◆ 暴力団の壊滅に向けて
(山口県警察本部 刑事部組織犯罪対策課長) ◆ 県内の暴力団情勢
◆ 暴追センターの活動・事業計画の概要 ◆ 第27回山口県暴力追放県民大会の開催
【暴力団の勢力】 県内では、平成30年6月末現在、七代目合田一家や 六代目山口組、神戸山口組、五代目工藤會の4団体22 組織、約290人の暴力団構成員等を把握しています。 暴力団の勢力は、近年の暴力団排除活動の高まりを 受け全国的に減少を続けています。 県内においては、平成29年末の統計に比べると、組 織数は1組織減少しましたが、暴力団構成員等はほぼ 横ばい状態となっています。 ○ 七代目合田一家 17組織 約190人 ○ 六代目山口組 1組織 約20人 ○ 神戸山口組 3組織 約60人 ○ 五代目工藤會 1組織 約20人 【取締り等の状況】 県警察では、暴力団の弱体化・壊滅に向け、暴力団 員の徹底検挙と資金源の摘発、拳銃等の武器の押収に 重点を置いた取締りを進めており、平成30年6月末現 在、詐欺や公務執行妨害、覚醒剤事件などで、暴力団 構成員等33人を検挙しています。 また、平成24年12月に山口県公安委員会が暴力団対 策法に基づき「特定危険指定暴力団」に指定した五代目 工藤會については、指定期間を再度1年間延長してお り、同組織を引き続き警戒対象として対策の強化を図っ ています。 【暴力団排除活動の推進】 暴力団組織の弱体化・壊滅のためには、警察の取締 りはもとより、各地域、職域での連携が重要であり、 各自治体においては暴排条例が整備され、各種事業に おいても暴力団排除条項の導入が進んでいます。 警察ではこれら暴力団排除活動を推進するため、関 係遮断に必要な暴力団情報の提供に取り組んでいるほ か、暴力追放運動推進センターや弁護士会等と緊密に 連携し、県民誰もがいつまでも安心して暮らし続けら れる山口県の基盤を築くべく、県民や事業者による暴 力団排除活動に向けた取組を支援しています。 最近の暴力団情勢は、暴力団排除機運の高まりを 受けて、全国、県内とも、暴力団勢力の減少傾向が 続いているところです。 しかしながら、依然として、暴力団構成員等は県 内各地で活動しており、その存在は、県民生活の脅 威となったままです。 また、暴力団は、組織実態を不透明化させると ともに、暴力団関係企業等を利用して一般の経済 活動への介入を図ったり、うそ電話詐欺や各種公 的給付金制度を悪用した詐欺事件を敢行するなど、 社会経済情勢の変化に応じながら、資金獲得活動を 巧妙化、潜在化させています。 社会に根強く寄生する暴力団を真に壊滅するた めには、警察の力だけでは限界があり、社会全体 が暴力団排除に向けて、連携・協力した取組を行っ ていくことが欠かせません。 県警察では、引き続き暴力団取締りや資金遮断の ための対策などを強化するとともに、暴追センター との緊密な連携の下、県民の皆様の暴力団排除活動 を全面的に支援して参りますので、今後とも、暴力 団対策により一層のご協力をお願いします。
暴力団の壊滅に向けて
山口県警察本部 刑事部組織犯罪対策課長玉 置 仁 嗣
山口県警察本部 刑事部組織犯罪対策課山口県暴力追放運動推進センターの活動
1 広報啓発事業 ○ 広報資料の作成、配布 ・ 会報、ポスター他各種資料の作成配布 ○ 暴力追放県民大会の開催 ・ 7月20日(金)山陽小野田市(不二輸送 機ホール)において、第27回大会を開催 ○ ホームページ、FAXネット等の活用 ・ 内容の充実とタイムリーな情報提供 ○ 視聴覚教材の整備と貸出し ・ 暴排啓発DVD等の整備充実と貸出要 請への対応 2 暴力追放相談事業 ○ 暴力追放相談委員の研鑽 ・ 相談委員相互の連携強化及びスキル アップを図るための研修会等の実施 ○ 出張相談所の開設 ・ 警察・弁護士会と連携して、県下主要 都市において出張相談所を開設 ○ 関係機関との連携強化 ・ 他機関の相談窓口等との連携による的 確な相談活動の推進 3 講習(研修)事業 ○ 不当要求防止責任者講習の実施 ・ 40回・1,400人程度を予定 ○ 一般暴排講習の実施 ・ 地域、職域、企業等への積極的な講師 派遣 ○ 講習資料の整備充実 ・ 最近の暴力団情勢、不当要求の具体的 事例を取り入れた受講者のニーズに応え る資料の作成 4 組織活動支援事業 ○ 民間の自主暴排組織等に対する支援 ・ 県及び市町の各種施策に対する協力 ・ 暴力団排除活動に対する支援金の支給 ・ 地域、職域、企業等の暴追活動を支援 ・ 「暴追センターだより」による情報提供 ○ 被害者に対する支援・救援活動 ・ 暴力団事務所撤去活動への支援 ・ 暴力団事務所使用差止業務の推進 ・ 訴訟費用等の貸付・見舞金の給付 ○ 暴力団からの離脱希望者に対する支援 ・ 離脱支援と就労支援等 5 少年に対する暴力団の影響を排除する事業 ○ 少年に対する暴力団への加入強要の防止 ・ 相談事案への積極な対応 ・ 関係機関・団体との緊密な連携 ○ 少年指導委員等に対する研修 6 その他の事業 ○ 暴力追放モニターの活動の活性化 ○ 調査研究 ○ 表彰 ○ アンケート調査 ○ 賛助会員の募集理事会・評議員会の開催
◎ 3月9日、平成29年度第2回理事会を開催し、 平成30年度事業計画案・収支予算案等が承認され ました。 ◎ 5月9日、平成30年度第1回理事会が開催され、 平成29年度の事業報告・収支決算報告、顧問及び 参与の委嘱等が承認されました ◎ 5月28日、平成30年度定時評議員会が開催され、 平成29年度の事業報告・収支決算報告、評議員お よび役員の改選等が承認されました。平成30年度・事業計画の概要
平成30年7月20日(金)、 山陽小野田市の不二輸送 機ホールにおいて、県内 各地から約650人の皆様 方の参加者を得て、「第27 回山口県暴力追放県民大 会」が開催されました。 ・ 小郡萩道路改良工事労働安全災害防止及び暴力追放 協議会 様 ・ 萩山口信用金庫 様