EMC
®
NetWorker
®
Avamar
®
リリース 8.0
統合ガイド
P/N 300-013-563
リビジョン A02
Copyright © 2012 年 EMC Corporation. All rights reserved. 発行日:2012 年 7 月 EMC Corporationは、この資料に記載される情報が、発行日時点で正確であるとみなしています。この情報は予告なく変更さ れることがあります。 この資料に記載される情報は、「現状有姿」の条件で提供されています。EMC Corporation は、この資料に記載された情報に関 していかなる種類の表明または保証をするものではなく、特に市場性の暗黙の保証や特定の目的の適合性を保証していませ ん。この資料に記載される、いかなる EMC ソフトウェアの使用、複製、頒布も、当該ソフトウェア ライセンスが必要です。 EMC2、EMC 、および EMC のロゴは、EMC Corporation の登録商標または商標です。記載されている他のすべての商標は、各
社の所有物です。
製品ラインの最新規制のドキュメントについては、EMC オンライン サポート用 Web サイトの「Technical Documentation and Advisories」セクションにアクセスしてください。
EMC NetWorker Avamarリリース 8.0 統合ガイド 3
目次
はじめに
改訂履歴
第 1 章
はじめに
NetWorker Avamarの統合機能 ... 12 NetWorkerと Avamar について ... 12 ソース ベースの重複除外 ... 12 NetWorkerでのバックアップの管理... 12 構成と監視... 13 バックアップのレプリケーション ... 13 重複排除に加えたテープ バックアップ ... 13 NetWorkerモジュール アプリケーションのサポート ... 13 サポートされない NetWorker ディレクティブ ... 13 バージョン要件 ... 14 ライセンスの要件... 14 ホストおよびソフトウェア ... 14 Avamarサーバ... 14 Avamar Administrator ... 15 NetWorkerサーバ ... 15 NetWorkerストレージ ノード... 15NetWorker Management Consoleサーバ ... 15
NMCポータル ... 15 NetWorkerクライアント ... 15
第 2 章
計画および実施
NetWorkerと Avamar を使用する環境 ... 18 重複排除クライアントの選択 ... 19 重複排除率が高いクライアントを含める ... 19 重複排除の効果が低いクライアントを除外する ... 20 高速なバックアップと高速なリカバリの比較... 21 ベスト プラクティスの使用 ... 22 メタデータ保存要件 ... 24 メタデータ デバイス ... 24 期限切れストレージ領域の再利用 ... 25第 3 章
ソフトウェアの構成
NetWorkerで使用する Avamar の構成 ... 28 NetWorkerで使用する Avamar サーバの構成 ... 28 Avamar用の NetWorker の構成 ... 30 方式... 30 ウィザードを使用した Avamar 重複排除ノードの作成 ... 30 プロパティ ウィンドウを使用した Avamar 重複排除ノードの構成 ... 31 メタデータ ストレージ デバイスの作成 ... 31 Avamar重複排除ノードの作成 ... 33 重複排除バックアップ用のクライアントの構成 ... 33目次
第 4 章
バックアップのレプリケーションとコピー
コピー方法... 38 バックアップ データのレプリケーション ... 38 Cloneレポート... 39 レプリケーションとクローンの要件... 39 レプリケーション ノードの作成 ... 40 バックアップの元に戻したコピーの作成 ... 42 元に戻すオプション ... 42 詳細情報 ... 43第 5 章
データのリカバリ
重複排除データのリカバリ ... 46 リカバリの必要条件 ... 46 サポートされる NetWorker リカバリの処理手順... 46 Avamarレプリケーション ノードからの自動リカバリまたは手動リカ バリ ... 47 レプリケーション ノードからのフェイルオーバー自動リカバリ ... 47 レプリケーション ノードからの手動リカバリ ... 47 災害復旧 ... 48 災害の原因... 48 潜在的な損失 ... 48 災害復旧に関する要件... 48 災害復旧のシナリオ ... 49第 6 章
モニタリングおよびトラブルシューティング
NMCで Avamar 重複排除イベントを表示する ... 52 mminfoコマンドによる重複排除セーブセットの表示 ... 52 削除済み重複排除セーブセットのクリーンアップ... 53 Avamar重複排除ノード情報を更新する ... 53 トラブルシューティング... 53 リストア処理が失敗する ... 53 削除されなかった期限切れのセーブセットが原因で、Avamar サーバの 容量がいっぱいになっている... 54用語集
EMC NetWorker Avamarリリース 8.0 統合ガイド 5
はじめに
製品ラインを改善するための努力の一環として、EMC ではソフトウェアおよびハー ドウェアのリビジョンを定期的にリリースしています。そのため、このドキュメン トで説明されている機能の中には、現在お使いのソフトウェアまたはハードウェア のバージョンによっては、サポートされていないものもあります。製品のリリース ノートには、製品の機能に関する最新情報が掲載されています。 製品が正常に機能しない、またはこのマニュアルの説明どおりに動作しない場合に は、EMC の担当者にお問い合わせください。 注記: このマニュアルには、発行時点で正確だった情報が記載されています。EMC オンライン サポート Web サイトでは、このマニュアルの新しいバージョンがリリー スされている可能性があります。EMC オンライン サポート Web サイトをチェック し、このマニュアルの最新バージョンを使用していることを確認してください。用途
このドキュメントでは、EMC NetWorker のバックアップおよびストレージ管理環境内 での Avamar データ重複除外ソリューションの構成、保守、および監視について説明 します。対象
このドキュメントは、システム管理者およびデータベース管理者(DBA)を対象とし ます。このマニュアルの読者は、次のタスクに精通している必要があります。 ◆ NetWorkerデータゾーンを構成するさまざまなハードウェアおよびソフトウェア のコンポーネントを識別する。 ◆ ストレージ管理オペレーションを構成するための手順に従う。 ◆ 問題を特定してソリューションを実装するためのガイドラインに従う。関連ドキュメント
このマニュアルは、NetWorker マニュアル セットの一部です。次に示す EMC 関連の 資料に補足情報が記載されています。 ◆ 「EMC 情報保護ソフトウェア コンパティビリティ ガイド」には、EMC 情報保護ソ フトウェアの各バージョンでサポートされているクライアント、サーバ、および ストレージ ノードのオペレーティング システムの一覧が記載されています。 ◆ 「EMC NetWorker リリース 8.0 インストール ガイド」では、サポートされるすべて のプラットフォームのクライアント、コンソール、およびサーバの NetWorker ソ フトウェアをインストールまたは更新する手順を説明しています。 ◆ 「EMC NetWorker リリース 8.0 クラスタ インストール ガイド」では、クラスタ サー バおよびクライアントでの NetWorker ソフトウェアのインストールに関連した情 報を提供しています。◆ 「EMC NetWorker リリース 8.0 管理ガイド」では、NetWorker ソフトウェアを構成お よび管理する方法を説明しています。
はじめに
◆ 「EMC NetWorker Release 8.0 Release Notes」には、最新の NetWorker ソフトウェア の新機能と変更内容、修正された問題、既知の制限、環境、およびシステム要件 に関する情報が記載されています。
◆ 「EMC NetWorker Licensing Guide」には、NetWorker 製品および機能のライセンス に関する情報が記載されています。
◆ 「EMC NetWorker License Manager インストールと管理ガイド第 9 版」には、 NetWorker License Manager製品のインストール、設定、および構成情報が記載さ れています。
◆ 「EMC NetWorker 8.0 エラー メッセージ ガイド」には、NetWorker の一般的なエ ラー メッセージに関する情報が記載されています。
◆ 「EMC NetWorker 8.0 コマンド リファレンス ガイド」には、NetWorker のコマンド およびオプションに関する参照情報が記載されています。
◆ EMC NetWorker Management Console Online Helpでは、NetWorker Management Consoleと NetWorker の[Administration]ウィンドウで日常の管理タスクを実行 する方法を説明しています。
◆ EMC NetWorker User Online Helpでは、NetWorker サーバの Microsoft Windows クラ イアント インタフェースである NetWorker User プログラムを使用して、ネット ワーク経由でファイルをバックアップ、リカバリ、アーカイブ、および取得する 方法を説明しています。
本書で使用する表記規則
EMCでは、注記および警告に以下の表記規則を使用します。 「通知」は障害に結びつく情報を示します。 注記: 注は、重要だが障害には結びつかない情報を示します。表記上の凡例
本書では次の文字スタイル表記規則が使用されています。 標準 次に示す通常の(手順説明以外の)テキストに使用する。 • インタフェース要素の名前(ウィンドウ、ダイアログ ボックス、 ボタン、フィールド、メニューの名前) • リソース、属性、プール、論理式、ボタン、DQL ステートメント、 キーワード、節、環境変数、関数、ユーティリティの名前 • URL、パス名、ファイル名、ディレクトリ名、コンピュータ名、リ ンク、グループ、サービス キー、ファイル システム、通知 太字 処理手順を除く本文で、以下の場合に使用 : コマンド、デーモン、オ プション、プログラム、プロセス、サービス、アプリケーション、 ユーティリティ、カーネル、通知、システム コール、マニュアル ページの名前 次の手順説明のテキストに使用する。 • インタフェース要素の名前(ウィンドウ、ダイアログ ボックス、 ボタン、フィールド、メニューの名前) • ユーザーが具体的に選択、クリック、押す、入力する対象EMC NetWorker Avamarリリース 8.0 統合ガイド 7 はじめに
情報およびサービス
EMCのサポート情報、製品情報、ライセンス情報は、以下の場所で入手できます。 製品情報 — ドキュメント、リリース ノート、ソフトウェアの更新、または EMC 製 品、ライセンス、サービスに関しては、以下の EMC オンライン サポート Web サイ トをご覧ください(登録が必要です)。 EMCオンライン サポート テクニカル サポート — テクニカル サポートが必要な場合は、EMC オンライン サ ポート用 Web サイトにアクセスし、[サポート]を選択します。[Support]ページに は複数のオプションがあり、その中にサービス クエストを作成できるオプションが あります。サービス リクエストを利用するには、有効なサポート契約が結ばれてい る必要があります。有効なサポート契約の入手方法の詳細や、アカウントに関する 質問については、EMC 販売担当者にお問い合わせください。お客様のご意見
ソフトウェアの機能、インストール手順、製品マニュアルに関するご意見またはご 提案がございましたら、 本書についてのご意見を以下のメール アドレスにお送りく ださい。 [email protected] 斜体 次のすべての(手順説明を含む)テキストに使用する。 • 参照先のマニュアルのタイトル • 強調(新規用語など) • 変数 Courier 次の場合に使用する。 • エラー メッセージやスクリプトなどのシステム出力 • URL、完全パス、ファイル名、プロンプト、構文(本文以外で掲載 される場合) Courier、太字 特定のユーザー入力に使用(コマンドなど) Courier、斜体 次の手順説明のテキストに使用する。 • コマンド ラインの変数 • ユーザー入力の変数 < > 山括弧は、ユーザーが入力したパラメータ値または変数値を囲み ます。 [ ] 角括弧は、オプションの値を囲みます。 | 縦棒は、他の選択を示す「OR」を意味する { } 中括弧内は、ユーザーが指定する必要のある内容を示す(例 : x、 y、z) ... 省略記号は例の中で省略した重要でない情報を示すEMC NetWorker Avamarリリース 8.0 統合ガイド 9
改訂履歴
このマニュアルについての説明要求やご提案は、次のメール アドレスにお送りくだ さい。 [email protected] 次の表に、このドキュメントの改訂履歴を示します。 リビジョン 日付 追加または変更されたセクションの説明 A02 2012年 7 月 12 日 次の内容を更新。 • 42ページの「バックアップの元に戻したコピーの作成」 - nsrconsolidateコマン ドの構文を更新。 • ローカル ホスト ファイルにおける FQDN の使用の不正確な参照を削除。 • 22ページの「Avamar サーバ、ノード、およびクライアントの名前解決」 - 明 確化A01 2012年 6 月 21 日 EMC NetWorkerリリース 8.0Avamar 統合の、RA(可用性制限)のマニュアルの最 初のリリース
はじめに 11
第 1 章
はじめに
本章は、以下のトピックで構成されています。 ◆ 「NetWorker Avamar の統合機能」... 12 ◆ 「バージョン要件」... 14 ◆ 「ライセンスの要件」... 14 ◆ 「ホストおよびソフトウェア」... 14はじめに
NetWorker Avamar
の統合機能
EMC® NetWorker®は、EMC Avamar®ソフトウェアと統合して使用すると、次の機能
を提供できるようになります。システムを管理する前にこれらの機能を詳しく理解 する必要があります。
NetWorker
と Avamar について
NetWorkerは、高パフォーマンスなバックアップ / リカバリ ソフトウェア ソリュー ションで、異種混合環境にあるビジネス クリティカルなデータを保護することがで きます。NetWorker のクライアントサーバ アーキテクチャは、小規模な LAN からエ ンタープライズ全体のネットワークまでを対象として優れた拡張性と高パフォーマ ンスを提供します。NetWorker は、ディスクとテープのストレージ デバイス、およ び他のデータ保護アプライアンスをサポートします。 Avamar は、データ重複排除テクノロジーを使用するバックアップ / リカバリ ソ リューションです。クライアント ソースでの重複排除により、バックアップ データ を 500 分の 1 に減らしてからネットワーク経由で Avamar サーバに送信することが できます。ソース ベースの重複除外
NetWorker製品と Avamar 製品は、別々のハードウェア プラットフォーム上に導入さ れ、Avamar 重複排除ノードを使用して統合されます。重複排除ノードは、 NetWorkerクライアント構成属性として使用できます。 Avamar重複排除ノードへの最初のフル バックアップを実行した後は、後続のバック アップ中に Avamar ソフトウェアがクライアント ソースで重複するサブファイル データ セグメントを識別します。ファイル全体ではなく変更を示す個別のファイル セグメントのみが Avamar サーバに転送されて保存されます。この機能により、バッ クアップで使用するネットワーク帯域幅とストレージ領域が削減され、バックアッ プの実行に要する時間も短縮されます。NetWorker
でのバックアップの管理
重複排除セーブセットは、統合内で通常の NetWorker セーブセットと同じように処 理されますが、重複排除セーブセットが別々に保存される 2 つの部分で構成される 点が異なります。これらの部分はどちらも、NetWorker サーバ上のメディア イン デックスによって追跡されます。 ◆ Avamar重複排除ノードは、クライアント バックアップ データを Avamar サーバに 保存します。 ◆ バックアップ メタデータはファイルごとのハッシュ ID で構成されます。この情 報を使用して、バックアップのうち重複除外が必要なサブファイル・セグメント や、すでに重複除外されたサブファイル・セグメントを識別できます。格納され ているデータを元の(重複除外されていない)状態に戻すには、メタデータが不 可欠です。 詳細については、24ページの「メタデータ保存要件」を参照してください。NetWorker Avamarの統合機能 13
はじめに
構成と監視
NMC(NetWorker Management Console)ポータルを使用すると、Avamar 重複排除 ノードのバックアップとリストア オペレーションの構成、モニタリング、およびレ ポートを一元的に行うことができます。重複排除クライアントは、非重複排除クラ イアントと同じように、追加および削除することができ、ドラッグ アンド ドロップ で操作できます。NMC サーバは、サポートされるリモート インターネット ブラウザ からアクセスできます。
バックアップのレプリケーション
Avamar重複排除ノードに保存されているバックアップは、Avamar 手順を使用して 別の Avamar レプリケーション ノードにコピーすることができます。これにより、 効率的な災害復旧またはバックアップの自動フェイルオーバーを実現できます。 NMCは、Avamar のレプリケーション オペレーションを管理または追跡しません。 レプリケーションの構成とオペレーションは、Avamar コンソールから構成、起動、 および監視する必要があります。EMC カスタマー サポートのサポートを受けながら レプリケーション ノードを作成して構成する必要があります。重複排除に加えたテープ バックアップ
保護を強化したい場合、またはオフサイト ストレージのためにバックアップをテー プにアーカイブする必要がある場合、重複排除ノードとテープの両方にクライアン トをバックアップすることができます。同じクライアントの NetWorker クライアン ト リソースのインスタンスを 2 つ作成することができます。1 つを重複排除ノード にバックアップされるグループに割り当て、もう一つを従来型のテープにバック アップします。 42ページの「バックアップの元に戻したコピーの作成」に、オプ ションの方法が記載されています。NetWorker
モジュール アプリケーションのサポート
Avamarの重複排除ノードでは、次の NetWorker のアプリケーション モジュールを使 用するクライアントがサポートされています。◆ NetWorker Module for Microsoft Applications(NMM) ◆ NMMEDI(NetWorker Module for MEDITECH)
◆ NMDA(NetWorker Module for Databases and Applications) ◆ NMSAP(NetWorker Module for SAP with Oracle)
その他の NetWorker アプリケーション モジュールは、NetWorker および Avamar で別 の製品としてサポートされている場合でも、重複排除ノードではサポートされない ことがあります。詳細については、EMC カスタマー サービスにお問い合わせくだ さい。
サポートされない NetWorker ディレクティブ
Avamar統合では有効ではない一部の NetWorker ディレクティブはサポートされま せん。 ◆ データをフィルタリングするディレクティブはサポートされます。たとえば、ス キップ フィルタ ディレクティブはサポートされます。 ◆ データを変更するディレクティブはサポートされません。たとえば、 compressasm、encryptasm、および rawasm ディレクティブは無視されます。はじめに ◆ OCFSファイル システム上でデータベース ファイルをバックアップするために使 用される ocfsasm ディレクティブは、この目的のためには不要なので、サポー トされません。
バージョン要件
NetWorkerと Avamar バックアップを使用する環境内のホストは、次の最小バージョ ン要件を満たしている必要があります。◆ EMC NetWorker 7.5 SP1(Service Pack 1)以降 ◆ EMC Avamarサーバ 4.1 以降
サポートされるバージョンの詳細については、「EMC 情報保護ソフトウェア コンパ ティビリティ ガイド」および「EMC NetWorker Release Notes」を参照してください。
ライセンスの要件
(アップグレードではない)NetWorker リリースの新規インストールでは、Avamar 機 能を含むすべての機能を評価できます。30 日間はイネーブラ(ライセンス キー)は 必要ありません。30 日間の期限が切れる前に認証コードとして「grace」を入力する と、この評価期間を 15 日間延長できます。期限が切れると、恒久イネーブラを適用 するまでバックアップを実行できなくなります。 一時イネーブラを取得し、Avamar 重複排除ノードと Avamar 機能を構成する方法の 詳細については、EMC BRS 担当営業にお問い合わせください。 Avamarサーバと対話するためには、Avamar 重複排除ノードに対して 2 つのタイプ のライセンスを有効化する必要があります。 ◆ 各 Avamar サーバ用の重複排除オプション Enabler ◆ AFTDまたは他のサポートされるストレージ デバイス用の DBO(ディスク バック アップ オプション)(最初の 1TB のバックアップ データまでは無料で利用でき ます)。ホストおよびソフトウェア
このセクションでは、Avamar 重複排除ノードのバックアップおよびリカバリ環境で 使用するホストとソフトウェアについて説明します。Avamar
サーバ
Avamarサーバは、Avamar ソフトウェアを使用するラックマウント型ストレージ コ ンピュータ システムと共にインストールすることができます。Avamar Datastore System(ADS)は、Avamar Datastore コンピュータ ハードウェアを使用しますが、他 のハードウェアも Avamar ソフトウェアによってサポートされます。 「グリッド」と呼ばれることもある Avamar システムは、ユーティリティ ノードと 1 つ以上のストレージノードで構成され、これらのすべてのノードは、専用のネット ワーク スイッチ経由で相互に通信します。レプリケーション ノードは別のシステム 上に置かれることもあります。ホストおよびソフトウェア 15
はじめに
Avamar Administrator
Avamar Administratorは、Avamar コンソールまたは MCS(Management Console サー バ)とも呼ばれます。MCS は、JRE(Java ランタイム環境)ソフトウェアがインス トールされたサポートされる Web ブラウザから Avamar システムをリモート管理す るために使用されるグラフィカル ユーザー インタフェース ソフトウェア アプリ ケーションです。異なる Avamar Administrator コンソールから複数のユーザーが同時 に Avamar システムにアクセスすることができます。
NetWorker
サーバ
Avamar重複排除ノードにデータを保存する NetWorker サーバに NetWorker 7.5 SP1 以 降のソフトウェアをインストールする必要があります。 NetWorkerサーバ ソフトウェアは、NetWorker データゾーン内のクライアント コン ピュータにデータのバックアップおよびリカバリのサービスを提供します。
NetWorker
ストレージ ノード
Avamarのバージョンによってサポートされる NetWorker ソフトウェアのリリース を、重複排除バックアップのメタデータを保存するために使用する各ストレージ ノードにインストールする必要があります。同一の NetWorker データゾーン内のス トレージ ノードのリリースとパッチ レベルは同じにしておく必要があります。NetWorker Management Console
サーバ
NMCサーバには、NetWorker の構成および監視に使用するグラフィカル ユーザー イ ンタフェースがあります。NMC サーバは、NetWorker 7.4 以降のソフトウェアを実行 し、NetWorker サーバおよびストレージ ノードにネットワーク経由でアクセスでき る必要があります。
NMC
ポータル
NMCサーバは、サポートされているインターネット Web ブラウザと JRE ソフトウェ アがインストールされているリモート コンピュータのポータルからアクセスして操 作できます。複数のユーザーが異なるポータルから同時に NMC サーバにアクセスで きます。サポートされている Web ブラウザおよび JRE のバージョンについては、「EMC NetWorkerインストール ガイド」を参照してください。
NetWorker
クライアント
NetWorkerクライアントは、データのバックアップおよびリストア サービスが必要 なサポートされているホストです。NMC サーバ、NetWorker サーバ、NetWorker スト レージ ノードは、すべて NetWorker クライアントになります。 Avamar重複排除ノードを構成する前に、NetWorker クライアント 7.4 SP1 以降のソ フトウェアをインストールして実行する必要があります。 サポートされているリリースについては、「EMC 情報保護ソフトウェア コンパティ ビリティ ガイド」を参照してください。計画および実施 17
第 2 章
計画および実施
この章では、最適なパフォーマンスを実現できるように重複排除バックアップ環境 を計画および構成するために役立つ概念について説明します。次のトピックで構成 されています。 ◆ 「NetWorker と Avamar を使用する環境」... 18 ◆ 「重複排除クライアントの選択」... 19 ◆ 「高速なバックアップと高速なリカバリの比較」... 21 ◆ 「ベスト プラクティスの使用」... 22 ◆ 「メタデータ保存要件」... 24 ◆ 「期限切れストレージ領域の再利用」... 25計画および実施
NetWorker
と Avamar を使用する環境
NetWorkerと Avamar を使用する環境では、重複排除クライアント データだけでな く、重複排除メタデータおよびクライアント データのリカバリに必要な情報も保存 されます。 18ページの図 1に、バックアップ データとメタデータのパスを示します。これら は次のように処理されます。 1. NetWorkerサーバがデータゾーン内にある複数のクライアント グループのバック アップを開始します。 2. クライアント用の NetWorker ストレージ ノードが、クライアントと通信して、 重複排除して保存する必要があるデータを識別します。 3. 各クライアントでバックアップ データが重複排除され、Avamar サーバ上にある Avamar重複排除ノードに保存されます。 4. 重複排除された情報を識別するメタデータは、NetWorker ストレージ ノードにあ る AFTD などのサポートされるデバイスに保存されます。 5. NetWorkerサーバはバックアップ オペレーションのトラッキング情報をメディア インデックス内に保持します。メディア インデックスは通常、ローカルで接続 されたディスクまたはテープ デバイスに保存されます。 図 1 統合環境でのデータとメタデータの保存重複排除クライアントの選択 19 計画および実施
重複排除クライアントの選択
次の一連の要因を考慮して、重複排除バックアップに有効なクライアントを選定す ることができます。 ◆ 19ページの「重複排除率が高いクライアントを含める」 ◆ 20ページの「重複排除の効果が低いクライアントを除外する」重複排除率が高いクライアントを含める
ストレージおよびバックアップ スケジュールを最も効率的に使用するには、重複除 外率が最も高いクライアントを選択します。 重複排除率とは、セーブセットに重複排除 / 圧縮テクノロジーを適用した結果とし て削減できるストレージ領域です。500 分の 1 の削減率を実現するバックアップも ありますが、5 分の 1 の削減率でも非常に有効です。 次のような要因が重複排除率に影響します。 ◆ 変化率 ◆ Retention period ◆ データ タイプ ◆ フル バックアップの頻度 注記: 以前のリリースでは、異なる方法を使用して重複排除率が計算されていたた め、以前と同じデータをバックアップする場合でも、報告される率が多少異なる場 合があります。変化率
バックアップの間に変更されるクライアント データが少ない場合(変化率が低い場 合)、重複排除率は高くなり、重複排除の効果が出やすくなります。すでに保存され ているデータが後続のバックアップで再度保存されることはありません。 従来のビジネス オペレーションでは、初回のフル バックアップ後の各バックアップ でのクライアントの変化率は通常約 1 ∼ 2% です。毎日の変化率が 20% 以上になる クライアントは、重複排除の対象として選択しても効果的ではありません。Retention period
クライアント データの保存期間が長い場合、重複排除率が高くなる傾向があり、一 般的に重複排除の効果が出やすいとされています。セーブセットの保存期間が長い ほど、すでに保存されているデータを後続のバックアップの重複排除のために使用 できる確率が高くなります。ただし、保存期間が長くなると、ストレージ ノードで メタデータに使用できる容量および Avamar サーバでバックアップ データに使用で きる容量が少なくなります。 ほとんどの場合は、7 日未満または 12 か月より長い保存期間を避けるのが効果的 です。データ タイプ
一部のタイプのデータ(テキスト ドキュメント、スライド プレゼンテーション、ス プレッドシート、大部分のデータベース タイプ、ソース コード、メールなど)は、 冗長データが含まれていることが知られており、重複排除の有力な候補になります。計画および実施 また、すでに圧縮データが含まれているデータ タイプ(オーディオ、ビデオ、ス キャンしたイメージなど)もあります。通常、このようなデータ タイプの重複除外 のフル バックアップを初めて行う場合、削減量は多くはありません。ただし、デー タがあまり変更されていなければ、一般的に後続のバックアップで重複除外の割合 が高くなります。 注記: データベースが圧縮または暗号化された形式になっていないこと、および Oracle RMAN filespersetパラメータの設定など、マルチプレクシングされたデータ ス トリーム用に構成されていないことを確認してください。
フル バックアップの頻度
一般的に、非重複排除バックアップと同じように、フル、インクリメンタル、およ びオプションのレベル バックアップの組み合わせを使用します。 フル バックアップを頻繁に行っていると、重複排除率が高くなり、重複排除の有効 な候補に見えることがよくあります。しかし、フル バックアップを頻繁に行うと、 NetWorkerで保存する必要があるメタデータの量が短時間で増加し、これが制限要因 になることがあります。場合によっては、初回のフル バックアップの後はインクリ メンタル バックアップのみを行うことが最適なバックアップ計画となります。重複排除の効果が低いクライアントを除外する
特定のパフォーマンス上の要因のために重複障害バックアップの効果がないクライ アントは除外します。 次のような要因があります。 ◆ クライアント ファイル数 ◆ クライアント アプリケーションのサポート ◆ ネットワークの帯域幅 ◆ クライアントの優先順位 ◆ クライアント ホストのパフォーマンスクライアント ファイル数
クライアント ファイルの数も要因になることがあります。ファイルの数が非常に多 い場合(たとえば、クライアントあたり 100 万以上)、クライアントのパフォーマン スの問題の原因となり、そのようなクライアントは重複排除の有効な候補にならな いことがあります。クライアント アプリケーションのサポート
クライアント データを生成するアプリケーションも要因となることがあります。一 部のアプリケーションでは、特別なフラット ファイルのエクスポートなどのために、 重複排除のサポートが制限されることがあります。アプリケーションを停止させる 機能やデータを一貫性がある状態にリストアする機能の有無も考慮する必要があり ます。ネットワークの帯域幅
クライアントのデータを転送するために使用可能なネットワークの速度または帯域 幅は重複排除バックアップの要因です。ソースベースの重複排除は通常、帯域幅が 小さくネットワーク速度が遅いクライアントに有効です。広帯域幅が必要なクライ アントは適していないことがあります。高速なバックアップと高速なリカバリの比較 21 計画および実施
クライアントの優先順位
事業継続計画内でのクライアントの優先順位も重複排除バックアップの要因になる ことがあります。優先順位の高いクライアントは、RTO(目標復旧時間)または RPO (目標復旧時点)が短くなります。RTO が短い場合、短時間で繰り返しリストアでき る必要があり、そのために重複排除による保証が難しくなることがあります。クライアント ホストのパフォーマンス
クライアントのパフォーマンスについても考慮する必要があります。重複排除バッ クアップを円滑に実行するには、クライアントに十分なメモリ、ディスク領域、お よび処理速度が必要です。一般的にこれらのリソースが必要な時間は短く、必要量 も多くはありませんが、影響要因となることがあります。 旧型のクライアントで既にリソースに制約がある場合は、重複排除のプロセスおよ びクライアント上で実行されているアプリケーションのパフォーマンスに影響し ます。高速なバックアップと高速なリカバリの比較
高速なバックアップと高速なリカバリのどちらをより重視するかによって、選択す るバックアップ スケジュールが異なってきます。 21ページの表 1は、非重複排除フル バックアップ(x 時間)に対して相対的な予想 されるセーブセットのバックアップとリカバリの時間の比較を示しています。詳細については、「EMC NetWorker Administration Guide」を参照してください。
表 1 バックアップ スケジュールの比較 バックアップ タ イプ 最初のフ ル バック アップ 以降の日々の フル バック アップ 以降の日々のイン クリメンタル バッ クアップ(週次の フル バックアップ の後) 1週間後のデータ リ カバリ時間 非重複除外 x時間 x時間 0.1 x x時間 1.6 ∼ 2. x0 x、フル バックアップとすべ ての差分バックアッ プをリストアする 場合 重複除外、 毎日のフル バック アップ 1.5 x x 時間 0.2 x x時間 n/a x 以下(リストアする バックアップは 1 つ だけ) 重複除外、 毎日の差分バック アップ 1.5 x x 時間 n/a 0.05 x x時間 1.5 ∼ 2.0 x x、フル バックアップとすべ ての差分バックアッ プをリストアする 場合
計画および実施
ベスト プラクティスの使用
Avamar 重複排除ノードのパフォーマンスは、効果的なスケジュール方法および Avamarサーバのサイズと構成を精密に設定しているかどうかによって左右され ます。Avamar
サーバ、ノード、およびクライアントの名前解決
ネットワーク環境はホスト名の解決方法に影響するため、オペレーティング システ ム ベンダーの推奨事項に従ってください。 ◆ 重複排除クライアントは、NetWorker サーバと構成済みの Avamar 重複排除ノード の名前を解決できる必要があります。 ◆ Avamarサーバ、重複排除ノード、または重複排除クライアントの名前を変更し ないようにしてください。これらのオペレーションを実行する場合は必ず EMC テクニカル サービスのサポートを受けてください。 注記: Avamar サーバ、または期限切れになっていないバックアップをホストし ている重複排除ノードまたはレプリケーション ノードの名前を変更すると、既 存のセーブセットのリカバリに悪影響を及ぼします。 注記: 期限切れになっていない重複排除バックアップを含むクライアントの名前 の変更はデータ リカバリに悪影響を及ぼします。 詳細については、47ページの「名前を変更したノードからリストアする」を参照し てください。 詳細については、54ページの「削除されなかった期限切れのセーブセットが原因 で、Avamar サーバの容量がいっぱいになっている」を参照してください。バックアップとレプリケーションのスケジュール
バックアップとレプリケーションは、Avamar メンテナンスナス ブラックアウト ウィンドウまたは NetWorker メンテナンス ウィンドウまで延長しないようにスケ ジュールします。 ◆ ブラックアウト ウィンドウの開始時には、実行中のバックアップをキャンセル するまでに 15 分間の猶予期間があります。このキャンセルによって部分バック アップが生成される場合、このバックアップは、クライアントの次のバックアッ プを効率的に実行するために Avamar サーバに 7 日間保存されます。 ◆ NetWorkerソフトウェアは、クライアント バックアップの再試行回数として設定 された値になるまで中断されたバックアップを再試行します。 ◆ レプリケーション オペレーションは、バックアップ オペレーションに影響しな い時間(通常はバックアップ ウィンドウの最後)にのみスケジュールおよび実 行してください。 ◆ レプリケーション ノードからのリカバリは、レプリケートされたデータが保存 された後にのみ、そのノード上で開始できます。 メンテナンス オペレーションの詳細については、25ページの「期限切れストレージ 領域の再利用」を参照してください。ベスト プラクティスの使用 23 計画および実施
保存ポリシーの延長
クライアントの保存ポリシーを延長する場合は、Avamar サーバの容量使用率を慎重 に監視してください。Avamar サーバは予想より早くいっぱいになる可能性があり ます。チェックポイントへのロールバック
NetWorkerソフトウェアは、Avamar システムでのチェックポイントへのロールバッ クの結果による変更を認識できません。 チェックポイントへのロールバックの結果として、バックアップ、クライアント、 および削除が失われることがあります。 次のような状況が発生する可能性があります。 ◆ チェックポイントの間およびロールアップの開始時に作成された Avamar 重複排 除セーブセットがリカバリ不能になる。 ◆ ロールバック期間中に Avamar ドメインで作成された重複排除クライアントが失 われる。 ◆ ロールバック期間中に削除されたセーブセットが復元される。Avamar サーバ上 での削除をリストするためにサポートが必要な場合は、EMC カスタマー サービ スに /nsr/logs/nsravamar.raw ログ ファイルを提出してください。 第 4 章「バックアップのレプリケーションとコピー」に記載されている手順に従っ て重複排除セーブセットを保護します。Avamar
サーバの負荷
Avamarサーバを使用して実行される他のオペレーションがパフォーマンスに影響す る可能性があります。 ◆ Avamarサーバは、異なる複数の NetWorker データゾーンおよびネイティブな Avamarバックアップ ソフトウェアによって共有されることがあります。ただ し、複雑さが増すと、サーバのパフォーマンス、拡張性、およびストレージ領域 の使用率に影響します。複雑な環境を管理するには、DPA(EMC Data Protection Advisor)を使用します。◆ NetWorker管理コンソールを使用して操作できない他のオペレーションに Avamar サーバを使用すると、パフォーマンスに影響する可能性があるので、このような 場合は必ず EMC カスタマー サポートのサポートを受けてください。
計画および実施
メタデータ保存要件
バックアップのメタデータは、Avamar サーバにバックアップされたファイルごとの ハッシュ ID で構成されています。この情報を使用して、バックアップのうち重複除 外が必要なサブファイル セグメントや、すでに重複除外されたサブファイル セグメ ントを識別できます。格納されているデータを元の(重複除外されていない)状態 に戻すには、メタデータが不可欠です。 メタデータを使用すると、NMC の表示画面から、すべてのバックアップ、クローン コピー、リストア、災害復旧、監視、およびレポートのオペレーションを管理およ び追跡することができます。メタデータ デバイス
NetWorkerストレージ ノードに重複排除メタデータを格納するには、サポートされ ているストレージ デバイス(AFTD など)が必要です。 この重要な情報を保護し、確実に災害復旧できるようにするために、メタデータ デ バイス ボリュームまたはセーブセットのクローンを作成します。 ◆ メタデータ デバイスは、重複排除クライアント専用にし、他のタイプのクライ アント、プール、またはデータで使用しないようにする必要があります。 ◆ メタデータ デバイスのボリュームにラベルを付け、重複排除プールに属するよ うにする必要があります。 ◆ メタデータ デバイスには単純な名前を付けてください。 • 各 NetWorker データゾーンで固有のデバイス パスと名前を使用する必要があ ります。 • デバイス ボリュームの名前は 60 文字以内にしてください。 • 専用のファイル システムまたはパーティションがある場合でも、各デバイス を専用のディレクトリ内に配置します。 • 他の類似したデバイスを使用する場合には、わかりやすい一貫した命名規則 を使用します。 ◆ メタデータ デバイスには、設定された保存期間にわたりすべてのフル バック アップと差分バックアップを格納できるだけの十分な領域が必要です。 ファイルの特性によっては、各メタデータ ファイルが 160 バイト∼ 1 KB のメタ データを生成する可能性があります。2 億のファイルがあれば、メタデータ デバ イス上に 200 GB のメタデータが必要です。期限切れストレージ領域の再利用 25 計画および実施
期限切れストレージ領域の再利用
重複排除ノード上のセーブセットが NetWorker の保存ポリシーを超えた場合、 NetWorkerサーバが、期限切れになったデータの削除とストレージ メモリのリサイ クルのプロセスを開始します。NetWorker は、起動時または 6 時間ごとに、一時メン テナンス プロセスを呼び出し、Avamar 重複排除ノード上の期限切れになったデータ および NetWorker ストレージ ノード上の関連づけられているメタデータの削除を開 始します。 NetWorkerサーバのメディア インデックス エントリを削除するか、ボリューム ラベ ルを上書きした場合は、この操作によって重複障害セーブセットに使用されていた 領域のみが解放されます。Avamarサーバが NetWorker データゾーンから削除された場合、内部 Avamar 保存ポ リシーが「有効期限なし」に戻り、セーブセット データが Avamar サーバに保持さ れます。Avamar サーバで削除される期限切れになったセーブセットが NetWorker キュー内にある限り、NetWorker 内の重複排除ノードを削除することはできません。 特に Avamar レプリケーションを使用する場合は、Avamar サーバからの期限切れ データの削除を NMC または Avamar コンソールを使用して監視し、このプロセスが 正常に実行されたことおよびサーバが冗長データでいっぱいにならないことを確認 する必要があります。詳細については、 第 4 章「バックアップのレプリケーション とコピー」を参照してください。 Avamar重複排除セーブセットの削除方法については、53ページの「削除済み重複排 除セーブセットのクリーンアップ」を参照してください。 詳細については、54ページの「削除されなかった期限切れのセーブセットが原因 で、Avamar サーバの容量がいっぱいになっている」を参照してください。
ソフトウェアの構成 27
第 3 章
ソフトウェアの構成
本章は、以下のトピックで構成されています。 ◆ 「NetWorker で使用する Avamar の構成」... 28 ◆ 「Avamar 用の NetWorker の構成」... 30 ◆ 「ウィザードを使用した Avamar 重複排除ノードの作成」... 30 ◆ 「プロパティ ウィンドウを使用した Avamar 重複排除ノードの構成」... 31ソフトウェアの構成
NetWorker
で使用する Avamar の構成
以下のセクションの説明に従って、NetWorker 統合バックアップ環境で使用する Avamarサーバを構成します。NetWorker
で使用する Avamar サーバの構成
NetWorkerサーバを使用した保存およびリカバリ オペレーションのために Avamar サーバを有効化するには 1. 必要なバージョンとライセンスが利用可能で、使用準備ができていることを確認 します。詳細については、 14ページの「バージョン要件」を参照してください。 2. Avamar 4.x以降のサーバが Avamar サーバに適したプラットフォームにインス トールおよび実行され、完全に動作していることを確認します。詳細については、「EMC Avamar System Installation Manual」を参照してください。 3. NetWorker 7.5 SP1以降のクライアント ソフトウエアを Avamar サーバにインス トールします。 a. Avamarサーバ ユーティリティで、コマンド シェルを開き root ユーザーとし てログインします。 b. NetWorkerソフトウェアが存在するディレクトリに移動します。 c. NetWorkerクライアント ソフトウェアをデフォルトの場所にインストールし ます。たとえば、次のような変更が可能です。
rpm -ivh --nodeps lgtoclnt-7.x-y.i686.rpm
d. NetWorkerデーモンを起動します。たとえば、次のような変更が可能です。 /etc/init.d/networker start e. NetWorker nsrexecdデーモンが起動していることを確認します。たとえば、次 のような変更が可能です。 ps -ef | grep nsr 4. 重複したクライアント名を許可するように Avamar サーバのプリファレンスを変 更します。 a. Avamarサーバで、root としてログアウトし、管理ユーザーとしてログインし ます。 注記: root としてログインしないでください。 b. デフォルトの SSH セッション シェルを設定し、管理ユーザーの OpenSSH キーをロードします。 ssh-agent bash ssh-add ~admin/.ssh/admin_key
c. Avamar Management Console Server(MCS)サービスを停止します。 dpnctl stop mcs
NetWorkerで使用する Avamar の構成 29 ソフトウェアの構成 d. UNIXテキスト エディタで mcserver.xml プリファレンス ファイルを開きます。 たとえば、次のような変更が可能です。 /usr/local/avamar/var/mc/server_data/prefs/mcserver.xml e.「allow_duplicate_client_names」を true に設定します。 f. 変更を保存し、MCS を再起動します。 dpnctl start mcs 5. NetWorkerドメインを Avamar サーバに追加します。
a. Avamar Administrator Graphical Management Consoleを起動します。
b.[ナビゲーション]>[管理]を選択し、[アカウント管理]タブをクリック
します。
c. ナビゲーション ツリーでサーバ アイコン(ルート ドメイン)を選択します。
d.[Actions]>[Account Management]>[New Domain]を選択します。
e.[新規ドメイン]ウィンドウで、29ページの表 2に記載されている情報を入 力します。 重複排除ノードとレプリケーション ノードを指定する場合、名前解決にあい まいさを残さないように、FQDN(完全修飾ドメイン名)を使用してくだ さい。 Avamarレプリケーションを構成する場合は、元の(レプリケートされる)重 複排除ノードのレプリケーション設定と NetWorker で同じ宛先ディレクトリ (ドメイン)を使用していることを確認します。違いがある場合は、Avamar のレプリケーション設定を変更します。 f. [OK]をクリックして、構成を確定します。 新しい NetWorker ドメインが[アカウント管理]ツリーに表示されます。 表 2 [新規ドメイン]フィールド フィールド 説明 New Domain Name NetWorker
Contact (オプション)連絡者名
電話 (オプション)連絡者の電話番号 メール (オプション)連絡者のメール アドレス 場所 (オプション)連絡者の場所
ソフトウェアの構成
Avamar
用の NetWorker の構成
Avamarサーバを統合環境に合わせて構成した後は、AFTD または他のサポートされる デバイス、重複排除ノード、重複排除クライアント、およびオプションのレプリ ケーション ノード(必要な場合)を使用して NetWorker データゾーンを構成するこ とができるようになります。方式
NMCソフトウェアは、Avamar 重複排除ノードを作成して構成するために使用するデ バイス構成ウィザードを提供しています。 ウィザードを使用して重複排除ノードを作成した後、必要に応じて、個々の NMC プ ロパティ ウィンドウを使用してデバイスの構成を変更できます。 ◆ 30ページの「ウィザードを使用した Avamar 重複排除ノードの作成」 ◆ 31ページの「プロパティ ウィンドウを使用した Avamar 重複排除ノードの構成」ウィザードを使用した Avamar 重複排除ノードの作成
デバイス構成ウィザードは、Avamar 重複排除ノードの作成中のユーザーのミスを減 らすように設計されている推奨される方法です。 ウィザードを使用して重複排除ノードを作成するには 1. 必要な NetWorker ライランスが有効になっていることを確認します。詳細につい ては、 14ページの「ライセンスの要件」を参照してください。 2. NMCの[エンタープライズ]ビューで、NetWorker サーバ名を選択し、 NetWorkerアプリケーションをダブルクリックして起動します。3. NetWorker Administrationアプリケーションで、[Devices]をクリックします。
4. 左側のパネルで、[Avamar 重複排除ノード]を右クリックしてから[新規デバイ ス ウィザード]を選択します。 5. 表示されるウィザードの各画面で、バックアップ構成に必要なオプションと値を 指定し、[Next]をクリックします。 6. [デバイス タイプの選択]ウィザード ページで、[Avamar 重複排除ノード]タイ プを選択します。 7. ウィザードの手順に従って Avamar 重複排除ノードを構成し、設定を確認して、 さらに結果を確認します。 構成の詳細については、31ページの「プロパティ ウィンドウを使用した Avamar 重 複排除ノードの構成」を参照してください。
プロパティ ウィンドウを使用した Avamar 重複排除ノードの構成 31 ソフトウェアの構成
プロパティ ウィンドウを使用した Avamar 重複排除ノードの
構成
Avamar重複排除ノードを作成する場合は、デバイス構成ウィザードを使用する方法 が推奨されます。このセクションの次の手順に従って、デバイスを変更したり他の タスクを実行したりできます。 詳細については、次のセクションを参照してください。 ◆ 31ページの「メタデータ ストレージ デバイスの作成」 ◆ 33ページの「Avamar 重複排除ノードの作成」 ◆ 33ページの「重複排除バックアップ用のクライアントの構成」メタデータ ストレージ デバイスの作成
Avamar重複排除バックアップでは、NetWorker ストレージ ノード上のデバイスに重 複排除セーブセットのメタデータが保存されている必要があります。詳細について は、 24ページの「メタデータ保存要件」を参照してください。 AFTDまたは他のサポートされているストレージ デバイスを相互に関連づけることが できます。 ◆ 単一の重複排除クライアント ◆ 多数の重複排除クライアントを含むプール 詳細については、「EMC NetWorker 管理者ガイド」を参照してください。 メタデータを保存するデバイスの NetWorker Device リソースを構成するには 1. メタデータ ストレージ デバイスの要件を満たしていることを確認します。 詳細については、24ページの「メタデータ保存要件」を参照してください。 2. NetWorkerストレージ ノード ホストまたは NetWorker サーバ ホストで、その ディスクまたはパーティション内に単一の専用のメタデータ デバイスを作成し ます。 一時ディレクトリまたは root ディレクトリは使用しないでください。一時ディ レクトリ内のデータは上書きされる可能性があり、root ディレクトリ内のデータ はパフォーマンスの問題の原因になることがあります。 3. NMC NetWorkerの[管理]ウィンドウで、[デバイス]ビューをクリックします。 4. ナビゲーション ツリーで[デバイス]を右クリックし、[新規]を選択します。 5.[デバイス作成]ウィンドウの[全般]タブで、デフォルトの[名前]の値を作 成したディレクトリの完全パス名に置き換えます。 • デバイスが NetWorker サーバ ホスト(ローカル ストレージ ノード)上で構成 されている場合、名前は /backup/d0 などのシンプルなデバイス パスになり ます。 • デバイスが NetWorker ストレージ ノード ホスト(リモート ストレージ ノー ド)で構成されている場合、名前に rd= というプレフィックスを付け、ホス ト名とデバイス名をコロン(:)で区切ります。ソフトウェアの構成 たとえば、「jupiter」という名前のストレージ ノード上のリモート デバイスの 場合、デバイスのパスは次のようになります。 rd=jupiter:/backup/d0 6.[メディア タイプ]属性で、使用するメタデータ ストレージ デバイスのタイプ (adv_file(AFTD の場合)など)を選択します。 7.[自動メディア管理]が選択されていないことを確認します。この属性は、複数 のテープ ボリュームに関係します。 8.[クリーニング]オプションが無効になっていて(デフォルトの設定)、自動ク リーニングが起動されていないことを確認します。 9.[構成]タブで、デバイスで処理可能な同時保存セッション(ストリーム)の数 値と nsrmmd(データ ムーバ)の数値を設定します。 • [ターゲット セッション]は、ホスト上の別のデバイスが追加セッションを 処理する前に、デバイス上の nsrmmd プロセスが処理するセッション数です。 この設定を使用して、nsrmmd プロセスにセッションを分散します。 別のデバイスが利用不可の場合は、同じデバイス上の別の nsrmmd プロセス が追加セッションを引き受けます。 一般に、この属性は低い値に設定します。AFTD のデフォルト値は 4 です。60 より大きい値に設定することはできません。 • [最大セッション]は、デバイスで処理できる最大セッション数です。ホスト で他のデバイスを使用できない場合は、別のストレージ ホストが追加セッ ションを処理するか、セッションが使用可能になるまで再試行されます。 AFTDのデフォルト値は 32 であり、通常はこの値で最適なパフォーマンスを 実現できます。n の値は、60 より大きい値に設定することはできません。 • [最大 nsrmmd カウント]は、デバイスで実行できる nsrmmd プロセスの数で す。この設定を使用して、デバイスに nsrmmd の負荷を分散します。 ストレージ ノードでデフォルトの設定である静的 nsrmmd(NetWorker はすべ ての使用可能な nsrmmd を継続的に実行します)の代わりに[動的 nsrmd] を有効にした場合は、最大 ÷ ターゲット + 4 という公式を使用してこの値が 自動的に調整されます。この場合の AFTD のデフォルト値は 12 であり、それ 以外の場合のデフォルト値は 4 です。動的 nsrmmd の詳細については、 「NetWorker 管理ガイド」を参照してください。 この値を変更するには、まずセッション属性を調整および適用し、その結果 を監視してから最大 nsrmmd カウントを更新します。 注記: 少なくとも 1 つの nsrmmd プロセスが常にリストアまたはクローン操 作用に予約されます。 10.[ローカル バックアップ]領域の[専用ストレージ ノード]を[いいえ]のまま にします。 11.[リモート ホスト]領域の[デバイス アクセス情報]で CIFS(Microsoft Windows)または NFS(UNIX)のパスが指定されている場合は、リモート ユー ザー名とパスワードを入力します。NFS サーバでは、root からのアクセスを許可
プロパティ ウィンドウを使用した Avamar 重複排除ノードの構成 33
ソフトウェアの構成
12.構成が完了したら、[OK]をクリックします。
NetWorkerの[管理]ウィンドウに、新しいデバイス リソースの詳細が表示され
ます。
13. NetWorker DiskBackupデバイスのラベル付けおよびマウントは、NetWorker バッ クアップで使用される他のオフライン メディアと同様の方法で行います。 • ボリュームにラベルを付けるときには、ボリューム名を 60 文字以内に制限し ます。 • AFTDがフルとマークされることはないため、プールに別のデバイスを追加す る必要はありません。 14. CIFS AFTDの新しいパスワードを指定する場合は、変更を有効にするために、デ バイスのマウント解除と再マウントが必要になることがあります。
Avamar
重複排除ノードの作成
Avamar重複排除ノードリソースを作成するには 1. NetWorkerの[管理]ウィンドウで、[デバイス]ビューをクリックします。 2. ナビゲーション ツリーで、[Avamar 重複排除ノード]を右クリックし、[新規] を選択します。 3. [重複排除ノードの作成]ウィンドウの[全般]タブの[名前]属性に重複排除 ノード FQDN(完全修飾ドメイン名)を入力します。このノードはすでに Avamar サーバ上に存在している必要があります。 4. [アクセス]属性に、重複排除ノードにアクセスするためのユーザー名とパス ワードを入力します。 注記:これ以降、Avamar サーバでリモート パスワードを変更した場合、この重 複排除ノード リソースでも更新する必要があります。 5. (オプション)[全般]タブの[レプリケーション ノード]フィールドに値が表 示される場合、この重複排除ノードが使用できるレプリケーション ノードは Avamarサーバですでに作成されています。詳細については、 40ページの「レプ リケーション ノードの作成」を参照してください。 レプリケーション ノードの作成の詳細については、Avamar のマニュアルを参照 してください。 6. [OK]をクリックします。 [Avamar 重複排除ノード]の表に新しいノードが一覧表示されます。重複排除バックアップ用のクライアントの構成
Avamar重複排除ノードを作成したら、Avamar 修復排除クライアントを新規に構成 するか、既存のクライアントを再構成することができます。 重複排除クライアントを削除するには、次の手順で行います。 1. Avamar重複排除ノードが Avamar サーバ上にすでに存在していることを確認し ます。 2. NetWorkerの[管理]ウィンドウで、[構成]ビューをクリックします。ソフトウェアの構成 3. ナビゲーション ツリーで、[クライアント]を右クリックして[新規]を選択す るか、既存の重複排除クライアントの[プロパティ]を変換します。 4. 新しいクライアント リソースを作成する場合以外は、この手順をスキップして ください。バックアップが重複排除ノードにリダイレクトされるクライアントの 場合、次の属性は変更する必要がありません。 a.[名前]属性に、重複排除クライアントのホスト名を入力します。このホスト では重複排除をサポートするオペレーティング システムが実行されている必 要があります。 b.[ブラウズ ポリシー]と[保存ポリシー]の値を選択します。 c.[Scheduled Backups]チェックボックスを選択します。 d.[セーブセット]属性で、[参照]をクリックし、[ディレクトリの選択]ウィ ンドウで、バックアップするすべてのディレクトリまたは個別のファイルを 選択します。 – アイテムは、1 行に 1 つずつ表示されます。 – すべてのクライアント データをバックアップするには、[セーブセット] 属性に「all」と入力します。 e. 完了したら[OK]をクリックします。
この手順の詳細については、「EMC NetWorker Administration Guide」を参照し てください。 5.[Group]属性で、バックアップ グループを選択します。バックアップ グループ は、グループのスケジュールに従ってバックアップされるクライアントで構成さ れます。 注記:この属性には、選択したプールに基づいて事前選択されたグループが表示 される場合があります。クライアント レベルで関連づけられたグループからグ ループを分離しないでください。 重複排除バックアップ • グループは、重複排除クライアント専用にする必要があります。通常のクラ イアントと重複排除クライアントを 1 つのグループに混在させないでくだ さい。 • チェックポイント作成やガベージ コレクションなどの cron ジョブの実行時に 重複排除ノードの読み取り専用期間が回避されるようにスケジュールするグ ループを選択します。詳細については、Avamar のマニュアルを参照してくだ さい。 • グループのスケジュールに定期的なフル バックアップが含まれていることを 確認します。すべてのバックアップ レベルが重複排除によってサポートされ ます。 • できれば異なるストレージ ノードでグループのクローン作成を有効化しま す。これにより、重複排除メタデータの 2 つ目のコピーが作成され、最初の コピーが失われた場合に必要な保護を実現できます。
プロパティ ウィンドウを使用した Avamar 重複排除ノードの構成 35 ソフトウェアの構成 6.(オプション)[スケジュール]属性で、バックアップ スケジュールを選択しま す。この属性で選択したスケジュールは、クライアントまたはそのセーブセット に構成されているその他のスケジュールより優先されます。 7. [プール]属性で、使用する Avamar 重複排除ノードをターゲットとするプール を選択します。この属性で選択したプールは、クライアントまたはそのセーブ セットに構成されているその他のプールより優先されます。 重複排除バックアップ • プールは、重複排除クライアント専用にする必要があります。 • このプールは、重複排除セーブセットのメタデータを格納する NetWorker サーバまたはストレージ ノード上のデバイスをターゲットとする必要があり ます。 • NetWorkerサーバのブートストラップとインデックス データは重複排除され ません。ブートストラップとインデックス ファイルは、別のプール内で構成 され、通常は NetWorker サーバにローカルに接続されている従来のディスク またはテープ デバイスにバックアップされます。
詳細については、「EMC NetWorker Administration Guide」を参照してください。
8.[アプリケーションとモジュール]タブをクリックします。 a.[Avamar の重複排除バックアップ]を選択します。 b. クライアントのバックアップ データを保存する Avamar 重複排除ノードの名 前を選択します。レプリケーション ノードの名前を選択しないでください。 注記:クライアントを異なる重複排除ノードに変更する場合は、次のバックアッ プをフル バックアップ(レベル 0)にする必要があります。 9. 最適なパフォーマンスを実現するために、[グローバル(1/2]タブで、[並列処 理]が 4 以下の値に設定されていることを確認します。属性で設定される並列処 理の値は、グループ リソースまたはスケジュール リソースで設定される他の並 列処理の値よりも優先されます。 10.通常のクライアントと同じように残りのオプションを設定し、[OK]をクリック します。
バックアップのレプリケーションとコピー 37