知識ゼロから学ぶ初めてのFX
2018年11月10日
ソニーフィナンシャルホールディングス株式会社
金融市場調査部 シニアアナリスト
石川久美子
●外国為替取引とは? 外国為替市場とは?
●円高とは? 円安とは?
●どうやって外国為替取引で利益を出す?
●どんな通貨が取引できる?
●現在の金融市場の様子
本日の内容
外国為替取引とは?
外国為替取引=通貨の交換 為替レート=お金の交換レート
・海外旅行のために
持っている日本円を外国の 通貨に替えたい
・海外から商品を
輸入するために米ドルが いる
・留学している子供に 現地通貨で仕送りしたい
・・・など
¥
$
1米ドル= 100 円の場合
1 万円と 100 米ドルを交換できる
取引所取引と相対取引
銀行 A
銀行 B
銀行 C 銀行 D
銀行 E
インターバンク 市場
対顧客市場
取引所 証券会社A 証券会社B 証券会社C
相対取引
取引所取引
国 NZ 豪州 日本 中国 ドイツ イギリス
米国
17 19 21 23 1 3 5 7 9 11 13 15
外国為替市場は24時間
24 時間、どこかで取引されている ※土日はお休み
※日本時間 ※海外の冬時間は 1
時間ずれる為替相場は参加者が非常に多く、その利益の方向性や立場はマチマチ
為替はどうやって動く?
為替レートは需給で変動します
円がほしい人 ドルがほしい人
>
円がほしい人 ドルがほしい人
<
ドルよりも円の需要が高い 円よりもドルの需要が高い
円高とは? 円安とは?
1米ドル= 100 円の場合
10000 円 ÷ 100 円 = 100 米ドル
1米ドル= 80 円の場合
10000 円 ÷ 80 円 = 125 米ドル =
=
同じ日本円の額で交換できるドルの量が増える
=円の価値が上がった=円高・ドル安
1 ドル●円・・・数字が小さくなった場合は「円高進行」
円高とは? 円安とは?
1米ドル= 100 円の場合
10000 円 ÷ 100 円 = 100 米ドル
1米ドル= 125 円の場合
10000 円 ÷ 125 円 = 80 米ドル
=
=
同じ日本円の額で交換できるドルの量が少なくなる
=円の価値が下がった=円安・ドル高
1 ドル●円・・・数字が大きくなった場合は「円安進行」
「投資」として外貨を買う ~ドル円のチャートの見方~
ドル円チャートの場合
上昇=ドル高・円安 下落=ドル安・円高
通貨ペアは常に 先にある通貨が主語
100 円 125 円
(円 /1 ドル) 【例】
4/1 7/31
通貨は常に相対的なもの
ドルが上がる=相対的に円が下がる ドルが下がる=相対的に円が上がる
その他)ユーロドル、ユーロ円、豪ドル円、
ポンドドル、ユーロポンド等 …
ドル 高
・円
安
どうやって外国為替取引で利益を出す?
利益を得る方法 ①為替差益 ②金利差益
①為替差益
・・・為替レートの価格差で利益を得る方法 現在 1 ドル 100 円・・・ 100 万円=1万ドル
→5 年後のレートが 1 ドル 125 円だった場合 1 万ドル × 125 円 = 125 万円
! 25 万円の利益!
1 ドル =100 円
約 145 万円
「投資」として外貨を買う ~「安く買って、高く売る」が基本~
【例】
1 ドル 100 円の時
「 100 万円を売って、ドルを買おう」
100 万円 ⇒ 1 万ドルへ換える
1 ドルが 125 円へ上昇 (ドル高・円安が進行)
「ドルを売って、円に戻そう」
1 万ドル ⇒ 125 万円へ換える
! 25 万円の利益!
100 円 125 円
(円 /1 ドル) 【例】
現在 5 年後
買
売
為替差損が出る可能性も!
どうやって外国為替取引で利益を出す?
利益を得る方法 ①為替差益 ②金利差益
1 ドル =100 円
②金利差益
・・・それぞれの金利の差益を得る方法
約 145 万円
【例】円金利 1 %、米金利 3 %の場合
● 100 万円そのまま置いている場合
⇒ 5 年後は 105 万円
● 100 万円を 1 万ドルに換えた場合
1 万ドル× 103 %× 103 %× 103 %× 103 %× 103 % (1 年目 ) (2 年目 ) (3 年目 ) (4 年目 ) (5 年目 )
⇒ 5 年後には約 11593 ドルへ
( 1 ドル 100 円なら約 116 万円、 1 ドル 125 円なら約 145 万円) 為替差損、金利差損が出る可能性
もある点には注意が必要!
外国為替を取引する方法
現金 外貨預金 FX
・手数料は高い
・金利はつかない
・円に戻すときには為替差 益・差損が出ることはある が、そのまま現金として使 用可能
・手数料は銀行による
(ネット銀行は比較的安め)
・金利がつく(定期的に)
・為替変動による元本割れリスクが ある
・定期預金の場合は、金利が普通 預金より高いが、柔軟に売却でき ない
・基本的に差金決済だが、一部外 貨を現金で引き出せる銀行もある
・手数料は安い
・金利差から算出したスワップ ポイントが毎日つく
・証拠金取引のため、少額の 資金で始められる
・差金決済(一部、外貨現金化 できる業者もある)
・レバレッジを効かせるため、
為替変動によるリスクは最も 大きいが、リターンも得やすい
・証拠金は全額信託保全され
ており、業者倒産時でも全額
返還される
FX(外貨証拠金取引)とは
証拠金 4 万円
100 万円の取引 証拠金を預けることで、証
拠金額に対して最大 25 倍も の金額の取引ができる取 引方法(レバレッジ)
例) 10 万円の証拠金で、最
大 250 万円の取引が可能と
なる
FXの場合は「高く売って、安く買う」が可能
【例】
1 ドル 100 円の時
「ドルを売って、円を買おう」
1 万ドル売り ⇒ 円を 100 万円で買う 1 ドルが 90 円へ下落 (ドル安・円高が進行)
「ドルを買い戻そう」
1万ドルを 90 万円で買う
⇒ 10 万円手元に残る
! 10 万円の利益! 90 円 100 円
(円 /1 ドル) 【例】
4/1 10/10
買
売
どんな通貨が取引できる?
通貨 特徴 通貨 特徴
米ドル 世界最大の経済大国の通貨。世界で最
も取引されている「基軸通貨」 ユーロ 米ドルに次ぐ取引量を誇る「準基軸通 貨」的ポジション
英ポンド 「旧基軸通貨」。値動きが荒い傾向があ
る。 豪ドル 先進国通貨であり資源国通貨でもある
中国経済の影響を大きく受ける
NZ ドル 中国経済・豪州経済・乳製品価格の影響
を特に受ける カナダドル 米国経済の影響を大きく受ける。また、
産油国通貨のため原油価格も影響
人民元 事実上の管理相場制 香港ドル 米ドルとペッグ(固定)
スイスフラン 低金利。リスクオフ時に買われる、円と似
た性質がある ブラジルレアル インフレの動向や国内の政治動向に左
右されがちな新興国通貨
南アランド 新興国通貨。資源価格の影響大。また国
内の政治動向も重要。政策金利 6.5 %。 スウェーデン クローナ
ユーロの代替通貨的ポジション。マイナ ス金利。
トルコリラ 新興国通貨。政治動向とインフレ動向が
大きな要因に。政策金利 24 %。 ノルウェークローネ 産油国通貨。ユーロよりも先んじて利上 げ再開。
メキシコペソ 米国との関係や政治動向が重要。政策 ポーランドズロチ 1.5 %もの政策金利を持つ「欧州通貨」
‐5 0 5 10 15 20 25
米国 日本 ユーロ圏 英国
スウェーデン スイス 豪州
NZ
カナダ 南ア ブラジル メキシコ
トルコ 中国 ポーランド ノルウェー
世界の政策金利
1.0 0.7
0.0 ‐0.9 ‐1.8 ‐1.8
‐3.4 ‐3.5 ‐3.9
‐5.2 ‐5.2 ‐5.9 ‐6.3
‐8.5
‐10.3 ‐ 10.6
‐28.8
‐35
‐30
‐25
‐20
‐15
‐10
‐5 0 16.5 5
7.0
6.0 5.2
3.9
2.0 1.9 1.8 1.5 1.5 1.4
0.8 0.6
‐0.1 ‐0.3 ‐0.4 ‐0.6
‐2 0 2 4 6 8 10 12 14 16 18
金利が高ければ良い、というわけではない
【年初来の騰落率(対円、年初来~11/7まで)】
【各通貨に付いた金利(年初来~11/7まで)】
(%)
(%)
金利が高ければ良い、というわけではない
【トータルリターン(年初来~11/7まで)】
7.1
3.0 2.3
‐0.1 ‐0.1
‐1.3 ‐1.5 ‐1.6 ‐2.0 ‐2.4
‐4.1 ‐4.3 ‐4.8 ‐4.9
‐6.0
‐8.8
‐16.8
‐20
‐15
‐10
‐5 0 5 10
( % )
米ドル 43.8%
ユーロ 日本円
10.8%
ポンド 6.4%
豪ドル 3.4%
カナダドル 2.6%
スイス フラン
2.4% 人民元
2.0% その他
12.9%
なぜ「まずは米ドル」なのか
【外貨準備高における通貨の比率】
米ドル
62.70%
ユーロ
20.15%
日本円
4.89%
英ポンド
4.54%
カナダ ドル
2.02%
豪ドル
1.80%
人民元
1.23%
スイスフラン
0.18%
その他2.50%
【1日に取引されている通貨の割合】
外貨準備高の6割以上、金融取引の4割以上は米ドル
世界の人々にとって、「安全資産」と言えば「米ドル」
⇒①日本に何があっても米ドルがあれば資産を全て失うことはない
②日本に「何もなくても」金利差益が見込める
タイミングが変わればパフォーマンスも変わる
【年初来の騰落率(対円、9/3~11/7)】
【各通貨に付いた金利(9/3~11/7)】 【トータルリターン(9/3~11/7)】
26.4
13.9
9.2
5.3 4.4
3.3 3.3 2.6 2.5 2.4 2.2
0.8 0.7 0.7
‐1.0 ‐1.1
‐5 0 5 10 15 20 25 30
トルコ リ ラ ブラジル レアル 南ア フリ カ ラ ンド ニュー シ ゙ー ラ ン ド ドル 英ポント ゙ オース トラ リ ア ドル スウェ ー デン ク ロ ー ナ 香港ト ゙ル ノルウェー ク ロー ネ 米ドル カナ ダ ド ル 中国元 ポー ラ ント ゙ ス ゙ロチ ユー ロ スイ ス フ ラ ン メキシ コ ペソ
4.7
1.4 1.2 1.0 0.9
0.4 0.4 0.4 0.4 0.3 0.3 0.2 0.1
0.0 ‐0.1 ‐ 0.1 ‐0.1
‐1 0 1 2 3 4 5
トルコ リ ラ メキシコ ペソ 南ア フ リ カ ラ ン ド ブ ラシ ゙ル レ ア ル 中国 元 米ド ル ニュ ー シ ゙ー ラ ン ド ド ル オースト ラ リ ア ドル 香港 ドル カナ ダ ド ル ポーラ ンド ス ゙ロ チ ノルウェー ク ロ ー ネ 英ポン ド 日本 円 ユーロ スウェ ー デン ク ロ ー ナ スイス フ ラ ン
32.8
15.1 10.7
5.8 4.6
3.7 3.2 3.0 2.9 2.7 2.6
1.7 1.0 0.6 0.4
0.0
‐1.1‐5
0 5 10 15 20 25 30 35
トルコリラ ブラジルレアル 南アフリカランド ニュージーランドドル 英ポンド オーストラリアドル スウェーデンクローナ 香港ドル 米ドル ノルウェークローネ カナダドル 中国元 ポーランドズロチ ユーロ メキシコペソ 日本円 スイスフラン
(%) (%) (%)
投資において重要なこと① 「資産の分散」
資産価格の様々な変動リスクに耐える
(景気・物価・政治情勢・金融政策など)
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の 運用資産 (160兆円)のうち
4割は外貨建て資産
※
GPIFの2018年6月末時点ポートフォリオは 国内債券 27.17%
国内株式 25.55%
外国債券 15.34%
外国株式 25.32%
短期資産 6.65%
国内債券 35 %
国内株式 25 % 外国株式
25 % 外国債券
15 %
GPIFのポートフォリオ
GPIF の基本ポートフォリオ
投資において重要なこと➁ 「時間の分散」
【ドル円(月足)】
「安全資産の円が買われる」って何?①
‐80,000
‐60,000
‐40,000
‐20,000 0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 120,000
‐120,000
‐100,000
‐80,000
‐60,000
‐40,000
‐20,000 0 20,000 40,000 60,000 80,000
経常収支(左軸) 金融収支(右軸)
(億円) (億円)
経常収支・・・メインは貿易収支。黒字=円が上昇する圧力に(お金が国内に戻る圧力)
金融収支・・・海外への投資など。黒字=円が下落する圧力に(お金が外に向かう圧力)
円安
圧力
円高
圧力
173 276 593 532 472 382 1,066
1,652
2,731
3,441
4,885
4,685
...
1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000
2001 2004 2007 2010 2013 2016
金融取引 貿易などの取引
(10億ドル)
「安全資産の円が買われる」って何?②
出所 ( )
【4月の日次平均取引額(ドルベース)】
為替の1日の取引量は 平均5兆670億ドル
貿易など実需は全体の7.5%
=ほとんどが金融取引
全体の
7.5 %
円急騰局面の例
115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125
2001/8/1 2001/8/21 2001/9/10 2001/9/30 2001/10/20
(1ドル=円)
米国同時多発テロ
( 2001/9/11 )
約 5 円
78 79 80 81 82 83 84 85 86
2011/2/1 2011/2/21 2011/3/13 2011/4/2 2011/4/22
(1ドル=円)
東日本大震災
(2011/3/11)
約5円
【リスク回避時のドル円相場】
トランプ氏の大統領当選からもうすぐ2年 出所:Bloomberg, 各種報道よりSonyFH作成
世界経済の同時回復に翳り
今年1月までは、世界各国同時に、内需・外需揃って回復してきたが、2月以降に変調
☞同時回復と変調、その背景は
世界の景況感 ~製造業・ サービス 業が揃って 拡大
48 49 50 51 52 53 54 55 56
12 13 14 15 16 17 18
製造業PMI サービス業PMI
50超なら景気拡大
(
PMI
)米国発の2つの打撃 ~米金利急騰と保護主義
株式市場は米国発の金利上昇と保護主義による経済・企業収益の悪化を警戒し、停滞
☞ 株式市場の反応は「低金利」と「自由貿易」こそが世界経済の成長エンジンであることを物語る
MSCI世界株 ~米国発の金利上昇と保護主義が打撃
米金利上昇(2月~)
保護主義(3月~)
77 80 83 86 89 92 95 98 101
17/01 17/04 17/07 17/10 18/01 18/04 18/07 18/10
(18年2月1日=100)
(年/月)
世界経済同時拡大が終わってしまう?
2月の長期金利急騰 ⇒ 「適温経済の終わり」の可能性を意識させた
3月に台頭した米国の保護貿易 ⇒ 「ITデジタル貿易による外需拡大」終了を予感させた
世界経済・企業収益の悪化が連想され株価が下落
夏までの新興国通貨安も重しに
前輪:内需
(適温経済)
後輪:外需
( IT デジタル貿易)
世界経済 同時拡大
第一エンジンは「適温経済」 ~各国内需が持続的に拡大
低金利の下での内需の持続的拡大・・・いわゆる「適温経済」(ゴルディロックス経済)
その条件は名目潜在成長率(投資リターン)>長期金利(投資コスト) 、差分が投資利鞘
その下では投資と消費の連鎖的拡大(内需の好循環)により景気拡大が続く
☞ 各国の現況は?
景気拡大
人手不足
→ 賃金上昇
消費活発化
物価上昇
金融引き締め 雇用環境悪化
消費意欲減退 物価低下
金融緩和
景気循環のモデル
日米欧とも適温経済 ~各国の内需が同時拡大
米・欧・日とも、長期金利が潜在成長率を下回っており、投資利鞘が極めて厚い
☞ 好環境下、各国内需の同時拡大が続いてきた(景気回復は歴代最長へ)
米国: 潜在成長率と長期金利
出所:FRB、CBO、Bloomberg、SonyFH
‐1 0 1 2 3 4 5 6
01 03 05 07 09 11 13 15 17
(%)
潜在 成 長率(名目)
=実物資産の投資リターン
長 期 金 利
=投資資金の調達コスト
投資利鞘
ユーロ圏: 潜在成長率と長期金利
出所:EUROSTAT、Bloomberg、SonyFH
‐1 0 1 2 3 4 5 6
01 03 05 07 09 11 13 15 17
(%)
投 資 利鞘 潜 在 成 長率(名目)
=実物資産の投資リターン
独長 期 金利
=投資資金の調達コスト
日本: 潜在成長率と長期金利
出所:内閣府、Bloomberg、SonyFH
‐1 0 1 2 3 4 5 6
01 03 05 07 09 11 13 15 17
(%)
長 期 金 利
=投資資金の調達コスト 潜 在 成長率(名目)
=実物資産の投資リターン
投 資 利鞘
第二エンジンはハイテク製品の「自由貿易」 ~世界貿易の爆発的拡大
ハイテク・ITデジタル製品需要の爆発的拡大(2016年半ば~)
IT生産は、各国が得意分野に特化し、一つのサプライチェーン上で国際分業(役割分担)
☞ ITデジタル製品需要が世界貿易のコアとなり、各国の外需が同時拡大
ITデジタル需要を牽引役に世界貿易が拡大
0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0
‐6 0 6 12 18 24 30 36
11 12 13 14 15 16 17 18
ITデジタル製品需要
(世界半導体販売額、2ヵ月先行、左軸)
世界の総貿易量(右軸)
(年)
(前年比、%) (前年比、%)
なぜ円は今年、強かったのか
2月の長期金利急騰 ⇒ 「適温経済の終わり(=内需の好循環終了)」の可能性を意識させた
3月に台頭した米国の保護貿易 ⇒ 「ITデジタル貿易による外需拡大」終了を予感させた
世界経済・企業収益の悪化が連想され株価が下落⇒円高
前輪:内需
(適温経済)
後輪:外需
( IT デジタル貿易)
世界経済 同時拡大
●外国為替取引とは? 外国為替市場とは?
✔外国為替取引=通貨の交換
✔ 「外国為替市場」は取引所での取引ではない
・・・24時間、どこかで取引されている
●円高とは? 円安とは?
✔同額の日本円で交換できる外貨が以前より増える = 円高
✔ 〃 以前より減る = 円安
●どうやって外国為替取引で利益を出す?
✔為替差益・・・為替レートの価格差で利益を出す・・・安く買って高く売る
✔金利差益・・・金利の差で利益を取ること・・・金利の高い通貨を買う
本日のまとめ①
●FX(外貨証拠金取引)とは?
✔レバレッジを効かせて少額の資金で大きな取引が可能
✔「売り」からスタートできるので、下落局面でも取引可能
●どんな通貨が取引できる?
✔様々な種類の通貨があるが、まず勉強すべきは「米ドル」
✔米ドルは基軸通貨で、最も流動性が高い「世界の安全通貨」
● 為替の変動要因は色々あるが、金融政策が需要
✔金利が高いのは「リスクの証」でもある
本日のまとめ②
●投資において重要なこと
✔「資産の分散」「時間の分散」
✔投資対象、手法、タイミングを分散することで資産を守りつつ増やす
●リスクオフで円高になる理由
✔①外に出ていた円が戻ってくる動き ➁長年の習慣と市場の思い込み
● なぜ今年、円が強かったのか
✔世界的な景気回復を牽引していた「内需と外需の好循環」が壊れるとの不 安が台頭→資金が円に回帰
✔好循環形成にとって重要な①金利動向➁貿易戦争の激化は今後も注目
本日のまとめ③
金融市場調査部のレポート
【 Monthly Global Market Report 】 マクロ経済環境や金融市場の状況を振り返 りつつ、見通しをご提供します。(原則として 米雇用統計発表の翌週第 1 営業日に更新)
【Daily Market Report】
日々の金融市場の動向につ いてアナリストが短いコメント でご説明します。(原則として 平日の午前中に更新)
【Weekly FX Market Report】
その週の金融市場の注目材料、
為替相場の見通しおよび予想レン ジなどをご提供します。(原則とし て週初の午前中に更新)
http://www.sonyfh.co.jp/ja/financial_info/market_report/
金融市場調査部のレポート
【Economic Data Watch】
内外のマクロ経済指標の回顧と 見通しをご提供します。(原則と して毎月第 2 、 4 金曜日の午前中 までに更新)
【Kanno Report】
チーフエコノミストの菅野雅明が様々な 角度からマクロ経済および金融市場を 分析し、見通しをご提供します。
(原則として毎月第3水曜日に更新)
【Special Report】
融市場に大きなインパクトを与えるニュース や材料があった場合、これによる金融市場 や経済への影響、今後の見通しについて解 説します。(都度更新)
http://www.sonyfh.co.jp/ja/financial_info/market_report/
✔
Twitter始めました @KumiIshikawa_FX
ソニーフィナンシャルホールディングス 金融市場調査部・研究員紹介
尾河 眞樹
(おがわ まき)執行役員 兼 金融市場調査部長 チーフアナリスト
ファースト・シカゴ銀行、JPモルガン証券などの為替ディーラーを経て、ソニー財務部にて為替リスクヘッジと市場調査に従事。その後シティバンク銀行(現SMBC信託銀行)で個 人金融部門の投資調査企画部長として、金融市場の調査・分析、および個人投資家向け情報提供を担当。2016年8月より現職。 テレビ東京「Newsモーニングサテライト」、日経 CNBCなどにレギュラー出演し、金融市場の解説を行っている。著書に『為替がわかればビジネスが変わる(2014年日経BP社)』、『富裕層に学ぶ外貨投資術(2015年日経新聞出 版社)』、『〈新版〉本当にわかる為替相場(2016年日本実業出版社)』などがある。
菅野 雅明
(かんの まさあき)シニアフェロー チーフエコノミスト
1974年日本銀行に入行後、秘書室兼政策委員会調査役、ロンドン事務所次長、調査統計局経済統計課長・同参事などの役職を歴任。日本経済研究センター主任研究員(日本銀 行より出向)を経て、1999年JPモルガン証券入社、チーフエコノミスト・経済調査部長・マネジングディレクターとして日本の金融経済分析・予測を担当。2017年4月より現職。総務 省「統計審議会」委員、財務省「関税・外国為替等審議会」専門委員、内閣府「経済財政諮問会議グローバル化改革専門調査会、金融・資本市場ワーキンググループ」メンバー、
内閣官房「公的・準公的資金の運用・リスク管理等の高度化等に関する有識者会議」メンバー、厚生労働省「年金積立金の管理運用に係る法人のガバナンスの在り方検討作業 班」専門委員などを歴任。日本経済新聞「十字路」「経済教室」、日経QUICK「QUICKエコノミスト情報」、東洋経済「経済を見る眼」「論点」、NTT出版「危機の日本経済」など執筆多 数。テレビ東京「Newsモーニングサテライト」レギュラーコメンテーター。1974年東京大学経済学部卒、1979年シカゴ大学大学院経済学修士号取得。
渡辺 浩志
(わたなべ ひろし)金融市場調査部 シニアエコノミスト
1999年に大和総研に入社し、経済調査部にてエコノミストとしてのキャリアをスタート。2006年~2008年は内閣府政策統括官室(経済財政分析・総括担当)へ出向し、『経済財政 白書』等の執筆を行う。2011年からはSMBC日興証券金融経済調査部および株式調査部にて機関投資家向けの経済分析・情報発信に従事。2017年1月より現職。内外のマクロ 経済についての調査・分析業務を担当。ロジカルかつデータの裏付けを重視した分析を行っている。
石川 久美子
(いしかわ くみこ)金融市場調査部 シニアアナリスト
商品先物専門紙での貴金属および外国為替担当の編集記者を経て、2009年4月に外為どっとコムに入社し、外為どっとコム総合研究所の立ち上げに参画。同年6月から研究員 として、外国為替相場について調査・分析、レポートや書籍、ブログ、Twitterなどの執筆、セミナー講師、テレビやラジオなどのコメンテーターとして活動。2016年11月より現職。外 国為替市場の調査・分析業務を担当。
セミナー資料についてのご注意
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