大牟田市と自治労大牟田市職員労働組合との交渉結果報告
1 日 時 平成30年10月30日(火) 18:10~19:00
11月 8日(木) 18:00~19:00
11月15日(木) 19:00~21:00
2 場 所 企業局講習室及び職員会館第2・3会議室
3 交 渉 案 件 平成30年度秋季年末要求に対する回答
4 交渉結果概要
組合要求の概要
当局回答の概要
1 労使交渉・協議について
賃金・労働条件の見直しについては、十分な労使交 渉・協議に基づく合意の上で実施すること 賃金・労働条件の見直しについては、十分な労使交渉・ 協議、合意の上で実施する旨の回答を行った。2 組合員の賃金水準の確保について
①50 歳代後半層職員の昇給抑制と昇格制度の見直し を実施しないこと。また、すべての在職者が定年まで 昇給が可能になるよう、号給の延長を行うこと。 ②月例賃金の維持・改善を図り、給料表がプラス改定 される場合には、4 月に遡って差額分を支給すること。 ③一時金の支給月数を引上げること。 ①人事院勧告が情勢適応の原則に基づき公務員の給与水 準を民間企業の給与水準に均衡させることを基本として 行われたものであることを踏まえると、50 歳台後半にお ける給与水準の上昇を抑制するための制度改正は、国家 公務員に準じた対応が必要になるものと考えており、引 き続き、労使協議を行っていく旨の回答を行った。 ②③人事院勧告を参考とした「給料表の引上げ」「期末 勤勉手当の支給月数の引上げ」の実施を考えており、給 料表の改定については平成30年4月1日、期末勤勉手 当の改定については、平成30年12月支給期から適用 させる旨の回答を行った。3 諸手当について
①45 時間以上の時間外勤務手当については割増率の 引き上げを行うこと。 ②地域手当については、福岡県支給率を最低基準とし て支給すること。 ①法の趣旨を考慮しつつ、国や他団体との均衡を踏まえ た上で、適切に対処していく旨の回答を行った。 ②本市を取り巻く現状及び諸情勢等から、今日時点で支 給することは困難である旨の回答を行った。4 雇用と年金の接続について
雇用と年金の確実な接続をはかるための制度を確 立すること。雇用と年金の確実な接続をはかるため、 フルタイムを基本とした再任用制度を確立し、再任用 を希望する定年退職者全員の雇用を確保すること。 高い就労意識と意欲を持ち、多様な職務経験を通して 知識・経験・技術を培ってきた高齢職員の効果的な活用 を基本として制度運用に取り組んでいる。今後において は、実質的な無収入期間の拡大や国家公務員等の考え方 を踏まえ、定年退職者が再任用を希望する場合において は、即戦力として期待される退職時の職務を基本としな がら、希望者全員に雇用の場を提示できるよう取り組ん でいくこととあわせ、公務員の定年延長の動向も注視し ていく旨の回答を行った。
5 臨時・非常勤職員の処遇について
臨時・非常勤職員の賃金を改善すること。 嘱託員は、報酬の基礎となる基準号給の一部見直しや 通勤手当相当額の加算により報酬の改善を図るととも に、職員の給与改定を踏まえた処遇改善を実施している。 また、臨時職員についても、賃金算定方法の見直しや近 隣自治体の状況を参考とし賃金改定により処遇改善を実 施している。 本年度についても、職員の給与改定を踏まえた報酬・ 賃金等の引上げや期末付加報酬の支給月数の引上げを実 施していく旨の回答を行った。6 人事評価制度の処遇反映について
評価結果の拙速な給与・処遇への反映を行わず、十 分な労使交渉と合意によるものとすること。 本市の人事評価の精度は一定の水準に達していると考 えられることや、評価結果を給与へ反映させることが「や る気」「やりがい」の向上に一定の効果があると考えられ ることなどから、監督職について、平成30年度を人事 評価結果の処遇反映の試行期間とし、十分な職員周知を 行ったうえで、平成31年度の人事評価結果を平成32 年度の勤勉手当の成績率へ反映することとし、今後も人 事評価制度の検証を継続して行い、制度運用に対する職 員の理解と納得性を確保していく必要がある旨の回答を 行った。7 賃金格差について
職種間等における不当な賃金格差が生じないよう、 必要な措置を講じること。 均衡の原則及び職務給の原則に基づき、不当な賃金格 差が生じないよう、適切に対処していく旨の回答を行っ た。8 労働時間の短縮・休暇制度の拡充について
①勤務時間管理の徹底を進め、時間外労働の縮減や年 次有給休暇の計画的取得促進施策を進めること。 ②育児・介護休業法や人事院規則を踏まえ、民間・国 と同様の所要の措置を講ずること。 ③子育て支援の観点から、取得要件の拡充を図ること。 ①業務の進捗状況と労働時間の適正把握に努め、労働時 間短縮に向けた様々な取組みを推進していきたい。年次 有給休暇の取得については、計画的な業務運営と業務の 効率化や日常の事務事業見直し等を着実に実行すること と併せ、特定事業主行動計画やワークライフバランスの 推進に向けた意識改革も行いながら、年次有給休暇の取 得の少ない職員へは、管理職から取得を促すなど、年次 有給休暇の計画的な取得ができる職場体制の整備に努め ていく旨の回答を行った。 ②仕事と生活の調和を図りうる勤務環境の整備は、公務 能率の向上という観点からも大変重要であると考えられ るため、次世代育成支援に係る休暇・休業について、積 極的に取得を促進していく旨の回答を行った。 ③平成27年7月から、子の看護休暇について、対象者 の年齢要件を「12歳に達した年度末」から「15歳に 達した年度末」へと引上げを行い、28年4月からは「対 象となる子が在籍する保育所、幼稚園もしくは小・中学校等が感染症予防のため臨時に休業となった場合にその 子の健康を管理する場合」を取得要件に追加し、嘱託員 についても、子育て支援の観点から、職員と同様の取扱 いとし、平成29年度からは育児休業に係る子の範囲の 拡大及び介護休暇の分割・介護時間の新設を行った旨の 回答を行った。
9 労働安全衛生の確立について
労働安全衛生体制の確立をはかること。 ①安全衛生委員会を定期的に開催すること。 ②年間事業計画を策定して予算措置を行うこと。 ③健康管理を充実し、とりわけメンタルヘルス対策を 講じること。 ④65 歳まで働き続けられる職場づくりに向け、定年ま で働くための職場環境の課題について、安全衛生委 員会で議論を行うこと。 ⑤地方公務員災害補償基金が 2011 年 3 月に策定した 「業務負荷の分析表」を踏まえ、公務災害を生まな い職場環境の改善に努めること。 ⑥被災地へ派遣された職員に対して、十分な事後フォ ローを行うこと。 労働安全衛生体制の確立を図るため、労働基準法、安 全衛生法などを遵守するとともに、十分な労使協議を行 っていく旨の回答を行った。 ①各安全衛生委員会における年間事業計画を策定する中 で、定期的に開催するよう努めていく旨の回答を行った。 ②毎年度策定する事業計画に基づき、予算措置を行って いく旨の回答を行った。 ③メンタルヘルスに関しては、基礎知識や自己対処法を 習得するセルフケア研修、管理監督者に対するラインケ ア研修の実施、さらには職場環境等の改善を目的とした 「グループミーティング」の奨励を行うとともに、産業 医、臨床心理士、保健師などによる相談体制の充実を図 り、予防及び再発防止に、継続的に取組んでいるところ である。 このため、今後も、メンタルヘルス不調・不全の予防・ 再発防止対策の充実を図るため、これらの取組みを積極 的に推進していく旨の回答を行った。 ④65 歳まで働き続けられる職場づくりに向け、職場環境 の課題について、安全衛生委員会での審議を行っていく 旨の回答を行った。 ⑤「業務負荷の分析表」を業務や研修で積極的に活用し、 災害補償の担当職員や安全衛生担当職員のみならず、管 理監督者についても認識を高め、公務災害を生まない職 場環境の改善に努めていく旨の回答を行った。 ⑥被災地へ派遣された職員については、帰任後、必要に 応じて本市産業保健スタッフによる面談を実施してお り、今後も引き続き十分な事後フォローを行っていく旨 の回答を行った。10 ハラスメント防止対策の充実について
ハラスメント防止対策の充実に向け、男女雇用機会 均等法を踏まえ、十分な労使協議と合意に基づき取り 組むこと。 平成28年4月、「職場におけるハラスメント防止指 針」を策定し、ハラスメントの定義やハラスメント防止 に向けた基本的な心構えなどを定めるとともに、相談体 制の整備も行ったところである。今後、職員への周知徹 底や研修による職員意識の醸成など、ハラスメント防止に向けた取組みを通じて、引き続き良好な職場コミュニ ケーションの確立を図り服務規律の確保に努めていく旨 の回答を行った。