革新的なポートフォリオ戦略でクラウドに幅広い選択肢を
∼
YOUR CLOUD, YOUR DATA
∼
企業を取り巻く環境は大きな変革期を迎え ています。
IT
は、リスクとコストの削減を図 りつつビジネスニーズに迅速かつ柔軟に対 応する必要があります。そのための一つの 解、それがクラウドです。企業ではプライベー トクラウドの構築からパブリッククラウド の利用、ハイブリッドクラウド環境への進化 など、さまざまなクラウド活用を模索してい ます。 ネットアップは、マルチクラウドの時代にお いて「Unbound Cloud
」というビジョンを 提唱し、プライベートクラウド、クラウドサー ビスプロバイダ、ハイパースケールクラウド プロバイダといった異なるクラウドの垣根を 越えたシームレスなデータ管理を実践して います。お客様がどの形態のクラウドを選択 したとしても、最適なデータ管理のプラット フォームを提供し、クラウド間における動的 なデータモビリティを実現します。 このネットアップのクラウド戦略を支える主 要 な コンポー ネント は、clustered Data
ONTAP
です。clustered Data ONTAP
は、ノンストップオペレーションを実現した スケールアウト型ストレージ基盤を提供し、 柔軟かつ効率性に優れたストレージ環境 を提供します。また、上記に加えて、高いパ フォーマンスを発揮するオールフラッシュス トレージ製品、コストパフォーマンスに優れ た
SAN
ストレージ製品を提供することで、 あらゆるクラウドやアプリケーションニーズ に対応します。 プライベ ートクラウド 環 境 に お い て は、clustered Data ONTAP
を ベ ー ス と したFlexPod
やNet App Integrated
EVO:RAIL Solution
といったコンバージド・ インフラソリューションが有用です。クラウ ドのサービスインまでの時間を極限まで短 縮し、プライベートクラウドの導入を簡素化 します。また、国内数十社に及ぶサービスプ ロバイダーパートナが提供するパブリックク ラウドサービスではそのサービス基盤にお いてネットアップストレージが多く活用され ており、そのメリットを享受することもでき ます。 ハイパースケールクラウドプロバイダ向け ソリュ ー シ ョン で あ るNetApp Private
Storage for Cloud
は、Amazon Web
Services
、Microsoft Azure
、SoftLayer
との連携を可能にすることで、ネットアップ ストレージをベースとしたハイブリッドクラ ウド環境の構築を実現します。また、
Cloud
ONTAP
は、従来オンプレミス環境で有用 だったclustered Data ONTAP
の 機 能を ハイパースケールクラウド上で活用すること ができる革新的なソリューションです。 「NetApp Data Fabric
」は、網の目のように異なるクラウドを繋ぐデータの通り道を 表しています。かつてストレージの仮想化を 実現し、柔軟性の高いストレージ基盤を提 供してきたネットアップが現在見据えている のはクラウドの仮想化です。仮想化されたク ラウドにおいても、企業にとって最も重要な ものは変わらずデータそのものであり、そ のデータ管理基盤を提供するのがネットアッ プです。
2
Index
・
ソリューション
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.4 ~ P.8
Solution
・
FAS
シリーズ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.9~ P.14
FAS series
・
VST
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.16 ~ P.17
Virtual Storage Tier
・
システムソフトウェア
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.18 ~ P.30
Operating System
・
管理ソフトウェア
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.32 ~ P.44
Management Software
・
ソリューションソフトウェア
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.45
Solution Software
・
E/EF
シリーズ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.46 ~ P.50
E/EF series
・
ハイパースケーラー連携ソリューション
・・・・・P.51 ~ P.54
Hyper Scaler
・
クラウドバックアップソリューション
・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.55
Cloud Backup Solution
・
FlexPod
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.56 ~ P.57
FlexPod
・
NetApp Integrated EVO:RAIL Solution
・・・・・・P.65
EVO:RAIL
・
サービス
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.60 ~ P.64
Services
・
トレーニング
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.65
Training
・
アライアンス
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.66
Alliance
本カタログに記載されているアイコンの説明
cDOT 対 応 c / 7 両対応 無 償 有 償 cDOT 対 応 7-Mode対 応 7-Mode 対 応clustered Data ONTAP
に対応したソフトウェアData ONTAP 7-Mode
に対応したソフトウェアclustered Data ONTAP
とData ONTAP 7-Mode
の両方に対応したソフトウェアclustered Data ONTAP
とData ONTAP 7-Mode
の両方に対応しているが、 ソース側とターゲット側は必ず同じバージョンを利用する必要があるソフトウェア 無償のソフトウェアライセンス4
ソリューション
Solution
大企業を中心に進んだ仮想化技術やクラウドコンピューティングの導入 は普及期に入っており、今では企業規模にかかわらず多くの企業がそのメ リットを享受しています。とくに「1
台の物理サーバに複数の仮想サーバ を搭載する」仮想化技術は、乱立するシステムを統合し、IT
資産を効率化 するものとして、多くの企業が導入を進めています。仮想化の導入は単に システムリソースを効率化することによるコスト削減という効果のみな らず、運用コストや電力消費量、CO2
排出量を削減することができると ともに、業務効率向上を可能にする全体最適された統合IT
インフラ基盤を 実現します。 しかし、物理サーバに障害が発生した場合、その影響は仮想化基盤全体に 及ぶため、重要なIT
システムを仮想化基盤に統合するためには、高い耐障 害性が最も重要なポイントとなるのです。また、データの集約によるパ フォーマンス劣化や仮想化レイヤーの追加に伴う管理の複雑化などの課 題も浮き彫りになっています。 仮想化プラットフォームの中で現在もっとも利用されているVMware
はVMware HA
やVMware vSphere Distributed Resource Scheduler
(
DRS
)のように高可用性を実現する優れた複数サーバ連携や、VMware
vCenter Site Recovery Manager(SRM)
のようにデータセンターやサー バのディザスタリカバリとレプリケーションが可能な機能など高い耐障 害性を実現しています。また、VMware vSphere
と連携して動作する統 合運用管理ツールであるVMware vCenter Server
を利用することで、単 一のインターフェイスで仮想化環境全体を容易に一元管理することがで き、運用の自動化、リソース最適化、高可用性の実現により、運用コスト を最小化することが可能です。しかし、この取り組みにおいてはストレー ジレイヤーへの機能強化がされていないため、システム全体を見渡した管 理が不足しています。 ネットアップはヴィエムウェア社やシトリックスシステム社、およびマイ クロソフト社、レッドハット社などの仮想化をリードするベンダーと協業 し、仮想化やクラウドを効果的に利用するための革新的なストレージソ リューションを提供しています。ワークロードに応じてスケールアウトで きるストレージ構成や、サーバからストレージまでのフラッシュデバイス を一元的に活用することで高パフォーマンスと高可用性を最適なコスト で実現します。また、セキュアなマルチテナント機能や仮想化基盤と親和 性の高い統合管理フレームワークの提供によって運用が容易なクラウド 基盤を構築することができます。 たとえば、サーバ仮想化により、多くのシステムで共有できるリソースが 簡単に構築できるようになりますが、統合するシステムの特性や数によっ てインフラ全体のパフォーマンスが大きく影響を受けるケースも見受け られます。会計や人事システムなどの通常の業務システムが含まれた仮想 化基盤にデータ分析基盤を加えると、大容量データの検索に多くのI/O
処 理が必要となるため、ストレージレイヤーのパフォーマンスが問題となる 可能性があります。ネットアップのソリューションはフラッシュ技術など によってパフォーマンス問題を克服するとともに、SnapManager
ファ ミリー製品との連携によって運用管理の簡素化を実現することで企業の 仮想化基盤をストレージレイヤーも含めて強化します。 また、仮想デスクトップ環境(VDI
)では仮想デスクトップイメージやユー ザデータへのアクセスが頻繁に発生するため、ストレージのI/O
性能が極 めて重要です。このためユーザの増加に伴う想定を超えたアクセスによっ てパフォーマンスの低下が顕著に表れます。とくに出社時間に多くのユー ザがPC
を起動するブートストームと呼ばれる現象が発生し、一時的にア クセスが集中することでI/O
がボトルネックになり起動に時間がかかる場 合があります。同じようにウイルス検知などがいっせいに行われるアンチ ウイルスストームなど突発的かつ一時的に急増する負荷にも耐えられる 必要があります。ネットアップはデスクトップ仮想化についても十分なパ フォーマンスを発揮するためにフラッシュ技術やクラスタ技術といった 共有型インフラに最適なソリューションを提供しています。仮想化ソリューション
仮想化環境における柔軟なストレージ基盤の実現
クラウドコンピューティングは企業内に配置するプライベートクラウド からインターネット越しに提供されるパブリッククラウド、そして両者を 組み合わせたハイブリッドクラウドなどさまざまな形で普及しています。 ネットアップは、このようなさまざまなクラウド環境に最適なソリュー ションを提供しています。 コストをかけずに迅速にクラウド基盤を構築する必要があるプライベー トクラウド環境の構築においては、信頼性の高さとすべてのシステム要件 を満たす検証など多くの時間がかかることが大きな問題となっています。 ネットアップは、ストレージシステムにおいて、自動化、
QoS
、無停止の オペレーション、SVM
によるストレージの仮想化、Volume
の移動など の機能を搭載することにより、クラウド環境に最適なストレージ基盤を実 現するソリューションを提供しています。中堅から大規模のシステムにお いてはシスコシステムズ社と協業することで、企業のIT
投資を最適化し、 かつ迅速な導入を可能にする検証済みのクラウドアプライアンスであるFlexPod
ファミリーを提供しています。FlexPod
クラウドアプライアン スは垂直統合型のアーキテクチャを採用しており、サーバ、ネットワーク、 ストレージおよびその全体の管理フレームワークに至るまで単一のアー キテクチャに統合し、優れた柔軟性と拡張性を持ち合わせたプライベート クラウド基盤を提供します。また、部門や支店単位の小規模なプライベー トクラウド基盤にはVMware vSphere
が事前に組み込まれたNetApp
Integrated EVO:RAIL Solution
を提供しています。お客様は導入した瞬 間から仮想化環境をご利用いただくことが可能です。これらを用いてお客様のさまざまな環境やビジネスの成長に合わせて容易に拡張
/
縮小できる効率の良い共有インフラを迅速に構築することができます。
また、パブリッククラウド利用の検討や採用もここ数年で大きく躍進を とげています。パブリッククラウドが台頭する背景としては、アマゾン ウェブサービスや
Google Apps
、Microsoft Azure
、およびMicrosoft
Office 365
などが登場し、企業がエンタープライズ用途にも耐えうる信頼 性の高いパブリッククラウドを選択できるようになったことも大きな要因 として挙げられます。しかし、パフォーマンスやセキュリティを重視しつ つ重量制課金のコストメリットを享受したい企業にとって最適な解が見 当たりませんでした。ネットアップは、パブリッククラウドを有効に活用 するためのソリューションとして、NetApp Private Storage for Cloud
を提供します。
NetApp Private Storage for Cloud
は、AWS
に最適化 されたNetApp Private Storage for AWS
、Microsoft Azure
に最適化 されたNetApp Private Storage for Microsoft Azure
、SoftLayer
に最 適化されたNetApp Private Storage for SoftLayer
で構成されます。これらは既存の
NetApp
ストレージ環境と各クラウドサービス上のリソースを連携させるためのソリューションです。
NetApp Private Storage
for AWS
は、認定コロケーション施設にオンプレミスのストレージを配 置し、AWS Direct Connect
を利用して、EC2
のコンピュートリソース と接続することで、データをクラウド上に配置せずにハイブリッドクラ ウド環境を構築することができます。また、Microsoft Azure
の場合にはAzure ExpressRoute
を、SoftLayer
の場合にはSoftLayer Direct Link
を活用します。これらにより、企業はプライベートクラウドとパブリック クラウドのリソースを柔軟に組み合わせて、企業が最適にデータをコント
ロールできるストレージ基盤を構築することができます。また、
NetApp
は
CloudStack
やOpenStack
に代表されるIaaS
基盤の構築・運営を実現 するクラウドOS
に対応します。NetApp
と各種クラウドOS
とのシーム レスな連携により、ストレージの使用効率を最適化し、メンテナンスを簡 素化、俊敏なデータインフラストラクチャーへの移行を促進するクラウド 対応のストレージ環境が提供可能になります。さらにクラウドストレージ にデータを格納するバックアップストレージ製品NetApp SteelStore
は、 ほとんどのバックアップソフトウェアとクラウドストレージプロバイダ に対応しており、導入した直後から高速かつ拡張性の高いセキュアなバッ クアップをクラウド環境へ展開可能になります。クラウドソリューション
プライベートクラウド環境の容易な構築とパブリッククラウドとの連携を両立
6
スマートデバイスの普及やIT
の進化、アプリケーションの多様化が進む中、 デジタル社会がもたらす影響はますます重要性を増しています。システム 停止がもたらす影響は、事業の停止だけでなく社会的な影響へと発展する だけでなく、データの爆発的な増大は、データ損失の損害の増大を意味し ます。 企業システムは、今まで以上にダウンタイムを最短に抑えた信頼性の高い 環境が必要になるだけでなく、複雑化するシステムを効率的に運用管理可 能な環境、企業の資産であるデータを確実に保護することが高いレベルで 求められるのです。 ネットアップは、重要性を増すデジタル社会に向け高い可用性と効率的な 運用管理、確実かつ迅速なデータ保護のソリューションを他社にはない独 自の手法で包括的に提供します。高い可用性
(
clustered Data ONTAP
)
サーバ環境ではハイパーバイザを利用したサーバ仮想化が定着していま す。いまストレージ環境においても、同じようなアプローチで柔軟なスト レージ環境を構築することが求められています。これらを実現するのが
clustered Data ONTAP
です。NetApp
のスケールアウト型ストレージ 環境では、異なる機種や世代のNetApp FAS
シリーズの管理下の物理リ ソースを単一のストレージプールにします。これにより、マルチプロトコル 対応であるNetApp
の特性を継承しつつ、容易にリソースを拡張・縮退でき、 メンテナンスやライフサイクルに応じた機種の入れ替えを無停止で実行可 能な柔軟性の高いストレージ基盤を実現します。セルフサービスから自動化
(
SnapManager / Virtual Storage Console
)
仮 想化 環 境のアプリケーション環 境を効率よく管 理するための
Snap
Manager / Virtual Storage Console
製品は、VMware
およびCitrix
環 境の最適な管理を実現します。Virtual Storage Console
機能を活用す ることで、仮想化ソフトウェアの管理ツールと連携することが可能となり、 仮想化環境におけるストレージ管理を効率化します。さらにFlexClone
を 活用したクローニング機能によって、容量効率が高く、作業時間を短縮す ることも可能です。これにより、煩雑な仮想マシンの展開を軽減し、迅速な ビジネスアプリケーションの構築が可能となります。効率的な運用管理
(
FlexClone
)
IT
業界では、データセットのコピーが必要となる状況が数多く発生します。 アプリケーションの開発/
テストや、新しい仮想マシンのプロビジョニング などが典型的な例といえるでしょう。しかし残念ながら、従来のアプローチ でコピーを作成すると、コストがかかり、ストレージ容量や、サーバリソー ス、ネットワークリソースだけでなく、管理者の貴重な時間と労力が大量に 消費されるため、最新コピーの数を少なく抑えるという方法で対処してい る企業が多いようです。これでは、本来必要な量のコピーを作成すること ができません。こうした問題を解消するために開発されたのが、NetApp
FlexClone
テクノロジ で す。FlexClone
は、フレキシブルボリュームとLUN
のコピーを、スペース効率よく迅速に作成します。ビジネスアプリケーションソリューション
仮想環境、物理環境を問わずあらゆる環境で高い可用性と効率的な運用管理を実現
インターネットの普及や、コンピューターの処理速度の向上、モバイル活用 などにともない企業は、今まで以上に大容量データを保有します。それらの データは、量、更新頻度、多様性において大きな進化を遂げていることは言 うまでもありません。ネットアップのビッグデータソリューションは、大 規模データの効率的な処理、分析、管理、アクセスを可能にします。このソ リューション ポートフォリオは
3
つの主要分野、分析力(Analytics
)、高 帯域幅(Bandwidth
)、コンテンツアクセス技術(Content
)で構成され、ネッ トアップではこれを「ビッグデータのABC
」と呼んでいます。分析力─膨大なデータセットの分析
このソリューション分野では、膨大なデータセットの効率的な分析が焦点 になります。分析力とは、情報を詳細に把握し、世界中のデジタル情報を活 用してデータを価値の高い情報へと変換できることにほかなりません。分 析力があれば、ビジネスをより深く把握し、優れた意思決定を下すことが できます。また、ネットアップではHadoop
との連携ソリューションを提供 します。NetApp Open Solution for Hadoop
迅速に導入できるエンタープライズクラスの
Hadoop
インフラです。企業のデータを効果的に制御し、優れた分析結果を引き出すことができます。
検証済みのリファレンスアーキテクチャにより、信頼性の高い
Hadoop
クラスタを実現し、既存のインフラとシームレスに連携する
Hadoop
で、構造化データでも非構造化データでも、あらゆるデータを分析できます。
NetApp Big Data Solution for MapR
NetApp Big Data Solution for MapR
は、Cisco UCS
サーバ、NetApp E
シリーズ ストレ ージシステム、エンタープライズ・グレ ードHadoop
ディストリビューションであるMapR Enterprise Edition
を組み 合わせたビッグデータ向けソリューションです。企業向け分析システムに必 要とされる信頼性や可用性に加え、従来のストレージやHadoop
の構成と は異なる柔軟な拡張性を提供し、企業は大容量データを蓄積、分析、活用 することでもたらされるビジネス上の競争優位性を高めることができます。高帯域幅
─大量のデータを処理するワークロードのパフォーマンスを向上
このソリューション分野では、非常に高速のワークロードについて、そのパ フォーマンス向上に注力します。広帯域アプリケーションには、ハイパフォー マンスコンピューティング(複雑な分析を超高速で実行する機能)、監視シ ステムや宇宙開発などに用いる高性能ビデオストリーミング、メディア/
エ ンターテインメント業界でのビデオ編集やプレイアウトなどがあります。こ れらのソリューションでは、高度なアプリケーション応答性が重視される 環境に、優れたパフォーマンス効率を提供するNetApp E/EF
シリーズハー ドウェアラインアップを提供します。コンテンツ
アクセス技術
─制約のないセキュアなデータストレージを提供
このソリューション分野では、制約のない拡張性に優れたセキュアなデー タストレージを提供することに焦点が絞られます。コンテンツソリューショ ンでは、企業が必要なだけデータを格納し、必要に応じてすぐに取り出せ るように、事実上無制限にデータを格納できなくてはなりません。 ネットアップのエンタープライズコンテンツリポジトリソリューションは、 ビッグコンテンツ向けの即応性に優れたストレージです。このソリューションは、
Data ONTAP
の機能であるInfinite Volume
をベースに、データ の急増にも対応できる拡張性を実現し、さらにData ONTAP
のStorage
Efficiency
機能やエンタープライズクラスの信頼性を提供します。また、NetApp StorageGRID
は、画像や動画、エンタープライズ・レコードやサー ビスプロバイダのレコードのグローバルに分散されたペタバイト規模のリ ポジトリを管理するために設計された実績のあるオブジェクト・ストレージ・ ソフトウェア・ソリューションで応えます。ビッグデータソリューション
分析力、高帯域幅、コンテンツ
アクセス技術でビッグデータ活用を強力に支援
ソリューション
Solution
8
あらゆるビジネス活動がシステムを介して行なわれている現在、常にデー タにアクセス可能であることが現代のビジネスにおいて絶対条件です。 データサービスの喪失は、ビジネスの停止を意味するだけでなく社会的な 信用の失墜にもなりかねません。そのような状況の中で、企業は機器障害 や人的なミスからの復旧だけでなく自然災害、大規模事故、パンデミック など、あらゆる事象から事業停止を最小限に抑えるために普段からの備え が重要です。 ネットアップでは、高度なミラーリング技術をはじめ、高速かつ柔軟なデー タのバックアップとリカバリを可能とする高度なデータ保護ソリューショ ンを提供することにより、通常業務におけるバックアップからリモートサ イトを連携した災害対策などさまざまなアプローチでお客様の大切なデー タを保護します。またVMware SRM
とのインテグレーションによる仮想 化環境での災害対策に対応します。さらにクラウドを活用したバックアッ プやリカバリなどを利用可能です。NetApp
ストレージの優れたメリットは、お客様の重要なデータを保護す る機能のすべてが、NetApp
のハードウェアとData ONTAP
によって緊 密に統合されているという点にあります。たとえば、既存ネットワーク環 境を使用して、IP
ベースでのレプリケーションを実現するSnapMirror
は、簡単かつ低コストでディザスタリカバリシステムを構築可能です。SnapMirror
は、企業が必要としている災害対策や遠隔地へのデータ転送 を実現する筐体間レプリケーションソフトウェアであり、初期転送時は その時点で存在する全データをコピーしますが、初期転送後はSnapshot
によって取得された変更データブロックのみを転送します。LAN
やWAN
を経由して変更のあったデータブロックだけをミラー先に転送するため、 データ転送量を減らし、ミラーを高速に行なうことが可能になります。 また、ディスクツーディスク・バックアップを目的としたSnapVault
は、システムのバックアップとリストアをブロックレベルで行います。SnapVault
はシステム上の変更されたブロックのみを特定し、セカンダリ ストレージにコピーするため、バックアップ処理、リストア処理中に転送 されるデータの量が削減されパフォーマンスが向上するだけでなく、バッ クアップを保管するのに必要な容量も少なく済みます。 さ ら に、書 込 可 能 な 仮 想 クロ ー ンボリ ュ ー ム を 瞬 時 に 作 成 可 能 なFlexClone
を利用することで、従来は保険としてバックアップを取得し、 活用されていなかったバックアップデータをディザスタリカバリサイト で無駄にせずに、他の用途で活用可能になります。 これらの機能を利用して、ネットアップのService Provider
パートナー であるクラウドプロバイダー企業は、NetApp
を利用した遠隔地クラウド バックアップサービスを提供しています。お客様自身で遠隔地での保管に 必要な機器を所有することなくバックアップの取得が可能になり、お客様 のデータをより堅固に保護することができます。 企業は、ネットアップの高いデータ保護機能で実現した高可用性ソリュー ションとバックアップ/リカバリーソリューション、そして災害対策ソ リューションを組み合わせて利用することにより、より強固なデータ保護 基盤を構築することができるのです。バックアップ
/
ディザスタリカバリ
ソリューション
確実なデータ保護によるビジネスの継続性確保とクラウド活用
ユニファイドストレージ/
FAS
シリーズ
FAS8000
シリーズ
ユニファイドスケールアウト ストレージと業界先進のデータ 管理機能を実現したフラッグ シップモデルFAS2500
シリーズ
手頃な価格で優れたパフォー マンスを提供する新しいエン トリーモデル高い信頼性とシンプルな管理で
TCO
の削減に貢献する
NetApp FAS
シリーズハードウェアラインアップ
FAS
シリーズ
FAS series
ディスクシェルフ
DS4246
高パフォーマンスのSSDから 大容量SATAドライブまで幅広いニーズに対応DS2246
2.5インチSASドライブ/SSDの採用に より、省スペース、省電力を実現DS4486
アーカイブ/バックアップ用途に対応P.14
P.12
10
NetApp FAS
シリーズ 製品概要
シンプルさを追求したユニファイド・ストレージシステム
NetApp FAS
シリーズは、あらゆるエンタープライズレベルの要求に対応 できる拡張性・柔軟性・パフォーマンスを兼ね備えた高性能ストレージシス テムです。エントリーモデルのFAS2500
シリーズ、そしてハイエンドモデル のFAS8000
シリーズに至るまでの全機種共通で高性能ストレージ専用OS
「
clustered Data ONTAP
」を採用したシングル・アーキテクチャモデルであ り、すべてのNetApp FAS
シリーズで統一したオペレーション、データ移 行などをせずにヘッドユニットを交換するだけでシステムのアップグレー ド、システムの停止を伴わないオンライン容量拡張、また仮想ボリューム の拡大縮小やシン・プロビジョニングなどの優れた機能が提供されます。NetApp FAS
シリーズの基本構成は、コントローラ部分であるヘッド ユニットとディスクを格納するディスクシェルフとの接続構成になって います。ヘッドユニットには、CPU
、メモリ、NVRAM
などが収容されて おり、FAS8000
、FAS2500
すべてのシリーズにて拡張スロットに各種 インタフェースモジュールを増設することができます。ハードウェア構成 がモジュラー形式でシンプルなため、システム構築、増設や保守作業が短 時間ですみ、システムのダウンタイムも削減されます。電源ユニットや冷 却ファンユニットなどはすべて多重化されており、システムを停止するこ となく交換可能です。NetApp FAS
シリーズでは、ユーザの用途や環境に応じて、高性能なSSD
(Solid State Drive
)、パフォーマンスと信頼性に優れたSAS
(Serial
Attached SCSI
)ディスクおよび低コストで大容量が実現できるSATA
(
Serial ATA
)ディスクを、1
システムに混在させることでプライマリ・セ カンダリ両方のニーズに1システムで対応します。また、自動階層化技術 やシン・プロビジョニング技術により、コストとパフォーマンスを両立し つつ、厳しいアプリケーションニーズからクラウド用途にも応える優れた ストレージ基盤を実現します。NetApp Data ONTAP
搭載のオールフラッシュFAS
は、高速ワークロード向けの高度なストレージ管理機能が求められる
IT
環境で重要 な役割を提供します。 オールフラッシュFAS
は、ハイブリッドFAS
システムで構成された クラスタのノードの1
つとして導入することもできるため、ビジネス ニーズの変化に応じて、アプリケーションの配置場所を、オール フラッシュストレージまたはフラッシュとディスク混在のハイブ リッドストレージへと、柔軟かつ透過的に変更することが可能です。1
ミリ秒未満の応答時間を実現するオールフラッシュFAS
は、低レ イテンシを必要とするビジネスクリティカルなアプリケーションに 最適なストレージです。I/O
を最適化し、アプリケーションのスルー プットを最大限に高めるだけでなく、先進のデータ管理機能も備えて いるため、安定した低レイテンシでのパフォーマンスが求められるVDI
環境やデータベースアプリケーションに最適です。 オールフラッシュFAS
構成では、高性能ソリッドステートドライブ (SSD
)を要件に応じて200GB
から1.6TB
まで幅広く選択できます。 それらは最大24
ノードのクラスタにスケールアウトさせることが 可能で、レイテンシを1
ミリ秒未満に抑えて数百万IOPS
を達成する ことも可能です。さらにData ONTAP
には、オールフラッシュの パフォーマンスをさらに高める機能も用意されています。たとえば、Write Anywhere File Layout
(WAFL
)ファイルシステム、先読み アルゴリズム、全コアにまたがるプロセスの無制限スケジューリング といった機能により、レイテンシをさらに低減できます。こうした 機能は、ランダム処理がSSD
に与える影響を低減し、システムレベル のパフォーマンス向上とSSD
の寿命延長に貢献します。 ビジネスとIT
に同時にメリットをもたらし、収益と顧客満足度の向上 を実現するフラッシュシステム、それがオールフラッシュFAS
です。オールフラッシュ
FAS
ハイパフォーマンス、低レイテンシ、充実データ管理機能を実現
FAS2500シリーズ FAS8000シリーズ
モデル FAS2554 FAS2552 FAS2520 FAS8080 EX FAS8060 FAS8040 FAS8020
最大物理容量 864TB 749TB 504TB ハイブリッド: 8,640TB 144TB (フラッシュ) オールフラッシュ FAS:384TB ハイブリッド: 7,200TB 72TB (フラッシュ) オールフラッシュ FAS:384TB ハイブリッド: 4,320TB 48TB (フラッシュ) オールフラッシュ FAS:384TB ハイブリッド: 2,880TB 24TB (フラッシュ) オールフラッシュ FAS:384TB 最大ドライブ数 144 144 84 1440 1200 720 480 コントローラの フォームファクタ 4U / 24ドライブ 2U / 24ドライブ 2U / 12ドライブ (エンクロージャ12U 2台) 6U 6U 3U ECCメモリ 36GB 36GB 36GB 256GB 256GB 64GB 48GB
NetApp Flash Poolの
最大容量 16TB 16TB 16TB 144TB 72TB 48TB 24TB NVMEM / NVRAM 4GB 4GB 4GB 32GB 16GB 16GB 8GB オンボードI/O:UTA 2 (8Gb FC /16Gb FC / FCoE / 10GbE) 8 8 ─ 8 8 8 4 オンボードI/O:10GBASE-T ─ ─ 8 ─ ─ ─ ─ オンボードI/O:GbE 4 4 4 8 8 8 4 オンボードI/O:6Gb SAS 4 4 4 8 8 8 4
OSバージョン Data ONTAP 8.2.2以降 Data ONTAP 8.2.2以降 Data ONTAP 8.2.2以降 Data ONTAP8.2.2以降 Data ONTAP8.2.2以降 Data ONTAP8.2.1以降 Data ONTAP8.2.1以降 サポートする ストレージプロトコル FCP、iSCSI、 NFS、CIFS、 FCoE FCP、iSCSI、 NFS、CIFS、 FCoE iSCSI、NFS、 CIFS FC、FCoE、 iSCSI、NFS、 pNFS、CIFS / SMB、HTTP、 FTP FC、FCoE、 iSCSI、NFS、 pNFS、CIFS / SMB、HTTP、 FTP FC、FCoE、 iSCSI、NFS、 pNFS、CIFS / SMB、HTTP、 FTP FC、FCoE、 iSCSI、NFS、 pNFS、CIFS / SMB、HTTP、 FTP ※2015年1月時点の仕様 HAペアごとの仕様(アクティブ / アクティブデュアルコントローラ構成)
FAS
シリーズ
FAS series
注:数値はすべて、アクティブ / アクティブ構成のデュアルコントローラのものです。
1. 最大物理容量はドライブによって異なります。最新の情報は、Netapp.com/jpのシェルフとメディアのページ
(netapp.com/jp/products/storage-systems/disk-shelvesand-storage-media /index.aspx)でご確認いただけます。 2. Data ONTAP 8.3では16TB、Data ONTAP 8.2(clustered Data ONTAP、Data ONTAP 7-Mode)では4TBとなります。
3. FAS2554とFAS2552のオンボードポートは、8Gb / 16Gb FCポートペア、10GbEポートペア、またはその組み合わせとして構成できます。 4. FAS2520のオンボードポートは、10GBASE-Tのみの構成となります(1GbEへの自動切替に対応)。
12
FAS
8000
シリーズ
ユニファイド
スケールアウト
ストレージと業界先進のデータ管理機能を搭載したフラッグシップモデル
FAS8000
エンタープライズストレージシステムは、従来モデルの2
倍のコ ストパフォーマンスを提供可能なフラッグシップモデルです。企業のあら ゆるニーズに応えることを目標にしたFAS8000
は、NetApp Data ONTAP
を搭載し、スケールアウトストレージとして最適化され、
SAN
とNAS
のス トレージインフラを統合することができます。FAS8000
は、Intel
のチッ プセットを使用したマルチプロセッサを特徴としており、NVRAM
には高 パフォーマンスのメモリモジュールを利用しています。また最適なI/O
を提 供するPCIe gen3
アーキテクチャにより、アプリケーションのスループット を最大限に高めることができます。最上位機種であるFAS8080 EX
は、最も 高いパフォーマンスとスケールアウト型アーキテクチャを備え、最大400
万IOPS
までパフォーマンスを拡張でき、4.6PB
以上の容量を備えたオールフ ラッシュアレイ構成や、1.7PB
のブラッシュを搭載したハイブリッド構成に することも可能です。FAS8000
ストレージは全モデルが、パフォーマンスと容量の要件の変化に 合わせて拡張できる設計になっています。容量の拡張、フラッシュを追加し た処理の高速化、コントローラのアップグレードによるスケールアップやス ケールアウトが可能です。これによりクラスタシステムは最大24
ノード、最 大容量103PB
にまで簡単に拡張できます。さらに、可用性に関してきわめて 高い要件を抱える環境向けに対応します。どのモデルにも99.999%
以上の可用性を提供する設計が採用されており、
Alternate Control Path
(ACP
)、NVRAM
の永続的書き込みログ機能、統合されたサービスプロセッサなど、 包括的なアプローチでシステムの耐障害性を実現します。I/O
デバイスはす べて、組み込みのポートも含めて個々にリセットできるため、障害を検出し て抑止し、システムをリカバリすることができます。FAS
2500
シリーズ
業界最高レベルの価値と機能を提供するエントリーモデル
NetApp FAS2500
シリーズは、より多くのIT
ニーズを長期的にサポートで きるよう設計された高い投資対効果をもたらすエントリーモデルのストレー ジです。ハードディスクのみで構成されたシステムと比べ、業界最高の効率 を誇るフラッシュテクノロジを最大で5
倍活用し、使用可能な容量を48%
増加、ワークロードを最大46%
高速化することが可能です。また、重複排除、 圧縮、シン・プロビジョニングにより、ストレージ使用量50%
削減を保証し ます。FAS2500
は、広範なワークロードに対応し、パフォーマンスや容量を シームレスに拡張できるため、拡大する社内環境やクラウド環境の管理タス クも簡単に行えます。実証済みのクラウド統合機能により、外付けストレー ジリソースを活用してデータを保護し、動的なストレージニーズに対応す ることができます。FAS2500
は、将来のIT
ニーズや課題にも応えることが できる、理想的なソリューションです。FAS
シリーズ
FAS series
業界唯一のユニファイドストレージ仮想化ソリューションであ
る
FlexArray
仮想化ソフトウェアによりお客様が現在使用されて いるストレージの管理を統合して運用を簡易化し、優れた機能性 を発揮することができます。FlexArray
は、FAS8000
の 機 能をEMC
、日立、NetApp E
シ リーズにまで拡張するストレージ仮想化ソフトウェアです。FlexArray
により、既存のストレージをFAS
ストレージの一部と して利用できるため、IT
資産の価値を向上でき、またclustered
Data ONTAP
のIT
運 用 上 の メリ ッ ト を さ ら に 拡 大 で き ま す。FlexArray
は、SAN
/NAS
に対応するとともに複雑なアドオ ンが不要です。顧客は管理が容易で、優れたアプリケーション 統合とデータ保護を備えた共通のデータ管理プラットフォーム 上で、IT
アーキテクチャを統合できます。そして、FlexArray
をSoftware-Defined Storage
の基盤とすることで、ポリシーに基 づいてストレージサービスをプロビジョニング/利用できると ともに、さまざまなハードウェア上にストレージリソースを配置 できます。FlexArray
はFAS8000
シリーズ上で利用可能です。FlexArray
仮想化ソフトウェア
ストレージの仮想化と管理を簡素化
有 償 c / 7 両対応14
ディスクシェルフ
エンタープライズクラスの耐障害性と可用性、さらにトップクラスのストレージ効率を実現
NetApp
のディスクシェルフは、FAS
シリーズの製品のディスク部分とし て機能し、様々な構成に対応します。NetApp
は、SATA HDD
、およびSSD
を実装する「DS4246
」、2.5
インチSAS HDD
およびSSD
を実装する 「DS2246
」、アーカイブ/バックアップ用途の「DS4486
」を提供しています。NetApp
のディスクシェルフの電源、ファンユニット等はすべて二重化され 高い耐障害性を確立しています。また、RAID-DP
とディスクシェルフの二 重化構成(SyncMirror
)により、さらに強固なデータ保護が可能になります。DS4246
ディスクシェルフ
DS4246
は、6Gbps SAS
アーキテクチャ対応のIOM6
を搭載した3.5
インチドライブ用ディスクシェルフです。SSD
およびSATA HDD
の混在 構成またはSATA HDD
用として利用することができ、4U
の筐体に、24
台 のSATA HDD
とSSD
を搭載可能です。また、6Gbps SAS
を4
レーンで利 用することにより、トータルで24Gb/s
の帯域で高いIO
パフォーマンスとSATA
構成による大容量データへの対応を実現します。DS2246
ディスクシェルフ
DS2246
は、6Gbps SAS
アーキテクチャ対応のIOM6
を搭載した2.5
イ ンチスモール・フォーム・ファクタ(SFF
)ドライブ用ディスクシェルフで す。DS2246
は、わずか2U
のラックスペースに2.5
インチのSAS
またはSSD
を24
台搭載できるため、優れたストレージ密度とパフォーマンス密 度を同時に実現できます。同じ容量のSAS
ドライブを搭載した高さ4U
のDS4243
と比較すると、2
倍のストレージ密度、1.6
倍のパフォーマンス密 度、30
∼50%
の消費電力削減を実現します。DS4486
ディスクシェルフ
DS4486
は、6Gbps SAS
アーキテクチャ対応のIOM6
を搭載した4U
の筐 体に48
本の3.5
インチSATA
ドライブを搭載可能な、アーカイブ/バック アップ用途向けディスクシェルフです。6Gbps SAS
を4
レーンで利用す ることにより、トータルで24Gb/s
の帯域で高いIO
パフォーマンスを実現 します。また、DS4486
は、2
台のドライブを直列に配置したタンデムドラ イブキャリアを採用しており、高密度シェルフでありながら、ラック前面か らディスク交換可能なメンテナンス性の良さを特長としています。タンデ ムドライブキャリアの1
台のディスクドライブに障害が起きた場合は、もう1
台の健全なディスク側のデータ退避が開始されるwell disk copy
機能に よって高い信頼性を実現しています。NetApp Virtual Storage Tier
(
VST
)
フラッシュ技術を適用することにより、オーバープロビジョニングを解消し、パフォーマンスとコストを最適化
NetApp Virtual Storage Tier
(VST
)は、コストと複雑さを最小限に抑えながら、フラッシュ技術の利用を最適化するためのソリューションです。コ
ントローラに搭載する
PCIe
フラッシュカードやディスクサブシステムに搭載する
Solid State Drive
(SSD
)をはじめ、高いパフォーマンスを実現す るフラッシュベースのデバイスのメリットと、容量あたりのコストに優れ たハードディスクドライブ(HDD
)のメリットをデータセンターやお客様 のIT
システムで実現するために、NetApp
の自動階層化技術とインテリジェ ント・キャッシング技術を活用して提供されます。VST
では、データセット全体を常に高価なフラッシュメディアに配置する のではなく、リアルタイムで監視するワークロードに応じて最適なメディ アにデータをブロック単位で配置します。アクセス頻度の高い「ホット」ブ ロックは高パフォーマンスのフラッシュに保存され、アクセス頻度の低い ブロックは容量に優れた低価格のメディアに保存します。このデータ配置 はNetApp
のノウハウによってボリューム内で自動的に行われるため、お 客様はどのデータがどのメディアに格納されているかを意識することなく、 最適なパフォーマンスを維持することができます。VST
はストレージコントローラレベル、ディスクサブシステムレベル、およ びサーバサイドレベルの3
つのレイヤーにおけるフラッシュ技術をNetApp
ユニファイドストレージアーキテクチャと完全に統合することで実現し ます。これにより、クライアントアプリケーションからディスクサブシス テムに至るまで、エンドツーエンドでそれぞれのレイヤーのフラッシュ技 術を適用し、パフォーマンスとコスト、そして運用保守に優れたストレージ 基盤を実現します。NetApp VST
は次に述べる2
つのレイヤーのフラッシュ技術により構成さ れます。• NetApp Flash Cache
:
NetApp Flash Cache
は、ストレージコントローラに装着するPCIe
フラッシュカードで、アクセス頻度の高いランダムリードデータを保持可
能なキャッシュ機能を提供します。
• NetApp Flash Pool
:
NetApp Flash Pool
テクノロジは、1
つのネットアップAggregate
内に
SSD
とHDD
を組み合わせたハイブリッド構成により、ディスクサブシステムレベルでのフラッシュ技術を適用します。アクセス頻度の高い
「ホット」なランダムリードデータをキャッシュするとともに、繰り返し
発生する書き込みデータについても自動的に
SSD
にキャッシュします。VST
Virtual Storage Tier
Flash Cache
ディスクドライブの読み取り時間による遅延を最小限に抑えるアクセラレータ製品
Flash Cache
は、従来、大量の作業負荷に対応するI/O
スループットを実現するための「ショートストローキング」を適用した多数の高性能なディスク ドライブの増設を行うことなく、ストレージシステムのパフォーマンスを高 速化するアクセラレータ製品です。大容量メモリモジュール搭載の拡張カー ドである
Flash Cache
をNetApp FAS
シリーズのI/O
拡張スロット(PCI
express
スロット)に搭載されたFlash Cache
に挿入することで、利用頻度 の高いデータブロックをストレージコントローラに自動的にキャッシングし ます。これにより、ディスクドライブから直接読み込んだ場合と比較して、デー タ読み取り時間をおよそ10
分の1
以下に短縮することが可能です。Flash Cache
は、メタデータのみをキャッシュしたり、新しいデータがディ スクに書き込まれたときにそのデータをキャッシュするなどの動作モード の設定により、特定のワークロード環境に合わせてパフォーマンス調整でき ます。これにより、ファイルサービス、メッセージング、OLTP
データベース、 サーバとデスクトップ仮想化など、大量のランダムリードが発生するワーク ロード環境でのパフォーマンス向上を実現します。 ※H/W
は有償です。Flash Pool
SSD
と
HDD
を効率よく併用することによって最適なパフォーマンスとコストを実現
Flash Pool
は、ストレージ階層化機能を活用することにより、SSD
とHDD
を混在した1つのボリュームとして利用可能にするための技術です。1つ のData ONTAPAggregate
をSSD
とHDD
のハイブリッド構成とすること で、高いIOPS
を実現するハイパフォーマンスなSSD
と容量あたりのコスト が最も低いSATA HDD
の双方のメリットを兼ね備えつつ、Data ONTAP
による高度なデータ保護機能が施された強固なストレージ基盤を構築する ことができます。これにより、
OLTP
のように非常に要件の厳しいワーク ロードにも対応する高い読み取りおよび書き込み性能を実現しながら、I/O
性能を保ったままディスク数を減らすことにより、ストレージインフラの コストだけでなく、必要な設置面積や使用電力の大幅な削減も実現します。 また、Flash Pool
は、ディスクサブシステムのアグリゲートレイヤに実装 されるため、テイクオーバー時にも動作が継続されます。HA
構成では、1
つのコントローラが計画停止や障害などによる計画外停止のためにオフラ インになっても、もう一方のコントローラがFlash Pool
を含むAggregate
とボリュームを引き継ぎ、
Flash Pool
内でデータを保護します。これによ り、計画停止時のみならず障害時もキャッシュされたデータが永続的に維 持されるため、厳しいエンタープライズ要件に対応します。 無 償 c / 7 両対応 無 償 c / 7 両対応18
clustered Data ONTAP
クラウド環境に最適なノンストップオペレーションを実現したスケールアウト型ストレージ
clustered Data ONTAP
はこれまで長年にわたり多くのお客様にご活用いただいていたネットアップ独自の
NetApp FAS
シリーズ専用オペレーティングシステムである
Data ONTAP
(7-Mode
)を基に仮想化技術やクラウドコンピューティングなどにより、複雑化する
IT
基盤に対応可能な、コスト効率の高いストレージ環境を実現します。
clustered Data ONTAP
はNFS
、pNFS
、CIFS
、iSCSI
、Fibre
Channel
、Fibre Channel over Ethernet
(FCoE
)などのストレージ接 続におけるすべてのプロトコルへの対応、WAFL
やRAID-DP
、NVRAM
による制御をベースとした信頼性の高いデータ保護機能、仮想ボリュー ム と し て の
FlexVol
に よ る シン・プロビジ ョ ニング の 実 現、64
ビ ッ トAggregate
による大容量ボリュームのサポートやデータの重複排除、デー タ圧縮機能、および仮想クローニング機能によるストレージ効率向上を継 承しつつ、企業のクラウドコンピューティング導入を支援するためのさら なる機能強化が図られています。 特に昨今、サーバ環境では低価格で高性能なx86
サーバやハイパーバイザの 登場も相まって、個々のサーバを連携して単一のリソースとみなし、サーバ の追加で柔軟にリソースを拡張する考え方として、サーバを複数台並べるス ケールアウトが定着しています。その一方でデータが爆発的に増加する現在、 多くのIT
環境では、IT
予算の多くをストレージが占めるようになり、多くの 企業の課題となっています。clustered Data ONTAP
ではNetApp FAS
シリーズによるスケールアウトストレージ環境を実現することで、より
IT
投資の効率を向上できる優れたストレージ基盤を構築することを可能にします。
clustered Data ONTAP
で構成されたストレージリソースは、仮想化ストレージ(
SVM
)で仮想化された論理レイヤーと、物理的なハードウェアのレイヤーに分かれています。アプリケーションからは論理レイヤーを介 することで、ストレージの物理構成に関わらず透過的にストレージリソー スにアクセス可能です。物理レイヤーへのデータ格納は
clustered Data
ONTAP
によって筐体を跨いでも的確に制御され、Data ONTAP
で長年培 われてきたRAID-DP
やWAFL
などの高信頼性技術で保護されます。clustered Data ONTAP
によって実現されたNetApp
のスケールアウト型 ストレージ環境では、異なる機種や世代のNetApp FAS
シリーズの管理下 の物理リソースを単一のストレージプールにします。これにより、容易な リソース拡張・縮退を可能にするとともにストレージ機器のメンテナンス やライフサイクルに応じた機種の入れ替えを無停止で実行できる柔軟性の 高いストレージ基盤を実現します。 また、このような特性からスモールスタートで始めることができるととも に、小規模なシステムから大規模な仮想化環境や複数のサービスレベルが 求められるマルチテナントのクラウドコンピューティング環境に至るまで のあらゆる用途で、ストレージ環境の効率性を高め、IT
全体の効率性も大 幅に向上するStorage Efficiency
を推進します。システムソフトウェア
Operating System
効率性の高いユニファイド・ストレージ:
clustered Data ONTAP
は、ストレージ接続において主要なプロトコ ル で あ るNFS
、CIFS
、iSCSI
、Fibre Channel
、Fibre Channel over
Ethernet
(FCoE
)を同一のシステムでサポートします。これにより、さま ざまなプロトコルに対応した単一の共有ストレージインフラを構築するこ とができます。 データ格納効率の向上: 重複排除機能は、異なるファイル間でもディスク上で重複している4k
ブ ロックを特定して排除することで、ストレージの利用効率を高める機能で す。一方、データ圧縮機能は、データをディスクへ書き込む際、リアルタイ ム、またはポストプロセスでデータを圧縮し、ストレージ利用効率を向上 します。重複排除機能では削減できないデータセット内のスペースを削減 可能です。データセットによっては、圧縮機能と重複排除機能の両方を併 用することで、さらに多くのスペースを削減します。 小規模構成から大規模構成へスケールアップ/
スケールアウトが可能:16TB
を超えた単一の大容量ボリュームを作成することができ、さらなる データの増加やサーバ統合およびクラウド・コンピューティングのニーズ に対応することができます。また、シングルクラスタノード構成から始め、 ビジネスニーズの増大に応じて最大24
ノードまでシームレスにストレー ジノードをスケールアウトさせることが可能です。 セキュアなマルチテナント環境の実現:clustered Data ONTAP
は、クラウド基盤を活用する、さまざまなサービ ス利用者に対し、利用者の属性に応じたデータやアプリケーションへのセ キュアかつ保護されたアクセスを提供します。オンラインでシームレスに拡張:
clustered Data ONTAP
を搭載したNetApp
ストレージは仮想化ストレージ(
SVM
)により、ノードをオンラインで追加することができるため、アクセスを停止することなく、動的かつ迅速にパフォーマンスを向上したり、ストレー ジ容量を拡張することができます。その際、難しい設定変更やパスの変更も 必要ないため、業務を継続しながらシームレスにスケールアウト可能です。 統合されたデータ保護:
clustered Data ONTAP
は、容量とリソース効率の高いSnapshot
テクノ ロジの搭載により、ディスク上のスナップショットバックアップ機能を提供します。お客様は、目標復旧時間(
RTO
)を短縮し、その環境におけるストレージのすべてにわたって、リカバリポイント目標(
RPO
)を向上させることができます。
無停止で実行可能なメンテナンス:
clustered Data ONTAP
を搭載したNetApp
ストレージはノードを動的に 追加することができるため、システムを止めることなく、ライフサイクル を終えたシステムを切り離すことが可能です。その際、切り離しの対象と なるストレージリソースにデータが格納されていたとしても、切り離しを 行う前に他のストレージリソースに無停止でデータを移行できるため、コ ントローラのアップグレード作業も軽減されます。QoS
による複数サービスレベルの実現:clustered Data ONTAP
ではストレージオブジェクトに対し定義することで
QoS
を設定し、透過的にパフォーマンスを制御することができます。QoS
はIOPS
やスループットで指定することができ、その設定はリアルタイ ムに反映されます。また、SVM
、ボリューム、LUN
、ファイルなど様々な単 位で指定が可能です。これにより、お客様のご要望に合わせた設定ができ、 仮想化環境やクラウドにおける複数のサービスレベルを実現できます。 統合された管理:NetApp
は、OnCommand
統合管理ソフトウェアの提供により、共有ス トレージインフラに対してコスト効率の高い効果的な管理機能を提供しま す。これにより、リスクの最小化およびパフォーマンスの向上が容易に実 現でき、SLA
を的確に管理することができます。Virtual Storage Tier
のサポート:Data ONTAP 8
は、NetApp
ストレージに搭載されたHDD
とSSD
の間で データの自動階層化を実行することでパフォーマンスと大容量化を低コス トで実現するFlash Pool
、NetApp
ストレージコントローラ内のデータを キャッシュすることで高速なデータアクセスを実現するFlash Cache
、そ してサーバに装着されたPCIe
ベースのフラッシュカードやSSD
を活用す ることでアプリケーションパフォーマンスを改善するFlash Accel
をサポー トします。Hyper-V
の機能をフルに活用可能:clustered Data ONTAP
ではWindows Server 2012
より採用されたSMB 3.0
に対応することで、Hyper-V
のゲストOS
領域としてCIFS
共有が利用できます。これにより
NAS
最大のメリットであるボリューム運用の柔軟性を生かした仮想マシン保存領域の拡大/縮小/追加/削除をいつで もオンラインで実行可能です。また、
Windows ODX
(Offloaded Data
Transfer
)にも対応しているため、データのコピー処理をストレージにオ フロードすることで、サーバの負荷軽減、処理時間の短縮を実現します。clustered Data ONTAP
による
QoS
設定Windows ODX
(