〜 プログラミング演習 No.4 〜
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エディタとはプログラムや文章の作成や修正を行うツールをエディタと言います。UNIXに付属している標準的な エディタにviエディタがあります。また、使いやすいエディタemacsも用意されています。
2 vi
エディタ2.1 モード
viエディタには2つのモードがあります。プログラムや文章を入力する入力モードと、編集コマンド や終了コマンドを実行するコマンドモードです。コマンドモードへ移るには esc を押し、入力モード へ移るには a や i などを押します。
ファイルhello.cをviエディタで編集してみましょう。コマンドラインで次のように入力すると図1の
ような画面が現れます。
$ vi hello.c
図1: viの画面
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2.2 文字の入力と削除、カーソルの移動
練習として、次のC言語プログラムを入力してみましょう。まず、 a または i を押して入力モー ドにします。 a を押した場合、カーソルの後に「追加(append)」します。 i を押した場合、カー ソルの前に「挿入(insert)」します。間違えてもそのまま無視して、次々と入力します。
#include <stdio.h>
int main(void) {
printf("Hello, Warld\n");
}
ここで、4行目の綴りが間違えていますね。正しく「World」に修正しましょう。コマンドモードに移 り( esc を押す)、 4 G と押すと、4行目にジャンプします。文字aにカーソルを合わせて、 r (置
き換え replace)を押してから、正しい文字oを入力します。1文字の修正ならば r が便利ですが、何
文字もある場合は、 a や i で正しい文字を挿入し、その後間違えた文字にカーソルを合わせて、 x で消していきます。この他にも便利なコマンドがあります。
a カーソル前に文字を挿入 x カーソルがある文字を削除 i カーソル後に文字を挿入 D カーソから行末まで削除 O カーソル前に行を挿入 dd カーソル行全てを削除
o カーソル後に行を挿入 n G n行目にカーソルを移動 r c カーソル位置の文字をcに置き換え
2.3 ファイルへの保存とviの終了
入力したプログラムをファイルへ保存するには、コマンドモードで、 : w と入力します。また、
: w q と入力すると保存して終了します。もし、ファイルへの保存をしたくない場合には、 : q
! と入力し、強制終了させます。
: w ファイルへ保存する
: w q ファイルへ保存して、終了する
: q ! ファイルへ保存せずに、強制終了する
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エディタemacs
3.1 emacsの起動
emacsはUNIXで良く使われるエディタです。演習ではemacsを使います。emacsでは viエディタ と異なり、入力モードとコマンドモードの区別はありません。その代わり、コントロールキー( Ctrl キー)を押しながら、他の文字キーを押したりします。 Ctrl キーを押しながら、文字 x キーを押す 場合には、C-xと表記します。
ファイルhello.cをエディタemacsで編集してみましょう。コマンドラインに次のように入力すると
emacsが起動します。
$ emacs hello.c
ファイルの操作
ファイル名 日本語モード
カーソル位置
(
行)
図2: emacsの構造
3.2 ファイルを開く
デスクトップの「アプリケーション」→「アクセサリ」の「Emacs」を選択しても,emacsを起動す ることができます.この場合,どのファイルも開かれていません.ファイルを開くためには,以下のい ずれかの方法で開きます。
・ファイルを開くC-x C-f
1. 方法1:emacs上でC-x C-fと入力します.このとき,一番下のミニバッファに
Find file: ~/
と表示されるので,そのまま(マウスでクリックしなくて良いです)続けてファイル名を入力して ください.˜/は消してはいけません.入力後, Enter キーを押すとファイルが開きます.
2. 方法2: 上部のメニューから「ファイル」を選択し,「開く」を選んでもファイルを開くことがで きます.ミニウィンドウが表示されますので,開きたいファイルを選択します。
3. 方法3: 上部のメニューから「ファイル」を選択し,「新規」を選ぶと,新しいファイルを開くこ とができます.ファイル名を場所に入力して、「開く」ボタンを押します。
3.3 文字の入力と削除、カーソルの移動
文字を書きたい場所にカーソルを合わせて文字を入力すれば、そのまま文字が入力されます。文字を 消したい場合は Del キーや BS キーを押せば削除できます。この他に Ctrl キーを使った便利な コマンドが用意されています。
C-a カーソルを行頭へ移動 C-d カーソル後の文字を削除 C-e カーソルを行末へ移動 C-k カーソから行末まで削除
C-xは Ctrl キーを押しながら、文字 x キーを押すことを示します。
3.4 ファイルへの保存とemacsの終了
・ファイルへ保存 : C-x C-s
入力したプログラムをファイルへ保存するには、C-x C-sと入力します。ファイル名を変更したい場
合は、C-x C-wと入力すると、ファイル名が聞かれるので入力します。または、メニューバーの「ファ
イル」→「名前をつけて保存」を選択しても別名保存ができます。
・emacsの終了 : C-x C-c
emacsを終了させるには、C-x C-cと入力するか、メニューバーの「ファイル(Files)」→「終了」を 選択します。もし、ファイルへの保存がなされていない場合には、保存するかどうか聞かれますので、
保存する場合にはyと入力します。
ウィンドウの右上に「×」印があります。これをクリックするとウィンドウを強制終了させます。正 常終了させるためには、きちんと保存・終了操作を行いましょう。
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日本語入力日本語入力には、専用のかな漢字変換ツールが提供されています。端末上でsetimeコマンドでかな漢 字入力法を変更することができます。
$setime wnn8scim
入力メソッド かな漢字変換エンジン 特徴
wnn8scim Wnn8 変換効率がよい。お勧め!
scim Anthy デフォルト
uim Anthy
kinput2 Canna あまり効率は良くないが、便利な機能が多い
4.1 設定
大学の環境では、すぐに日本語を使えるように設定されていません。一度だけ以下のように実行して
から、emacsを再度実行してください。
$ cd
$ cp /etc/skel/.emacs.el . 上記を実行後、emacsを起動する。
4.2 入力の切替え
emacs上ではC-\またはC-¥で英数字と日本語を切替えます。日本語入力ができるときには、画面の
下に [あ]と表示されています。
viエディタ上では Shift キーを押しながら、 スペース バーを押すことによって、英数字と日本 語を切替えます。日本語入力ができるときには、カーソル付近に[あ]と表示されています。
4.3 文節の調整
長い文章を一括変換すると、適切でない文節に分けられることがあります。そのような場合には、C-i または C-oで調整することができます。C-iを押すと文節の長さが短くなります。C-o押すと文節の長 さが長くなります。
4.4 文字の変換
日本語はローマ字で入力し、 スペース バーを押すと変換されます。適切な漢字ではない場合には、
さらに スペース バーを押していきます。漢字を確定するには Enter を押します。