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〔学・
会〕
’臼諏女子医学研究会第49回例会
臼時 昭和26年5月25日(金)午後2時
場所 東京女子医大臨床講堂
1.井上氏改夏の蓮藤フクシン乳糠培地に於ける赤痢曹
の培養にi角いて
細菌 (演)須子田キヨ
申 島 嘉 子.
小林千鶴子
一拳菌が発育しないのは,フクシンの添加量が多すぎ.
るのであるとの理由によって’)井上氏ば次のやつな処方
にて調製tた遠藤培地を腸内細菌の分離に用ひ,良好な
る成績を示す事を得たという。
井上氏改良遠藤フクシン乳糖寒天
3%普通寒天 1000cc
2%.フクシン溶液 10cc
5%亜硫酸ゾーダ液 ・ 25cc
以上の井上氏改良の遠藤培地と,原処方による運藤培
地及びSS培地を用ひて,私達は赤痢菌の培養を試みた
が,そめ結球井上氏の培地は箕田,血石以外は異型菌は
勿論志賀菌ざへ亀良好なる発育を認めた。しかし,之に
大腸菌が共存する場合は,赤痢菌のみの場合よりも集落
も小さく数も減少する。又,腸内細菌以外の菌に対する
抑制力は,遠藤培地よりもいくらか劣るものではないか
と思はれたQしか.し対照として用ひた原処方遠藤培地,
SS培地に比較して常に良好な威績を示し,特に志賀菌
は従来の遠藤培地には発育不良であり,SS培地に於い
ては全然発育を認めないが,井上氏改良の遠藤培地に於
いて良好な発育を認めた。
2.轡刺激による単一馬蝉経繊維の:反応
生理 神 田 光.子
冨田式低抵抗毛細資電極で,温血動物の単一聴神経繊
維のaction・ potentialを記録した。
動物は猫でエF一一テルと,10%チクロパンソρダで麻
酔した。刺激としてぱ純音を用ひ,防音設備がなかった
ので,遠隔操作により之を写真的に記録した。電極が好
條件で神経繊維に接すると2相性のaction potentialを
spikeとして観察し得た。そし蔦それ等は音刺激によ
り著しく其の度数を塘加し,音申止により暫時の静止期
間の後に復「日した。種々の音を逡り実験すると,音のス
ペクトルの極めて狡い範囲が,此の識維に刺激として有
効で,而も音強度の壇加により,衣第に其の範囲が増加
.し,大体3角形をなす反応領域が求められた。其の尖端
をなす部分に,刺激としで有効な音の最小強度を示し,
それを通過する線がtt其の吐血に対する個有振動数を示
す。個;有振動数は最小強度以上では,如何なる強度に輝
ても刺激として尤も有効であった。此の反応領域は,時
に聴し・其の鞭の範囲内晴では・1つの9磯つ
かの繊維が同時に刺激されるものと思はれる。
以上のデ’ターぱGalambasとDavisが行ったもの
と全く一致し,聴覚の場所説を支持するものである。
3・.心臓ホルモン藥理.(演)富岡民子
小山 良 修
心臓永ルモソの来歴ど本態の考察をのべ,.一般強心剤一
と心臓本ルモンとの作用を比較考察して,蛙翔聾心の実
験により心臓ホルモンの生物検定法を研究した。
4.血溝中蛋白分解産物量の変動より晃たるアブレル氏
法施行時に発現する副作用ic一就て
医イヒ学 力ロ .藤 宏 L
アブレル面面施行時発生する副作用の本態究明の一
助として,アブレル膏血施行患者の血清中各種生体蛋白
分解董物量を測定して次の結果を得た。
’1)アブレル氏法施行時には,高滲透圧の影響によっ
て,これは蛋白分解塵物の質量のためと思はれる非蛋白
性窒素量が増加する。
2)N.P.N量増加の程度ど副作用発現の程度は大体
並行関係にある。
一3)臨床㌻アブレル氏法理作用と・尿毒症々状とは似
ている。尿毒症の場合のN・P.N量の増加は,特徴の一
つである。
4)・以上の事実を考え,アブレル三法の副作用発現の
場合は,尿毒症の治療法にのっとって治療を行ふ事は良
い事と考える.。
5)但しアブレル氏法と尿毒症の場合のN.P.N量増
加の発生機転は,後者は必ず腎機能障碍の上に威り立
ち,前者は必ずしも此れと関係がないといふ点からして
一治療を施す際その点を考慮すべきである。
6)副作用発現予防の爲には,高滲透圧の作話による
生体蛋白分解を生じない様留意すべきである。tt・
7)適応の点で,アブVル氏法施行時には,血清申
C!’量の増加及び口漏の爲の多飲は必然的であり,血清
中,生体蛋白分解琵物量の増加する可能性ある事等より
しそ,重篤噸疾患,腎臓疾患等に臆影響を与え得る
と推考せらる。 「
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