2017.1.5/経済学史
期末レポート(経済学史)
締切:1月
20
日(金)2限、授業冒頭(1/17火に出した者は+1割の評価)枚数:自由(ただしワープロのみ)
題材:次の【A】【B】【C】すべてに回答する。
【A】テキスト(喜多見・水田編『経済学史』)の指定された1つの章(後 述)をすべて読み、(A-1)まず、冒頭の扉ページ「introduction」を自分の言 葉で、全体を要約しなさい(字数指定なしだが
150
字以上)。次に、同じ部分 を150
字程度で要約しなさい(字数付き)。(A-2)その章での中で、最も重 要であると感じた一文(または連続する二文)を、そのまま一字一句違えない で、引用しなさい(引用の作法を守る:字数付き)。その一文(または二文)を明確な作法(後述の例示を見よ)に従いながら、自分の言葉で言い換え、よ り短く表現しなさい(字数付き)。(A-3)章末にある「Key Words」を参考に しながら(それ以外の用語でも良い)、その章の重要な用語を3つから5つの 間で選び、自らの言葉で説明しなさい。その際、別の文献を参照して説明を 補っても良い(ネット情報は不可)。
指定された章
学籍番号の末尾と一致する章。E150482の学生は2章、E130347の学生は 7章。ただし、末尾が
9
または0
の学生は、(9章 , 10 章 , 11 章)のうち任意 の1章のみを担当する。【B】指定された章に挙がっている経済思想家を1人取りあげ、
(B-1)その人物
の学説を探求するうえで重要となる名詞・概念を、本文や他の参考書を読みな がら指摘し、レポートの題名を作りなさい(例示を参照)。 (B-2)次に、その 思想家にとって、なぜその名詞・概念が重要なのかを中心に、複数の段落から なるレポートを作成しなさい(その思想家の略伝・主著も必ず含めること)。(B-3)このレポートの作成過程(いつ・何時間ぐらい・どの本を主に参考にし
て作成したか、など)も記録しておくこと。
注意
(1)適切な人物がいなければ、教科書の別の章に載っている人物を選んでも 良い(ただし、厳しめに採点される)。
(2)大学図書館(または地元の図書館)で、「経済学史」「経済思想」「経 済学の歴史」などの題名を持つ教科書・入門書を複数冊、参照すること(末尾 の参考文献一覧を見よ、ネット情報は不可)。CiNiiを参照し、雑誌論文を1 つ以上入れるとなお良い。その際、教科書・参考書・参照論文などのどのペー ジを参照したか、典拠を明示すること。
(3)教科書および参考文献のリストである参考文献表も作成しなさい。図書 館の本を参照した証として、その分類番号(例:331.2/ハタケ)も添えておく こと。
例示
トーマス・マンと貿易差額 シュモラーと社会政策 パレートと社会法則 エッジワースと契約曲線 シスモンディと円環運動
【C】この授業を受講する前と比べることによって、経済学や経済に対するあ なたの理解・考え方・イメージがどのように変化したか(あるいはしなかった か)を、数段落に分けて自由に論じなさい。その際、経済学史とはどのような 学問か、どのような役割を担っているか(いるべきか)も意識して、論点に入 れておくこと。
レポート(例示)
【A】序章(序章は指定の章ではないが、例示として)
(A-1)
(解答略)
(A-2)
「経済学史が対象とするのは、この経済学という科学なのである。簡単に言 うと、経済学史、すなわち経済学の歴史とは、こうした社会科学としての経済 学がいかに生まれ、どのように発達してきたのかを明らかにする学問だという ことになる」1(喜多見・水田 2012: 2)2。108字。
(A-2)
経済学史とは、経済学の形成と発展を明らかにする学問であり、社会が大き く変化している現代では、特に重要な学問である(57字)。
(A-3)
【B】トーマス・マンと貿易差額
(解答略)
参考文献
喜多見洋・水田健編(2012)『経済学史』ミネルヴァ書房3。
中宮光隆(2009)「シスモンディと周囲の人々との交流の一齣」『アドミニ ストレーション』(熊本県立大学)、15(3/4): 11-22、2009.3。
野原慎司(2016)「経済学説史(第3回)古典派経済学の展開(リカードウ、
マルサス)」『経済セミナー』691: 101-105、2016.8。
早坂忠編(1989)『経済学史』ミネルヴァ書房(331.2/ハタケ)。
八 木 紀一郎(
1982
) 「マ ル クス と賃金基金 」 『岡 山大 学 経 済 学会雑 誌』13(4): 745-783、1982.3。柳田芳伸・諸泉俊介・近藤真司編(2013)『マルサス ミル マーシャル〜
1 「 」を付けて、一字一句すべて写すことが<引用する>こと。
人間の富との経済思想』昭和堂。
マーシャル(2014)『マーシャル クールヘッド・ウォームハート』伊藤宣 広訳、ミネルヴァ書房(大阪府立図書館
331.74)。
●高得点のコツ
・段落とは何か(中心文+支える文、論理の手がかり
signpost
など)を踏ま えた上で、文章を構成している場合。・典拠(どの参考文献の何頁を参照したかの証拠)を数多く挙げ、脚注も用い ている場合。
・参考文献を多く挙げている場合。さらに図書館の請求番号(
331.2/ハタケ)
まで添えている場合。
・グラフや表を挿入している場合。
・雑誌論文を参照している場合。
・書誌情報を次のように正確に記している場合。
(1)本:著者名(出版年)『題名〜副題』出版社名。
(2)雑誌:著者名(出版年)「論文題名〜副題」『雑誌名』巻号、ページ 数。
図書館で探すべき参考文献の例
石沢芳次郎(2003)『経済学者物語─時代をリードした俊英たち─』産業経 済研究協会。
石橋春男・関谷喜三(2012)『経済学の歴史と思想』創成社。
依田高典ほか(2001)『21世紀のエコノミスト』朝日新聞社。
依田高典(2016)『「ココロ」の経済学─行動経済学から読み特人間のふし ぎ─』ちくま新書。
伊藤誠編(1996)『経済学史』有斐閣。
井上義朗(2004)『コア・テキスト 経済学史』新世社。
井上義朗(2012)「二つの「競争」─競争観をめぐる現代経済思想─」講談 社現代新書。
稲葉振一郎(2004)『経済学という教養』東洋経済新報社。
上野・和田・音無編(1997)『経済学の知のあり方を問う─経済思想史から 現代を見る─』新評論。
江頭進(2015)『はじめての人のための経済学史』新世社。
大田一廣ほか編(2006)『(新版)経済思想史─社会認識の諸類型─』名古 屋大学出版会。
岡崎哲二(2005)『コア・テキスト 経済史』新世社。
小田中直樹(2003)『ライブ・経済学の歴史─<経済学の見取り図>を作ろう
─』勁草書房。
小沼宗一(2001)『イギリス経済思想史』創成社。
小沼宗一(2011)『経済思想史─マルサスからケインズまで─』創成社。
小沼宗一(2014)『イギリス経済思想と現代─スミスからケインズまで─』
創成社。
小畑二郎(2014)『経済学の歴史』慶應義塾大学出版会。
カリアー(2012)『ノーベル経済学賞の
40
年─20世紀経済思想史入門─』上/下巻、小坂恵理訳、筑摩書房。
川俣雅弘(2016)『経済学史』培風館。
キシテニイーほか(2014)『経済学大図鑑』若田部昌澄監修、三省堂。
喜多見洋・水田健編(2012)『経済学史』ミネルヴァ書房。
経済学史学会編(2012)『古典から読み解く経済思想史』ミネルヴァ書房。
小林昇・杉原四郎編(1986)『新版・経済学史』有斐閣双書。
小室直樹(2004)『経済学をめぐる巨匠たち』ダイヤモンド社。
佐伯啓思(1991)『市場社会の経済学』新世社。
佐伯・間宮・宮本編(1990)『命題コレクション 経済学』筑摩書房。
坂本達哉(2014)『社会思想の歴史』名古屋大学出版会。
シルヴィア(2013)『大いなる探求』(上)(下)、徳川家広訳、新潮社。
杉本栄一(1980)『近代経済学の解明』岩波書店。
杉本栄一(2005 [1953])『近代経済学史』岩波書店。
竹内靖雄(1991)『市場の経済思想』創文社。
竹内靖雄(2013)『経済思想の巨人たち』新潮文庫。
多田顕・久保芳和編(1979)『図説 経済学体系6 経済学史』学文社。
橘木俊詔(2012)『課題解明の経済学史』朝日新聞出版。
田中敏弘編(1997)『経済学史』八千代出版。
田村信一・原田哲史編(2009)『ドイツ経済思想史』八千代出版。
柘植尚則(2014)『プレップ 経済倫理学』弘文堂。
坪井賢一(2015)『これならわかるよ! 経済思想史』ダイヤモンド社。
堂目卓生(2008)『アダム・スミス』中公新書。
時永淑編(1978)『経済学説史』有斐閣双書。
永井義雄編(1992)『経済学史概説』ミネルヴァ書房。
中村賢一郎(1986)『経済学説研究』学文社。
中村廣治編(1995)『市場社会の思想像(増補版)』九州大学出版会。
中村廣治・高哲男編(2000)『市場と反市場の経済思想』ミネルヴァ書房。
中村達也・八木紀一郎・新村聡・井上義朗編(2001)『経済学の歴史〜市場 経済を読み解く』有斐閣。
長峰章編(2015)『経済思想─その歴史的視点から─』学文社。
中矢俊博(2011)『入門書を読む前の経済学入門』同文舘出版。
中矢俊博(2012)『やさしい経済学史』日本経済評論社。
中矢俊博(2014)『天才経済学者たちの闘いの歴史─経済学史入門─』同文 舘出版。
ナサー(2013)『大いなる探求 (上巻)経済学を創造した天才たち/(下 巻)人類は経済を制御できるか』徳川家広訳、新潮社。
西川潤編(1996)『エコノミストを知る事典』日本実業出版社。
日本経済新聞社編(2001)『現代経済学の巨人たち』日本経済新聞社。
日本経済新聞社編(1995)『経済学の先駆者たち』日本経済新聞社。
日本経済新聞社編(2007)『経済学 名著と現代』日本経済新聞社。
日本経済新聞社編(2014)『経済学
41
の巨人─古典から現代まで─』日本経 済新聞社。根井雅弘(1989)『マーシャルからケインズへ』名古屋大学出版会。
根井雅弘(1989)『現代イギリス経済学の群像』岩波書店。
根井雅弘(1992)『現代アメリカ経済学』岩波書店。
根井雅弘(1994)『近代経済学の誕生』ちくま学芸文庫。
根井雅弘編(1994)『20世紀のエコノミスト』日本評論社。
根井雅弘編(1997)『経済学88物語』新書館。
根井雅弘(2004)『経済学のことば』講談社現代新書。
根井雅弘(2005)『経済学の歴史』講談社学術文庫。
根井雅弘(2009)『経済学はこう考える』ちくまプリマー新書。
根井雅弘(2011)『20世紀をつくった経済学』ちくまプリマー新書。
根井雅弘編(2011)『現代経済思想─サムエルソンからクルーグマンまで
─』ミネルヴァ書房。
根井雅弘(2013)『経済学の3つの基本』ちくまプリマー新書。
根井雅弘編(2014)『経済学』人文書院。
根井雅弘(2016a)『ガルブレイス─異端派経済学者の肖像─』白水社。
根井雅弘(2016b)『企業家精神とは何か─シュンペーターを超えて─』平凡 社新書。
根井雅弘編(2016)『ノーベル経済学賞─天才たちから専門家たちへ─』
根岸隆(1997)『経済学の歴史(第2版)』東洋経済新報社。
橋本昭一・上宮正一郎編(1998)『近代経済学の群像』有斐閣。
橋本努編(2014)『現代の経済思想』勁草書房。
ハイルブローナー(1989)『世俗の思想家たち』八木甫監訳、HBJ出版局。
ハイルブローナー(2001)『入門経済思想史』八木ほか訳、ちくま学芸文庫。
早坂忠編(1989)『経済学史』ミネルヴァ書房。
ピグー(2016)『ピグー 知識と実践の厚生経済学』高見典和訳、ミネル ヴァ書房。
ブレムス(1996)『経済学の歴史 1630-1980─人物・理論・時代背景─』
駄田井正ほか訳、多賀出版。
古家弘幸(2007)『人物で読む経済学史』ふくろう出版。
堀経夫編(1961)『原典 経済学史』(上/下巻、第2版)創元社。
マーシャル(2014)『マーシャル クールヘッド・ウォームハート』伊藤宣 広訳、ミネルヴァ書房。
松嶋敦茂(1996)『現代経済学史 1870-1970─競合的パラダイムの展開
─』名古屋大学出版会。
丸尾直美(2005)『経済学の巨匠─26人の華麗なる学説入門─』生活情報セ ンター。
馬渡尚憲(1990)『経済学のメソドロジー─スミスからフリードマンまで
─』日本評論社。
馬渡尚憲(1997)『経済学史』有斐閣。
御崎加代子(2006)『フランス経済学史─ケネーからワルラスへ─』昭和堂。
水田洋・玉野井芳郎編(1978)『経済思想史読本』東洋経済新報社。
三土修平(1993)『経済学史』新世社。
美濃口武雄(1979)『経済学史─近代経済学の形成と発展─』有斐閣。
美濃口武雄(1981)『経済学説史』青林書院。
美濃口武雄(1990)『経済学説史』創成社。
宮崎犀一・山中隆次編(1992)『市場社会 思想史にみる』リブロポート。
森戸政信・森戸勇(1999)『近代経済思想の系譜』多賀出版。
八木紀一郎(2011)『経済思想(第2版)』日経文庫
1243。
矢沢サイエンスオフィス経済班編(2001)『経済学はいかにして作られた か?』学習研究社。
山口重克編(2004)『新版 市場経済』名古屋大学出版会。
山崎好裕(2004)『おもしろ経済学史─歴史を通した現代経済学入門現代─
(新版)』ナカニシヤ出版。
山崎好裕(2010)『経済学の知恵─現代を生きる経済思想─(増補版)』ナ カニシヤ出版。
ロビンズ(2016)『経済学の本質と意義』小峯敦・大槻忠史訳、京都大学学 術出版会。