ビ
ス
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の
系統
西
田龍
雄A ComparativeSttLdy oftheBis
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,AkhaandBurmese Languages by TatsuoNISHIDA ま え が さ 近年 ,言語学 の一般 理論の進 展 と相応 じて ,比較言語学 の分野 において も,その方法論が い ろいろ と論議 され つつ あ る。 言葉 の比較研究 は,い うまで もな く,ただ単語 の歴史 を明 らか にす るとか ,a
言語 の某単語 がb言語 の某単語 に対応 す るとい うよ うな言 明のみで はな く,a
言語 とb言語 の全体 的な関係 を証 明す ると ころにある。 少 な くと もその よ うな証 明を 目指 してい る。 そ して , その手続 が, 個 々の言葉 の来源体 を明 らか にす ることに もな る し,各 々の言葉 の変遷 をあ とづ け る ことに も な る。 私 は,本稿で二 種類 の比較 の方法 を用 いた。 その一つ は,資料 の あま り豊富で ない言葉 を対 象 と した音素形式 のみの比較で あ り,今一 つは,私 自身 の調査 した資料 に もとづ いて,その言 葉全体 につ いて の見通 しを背景 と して ,か な りた ち入 って内部 の構造 に及んだ比較で あ る。 は じめの方法 は, ビス語 ,プ ノイ語 , ピエ ン語 の初 歩 的な比較 に適用 し,あ との方法 を ビス語 と ア カ語 とビル マ語 の比較研究 に採用 した。 ここで発表 す る報告 は,最終 的な もので はな く,私 の方 法論 はなお検討 す る必要 が あ る。1
ビス語 と ピエ ン語 とプ ノイ語 1) さきに発表 した拙論 「ビス語 の研究 」 において,私 は, ビス語 と類 似 した性格 を もった言葉 と して , タイ国 内で ラワ語 の一種 と して扱 われ てい る言葉 , ラオスのプ ノイ(P'u-Noi)語 と し て知 られ る言葉 ,それ に ビル マ ・シ ャン州 のケ ン トンにい る ピエ ン(Pyen)族 の言葉 を指摘 し た。 そ して , これ に類 す る言葉 が ビル マ ・タイ ・ラオ ス一帯 にか けて なおい くつ も点在 す る こ と は 想 像 に 難 くない とつ け加 えた。Lefevre・Pontalisが 記 録 した り河 (Nan-Ou)上 流 の西 田 :ビ ス 語 の 糸 統
KhasP'ai語 も北 ベ トナ ム LaiChauの KhasKhong語 も, ビス語 の姉 妹 言 語 あ るい はプ 2) ノイ語 の方 言 と見 倣 して よいだ ろ う。 私 は これ らの言 葉 か ら成 りた つ- グル ープ が ア カ語 の一 群 や ビル マ語 の一群 , ロ 口語 の一群 と共 に, チ ベ ッ ト・ビル マ語 派 の ビル マ ・ロ ロ語 群 を形 成 す る と考 え て い る。 しか し,現 在 の段 階 は , ピエ ン語 につ いて も,プ ノイ語 につ いて も, あ るい は あ とで あ げた KhasP'ai,KhasKhongとよばれ る部族 の言 葉 に して も, その資 料 が貧 弱 な た め に, この ビ ス語 と単 語 形 式 を比 較 して も,概 略 よ く似 て い る とい う印象 を与 え るだ けで ,親 族 関係 の証 明 に は決定 的 な 決 め手 に な らな い。 それ に も拘 らず ,一 応 これ らの言 葉 の問 で 親近 性 の証 明 が ど の程 度 に可 能 で あ るか を示 す必 要 が あ るため に ,資 料 のや ゝ豊 富 な どス語 ・プ ノイ語 ・ピエ ン 3) 語 の三 種 に限 定 して , そ の間 の対 応 関係 をつ ぎ に考 察 して み る ことに した。 Bisu Pyen P'u-Noi Bisu 1. i) k-:k-: k- くくduck" ?a-kaw
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ustar" ?tl-ktil ii) kj-:ky :ch- くくneedle" khtiZqkjaw
くくthunder" mt叫 kje 2. p-:p-:p-3. t-: t-: t -4. ?: -亡くmouth" m∼n pうり Pyen a kau ang kyen (-ken) kilng kyau bung kye Wan paWng P'u-Noi a k早p a-ken a-ku khtrk早p m6ch芭 man p6mg くくbelly" p5りba pawngpawng pong ba
ttdeaf" napal〕 ? na-pang
lttoglVe" pi一耶 ? p血u
"head" ?all-tu ang tu a tu くくflea" tal]han tang ham tえng h畠n
くくcopper'' t5り taWng ne tdng くThai
くくto drinkH tall-qe tang t畠ng tくmoon" ?tlhla ula tll畠
2) P.Lefevre-Pontalis:HNotessurquelquespopulationsdunorddel'Indochine''J.A.8eSir.19.
1892.pp.237-269.にKhasKhong語68語が掲げられ
,
I.
A.
9eS占r.18.1896.pp.29ト303.にRhasP'ai語80語が記録 されている。私には,Khasとよばれる部族の正体はよくわか らない。Rouxによ れば P'u-NoiはKha-p'ai-p'u・noiというのが完名であって,KhasP'aiはこの P'u-Noiに極 く近い という。HenriRoux:``DeuxtribusdelaregiondePhonsaly(Laosseptentrional),BEFEO24.
1924.p.445.cf.F.M.LeBar&al.:EthnicGroupsofMainland SoutheastAsia,HRAFpress. New Haven.1964.p.126.
3) ビス語は筆者の資料を用い,プ ノイ語は上掲 Rouxに,ピエン語はG.GeorgeScott:Gazetteerof Upper Burma and the Sham States.Pt・1・γol.1.Rangoon,1900.pp.717-719.HVocabularyof Pyen(orPyin)Tribe,Kengtdng,SouthernShanStates."にしたが った.
東 南 ア ジ ア 研 究 第 4巻 第 3号
t{elderbrother"?a-?畠j aal ttsnake" ?tl-1的 ?
tttocry'' ?血q・qe ?
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5.i) kh-:kh-: kh- くくdog" khtil hko
くtgold" kh且m hkam
ii) kh-: k-: kh- ttthread" khtilq kting
ltfoot'' lAkhtil lakO
iii) kh-: : k-6.i) ph-: p-: p' -ii)phj-:py-: pL iii) ph-: ? : t
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th-:th-: th一 8.i) : : g-ii) g-: k-:y-"chief" 30-kha yokka
ttvillage" kh51]-ba k6ng
ttnose'' hnakh的 nakang
"silver'' phh plu tttoopen" ph〇ローl]e ?
t{tobind" phtiI-1]e ?
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tttobethick"thtl-qe くくtohold" tham-qe "torise" tha-qe u ht ∼ ∼ tT' ga ga
くくbone" ?aq-gaW ang kau
utoweaveわ ga-qe くttoget" ?ga-qe 9.i) b-: b-: b- t{mother" ?all-ba 'くtoknow" be-qe tくelephant'' hjaq-ba ii) b-: b-: m- くくfather'' ?aq-b6q iii) b-:m-: b- く{round'' ?aJ]-bun iv) bl-:pト: mい くthusband'' ?all-b1
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V) bl一:bl-: bi- くくlightning" mtlqblap ? ? a-ba be yamba b6ng mum lil-aiくThai u ung y芭 k'h止 kham くThai khd.ng su lak'htr y畠khoa khong lakang p'iu p'6-tL p'血'-u sap'e thum mtl thu-a tha一m血 th畠u (tha-u) g包 まyau ヽ 一▲ yaye X a-ba × ya-ba a一m6 a-ban ang plawng a一mi6ng bung b略p m6bi-畠p 4) Rouxは,kh-k'h-の はか に,kh'-k'-も使 って いて , これ らの間 の区別 が よ くわか らないか ら, ここ で は一単位 /kh/ と して扱 って お く0 5) これ は p- が第二音 節 の位 置で有 声音化 す る現 象 を その ま ゝ書 きとめたためで あ り,音 素表記 と して は /pye/ とすべ きで あ ると思 う。 由一丑 - 44-西 田 :t=' ス 語 の 系 統
10.i) d-: ト : d- くtnear" ?aqIdtiI an g lii adi
"morning" ?aq-da ii) d-: ト : n- く'tosit" dtiII]-那
"towake" du町qe
ll. t畠-: ?: ch- くくtohave" ?aI〕-t畠a
くくtouse" t菖aj-I]e ttumbrella" t畠つり "toscale" t菖aq-qe 12.i)t菖h-: ?: ch- くくtotear'' t菖hit-1]e ? so'd且 旭ng ninh ? ? ? 7 7 ? ii)t5h-: ?: ts- "tobesweet"tSh畠W-qe ? ntlm bla acha chaiくThai ch6ngくThai ch畠ng くThai chtl't tsau一芭 13.i) ts-: hs-: ch- tttoeat" tsa-耶 hsa chay芭
"tree" tsuJqtSuIq hsing hstlng cachinh
ii) ts-: hs-: tch- くくsalt" ts
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東 南 ア Lj ア 研 究 第4巻 第3号
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以上 , ビス語 を中心 と して, ピエ ン語 とプ ノイ語 の三者 の問 に認め られ る初頭子音 の対応 関 係をあげた。 もっと詳細 に比較 すれば,なお二三 の細 かい対応関係を発見で きるか もわか らな い。 しか し, この対応表 のすべてが必ず しも真実 の対応 関係を代表 してい るとは限 らない。換
6-西田 :ビ ス 喬 の 系 統 言 す ると, このよ うな対応 関係 に見 られ る不規則 さの大部分 は,実 はプ ノイ語 な りピエ ン語 な りの不統 一 な表記 に由来 す ると考 え られ るか らで ある。 この二 つ の言葉 の表 記 はそれ ぞれ の言 葉 の音素 体系をまず たてて ,それ に もとづ いてな され て い る もので はない。 それ故 ,た とえば ビ ス語 のkh一に対 して,i)kh-:kh-:kh-ii)kh-:k-:kh-iii)kh-:k-:k-の三 つの対応 の変種 が あ った り,あるいは ビス語 のb一に対 して i)b-:b-:b-ii)b-:b一:m-な どの五 つの変種が あ るな どは ,いずれ も表 記上 の不統一 さか ら来 て い る結果 で あ って ,正 し くは kh-:kh-:kh -とか,b-:b-:b- とか の もっと規則 的 な対応 関係 を もってい る 可 能 性 が少 な くない。 ピエ ン 語 に比べれ ば ,プ ノイ語 の方 がず っと優れ た記録で はあ るが ,それ で も,単 に表記上 の不統一 さのみ な らず ,た とえば くsoif(avoir)〉l畠ngbadさは l畠ngbaトさとすべ きで あ るとか , くdisparaitre〉pi-6blaは pi6blaに,くeclair〉m6bi-apは m6biapとすべ きで あ るな
どの音 節 の切 り方 自体 に も不合理 さが 目立 って い る。 つ ぎに母 音音素 と末 尾子音 の連続 が どのよ うに対応 す るか を表示 す る。意 味のみを あげたの は既 出の例 によ ってい る。比較 の基準 と して用 い た ビス語 の体 系 は,拙論 「ビス語 の 研究」p・ 75の表 を見 られ たい。 なお,その蓑 の -ikは -ipの誤 りで あ り,別 に -iw を補 いたい。 Bisu Pyen P'u-Noi 25.i) -a: -a: -a ii) -a: -a: -oa iii
) 一
〇:
-a: -a 26・i)-all:-aq : -aq ii)-aI〕:-am : -a27
.
i)-am :-am : -am ii)-am : ? :-ang 28. -an:-an: -an 6) くhen〉,くmoon〉,くhand〉,くtoeat〉,くmother〉;くto have〉 くchief〉,くpig〉くtooth〉,くsalt〉
く且ea〉,くtodrink〉,くnose〉,くcow〉,くperson〉,くyou〉, くwater〉;くdeaf〉 くelephant〉 くgold〉くiron〉;くbear〉,くrat〉,くtostink〉 くant〉くoil〉 (flea),(Wind)
2
9
.
-ak この形式 を もつ単語 は,ほ とん どタイ語 か らの借用語 で あ る。 NorthernThai Thaihlak-1]e "tolove": hak rak
pak-ka く-pen" paakkaa paakkaa
?al〕-jak くくdi琉cult": iiaak jaag
30. -ap: -ap: -ap くlightning〉 この一例 のほか この形式を もつ単語 は, ほ とん ど
6) ;のあとにおいた単語は,実際には,ピエン語の形式がわからないけれども,便宜上この対応系列に 属させたことを示す。
東 南 ア ジ ア 研 究 第4巻 第3号
タイ語 か らの借用語で ある。
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の最後 の形態素 は, タイ語t
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43. -en: ?: -e uhuskedrice''k〇tShen: ? : khえu tee -en: ?: -eI〕ttbed" ten ? : tengchdng
あ との例 くbed〉は標 準 タ イ語 tiaq か らの借 用 語 で あ り, プ ノイ語 形 は この tiaI〕 と 北 方 タ イ語 C〇〇g を結 合 した形 で あ るO
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-ek この形 式 は タ イ語 -ekよ りの借 用 形 で あ るo tS的-hlekくblack smith〉:N・T・caI〕lek :TH・chaaqleg 45.-et この形 式 はすべ て タ イ語 -etよ りの借用 で あ る。 sip-?et tteleven" : N・T・sip ?et:TH.sib?ed Taq-kjet くくscalesof丘sh": ket
kled hjえl]bettsかl]etttofish" com bet: bed46.
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この形 式 の単 語 は, すべ て タ イ語 か らの借 用 語 で あ る。 tem一耶 くくtowrite":N・T・
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-ep 一 例 khepくshoes〉は北 方 タ イ語 kaapか らの倍 用 語 で あ ろ うか。 51
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?: -et tteight"p主t: ? : p色tltLm これ は タ イ語 p∼et よ りの倍 用 語 で あ るが , この形 式 を もつ単 語 が すべ て 借 用 語 で あ る とは 限 らな い。Bisu各∼t-I]eくtopour〉(cf.Akha畠edze) 52. -ew この形 式 はすべ て タ イ語 か らの借 用 で あ る。 kew "glass":N・T・k至ew :TH・keew 7) この -eは,本来 -ど(46.i))の系列に属すべ きであると考えられる。/hue/くIeech)東 南 ア ジ ア 研 究 第4巻 第3号 ?aq-th主W くくrow" : theew : theew 53.i) -u : -6: ii) -u : -ti: iii) -Ⅶ : -u: 54. i)-uq :I也ng: ii)-u q :I也ng: iii)-ul]:I也ng: 55. -tHn:-un: 56. -Ⅶt:
?:
57. -Y: -6:ーu'くdog〉,くfoot〉,くtolaugb〉;くyellow〉,くtobind〉 -i くnear〉;くfruit〉 一色tくbeard〉 -u'q(thread) -inhくtosit〉;く丘ngernail〉 -i くsun〉 -u'n (torun)
-u' くttobeglad''btnt-qe:
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? くtobefar〉そのほか この形式 にはタイ語 か らの倍用語が多い。 jaby ttpoISOn'':N・T・jaabla'.TH・jaaph'1d
)y ttsaw" 1壬a l争aj
58.-yI),59.-ym に対 す る ピエ ン ・プ ノイ語 形 は わか らない。 ?aqkyq くgoods〉,1寸m-qeくtobegin〉
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-yj これ に対応 する ピエ ン ・プ ノイ語 の形式 はわか らないが, タイ語 か らの倍用語 も含 まれてい る。m寸jttfog":N・T・m5ajくfrost〉 :TH・ × mすjtthoe'': muujくaxe〉 × 65.i) -u : -u ii) -u : -u 66. i)-uq:-ung ii)-叫 :
?
iii)-uq: ? iv)一uIJ: 767
.
-um :-um6
8
.
-un :-un -u くhead〉,くsilver〉,くthick〉 -up (tosleep) -6 くthunder〉 -ung くtocry〉 -u く丘nger〉 -um くtowake〉-um くhouse〉,くshort〉;くtobury〉,くshoulder〉 -on くround〉
6
9
.
-uk,7
0
.
-up,7
1
.
-ut これ らの形式 にはタイ語か らの倍用語が多い。0-西田 :ビ ス 蕗 の 系 統
2
a
q-thuk t<tobecheap" :N・T.th血lk :TH.thtlukn
a-hluk くthell" na'lok nar6gtS〇qkhup-qeくくtocloseanumbrella": h血p c53q : h血br6m
pasut ttmosquitonet" stlt X
70. -0 これ に対 応 す る ピエ ン ・プ ノイ語 形 式 は わ か らな い。pj6-I]Eくto bestripe〉,pja
phbくbeehive〉 この形 式 を もつ単 語 に はタ イ語 か らの借 用語 も含 まれ る。
to (table) : N・T・t6': TH・t6' 71. -ol]:-Ong:-6くfather)
72. -on これ に対 応 す る ピエ ン ・プ ノイ語 形 式 は わか らな い。 p(うn-qeくtobewhite
〉
,h〇qt弘n くfox〉73. -ok,74.-op,75.-ot いずれ もタ イ語 か らの借 用語 に あ らわれ る。
t豆ak t畠的 tthouselizard":N・T・t6k t60 : TH・ttlgkEe
kop na くくfrog" k6p k6b
lot ucarn lot r6d
74. -3: -aw :-o くrain),くfire〉;くdoor〉
75.-つり :-aWng: 16ngくmouth〉,くbelly),くpot〉,くhat〉,くhusband〉
一〇q : -ong: -ong くvillage〉
-〇I]:-aWng: -6 くtobehigh〉;くtoopen〉
76.-〇m,77.-〇n,78.-3k,79.-3t これ らの形 式 を もつ単 語 は いずれ もタ イ語 か ら の借 用 語 で あ る。 fi5m-qetttopaint" :N・T・fi〇〇m :TH・j5〇m s〇n-I]e tttoteach" S5〇n : S〇〇n '〇k一耶 tttogoout" '〇〇k : 75〇g t豆〇t-qe tttotakeoff" : th〇〇t: th5〇d 77. i) 一〇j:
?:
-ue くtobebent〉ii) -〇j:
?:
-oi くくhundred''15j :? :
thilbi 最 後 の例 は タ イ語 r〇〇j北 方 タ イ語 15〇jか らの倍 用語 で あ る。 78. -〇W 唯 一例 'al]-khj〇W くgreen〉は タ イ語 khiaw か らの倍用語 で あ る。 以 上 の比 較 の結 果 , ビス語 は もとよ りプ ノイ語 も ピエ ン語 もタ イ語 か らの倍用 語 の み に あ ら われ る特 有 の形 式 をか な り多 くもって い る ことが 明 らか にな った。 と くに子 音 で は,t菖-t畠h -の系列 に借用語 が 多 く, ビス語 の -k,-p,一tに終 る形 式 や -Y 母 音 を含 む 形 式 もほ とん どが 借 用 され た もので あ った。 そ して , この比 較研 究 か ら, ビス語 の変 化 につ いて二 つ の推 論 が可東 南 ア ジ ア 研 究 第4巻 第3号 能 にな る。 ビス語 の
-
at
,-
ap
はほ とん どが借用語 の形式 で あ るが , ビス語 の-
e
はプ ノイ語 の-
at
に あた り, ビス語 の-
aw
はプ ノイ語 の-
ap
に対 応 して い る。 この対 応 関係 は , ビ ス 語 が この グル ープ の共通 段 階 の-
at
,-
ap
形 式 を あ る段 階で それ ぞれ-
C,-
aw
に変 えた ことを意味 して い る。辛-
ap
一一
aw
P'
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Bi
s
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→-
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く
く
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く
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t
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l
l
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s
主
Iqe
一方現 在
-
ap,-
at
を もつ形 式 は,-
ap- -
aw,-
at
- -
e
の変 化 が完 了 して か らの ちに借用 され た とい うことがで きる。 そ して , この変 化 が 相 当 に 早 い 時期 に起 った こと も確 かで あ ろう。何 故 な ら, さきに
dap
・qe
くt
oco
unt
〉
が ビス語 でn-〉nd-〉d
- の変 化 が起 る以前 に 8)
借用 され た と推定 したが , この
-
ap,-
at
形 式 は, 本来 の-
ap -
at
が-
aw,-
e
に な ってか らの ちに ビス語 に入 った ことにな るか らで あ る。 か りに この関係 をつ ぎの よ うに考 え得 る。s
t
a
g
e l *?
a-
kapt
t
duc
k":
s
t
a
g
e 2?
a-
kaw
:*
nap-
l
]
e"
t
ocount
"
st
a
g
e 3?
a-
kaw
:
n
da
p-qes
t
a
g
e 4?
a-
kaw
:
d
a
p
-l]e第二 には,単 語形式 全体 の入 れ 替 りにつ いて の推 論 で あ る。 ビス語 また はプ ノイ語 が一方 は
借 用語 形 を もち他方 が もと もとの 形 式 を 保存 して い る場合 , た とえば , ビス語 の く
br
eas
t
〉
na?
寸k
が タ イ語 か らの借用語 で あ るの に対 して ,プ ノイ語・のy釦I
gkha
は本来 の 形 式 で ある と考 え られ る場合
(
cf
・Bur
・r
a
g),ビス語 はあ る段 階で くbr
eas
t
〉を意味 す る単 語形 式yang
kha
をna?
甘k
に置 き換 え た と推 測で き るO か な りの単語 形式 につ いて ビス語 で お こった同 じよ うな置 き換 え現 象 を あ とづ け る ことが可 能 にな る。
く
t
f
og"
t
t
t
ea"
く
t
f
r
og"
t
t
monkey'
'
く
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Bi
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u
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l
i
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t
島
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*
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'
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a-
da
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ers
t
age m寸j
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a
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急くTh
a
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急 くTh
a
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a
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u・
Noi
t
c
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l
a
p'
a
a-
mi
eu
ada
由田 :ビ ス 語 の 糸 統
Bur・ t軸 ii
2
labak phaa2 my〇k a-nakもちろん , これ らの置 き換 えが すべ て同 じ時期 に起 った とは限 らな い。 また, ビス語 とプ ノ イ語 が反対 の関係 にあ って , ビス語 の形 か らプ ノイ語 の入れ 替 りを推 定 で き る場合 もあ る。
"far" tttolend'' くくtoariseH P'u-Noi
Earlierstage *'a-wy *khyi-e *tha
Laterstage a-can yu'm
く
Thai khtl'nく
Thai Bisu ?a-W寸 khji-qe tha-qeBur. way2 khyiy-ze丘 tha-ae丘
そ して くgold〉,くcopper〉,くcar〉,くtouse〉,くto plough〉,くsickle〉な どのいわゆ る文 化 単語 は ビス語 で もプ ノイ語 で も共 にタ イ語 か ら借用 され ,か な り早 い時期 にそれぞれ の語棄形 式 に くり入れ られ た もの と思 われ る。 私 の意 図 は,比 較 の第一段 階で , これ らの倍用語 を除 き, ビス語 とプ ノイ語 の対 応 関係 か ら 可 能 な限 り借 用形式 を本来 の形 式 に置 き換 え る ことがで きるで あ ろ うとい う点 にあ る。 言 葉 が ,共通 体 X か ら A,B,C- に変 り, さ らに Aか ら ala2a3-,Bか ら blb2b3 に発 展 した とす る と,A,B,C- の関係 を さ ぐり,Xを再構 成 す る 目的のた め には, 必ず し も ala2a,・- の すべて の間 の関係 が 明瞭で な くて も可 能 で あ るO さ らに ala2a3・- が非 常 に 近 く,blb2b3- もまた極 く接 近 して い る とな ると,al を もって A の 段 階 を代表 させ ,B に替 る もの と して bl を用 いて も便 宜 上差支 えが な いの で はな いか。 しか し
,a
l と a2の問 に 部分 的 にで も非 常 に明瞭 な変化 関係 とか単語形 式 の置 き換 え関係 を把捉 で きるとき, それ らの 根拠 か らa
lを修正 した形 式 を もって Aの代表 とす る こと もか まわ な いので はな いだ ろ うか。 具体 的 にい って , ここで はAを ビス語 (al),ピエ ン語 (a2),プ ノイ語 (a,)の共通態 と仮定 す る と,al の形 式 -aw に *-ap,-eに *-atを推 定 し, あ るい はその形 を予測 して,alの kopna くfrog〉に替 って phえを Aの形 式 と して用 い, それ を Bア カ語 ,Cビル マ語 の形 式 と比 較 して も許 され て よ いだ ろ う。 これ らの置 き換 え形 式 は左 肩 に +印 をつ けて示 す ことにす る。 た とえば くfrog〉+pha,くtea〉 十laな ど。 本 論 は, このA B C
の段 階 にお け る対応 関係 の証 明を主 目的 と して い る。2
ビス語 とア カ語 と ビル マ語 さて , ここで第二 の段 階 に入 る。 す なわ ち, この ビス語 系 の言葉 が ,同 じ く雲南 省 か らビル マの シ ャン州 , タ イ国 の北部 , ラオ スにか けて分 布 す るア カ族 の言葉 , それ に ビル マ族 の言葉 に比べ て どのよ うな 関係 にあ るか を検討 してみ た い。 もちろん , ここで用 い るア カ語 はア カ族 の言葉 の一 つ の代表 と して扱 い, ビル マ語 も実 際 には ビル マ語 系 の代表語 と して の検討 を経 な東 南 ア ジ ア 研 究 第 4巻 第 3早 けれ ば な らな い けれ ど も, こ こで は簡 略 に ビル マ語 系 を代 表 す る言 語 体 系 と考 え て お きた い。 この よ うに比 較 す る対 象 を限定 す る ことは,詳 細 な事 実 の発 見 に は不 利 な点 は避 け難 いか も知 れ な い。 や は り sublanguagesの形 式 を考 慮 した方 が よ い結 果 に導 くこ とが あ り得 るけれ ど も,一 面 にお いて , ま とま った 扱 い易 い単 一 の体 系 だ けを比 較 す る点 で は,繁 雑 さか ら免 れ て 信 頼 で き る結 果 を得 る ことにな る。 9) すで に別 文 で述 べ た よ うに, ビス語 は ア カ語 や ビル マ語 と趣 く近 い形 式 を もって い る。 しか し,か りに 1,000語 は どの基礎 的な単 語 を問題 に して も, それ ぞれ 違 った単語形 式で表 現 して い る場合 が少 な くな い。 これ は一体 どの よ うな 理 由 によ るので あ ろ うか. た とえば単 語く水〉を 取 り上 げて も, ビス語 で は l如 とい うが , ア カ語 で は ?i-t紬 とい う。く木〉 を意 味 す る単 語 は ビス語 で tstilqtSu q で あ るが , ア カ語 で は ?a-b6で あ る とい うよ うに, この ま ゝで は ま った く結 び付 か な い形 式 を示 して い る。 この事実 は,つ ぎの よ うな理 由 によ って い る と私 は仮 定 す る。 これ らの言 葉 が所 属 す る と ころの チベ ッ ト ・ビル マ語 派 は,大 ざ っば に分 け る と,A,B,C,
D
四 つ の語 群 か ら成 りた ち,各 語 群 に は数 多 くの言 葉 を- ま と め にで き る語 系 が い くつ か あ る。 そ して各 々の言 葉 は独 自の方 法 で伝 承 して来 た語嚢 の ス トッ クを もって い る。 た とえ ば チ 10) ベ ッ ト語 の よ うに 口語 の はか に古 代 語 や文 語 を記 録 して い る蒐 大 な語嚢 を もつ言 葉 もあれ ば , ア カ語 や ビス語 の よ うに, それ に比 べ てず っと 数 少 な い 語 柔 しか もた な い言 葉 もあ る。 しか し, それ らの語 柔 の形 式 は,多 かれ 少 なかれ 変遷 を重 ねて来 た に して も, の ちの時代 に在 来 の ス トッ クの上 に新 た に借 用 され た 語 乗 を除 けば ,過 去 の共 通 段 階で の ス トソクの一 部 を何 らか の形 態 で 伝承 して来 た もの と考 え て よ い。 た ゞそれ ぞれ の部 族 が あ る理 由 によ って , ス トッ ク の中 か ら任 意 の形 式 を残 し,他 を排 除 した た め に,同 じ事柄 とか同 じ動 作 を表 現 す るに も,部 族 の間 で 種 々の形 を用 い るよ うにな った もの と理解 で き る。 したが って ,採 用 され て い る形 式 が近 けれ ば近 い ほ どその言 葉 の親 近 関係 が よ り近 い ことにな る。 この理 論 か らい くと,一 つ の言 葉 の単 語 の形 は,別 の グル ープか らの借用 語 を除 くと, すべ て同 じ語 群 の言 葉 あ るい は,同 じ語 派 の いず れ か の言 葉 の形 式 と一 つ の こ らず対 応 しな けれ ば な らな くな る。a
言 語 (た とえ ば セ ンチ ャイの ア カ語 ) とa
言 語 (セ ンチ ャイの ア カ語 ) が ま った く同 じ語 柔 体 系 を もって い る といえ るの と同 じ意 味 で ,た とえばa
言語 の語 柔 は,b言 語 の語 柔 の半分 と C言 語 の語 葉 の半 分 と一致 す る といえ るで あ ろ う。 そ して,b言 語 の語 嚢 は,a
言 語 とC言 語 そ れ にd言 語 の語嚢 体 系 とは ゞ同 じで あ る といえ るか も知れ な い。 ご く近 い言 葉 の間 で は,原 理 9) 拙文 「タイ国北部の言語調査について」
『東南アジア研究』 3巻3号,1965.および「タイ国北部にお けるビス語の性格と系統」
『言語研究』49号,1966.pp.108-111. 10) 拙文 「チベ ット言語学における二,三の問題」
『日本西蔵学会会報』,11号,1964.参照 .由田 :ビ ス 語 の 系 統 的 に は これ に近 い状態 まで証 明で き る可能 性 はあ る。 私 の意 図 は,た とえ これ に近 い証 明 は出来 な くて も,た とえば ア カ語 の樹 を意味 す る形 ?a-b6 ll) に対応 す る形 式 を必 ず同 じ語 群 の 中で発見 で き る,少 くと も同 じ語 派 に属 す る数 多 くの言葉 の 中 に あ るはず に ちが いな い と主 張 す る点 にあ る。 そ して, 出来 るな らば ,当該 言語 で何 故違 っ た形式 で あ らわれ て い るのか を証 明す る点 に あ る。 た とえ ば くlanguage,speech〉を意 味 す る ビス語 の t的 ,ア カ語 の
d6
は意 味 の形 式 も音素 の形 式 も対 応 して い る と証 明 で き るが , こ れ と ビル マ語 の tga-kaa2く1anguage,speech) の関係 は, この二 つ の形 式 だ けか らで は,よくわ か らな い。 しか し, この両者 の関係 は,豊 富 な語柔 の ス トックを もった チベ ッ ト語 形式 を 媒介 と して 明瞭 に解 明す る ことが で きる。
Akha& Bisu
X
Tibetan Burmese
skad くくIanguage" :t畠akaa2くくlanguage,speech"
*d如 くくlanguage,speech":gdaqSttspeech" ×
つ ま り, もと もとあ った二 つ の形 式 (これ はチベ ッ ト語 に保 存 され て い る) の中 , ビス語 ・ ア カ語 と ビル マ語 はそれ ぞれ 別 の形 式 を一 つ採 用 して , その-形式 に もとの二 つ の形式 が もっ た意 味 を 含ませ たた めで あ る。換 言 す る と,二 つ の 中 ,一 つ の形 式 を排 除 して,残 った形 に意 味 の拡張 をお こ した ことにな る。 この *daI)に対 応 す る形 は, ビル マ語 に撞 く近 い関係 にあ る マル語 ・ラシ語 に も発見 で き る (Maru dっり:LashidaI〕)。 私 は,厳 密 な意 味で の言葉 の系統論 は,syntacticな rulesの並 行性 を証 明す る とと もに , このよ うな paradigmaticな 関係 にあ る語 乗 体 系 の成員 の一 つ一 つ につ いて , その対 応 関係 を追求 す る点 にあ ると思 う。 もちろん , その成員 の対 応 関係 が正 しい か ど うか は, あ とで述 べ
るよ うに,音素対応 の rulesによ って証 明 され ねば な らな い。
言葉 の メ カニズ ムは,簡単 にい うとつ ぎのよ うに考 えてよ い。syntacticrulesが基 礎 にあ って , その rulesに したが って paradigmaticな関係 と してた くわえ られ て い る単位 が発 出 され る。 その最小 の単 位 をか りに形態 素 とよんで い る。 私 は この形態素 が固定 した音素 の結合
で あ る とい う意見 には賛 同 しな いが ,何 らかの 音 素 形 式 を 具 えて いな けれ ば な らな い と考 え る。 これ を morphonとよんで もよ い し,記号素 monemeと呼ぶ 人 もあ るだ ろ う。 つ ま り
わ くづ け され た意 味 の形式 とそれ を把握 し得 る音素形式 の両 面 を もった単位 とい うことがで き る。 た とえば ,く私 が見 る〉 に あた る現 実 を ビス語 で表現 しよ うとす る と, ビス語 の synt
ac-ticrulesの一 つ に したが って三 つ の単位 が並 べ られ gahu-耶 とい う。 同 じ事柄 を ア カ語 で
ll) 以下,アカ語については,拙稿 「アカ語の音素体系- タイ国北部における山地民アカ族の言語の記述 的研究」STUDIA PHONOLOGICA『音声科学研究』ⅠⅤ.1965-66.pp.1-37.を見 られたい。以下引 用するアカ語の形は,その ⅠⅠⅠ.An Akha-EnglisIIGlossaryによっている。
東 南 ア ジ ア 研 究 簾 4巻 弟 3号
も三つ の単位 を用 いて ,
J
]
aho-
丘u
Iと い う. この〈
gal
と (qa
),t
hu
一耶 〉 とく
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点u)
は それ ぞれ 対 応 して い る上 に, この両者 はた とえばs
ubj
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edi
c
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e
で あ らわ し得 るよ う な同 じr
ul
e
に したが って発 出 され て い る といえ る。言葉 の比較 に と って ,実 際 にはかな り複雑 な
s
ynt
ac
t
i
cr
ul
es
の対応 関係 を 徹 底 して さ ぐ る ことは必須で あ る。 しか し, こ こで は そ の 問題 にた ち入 らず , このga
とqa,hu-
qe とho-
丘Ⅶ
のよ うなpar
adi
gmat
i
c
な 関係 にあ る単位 の対応 関係 に 問 題 を限定 して考察 す る こ とに した い。 ここでga
とqa,hu-
qe とho一
点t
n
を 対 応 す る 形 と し た の は,前者 が く私〉 に,後者 が く見 る〉 にあた り, その昔 素形式 もよ く似 て い るとい う理 由によ ってで あ って , そ の対 応 づ けが妥 当で あ るか ど うか は実 際 に は証 明 され て いな い。 この 証 明 の ためには,Bi
s
u
g-:Akhal
]
-
,Bi
s
u-
a:Akha-
a
の対応 が , この形態素 のみな らず ,別 の数 個 の 形 態素 につ いて も並 行 して あ らわれ るとい う音素 の対応通則 の設 定 が可能 で な けれ ば な らない。 そ して ,1
2
)
その手続 が さきに見 た よ うに比 較言語学 の主 要 な操作 にな って くる
。
ビス語 や ア カ語 で は,s
ynt
act
i
cr
ul
es
に したが って ,形態素 が発 出 され る場合 ,形態系 の 職能 が , あ らわれ る 環 境 に よ っ て かな りは っき りときめ られ て くる。 ビル マ語 の場合 を も加 えて , その代表 的 な環境 を示 す とつ ぎのよ うにな る。 形態 素 の職能 Akhai) 動作 を表 わ す
(
act
i
on)
-- 一
点u
i
i
)
状 態 を表 わ す(
s
t
at
e)
J0- ---i
ii) 事 物 を表 わす(
t
hi
ng)
?
a----Akha Bisu e
x. i
) Ht
oeat
H
dz
a
一点Ⅶ: t
s
a-
qei
i
) Ht
obemany"j
o一
mj
え : bj
え
ーqeBislユ Burmese - ・・・-qe
・
-- -
de
くs
a
e
丘 くS
-
a
e
丘
-
- -qe--・
・-
de
くS
記
丘 くS
-
記丘
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aI
い
・・・・・・: ?
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・
Burmeset
菖
a
2-
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a
2-
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i
i
) ●
`
wi
ngH
?
a-
ddn
: ?
aq-
t
5
1]:?
a-
t
〇l] ア カ語 は, この環境 を三つ に大分 類 し, ビス語 と ビル マ語 は二 つの範 境 に分 け る。状態 を表 わ す場合 , ビス語 とア カ語 は その環 境 の作 り方 が一致 しないか ら,単語形 式 はつ ね に対応 しな 12) 言葉の比較にあたって,便宜上,子音音素,母音音素, トネームに別けるが,この中の一つだけが証 明されて,他は証明されなければ,その形式の対応関係は論証 されたことにはならない。私たちが証 明しようとするのは,tt意味単位''の cognateである。 しか し,ごく厳密にいうと,これ に も問題がある。たとえばビス語の m3-qe<見る> とアカ語の mo一触 <見 る> の意味 形 式 は対 応するように見えるが,実はそうではない。なぜなら,ビス語で <夢を見 る>はmebtilnbtiln-qeというが,アカ語では ma-mAm6一点u という。 この場合 m6-BⅦにあたるのはb血n-qeであって m〇一qeではない。 しか し,この比較では,各 々の形態素がもつ意味
形式をこのように厳密には規定 しないで,その中核的な意味の対応関係のみを扱 って,その形態素の 音素形式を比較する。
由 旧 :ビ ス 語 の 糸 統 い。 しか しその環境 に入 れ られ る 形 態 素 は 対 応 す る可能 性 を もって い る。 た とえば くtobe many〉を意 味 す るア カ語 j0-mj畠と ビス語 bjえーI]eは単語形 式 は一致 しな い けれ ど も,mja と bjえは対応 す る可 能性 を もって い る. こ こで単語 の対応 と形態素 の対応 につ いて述 べ る必要 が あ るで あ ろ う。 これ には具体 的 な例 を あげ る とよ くわ か る。 た とえば , ア カ語 ・ビス語 ・ビル マ語 の問 でつ ぎの対応 関係 が成 りた
つ。
Akha Bisu Burmese
tでeye''
m
J
anu
m
とhnul myak tSiこの中 , ア カ語 と ビス語 の 単 語 形 式 は 対 応 す るが , それ らと ビル マ語 の単 語形 式 は対 応 しな い。 しか し,三者共 に対 応 す る形 態素 *mjakを含んで い る。 この形態素 を中心 と して , ア カ 語 と ビス語 で は,別 の形態 素 nuJ∼hnuJがつ け加 え られ , ビル マ語 で は t畠iが つ け られ て , それ ぞれ の単語形式 が 出来 上 って い る。
同 じ形態 素 *mjakを含 む別 の単語
Akha Bisu Burmese
くくtear" mjabi
m
主hntu l的 myak rafiくmyak prafiの対応 をみ ると,三 つ の言葉 の間 で単 語形式 も形態素 も直接 に対応 しな いよ うに思 え る。 と こ
ろが , ビル マ語 myak raiiく目 ・水〉 は もと もと myak prafiく目 ・膿 〉 の意味で あ り,く目 ・膿〉 の形式 が ア カ語形 と一致 し, く目 ・水〉 の表 現 法 が ビス語 と対応 して い るので あ る。 こ の 関係 を表 にす る と,つ ぎのよ うにな る。 (参 考 のた め に チベ ッ ト語形 式 もつ け加 え た 。)
Akha Bisu Burmese でibetan
くくeyeり mJantH m主hnuJ myak t豆i mig くttear(eye+water)" ×
m
主hnⅦ 1如 (myak raft) mlg Chu†
くくtear(eye+pus)" mjabi X myak prafi X
この三つ の言葉 は,単 語 の構 成法 が異 る ことが 多 くて も,形態素 の形 式 自体 はか な りよ く対 応 して い る ことが わ か る。 さて , ビス語 ・ア カ語 ・ビル マ語 は, それ ぞれ のsubgroupの言葉 を代表 して ,共 通 態 Ⅹか ら発展 した三 つ の段 階 (stage)を あ らわ して い る と 考 え て 差支 えが な い。 あ との stageの 言葉 の問 に どのよ うな関係 が成立 す るか を検 討 して , その関係 を十分 に説 明で き るよ うな共通 形式 を推 定 す るのが比 較言語学 の一 つ の 目標 で あ る。 そ して , この共通 形式 の総 体 が共通態Ⅹ を形 成 す ると仮 定 す るので あ る。 言葉 が一つ の stageか ら次 の stageに変 遷 す るときには , い ろい ろと複雑 な現象 が起 り得 るが ,形 式 の上 にあ らわれ る結果 か らみ ると,つ ぎの三つ のタ イプ が考 え られ る。
東 南 ア ジ ア 研 尭 舞 4巷 鈷 3号 タ イ プ
1
.あ との stageの言葉 が並行 して ,共通態 の形 式 と くに一対 の 関 連 した意 味を に な う形式 を そのま ゝ受継 いで い る場合。 私 は さきに提 出 した報告 の中で , く大 きい〉 と く小 さい〉, く多 い〉 と く少 ない〉 の相 対概念 をあ らわ す形式 が, ビス語 とア カ語 とビル マ語 において一対 と してよ く対応 し,共通態 を受継 13) いで い る例 をあげた。同 じよ うに くear〉と くtolisten)(くく事物" と くくその機能"),くtofall) と くtodrop〉(
くく自動" と "他 動") の例 が ある。 uear'・' utolistenn Bisu na-stilq : hn畠-qeAkha na-bb na一丘u1
0.Bur. na2 na-S;e丘
M.Bur. na2 na-de Earlierstage *na2 *hna-hⅦ tttofallり kla-那 ga一丘u kya3-S記丘 ca3-de *gla-htLl "todrop" khla-qe kha一丘Ⅶ khya3-sae丘 cha3-de *khla-hⅦ
この種 の例 の豊富 さは earlierstageと laterstageの間 の近 さ,すなわ ち言 葉相 互 の親 近 さと正比 例 す る。 タ イプ
2.
共通態形式 の均衡が乱れ て ,融合 した り分裂 した りしなが ら受継 がれ てい く。 こ れ らの言葉 に融合 の例 は少 な くな い。 まず その代表 と して くtocome〉を あげよ う。 く<tocome" forml form2 forml(form thenorth) Bisu ltiI-l]e : 1えーqe \ / Akha la一丘tH form2(form thesouth) 0.Bur. la-sa∋丘 M.Bur. la-de Earlierstage *ltiI-hnⅠ:*la-huI ア カ語 ・ビル マ語で は formlと form2の均衡が破れ,formlは form2に融合 して伝 承 さ れ た。 分裂 には音素 の例 を あげよ う。あ とで述 べ る音素 の対応 の中で,Bisu-aw, -ul]:Akha-ce : Bur.-u〉-ouが ある。 この対応 は, ビス語 の -aw と Iuq の あ らわれ る環境 を, 後者 (-ul〕) が音 節初頭 に鼻音 を もつ環境 で ,前者 (-aw)はその ほかのすべての 環 境 に とい うよ うに限定 で きるために,共通態形 式 *-Ⅶ が ビス語でつ ぎのよ うに分裂 した と考 え得 る。 Earlierstage *-u / \ Laterstage Bisu -au
,-ul〕:Akha-α :Bur・ -u〉一Ou 13) 上掲,拙文 「タイ国北部の言語調査について」pp.128-129.西 田 :ビ ス 語 の 系 統
ex. くくtosteal" kh畠W-I]e X金一丘u khuI2-S記丘>khou2-de*khu-hut
くくtocry" ?也p-qe く*quq-qe I]d!一丘uJ quI2-sae丘>l]Ou2-de *りⅦ-huI
タ イ プ3.共 通 態 で と くに意 味 の 関連 上 一 対 を な して い る形 式 が ,全 部 別 の 形式 に置 き換 え ら
たれ り, あ るい は その一 方 のみ が 別 の形 式 に入 れ 替 え られ た りす る。 た と え ば くtogo〉は , ビス語 とア カ語 で は,formlと form2の対 立 が 受 け継 がれ て い る の に , ビル マ語 で は ,両 方
共 に , ま った く別 の一 つ の形 式 に 置 き換 る。 ま た くtotie〉と くto untie〉は ,つ ぎ のよ うな 関係 にな る。 utogob Bisu Akha
0.
Bur, M.BUT. Earlierstage forml form2 ?i-I]e le一耶 ?i一丘u:
li一丘uI swo2-sae丘 Owa-de *?a-hnI *l圭-huⅠ tttotieH phtiI-qe pa一丘u khyafLsae丘 chi-de *phr由一ht∬ tttountieM phtiI一耶 phtiI一au phriy-sae丘 phyei-de *phrtiI-hm もと もと トネ ー ムの対 立 を もった二 つ の形 式 は , ビ ス 語 以 外 で は ,くtotie〉の方 が ほか の 14) 形 式 に置 き換 え られ た。 その上 , 置 き換 え られ た形 式 は , ア カ語 と ビル マ語 で 同 じで はな か っ た。 この よ うな入 れ 替 りの例 はか な り多 い。 く銀〉 と く自〉, く金 〉 と く黄〉 の くく事 物 ''と くで属 性 " の 関係 に あ る一対 の概 念 を あ らわ す形 式 は , この三 つ の言 葉 で ,つ ぎ のよ うな対 応 を示 して い る。"silver" "white" "gold" "yellow" Bisu phltl : ?aq-p5n : khan : ?aI]一菖tiI
Akha phj血 : JO-phjb : StiI : JO-Su1
0
・Bur・ quj : phru : hruj : a-waM・Bur・ l]Wei : phju : 菖wei : a-wa
ア カ語 は く銀〉 と く自〉,く金 〉 と く黄 〉 を それ ぞ れ 同 じ形 式 で表 現 し (くく属 性 " の場 合 に は jO-の環 境 に入 れ る), ビ ス語 と ビル マ語 は いず れ も違 った 形 を 与 え て い る。 この事 実 を ,私 は つ ぎの よ うに解 釈 した い。 ア カ語 の形 式 が 本来 の形 態 を保 存 して いて , ビス語で は く自〉 と 15) く金〉 を , ビル マ語 で は ,く銀〉 と く黄〉 を別 の形 式 に 置 き換 え た。 14) この対応関係を,もとの一つの形 phtH をビス語では トネームの対立 という手段で分裂 させたと考え ることも可能であるが,ロ口語系に属するラフ ・ナ語, ラフ ・シ語にも同種の対立があるために,ビ ス語の対立を古い形態であると推測する。(Lahuna.ph6-1甘くtotie):ph色・1甘くtountie〉) 15) ある形態素が置き換えられるという現象は,その形態素の音 素 形 式 と何 らかの関係があるのだろ う か。たとえば,この語派の言葉では -zet主のような系列,-tug,-ukのような系列などは他の形式 と 入れ替 り易い。つまりその昔素形式をもつ形態素の数が少い場合 に置き換えが起 り易いといえるので はないか。 これは言語間の対 応 関係 を発見す る難易とも関係する。 ビルマ ・ロロ語群 の言葉では, -uI,-ayなどの対応関係は見付 け易いが, -つり,-tHI)などはかな りむつか しい。
東 南 ア ジ ア 研 究 第 4巻 第 3号
"silver" ttwhite" ttgold" ttyellow"
Earlierstage *phlu : *phlu : *hruj : *hruj Akha phj血 : JO-phjB : 菖til jo一生tiI Ⅰ Bisu phltl : ?aIいp5n- : khan- : ?al]一畠tiI O・Bur quJ- : phru : hruj a-wa -ビス語 の く金〉 はタ イ語 か らの借用形 で あ り, ビル マ語 の く黄〉 は,本 来 く竹 〉 の意味 の形 式 (wa2) か ら転用 した もので あ る。 こ こで 別 の一 つ の変化 タ イプを あ げよ う。 もと もと二 つ の形 態素 の連 続 (M.+M2)で表 現 さ れ た単 語 が , あ との段 階 の
a
言語で は そ の ま ゝMl+M2の形で あ るが,b言 語で は Mlの形 式 の み が あ らわれ,C
言 語で はM2の形 式 のみが 受 け継 がれ て い る例 が あ る。 さきに あ げ た ビス 語 tstiIqtStHq ア カ語 ?a-bbく樹〉 が その例 の一 つで あ る。 この二 つ の形 式 は直 接 には結 び付 か な いが ,中古 ビル マ語(
0.
Bur.)語 形 sa∋t5-pan (現 代 ビル マ語 Oippin)を 媒 介 と して , ビス語 形 tstill]tStHq は , この は じめ の形 式 S記tSく*saefiに, ア カ語 の ?a-bbは あ との形 式 -pal]に対 応 す る ことがわ か る. こ の ビ ス 語 tsu q と ビル マ語 szet菖く*sa泊,ア カ 語 bo 16) と ビル マ語 paq の対 応 が通 則 にあ た って い る ことは音 素 対応 の rulesで証 明で きる。 tttreen Earlierstage ts記ii -ball 1 Bisu tsu叩 × Akha x ?a-b6 0・Bur・ saetSくsaefi-pan J M・Bur・ Oipplm さて ,つ ぎに, ビス語 ・ア カ語 ・ビル マ語 の形 式 が真実 に対 応 して い る と認 め得 る音 素対 応 の rulesを い くつ か発 見 しな けれ ば な らな い。 そ して , この rulesの発 見 は,断 片 的 な もの で はな く,比 較 の対象 とな るa言語 の音 素 体 系 の成 員 のすべ て とb言 語 の音 素体 系 の成 員 の す べ て に適 用で き る もので な けれ ば な らな い。 この対 応 関係 の rulesを 求 め る の に,私 はつ ぎ の よ うな立 場 を と った。 た とえば あ る段 階でb
- が p- にな り,g- がk
一 にな り,a- がt
一 に変 った とす ると, この事実 は三 つ の変 化 を意 味 す るので はな く,一 つ の変 化 に外 な らな い。 つ ま り voicedstopsが voicelessstopsに変 化 した結 果 , この一連 の三 つ の単位 の変 化 が 起 ったので あ る。 同 じよ うに,a言語 の p- がb言 語 の b一 に あ た り,a言 語 の t-がb言語の d一 に,a言語 のk-がb言語 のg一に対 応 す る現 象 は,a言語 の vOicelessunaspirated
16) cf.Tibetan菖iq.これ に並行 して ttheart''BisunⅦ q-ba:0.ち.hnzet喜(M.B.hni?):Tib.S最iq:Akha
nW-baが あ る。
-西 田 :ビ ス 語 の 系 統
stopsが b言語 の voicedunaspiratedstopsに対応 す る一 つの ruleと して扱 うべ きで あ る。私 は この三つ の言葉 の対応 関係 を このよ うな観点 か らみてみ た。
まず ,つ ぎに比 較の対象 にな る各 々の言葉 の子音 目録を掲 げ る。
ビス語 stops affricates fricatives nasals laterals
k- kh- g- ?- h- hI〕- I) -p- ph- b- f- W- h m-t- th- d- ts- tsh- S- hn- n- hト l -t5- t菖h一 菖- hj- J- hf1- fi -ア カ語 k- kh- g一 ?-p- ph- b-h- 6- Ⅹ-
γ
-
q-ほが -t- th- d- ts- tsh- dz- S- Z- n-t畠- tgh- dz一 真一 j -ビル マ語 k- kh一 g- ? -p- ph- b-t- th- d- h- n-hl]- p -W- hm-m-S- sh-Z- hn- n- h1- 1-t
勇
一
tSh- dz- 真一 J- hj- h元一 fi -r- hr -このほか,つ ぎの子音音素結合 が あ る。 ビス語 には, pJ-phj一 mj-kj-khj -pL phト bL kl-khト ア カ語 には, pJ-phト bj一mJ -ビル マ語 には ,py-phy-by-my-hmy-pr-phr- bト mト hmr -ky-khy一gy-1y-hl y-17) kr-khト gr -この三種 の子音体 系を もった言葉 を比較 して ,発見で きる対応通則 を,つ ぎに例示 しよ う。RulesofPhonemicCorrespondence
Rule1. Bisu vl.unasp.stop: Akhavl.unasp.stop: Bur.vl.unasp.stop i) Bisuk-: Akhak-: BUT
.k-tでtostir"
k
tl-I]eくくtobite" k〇一qe
k(うー丘ul ku2-de
ko-丘ul kok-de
東 南 ア ジ ア 研 究 第4巻 第3号 ii)
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-: Bur
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2西 田 :ビ ス 語 の 系 統 くttobethin"
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a-q e くくtoglVe" p卜q e ttdeaf"n
畠paI] tttocarryonp
a-q e shoulderH iii) Bisu ト : Akhaa-: Bur.t -ttwing" ?all-t5I
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tttohit" ttiI-qe tttodig" ttl-qe くthead" ?all-tB jo-ba bト丘tH nab6 ba一丘uJ ?a-dan di一丘tH dtl一点ⅧⅠ ?血Id也Rule
4
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Bisuvd.unasp.stop: Akhavd.nasal: Bur.nasal i) Bisu g-: AkhaIト : Bur.1]-"
I
"
gai i) Bisuち-: Akham-: BUT.m-
,hm-くくfireH bi-thっ "mother" ?all-ba t<arrow〃 blま くでtobehungry" bト耶
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Rule5. Bisuvl.unasp.stop(k-): Akhavd.fricative(γ一):Bur.vl.asp・stop(kh-) くくdoor" lal]-k3
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Bisu vl.asp.stop(kh-): Akhavl.fricative(Ⅹ-):Bur・vLasp・stop(kh-)uskin" ?aq-kh〇 baxo くてbitter" ?aq-kh畠 jO-Ⅹ急 くてsmoke" bikhaw
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a-kh3k kba2-de mi2-kho2くmトkhu Ⅰ2東 南 ア ジ ア 研 究 第4巻 第3号
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