• 検索結果がありません。

クリスマス島カニある記

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "クリスマス島カニある記"

Copied!
8
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

- ー-ーーーーーーーーーーーーーーーー,曹・・ー

....-'

T

可 ・

圃 園 田 園 圃 園 開

Carcinological

ciety 01 Japan

クリスマス島カニある言己

S o m e topics o f land crabs in the C h r i s t m a s Islands

Australia

藤田喜久

1,2

・ 成 瀬 貫

3

Yoshihisa Fujita a n d T o h r u Naruse

. は じ め に 島の調査も行われた) に同行する機会を得た 本稿 では,クリスマス島で見られる大型陸性甲殻類につ クリスマス烏は,インド洋に浮かぶオーストラリ いて紹介し,クリスマス島におけるそれらの保全策 ア領の小島である 同名の島は キリパス共和国に について紹介する. も存在するが,甲殻類研究者にとって「聖地」とも 言うべき島はインド洋のクリスマス島であろう( 以 圃 い ざ ク リ ス マ ス 島 ヘ ! 降,クリスマス島はオーストラリア領のものを指 す) クリスマス島は,オーストラリアパースの北 西2,3 6 0 k m,インドネシアジャワ島の南 3 6 0 k m に 位 置 し 島 の 周 辺 海 域 は 水 深5,000 m に達するまさ

に 絶 海 の 孤 島 で あ る (Hickset al., 1990; Co1eman, 2006) . 島の周囲は大部分が高さ 1 0 - 2 0 m の海崖 に な っ て お り , 砂 浜 の あ る 海 岸 は 極 め て 少 な い (Tiemey & Tiemey, 2007; 図 l A).

著者らは, 2010 年 1月 20 日- 2 月 5 日と 2011 年 3 月 18 日- 4 月 1 日にかけて,シンガポール国立大 学のラッフルズ生物多様性研究博物館お よびオース トラリアのクイーンズランド博物館が中心とな った クリスマス島の甲殻類相調査 (2011 年はココス諸 琉球大学大学教育センター 〒903-0213 沖縄県西原町千原l

University Education Center, University of 出E

Ryukyus, 1 Senbaru, Nishihara, Okinawa 903-0213, Japan

2 N P O法人海の自然史研究所

干904-0113 沖縄県中頭郡北谷町宮城2-95-101 Marine Learning Center, 2-95-101 Miyagi, Chatan, Okinawa 904-0113, Japan

E-mail: [email protected]

3 琉球大学亜熱帯島興科学超域研究推進機構

干903-0213 沖縄県中頭郡西原町千原l

Transdisciplinary Research Organization for Sub仕opical Island Studies, University ofthe Ryukyus, 1

Senbaru, Nishihara, Nakagami, Okinawa 903-0213, Japan クリスマス島には, オーストラリアのノTースから の週2 回の定期便( ただし,ココス諸島を経由して クリスマス島に向かう方法もある) があるほか,東 南アジアからの週 l 回の定期便がある. 2010 年の 調 査 で は , シ ン ガ ポ ー ル 発 着 の 便 ( シ ル ク エ ア -SilkAir) を利用したのだが, 2011 年の調査では シ ンガポール便が廃便となっており,代わりにマレー シア発着便( マレーシア航空Malaysia Airlines) が あった . クリスマス空港は島の北東部にあり,集落 とは少し離れていた. クリスマス島の面積は 137凶 2であり,沖縄の宮 古島 (159km2 ) よりやや小さい程度の規模で,島 の人口は 1,600 人ほどである (Coleman,2006). 島 の北東部に, Flying Fish Cove という入り江があり, 港や街もこの付近に多い( 図1B). 著者らの宿もこ の近くの海岸にあった. クリスマス鳥は,島の大部分が石灰岩で構成され ており,沖縄の島と良く似た雰囲気で,とてもリ ラックスできた. 島には,ラムサール条約の登録湿 地である Dale を始め( 図 lC) ,珍しい離水マ ング ロー プ( 図 l D) などもあり, 森も深く ,豊かな自 然環境が残されている. また,石灰岩地質の島らし く,陸域および海中には,多数の洞窟が存在してい た( 図lE). 陸域の洞窟には洞内に水域( アンキア ライン環境) があり,一部は海まで人間が通れる規 模のものもあるそうだ今回の調査では,海中の洞

(2)

義 図 書 久 ・ 成 瀬 貫

図] . クリスマス島の自然環境

A,海岸;B, Flying Fish Cove ; C, Daleにあ る滝( 左,成瀬氏 ;右, N g氏);D,離水マングロー プ林;E,洞

窟 ;F,海底鍾乳洞 窟( 図 lF) についての潜水調査も行 ったのである が,その際驚かされたのが,現地のダイビングサー ビスのオーナーが日本人の演中氏だったことであ る 演中氏の的確なポイント選択とガイドにより, 有意義な潜水調査を行なうことができた また,潜

58

I

C8ncer20(2011)

水 調 査 時 に ジ ン ベ イ ザ メ Rhincodon typus (Smith, 1828) と泳いだか多数のイルカ類やサメ類を見れ たのも良い思い出である

一方,クリスマス島と沖縄との関わりとして生物 学的に興味深いのが,クリスマス島と沖縄の久米島

(3)

i , J . . J 品幽

a

・・

a

・・白幽圃掴・・幽幽幽幽

11

且 幽 晶 “ 占 臼 」

の海底洞窟のみに生息するクラヤミヒラオウギガニ Neoliomera cerasinus N g, 2002である( 図 2A). 著者 らは現在,琉球列島の洞窟環境に生息する十脚甲殻 類 の 研 究 も 行 っ て おり (K o mai& Fujita, 2005; N arus巴& T amura, 2006;藤田・砂川,2008) ,久米島 海洋生物国際合同調査 K U M En M A 2009 で海底鍾乳 洞を調査した際にもクラヤミヒラオウギガニを採集 した. こ の種が分布するとされる 世界でたった2つ の島( ク リスマス島と久米島) の両方で採集調査を 行ない,標本を得る事ができたことにはただならぬ 縁を感じている. 今回のクリスマス島調査でも,洞 窟環境から興味深い発見があり,やはり洞窟はまだ まだ調査が不十分の領域であると感じた クリスマ ス島での詳細な研究報告はいずれ行なわれることで あろう. 圃クリスマス島の陸性甲殻類 クリスマスアカガニ クリスマス島には, おびただしい数のクリスマス アカガニ Gecarcoidea natalis (Pocock, 1888) (以降, 単にアカガニとする: 図 28 ) が生息しており,雨 期になると放卵( 放仔) のための海岸への移動が知 られている (Hicks et al., 1990) この行動は, 日本 のメディアにも度々 取 り上げられており,島中のア カガニが海岸付近に移動し ,移動経路にあたる民家 や道路がアカカゃニで、埋め尽くされるシーンを見た方 もおられるだろう. アカガニは,オカガニ科の一種であり,沖縄で見 ら れ る ム ラ サ キ オ カ ガ ニ Gecarcoidea lalandii H. Milne E dwards, 1837 と同属である 両種は形態的に 良〈似ているが,生時の体色はかなり異なっていて 容易に区別することができる クリスマス島にはム ラサキオカガニも生息しているが,島で見かけるの はほとんどアカガニだけで,今回の謂査でもムラサ キオカガニとされる個体は僅か 3 個体しか確認でき なかった. クリスマス島では, 海岸付近から森の中 まで,ア カガニを至る所で見る事ができる. 今回の調査時に は,アカカ網ニの放卵期は終わっていたので,海岸か ら少し内陸に入った森の中に多くの個体が戻ってい た. アカガニは,夜行性という訳でもなく,畳も夜 も活動していた. 多くの個体が活動していたのは雨 上がり後で,林床一商にアカガニが出て来て,落ち 葉などの餌を食べていた( 図 2C) それこそ地面が 赤く見えるほどで,圧巻の光景であった また,海 岸でもアカガニは多く見られ,恐らく給水や浸透圧 調整のためだと思われるが,岩場や波打ち際でじっ としている行動を良く見る事が出来た( 図 2D ) カニ研究者にとって ,クリスマス島のアカガニに 会う事はひとつの夢であろう. 実際,著者らもクリ スマス烏到着後にはアカガニに興奮してしまい,見 つける度に写真を撮っていたほどである ただ,あ ま りに個体数が多いので 2- 3 日もすると見飽きて しまったのではあるが…. 余談であるが,クリスマ ス島の土産が多数販売されているビジターセンター には,アカガニをモチーフにしたグッズが販売され ているのであるが,その種類は極めて多く,エピカ ニグッズマニアには興奮ものである. アオガニ ク リスマス島には,アカガニのイ也に「アオガニ (81ue C rab)

J

と呼 ばれている陸性 カニ類が生息し て い る ( 図 2 E,F). こ の ア オ ガ ニ の 学 名 は Discoplax hirtipes D ana, 1851 で,驚くべきことに日 本で見られる「オカガニ」と同種とみなされてい る. 日本のオカガニは,甲が濃褐色で,はさみ脚が 黄色,歩脚が褐色の体色を呈しているが( 平田ら, 1973),アオガニは,その呼び名の通り ,甲が薄い 青色またはグレ一色,はさみ脚が白色であり , 日本 のオカガニと著しく異なっている . 体サイズも 沖縄 で良く見かけるオカガニの標準サイズよりも二周り ほ ど 大 型 で , ち ょ う ど オ オ オ カ ガ ニ C ardisom a carnifex (H erbst, 1796)と同じ位の大きさである. こ のアオガニ( 青い甲の個体群) は ,現状ではク リス マス島のみ知られているらしい. 先のアカガニも同 じ分布をしているらしく( アカガニはココス諸島で も記録があるが,持ち込まれた可能性もあるよう だ) , とても興味深い. アオガニは,アカガニと 同所的 に生息している が,より淡水の影響を受ける場所をより好むよう で,小川の側や湧き水のある近くで見られた 大き な巣穴をそこら中に掘っているため,個体数が多い 場所では巣穴に足を取られて歩くのが大変なほどで 59

(4)

図 2. クリスマス島の海底洞窟および陸域に生息する甲殻類

A,海底洞窟内に生息するクラヤミヒラオウギガニ:B,夜間に海岸に集まるアカガニ:C,雨上がりに活発に 活動するアカガニ:D,日中の干潮時に海岸で見られたアカガニ:E,アオガニ (オカガニ) の雄個体:F,ア オガニの背面 (オカガニ ) :

G

,日中に活動するヤシガニ

:H

アカガニを捕食するヤシガニ.

(5)

あった ヤシガニ ク リ ス マ ス 島 に は , ヤ シ ガ ニ Birgus latro (Linnaeus, 1758) も 多 い 大 型 の 個 体 が 多 く , 今 回 の調査では 4 kg に達する個体が採集された. また, 最も興味深いことは,ヤシガニが昼間でも活動して いるということであった. もちろん,夜間にはさら に多くのヤシガニを観察することができた. また, 生息密度も高く,多数個体が一所に集まっているの も観察された( 図20). ヤシガニは,世界最大の陵 性甲殻類であるが,沖縄を含む南太平洋諸国で食用 として乱獲され,個体数が減少している CFletcher, 1993; 諸 喜 田 ・藤田, 2005; 諸喜田, 2006). しか しこのクリスマス島ではヤシガニの採集もほとん ど行なわれていないようなので,大型個体にとって の天敵はほぼ皆無で,ヤシガニ達にとってまさに天 国となっている. 島にはヤシガニの個体数が多いこともあって,貴 重な行動も色々と観察することができた例えば, 今回の調査期間は,丁度クリスマス島におけるヤシ ガニの繁殖期に該当しており,多数の抱卵雌が確認 でき,放卵行動も観察できた . また,

r

ヤシの実を 食べるヤシガニ」も観察できた. さらには,

r

アカ ガニを食べるヤシガニj も観察・撮影することがで きた( 図 2H). もちろんアカガニは死んだものでは なく,どうもアカガニを時折餌として食べているよ うである . オ カ ガ ニ 類 を 守 る ! 以上紹介したように,クリスマス島は,アカガニ やヤシガニなど,陸性甲殻類の天国と言っても過言 ではない また ,感心したのは,こ れほど多数のオ カガニ類が生息していながら,それを守るための取 り組みが多数なされていたことであった これらの オカガニ類を守るための対策は, 日本でも十分参考 になると思われるので,以下に紹介したいと思う. アンダーパス クリスマス島には多数のアカガニやヤシガニが生 息しているが,現地 N ational Park のレンジャーの話 によると,クリスマス島の現地住民でこれらのカニ 類を食べる人はごくわずかで,それに対して陸性甲 殻類の生息を脅かす最大の問題はロードキル( 際 死) であるという. 特に繁殖期になると多数の母ガ ニが海への移動を行なうため,相当数が車の犠牲に なってしまうらしいーそこで,やはり作られていた のが「アンダーパス」である( 図 3A). クリスマス 島のアンダーパスには,大きく 2つの形態があっ て,ひとつは,道路に溝を掘り,カニ用の通路( ト ンネル) を設置するタイプのものである. このタイ プのアンダーパスを効果的に用いるために,森を分 断する道路の両側には,カニが道路に出ないように するための塀が作られていたー しかし結構おそま つな作りで,所々破損しているのが見られた. もう 一つのタイプは,道路をかき上げして

i

誇を彫り込 んでいるものである. このタイプのものは,道路ま での段差があるので,アカガニがなかなか登れない ようにな っている( 図 3 A,B ). 実際,雨上がりに アンダーパスを観に行くと,沢山のアカガニが道路 脇に出て来ていたが,高さも十分なようで,道路に 出ている個体はほとんとやいなかった( 図 3 B). しか し,大型のヤシガニにはあまり効果が無いようで, 普通に乗り越えて道路をゆっくりと横断していた こうしたアンダーパスについては,同様のものが 日本国内にも沢山ある 沖縄でも,西表島の「ネコ ボックス

J

や,沖縄島や宮古諸島の池間島ではオカ ガニ用の「カニさんトンネlレ

J

がある ( 諸喜 田, 2003) . 単純に作りを見た感じでは,沖縄のものの 方が優れているような感じがした クリスマス島の アンダーパスは,そのほとんどが溝の上にグレーチ ングを置いただけのもの( 図 3C) であるのに対し, 日本国内では,ほとんどがボ ックスカルパート式な どの道路下に完全に埋没されるタイプで,カニ類な どが通行し易いように様々な加工が施されている クリスマス島では,予算や技術面での理由で簡易な ものを設置するしかないのかも知れないが,これが 逆に効果的であると感じる例もあった それは, 誤って道路に出てしまったカニが,このグレーチン グの隙間から道路下に逃げることができることであ る( 図 3C) ー 日本のタイプだと,一度道路に出てし まった個体を救済する術は無いに等しいので,一考 する価値はあると恩われる. ただし日本の場合,

(6)

藤図書久・成瀬賞 図 3. クリスマス島の陸性甲殻類を保護- 保全する試み A,アンダーパス ( 全景) ; B,アンダーパス( アカガニを道路に出ないようにするためのコンクリート壁) ; C,アンダーパス ( 道路上から撮影) ; D ,アカガニの放卵移動を示す道路標識; E ,ヤシガニ保護のための道 路標識; F,陸生甲殻類保護およびロードキル防止のための教育普及啓発パンフレッ ト; G ,アカガニの放卵 移動に伴う道路閉鎖を告知する標識 ;H ,道路閉鎖時に用いられるゲート

62

I

CanCer

20(2011)

(7)

道路にこのような構造物をつくるのは安全上の理由 で難しいのではないかとも予想されるが・ 道路標識 クリスマス島には,多数のアカガニがいるが,繁 殖期の大移動はテレビなどでも紹介されるほどに有 名である. そのため,移動経路になる場所では,そ のことを示すための様々な標識が見られた. 島には 中国系やマレ一系の人々が多いので,英語を含めて 3か国語で書かれていた( 図3D). 島の集落付近の 道路には,手作りの看板も多数見られ,手書きのイ ラストが添えられていて親しみが持て,地域での保 全意識も高いように思われた 一方,ヤシガニの ロードキルを注意するための標識も存在する( 図 3E). 図は,

I

ヤ シ ガ ニ の 上 を ( 車 で ) 走 ら な い で! 避けて運転して」という内容が書かれている. クリスマス島のヤシガニは,大型個体が多く,動作 も緩慢なので,確かに普通車で上を通過すると問題 に な り そ う で あ る 実 際 , National Park のDion Maple氏によると ,現在のところ,ヤシガニのロー ドキルは烏でかなり深刻な問題となっているよう で. 2010年にロードキルの被害にあったヤシガニ は800個体を超えているとのことであった. ヤシガ ニは,強大なはさみ脚を前方に振り上げて威嚇姿勢 をとるが,これが車にひっかかり事故になるしま た,その体サイズの大きさ故,アンダーパスも効果 がなく,事実上有効な対策は無いそうである. 島民 の大型甲殻類の保全意識が高いにも関わらず,ロー ドキルが多い要因として,オーストラリア本土から の来島者数の増加も考えられる これは日本の場合 にも言える事で,他の場所から来る観光者への保全 対策の周知も重要である 1'¥ンフレッ卜 クリスマス島に生息する大型陸性甲殻類の生態や 保全についての取り組みをまとめたもので,アカガ ニだけを取り上げたもの,陸性カニ類全般を取り 扱ったもの,ロードキルを取り扱ったものなど様々 であった( 図3G) これらのパンフレットは,空港 やビジターセンターにて無料で入手できる.

クリスマス島

'IJニある龍 道路閉鎖 図3 Gの目を惹く赤い標識は,アカガニの産卵 ( 放卵) 移動に伴う道路の閉鎖状況を示したもので ある。クリスマス島では,アカガニの繁殖期になる と,カニが多く出現している道路を,重要道路を除 いて閉鎖するようである この標識には,現在の道 路の閉鎖状況が示しであり,少なくとも島の3 カ所 にこの標識が設置されていた. 図3 Hは,実際に道 路が閉鎖されるときに使われるゲートである. 著者 らの訪島時には,残念ながら繁殖期が既に終わって いたので, もう道路は解放されていた. アンダーパ スや道路標識のような対処的な保全策ももちろん重 要だが,アカガニのために道路を閉鎖し,ロードキ ルという問題を根本的に解決しようという発想は沖 縄でも十分参考にするべきであろう . 謝 辞 本稿をまとめるにあたり, M a x Orchard氏, Dion Maple 氏, Tricia H o 氏 を は じ め と す る Christmas Island National Parkのスタッフには,調査準備や情 報収集において多大な便宜を図っていただいた.

Peter K. L. N g教授や本調査のオーガナイザーであ るTan H e o k Hui博士(Raffles M u s e u m of Biodiversity Research)や Peter1. F. Davie氏 ( クイーンズラン

ド博物館) らには,調査の企画 ・準備から,高温多 湿の環境で、行った野外調査の後に喉を潤すひととき

まで,大変にお世話になった. 心より感謝する

. 文 献

Coleman, N., 2006. Wildlife伊ide Christmas Island Indian Ocean. Neville C oleman's Underwater Geographic Pty Ltd, 88 pp

藤田喜久砂川博秋. 2008 .多良間島の洞穴性および 陸性十脚甲殻類. 宮古島市総合博物館紀要. 12: 53-80.

Fletcher, W . ,.1 1993. Coconut crabs. In: A. Wright, & L. Hill (eds.), Nearshore marine resources ofthe South Pacific. I C O D, Canada, pp. 643-681.

Hicks J., Rumpff, H., & Yorkston, H., 1990. Christmas crabs, Second Edition. Golden Earth Design and Print-ing, Singapore, 81 pp.

平田義浩・仲宗根幸男・諸喜田茂充, 1973 沖縄の 貝 ・カニ・エビ. 風土記社,那覇 144pp

(8)

融闘麟鱒瞬額貯

J

Komai, T ., & Fujita, Y. 2005. A new stygiobiont species of Macrobrachium (Crustacea・ Decapoda: Caridea: Palaemonidae) 企o m an anchialineωve on Miyako Island, Ryukyu Islands. Zootaxa, 1021: 13-27. Naruse, T., & Tamura, H ., 2006. A first record of anchialine

crab of the genus Orcovita N g and Tomascik, 1994 (Decapoda: Brachyura: Varunidae) from Japan, with description of the species. Limnology, 7: 147ー15 1.

N g, P . K . L., 2002. O n a new species of Cavemicolous Neoliomera (Crustacea: Decapoda: Brachyura: Xanthidae)合o m Christmas island and Ryukyus, Japan. The Raffies Bulletin of Zoology, 50: 95-99

諸喜田茂充, 2003. エピ・カニ・ヤドカリの幼生時 代. 甲殻類学エピ・カニとその仲間の世界 (朝倉 彰編著). 東海大学出版会,東京, pp.208-232 諸喜田茂充, 2006 ヤシガニー改訂・日本の絶滅のお それのある野生生物。レッドデータブック ,7 ク モ形類 ・甲殻類等( 環境省自然環境局野生生物課 編). ( 財) 自然環境研究セ ンター ,東京,p.54 諸喜 田茂充・藤田喜久, 2005 ヤシガニ 改訂・沖縄 県の絶滅のおそれのある野生生物( 動物編) レッ ドデータおきなわ (沖縄県環境保健部自然保護課 編). 沖 縄 県環境保健部自然保護課,那覇, pp. 205-206.

Tiemey, B., & Tiemey S., 2007. The essential Christmas Island甘avel guide. Christmas Island Tourism

図 2. クリスマス島の海底洞窟および陸域に生息する甲殻類

参照

関連したドキュメント

状態を指しているが、本来の意味を知り、それを重ね合わせる事に依って痛さの質が具体的に実感として理解できるのである。また、他動詞との使い方の区別を一応明確にした上で、その意味「悪事や欠点などを

「文字詞」の定義というわけにはゆかないとこ ろがあるわけである。いま,仮りに上記の如く

はある程度個人差はあっても、その対象l笑いの発生源にはそれ

自分の親のような親 子どもの自主性を育てる親 厳しくもあり優しい親 夫婦仲の良い親 仕事と両立ができる親 普通の親.

うのも、それは現物を直接に示すことによってしか説明できないタイプの概念である上に、その現物というのが、

森 狙仙は猿を描かせれば右に出るものが ないといわれ、当時大人気のアーティス トでした。母猿は滝の姿を見ながら、顔に

子どもが、例えば、あるものを作りたい、という願いを形成し実現しようとする。子どもは、そ

と言っても、事例ごとに意味がかなり異なるのは、子どもの性格が異なることと同じである。その