Small Voice 細き
ほ そ き聲
こ え聖書研究
大いなる強き風山を裂き岩石を砕きしが風の中にはエホバ在さざりき、風の後に地震ありしが地震の中にはエホバ在さざりき。 又地震の後に火ありしが、火の中にはエホバ在さざりき、火の後に静なる細微き声ありき。 列王記略上19:11、12 明治元訳聖書日本学生宣教会
マタイによる福音書
18章6節
† 福音書対観 「つまずき」 マタイ18:6~9
マタイ18:6~9
マルコ9:42~48 ルカ17:1~2
マタイ18:1~5 18:6 しかし、わたしを信ずるこれらの小さい者のひとりをつまずかせる者は、大きなひきうすを首にかけられて 海の深みに沈められる方が、その人の益になる。 18:7 この世は、罪の誘惑があるから、わざわいである。罪の 誘惑は必ず来る。しかし、それをきたらせる人は、わざわいである。 18:8 もしあなたの片手または片足が、罪 を犯させるなら、それを切って捨てなさい。両手、両足がそろったままで、永遠の火に投げ込まれるよりは、片 手、片足になって命に入る方がよい。 18:9 もしあなたの片目が罪を犯させるなら、それを抜き出して捨てなさ い。両眼がそろったままで地獄の火に投げ入れられるよりは、片目になって命に入る方がよい。 口語訳聖書 マルコ9:42~48 9:42 また、わたしを信じるこれらの小さい者のひとりをつまずかせる者は、大きなひきうすを首にかけられて海 に投げ込まれた方が、はるかによい。 9:43 もし、あなたの片手が罪を犯させるなら、それを切り捨てなさい。 両手がそろったままで地獄の消えない火の中に落ち込むよりは、かたわになって命に入る方がよい。〔 9:44 地獄 では、うじがつきず、火も消えることがない。〕 9:45 もし、あなたの片足が罪を犯させるなら、それを切り捨て なさい。両足がそろったままで地獄に投げ入れられるよりは、片足で命に入る方がよい。〔 9:46 地獄では、うじ がつきず、火も消えることがない。〕 9:47 もし、あなたの片目が罪を犯させるなら、それを抜き出しなさい。両 眼がそろったままで地獄に投げ入れられるよりは、片目になって神の国に入る方がよい。 9:48 地獄では、うじ がつきず、火も消えることがない。 口語訳聖書 ルカ17:1~2 17:1 イエスは弟子たちに言われた、「罪の誘惑が来ることは避けられない。しかし、それをきたらせる者は、わ ざわいである。 17:2 これらの小さい者のひとりを罪に誘惑するよりは、むしろ、ひきうすを首にかけられて海 に投げ入れられた方が、ましである。 口語訳聖書† 福音書縦観 「つまずき」 マタイ18:6~9
マタイ18:6~9
マルコ9:42~48 ルカ17:1~2
マタイ18:1~5 Matt.18:6 しかし、わたしを信ずるこれらの小さい者のひとりをつまずかせる者は、大きなひきうすを首にかけ られて海の深みに沈められる方が、その人の益になる(はるかによい マルコ9:42 ましである ルカ17:2)。 Matt.18:7 この世は、罪の誘惑があるから、わざわいである。罪の誘惑は必ず来る。しかし、それをきたらせる 人は、わざわいである。 (イエスは弟子たちに言われた、「罪の誘惑が来ることは避けられない。しかし、それ をきたらせる者は、わざわいである。ルカ17:1)Matt.18:8 もしあなたの片手または片足が、罪を犯させるなら、それを切って捨てなさい。両手、両足がそろっ たままで、永遠の火に(地獄の消えない火の中に マルコ9:43)投げ込まれるよりは、片手、片足になって命に 入る方がよい。〔 9:44 地獄では、うじがつきず、火も消えることがない。マルコ 9:44〕 Matt.18:9 もしあなたの片目が罪を犯させるなら、それを抜き出して捨てなさい。両眼がそろったままで地獄の 火に投げ入れられるよりは、片目になって命に入る方がよい。(9:48 地獄では、うじがつきず、火も消えること がない。マルコ9:48) 口語訳聖書
† 日本語訳聖書 マタイ18:6
【漢訳聖書】 Matt. 18:6 惟凡陷此信我之小子之一於罪者、寧以磨石懸其頸、而沉於深海。 【明治元訳】 Matt. 18:6 然さ れど我わ れを信し んずる此こ のちひさきもの小 子の一人ひ と りを 礙つまづかする者も のは磨石ひ き う すをその頸く びに懸か けられて海う みの 深ふかみに 沈しづめられん方か たなほ 益 え き なるべし 【大正文語訳】 Matt. 18:6 されど我を信ずる此の小き者の一人を躓かする者は、寧ろ大なる碾臼を頸に懸けられ、海の深處に 沈められんかた益なり。 【ラゲ訳】 Matt. 18:6 然れど我を信ずる此最小き者の一人を躓かする人は、驢馬挽磨を頚に懸けられ、海の深處に沈めら るるこそ彼に益あるなれ。 【口語訳】 Matt. 18:6 しかし、わたしを信ずるこれらの小さい者のひとりをつまずかせる者は、大きなひきうすを首にかけ られて海の深みに沈められる方が、その人の益になる。 【新改訳改訂3】 Matt. 18:6 しかし、わたしを信じるこの小さい者たちのひとりにでもつまずきを与えるような者は、大きい石臼 を首にかけられて、湖の深みでおぼれ死んだほうがましです。 【新共同訳】 Matt. 18:6 「しかし、わたしを信じるこれらの小さな者の一人をつまずかせる者は、大きな石臼を首に懸けられ て、深い海に沈められる方がましである。 【バルバロ訳】 Matt. 18:6 もし私を信じるこの小さな者を一人でもつまずかせたら、その人はろばの挽き臼を首にかけて海の 深みに沈められるほうがよい。 【フランシスコ会訳】 Matt. 18:6 しかし、わたしを信じるこの小さな者の一人をつまずかせる者は、首にろばの碾き臼を掛けられ、 海の深みに沈められるほうがましである。 【日本正教会訳】 Matt. 18:6 然れども我を信ずる此の小子の一人を罪に誘はん者は、寧磨石を其頸に懸けられて、海の深處に沈 められん。 【塚本虎二訳】 Matt. 18:6 しかしわたしを信ずるこの小さな者を一人でも罪にいざなう者は、大きな挽臼を頚にかけられて深 い海に沈められる方が得である。【前田護郎訳】 Matt. 18:6 わたしを信ずるこれら小さい人のひとりをつまずかせるものは、臼を首にかけて海の深みにおぼれ た方がいい。 【永井直治訳】 Matt. 18:6 されど誰にても我を信ずる此等の小さき者のうちの一〔人〕を躓かしむる者は、驢馬に曳かする碾臼ひ き う す をその頸に懸けられて、海の深處に沈めらるるは、彼のために益なり。 【詳訳聖書】 Matt. 18:6 けれども私を信ずる<認める<私によりすがる>この幼い者のひとりをつまずかせ、罪を犯させる [すなわち、彼をいざない、または彼が正しく行うこと、または考えることを妨げる]者は、大きな石うすをそ の首に縛りつけられて海の底に沈められるほうがもっと良い<もっと得策である、有利である>。
† ギリシャ語聖書
Interlinear
Matt. 18:6 }Oj dV a'n skandali,sh| e[na tw/n mikrw/n tou,twn tw/n pisteuo,ntwn eivj evme,( sumfe,rei auvtw/| i[na kremasqh/| mu,loj ovniko.j peri. to.n tra,chlon auvtou/ kai. katapontisqh/| evn tw/| pela,gei th/j qala,sshjÅ
}Oj dV a'n skandali,sh| e[na tw/n mikrw/n tou,twn tw/n pisteuo,ntwn eivj evme,(
and whoever offends one little[ones] of these believing in me,
sumfe,rei auvtw/| i[na kremasqh/| mu,loj ovniko.j peri. to.n tra,chlon auvtou/
it is expedient for him that be hanged an upper millstone round the neck of him,
kai. katapontisqh/| evn tw/| pela,gei th/j qala,sshjÅ
and he be drowned in the depth of the sea.
† 私訳(詳訳)
【私訳】 「しかし、わたしを信じるこのような小さき者の一人を躓かせる者は誰でも、下臼上臼をその首に つるして、海の深みに沈められる方がましである」
† 新約聖書ギリシャ語語句研究
【しかし】 de. de, デ de {deh} (cc 接続詞・等位)
1)ところで、しかし、さて、そして 2)しかも、そしてまた、なお、すると、また 3)次 に、さらに 4)否、むしろ
【わたし】 evme, evgw, エゴー egō {eg-o‘} (npa-1s 代名詞・対1単) 1) 私 2)わたし
【を】 eivj eivj エイス eis {ice} (pa 前置詞・対)
1)~の中へ 2)~へ 3)~まで 4)~のために 5)~に対して 6)~に向かって 7) ~を目標にして 8)の間に
【信じる】 pisteuo,ntwn pisteu,w ピステウオー pisteuō {pist-yoo‘-o} (vppagm-p 分詞・現能属男複)
1)信じる 2)信用する、信を置く、信頼する、信任する 3)確信する 4)信仰をもつ 5)託す る
【このような】 tou,twn ou-toj フートス houtos {hoo‘-tos} (a-dgm-p 形容詞・指示属男複)
こで、それ故
【小さき者の】 mikrw/n mikro,j ミクロス mikros mikroteros {mik-ros‘, mik-rot‘-er-os} (ap-gm-p 形容詞・
属男複)
1)(人、物、大きさ、距離、地位等の)小さい 2)少ない、すこし、わずかの、ちょっとした、取る に足りない 3)小さい 4)低い 5)乏しい 6)若い 7)短い
【一人を】 e[na ei-j ヘイス heis {hice} (apcam-s 数詞・対男単)
1) 1 2)一つの、ただ一つの 3)全く同一の 4)ある人
【つまずかせる】 skandali,sh| skandali,zw スカンダリゾー skandalizō {skan-dal-id‘-zo} (vsaa--3s 動詞・
仮・1アオ・能・3単) < ska,ndalon 罠の餌をつける棒(鳥獣をひっかけて生け捕りにする罠のこと)、道に邪魔物をおく、 1)つまずかせる、道にわなをしかける、わなにかける、わなに落とす、躓きの石を置く 2)罪を犯さ せる 3)罪の誘惑、罪に誘う 4)不快を与える、気を悪くする 英語 「scandal スキャンダル 恥ずべきこと」はギリシャ語「skandali,zw スカンダリゾー 罠」が 語源。自分で引き起こすというよりも、他人がしかけた罠によって信用を失墜させられること。 【者は誰でも】 o]j a'n
o]j o[j ホス hos {hos} (-aprnm-s 関係代名詞・主男単)
1)この~ 2)これ 3)ところの、そして a'n a;n アン an {an} (qv 不変化詞)
1)~まで 2)(~ならば~)です(仮定文で) 3)ともかく 事がある条件の元に起こることを示す
【下臼】 mu,loj mu,loj ミゆろス mulos {moo‘-los} (n-nm-s 名詞・主男単)
1)碾き臼の下臼 2)臼
【上臼を】 ovniko.j ovniko,j オニコス onikos {on-ik-os‘} (a--nm-s 形容詞・主男単)
1)碾き臼の上臼 2)(ろば用の)石臼
【彼の】 auvtou/ auvto,j アウトス autos {ow-tos‘} (npgm3s 代名詞・属男3)
1) 彼、彼女、それ(三人称の代名詞) 2)自身で、自分から、自分として(強調用法) 3)同 じ同一の 4)まさに、ちょうど
【首に】 tra,chlon tra,chloj トラけーろス trachēlos {trakh‘-ay-los} (n-am-s 名詞・対男単)
1)首 2)頸、のど
【に】 peri. peri, ペリ peri {per-ee‘} (pa 前置詞・対)
1)~のこと、~について、~に関して、~に言及して、のことで、において 2)の周りに、周 囲に 3)~のために、~をめぐって、~の故に 4)大体、約
【懸けられて】 kremasqh/| krema,nnumi クレマンヌゆミ kremannumi {krem-an‘-noo-mee} (vsap--3s 動詞・ 仮・1アオ・受3・単)
1)つるす、吊り下げる 2)掛ける、ぶらさげる 【そして】 kai. kai, カイ kai {kahee} (cc 接続詞・等位)
1)~と、~も、そして 2)~さえ、でさえも 3)しかし 4)しかも、それは 5)それで は、れだのに 6)そうすれば、すなわち 7)のみならず、もまた
【海の】 qala,sshj qa,lassa たらスサ thalassa {thal‘-as-sah} (n-gf-s 名詞・属女単)
1)海、湖 2)海洋、湖水、海水、塩井 3)紅海 4)地中海
【深みに】 pela,gei pe,lagoj ぺらゴス pelagos {pel‘-ag-os} (n-dn-s 名詞・与中単)
1)海、外洋 2)海(湖)の深み、海の大きさ 3)大海原 【に】 e;n e;n エン en {en} (pd 前置詞・属)
1)~の中に、~の間に 2)~の上に 3)ところに、のそばに 4)で 3)よって 5)に 【沈められる】 katapontisqh/| kataponti,zw カタポンティゾー katapontizō {kat-ap-on-tid‘-zo}
< kata 下に + ponti,zw 沈める
1)海中に沈める 2)海中に投ぜられる 3)沈む 4)おぼれる、おぼれさせる 【方が】 i[na i[na ヒナ hina {hin‘-ah} (cc 接続詞・等)
1)そこに(へ) 2)~するために 3)~する事を 4)~ので 5)という事は 6)~で あるところの 7)~するように 8)すなわち
【彼に】 auvtw/| auvto,j アウトス autos {ow-tos‘} (npdm3s 代名詞・与男3)
1) 彼、彼女、それ(三人称の代名詞) 2)自身で、自分から、自分として(強調用法) 3)同 じ同一の 4)まさに、ちょうど
【ましである】 sumfe,rei sumfe,rw スゆムふェロー sumpherō {soom-fer‘-o} (vipa--3s 動詞・直・現・能・
3単 < su,n 共に + fe,rw 運ぶ 1)集めて持ってくる、持ち寄る、集める 2)助ける為に集まる 3)助ける、益する、よい、 4)集 中する 5)一緒に負う、一緒に運ぶ
† 英語訳聖書
Latin Vulgate18:6 qui autem scandalizaverit unum de pusillis istis qui in me credunt expedit ei ut suspendatur mola asinaria in collo eius et demergatur in profundum maris
King James Version
18:6 But whoso shall offend one of these little ones which believe in me, it were better for him that a millstone were hanged about his neck, and [that] he were drowned in the depth of the sea.
American Standard Version
18:6 But whoso shall cause one of these little ones that believe on me to stumble, it is profitable for him that a great millstone should be hanged about his neck, and that he should be sunk in the depth of the sea. New International Version
18:6 But if anyone causes one of these little ones who believe in me to sin, it would be better for him to have a large millstone hung around his neck and to be drowned in the depths of the sea.
Bible in Basic English
18:6 But whoever is a cause of trouble to one of these little ones who have faith in me, it would be better for him to have a great stone fixed to his neck, and to come to his end in the deep sea.
Darby's English Translation
18:6 But whosoever shall offend one of these little ones who believe in me, it were profitable for him that a great millstone had been hanged upon his neck and he be sunk in the depths of the sea.
Douay Rheims
18:6 But he that shall scandalize one of these little ones that believe in me, it were better for him that a millstone should be hanged about his neck, and that he should be drowned in the depth of the sea.
Noah Webster Bible
18:6 But whoever shall cause one of these little ones who believe in me, to sin, it were better for him that a millstone were hanged about his neck, and that he were drowned in the depth of the sea.
Weymouth New Testament
18:6 But whoever shall occasion the fall of one of these little ones who believe in me, it would be better for him to have a millstone hung round his neck and to be drowned in the depths of the sea.
World English Bible
that a huge millstone should be hung around his neck, and that he should be sunk in the depths of the sea. Young's Literal Translation
18:6 and whoever may cause to stumble one of those little ones who are believing in me, it is better for him that a weighty millstone may be hanged upon his neck, and he may be sunk in the depth of the sea.
† 細き聲 聖書研究ノート
<されど我を信ずる此の小き者の一人を躓かする者は>
「躓かする skandali,zw スカンダリゾー skandalizō {skan-dal-id‘-zo}」は「鳥獣をひっかけて生け捕りにする
罠」を置くこと。「躓きの石を置く」の意味である。 <大なる碾臼を頸に懸けられ> 「大きい石臼」は「mu,loj ムロス 下臼」と「ovniko,j オニコス 下臼」で、「ロバの碾き臼」のことである。 臼には「つき臼」と二人が相向かいになって挽く「ひき臼」があった。さらにローマ時代にはロバに曳かせる上 臼と下臼の大型の臼が導入された。 イエスを信じる小さい者のひとりをつまずかせる者は、大きなひきうすを首にかけられて海の深みに沈められる 方が、その人の益になる(はるかによい マルコ9:42 ましである ルカ 17:2)。 ロバに挽かせる二つの「大きな石臼」は、合わせて100~150kgになる。こんなものを首にかけられて海 に沈められては、浮かび上がることはかなうまい。