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学生論文賞受賞論文 要約 道路整備優先順位決定手法の検討)

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Academic year: 2021

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学生論文賞

“ 11111111111111“"“"“ 1111111111111111111111111111111111111111・ E ・ 11111111111111111111111“ 11111111111111111111111111111111111・ E ・ 11111 “ 11111111111111111111111111111“ 111111111111111111111・B・S ・ 11111・g ・ 11111111111111111111111・ E・ 111

受賞論文要約

11111111111111111111111111111111111111111“・ 11111111111・1111111111・a・ 1111 ・B・E ・ 1111・ e・ 111111 ・ E・E・ 111・1111111111111 ・E ・ 111111111111 “11111111111111111111・a・ 111 “ 1111111111111111111111111111111111・B・ 111111111111111111111111111111111“ 111

道路整備優先順位決定手法の検討

(指導教官万操業教授)

(修士論文)

1111111111111111111111111111111111111 ・ E・ 1111111111111111111111・ E・ 1111 ・ E ・ 11111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111111・ E ・ 11111 ・ E・・・ 11

(現舗装擁護醐吉崎収

1

.

研究の目的

道路行政において投資の効率化をはかろうとするとき 計画された複数の道路を適切な順序で建設することは重 要な課題となる.しかしながら,道路建設順序の最適化 については従来有効な手法が確立されているわけではな く,いくつかの方法によって検討されてはいるものの, それぞれ問題点が残されている.本研究は,道路プロジ ェクトのセットに対し,建設順序を合理的に決定しうる ような計算手法を提案することを目的とするものであ る.

2

.

問題の定式化

建設が計画されている道路をM本とし,すべての道路 が完成するまでをN個の工事期間 (n=O , I ,.", N- 1) に分けて考えることとする.現在(第 0 期初頭)から M本 の道路をある順番で建設していき,すべての道路が完成 するまでのあいだの効用の状態が図 1 のように措かれた ものとする.本研究で扱う問題は,この効用の総和(図 の斜線部の面積)を最大化するような , M本の道路の建 設順序を求めることである. ネットワークの状態は M本の各道路について完成して いるか否かだけで定まるから , 2M とおり存在する.そこ で

r

1 ,第 j 番目の道路が完成しているとき x...=<

lO

, " 完成していないとき として , M個の Oー 1 変数の組 (X"X2' ..., XM) でネット ワークの状態を表わすことにする. 1 つの建設順序に対 して各期のネットワークの状態が定まるから,第 n 期ネ ットワークの状態を An=(anj) で表わすことにする.た Tごし aOj=O (j=1,2,… ,M), aNj=I{j=1,2,...,M) とする.また,第 j 番目の道路の建設費を Cj' 第 (n ー 1) 期末までに投資できる金額を Tnで表わすこととする. この時, An=(anj) は 198ヲ年 3 月号 U( π) U(N) ぃ一一一一一一一一一一一一ー L F ) 句A ( U 。 2 n 図 1 Gト hj:壬 anJ(n=I , 2 , … , N;j=I , 2, … , M) , J[

r

;

(a叫・ Cj) 孟 Tn(n=I , 2, … , N) を満たしていなければならない.したがってつの建 設順序(解)は,上の 2 式を満たす Aη で構成される行列

r

A

1

l

A=I~2

I

LANJ

M で表わされる.なお , r; (Xj ・ Cj) 三三 T

n

を満たす .:r =(X" j=1 X2, … , XM) を第 n 期で可能なネットワークの状態とい い,その集合を Xnで表わすことにする.効用としては 次式で示される時間短縮量を用いることとする.

U,叫=

r

;

r

;

Q'nlod (t'nlodO-t,耐 Od)

d U,削:第 n 期における時間短縮量 Q(nlod: 第 n 期におけるゾーン o 発ゾーン d 着交通量 t(川040: 現在のネットワークおよび Q(nlod より定まる od 間最短時間距離 れ7向 d: 第 n 期ネットワークおよび Q(nlod より定まる od 間最短時間距離 ここで U'nl は , Q(冗lod とネットワークの関数となる が , Q(飽lod を n Vこよって定まる定数と考えると , U(nl は ネットワークのみの関数となる.したがって前述した効 用総和の最大化とは N

F(A)=

r

;

U(nl(A n )

Max

n=l

とすることであり,最適順序は,

F(A)=maxF(A)

(71)

2

2

3

© 日本オペレーションズ・リサーチ学会. 無断複写・複製・転載を禁ず.

(2)

を満たす行列{以後最適順序行列と呼ぶ)によって表わ される.

3.

計算手法

計算手法は大きく分けて,すべての可能なネットワー クに対する効用計算をする部分 (STEP

1

)と,得られ た可能ネットワークと効用値から最適順序を求める部分

(STEP2

)から構成される.

STEP

1 では,可能ネット ワ -I/ XEXnに対し IA 法によって突通需要を配分し, その結果得られる全ゾーン聞の最短時間距離と交通需要 から , U(n> を求めるものである. STEP2 では次のよう

にして λ を求める.すなわち , A

k

;謡玉 Ak恥+10 Aπ =X夙,

Ak

呈 X

k

のもとでの全 U

叫(kμ〉バ(Aんk)同の最大値をV

眠《ω

k旨 1 この時,最適性の原理から,

V(n>(X)

=1I

Em

a.;.,_,

{V句ー刈 )+U(n>(X)}

が成り立つ.ここで, Yn-l={1I 1 1I 孟 X ,1IEX,十 d であ

り,また,初期条件として Vω (11)=0 である. 以上 3 本の式から,すべての S ぞ X

n

に対してV(η >(X) (n=l

,

2,… , N) が求められる.さらに次の手順でλが求められ

る.

(

1

)

n:=N

,

x:=A (2)V(n>(x)=V何 _1>(1I )+U句〉 (X) を満たす 11E X

n

-

1

を求める. (3)n:=n-l

,

Aη :=11 (4)n=l であれば終了 (5)X:= 1I とし て (2) にもどる

このプロセスが終了した時に得られる Ân(n=1 , 2, …,

N) で構成される行列

A

=

[

i

i

が,最適順序行列である.

4

.

埼玉県内道路計画への応用結果

図 2 に示す現在ネットワ -1/ に,図 3 に示す 6 本(図 3 左隅)の道路を建設しようとする時の最適順序行列, およびその場合の各期の効用値を求めた結果が表 1 のと おりである. これより,最適順序は,

Road4

Road5

Roadl

Road3

Road6

Road2

2

2

4

(

7

2

)

表 1 く最適順序行列〉 く効用〉

A

AU 内ununU 内ununυnu a 守 nynunu 《 UAUAUAU n ッ。。 roAU マ 'E コ η4 ・ 1 rOAuq4 守 'rooon フ r 。 内 4Zoro--d 句。 onyr コ -Hq ,&内 4qLq4E3

•••••••

期 ・ 1 の 493 凋守 ZJ 〆 O 守,。。 第 nunU < ununu--'i'i

o

1

1

1

1

1

1

1

1

1

1

1

1

1

AUAunu ハ u'Ati'­ AUAUAUnunUAUnu

nuAUAU'ASati

-R

6

・ R5 ・ R4 ・ R3 ・ R2 ・ R1 計 1757930 を得る,

5

.

おわりに 従来は建設順序を決定する場合,建設順序についてい くつかの代替案を設定しておき,それらのうち,全期聞 をとおして最も大きな効用を与えるものを採用したり, あるいは,費用便益分析を適用して,単独に建設する場 合に効果の大きいものから順に建設してゆく等の方法が とられることが多かった.第 1 の方法の場合,代替案の 中に最適順序が含まれていると L 、う保証はなく,第 2 の 方法の場合,建設順序の変化にともなう道路機能の変化 等,ネットワークの一部として効用も(建設順序によっ て)ダイナミックに変化することが十分考慮されえない. 本手法においては,多くの組合せ(本研究では,可能 ネットワークの時系列的組合せ)の中から,最適解を求 める場合に有効な手法である動的計画法を用いることに より,すべての可能な建設順序の中から,建設順序の変 化による効用のダイナミッグな変化を十分考慮したうえ で,最適順序を求めることが可能となっている. なお,本研究においては,この手法を用いて,ある道 路についてその建設時期に拘束条件が追加された場合, あるいは,いくつかの道路の建設が同時に進行していな ければならないと L 、う条件が追加された場合における手 法の修正点,およびその結果等も示しているので,ここ に紹介しておく. オベレーションズ・リ+ーチ © 日本オペレーションズ・リサーチ学会. 無断複写・複製・転載を禁ず.

(3)

道路番号 ROAD1 (44-39-59, 45-39-60) ROAD2 (59-5, 60-37) ROAD3 (53-49-46-45) ROAD4 (37-2-33) ROAD5 (33・ 35・ 36, 3-35) ROAD6 (47四44) 1985 年 3 月号

図 2 現在ネットワーグ (Ao=(O, O, O,

0

,

0

,

0)

図 2 第N期ネットワー " (AN=(l

,

I

,

I

,

l

,

I

,

I)

(73)

225

図 2 現在ネットワーグ (Ao=(O, O, O, 0 ,  0 , 0)

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