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D/D コンバーター 導入レポート 2018 年 6 月 17 日

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D/Dコンバーター

導入レポート

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目次

はじめに ... 1 仕様検討・確認 ... 2 システム構成 ... 2 購入基板の動作確認 ... 2 iPhone の接続確認... 3 製作 ... 3 使用感 ... 4

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-- 1 --

はじめに

2017 年 12 月号、2018 年 1 月号で DC アンプシリーズ No.256 バッテリードライブ Nutube ハイブリッド USB D/A コンバータの作成を機に、MJ 無線と実験のサイトで販売されている「USB D/D コンバーター基 板」を入手した。XMOS の XU208 を使っている基板との事。現在、USB D/D コンバーターとして ONKYO の ND-S1000、M2TECH の hiFace TWO を使用しているが、192kHz 止まり。この基板は、PCM384kHz/32bit, DSD64,128,256 対応ということで、ハイレゾが聞ける。Nutube の筐体にこの D/D コンバータを組み込ま なかったのは、私にとって、1 万円強の購入費用は高額であり、ONKYO の ND-S1000、M2TECH の hiFace TWO と同様に単独で他にも使える様にする必要があるから。

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仕様検討・確認

システム構成 基板を単独で動作させるためには、同軸か TOSLINK で出力させる必要がある。金田氏の A/D コンバー ターやマイクロフォンアンプの回路を見ると、300Ωと 100Ωのたった 2 本の抵抗で同軸に出力している。 通常は、トランスで分離して出力されるが、これなら簡単に出力できる。この他にも、TOSLINK の出力も 可能だ。受信側の Toslink TORX177 は、入手困難だが、送信側の TOTX177 は、まだ購入できそうだ。Toslink での対応は 96KHz までになってしまうが、果たして好みの楽曲のハイレゾの音源をどのぐらい入手でき るだろうか。これで十分な気がする。 電源は、USB の電源で動作するが、高音質を求めるからにはクリーンな電源を供給した方が良いだろう。 購入基板の動作確認 製品(基板)が届いたが、説明らしきドキュメントが何もない。届いてから 2 週間以内であれば、不良交 換に応じるという事とドライバーの入手先の URL が記載された紙が入っていた。基板は、電源はなくと も動作するというので、とりあえず、300Ωと 100Ωの 2 本の抵抗で RCA ジャックに結線して動作確認を済 ますことにした。 付属していたコネクターを後で外しやすいように SPDIF と GND だけはんだ付けして、IC クリップを使 用して RCA ジャックに接続。次にパソコンの USB 出力を基板の USB コネクターに接続した。パソコンの OS が Windows10 であったからか、自動認識されてドライバーがインストールされ、指定のサイトからダ ウンロードする必要はなかった。パソコンの iTune を起動し、ルビーシュタインが弾くショパンの幻想 即興曲を再生。問題なく音が再生され、不良品ではないことが確認できた。

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- 3 - iPhone の接続確認

パソコンの他に iPhone からも接続できないか確かめてみた。まず、Lighting to USB Camera Adapter というケーブル(とても高額)を購入。量販店の Apple のブースに展示されていなかったのでそこの店員 に聞いたところ使途を聞かれ、「ハイレゾ再生」と答えたが、「これはカメラデータ用で音楽データの保証 はできません。返品はお受けいたしかねます。これをご了解いただければ販売させていただきます。」と、 会話の中で何回も繰り返され、うんざり。「いいから売れ!」と心の中で叫びつつ、「返品できないのはわ かりました。買います。」と伝えてやっと購入。 早速、持ち帰って「USB D/D コンバーター基板」に接続。あっさり認識し、音楽が再生できた。 iPhone は、iPhone SE、iOS 11.3.1(15E302)、音楽アプリは、「ミュージック」と ONKYO の「HD Player」 である。さらに、同じ OS バージョンの iPhone6,iPhone8 でも問題なく再生できた。

ちなみに、M2TECH の hiFace TWO でも再生できた。

なお、Lightning - Micro USB アダプタと、Micro USB のアダプタと通常 USB の変換ケーブルを使用し て同じことをしてみたが、こちらは再生できなかった。何が違う?

製作

製作といっても 3 端子レギュレーター基板の作成と筐体への組み込みだけである。 ケースは、ちょっと大きすぎるが、タカチの UC10-4-14 基板の大きさぎりぎりのサイズで入りきるか 心配だがタカチの UC7-3-10DD を使用することにした。 三端子レギュレータの回路は、MJ無線と実験 2011 年 6 月号に掲載された「USB クリーン給電器」の 図5の回路図を使用する。この回路は、USB の電源の代わりに三端子レギュレータのクリーンな電源で音 質を向上させる為の回路である。 今回は、基板に USB がマウントされており、基板への供給電源と USB の電源がどのように使用される か不明であるが、同じ回路を使用する。 MJ無線と実験2011 年 6 月号 USB クリーン給電器の図5の回路図

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- 4 - 筐体のサイズは、ぴったりというかぎりぎり。TosLink は高さ的に実装 できないので、同軸だけにした。三端子レギュレータが熱を持つので、 放熱器を付けたが、基板の穴を大きくして、根元まで刺して、高さを稼 いでも、天板にあと 0.5mm で接触する状態。天板には 0.5mm 厚のガラス エポキシ版を両面テープで貼って絶縁した。 5mm の樹脂製スペーサーとワッシャーで基板の高さを調整し、USB コネ クターや DC ジャックがパネルの穴に収まるようにした。 出力の 300Ωと 100Ωは、1L1P のラグ板に取り付け、ラグ板の L 金具を RCA ジャックのアースにはんだ付けした。

使用感

使ってみて、USB と RCA ジャックの位置を反対にした方がケーブルの引き回しが短くできるので、この 点は失敗。基板を D/A コンバータに組み入れず、単独筐体としたことで、今後いろいろと活用できる。 当初考えたより小型に実装できたので、この点は満足。 0. 1µF TA7805S 3.3Ω2W 3.3Ω2W 1N 4007 E-352 330µF 33 0µF 0. 1µF 0.022µF 1500pF 220Ω1W 0V 300Ω 100Ω 0.1µF 0V 0V +5V INPUT 0V INPUT 0V OUTPUT +5V(SW へ) 0V INPUT TOTX177 SW SW 15 00pF

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- 5 -

見直し

USB と RCA プラグを反対のまま我慢して使おうと思 ったが、やはり我慢できず、見直しを行った。 USB D/D コンバーター基板の向きを反対にし、USB を 前面に、RCA プラグを背面に移動する修正を施す。 前面パメルは、USB 用に修正加工できるが、背面パネ ルは、アルミ板で補うことが必要。見栄えは悪くなる が、自分の不注意でこうなったので仕方がない。 また、LED の明るさが明るすぎるので、もう少し暗く する。定電流ダイオードを交換しても良いのだが、発光 ダイオードと並列に抵抗を挿入して調整することにし た。3.5mA の半分の 1.7mA 程度にするには、910Ωである が、まだ明るいので、820Ωとした。これにより、LED に 流れる電流は 1.54mA となった。

参照

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