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Academic year: 2021

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はじめに

著者 山田 史郎

雑誌名 同志社大学歴史資料館館報

号 13

ページ n

発行年 2010‑10‑30

権利 同志社大学歴史資料館

URL http://doi.org/10.14988/pa.2017.0000012491

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 同志社大学歴史資料館は、2009年度に展示・研究・調査という3つの側面で活動を行いました。

2010年2・3月には、今出川校地のNeesima Roomで「木津川と古寺・祈り」と題した企画展を行い ました。これは、2005年度より5カ年にわたる共同研究事業「南山城の古代寺院跡とその歴史的基盤」

の成果にもとづいた展示です。研究成果にもとづく講演会も行い、結果として多くの参加者や展示見 学者を得たことには安堵しています。展示事業を研究事業と結びつけて行えたことは、当館の企画運 営の在り方としては理想に近い形だったと自負しております。また、その共同研究成果を『南山城の 古代寺院』という研究報告書として刊行することができました。

 また、同志社中学・高等学校校舎が整備される岩倉校地では、建設事業にともなって遺跡調査を行 いました。古墳時代初頭の竪穴住居群の検出や多数の古式土師器の出土など、3世紀の京都盆地の歴 史を知る上で重要な成果が得られました。2009年度には、こういった調査の成果を学術公表するべく 発掘調査報告書の作成作業を行い、2010年度にその報告書の印刷刊行を行います。また、今出川校地 では中学校跡地利用にかかわる事前調査に着手し、それにともなう調査体制の拡充にも力を注いでい ます。

 さらに、本書では、大阪府城ノ山古墳出土金属製品の報告・分析と同志社女子大学所在の二条家屋 敷跡にかかわる文献資料の研究にかかわる論考を掲載しています。いずれも、本学学生による当館関 連資料の分析成果です。

 このように当館の活動は多岐にわたります。その成果を次々と公表することに追われる日々です。

また、このような活動は、本学内外の様々な機関・個人のご協力によって成り立っています。本館事 業の継続と発展のために、今後とも多くの方々のご指導・ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、緒 言にかえさていただきたく存じます。

2010年10月30日

同志社大学歴史資料館

館長  山 田 史 郎

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