経営学部
BOOKLET‑教育改革 シ リーズの創刊
経営学部長
照 屋 行 雄
神奈川大学経営学部 は、 1989年4月に緑豊かな平塚市西部丘 陵の美 しいキャンパ スに、本学で 5番 目の学部 として理学部 とともに開設 された。新 しい経営学部 に対 しては、従来の企業経営研究 の領域 に とどまらず、情報化、国際化、 ソフ ト化 の進展 によって もた らされ る複雑多様 な現代 ビジ ネスの問題 を、理論的 ・制度的に究明す ることが時代の要請であった。わが経営学部 は、 このよう な社会の要請 に応 えて、伝統的な経営学、会計学、商業学の領域 を超 えて、新たな問題領域の発見 ・ 開発 と新 しい学問体系の研究 ・教育 を行 うことをその主た る目的 と定 めたのである。
そ して、本学の創立60周年 を記念 して創設 された新経営学部 は、時代 の未来 を先取 りして新 た な研究 ・教育領域 を設定 し、 しか も既存の経営関連学部が対応で きていない対象課題 を選択す るこ とが求め られた。神奈川大学で本学部創設 に中心的に関わったメンバーは、わが国 ビジネス社会 の 近未来の時代的特徴 を、特 に国際化が もた らす様々な影響 とそれへの対応 にあると予見 した。 その ことを学部学科の名称 と編成 に正 しく反映す るため、経営学部国際経営学科の名称 の もと一学部‑
学科編成 としたのである。以後、本学部の研究 ・教育のテーマは、広 く 「国際経営」と呼ばれ る多 様 な分野の解明におかれ ることとなった。
経営学部 は、学部の教育 目的を 「経営に関す る専門知識 を基礎 に、国際社会の各分野で臆す るこ とな く活躍で きる人材 の育成」 と明示 してスター トした。従 って、 この ような学部 目的を達成す る ためには、国際人の育成 に必要 な教育課程 を適切 に編成 し、 そのための効果的な指導 プログラムを 用意す ることが求め られた。 しか も、国際社会が、時代の変化 とともに複雑多様 となればなるほど、
多彩な授業科 目や教育 プログラムはダイナ ミックに改編整備 されなければな らない。経営学部では、
科 目履修上の特徴 を異にす る5つの コースを設定 し、学生の多様 な学修 目標 の達成 を支援す る制度 設計 とその運用 を行 っている。
このように経営学部 は、学部の使命 と目的を実現す るために、学部創設以来、大胆 な教育改革 を 勇気 をもって断行 し、 また、様々な教育 プログラムを信念 をもって導入 して きた。 それによって、
大学教育の抱 える問題点の改善 と高品質の教育サービスの提供 に不断の努力 を傾注 してきた。神奈 川大学 は、2008年5月15日に創立80周年 を祝 ったのに続 き、2009年4月1日には経営学部創設 20周年 を迎 えることとな る。本学の建学 の精神 に詣 われてい る 「積極進取」 を、最 もよ く実践 し てい ると評価 されているわが経営学部の教育改革への取 り組みを、学部内で歴史的に記録管理す る とともに、広 く内外 の関係者 に開示 して社会 の理解 と支援 を確保 す るため、本教育改革 シ リーズ (略称 :ERシ リーズ) を創刊する。