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GX20とMELSEC-QシリーズとのModbus/TCPを利用した通信(GX Developer)

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Academic year: 2021

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TI 04L01L08-04JA 2014.07.24-00

Media No. TI 04L01L08-04JA 1st Edition : July. 2014 (YK) All Rights Reserved Copyright © 2014, Yokogawa Electric Corporation

1.システム構成例 ...4

2.MELSEC-Qの設定方法 ...4

3.GX20の設定方法 ...14

1) 通信設定 ...14 2) 通信チャネル設定 ...17 3) 表示設定能 ...18 4) 記録設定 ...19

4.GX Developerを使用したオンラインモニタ実行方法 ...21

技術資料 改訂情報 ...23

(3)

はじめに

本書は、三菱電機(株)社製のシーケンサ(MELSEC-Qシリーズ)と当社ペーパーレスレコーダGX20 (以下、GX20と呼びます)をEthernet通信で接続します。Modbus/TCPを使い、シーケンサか ら、GX20のデータの読み込み/GX20へデータの書き込みを送受信する操作手順を説明していま す。MELSEC-Qの設定にはGX DeveloperとGX Configurator-MBを使用します。

各機器の詳細については下記の取扱説明書もあわせてご参照ください。 ・ペーパレスレコーダユーザーズマニュアル IM 04L51B01-01JA

ご注意

・ 本書に記載されている接続例を利用することによって生じた如何なる障害も当社で は、補償を負いかねますので、ご了承ください。 ・ 本書に記載された内容の技術的サポートは行っておりませんので、ご了承ください。 ・ 本書の内容は、性能・機能の向上などにより将来予告なしに変更することがあります。 ・ 本書の内容に関しては万全を期していますが、万一ご不審の点や誤りなどお気づき のことがありましたら、お手数ですが、当社支社・支店・営業所までご連絡ください。 ・ 本書の内容の全部または一部を無断で転載、複製することは禁止されています。

商標

・ 本書で使用の当社製品名またはブランド名は、当社の商標または登録商標です。 ・ Ethernet は、米国 XEROX Corporation の登録商標です。 ・ 本書では各社の登録商標または商標には、™ マーク、® マークは表示していません。 ・ 本書で使用の各社製品名は、各社の商標、または登録商標です。

(4)

TI 04L01L08-04JA 2014.07.24-00 1

-Ethernet接続されたMELSEC-QとGX20のデータ送受信を行うための設定例です。

本書では通信インターフェースとして

MELSEC-QシリーズのModbus/TCP Interface

Module(QJ71MT91)を使用した接続例となります。

GX20の測定チャネル001~010のデータをMELSEC-QのCPUデバイスD0~D9へ

読み込みます。

MELSEC-QのCPUデバイスD1000のデータをGX20の通信チャネルC001へ書き込み

ます。

(接続例)

Ethernet GX20 MELSEC-Q IP:192.168.1.2 IP:192.168.1.1 RS232C or USB 使用ソフト GX Developer GX Configurator-MB (注)GX20へ書き込みを行う際は /MCオプションが必要です。 CPUユニット:Q02HCPU ネットワークユニット:QJ71MT91 Modbus/TCP 2

-2.MELSEC-Qの設定方法-1

三菱電機(株)社製の

GX DeveloperとGX Configurator-MBを使用して

MELSEC-Qを設定します。

①GX Developerを起動します。 ②プロジェクト新規作成を選択します。

(5)

3 -③PCシリーズをQCPU(Qモード)にPCタイプはQ02(H)に設定します。 ④プロジェクト名を設定するにチェックを入れて、プロジェクト名を入れてください。 ⑤最後にOKをクリックします。 ⑥下記確認画面が出ますので「はい」を押して保存を行います。

2.MELSEC-Qの設定方法-3

⑦画面上のプロジェクトデータ一覧より、パラメータ⇒PCパラメータをクリックします。

(6)

TI 04L01L08-04JA 2014.07.24-00 5 -⑧Qパラメータ設定画面が展開されます。 ⑨I/O割付設定のタブを選択し、下記設定を行います。 ⑩最後にスイッチ設定をクリックします。 種別:インテリ 形名:QJ71MT91 6

-2.MELSEC-Qの設定方法-5

⑪I/Oユニット、インテリジェント機能ユニットスイッチ設定よりスイッチ設定を行います。 スイッチ内容の詳細は次ページに記載しています。 ⑫最後に設定終了をクリックします。 ⑬Qパラメータ設定画面に戻りましたら設定終了をクリックします。 スイッチ1:0000、スイッチ2:0003、スイッチ3:C0A8、スイッチ4:0101

(7)

7

-インテリジェント機能ユニットスイッチ設定の説明

スイッチ番号 内容 スイッチ1 動作モード設定 スイッチ2 交信条件設定 スイッチ3 IPアドレス設定(上位) スイッチ4 IPアドレス設定(下位) スイッチ5 設定なし

スイッチ

1詳細

設定値 項目 0000 オンライン 0001 オフライン 000D ハードウエアテスト 000E 折り返しテスト

スイッチ

2詳細

ビット 0 1 b0 デフォルトパラメータで起動基本パラメータ 基本パラメータ ユーザ設定パラメータで起動 b1 デフォルトパラメータで起動MODBUSデバイス割付 ユーザ設定パラメータで起動MODBUSデバイス割付 b2 RUN中書き込み禁止 RUN中書き込み許可 b3 Ethernet(V2.0)準拠のフレームで送信 IEEE802.3準拠のフレームで送信 (注)b15からb4はすべて0です。

b15 ~ b4 b3 b2 b1 b0

0

0

0

0

1

1

0003H

2.MELSEC-Qの設定方法-7

今回は

192.168.1.1

C0A8 0101

となります。

スイッチ3、スイッチ4 はModbus/TCP モジュールに割り当てたIP アドレスを上位(スイッチ3)と 下位(スイッチ4)に分けて16 進数にて設定します。

(8)

TI 04L01L08-04JA 2014.07.24-00 9 -⑭GX configurator-MBを使用してModbus/TCPモジュールの設定を行います。 ⑮GX Developerより、ツール⇒インテリジェント機能ユニットユーティリティ⇒起動を選択します。 10

-2.MELSEC-Qの設定方法-9

⑯インテリジェント機能ユニットユーティリティ画面が展開されますので、以下の設定を行って ください。 ⑰最後に初期設定ボタンをクリックします。 先頭I/O No.に0000 を設定します。 ユニット種別にMODBUS®ユニットを選択します。 ユニット形名にQJ71MT91 を選択します。

(9)

11 -⑱初期設定画面が展開されますので、自動交信パラメータボタンをクリックします。

2.MELSEC-Qの設定方法-11

⑲自動交信パラメータ設定画面が展開されますので、以下の設定を行ってください。 設定内容詳細は次ページに記載しています。 ⑳最後に設定終了ボタンをクリックします。 上下に ス ク ロ ー ル で き ま す 。

(10)

TI 04L01L08-04JA 2014.07.24-00 13 -設定項目 設定値 対象局IPアドレス 192.168.1.2 ユニットID 255 繰返し間隔タイマ値(単位:10ms) 0 応答監視タイマ値(単位:500ms) 0 対象MODBUSデバイス種別指定 入力レジスタ読出 読出し指定先頭バッファメモリアドレス 1000 対象MODBUSデバイス先頭番号 2000 アクセス点数 10 書込み設定先頭バッファメモリアドレス 0000 対象MODBSUデバイス先頭番号 0 アクセス点数 0 自動交信パラメータ2 設定項目 設定値 対象局IPアドレス 192.168.1.2 ユニットID 255 繰返し間隔タイマ値(単位:10ms) 0 応答監視タイマ値(単位:500ms) 0 対象MODBUSデバイス種別指定 保持レジスタ書込 読出し指定先頭バッファメモリアドレス 0000 対象MODBUSデバイス先頭番号 0 アクセス点数 0 書込み設定先頭バッファメモリアドレス 3000 対象MODBSUデバイス先頭番号 7000 アクセス点数 1 各設定項目の詳細(抜粋) 対象局IP アドレス・・・交信対象のスレーブ機器のIP アド レスです。今回の場合GX20のIPアドレス。 ユニットID・・・GX20の場合、255(初期値)となります。 先頭バッファメモリアドレス設定範囲 読出し設定・・・1000H~1FFFH (初期値は0000) 書込み設定・・・3000H~3FFFH (初期値は0000) 対象MODBUS デバイス先頭番号・・・実際のデバイス 番号下5桁-1を設定します。 GX20の測定チャネル0001(符号付16ビット整数型)から の読み出しの場合、302001 ですので2000 を設定。 GX20の通信チャネルC001(符号付16ビット整数型)へ 書込みの場合、407001ですので7000 を設定。 アクセス点数・・・デバイスへの読み出す点数、書き込む 点数を設定します。 14

-2.MELSEC-Qの設定方法-13

㉑下記設定画面に戻りましたら、初期設定が有りになっていることを確認してください。 ㉒次に自動リフレッシュボタンをクリックしてください。

(11)

15 -㉓自動リフレッシュ設定の画面が展開されますので以下のように設定を行ってください。 ㉔最後に設定終了ボタンをクリックします。 自動交信機能バッファ入力エリアのユニット側転送ワード10 と設定。 自動交信機能バッファ入力エリアのCPU 側デバイスD0 と設定。 自動交信機能バッファ出力エリアのユニット側転送ワード1 と設定。 自動交信機能バッファ出力エリアのCPU 側デバイスD1000 と設定。

2.MELSEC-Qの設定方法-15

㉕下記設定画面に戻りましたら、自動リフレッシュが有りになっていることを確認してください。 ㉖最後に終了ボタンをクリックします。 ㉗下記確認画面が表示されますので、「はい」をクリックします。

(12)

TI 04L01L08-04JA 2014.07.24-00 17 -㉘MELSEC-Q本体へ設定データを転送します。 ㉙下記画面より接続先指定をクリックします。 18

-2.MELSEC-Qの設定方法-17

㉚接続先指定画面が展開されます。 ㉛接続先指定画面でパソコン側I/Fのシリアル/USBをダブルクリックします。

(13)

19 -㉜パソコン側I/Fシリアル詳細設定画面で使用される通信形態に合わせてRS-232C (COMポートと伝送速度を設定)若しくはUSBのいづれかを選択後「OK」をクリックします。 ㉝接続先設定画面に戻りましたら「OK」をクリックします。

2.MELSEC-Qの設定方法-19

㉞下記画面よりオンライン⇒PC書込みを選択してください。

(14)

TI 04L01L08-04JA 2014.07.24-00 21 -㉟PC書込画面で下記部分にチェックを入れて書き込みを実行してください。 ㊱書込み終了後に必ずMELSEC本体の電源を一度OFF/ONしてください。(必ず実行してください。) 書込み実行中 22

-3.GX20の設定方法-1

1)通信設定

①通信(イーサネット)設定の中の基本設定を選択します。 ②IPアドレス・サブネットマスク・デフォルトゲートウエイを設定します。 ③最後に保存を押します。

(15)

23 -④通信(イーサネット)設定の中のサーバ設定を選択します。 ⑤サーバ設定の中のサーバ機能を選択します。

3.GX20の設定方法-3

⑥サーバ機能を下記のように選択します。 ⑦サーバ設定の中のサーバリストを選択します。

(16)

TI 04L01L08-04JA 2014.07.24-00 25 -⑧サーバリストのMODBUSを押します。 ⑨Off⇒Onに設定します。 26

-3.GX20の設定方法-5

⑩サーバリストのMODBUS項目が下記のようになっていることを確認して、最後に保存を 押します。

(17)

27 -②On/Off,スパン(C001-C001)画面でOn/Off、スパン項目のOffを押します。

2)通信チャネル設定

①通信チャネル設定の中のOn/Off,スパンを押します。

3.GX20の設定方法-7

④On/Off,スパン(C001-C001)画面で下記のように設定を行います。 ⑤最後に保存を押します。 ③Off⇒Onに設定します。

(18)

TI 04L01L08-04JA 2014.07.24-00 29

-3)表示設定

①表示設定を選択します。グループ設定を押します。 30

-3.GX20の設定方法-9

②グループ設定画面からチャネル設定を押します。 ③チャネル設定画面よりAIチャネル001~003を設定します。通信チャネルC001を設定します。 (次ページに記載されています。) ④最後に保存を押します。

(19)

31 -チャネル設定画面

AIチャネル

通信チャネル

3.GX20の設定方法-11

4)記録設定

①記録設定の中の記録チャネル設定を押します。

(20)

TI 04L01L08-04JA 2014.07.24-00 33 -②記録チャネル設定画面から表示データ、トレンド波形を押します。 ③チャネル設定画面よりAIチャネル001~003を設定します。通信チャネルC001を設定します。 (下記に記載されています。) ④最後に保存を押します。 34

-3.GX20の設定方法-13

チャネル設定画面

AIチャネル

通信チャネル

(21)

35 -⑤GX20の設定は以上です。記録。演算スタートを行い、記録画面に下記画面が表示されることを確認 してください。 (トレンド画面表示例)

4.GX Developerを使用したオンラインモニタ実行方法-1

①オンライン⇒モニタ⇒デバイス一括を選択します。

(22)

TI 04L01L08-04JA 2014.07.24-00 37 -②デバイス一括モニタ画面が展開されます。 ③デバイスにD0を登録後モニタ開始ボタンをクリックします。 ④D0~D9までデータが入っていることを確認します。 ⑤D0(測定チャネル001)~D9(測定チャネル010)に相当します。 ⑥デバイステストボタンをクリックします。 38

-4.GX Developerを使用したオンラインモニタ実行方法-3

⑦デバイステストをクリックすると下記画面が展開されます。 ⑧下記設定を行い最後に設定ボタンをクリックします。 デバイス:D1000 設定値500 10進 16ビット整数 D1000の値がGX20の 表示画面に反映される ことを確認します。

(23)

資料名称 : GX20 と MELSEC-Q シリーズとの Modbus/TCP を利用した通信(GX Developer)

資料番号 : TI 04L01L08-04JA

2014年7月/初版

(24)

千 葉 支 店 さ い た ま 支 店 神 奈 川 支 店 北 陸 支 店 中 部 支 店 豊 田 支 店 中 国 支 店 岡 山 支 店 四 国 支 店 九 州 支 店 北 九 州 支 店 0436-61-1388 048-626-1091 044-266-0106 076-258-7010 052-684-2000 0565-33-1611 082-568-7411 086-434-0133 0897-33-9374 092-272-0111 093-521-7234 〒299-0111 〒331-0052 〒210-0804 〒920-0177 〒456-0053 〒471-0027 〒732-0043 〒710-0826 〒792-0016 〒812-0037 〒802-0003 千 葉 県 市 原 市 姉 崎 8 6 7 埼 玉 県 さ い た ま 市 西 区 三 橋 6 - 6 5 4 - 1 神 奈 川 県 川 崎 市 川 崎 区 藤 崎 4 - 1 9 - 9 石川県金沢市北陽台2-3(金沢テクノパーク内) 愛 知 県 名 古 屋 市 熱 田 区 一 番 3 - 5 - 1 9 愛知県豊田市喜多町2-160 (コモ・スクエア・ウエスト7階) 広 島 県 広 島 市 東 区 東 山 町 4 - 1 岡 山 県 倉 敷 市 老 松 町 3 - 7 - 1 0 愛 媛 県 新 居 浜 市 港 町 5 - 1 8 福岡県福岡市博多区御供所町3-21(大博通りビジネスセンター7階) 福岡県北九州市小倉北区米町2-2-1(新小倉ビル6階) 北 海 道 サ ー ビ ス セ ン タ ー 東 北 サ ー ビ ス セ ン タ ー 東 京 サ ー ビ ス セ ン タ ー 東 部 サ ー ビ ス セ ン タ ー 鹿 島 サ ー ビ ス セ ン タ ー 千葉ソリューションサービスセンター 新 潟 サ ー ビ ス セ ン タ ー 北 陸 サ ー ビ ス セ ン タ ー 中部ソリューションサービスセンター 0144-72-8833 022-743-5751 044-266-0106 048-620-1414 0299-93-3791 0436-61-2381 025-241-2161 076-240-1561 052-684-2020 静 岡 サ ー ビ ス セ ン タ ー 四 日 市 サ ー ビ ス セ ン タ ー 関 西 サ ー ビ ス セ ン タ ー 京 滋 サ ー ビ ス セ ン タ ー 姫 路 サ ー ビ ス セ ン タ ー 岡山ソリューションサービスセンター 中 国 サ ー ビ ス セ ン タ ー 四国ソリューションサービスセンター 西日本ソリューションサービスセンター 0545-51-7138 059-351-8187 072-224-2221 077-521-1191 079-224-6006 086-434-0150 0834-21-3200 0897-33-1717 093-551-0443 Apr. '14 Printed in Japan

参照

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