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第 1 章募集の趣旨 事業の概要 1 募集の趣旨生活保護に至る前の段階の自立支援策の強化を図ることを目的として 平成 27 年 4 月生活困窮者自立支援法 ( 平成 25 年 12 月成立 ) が施行された 大阪市では 生活困窮者自立支援法に基づく 生活困窮者自立支援事業を実施するにあたり 民間事業

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大阪市生活困窮者自立支援

事業【相談支援】

(住吉区)

(長期継続)

委託事業者募集要項

平成 30 年 12 月

大阪市

事務局

: 大阪市 福祉局 生活福祉部 自立支援課

住 所

〒530-8201

大阪市北区中之島 1-3-20 (大阪市役所2階)

電 話

: 06-6208-7959

FAX

: 06-6202-0990

E-Mail

: fa0116@city.osaka.lg.jp

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第 1 章 募集の趣旨・事業の概要

1 募集の趣旨 生活保護に至る前の段階の自立支援策の強化を図ることを目的として、平成 27 年 4 月生活困窮 者自立支援法(平成 25 年 12 月成立)が施行された。 大阪市では、生活困窮者自立支援法に基づく、生活困窮者自立支援事業を実施するにあたり、民 間事業者等の知識やノウハウ等を活用し、より効果的・効率的に実施するため、企画提案方式によ り各行政区を圏域として受託事業者を公募する。 2 事業の目的 生活困窮者自立支援事業(相談支援)は、生活保護に至る前の段階から早期に支援を行うことに より生活困窮状態からの早期自立を支援することを目的とし、生活困窮者を早期に把握し、包括的 に相談に応じる窓口として、生活困窮者の抱えている課題を適切に評価・分析(アセスメント)し、 その課題を踏まえた支援計画(以下「プラン」という。)を策定、プランに沿って自立に向けた支援 を行う。 また、経済的な課題を抱えている方には、家計の見える化など家計改善支援事業を行う。 さらに、関係機関との連絡調整や支援状況の確認なども行う。 したがって、経済的な問題のみならず、複合的な課題を抱えている方など、生活困窮者を広く受 け止めることが必要となる。 3 業務内容 生活困窮者自立支援事業(相談支援)においては、概ね次の業務を行う。 (1) 谷間のない包括的な相談支援体制の構築 生活困窮者を早期に把握し、包括的に相談に応じる窓口として、生活困窮者が抱える課題を的確 に把握する。 相談内容によっては、相談窓口で継続して支援を行う場合や、他制度の相談窓口等へつなぐ場合 があり、複合的な課題を有している場合など継続的に支援を行う場合は、その方の置かれている状 況や本人の意思を十分に確認した上でプランを策定する。 また、必要な支援を総合調整し、それぞれの支援が始まった後も、それらの効果を評価・確認し ながら、本人の自立までを包括的・継続的に支えていく。(具体的な手順については「4 相談支援 の手順」を参照)以下、これらの支援を行う機関を「自立相談支援機関」という。 (2) 就労支援 相談者の自立支援にあたっては、相談者の主体性を尊重し、就労支援が必要な相談者には、「総合 就職サポート事業」、「就労チャレンジ事業」及び「就労訓練事業」を活用しながら自立相談支援機 関においても必要に応じて連携した支援を行う。 生活困窮者に対する具体的な就労支援(就労意欲の喚起、履歴書の書き方や面接の受け方指導、

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3 就職相談、求人情報紹介・マッチング、ハローワークやその他の公的な職業紹介事業への同行訪問 などの支援)は、「総合就職サポート事業※1」を受託する事業者が行う。 また、日常生活自立段階での就労支援が必要な方に対しては、「就労チャレンジ事業※2」を受託 する事業者や「就労訓練事業※3」の活用による支援を行う。 生活困窮者の経済的な自立の支援においては、就労支援につなぐことを基本とし、総合就職サポ ート事業者ほか就労支援関係者と調整を図り総合的に判断すること。 なお、各種就労支援事業に繋いだ後も、随時、当該事業者から対象者への就労支援状況を把握し 包括的に支援すること。 ※1総合就職サポート事業 本市が別途委託により行う、生活困窮者自立支援法に基づく自立相談支援事業のうちの就労支援 事業。生活困窮者及び生活保護受給者等を対象として、就労困難者の安定雇用を目指した支援強化 を視野に入れつつ、就労意欲の喚起、ビジネススキル等向上のための支援、求職活動の実践的な支 援、求人開拓、就労後の職場定着支援などを効果的に組合せた総合的な就労支援を実施する。 ※2就労チャレンジ事業 生活困窮者のうち、単に就労に必要な実践的な知識・技能等の課題だけではなく、生活リズムが 崩れている、社会との関わりに不安を抱えている、就労意欲が低下しているなどの複合的な課題が あるため直ちに就労することが困難な者について、日常生活自立からの段階的かつ計画的な支援を 目的として事業を実施する。 ※3就労訓練事業(いわゆる「中間的就労」) 就労訓練事業は、一般就労に就くことが困難な方等に対して、軽易な作業等多様な就労の機会 を提供し一般就労に向けた支援を行う事業である。就労訓練事業の実施事業者は、都道府県等の 認定を受ける必要があり、認定を受けている実施事業者情報については大阪府ホームページ (http://www.pref.osaka.lg.jp/shakaiengo/nintei/index.html)で情報提供されている。 (3) 家計改善支援 家計の視点からの専門的な相談支援を実施することにより、経済的な問題の背景にある根源的な 課題を相談者とともに理解し、そこから見える課題を把握することで家計の再生に向けた具体的な 方針を立て、自ら家計管理ができるようになることを支援する。 継続支援対象者の3割程度が家計改善支援を必要とする対象者と想定している。 (4) 事業の周知 ア 事業内容や制度について、区保健福祉センターと連携して区民や関係機関等への周知に努める こと。周知にあたっては、多様な広報媒体の活用も提案すること。 ただし、全市的な広報については、福祉局が行う。 イ 自立相談支援機関が主体となり、地域の関係機関等を対象とした勉強会を開催することで、事 業内容や制度の周知に努めるとともに地域のネットワークづくりに貢献すること(年1回以上)

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4 (5) 関係機関のネットワークづくり、社会資源の開発 複合的な課題を抱える生活困窮者を早期に把握するため、地域での見守り体制構築や関係機関の ネットワークづくりを行うとともに、地域に不足する社会資源の開発を行う。(詳細については、 「6 関係機関のネットワークづくり、社会資源の開発について」を参照) (6)国又は本市の調査・検討への協力 生活困窮者自立支援制度の適正実施に資するため、国又は本市が行う実態調査や課題検討に係る 調査等に協力すること。 (7)自立相談支援事業従事者への研修 ア 国又は大阪府等が行う自立相談支援事業従事者養成研修等には、可能な限り積極的に参加する こと。 イ 区域を越えて相談支援員間で「顔の見える関係」を構築するため、情報交換やケース検討、他都 市状況の研究、地域づくりの効果的な取組方法等、制度の推進に資するテーマを設定し、ブロック 会議等を実施すること(概ね年4~5回程度開催するものとし、年間最低1回は企画又は講師を勤 めるものとする)。 (8)事業の評価の実施 体制評価(受注者の本業務に対するバックアップ体制等)、中間評価(事業計画書の実施状況等)、 結果評価(国の示す KPI 達成度、支援プランの評価実施における「支援の結果、見られた変化」な ど)の3つの観点を踏まえ、発注者が別に示す時期、方法により、事業の取組状況について自己評 価を実施のうえ、PDCA サイクルを意識して常に改善に取り組むよう努めること。 4 相談支援の手順【相談支援プロセス(国資料:自立相談支援事業の手引き 19 頁参照) http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12000000-Shakaiengokyoku-Shakai/01_jiritsu.pdf (1)生活困窮者の把握・相談受付 ア 生活困窮者の複合的な課題に包括的・一元的に対応する窓口を設置し、相談を受け付ける。 また、生活困窮者の中には自ら相談に訪れることが困難な方もいることが想定されるため、地 域や関係機関のネットワークを活用した対象者の把握等に努め、アウトリーチ(訪問支援等)を 含めて対応を図る。 イ 本人への情報提供のみで対応が可能な場合や、明らかに他制度や他機関での対応が必要である と判断される場合は、情報提供や他機関へ適切につなぐことにより対応する。 ウ 相談内容から、経済的困窮の背景に複合的な課題を有し、包括的な支援が必要な場合など、自 立相談支援機関による支援が必要であると判断される場合は、本人から、本事業による支援プロ セスに関する利用申込みを受けて、その同意を得るとともに、丁寧なアセスメントを行う。アセ スメントにより、本人に関する様々な情報を把握・分析した後、自立相談支援機関が継続してプ ラン策定等の支援を行うか、他制度や他機関へつなぐことが適当かを組織として判断(スクリー ニング)する。 なお、生活保護や他制度や他機関へのつなぎが適当と判断された方には、本人の状況に応じて

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5 適切に他の相談窓口へとつなぐとともに、必要に応じてつなぎ先の機関へ本人の状況について確 認するなど、適宜フォローアップを行い、いわゆる「相談のたらい回し」とならないよう留意す る。 (2)アセスメントとプランの策定 ア スクリーニングの結果、自立相談支援機関による継続的な支援(総合就職サポート事業の活用 を含む。)が妥当と判断されるケースについては、本人へのアセスメント結果を踏まえ、本人の自 立に向けた支援方針、支援内容、本人の達成目標を盛り込んだプラン案を策定する。 なお、プランは本人と自立相談支援機関とが協働しながら策定するものであることから、プラ ン案の策定にあたっては、本人の意思を十分に尊重するものとする。 イ プラン策定前においても、必要に応じて、緊急的な支援(住居確保給付金、生活福祉資金貸付 等)や、総合就職サポート事業及び就労チャレンジ事業の就労支援員による就労支援、認定事業 者による就労訓練、その他の地域における様々な社会資源を活用した各種支援が受けられるよう、 必要な調整を行うものとする。 ウ プラン案の内容は、次の事業等を活用するほか、公的な事業や民生委員による見守り活動等の インフォーマルな各種支援事業(既存の民間支援サービスを含む)など、本人の自立を促進する ために必要と考えられる支援を盛り込むものとする。 ・総合就職サポート事業の事業者による就労支援(就労意欲の喚起、履歴書の書き方や面接の受 け方指導、ハローワークやその他の公的な職業紹介事業への同行訪問などの支援) ・就労チャレンジ事業の事業者による日常生活自立支援 ・就労訓練事業(いわゆる「中間的就労」) ・住居確保給付金の利用 ・子ども自立アシスト事業※ ・生活福祉資金貸付事業 ・ハローワークが実施する生活保護受給者等就労自立促進事業 など ※子ども自立アシスト事業 生活困窮世帯や被保護世帯のうち中学生及び高校生世代を抱える世帯に「子ども自立支援員」 を派遣し、家庭の課題などを分析・診断し、課題のある世帯に対しては、カウンセリング支援 を継続して実施し、親子の進学意識を高め、子どもの貧困の連鎖防止及び解消を図る。 エ 支援調整会議(5「支援調整会議」参照)を開催し、個々のケースについてプラン案が適切なも のであるか確認を行うとともに、プラン案に基づく支援に当たって、関係機関の役割等につい て調整を行う。 オ 区保健福祉センターは、支援調整会議において法に基づく事業(総合就職サポート事業を除く) を利用するプラン案が了承された場合には支援決定を、また総合就職サポート事業及びその他の 事業等を利用する場合には、支援内容の確認を行う。 カ 自立相談支援機関は、区保健福祉センターの支援決定・確認を受けたプランに基づき、具体的

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6 な支援サービスの提供等を行う。 (3)支援の実施・モニタリング・評価・再プラン策定・終結 ア プランに基づき、自立相談支援機関自ら支援を実施するほか、サービス提供事業者等の支援機 関から適切な支援を受けられるよう本人との関係形成や動機付けの促しをサポートする。 イ 各支援機関による支援が始まった後も支援機関との連携・調整はもとより、必要に応じて本人 の状態等を把握(モニタリング)する。 ウ 定期的なプランの評価は、以下の状況を整理し、概ね 3 か月、6 か月、1 年など本人の状況に応 じて、支援調整会議において行う。 なお、契約期間を越えてプランの評価時期を設定する場合は、対象者の自立に支障のないよう、 次の項目について次期事業実施者に引き継ぐこと。(14(9)契約期間満了に係る業務の引き継 ぎ参照) (ア)目標の達成状況 (イ)現在の状況と残された課題 (ウ)プランの終結・継続に関する本人の希望・支援員の意見等 エ 評価の結果、支援の終結と判断された場合は、他機関へのつなぎや地域の見守りなどの必要性 を検討し、必要に応じてフォローアップを行う。例えば、就職(又は就労)後から一定期間につ いては、本人の状況を適宜把握し、必要に応じ本人からの相談に応じることが望ましい。 オ 評価の結果、プランを見直して、支援を継続する必要があると判断された場合は、改めてアセ スメントの上、再度プランを策定する。 (4)その他 ア 住居確保給付金に関する相談や受付、受給者への支援及び関係先との連携等に関すること。 イ 地域活動等を行うにあたって、認定就労訓練事業者の確保にも留意し、同事業の実施意向のある 法人、及び実施を検討する法人について把握した場合、福祉局に情報提供を行うこと。 ウ 就労チャレンジ事業を支援プランに盛り込む場合、当該事業者と連携を図り支援対象者の状況 を把握しつつ支援を実施すること。 エ 子ども自立アシスト事業者の子ども自立支援員が家庭状況等の分析・診断を行うために家庭訪 問する際に同行するほか、必要に応じて、当該事業者との連携を図ること。 オ その他 「自立相談支援事業の手引き」「家計相談支援事業の手引き」及び「大阪市生活困窮者自立相談支 援事業実施要領」に沿って実施すること。 (注:上記手引き等について、改訂版が国又は本市から示された場合は、それに沿って実施する こと。) ※「自立相談支援事業の手引き」「家計相談支援事業の手引き」 http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12000000-Shakaiengokyoku-Shakai/04_kakei.pdf ※「大阪市生活困窮者自立相談支援事業実施要領」 http://www.city.osaka.lg.jp/fukushi/cmsfiles/contents/0000303/303608/jissiyouryou.pdf

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7 5 支援調整会議 (1)目的 支援調整会議は、プランの作成等にあたり、以下の 4 点を主な目的として開催するものである。 ア プランの内容が適切なものであるか合議体形式により判断すること イ 参加者が、個々のプランに関する支援方針、支援内容、役割分担等について共通認識を醸成し、 個々のプランを了承すること ウ プラン終結時などにおいて評価を行うこと エ 不足する社会資源について、個々のプランを検討する中で課題として表出することが考えられ るため、地域の課題として認識し、検討すること。なお、区保健福祉センターとの十分な連携の もと、支援調整会議では課題の整理にとどめ、別途、地域の諸課題について協議を行う場を設け て対応することも可能。 (2)開催方法 具体的な開催方法については、相談者数や地域資源の状況など地域の実情に応じ、区保健福祉 センターと協議のうえ、会議開催のルールを定めるものとする。 例えば、会議の構成員を固定して定期開催する方式やケース(プラン)ごとに開催し必要な関 係者のみが集まる方式、また、固定方式の定期開催をベースとしてケース(プラン)に応じた随 時開催を組み合わせる方式も一案として考えられる。 (3)留意点 支援調整会議を効率的に開催するため、自立相談支援機関は支援調整会議を開催する前に、必 要に応じてプランに盛り込むサービスの利用について、行政やその他の関係機関・関係者との間 で調整を行う。 なお、関係機関と情報共有を図るためには、本人の同意が必要となる。 また、家計改善支援や就労準備支援の機能も丁寧な相談支援に基づくものであり、それぞれ自立相談 支援事業との間に連続性があること、また、それぞれの専門性に基づく多角的な視点からプランの妥当 性等を検討することにより、三事業間の相互補完的・連続的支援が可能になるものと考えられることか ら、自立支援計画の協議(支援調整会議)については、就労チャレンジ事業受託者も可能な限り参 加することが望ましい。参加できない場合にも、連携が図られるような手段を講じること。 6 関係機関のネットワークづくり、社会資源の開発について (1) 生活困窮者の自立に向け、包括的な支援が提供されるよう、自立相談支援機関が中心となって、 支援調整会議その他の既存の合議体も活用して協議の場を設ける。 (2) 効率的かつ効果的に生活困窮者を早期把握し、チーム支援を行うためには、関係機関との連携が 重要であり、住吉区が進めている「地域見守り支援システム」との十分な連携を図りながら進め てゆく。 (3) 効率的かつ効果的に生活困窮者を早期把握し、チーム支援を行うためには、関係機関との連携

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8 が重要であり、そのためのネットワークづくりを一層進め、その活用を図る。 (4) 自立相談支援機関が自ら又は当該協議の場、関係機関とのネットワークを通じて把握した社会 資源の不足については、支援調整会議その他の協議の場において地域の課題として認識した上で 検討を行うとともに、生活困窮者の支援に関する新たな社会資源の開発を行う。 (5)これらの業務を行うにあたっては、区保健福祉センターと十分に連携を図ること。とりわけ、 生活困窮者の支援に関する新たな社会資源の開発に関する検討は、区保健福祉センターが主体 となるため、区の方針を踏まえて業務にあたること。 また、区保健福祉センターが主催する「支援会議」に参画すること。 7 留意事項 (1) 相談支援に当たっては、別に定める「自立相談支援機関使用標準様式(アセスメントシート・ プランシート等帳票類)」を使用することとし、利用者ごとに支援台帳を作成すること。 (2) 経済的な課題を抱える方に対して、家計改善支援事業使用様式を活用し、家計の見える化によ る家計管理能力の向上を図ること。 (3) 関係機関と個人情報を共有する場合は本人から同意を得ておくことなど、個人情報の取扱いに ついて適切な手続きを踏まえること。 8 支援対象者 住吉区内に居住する、生活困窮者等 生活困窮者とは、現に経済的に困窮し、最低限度の生活を維持することができなくなるおそれ のある者をいう。ただし、生活困窮者の多くは、経済的困窮のみならず、複合的な課題を抱えて いる場合や社会的にも孤立している場合が考えられることから、自立相談支援事業の実施にあた っては、できる限り対象を広く捉え、排除のない対応を図ること。 9 配置人員 相談支援機関として、次の(1)から(2)の役割を担う職員を配置すること。 主任相談支援員兼家計改善支援員、相談支援員の 2 職種で、合計2名以上の職員が必要と想定し ている(想定職員数)。 (1) 主任相談支援員兼家計改善支援員 相談支援員を統括し、関係機関との連絡調整の役割を担ううえで、地域福祉をはじめとする社 会福祉全般に関して見識を有するとともに、管理者としての任務遂行能力を有する職員を常勤で 1 名以上配置すること。主任相談支援員兼家計改善支援員は専任とし、他の業務との兼務は認め ない。 主任相談支援員は、自立相談支援機関における相談業務全般のマネジメントや他の支援員の指 導・育成を行うとともに、自らも相談支援を行うこと。 また、ハローワークが実施する生活保護受給者等就労自立促進事業におけるコーディネーター

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9 及び総合就職サポート事業へつなぐ場合の窓口の役目を果たし、就労に結びついた後も必要に応 じてフォローアップを行うこと。 (2) 相談支援員 自立相談支援事業を遂行するうえで、必要な知識及び実績のある職員を常勤換算で1名以上配 置すること。 (※制度従事者に係る長期的な人材育成の観点を踏まえ、正規雇用職員の配置が望ましい。) 相談支援員は、生活困窮者へのアセスメント、プランの作成を行い、様々な社会資源を活用し ながらプランに基づく包括的な相談支援を実施するとともに、相談記録の管理やアウトリーチ (訪問支援等)を行う。 (3) その他の職員 必要に応じて、本事業の実施に付随する業務を行う職員の配置を可とする(他の事業との兼務 を可とする。) (4) 留意事項 ○ 委託料の範囲内で本市の想定職員数以上の人数を配置することは差し支えない。ただし「10 相談窓口の設置」で後述する「本市が指定する場所」に確保している執務スペースは想定職員 数分となっている。 ○ 職員は直接雇用すること。 ○ 主任相談支援員兼家計改善支援員は、社会福祉士、精神保健福祉士等の有資格者を配置する ことが望ましい。 (参考) 国においては、主任相談支援員については、自立相談支援機関の相談業務全般のマネジメ ントや、他の支援員の指導・育成、支援困難ケースへの対応等の高度な相談支援技術が求め られることから、今後は国等が行う養成研修の受講に加え、一定の資格又は実務経験を必要 とすることが検討されている。 (国が検討している一定の資格又は実務経験[次の①から③のいずれかに該当すること]) ①社会福祉士、精神保健福祉士、保健師として保健、医療、福祉、就労、教育等の分野に おける業務に 5 年以上従事しているものであり、かつ、生活困窮者への相談支援業務そ の他の相談支援業務に 3 年以上従事している者 ②生活困窮者への相談支援業務その他の相談支援業務に 5 年以上従事している者 ③相談支援業務に準ずる業務として、実施主体である自治体の長が認めた業務に 5 年以上 従事している者

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10 ○ 相談支援員は、社会福祉主事等の一定の資格又は相談支援業務※の実務経験がある者を配 置することが望ましい。 ※ 主な相談支援業務 ・生活保護のケースワーカー ・児童相談所の児童福祉司 ・福祉施設の生活相談員 ・病院等のソーシャルワーカー(MSW) ・精神科病院等のソーシャルワーカー(PSW) ・その他、上記に準ずると判断される一定の専門性が求められる相談援助業務 ○ 家計相談を行う者(家計改善支援員)は、原則として主任相談支援員が兼務し、自立相談支 援機関は、生活困窮者への家計に関する相談支援を適切に行うことができる人材を配置する。 また、家計改善支援員を主任相談員が兼務しない場合、自立相談支援機関は次の各号のいず れかを満たす者を配置する。 ・ 消費生活専門相談員、消費生活アドバイザーまたは消費生活コンサルタントの資格を有 する者 ・ 社会福祉士の資格を有する者 ・ 社会保険労務士の資格を有する者 ・ ファイナンシャルプランナーの資格を有する者 10 相談窓口の設置 住吉区役所内の本市が指定する場所に相談窓口を設置すること。この区役所内の相談窓口の場 所は業務委託期間においては、本市が無償で貸与するが、必要な事務機器等を受託事業者の負担で 設置し、光熱水費、通信費等についても受託事業者の負担とすること。 なお、その他の場所に別途相談窓口を設置することも妨げないが、その場合は次の条件を満た すこと。 ・区内の地域住民の利便性に配慮したわかりやすい場所に設置するとともに、バリアフリーに配 慮した設備とすること。 ・事務室及び相談者のプライバシーが確保できる相談室を設けること。 ・設置に要する経費は、受託事業者の負担とすること。

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11 11 開設曜日・時間 月曜日~金曜日(祝日・年末年始(12 月 29 日~1 月 3 日)を除く) 9 時~17 時 30 分 ※昼休み時間中(12 時 15 分から 13 時)の相談にも対応すること 12 契約期間 平成 31 年4月1日から平成 34 年3月 31 日まで 13 契約の解除 次に該当する場合、期間の満了を待たずに契約を解除する場合がある。なお、契約の解除にあた っては、次の事業実施者が円滑かつ支障なく業務を実施できるよう、速やかに引き継ぎなどを行う こと。 ・各年度予算が成立しなかった場合 ・正当な理由なく契約を履行しない場合又は履行の見込みがない場合 ・契約の履行にあたり発注者の指示に従わない場合又は発注者の職務の執行を妨げた場合 ・発注者に重大な損害又は危害を及ぼした場合 ・法令や要綱等を遵守しない場合 ・適切、公正、中立かつ効率的に事業を実施しておらず、本市の是正指示に従わない場合 ・応募書類、必要書類等に虚偽の記載や改ざんが行われていることが判明した場合 ・その他、本市が必要と認める場合 14 委託事業者として果たすべき責務・運営にあたっての留意事項 (1)障がいのある人への合理的配慮の提供 受託事業者は、障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(平成 25 年法律第 65 号)に 基づき大阪市が定めた「大阪市における障がいを理由とする差別の解消の推進に関する対応要領」 を踏まえ、過重な負担が生じない範囲で、障がいのある人が障がいのない人と同等の機会が確保 できるよう環境への配慮に努めるとともに、障がいのある人の権利利益を侵害することとならな いよう、個々の場面において必要とする社会的障壁の除去について、合理的な配慮の提供に努め なければならない。 (2)人権研修の実施 受託事業者は、従事者が基本的人権について正しい認識を持ち業務の遂行をするよう、適切な 研修を実施すること。 (3)個人情報の取り扱い 運営上、多くの個人情報を取り扱うこととなるため、次に掲げる事項を遵守すること。 ・事業の実施にあたり、各事業の担当者が互いに情報を共有化し、その活用を図ることが重要 であることに鑑み、あらかじめ本人から個人情報を目的の範囲内で利用する旨の了解を得 ておくこと。

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12 ・同一法人であっても個人情報が他の職員に自由に閲覧できないよう適切に管理すること。 ・個人情報の取り扱いについては、法令及び本市関係規定等を遵守し、厳重に取り扱うことと し、その保護に遺漏のないよう十分に留意すること。 (4)苦情処理体制の整備 苦情処理にあたっては対応マニュアルの整備、責任者の明示など適切に体制を整備すること。 (5)公正・中立性の確保 業務の遂行にあたっては公正・中立性を確保しなければならない。 (6)地域における様々な資源の活用と連携・協働 業務の遂行にあたっては、福祉・保健・医療・介護・司法の専門職やボランティアなど様々な 関係者と連携することにより、介護サービス、福祉サービス、医療サービス、ボランティア活動、 近隣住民同士の助け合いなどフォーマルサービス・インフォーマルサポートの積極的な活用を図 ること。 (7)職員の資質の向上 本業務は人材の質がサービスの質に直結するものであることから、地域住民や地域の関係機関 から信頼される中核的な相談支援機関としてその責務を果たしていけるよう、常に職員の資質向 上に努めること。 (8) 事業実施の報告 毎月、本市が指定する期日までに本市指定の様式により、前月の事業実績、及び活動状況を区 保健福祉センター、及び大阪市福祉局に報告すること。また、年度終了後、本市が指定する期日 までに前年度の事業実績を区保健福祉センター及び大阪市福祉局に提出すること。 (9)契約期間満了に係る業務の引き継ぎ 契約期間満了時には、本事業で支援途中の対象者が不安にならないよう、また、本事業が円滑 に支障なく実施できるよう、本市が指定する事業者に対して速やかに引き継ぎなどを行うこと。 なお、引継ぎに係る費用については、受託事業者の負担とする。 (10)事業開始時点で継続した支援が必要な者への対応 大阪市生活困窮者自立支援事業で支援を受けており、平成 31 年 4 月 1 日以降も引き続き継続 的な支援が必要とされる者を本事業の対象者として受け入れること。 15 再委託について (1)本業務に規定する「主たる部分」とは次の各号に掲げるものをいい、受注者はこれを再委託す ることはできない。 ① 委託業務における総合的企画、業務遂行管理、業務の手法の決定及び技術的判断等 ② 第1章3(1)~(8)に定める業務 (2)受注者は、コピー、ワープロ、印刷、製本、トレース、資料整理などの簡易な業務の再委託に あたっては、発注者の承諾を必要としない。 (3)受注者は、第1項及び第2項に規定する業務以外の再委託にあたっては、書面により発注者の

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13 承諾を得なければならない。 なお、元請の契約金額が1,000 万円を超え契約の一部を再委託しているものについては、再委 託相手先、再委託内容、再委託金額を公表する。 (4)地方自治法施行令第167 条の 2 第 1 項第 2 号の規定に基づき、契約の性質又は目的が競争入札 に適さないとして、随意契約により契約を締結した委託業務においては、発注者は、前項に規定 する承諾の申請があったときは、原則として業務委託料の3 分の 1 以内で申請がなされた場合に 限り、承諾を行うものとする。ただし、業務の性質上、これを超えることがやむを得ないと発注 者が認めたとき、又は、コンペ方式若しくはプロポーザル方式で受注者を選定したときは、この 限りではない。 (5)受注者は、業務を再委託に付する場合、書面により再委託の相手方との契約関係を明確にして おくとともに、再委託の相手方に対して適切な指導、管理の下に業務を実施しなければならない。 なお、再委託の相手方は、大阪市競争入札参加停止措置要綱に基づく停止措置期間中の者、又 は大阪市契約関係暴力団排除措置要綱に基づく入札等除外措置を受けている者であってはなら ない。

第 2 章 応募について

1 応募資格 次の要件を満たしていること。 (1)法人格を有すること。 (2)地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の 4 の規定に該当しないものであるこ と。 (3)平成 29・30 年度本市入札参加資格者名簿に登録しているものにあって、参加申請時にお いて、大阪市競争入札参加停止措置要綱に基づく停止措置を受けていないこと。 (4)平成 29・30 年度本市入札参加資格者名簿に登録されていない者については、公告日時点 において、引き続いて 1 年以上営業等を行っており、かつ、納税義務者にあっては、消費 税及び地方消費税、市町村民税及び固定資産税を完納していること。 (5)大阪市契約関係暴力団排除措置要綱に基づく入札等除外措置を受けていないこと及び同要 綱別表に掲げるいずれの措置要件にも該当しないこと。 2 募集単位 住吉区を支援地域とする。 (市内24 区それぞれを事業実施圏域として、圏域ごとに事業者を募集する。)

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14 3 応募受付日 平成 31 年1月 21 日(月)~ 平成 31 年1月 24 日(木)の間の 各日9時 00 分~12 時 00 分及び 13 時 00 分~17 時 30 分 4 応募方法 (1) 応募書類 「大阪市生活困窮者自立支援事業(相談支援) 委託事業者応募書類」のとおり ※ただし、追加書類の提出を求める場合がある。 (2)共同体での応募について 事業者が共同体を結成して申請する場合は、以下の要件をすべて満たしているときに限り可 能とする。 ・各事業者は、共同体の代表となる事業者(代表者)を決め、代表者が全体の意思決定、管理 運営等にすべての責任を持つこと。なお、代表者は、業務の遂行に責任を持つことのできる 事業者とすること。 ・参加申出以後、代表者及び共同体を構成する事業者(構成員)の変更は認めない。 ・構成員すべての事業者が、第 2 章 1 応募資格(1)~(5)の基準すべてを満たしているこ と。 ・代表者とならない事業者にあっては、代表者に代表権を委任する旨が記載されている委任状 を提出すること。 ・参加申出時に共同体の協定書の写しを併せて提出すること。なお、協定書には、それぞれの事 業者の役割分担及び活動割合が詳細かつ明確に記載されていること。 ・単独で応募した事業者は、同一区の共同体の構成員となることはできない。 ・各構成員は、同一区の共同体の構成員となることはできない。 (3) 提出方法 「3 応募受付日」の時間中に大阪市福祉局自立支援課あて持参すること。(郵送不可) 【 応募書類の正本 1 部、副本 10 部(複写可)】 ※ 提出に際しては、提出日の前開庁日の 17 時までに、事務局と提出日時の調整を行 うこと。 5 質問の受付・回答方法 質問事項がある場合は、「大阪市生活困窮者自立支援事業(相談支援)委託事業者募集に関する 質問票(別紙1)」に記入のうえ、平成 31 年1月7日(月)17 時までに電子メールに添付して送 付すること。 受け付けた質問に対する回答は、平成 31 年 1 月 15 日(火)に、大阪市ホームページ上で公 表する。なお、回答内容は、本契約条項の追加事項とみなす。

(15)

15

第 3 章 委託料等について

1 委託料額 (1)委託料の上限額 委託料の1か年度あたりの上限額(消費税及び地方消費税については8%として計算し、上 限額に含む)は次のとおり予定しているが、平成31年度以降、該当各年度の予算の編成過程 で変更になる場合がある。 また、平成 31 年度の予算が成立しない場合、本プロポーザルに係る企画提案は無効とする。 加えて、平成 32~33 年度の各年度予算が成立しない場合、契約を解除することがある。 (2)委託料の見積 委託料の見積額については、第 4 章1において、委託事業予定者と決定された者が提出した見 積書記載金額が上記業務委託料を下回る場合は、その額で契約する。 2 委託料の支払い 支払方法については四半期ごとの確定払いとする。 (ただし、協議により前金払いを可能とする) 3 費用分担 受託者が業務を遂行するにあたり必要となる経費は、契約金額に含まれるものとし、市は契約金 額以外の費用を負担しない。 4 契約保証金 大阪市契約規則第 37 条の第 1 項第 1 号又は第 3 号に該当するときは、契約保証金を免除する。

第 4 章 選定について

1 選定方法 受託候補者の選定にあたっては、選定の透明性・公平性を担保するため、「大阪市生活困窮者自立支 援事業委託事業者選定会議(以下「選定会議」という。)」を開催し、区ごとに応募者の審査を行い、業務委 託に適すると認められた事業者を受託候補者として選定する。 委託料額の 上限(予定) 平成 31 年度 平成 32 年度 平成 33 年度 13,534,754 円 13,534,754 円 13,534,754 円

(16)

16 選定会議での選定結果をもとに、市内部の決定手続を経て委託予定事業者を決定する。 2 ヒアリングの実施 提出された企画提案書により(予定)平成 31 年2月 12 日(火)、15 日(金)、20 日(水)のいず れかの本市が指定する日時にヒアリングを実施する。 また、応募者多数の場合は、選定会議において書類審査を実施し、書類審査に合格した応募者のみを ヒアリングの対象とする場合がある。 ※ また、必要に応じて実地調査を行う場合があります。 ※ ヒアリング実施日時や実施場所等の詳細については、応募者の担当者メール宛に別途通知 します。 3 選定基準 (1) 基本的な考え方 選定については、資格要件審査と提案審査を行う。 資格要件審査については、提出された応募書類等により、(2)資格要件審査項目に掲げる各要件を満 たしているかどうかを審査する。1 項目でも要件を満たさない場合は提案審査の対象としない。 提案審査については、資格要件審査により要件を満たしていると認められた事業者を対象に、(3)提案 審査評価項目に掲げる評価項目について、応募書類及びヒアリングによる質疑応答内容を評価材料として 総合的に評価する。 (2) 資格要件審査項目 審査項目 1 法人格を有すること。 2 地方自治法施行令第167 条の 4 の規定に該当しないこと。 3 平成 29・30 年度本市入札参加資格者名簿に登録しているものにあって、参加申請時において、大阪市競争 入札参加停止措置要綱に基づく停止措置を受けていないこと。 4 平成 29・30 年度本市入札参加資格者名簿に登録されていない者については、公告時点において、引き続 いて 1 年以上営業等を行っており、かつ、納税義務者にあっては、消費税及び地方消費税、市町村民税 及び固定資産税を完納していること 5 大阪市契約関係暴力団排除措置要綱に基づく入札等除外措置を受けていないこと及び同要綱別表に掲げ るいずれの措置要件にも該当しないこと。 6 次の要件に該当しないこと。 ・ 選定審査に関する不当な要求等を申し入れた場合 ・ 提出書類に虚偽の記載があった場合 ・ 要項に違反又は著しく逸脱した場合

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17 ・ 提出期間内に提出書類等が提出されなかった場合 ・ その他不正行為があった場合 (3) 提案審査評価項目 評価項目 配点 1.事業者に 関する事項 事業者として適切に事業を実施する能力があるか? ・ 事業実施にあたっての基本方針 ・ 受託希望区の地域特性や福祉ニーズ等に関する理解 ・ 経営の健全性・安定性 20 2.事業運営に 関する事項 事業所を運営するにあたっての体制は整っているか? ・ 職員の配置計画と実行性 ・ 職員の研修体制 ・ 公平性・中立性確保のための方策 ・ 個人情報保護の取組みと体制 ・ 苦情解決の取組みと体制 35 3.事業実施計画に 関する事項 実効性のある適切な事業計画が立てられているか? ・ 事業実施計画とその具体性 ①生活困窮者への相談支援・家計改善支援・就労支援について の取組内容 ②実施手法の妥当性(アウトリーチや広報についての考え方を含 む) ③関係機関・地域の団体との連携についての考え方・取組内容 ④関連する施策や、受託希望区の社会資源の理解、社会資源の 活用・開発についての取組内容 ⑤見積書の支出内容は適切か?事業計画と整合性のとれたもの となっているか? 45 ※ 合計点数の最も高い事業者を委託候補者として選定する。ただし、合計点数が満点の6 割に満 たない場合は、適切な事業者とは認められず、委託候補として選定しない。 また、合計点数の最も高い事業者が複数あった場合は、「3.事業実施計画に関する事項」の評 価点が最も高い点数とした事業者を委託候補として選定し、この評価点も同点の場合は、「2.事 業運営に関する事項」の評価点が高い点数とした事業者を委託候補として選定する。なお、この 評価点も同点の場合は、くじ引きにより決定する。

(18)

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第 5 章 選定後について

1 選定結果の通知及び公表 選定結果は、全応募事業者に通知するとともに、選定結果の概要を大阪市ホームページへの掲載等に より公表する。 2 委託予定事業者との協議・契約 本市は、選定後、委託予定事業者と細目を協議した後、所定の手続を経て委託契約を締結する。 なお、選定後の受託の辞退は原則として認めない。また、受託の辞退により本市に損害が生じた場合は、 その費用を請求する場合がある。 3 業務の準備等 平成 31 年4月1日から円滑に業務が開始できるようにするため、業務の準備、事業計画書の作成等を 行っていただくので、委託予定事業者となった場合には、速やかに開設準備に着手すること。 なお、委託予定事業者の事情により業務の実施ができなくなった場合においても、準備のために支出し た費用等について本市は補償しない。

第 6 章 その他

1 提案に要する費用、条件等 (1) 提案書の作成に要する費用は、応募者の負担とする。 (2) 採用された提案書は、「大阪市情報公開条例(平成 13 年大阪市条例第 3 号)」に基づき、非 公開情報(個人情報、法人の正当な利益を害する情報等)を除いて、情報公開の対象となる。 (3) すべての提案書は返却しない。 (4) 提出された提案書は、審査・業者選定の用以外に応募者に無断で使用しない(大阪市情報公 開条例に基づく公開を除く。) (5) 期限後の提出、差し替え等は、本市が指示した場合を除き認めない。 (6) 提出された書類に虚偽の申請があった場合には、当該提案書を無効とする。 (7) 申請後に大阪市競争入札参加停止措置要綱に基づく停止措置又は大阪市契約関係暴力団排 除要綱に基づく入札等除外措置を受けた場合については当該提案書を無効とする。

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第 7 章 スケジュール(予定)

平成 30 年 12 月 19 日(水) 募集要項公表、質問受付開始 平成 31 年 1 月7日(月) 質問受付締切 1月 15 日(火) ホームページへ質問の回答を公表 1 月 21 日(月)~1 月 24 日(木) 応募受付日 2 月 12 日(火)~2 月 20 日(水) 応募者ヒアリング 2 月下旬 選定会議にて受託候補者の選定・選定結果の通知 3 月上旬 受託者説明会 4 月1日(月) 委託契約の締結、業務開始日

第 8 章 事務局(提出及び問い合わせ先)

住所 :〒530-8201 大阪市北区中之島 1-3-20 大阪市役所2階北側 大阪市福祉局 生活福祉部 自立支援課 担当: 東・矢吹・山崎 電話 :06-6208-7959 FAX :06-6202-0990 E-Mail :fa0116@city.osaka.lg.jp

参照

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実施期間 :平成 29 年 4 月~平成 30 年 3 月 対象地域 :岡山県内. パートナー:県内 27