。 56 126 127 7 地形図の見方を知る ・地形図とはなんだろう ・デジタル化が進む地図 ○地形図とはどのよう な地図なのかを理解 することができる。 ○地形図の約束事(地 図記号,方位,縮 尺,等高線)を理解 し,読図能力を高め ることができる。 技能 地形図の約束事や地図記号を習得 し,それらを活用して地形図から地 理事象を的確に読み取っている。 知識・理解 地形図の約束事を理解し,その知 識を習得し,様々な地形図の読解力 を身に付けている。 128 129 ○縮尺による地図表現 の違いを理解し,読 図能力を高めること ができる。 ○段彩図・断面図の作 成方法を知ることが できる。 技能 縮尺とそれに応じた表現の違いを ふまえ,必要な情報を読み取るとと もに,段彩図,断面図の作成方法を 習得している。 知識・理解 地形図の縮尺とそれに応じた表現 の違いについて理解し,基礎的な読 図能力を身に付けている。 単元の目標 ・世界的視野から日本を一つの地域として取り扱い,日本の国土の特色を理解することができる。 ・日本全体の視野からおおまかな国内の地域差に着目し,日本の国土の特色を理解することができる。 ・日本の地域的特色を,自然環境や災害・防災,人口,資源・エネルギーと産業,結びつきの面から理 解することができる。 社会的な事象への 関心・意欲・態度 社会的な 思考・判断・表現 資料活用の技能 社会的事象についての 知識・理解 ・世界的視野や日本全体 の視野からみた日本の 地域的特色に対する関 心を高め,それを意欲 的に追究している。 ・世界的視野からみた日 本の国土の特色を多面 的・多角的に考察し, その過程や結果を適切 に表現している。 ・日本全体の視野からみ たおおまかな国内の地 域差を多面的・多角的 に考察し,その過程や 結果を適切に表現して いる。 ・様々な資料から,日本 の国土の特色やおおま かな国内の地域差につ いての情報を適切に読 み取っている。 ・読み取った情報を,図 版や文章などに適切に まとめている。 ・世界的視野からみた日 本の国土の特色につい て理解し,その知識を 身に付けている。 ・日本全体の視野からお おまかな国内の地域差 について理解し,その 知識を身に付けてい る。

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- 21 - 第1節 自然環境や災害・防災からみた日本 時数 教科書 ページ 学習内容 学習のねらい 観点別評価規準 57 132 133 1 世界の地形 ・変化に富む世界の山地 ・広大な平野と長大な川 ○造山帯と安定大陸に ついてその成り立ち と特色を理解し,世 界各地の地形と人々 の関わりについて理 解を深めることがで きる。 ○地図や写真などを適 切に活用し,世界各 地に変化に富む地形 がみられる理由を説 明することができ る。 技能 地図や写真を使いながら,地球の 内的営力や外的営力の作用で変化に 富んだ地形が作られることを説明し ている。 知識・理解 地球上の造山帯と安定大陸の位置 を把握し,それぞれの地域でどのよ うな自然環境になっているかを理解 している。 58 134 135 2 日本の地形 ・けわしい日本の山地 ・短い河川とせまい平野 ・変化に富んだ日本の海岸 ○フォッサマグナや中 央構造線について理 解し,日本の山地の 特色を説明すること ができる。 ○地図・写真・グラフ などの資料を使って 日本の河川や海岸線 の特色に気付き,そ の理由を説明するこ とができる。 思考・判断・表現 地図や写真から日本列島の地形の 特色をつかみ,日本の山地の特色を おおまかに説明している。 技能 グラフから日本の河川の特色を読 み取ったり,海岸地形について用語 と写真を適切に結びつけたりしてい る。 59 136 137 3 世界の気候 ・緯度・高度と気温 ・風と気候 ・世界の気候区分 ○世界の気候が地球上 でどのように分布し ているかをつかみ, 緯度や高度,海流や 風に影響されている ことを理解できる。 ○六つの気候帯と11の 気候区について,そ れぞれの特色を説明 することができる。 技能 雨温図や気候区分地図を使って, 六つの気候帯と11の気候区につい て,それぞれの特色を気温や降水量 から説明している。 知識・理解 世界の気候区分について,分布の 様子は緯度や高度,海洋や風との関 係によって決まることを理解してい る。 60 138 139 4 日本の気候 ・日本の気候区分 ・冬から春の気候 ・夏から秋の気候 ○雨温図や気候区分地 図などの資料を読み 取り,日本の六つの 気候区について,そ れぞれの特色を説明 することができる。 ○地形や季節風との関 係から日本の気候の 特色をとらえ,地形 的条件とも照らし合 わせて理解できる。 思考・判断・表現 六つの気候区について,その特色 を雨温図や気候区分地図など適切な 資料を使い,自分の言葉で説明して いる。 知識・理解 日本の気候の特色や四季が変化す る理由について,地形的条件とも照 らし合わせて理解している。

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- 22 - 61 140 141 5 世界と日本の地震・火 山災害 ・自然災害と日本 ・地震や津波による災害 ・火山の噴火による災害 ○地震や津波,火山に よる災害の原因と被 害について理解する ことができる。 ○日本は至る所で自然 災害が起こりうる地 域であることに気づ き,災害について主 体的に考察すること ができる。 関心・意欲・態度 日本で起こる地震・火山災害に関 心を持ち,意欲的に追究している。 思考・判断・表現 地図・グラフ・写真などの資料か ら,日本周辺の地震・火山災害の分 布と環太平洋造山帯を関連付けて考 察している。また,地震災害につい て,都市部,山間部,臨海部の被害 の差異から特色を考察している。 62 142 143 6 世界と日本の気象災害 ・洪水や土砂くずれなどの 風水害 ・さまざまな気象災害 ・自然災害と人災 ○気象災害の原因と被 害について理解する ことができる。 ○自然災害の拡大と人 間の活動の関係につ いて考えさせ,問題 点を明らかにでき る。 関心・意欲・態度 日本で起こる様々な気象災害に関 心を持ち,意欲的に追究している。 技能 日本で起こる様々な自然災害や, 自然現象と人災との関係について, 写真・グラフなどの資料から,その 原因や被害の状況を読み取ってい る。 63 144 145 7 災害にそなえるために ・防災と減災 ・ふだんから住民や地域で 行う防災 ・災害発生時と直後の防災 ○災害の被害が拡大す ることを避けるため に行われる様々な防 災対策について知る ことができる。 ○災害は人間の活動に よって減災できるこ とを考え,個人や地 域社会でできる防災 対策について整理で きる。 関心・意欲・態度 災害の被害を小さくするためには 防災対策が重要であることを認識 し,防災対策について真剣に考え, 災害への備えを実際に行おうとして いる。 知識・理解 日本で起こる災害に対する様々な 防災対策について理解している。 - 146 147 【地域からのメッセージ】 東日本大震災からの復興を めざして ○東日本大震災の被害 の大きさについて知 り,被災した人々の 気持ちを考えること ができる。 ○阪神・淡路大震災の 経験を生かした東日 本大震災の復興への 取り組みを通して, 防災対策のあり方に ついて考えることが できる。 関心・意欲・態度 東日本大震災の被災地の現状と復 興への取り組みを知り,自らが地震 災害にどのように備えるか真剣に考 えようとしている。 知識・理解 東日本大震災の被害の概要とその 大きさについて理解している。 - 148 149 【地域からのメッセージ】 せまりくる巨大地震 ○南海トラフ巨大地震 の被害想定の大きさ について知り,予想 される日本社会全体 への深刻な影響と防 災対策について考え ることができる。 ○地震国日本では次の 関心・意欲・態度 南海トラフ巨大地震が日本社会全 体に与えるであろう影響と防災対策 について真剣に考えようとしてい る。 思考・判断・表現 巨大地震災害を減災するための 様々な防災対策について,主体的に

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- 23 - 第2節 人口からみた日本 第3節 資源・エネルギーと産業からみた日本 巨大地震の発生が不 可避であることを認 識し,減災のための 防災対策を主体的に 考えることができ る。 考察している。 時数 教科書 ページ 学習内容 学習のねらい 観点別評価規準 64 150 151 1 世界の人口の分布と変 化 ・世界の人口の分布 ・世界の人口の変化 ○現在の世界の人口及 び人口の偏りについ て,地形,気候,衛 生知識,医療技術, 社会情勢の変化など と関連付けて理解す ることができる。 ○世界の人口急増地域 や人口減少地域にお ける人口問題の概要 や原因を把握するこ とができる。 関心・意欲・態度 世界の人口分布やその偏りに関心 を持ち,世界の人口急増地域や人口 減少地域の人口問題について意欲的 に追究している。 技能 人口分布地図・人口ピラミッドな どの資料から,人口の特色を適切に 読み取っている。 65 152 153 2 日本の人口の分布と変 化 ・日本の人口の分布 ・過密化と過疎化 ・少子高齢化の進む日本 ・人口減少社会をむかえて ○日本の人口分布の偏 りや過密化・過疎化 の原因とその問題点 を,産業や社会の変 化と関連付けて理解 することができる。 ○日本では,少子高齢 化が急速に進んで人 口が減少しているこ とを理解し,社会に 及ぼす影響や課題に ついて考えることが できる。 思考・判断・表現 過密化・過疎化の問題点,少子高 齢化が社会に及ぼす影響や課題につ いて具体的に考え,自分の言葉で表 現している。 知識・理解 日本の人口分布の偏りや過密化・ 過疎化,少子高齢化の原因を,産業 や社会の変化と関連付けて理解して いる。 時数 教科書 ページ 学習内容 学習のねらい 観点別評価規準 66 154 155 1 世界と日本の資源・エ ネルギー ・かたよった鉱産資源の分 布 ・なくなる資源 ・日本のエネルギー消費と 再生可能エネルギー ○世界の鉱産資源の分 布を知るとともに, 日本が鉱産資源のほ とんどを外国からの 輸入に頼っている現 状を理解することが できる。 ○日本のエネルギー消 費の現状を知り,再 思考・判断・表現 資源枯渇の回避と再生可能エネル ギー開発への取り組みを,環境問題 と関連付けて考察し,適切に表現し ている。 知識・理解 日本が,人々の生活や産業に必要 な鉱産資源を輸入に頼っている現状 を理解している。

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- 24 - 生可能エネルギーの 開発に関する諸課題 について考えること ができる。 - 156 157 【地域からのメッセージ】 原子力発電所の事故と再生 可能エネルギー ○福島第一原子力発電 所の事故によって, 放射性物質が大量に 放出されたこと,関 東地方に供給できる 電力量が大幅に減少 したことを理解する ことができる。 ○日本の電力量不足の 現状を知り,安全性 に配慮しながら,こ れからの電力確保を どうすればよいか, 自分の考えをまとめ ることができる。 思考・判断・表現 日本が直面する電力問題に関心を 持ち,解決につながる方法を考え, 適切に表現している。 知識・理解 福島第一原子力発電所の事故被害 の大きさをとらえ,関東地方に供給 できる電力量が大幅に減少したこと を理解している。 67 158 159 2 世界と日本の第1次産 業 ・第1次産業とは ・日本の農業の特色 ・日本の漁業・林業の特色 ・農林水産業の課題と変化 ○地形,気候,人口分 布,社会情勢の変化 などと関連付けて, 日本各地でどのよう な農林水産業が行わ れているかを理解す ることができる。 ○日本の農林水産業が 抱えている課題と, 農林水産業の新しい 動きを把握すること ができる。 関心・意欲・態度 日本の農林水産業の抱える課題に 対して関心を持ち,その解決策を意 欲的に追究している。 知識・理解 地図・グラフ・写真などの資料か ら,日本各地で行われている農林水 産業の特色を,地形,気候,人口分 布,社会情勢の変化と関連付けて理 解している。 68 160 161 3 世界と日本の第2次産 業 ・第2次産業とは ・日本の工業の変化と現状 ・日本企業の外国進出と産 業の空洞化 ○第二次世界大戦後の 日本の工業の変化 や,現在の日本の工 業の特色を理解する ことができる。 ○産業の空洞化など, 日本の工業が抱える 課題をとらえ,これ からの日本の工業の あり方について考え ることができる。 思考・判断・表現 産業の空洞化など,日本の工業が 抱える課題について,工業の特色と 将来の姿を見通しながら,考えを適 切に表現している。 知識・理解 地図・グラフ・写真などの資料か ら,近年の機械工業の発展など,日 本の工業の変化や特色を理解してい る。 69 162 163 4 世界と日本の第3次産 業 ・第3次産業とは ・日本の商業の現状と変化 ・日本のサービス業の現状 と変化 ○日本の商業やサービ ス業が,情報化・高 齢化などの社会の変 化に伴い多様化して いる現状や,規模の 変化を理解すること ができる。 ○商店街の衰退など日 思考・判断・表現 商業の中心が商店街から大規模商 業施設やコンビニエンスストアに移 った理由を,人々の生活様式の変化 から適切に表現している。 知識・理解 日本のサービス業の現状と変化 を,人々の生活様式の変化などの社

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- 25 - 第4節 結びつきからみた日本 第3章 日本の諸地域 本の商業が抱える課 題をとらえ,将来の 商業やサービス業の あり方を考えること ができる。 会情勢と関連付けて理解している。 時数 教科書 ページ 学習内容 学習のねらい 観点別評価規準 70 164 165 1 世界各地の結びつき ・交通網・通信網の発達 ・国際化の進む世界 ・発展する貿易 ○世界的視野から交通 網・通信網の発達を 概観することで,そ れらの発達が国際社 会に与える影響につ いて考えることがで きる。 ○諸資料から,人やも のの移動や情報のつ ながりが,より速く 広範囲に拡大してい ることを理解するこ とができる。 思考・判断・表現 世界の結びつきの広がりと強まり を,人やものの移動,情報のつなが りに着目して考察し,自分の言葉で まとめるなど適切に表現している。 知識・理解 地図やグラフなどの資料から,交 通網・通信網が発達することで貿易 の拡大が進み,世界各国が結びつき を強めていることを理解している。 71 166 167 2 日本の結びつき ・日本国内の結びつきの変 化 ・外国とのあいだの人の動 き ・情報社会をむかえて ○国内の交通網・通信 網の整備状況から, 日本と世界との結び つきや国内各地の結 びつきの特色を理解 することができる。 ○諸資料から,交通網 や通信網の発達によ り,日本にはどのよ うな課題が新たに生 じているかを考える ことができる。 関心・意欲・態度 日本の交通網・通信網の発達に関 心を持ち,その発達によって地域の 産業や人々の生活がどのように変化 しているか意欲的に追究している。 思考・判断・表現 交通網の高速化や広域化に伴って 新たに生じた課題について,人々の 生活の変化から適切に考察し,簡潔 にまとめている。 単元の目標 ・九州地方,中国・四国地方,近畿地方,中部地方,関東地方,東北地方,北海道地方の基礎的・基本 的な地域的特色を大観することができる。 ・日本の各地方に考察の仕方を設定し,各地方の特色ある地理的事象や事柄を,他の事象と有機的に関 連付けて追究し,九州地方,中国・四国地方,近畿地方,中部地方,関東地方,東北地方,北海道地 方の地域的特色をとらえることができる。 ・地図・グラフ・写真などの資料を活用し,各地方の地域的特色や地理的な見方・考え方の定着を図る ことができる。 社会的な事象への 関心・意欲・態度 社会的な 思考・判断・表現 資料活用の技能 社会的事象についての 知識・理解 ・日本の各地方に設定し ・九州地方,中国・四国 ・様々な資料から,日本 ・九州地方,中国・四国

参照

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