Japanese Society for the Science of Design
NII-Electronic Library Service Japanese Sooiety for the Soienoe of Design
カ
スタ
マイ ズ を
可
能
に
す
る
機
能 構 造 化
富士ゼロ ッ ク スAble3321
に お ける 実 施例Function
Structuring
for
Customization
神 成 知 実 蓮 池 公 威KannariTomomi
HasuikeKimitake
富 士ゼ ロ ックス株 式 会 社
Fuji
Xerox
Co .
,
Ltd.
1.
は じ め に コ ピー
機やファクスなどのOA 機器 で は、
デ ジ タ ル技術の進歩 に よ り、 こ れ まで不 可能だっ た新機 能の実現や、
資 源 共有によ る異 機 種 複合化が進ん できている。
そ して、
そ れ らの機器 は多 くのユー
ザー
に さ ま ざ まな目的で使わ れ ること となっ た。 本 論では、
こ の ような さ まざ まなユー
ザー
に使わ れ る多機 能 機器に お け る問題 点を指 摘し、
ユー
ザー
ご と に適し た機能を提 供 する方法 を提 案する。2,
多機 能化とその背景 近 年、
ソ フ トウェ ア技 術の発達に よっ て、
機能の変更や新機 能の追 加が容 易になっ て きた。 新 機 能は、
メー
カー
から見 れ ば、
技 術 力の宣伝と他社商品との差別 化を は か る材料と な り、
ユー
ザー
に とっ ては、
これまで不可能だっ たこと を可 能にする 便 利 な機能 とし て魅力がある。
機 能は、
基 本 的には市 場の要 求に よっ て変化 し、
不 要となっ た もの は姿を 消し てい く。 し か し、
多様 化する現在の市場や ユー
ザー
要 求は、
既 存機 能の消 滅 を難 し くしてい る。 あるユー
ザー
に は必要ない機能も、
あるユー
ザー
に は必須な場合が あ る。 そのため、一
旦 市場に導入 さ れ た機 能は な かなか姿を消 す ことは なく、
機能数は増加の一
途を た どっ ている。 しかし実 際に は、
それぞれの ユー
ザー
にとっ て全 機能 が必 須 な わけで は な く、
ない よ りは あっ た方が よい とい う程度のい わ ば保 険 的 な意 味合い の機 能 も多い。
ユー
ザー
は必 要性に加 え、
安心 を求め て より多機能の商品を望む傾 向があ り、
メー
カー
は 多機 能にすることで差 別化 をはかろうと して きたの である。 また、
多機能化に よ る機能 拡張と合わ せて異機種同士の複合 化 が進ん でいる。
OA機 器の コピー
機の分野 で は、
デ ジ タル化 を きっ かけと して、
ファクスやプ リンター
と資源 を共 有 した複合 機 が生 まれ た。 複合化に よっ て効率的な少品種の製品開発が 可 能と なり、
加えて新たな機能や サー
ビス創 造へ の可 能性が 生ま れる。
ユー
ザー
にとっ ては、
これ まで の複 数の機器によっ て占 有さ れて いたスペー
ス の節約といっ た物 理 的メリッ トや総 合 的 な経費 節 約だけでな く、
新サー
ビスによっ て業 務の飛 躍 的 な効 率 化 を図 れ る 可 能 性 が あ る。
3,
多機 能 化の問題 多機能化は一
方で、
新た な問題を引 き起こ しており、
それ は 特に操 作パネルを使用 する機器に 目立っ て現わ れ てきている。 このような機 器では、
機能の多さは操作パネル上のボタンの数 となっ て現 れ る。 しか し実 際の操 作では一
度に全て の機能を使 わ ないた め、
不 必 要 なボタンが常に多数 存在 することに な る。
こ の ような不必要な ボ タンは存在意味が ないば かりでなく、
目 的の機能ボ タンを探 す障 害とな り、
場 合に よっ て は誤 操作の 原 因となるなど、
操 作 性を悪化 させる性 質 を持っ て い る。 こ の ことは、
不 用意に多機能化をすすめ る と、
使いに く く実用 に耐 え ない機 器を作 り出す可 能性があること を示 して いる。 こ の問 題 を解決することは、
ユー
ザー・
インタフェー
スに与えられ た課 題である といえ る。 4.
従 来の機 能カ テ ゴ リー
分け とその問 題 富士 ゼロ ッ クスのコピー
機は従 来、 「基 本」、
「応 用 」、
「専門」といっ たカテ ゴ リー
に よっ て機能 を分類、
構造化し て い た [図1]。 こ の構 造は、
図2のようなツリー
型となっ てい る。 こ れ は、
全機能 を理解し た 設計者(デ ザ イナー
)が、
機能の特徴や機 能 問の関係 を整理 した上で、
想 定するユー
ザー
の目的に合わせ て作っ た構 造で あ る。 しかし、
実 際の市 場では 「機 種によっ て同 じ機能 が違 う画面 にあり、
覚えら れ ない」、
「どの機能がどの 画 面 にある か が 分 からない」 といっ た声 が聞かれた。 全 機 能の相対 的 な 関係に基 づいて作ら れ た搆成が、
一
部の機能しか知ら ない ユー
ザー
に は 理解で きないの である。 そ し て、
この機能 構造に は設計者の立場か ら見ても問題が あ る。
そ れは、
多機能 化、
複 合化の要求に対して柔 軟な対 応がと れ ない ことである。 は じめ か ら機 能数が決まっ た状 態でカテ ゴ リー
に分 けられ、
画 面 が構 成 されるため、
将 来の機能 追 加や削 除 といっ た拡張性につ い て考慮され てい ないので あ る。 図 1 「基 本・
応用・
専門」型 の機 能カテ ゴ リー
分Uの例デ ザ イ ン学 研 究特築 号 SPECIAL
ISSUE
OF
JSSD Vol
.
3 No,
2 199545Japanese Society for the Science of Design
NII-Electronic Library Service Japanese Sooiety for the Soienoe of Design
5.
使用 目的 とカスタマ イ ズ コピー
機やファ クスは多 くの場 合 個人 専用の もので は な く、 設 置さ れ た特 定の環 境の中で複数ユー
ザー
に よっ て使用 され る。 機 器の使 用 目的は、
その機器 が設置さ れ る オフ ィ スでの習 慣や業務 内容と密接 な関係 を持っ ている。
そのため、
必要とさ れる機 能やその優 先 度は、
機 器 が設置さ れ る会 社、
部 門ご と に 異なっ てい る。 こ のよう な機器では、
は じ め か らある 目 的 に特 化したユー
ザー ・
インタフェー
スに 固定するの ではな く、
基 本的には どの 機 能 も等価に扱っ た平均 的構 造を持た せ る必要がある。 そ し て、
個々の オフ ィス に適応した インタフェー
スを提供 するため に、
機 器 が特定の環 境に設 置 され た段 階で、
その使 用 目的に適 合し た か たちに カスタマ イ ズ が できること力泌 要である。
6.
カスタマ イ ズを可 能に す る機 能の構造化5
章で述べ たよう なカ ス タマ イズを可能にす る仕 組みとし て、
集 合型の機 能構 造を提 案する。 この構 造は、
全体集合と し て の 「機能一
覧」と、
そ の部分集合として の 「お好み機能」、
「基本 機 能」という3つ のカ テゴリー
を持っ てい る [図31。 前述 した ように、
個々 のユー
ザー
が使 う機 能は システムの持 つ 機能の一
部である。 ユー
ザー
が簡単に 目的 を達 成できる よう に す る た めには、
全 機 能を理解し なくとも必 要な機能を選択で きる仕組みを提 供 する必 要 が ある。 図 3 「基 本・
撤 子み・
一
覧上に よ る 集 合 型 の機 餬 冓造 このような仕組みの一
つ とし て 「機能一
覧」とい う概 念が 有 効と考える。
「機 能一
覧」は、
機 能を カテ ゴリー
によっ て分 類 せずに並列に提 示 する とい う機能提供方 法である[図4】。
ユー
ザー
は 「機能一
覧」を見ることで、
その機器の持つ 機能を一
覧 で きる。 そこに は誰で も使 うような ごく簡単な機 能も、 あ る程 度の知識が ない と使用 できない機能 も区別 な く、
すべ て の機能 が並べ られて いる。 こ のように、
機 能を分類したり優先 度を設 け た りせず、
全機能へ の均一
な ア クセ スを提 供 する のが 「機 能一
覧 」の考 え方である。 どの よ う なユー
ザー
でも、 自分の 目 的 に 関係のあ りそうな機 能 を 「機能一
覧」の中か ら選ぶ ことで、
目的達 成へ の糸口をつ カテゴリー
機能 機 能 常設機valtt−
t−
4s,
ト 用祇ト レ イ 「 縮 小 砿 大 : ミン
ク ス サ イズ 原 2イ!
↑ 図 2 ツ リー
構 豈に よ る攤 能カ テゴリー
分けの 列 図 4 機 能 をカテ ゴり一
分け しなし機 能一
覧の例46SPECiAL
ISSUE OF JSSD Vol.
3 No,
2 1995 テ ザ イン学研 究 特集 号Japanese Society for the Science of Design
NII-Electronic Library Service Japanese Sooiety for the Soienoe of Design
かむことが できる。 自分 の使わ ない機 能につ いては
一
切理 解 し て いな くても構わない の である。 こ の作法は、
機 能の数や複雑 さ に左右さ れ ない一
貫したもの である。
6.
2 「お好み機 能 」 「機 能一
覧 」に よっ て、
「自分の必 要とする機 能が どのカテ ゴリー
に分 類さ れて いるのか わ か らず機 能が選択できない」と いっ た、
ツリー
型の カ テ ゴ リー
分 けで起こってい た問題は無 く な る。 しか し、
「自分の 目的と関 係のない機能の存在に よっ て、
必 要 とする機能が見つけ にく くな る」とい う問題は解 決さ れて いない。
この問題を解決 する た め に、 「お好み機能」 とい う概念 を考 え た。 「お好み機 能」とは、
「機 能一
覧」の中か ら数 個任 意に 選 択 することに よっ て 形成さ れ る機能の集合(カテゴリー
)であ る。 「お好み機能 」によっ て、
使 用頻 度の高い機能の優 先度を 上 げることが できる。 機器が設置さ れ た環 境で 日常頻 繁に使わ れ る機 能を 「お好み 機 能」に定義して おけ ば、
定型 業 務 をおこなう時に は 「お好み 機 能」のみで目的が 達成で きる。 他の滅多に使わない機 能に は 目 をや る必 要が ない。 い つ も と違っ た こ と を し ようとする時の み、
「機能一
覧」 か ら探せ ば よい の である。 こ の 「お好み機 能」の仕組み に よっ て、 使 用目的に合わ せ て機 能を再 構成し、
カ ス タマイズをおこなうこ とが 可能 となる。
6.
3 「基 本機 能 」 どの ような機器にも、
機 種やメー
カー
の差 を越 えて共通 な基 本的機 能がある。 このような、
機 器の定義に関わ る根 本的 な機 能と し て 「基 本機 能」とい う集合 を考える。
付加 機能 を必 要 と しない ごく単 純な作 業をするユー
ザー
に は、
「基本機 能」さ え あれ ば十分である。6,
4
「基 本・
お好み・一
覧」型の構 造化 「基 本機 能 」、
「お好み機 能」、
「機 能一
覧」に よる構 造化 に より、 単純な目的か ら、 特化した目的ま で、 柔軟に対応 する ことが 可能となる。 また、
拡 張 性へ の対 応とい う視 点でみれ ば、
追 加 する機能 は常に 「機能一
覧」に 入 れ ればよ く、
機能の 性 質に よっ て カテ ゴ リー
分 け を考 える必 要 が な くなる。 この構造化が庫で説 明した 「基本・
応 用・
専 門」型の ツリー
構造と大 き く違 うのは、一
つ の機 能が複 数のカテ ゴリー
に同 時 に位 置づけら れ るとい う点である。
「基 本・
応用・
専門」型の 機 能構 造では、
基本 機 能に位置づけ られて いる機 能は、
応 用機 能や専門機能に は 入っ ていない。 しか し、 「基本・
お好み・
一
覧 」 型では、
「機 能一
覧」という全体 集 合の部 分 集 合 として 「基 本機能 」と 「お好み機 能 」がある た め、
「基 本 機能 」、
「お 好み機 能 」に位 置づけら れてい る機 能は、
必 ず 「機 能一
覧」の中 にも存在す るので あ る。 「機 能一
覧」と 「基本 機 能」は、
ど こに設 置さ れ た機 器に お い ても共通の機 能集 合である。 し か し、
「お好み機 能 」は設置 環境のユー
ザー
の 目的 に合わ せ て カスタマ イ ズ さ れ る た め、 何 通 りもの状 態 力清 りうる。 7.
Able3321シ リー
ズに お け る実 施例 こ こで は、
「基 本・
お好み・
一
覧」 型の構造 化 を適 用 した実 例として、
富士 ゼロッ クスのAble3321を取り上げる。 Able3321 はコ ピー、
フ ァ クス、
プリン ター
(オ プション)の機 能を持っ た複 合 機である。 コピー
の画 面 を 例 と して、
「基本・
お好み・
一
覧」型の機能構造 を画 面に対応させ た提供 方 法 を解説 する。7.
1 「基 本機 能 」の提 供方 法 Ab}e3321 の基本コピー
画面 は 図5の ような構成 となっ ている。
こ の機 種では、
「用 紙トレイ」、
「縮 小〆拡 大」、
「コ ピー
濃 度」の3機 能をコ ピー
の基 本機 能と位置づけ た。 基本コ ピー
画 面で の機 能の提 供は、
オー
プン タイプあるいは セ ミオー
プンタ イ プ というボ タンレ イ ア ウ ト形式で おこなっ て いる。 オー
プン タイプ とは、
機能の設 定をおこなう時に、
次の 階層のポップアップ画面へ と移行せずに、
基本コピー
画 面内で すべ て のパ ラメー
ター
を選択で きるボタ ン構 成である。 「コ ピー
濃 度」は オー
プンタ イ プとなっ て お り、
すべて のパ ラ メー
ター
をポップアッ フ画 面 を 開かずに直 接 設定で きる。 セ ミオー
プンタ イ プ と は、
良 く使わ れ るパ ラメー
ター
に限っ て直接設定が 可能な ボ タン構成である。
そ れ以 外のパ ラメー
ター
の選択は、
ポッ プアッ フ画 面を開い ておこなう。 「用 紙ト レイ」ボ タンはセ ミ オー
プンタ イプ となっ て おり、
「自動」と 「優先 トレイ(トレイD
」に限っ ては、
直接 設定 をおこな うこと が で き る。 他の パラメー
ター
を選 ぶ場合は、
「トレ イ 選 択」の ポッ プ アップ画面 を開い て設定 することになる。 付加機能を必要と し ない ユー
ザー
は、
基本コピー
画 面だけ で 十分である。 こ のようなユー
ザー
に とっ て重要 なのは、
基本3
機能 力濮 いや すいこと で あ る。 そ の た め オー
プン、
セ ミ オー
プ ンタ イ プのボ タン形 式を とり、
直接 操 作がで きる ように して い る。
また、
設定状態の表示は、
ダイナミッ ク アイコ ン(設定値に よっ てグラフ ィッ ク スが 変化 する ア イコン)とテ キス トによっ て 詳細に お こ なっ てい る。 7.
2 「お好み機 能」の提 供 方 法 Able 3321の お好みコ ピー
画 面 は 図6の ような構成 となっ てい る。6
章で説明した ように、
お好みコピー
画面に は、
ユー
ザー
が よ く使用 す る機 能を 登 録 して お くことが できる。 Able3321の場 合、
設定 可能な機能数は6つであ り、
機 能一
覧の中にあるすべて の機能の中か ら任 意の6
機能 を登 録することが できる。
お好みコピー
画面で の機 能の提供は、
すべ てクロー
ズ ドタイ プ とい うボ タンレ イァウ ト形式で お こ なっ て いる。 クロー
ズド タイプでは、
オー
ブンタ イプやセ ミ オー
プンタ イプ と異 な り、
パ ラメー
ター
の全 部 あるいは一
部が ボ タンとい う形で提 供さ れ ることはない。
パラメー
ター
が2
値(オン1
オフ)の場合、
ボ タンに 触れ る た び に オン〆オフが 切 り替わ る トグルボ タン と な り、 3値 以 上の場 合、
次の階層のポップア ッ プ画 面を開 くた めのボタ ン となる。 日常業 務に必須 な機 能がい くつか決 まっ て いるユー
ザー
は、
お好みコ ピー
画面に そ の機能 を登録すればよい。
通常、
お好み コ ピー
画 面に は基 本3機 能と よく使 う3つ の付 加機 能 を登 録する ことになる。 もちろ ん、
場 合に よっ て は、
基本機能 を 全 く登録デザ イン学 研 究 特 集 号 SPECIAL ISSUE OF JSSD Vol
,
3 No.
2 199547Japanese Society for the Science of Design
NII-Electronic Library Service Japanese Sooiety for the Soienoe of Design
図5Abb
3321の基 本コtL画 面 図6Abb 3321の お好み :ピ
ー
画 面 せず、
付 加 的な機 能の みを6つ 登録して も構わない。
お好みコ ピー
画 面 では、
基 本コ ピー
画 面 と同様、
設 定 状 態を重視し、
ダ イ ナミック アイコ ンとテ キ ス ト に よっ て詳 細な表示 を行う。 7.
3
「機 能一
覧」の提供 方 法 Able3321のコ ピー
機 能一
覧 画面は図7の ような構成と なっ てい る。
コピー
機能一
覧画 面では、
お好み コ ピー
画面と同様にすべ て の機能が クロー
ズ ドタイ プで提供され る。 6機 能以 上 を同時に使 うユー
ザー、
あるい は毎回使用する機能 が異 なる ような環境のユー
ザー
に は、
コピー
機能一
覧画 面が適 当であ る。 こ のようなユー
ザー
にとっ て は、
多数の機能へ の ア クセ シ ビリティを確 保 することが重 要である た め、一
覧性 を重 視し、
設 定状態の表示はオ ンノオフ レベ ルに 限っ てい る。 設定状 態の確認は、
設定確 認 画面な ど他の画 面が サ ポー
トすること に なる。7,
4
デフォル ト画 面の設 定 Able3321には初 期画面(デ フォル ト画面 )とい う概念が あ る。 コ ピー
の モー
ド に し た時に跏 に表 示さ れ る画 面がコピー
の デ フォル ト画 面である。 ユー
ザー
は、
基 本コ ピー
画 面、 お好みコ ピー
画 面、 コ ピー
機 能一
覧 画面のいずれ か を、
デ フォル ト画 面 と して定義しておくことがで きる。
ユー
ザー
に適し た画 面を デフォル ト画面に設 定しておくこと によっ て、
機器を常に使い易い状 態に しておくことができる。 ま た、
い つ もと違っ た使い方 をする時のため に、
他の2画 面も常 に裏側に用 意し てあ り、
必 要 な と きに はい つ で も表に出すこと がで きる。 こ のように、
デ フォル ト画面の設定の仕組み に よっ て、
さ ら に柔軟なカ ス タマ イ ズ と、
さ ま ざ まな状 況へ の適 応 が 可 能となっ ている。 8.
ま と め 本論で は、 特に オフ ィス を対 象とした多 機能 機 器の カ ス タマ イ ズにつ い て論 じ、
集 合 型の機能構造の概念の提 案と適用 例の 解説を行っ た。
多機能化とカス タマ イ ズの問題は、
OA機 器に限 らず、
広い市場やユー
ザー
層を持っ た多 機 能機器での共通の課 題であ り、
その一
つ の解決方法を提示で き た と考え る。 こ こで提示した考え方は、
全体 要素、
基本 要素、
任 意要 素に よる集合構造であ り、
複数の候 補か ら1つ を選 択 する性 質の操 作全般に関して広 く応 用 が可能であると考える。
図7Abb 3321のコピー
機 髴一
覧画 面48SPECIAL