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教 育 研 究 員 研 究 報 告 書

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Academic year: 2021

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(1)

中 学 校

成6年

教 育 研 究 員 研 究 報 告 書

1 教 育 課 題

東 京 都 教 育 委 員 会

(2)

平成6年 度

教 育研究員名簿(教 育課題)

康裕一哲清重貞恒智紀田塚積川中森江袋田戸

和米木荒田藤近島山瀬

8

博禎鋭喜政久康

子田田山崎水留崎 益脇荒町原小山清正神

学学学 学学学学 学 学学中中中中中中中中中中一五北西第第舟潮原島 柄+戸葛野城

曳八東豊田第青西日稲

学学学学学学学学

中学

中中中中中中二中中

第中 戸沢三台所三門一

亀松第西別第国大第西

区村 野城田川並馬立飾

墨品杉北練足葛江日稲

調

分会

世話 人Q副 世話 人 担当 教育庁指導部 中学校教育指導課指導主 事

多 摩 教 育 事 務 所 指 導 課 指 導 主 事

(3)

1研 究主 題及び主題設 定の理 由

H進 路指 導分科会 の研 究

「生 涯 学 習 社 会 に 向 け て 、 生 徒 一 人 一 人 の 主 体 性 と 個 性 を 生 か す 進 路 指 導 の 在 り方 」

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副主題設 定 の理 由 研究 の方法

研究 の構造 研究 の内容

ア ン ケ ー ト の 結 果 と 分 析 実 践 そ の1

実 践 そ の2

5研 究 の ま と あ と 今 後 の 課 題

生 活指導分科会 の研究

「自 己 の 個 性 を 生 か し 、 心 豊 か に 生 き る 生 徒 の 育 成 」

19A64

副主題設定 の理 由 研究 の方法

研究 の構造 研究 の内容

(D生 徒 の実態調 査

具体的 な実践 例

5研 究 の ま と め と 今 後 の 課 題

2

3

3 3 4 5 5 7 9 3 1

14

44=ρ06078411111

(4)

教育課題 研究主題

生 徒 一 人 一 人 の 個 性 ・適 性 を 生 か し、 主 体 的 に 生 き る力 を 育 て る 指 導 の 工 夫

1主 題 設 定 の 理 由

今 日 、 子 供 た ち を 取 り巻 く環 境 は 大 き く変 化 し て い る。 科 学 技 術 の 進 歩 や 情 報 化 の 進 展 は 、 も の の 豊 か さ や 便 利 さ を も た ら し た が 、 人 々 の 心 の 豊 か さ を 失 わ せ て い る と い う指 摘 が あ る 。 ま た 、 都 市 化 が 進 ん だ 地 域 社 会 で は 、 地 域 で の 助 け 合 い や 異 年 齢 の 子 供 た ち の 遊 び が 減 少 し 、 人 間 関 係 の 希 薄 化 が 進 ん で い る と言 わ れ る 。 さ ら に 、 少 子 化 や 核 家 族 化 が 著 し く進 展 し て い る 家 庭 で は 、 子 供 に 対 す る 過 保 護 や 過 干 渉 の 傾 向 を ま す ま す 強 め 、 子 供 た ち に 意 欲 や 成 就 感 を 体 得 さ せ る機 会 を 奪 っ て し ま って い る と も言 わ れ て い る 。

こ の よ う な 環 境 の 中 で 育 て ら れ た 子 供 た ち の 多 く は 、 自主 性 や 主 体 性 に 乏 し く、 物 事 に 対 し て 消 極 的 に な っ て き て い る 。 ま た 、 困 難 に耐 え て そ れ を 克 服 しよ う と し た り 、 新 し い 課 題 に 創 造 力 を 働 か せ な が ら挑 戦 し た りす る こ と も、 容 易 に で き な くな っ て き て い る 。

こ れ か ら も 激 し く変 化 す る 社 会 に 生 き て い く子 供 た ち に と っ て 、 社 会 の 変 化 に 主 体 的 に 対 応 で き る 能 力 や 創 造 力 を 身 に 位 け る こ と は 、 ま す ま す 重 要 に な っ て き て い る 。 と り わ け 、 思 考 力 、 判 断 力 、 表 現 力 な ど の 能 力 や 、 創 造 性 の 基 礎 と な る 直 感 力 な ど は 、 子 供 た ち が 生 涯 を 通 じて 学

び 続 け 、 た く ま し く生 き 抜 い て い くた め の 基 盤 と な る 力 で あ る 。

そ の た め 、 学 校 教 育 に お い て は 、 基 礎 的 ・基 本 的 な 内 容 を 重 視 し、 一 人 一 人 の 個 性 ・適 性 を 生 か す 教 育 の 充 実 を 図 る こ と が 重 要 で あ る 。 特 に 中 学 校 段 階 の 生 徒 は 、 心 身 両 面 に わ た る 発 達 が 著 し く 、 自 己 の 生 き 方 に っ い て の 関 心 が 高 ま る 時 期 に あ る 。 生 徒 の こ の よ う な 発 達 段 階 を 考 慮 し な が ら、 一 人 一 人 の 生 徒 が 主 体 的 に 自 己 の 特 性 に っ い て の 理 解 を 深 め る よ う 指 導 ・援 助 し て い く こ と は 、 極 め て 大 切 で あ る 。 ま た 、 一 人 一 人 の 生 徒 の 人 格 の 価 値 を 尊 重 し、 個 性 の 伸 長

を 図 り な が ら、 社 会 的 資 質 や 行 動 力 が 高 ま る よ う 指 導 ・援 助 し て い く こ と も必 要 で あ る 。 そ の た め に は 、 学 校 生 活 が す べ て の 生 徒 に と っ て 有 意 義 で 興 味 深 く、 充 実 し た も の に な る こ と を 目 指 さ な け れ ば な ら な い 。

以 上 の よ う な 背 景 や 状 況 を 踏 ま え 、 「生 徒 一 人 一 人 の 個 性 ・適 性 を 生 か し、 主 体 的 に 生 き る 力 を 育 て る 指 導 の 工 夫 」 と い う本 主 題 を 設 定 し た 。

教 育 課 題 部 会 で は 、 進 路 指 導 分 科 会 と 生 活 指 導 分 科 会 と に 分 か れ 、 そ れ ぞ れ の 視 点 か ら生 徒 の 主 体 的 な 活 動 を 考 察 し 、 体 験 的 学 習 に 主 眼 を 置 い た 研 究 実 践 に 取 り組 ん だ 。

進 路 指 導 分 科 会 で は 、 職 場 体 験 や 職 業 人 と の 交 流 に っ い て 研 究 実 践 を 行 い 、 生 活 指 導 分 科 会 で は 、 各 教 科 や 特 別 活 動 の 具 体 的 な 実 践 を 通 して 研 究 に 取 り組 ん だ 。

(5)

H進 路指 導分科会 の研 究

進路指導分科 会副主題

生 徒一人一人 の主体性 と個性を生かす進路指 導 の在 り方

1副 主 題 設 定 の 理 由

「1年 生 で 身 近 な 職 業 調 べ 、2年 生 で 職 場 訪 問 、3年 生 で 上 級 学 校 訪 問 」 と い う よ う に 進 路 指 導 に お け る 体 験 活 動 は あ る 程 度 の 広 が り と 定 着 を 見 せ て い る も の の 生 徒 の 進 路 に 対 す る 意 識 の 高 ま り は 、 私 た ち 教 師 が 期 待 す る ほ ど に は 至 っ て い な い 現 実 が あ る 。 ま た 、 生 徒 の 実 態 と し て 、 「自 分 の 進 路 に 無 関 心 」 「高 校 に は行 き た い が 勉 強 は した くな い 」 「過 程 よ り結 果 を 重 視 す

る 」 「何 事 に っ け て も指 示 待 ち」 な ど と い う指 摘 も あ る 。

21世 紀 は 社 会 の 変 化 が 激 し く、 学 校 で 学 ん だ 知 識 だ け で は 対 応 で き な い と考 え ら れ て い る 。 そ の た め 、 こ れ か ら の 学 校 教 育 に お い て は 「自 分 か ら学 ぼ う と す る 意 欲 」 「問 題 解 決 の た め の 思 考 力 や 判 断 力 」 「自 分 を 表 現 で き る 力 」 な ど が 求 め られ て い る 。 こ う し た 要 請 に 対 し て 、 教 科 に お い て は 指 導 と評 価 の 工 夫 に 向 け て の 取 組 み が 進 め ら れ て い る 。 ま た 、 進 路 指 導 で も 「生 き 方 」 の 指 導 が 重 視 さ れ て い る 。 各 学 校 ・学 年 で 啓 発 的 な 体 験 活 動 が 実 践 さ れ て き た が 、 生 徒 自 身 の 生 き 方 に は 結 び っ い て い な い 状 況 が あ る 。 そ の 理 由 と して は 、 ① 体 験 活 動 が 単 な る 行 事 に 終 始 して い る 、 ②3年 生 の 進 路 指 導 が 出 口 指 導 に 陥 っ て し ま っ て い る 、 な ど が 考 え ら れ る 。 こ う した 現 実 を 踏 ま え 、 これ ま で の 体 験 活 動 の 不 十 分 な 点 を 改 善 す る 方 向 と して 「個 に 応 じ た 実 体 験 活 動 」 を 行 う こ と で 「将 来 の 進 路 に 視 野 を 広 げ ら れ る生 徒 」 「進 路 に 対 して 主 体 的 に 考 え る 生 徒 」 「進 路 を 考 え る上 で 自 らの 個 性 を 生 か そ う と す る 生 徒 」 が 育 っ と 考 え 、 上 記 の 副 主 題 を 設 定 し た 。

2研 究 の 方 法

副 主 題 に 迫 る た め に 、 私 た ち は 体 験 活 動 の 工 夫 ・改 善 の 視 点 を 「生 徒 の 主 体 性 と 個 性 」 を 生 か す こ と に あ て 、 職 場 体 験 と 職 業 人 と の 交 流 会2っ の 実 践 に 取 り組 ん だ 。

本 分 科 会 で は 、 次 の よ うな 点 に 重 点 を 置 き硬 究 を 進 め た 。 (1)生 徒 の 興 味 ・関 心 の あ る 職 業 を 「予 備 調 査 」 で 把 握 す る 。 (2)生 徒 の 希 望 が 生 か さ れ る よ う事 前 ア ンケ ー トを 工 夫 す る 。 (3)教 科 や 特 別 活 動 と 関 連 さ せ た 事 前 ・事 後 の 指 導 を 工 夫 す る 。

(4)受 け 身 で は な く 、 実 際 に 体 験 し た り 、 質 問 事 項 を 考 え さ せ る よ う に 工 夫 す る 。

(5)体 験 活 動 後 に 生 徒 の 意 識 調 査 を 実 施 して 指 導 の工 夫 が どの よ う に生 か さ れ た の か 、 分 析 ・ 考 察 を 行 う 。

(6)

3研 究 の構 造

副主題 生徒一 入一 人 の主体性 と個性を生かす進路指導 のあ り方

目指 す生 徒像 ○ 将 来 の 進 路 に 視 野 を 広 げ ら れ る生 徒

○ 進 路 に 対 して 主 体 的 に 考 え る生 徒

○ 進 路 を 考 え る 上 で 自 ら の 個 性 を 生 か そ う と す る生 徒

具 体 的 実 践 ○ 職 場 体 験

・教 科(美 術)と の 関 連 を 図 る 。

・個 々 の 生 徒 の 希 望 を 尊 重 し、 訪 問 先 を 決 め る 。

・実 際 に 職 業 を 体 験 さ せ る 。

○ 職 業 人 と の 交 流 会

・事 前 の ア ン ケ ー トを 参 考 に 、 職 業 人 を 招 き 、 話 を 聞 く 。

・受 身 の 話 だ け で な く、 デ ィ ス カ ッ シ ョ ン を 取 り入 れ る 。

・学 校 行 事 ・学 年 行 事 と の 関 連 を 図 る 。

工 夫 ・改 善 の 視 点 ○ 他 の 教 育 活 動 と の か か わ り を 工 夫 す る 。

○ 可 能 な 限 り生 徒 の 選 択 の 幅 を 広 げ 、 希 望 、 意 見 を 尊 重 す る 。

○ 生 徒 の 個 性 や 適 性 に 応 じ られ る よ う に す る 。

「個 に 応 じ た 体 験 活 動 を 行 う こ と に よ って 、 主 体 的 に生 き る 生 徒 が 育 っ 。」

実 態 と課 題 ○ 進 路 を 考 え る 上 で 、 目 先 の こ と に と らわ れ す ぎ て い る 。

○ 自 ら進 ん で 、 進 路 を 真 剣 に 考 え よ う と し な い 。

○ 自 己 の 個 性 を 生 か し た 進 路 選 択 が で き な い 。

(7)

4研 究 の 内 容

(1)ア ン ケ ー トの 結 果 と 分 析

本 分 科 会 で は 職 業 体 験 学 習 を 計 画 す る に 当 た り 、 今 の 生 徒 の 興 味 ・関 心 あ る職 業 を 把 握 し、

関 心 あ る 職 業 を 通 して 学 習 す る こ と で 、 生 徒 が よ り興 味 を 持 っ て 職 場 体 験 学 習 に 臨 む と と も に 、 自分 の 将 来 に っ い て も考 え る こ と が で き る の で は な い か と 考 え た 。

ま ず 、 予 備 調 査 と し て 「中 学 生 の 興 味 ・関 心 の あ る職 業 」 を 調 べ る た め に 、120種 の 職 業 を 示 し、 そ の 中 か ら、 一 人 が5種 の 職 業 を 選 択 す る と い う 方 法 で ア ン ケ ー トを 行 な っ た 。 ま た そ れ 以 外 の 職 種 が あ る も の に っ い て は 、 そ の 名 称 を 記 入 さ せ た 。 下 記 に そ の 分 析 結 果 を 示 す 。

〈 興 味 ・関 心 あ る職 業 の 内 容 〉

男 女 と も 「華 や か さ 、 カ ッ コ よ さ 、 目 立 ち 、 専 門 職 、 自 分 の 興 味 が 生 か せ る 。」 と い っ た も の が 選 ば れ て い る 。 ま た 、 中 学 生 の 職 業 に 対 す る 関 心 は 混 沌 と した 現 代 社 会 を 反 映 し、 職 種 も 第3次 産 業 に 偏 り 、 カ タ カ ナ 名 の も の も多 い 。 親 か ら の 期 待 と察 せ られ る も の が あ る ほ か 、 テ レ ビ や 雑 誌 な ど の メ デ ィ ア か ら の 情 報 と 思 わ れ る も の が 非 常 に 多 い 。 そ して 、 興 味 ・関 心 は 個 人 に よ っ て 大 き く異 な っ て い る 。

〈 男 女 の 特 徴 〉

女 子 は 比 較 的 早 い 時 期 か らか な り 自 己 理 解 が 進 ん で お り、 興 味 ・関 心 あ る 職 業 は 現 実 的 で あ る 。 将 来 的 に み て も 自立 で き る 職 業 、 花 や 動 物 と触 れ る 職 業 、 漫 画 ・ア ニ メ ・遊 技 場 な ど ロ マ ンチ ッ ク さ の 残 る も の 、 芸 術 的 な も の な ど 多 彩 で あ る 。 そ れ に 比 べ 男 子 は 、 ス ポ ー ツ 選 手 、 ゲ ー ム ソ フ ト制 作 者 、 芸 能 人 、 レ ー サ ー 、 騎 手 とい った 、 自分 の 将 来 を考 え た と い うよ り、 憧 れ や 興 味 、 趣 味 の 延 長 的 な も の が 多 い 。1・2年 生 で は 、 近 年 の サ ッ カ ー ブ ー ム に 相 ま っ て ス ポ ー ツ 選 手 へ の 関 心 は 高 い 。 ま た 、 芸 能 界 へ の 願 望 は高 く、 テ レ ビ等 メ デ ィ ア の 影 響 の 大 き さ に 驚 か さ れ る 。

3020OQ9080η6050m

興瞭開心ある職業(男 子》

各学年100人当たりの人数 と繊合計

芸 能 人 大 工 コノピ̀一,車 整爾

彫 全学年

009080706050403020m

興味関心ある職露(女 子) 各学年100人当たりの人数 と給合計

全学年

敦師 看罐蝿 聾書

■1年 ・年

<2学 年 の 特 徴>

2年 生 の 男 子 に 見 ら れ る 特 徴 と して 、 サ ラ リー マ ンや 公 務 員 が 増 え て お り 、 現 実 を 考 え る よ う に な っ た と思 え る 。 ま た 、 芸 能 人 や レ ー サ ー や 騎 手 と い っ た憧 れ の 要 素 の 強 い 職 業 に 興 味 が 増 す か と 思 う反 面 、 声 優 ・俳 優 が 減 っ て い る 。 こ の よ う に 、 憧 れ や 興 味 と現 実 の 職 業 と の 間 で 大 き く迷 っ て い る様 子 が う か が え る 。 女 子 で は 、 通 訳 、 ア ナ ウ ンサ ー 、 医 師 、 調 理 師 等 の 職 業 に 就 き た い と い う傾 向 が あ ら わ れ る が 、 い ず れ も現 実 的 で あ る 。

(8)

大3く 揺 れ動 く2年 生(男 子抜 粋) 興 味 ・関心 率(%)

[⊃ サラ リー ▼ ン 十 レー サ噌 ○脚 手 ◇ マジ シ ケン

大 き く揺 れ勤 く2年 生(女 子 抜 粋) 興 味 ・閑心 率(%)

2年3年

△輿傍優X医 ・鱒医者 ▽公務員 ロ アナ・牛亨スター 十 輝狸師

0医 歯科

㌔:ご

△ う;二1=トx通

〈 学 年 に よ る 変 化 〉

男 女 共 に 学 年 が 進 む に っ れ て 現 実 的 に な っ て く る 。 女 子 は 、 順 位 に 変 動 が あ る も の の 大 き な 変 化 は み られ な い 。 男 子 の 場 合 は 、3年 生 に な る と ス ポ ー ッ選 手 ・ゲ ー ム ソ フ ト制 作 者 が 激 減 し、 現 実 的 な 職 業 が 増 加 す る 。 ま た 、 興 味 ・関 心 あ る 職 業 の 種 類 も学 年 が 進 む に っ れ て 多 く な り 、 同 時 に1つ の 職 業 を 占 め る 割 合 も 小 さ くな っ て い る 。

50

0004002

10

学校による変化(男 子) 興味 ・関心率(%)

ロ ス"一 ツ 十 ゲー ム ソフ ト ◇ 墓能人 2年

ス リパ   ム コ ンピ

ュ ー タ ×.デ パ̲ト ▽ 車整 備

学校 に よ る変 化(女 子 〉 興 味 ・関心 率(%) 40

35 30   

.,̲・ 一 ・ 毒 一 15

且0

2年

口 保母 十 声俳優 ◇遭園地 △ 漫画7;メ ×ペット業 ▽ 教師

〈 ア ン ケ ー トか ら み た 職 業 の 分 類 〉

ア ン ケ ー トの 結 果 か ら、 中 学 生 の 興 味 ・関 心 あ る 職 業 は 次 の4っ に 分 類 す る こ と が で き た 。 A自 分 の 趣 味 や 興 味 を 最 大 限 仕 事 に 生 か せ る も の

ペ ッ ト業 花 屋 カ メ ラ マ ン 通 訳 ゲ ー ム ソ フ ト制 作 者 イ ン ス トラ ク タ ー ツ ア ー コ ン ダ ク タ ー

B専 門 的 な 技 術 や 特 殊 な 才 能 を 必 要 と す る も の

ス ポ ー ッ選 手 コ ン ピ ュ ー タ技 術 者 エ ン ジ ニ ア 俳 優 声 優 ア ナ ウ ン サ ー 演 奏

C資 格 や免許 の入 る職業 保母 教 師 美容理容 師 D社 会 や人 の役 にたっ職業

国家地方 公務員 警察官

医者 薬剤 師 看護婦 自動車 整備士 調 理師

消防士 駅 員

(9)

(2)実 践 そ の1職 場 体 験 の 実 践(第1学 年)

ω 働 く 人 と の 交 流 や 職 場 で の 実 体 験 を 通 して 、 職 業 に 対 す る 理 解 を 深 あ る と と も に 、 働 く こ と の 厳 し さ や 喜 び 、 働 く こ と の 意 義 を 学 び 、 自 ら の 意 欲 的 な 生 き方 を 探 る 。

ω 職 場 体 験 を 通 じて 、 人 と 人 と の 生 き た マ ナ ー や エ チ ケ ッ トを 学 ぶ 。 (ウ)職 場 体 験 を 通 じ て 、 主 体 的 に 進 路 を 選 択 す る能 力 を 高 め る 。

実 施 計 画(● 教 師 の 動 き ○ 生 徒 の 動 き)

1 ○ 学 級 活 動 「将 来 の 夢 や 希 望 と進 路 の学 習 」 「自 分 を 知 る 」 「職 業 と 仕 事 」 な ど に っ

い て 学 ぶ 。

夏休み ○宿題 「美術科 によ る身近 な職業調べ」

○ 美 術 … … 宿 題 の 発 表 会(作 品 展 示 含 む) 9 ●進 路指導部 ・学年 会 にて職場体験 の原案検討

○ 学 級 活 動 「ア ン ケ ー トに よ る意 識 調 査 」 「働 く こ と の 意 義 」 に っ い て の 学 習 「職 場 体 験 」 の 説 明

○学 級活動 体験 先希望調査」

10 ● 事 業 所 の リ ス ト ア ッ プ

● 各 事 業 所 ・施 設 に 職 場 体 験 の 依 頼(口 頭 → 文 書)

○学 級活動 体験先 の検討及 び決定→職場体験 班の編成 ●体 験先 の一欄表作 成

○学 級活動 各体験 先 の事前学習

● 各 事 業 所 へ の 経 路 ・経 費 の 確 認

○学 級活動 各体験 班で質問事項 の検討 経路 ・経費 の検討 「行動計画書 」 の作成

○学年学 活 職場体験 の心 構え と諸注意

11

● 出 発 指 導 →1,本 部(待 機 ・受 付)→ 下 校 指 導2,巡

05・6校 時 に 実 施

○ 出 発 → 訪 問 ・体 験 → 帰 校 → 報 告 → 下 校

○ 学 級 活 動 「報 告 書 」 「感 想 文 」 の 作 成 「ア ン ケ ー トに よ る 意 識 調 査 」

(10)

12

●事 後指導(報 告書 の ま とめ)

○学 級活動 生徒 による礼状 の作成 「報告書」 のま とめ 体験 発表会」

○学年 集会 体験 報告会」

実 践 に お け る 具 体 的 な 工 夫 ω 教 科 と の 関 連 に つ い て

職 業 に 対 す る 意 識 付 け と して 、 美 術 科 の 夏 休 み の 宿 題(身 近 で 働 く人 を 描 く)を 利 用 し て 実 施 し 、 報 告 会 も行 っ た 。

(イ)体 験 先 の 選 定 に つ い て

可 能 な 限 り 、 地 域 と の 関 連 を 密 に し て 、 個 々 の 生 徒 の 希 望 を 尊 重 で き る よ う に 、 下 記 の よ う な 流 れ で 行 っ た 。

〈 選 定 ま で の 流 れ 〉 体 験 先 希 望 調 査 → 体 験 先 の 決 定(訪 問 先 一 覧 表 の 作 成) (ウ)事 業 所 ・施 設 へ の 依 頼 に つ い て

実 体 験 を さ せ て い た だ け る よ う依 頼 し た 。(口 頭 と文 書) 体 験 班 に っ い て

体 験 希 望 職 種 に て 班 を 編 成 し た 。(原 則 と して 学 級 内 で 編 成)

理 由 ・ ・可 能 な 限 り生 徒 の 希 望 を 優 先 す る が 、 各 事 業 所 の 体 験 者 の 希 望 人 数(平 均 的 に 5〜6人)に 合 わ せ て 、 体 験 班 の 人 数 が ま ち ま ち に な ら な い よ う に 配 慮 し た 。

(オ)質 問 事 項 に っ い て

○ 仕 事 の 内 容 ○ 資 格 と条 件 ○ 仕 事 に っ い た 動 機 ○ 仕 事 に っ い て の 感 想(よ か っ た こ と ・残 念 だ っ た こ と)○ 中 学 時 代 の 取 り組 み に 対 す る ア ドバ イ ス ○ そ の 他

(カ)報 告 会 な ど の 事 後 指 導 に っ い て

各 班 か ら の 報 告 書 を ま と め さ せ 、 各 学 級 と学 年 集 会 で 発 表 し た 。 ま と め

職 業 に 対 す る ア ン ケ ー ト調 査 の 結 果 か らみ る と 、 職 場 体 験 前 と 後 で は 、 生 徒 た ち は 次 の よ う な 変 容 を み せ た 。 下 記 の ㈲ 〜 ㈲ は 、 ア ン ケ ー ト調 査 の 結 果 で あ る 。

ω 興 味 が 持 て る 仕 事 が 自 分 に 一 番 適 して い る と 思 う の で 、 自 分 が 興 味 を 持 て る 仕 事 を 将 来

は した い と考 え て い る 。(体 験 前45%→ 体 験 後32%)

ω 好 き 嫌 い に 関 係 な く 、 自分 の 適 性 に あ っ た 仕 事 が あ る と 思 う の で 、 自 分 の 適 性 に あ っ た

仕 事 を し た い と考 え て い る 。(体 験 前21%→ 体 験 後33%)

(ウ)自 分 の 能 力 に あ っ た 仕 事 が 、 一 番 自 分 に 適 し て い る と 思 う の で 、 自 分 の 能 力 に あ っ た 仕

事 を し た い と考 え て い る 。(体 験 前4%→ 体 験 後2%)

好 き 嫌 い に 関 係 な く な る べ く収 入 の 多 い 仕 事 を し た い と 思 う 。

(体 験 前7%→ 体 験 後4%)

あ る 程 度 の 社 会 的 地 位 の 得 ら れ る 仕 事 に っ き た い と考 え て い る 。

(体 験 前3%→ 体 験 後1%)

(11)

大 企 業 の よ う な 大 き な 組 織 の 中 で 働 く よ り 、 小 さ くて も 自 分 の 能 力 が 発 揮 で き る 仕 事 に

っ き た い と 思 う 。(体 験 前7%→ 体 験 後12%)

自 分 自 身 の こ と よ り も多 く の 人 の た め に な る仕 事 に っ き た い と思 う 。

(体 験 前7%→ 体 験 後10%) (ク)健 康 を 害 して は幸 福 は な い と思 う の で 、 自分 の 健 康 を 第 一 に 考 え て 仕 事 に っ き た い と 考

え て い る 。(体 験 前3%→ 体 験 後3%)

自 分 自 身 の 夢 や 希 望 よ り 、 家 庭 を 第 一 に 考 え た 仕 事 に っ き た い と思 う 。

(体 験 前3%→ 体 験 後3%) ま た 、 体 験 前 は 具 体 的 な 希 望 職 種 を 持 た な い 生 徒 が56%と 非 常 に 多 か っ た の に 対 し て 、 体 験 後 は23%と 減 少 傾 向 を 示 し た 。

次 に 、 今 後 体 験 し て み た い 職 業 に っ い て は 、 下 記 に 示 す よ う に な っ た 。

(7)機 械 の 製 造 、 組 立 、 修 理 な ど の 仕 事(体 験 前15%→ 体 験 後16%) (i)デ ザ イ ン な ど の 美 術 系 の 仕 事(体 験 前13%→ 体 験 後9%)

(ウ)販 売 業(体 験 前13%→ 体 験 後18%)

サ ー ビ ス 業 な ど の 仕 事(体 験 前11%→ 体 験 後8%)

こ の よ う な 生 徒 の 変 容 は 、 職 業 を 実 際 に 体 験 す る こ と に よ っ て 、 職 業 に っ い て の 知 識 が 深 ま り 、 希 望 が 明 確 に な っ た 結 果 と考 え る こ と が で き る 。 例 え ば 、

① 「工 業 デ ザ イ ン系 」 の 仕 事 を 希 望 して い た 生 徒 が 、 自分 の 希 望 す る 職 業 が 「機 械 製 造 」 の 一 分 野 で あ る こ と に 気 が っ き 、 そ の た め 、 体 験 して み た い 職 業 が 「デ ザ イ ンな ど 美 術 系 の 仕 事 」 か ら 「機 械 の 製 造 ・組 立 ・修 理 な ど の 仕 事 」 に 変 わ っ て い っ た 。

② 「身 近 な 職 業 調 べ 」 の 時 は 、 中 小 自 動 車 整 備 工 場 の 職 業 調 べ を 行 い 、 「職 場 体 験 」 の 時 は 大 手 自 動 車 会 社 の 販 売 営 業 所 の 職 場 体 験 し た 生 徒 で は 、 「身 近 な 職 業 調 べ 」 直 後 に は 「自 分 は 、 絵 を 描 く こ と が 好 き で 、 自動 車 関 係 の 仕 事 に も興 味 を も っ て い る の で 、 自 動 車 整 備 工 場 で 働 く人 の 絵 を 描 き ま し た 。 み ん な 忙 し そ う に 手 際 よ く働 て い る 姿 を み て 、 仕 事 を す る こ と は 大 変 な こ と だ と 思 い ま し た 。 こ の 職 業 に っ く た め に は 、 工 業 高 校 を 卒 業 して 、 専 門 学 校 に 入 り 、 国 家 試 験 に合 格 し な け れ ば な ら な い そ うで す 。 こ の 絵 を 描 い て み て 、 自 分 が 将 来 を 考 え る き っ か け に な り ま し た 。」 と 書 い て あ っ た 。 さ ら に 、 職 場 体 験 後 の 感 想 文 の 中 に は 、

「大 手 自 動 車 会 社 の 販 売 営 業 所 の 仕 事 を 体 験 す る 中 で 、 新 車 を デ ザ イ ン す る 仕 事 が あ る こ と を 聞 き ひ ょ っ と した ら、 自分 に 向 い た仕 事 な の で は な い か と思 い ま した 。」 と い う一 文 が あ っ た 。

以 上 の こ と か ら も分 か る よ う に 、 こ れ ら の 生 徒 は 自 分 が 目 指 す 職 業 を 職 場 体 験 す る 中 で 、 具 体 的 に 発 見 で き た も の と 思 わ れ る 。 職 業 を 実 体 験 さ せ る こ と は 、 生 徒 達 の 職 業 や 仕 事 に 対 す る 知 識 を 広 げ る だ け で な く、 自 分 の 将 来(進 路)に 対 す る 考 え が 、 単 な る 夢 物 語 で は な く 具 体 性 を 増 し、 よ り深 く考 え る き っか け と な っ た と 考 え られ る 。

ま た 、 職 業 を 自 ら選 択 さ せ る こ と は 、 生 徒 が 真 剣 に 「職 場 体 験 」 に 取 り 組 む た あ 、 個 々 の 生 徒 の 主 体 的 な 進 路 選 択 能 力 を 高 め る こ と に 有 効 で あ る こ と も分 か っ た 。

(3)実 践 そ の2職 業 人 と の 交 流 会(第1学 年) 目 的

(12)

ア イ ウ イ

複 数 の 講 師 か ら興 味 ・関 心 の 高 い 講 師 を 選 ば せ 主 体 性 と 個 性 を 伸 ば す 。 会 社 訪 問 や イ ン タ ビ ュ ー ・交 流 会 を 通 して 社 会 性 を 育 成 す る 。

今 ま で の 進 路 学 習 の ま と め と し 、 こ れ か らの 指 針 に す る 。 実 施 計 画(● 教 師 の 動 き ○ 生 徒 の 動 き)

1

○ 中 学 生 と し て の 出 発(中 学 生 に な っ て の 心 構)

○ 学 習 に っ い て 考 え る(学 習 習 慣) ○ 自 己 紹 介 を し よ う(自 己 理 解)

夏休 み 020年 後 の 自 分(将 来 の 夢)作 文 を 書 く 。

9 ○ 職 業 に っ い て 考 え る

● 職 業 人 と の 交 流 会 に つ い て の 原 案 検 討

○ 職 業 人 と の 交 流 会 の 概 要 説 明 ○ 興 味 ・関 心 の あ る 職 業 の ア ン ケ ー ト→ 集 計

● 講 演 会 を 行 う職 業 人 の 選 択 ・連 絡 ● 文 化 祭 へ の 参 加 形 態 ・取 り組 み の 検 討

● 講 師 に 対 し て 文 書 に よ る 講 師 依 頼 、 交 流 会 の 目 的 の 説 明 と講 演 内 容 の 説 明 10

○ 希 望 に よ る 職 業 人 と の 交 流 会 の 班 編 成 ・班 ご と に 質 問 項 目 を 整 理

● イ ン タ ビ ュ ー に 際 して 礼 儀 や 言 葉 遣 い に っ い て 指 導

○ 講 演 を 行 う職 業 人 へ の イ ン タ ビ ュ ー の 実 施(講 師 と の 連 絡 、 日程 調 整)

○ イ ン タ ビ ュ ー の ま と め(模 造 紙 に ま と め て 文 化 察 に 展 示 発 表 を 行 う準 備)

● 当 日 の 流 れ の 再 検 討

○ 職 業 人 と の 交 流 会 の しお り作 成

○ 文 化 祭 で 展 示 発 表 ○ しお り の 読 み 合 わ せ ・講 演 者 の 選 択 の 理 由 や 質 問 の ま と め

● し お り の 点 検 ・当 日 の 流 れ の 確 認 ・礼 状 の 作 成

11 ○ 職 業 人 と の 交 流 会 分 科 会 の 進 め 方 の 指 導 ・ リハ ー サ ル

○ 職 業 人 と の 交 流 会 実 施 ・感 想 文 の 作 成 ・ し お り整 理 ・ま と め

● し お り の 点 検

○ 分 科 会 で の 報 告 の ま と あ

● 職 業 人 と の 交 流 会 を 行 っ て の 職 業 や 進 路 に 対 す る意 識 の 変 容 を 感 想 文 等 か ら探 る 。

○ 文 集 の作 成 開 始

実 践 に お け る具 体 的 な 工 夫

単 独 な 行 事 と し て で は な く、1学 期 か らの 進 路 の 取 り組 み と関 連 さ せ な が ら実 施 し た 。

(13)

(ウ〉 広 く講 師 と して 招 き 、 希 望 を 重 視 し て 職 業 人 を 選 択 さ せ 主 体 性 を 養 う よ う工 夫 し た 。 イ ン タ ビ ュ ー を 通 して 直 接 社 会 に 触 れ る機 会 を っ く り職 業 に 対 す る 意 識 を 高 め た 。

し お り を 読 み ま と め る こ と で 進 路 学 習 の 理 解 を 深 め る と と も に 、 生 徒 の 意 識 の 変 容 が 分 か る よ う に しお り の 作 成 を 工 夫 し た 。

リ)イ ン タ ビ ュ ー ・交 流 会 は 生 徒 の 主 体 性 を 重 視 して 実 施 し た 。

し お り を ま と め た り 、 交 流 会 の 文 集 を 作 成 す る 等 を 通 し て 事 後 学 習 に も配 慮 し た 。 ま と あ

し お り の 中 の 感 想 文 に 、 「多 くの 先 生 が こ ら れ た の で 私 の 目 指 し て い る 職 業 が あ り ま し た 。 交 流 会 に 積 極 的 に 参 加 で き ま し た 。」 「仕 事 を す る こ と を 簡 単 に 考 え て い た が 、 講 話 を 聞 き質 問 す る 中 で 厳 し さ が わ か っ た 。」 「交 流 会 は 面 倒 く さ い と 考 え て い た が 、 も っ と た く さ ん の 先 生 方 の 話 を き い て み た か っ た 。」 が あ っ た 。 こ れ らの こ と か ら 、 次 の よ う な こ と が 考 え られ る 。

(ア)複 数 の 講 師 を 招 き選 択 肢 を 広 げ た こ と で 、 興 味 ・関 心 の 高 い 講 師 を 選 択 で き た 。

α)選 択 肢 を 広 げ た こ と で 、 交 流 会 に 取 り組 む 興 味 ・関 心 を 高 め る こ と が で き 、 交 流 会 に 対 して 積 極 的 な 活 動 に つ な が っ た 。 進 路 学 習 へ の 取 り組 み の 意 欲 が 高 ま っ た 。

(ウ)主 体 性 や 個 性 を 生 か す こ と に よ っ て 学 習 効 果 を 高 め る こ と が で き る こ と が 分 か っ た 。

(4>実 践 そ の3職 業 人 と の 交 流 会(第1学 年) 目 的

生 徒 に と っ て 身 近 な 職 業 人 の 話 を 直 接 聞 く こ と で 、 働 く こ と の 意 義 を 考 え る 。 実 施 計 画(● 教 師 の 動 き ○ 生 徒 の 動 き)

○ 「身 近 な 人 に 聞 く仕 事 」 の レポ ー トの 方 法 に っ い て 先 生 の 話 を 聞 き 、 の 準 備 を す る 。(学 級,個 人)

○ そ れ ぞ れ が 作 成 し た レ ポ ー トを ク ラ ス で 発 表 し、 様 々 な 職 業 が あ る こ と や 、 仕 事 の 様 子 を 理 解 す る 。(学 級)● 講 師 候 補 と の 連 絡 、 選 択 の た め の 資 料 作 成

○ 発 表 さ れ た レ ポ ー トの 中 で 詳 し く聞 い て み た い も の を 選 択 す る 。(個 人)

○ 決 定 した 講 師 の 方 の 略 歴 紹 介 を 聞 き 、 質 問 を 考 え る 。(班,個 人)

● 質 問 の 決 定 、 講 師 と の 連 絡

○ 「職 業 人 と の 交 流 会 」 当 日(学 年 全 体)

O学 習 を 終 わ っ て の 感 想 を ま と め 、 ク ラ ス で 発 表 す る 。(個 人,学 級)

(14)

実 践 に お け る具 体 的 な 工 夫

生 徒 に と っ て 身 近 な 人 材 の 活 用

保 護 者 の 協 力 を 得 て 、 生 徒 の 学 習 へ の 興 味 ・関 心 を 高 め る 工 夫 を し た 。 ω 指 導 計 画 に 基 づ い た 指 導

計 画 的 な 指 導 を 行 い 、 夏 休 み を 有 効 に 利 用 す る こ と で 、 学 習 を 深 め る よ う に し た 。

個 性 や 適 性 に 応 じた 学 習 単 位 の 設 定

学 習 単 位 を 個 人 、 班 、 学 級 、 学 年 と設 定 し、 生 徒 の 個 性 を 生 か せ る よ う工 夫 し た 。 レ ポ ー ト発 表 の 時 は生 徒 ど う し の デ ィ ス カ ッ シ ョ ン も行 っ た 。

ω 基 礎 ・基 本 を 押 さ え た 上 で 生 徒 の 興 味 ・関 心 を 生 か す 指 導

講 師 の 選 択 に あ た っ て 、 広 く様 々 な 職 業 が あ る こ と を 視 野 に 入 れ た 上 で 生 徒 の 興 味 ・関 心 を 生 か す た め の ア ン ケ ー トを 実 施 した 。

ア ン ケ ー トの 作 成 に 当 た っ て は本 分 科 会 の ア ン ケ ー ト結 果(P6)を も と にA,B,C, Dの 分 類 か ら そ れ ぞ れ1っ 選 ば せ る方 法 を と っ た 。 こ の 結 果 を も と にAは 編 集 関 係 、Bは 楽 器 制 作 演 奏 関 係 、Cは 救 命 救 急 関 係 、Dは 空 港 設 計 関 係 の4者 に 講 師 に 依 頼 し た 。

事 前 指 導 の 充 実 と学 年 行 事 の 一 環 と して の 行 事 の 位 置 づ け

講 師 決 定 後 生 徒 に 質 問 用 紙 を 配 付 し、 講 師 に 聞 き た い こ と を 記 入 さ せ た 。 教 師 側 で 整 理 の 上 、 講 師 に 事 前 に 連 絡 し講 演 内 容 に 反 映 さ せ た 。 ま た 、 交 流 会 を 学 級 委 員 会 の 活 動 の 一 環 と して 位 置 づ け 、 学 級 委 員 に 司 会 進 行 を さ せ た 。

ま と め

「こ れ ま で の 学 習 と今 日 の 交 流 会 で 分 か っ た こ と 、 気 づ い た こ と 」 を レ ポ ー トで 提 出 さ せ 学 習 前 と学 習 後 の 生 徒 の 意 識 の 変 容 を 調 べ た 。 生 徒 の 主 な 感 想 は 、 次 の と お りで あ る 。

① 自 分 が そ の 仕 事 を 本 当 に 好 き で な け れ ば い け な い 。 好 き だ か ら 、 こ ん な に 長 続 き し た と 思 い ま し た 。 苦 手 だ っ た ら、 こ ん な に 長 く は 続 か な い 。 仕 事 を 決 め る と き は 、 心 か ら 自 分 を 見 っ め る 必 要 が あ る と 思 っ た 。 ② ど ん な 仕 事 も中 学 時 代 の 勉 強 が 基 礎 だ と思 っ た 。 し っ か り毎 日 勉 強 し た い 。 ③ 人 間 関 係 が 大 切 だ か ら、 友 達 を 大 事 に す る 。

こ れ ら の こ と か ら、 次 の こ と が 言 え る 。

ω 指 導 の ね ら い を 明 確 に し指 導 計 画 を 工 夫 す る こ と で 、 学 習 効 果 が 高 ま る 。

指 導 者 が 指 導 の ね ら い と 計 画 を 生 徒 の 実 態 に 合 わ せ て 作 成 し、 計 画 的 な 指 導 を 展 開 す る こ と で 、 生 徒 が 無 理 な く学 習 に 取 り組 め 指 導 効 果 が 高 ま っ た 。

ω 学 習 者 の 意 志 を 尊 重 し た 選 択 の 機 会 を 作 る こ と で 、 学 習 効 果 が 高 ま る 。

学 習 者 に 十 分 な 指 導 を 行 い 、 情 報 を 提 供 し た 後 で 選 択 の 機 会 を 設 け 、 結 果 を 尊 重 し た こ と が 、 生 徒 の 意 欲 を 高 め 積 極 的 な 学 習 を 展 開 す る こ と に つ な が っ た 。

(ウ)保 護 者 の 協 力 、 学 年 の 他 の 行 事 と の 関 連 を 図 る こ と で 、 学 習 効 果 が 高 ま る 。

進 路 指 導 を 学 校 の み で 行 お う と せ ず 、 保 護 者 の 協 力 を 得 た こ と が 効 果 的 で あ っ た 。 ま た 学 年 の 他 の 指 導 と 関 連 を 図 り な が ら展 開 した こ と が 効 果 を 上 げ た 。

ω 体 験 の 場 を 多 く設 け る こ と で 、 学 習 効 果 が 高 ま る 。

救 命 救 急 の 講 演 後 に 実 際 に 救 命 救 急 士 の 服 を 着 る 、 楽 器 製 作 の 講 演 後 に 琴 や 三 味 線 の 材

(15)

5研 究 の ま と め と 今 後 の 課 題 (1)研 究 の 成 果

事 前 指 導 の 充 実 に よ り 、 進 路 に 対 す る 興 味 ・関 心 が 増 す 。

職 業 調 べ ・教 科 の 課 題 ・報 告 会 な ど で 、 進 路 に 対 す る意 識 付 け の 意 味 を 兼 ね 、 興 味 。関 心 を 引 き 出 す 工 夫 を 行 っ た 。 事 前 に 、 将 来 ど の 職 業 に 就 き た い か 、 ど の 職 業 に 憧 れ て い る か と い う意 識 調 査 も実 施 し 、 当 日 に 向 け て の 冊 子 作 り や 模 造 紙 書 き な ど で 、 予 備 知 識 の 学 習 を 行 っ て い た た め 、 職 場 体 験 や 職 業 人 と の 交 流 会 で は 、 生 徒 の 気 持 ち が す ん な り と 入 る こ と が で き た 。 そ の た め 、 面 白 く聞 け た と か 、 関 心 を 持 っ て 参 加 で き た と い う 感 想 が 多 く 見 ら れ 、 生 徒 一 人 一 人 の 心 に 残 る体 験 と な っ た 。

個 性 を 生 か し、 主 体 的 に 参 加 す る こ と で 意 欲 が 向 上 す る 。

充 実 し た 事 前 指 導 を 進 め て い く中 に も、 意 欲 が 高 い 生 徒 ば か り で は な か っ た 。 そ こ で 、 教 師 側 の 一 方 的 な 与 え 方 や グ ル ー プ 分 け で は な く、 生 徒 の 希 望 を 尊 重 し、 本 人 の 聞 き た い 職 業 人 ・体 験 した い職 場 を 選 ば せ 、 小 グ ル ー プ を 編 成 さ せ た 。 各 グ ル ー プ ご と に 準 備 や 係 分 担 を し た 結 果 、 そ れ ま で 積 極 性 を 見 せ な か っ た 生 徒 が や る 気 を 出 す 傾 向 が 現 れ 、 主 体 的 に 意 見 や 質 問 を 考 え 、 全 体 の 場 で 発 表 す る こ と が で き る よ う に な っ た 。 身 近 に あ る 会 社 や 地 域 と の 触 れ 合 い と い う 親 近 感 も手 伝 っ て 、 生 徒 の 個 に 応 じ た 取 り組 み が 進 路 学 習 と 新 し

い 自 分 の 発 見 一 自 己 理 解 に 対 す る 意 欲 の 向 上 に 役 立 っ た 。

興 味 ・関 心 の あ る職 業 人 と の 交 流 で 、 望 ま しい 職 業 観 が 形 成 さ れ る 。

事 前 の 調 査 で 、 職 業 に 対 す る 考 え 方 ・イ メ ー ジ を 漠 然 と捉 え て い た 生 徒 も 、 職 業 人 の 話 を 聞 き 、 意 見 交 換 と い う相 互 交 流 を 行 う こ と で 、 仕 事 の 喜 び ・辛 さ な ど具 体 的 ・現 実 的 な 知 識 が 増 え 、 職 業 に 対 す る概 念 が 豊 富 に な っ た 。 そ れ に よ っ て 、 将 来 に 向 け て これ か ら 何 を す る の か を 考 え る き っ か け と な り、 職 業 的 な 自 己 実 現 へ の 意 欲 を 高 あ 、 望 ま し い職 業 観 ・ 勤 労 観 を 身 に っ け る 効 果 が あ っ た 。 ま た 、 職 場 体 験 に お い て は 、 実 際 に 体 験 し、 社 会 人 と 間 近 に 接 す る こ と に よ り 、 実 施 前 よ り職 業 に 対 す る理 解 と認 識 が 深 ま っ た と 言 え る 。 事 後 指 導 の 充 実 で 、 主 体 的 に 進 路 を 選 択 す る 能 力 が 高 ま る 。

実 施 前 の 資 料 づ く り と 、 実 施 後 の 感 想 文 ・ レ ポ ー トの 発 表 会 に お い て 共 有 体 験 を 味 わ わ せ る こ と で 、 将 来 に 対 す る夢 や 希 望 を 抱 く生 徒 が 、 以 前 よ り増 え た 。 こ の 取 り組 み で 、 進 路 に 対 す る 真 剣 な 姿 勢 や 考 え 方 を 持 つ 力 を 育 て 、 自 分 を 最 も生 か して い く道 と 方 法 を 探 求 し、 主 体 的 に 進 路 を 選 択 す る基 礎 的 な 能 力 を 高 め る こ と が で き た 。 実 体 験 と共 有 体 験 で 学 習 の 定 着 が 図 ら れ 、 次 の 指 導 や 取 り組 み へ の 移 行 が 、 滑 らか に 続 け られ た こ と も 一 っ の 収 穫 で あ っ た 。

(2>今 後 の 課 題

日 常 の 教 育 活 動 に 計 画 的 、 持 続 的 に 指 導 ・助 言 を 与 え て い く時 の 、 生 徒 の変 容 過 程 の 分 析 と 、 生 徒 の 意 識 の 変 化 が 分 か る 調 査 や 評 価 方 法 の 工 夫 ・開 発 を さ ら に 推 進 す る 。

イ ウ エ オ

職 業 人 と の 交 流 会 で は 、 仕 事 に 関 す る疑 似 体 験 を 取 り 入 れ る 工 夫 を す る 。

学 校 教 育 全 般 の 中 に 創 意 ・工 夫 を こ ら し、 学 校 行 事 と の 関 連 に っ い て 研 究 を す る 。 職 場 開 拓 を す る 上 で 、PTA・ 地 域 と の 連 携 を 日常 的 に 密 に す る 。

指 導 組 織 を よ り一 層 整 備 し、 継 続 的 ・系 統 的 に 指 導 を 行 い 、 主 体 的 に 自分 を 見 っ め 個 性 を 生 か し た 「生 き 方 」 を 考 え さ せ る 進 路 指 導 の 在 り方 を 探 る 。

(16)

生活指 導分科会 の研究

生活指導分科会 副主題

自 己 の 個 性 を 生 か し 、 心 豊 か に 生 き る 生 徒 の 育 成

1副 主 題 設 定 の 理 由

こ れ ま で の 学 校 教 育 で は 、 知 識 の 伝 達 に 偏 り 、 知 識 の 量 を 重 視 す る 学 力 観 に 立 って い た と の 指 摘 が あ る 。 こ れ か ら は 、 生 徒 が 主 体 的 に生 き て い く こ と が で き る 資 質 や 能 力 、 す な わ ち 、 自 ら考 え 、 判 断 し 、 表 現 し た り 、 行 動 した り で き る能 力 の 育 成 を 目 指 す 、 新 し い学 力 観 に立 っ た 教 育 指 導 を 展 開 す る こ と が 求 め ら れ て い る 。

今 日 の 中 学 生 の 姿 に は 、 「夢 や 希 望 を も ち 、 そ れ を 素 直 に 表 現 す る こ と が 少 な い 」、 「様 々 な 活 動 に 臨 む 姿 に 意 欲 が 見 ら れ な い 」、 「指 示 を 待 っ て 行 動 す る 傾 向 が 大 き い 」 等 々 と指 摘 さ れ る こ と が 多 い 。 こ の 要 因 の 一 つ に 、 人 と 人 と の 豊 か な 触 れ 合 い が 少 な く 、 自 分 の よ さ や 可 能 性 を 自覚 で き な い で い る 生 徒 が 増 え て き て い る こ と が 考 え ら れ る 。

上 記 の 問 題 を 解 決 して い く上 で 必 要 な こ と は 、 次 の 三 点 で あ る と 思 わ れ る 。 (1)望 ま し い 人 間 関 係 を 育 み 、 自分 自 身 や 他 人 へ の 信 頼 感 を 高 め る こ と 。 (2)自 己 の 理 解 を 深 め 、 自 信 を も た せ る こ と 。

(3)体 験 を 通 して 、 も の ご と を 最 後 ま で 成 し遂 げ る忍 耐 力 を 養 う こ と 。

こ れ ら の こ と か ら、 各 教 科 及 び 特 別 活 動 に お け る 様 々 な 体 験 的 な 活 動 の 方 法 を 工 夫 ・改 善 し 、 人 間 的 な 触 れ 合 い を 基 盤 と し た教 育 活 動 を 展 開 す る こ と が 大 切 で あ る と 考 え 、 本 副 主 題 を 設 定 し た 。

2研 究 の 方 法

研 究 実 践 に 当 た り 、 副 主 題 に あ る 「個 性 」 を ど う と ら え る か 、 「心 豊 か に 生 き る 生 徒 」 と は ど の よ う な 生 徒 な の か に っ い て 、 文 献 研 究 及 び 先 行 研 究 の 調 査 を 実 施 した 。 さ ら に 、 現 在 の 生 徒 が 日 常 の 生 活 に お い て 、 ど の よ う に 自 己 を 理 解 して い る か に っ い て 、 実 態 把 握 の た め の ア ン ケ ー ト調 査 を 行 っ た 。

次 に 、 副 主 題 に あ た る よ う な 生 徒 を 育 成 す る た め の 仮 説 を 以 下 の よ う に 設 定 し た 。 仮説

各 教 科 及 び 特 別 活 動 に お け る 様 々 な 活 動 を 通 して 、 生 徒 一 人 一 人 に 自 己 理 解 を 深 め さ せ 、 自 己 向 上 へ の 意 欲 を も た せ れ ば 、 自 己 の 個 性 を 生 か し、 心 豊 か に 生 き る 生 徒 が 育 っ で あ ろ う 。

仮 説 に 基 づ い た 実 践 を 行 う た あ に 、 具 体 的 方 策 に つ い て 検 討 を 重 ね た 結 果 、 「生 活 指 導 の 機 能 を 生 か す 教 科 指 導 の 在 り 方 」 と 「特 別 活 動 に お け る工 夫 ・改 善 」 の 両 面 に 視 点 を お い て 研 究 実 践 を 進 あ る こ と と し た 。

(17)

3研 究の構造

生 徒 一 人 一 人 の 個 性 ・適 性 を 生 か し、 主 体 的 に 生 き る 力 を 育 て る 指 導 の 工 夫

副 主 題 自 己 の 個 性 を 生 か し 、 心 豊 か に 生 き る 生 徒 の 育 成

生 徒 に 見 ら れ る 課 題

夢 や 意 欲 に 欠 け 、 達 成 感 を 味 わ う こ と な く、 個 性 を 十 分 生 か して い な い よ う に 思 わ れ る 。

人 間 関 係 の 希 薄 化 や 体 験 不 足 か ら、

思 い や り ・感 動 ・感 謝 な ど の 、 心 の 豊 か さ が 失 わ れ て い る よ う に 思 わ れ る 。

学 校 に 見 ら れ る 課 題

教 育 活 動 に お い て 、 人 間 的 な 触 れ 合 い が 依 然 と し て 少 な い 。

生 徒 一 人 一 人 の 立 場 に 立 っ た 教 育 活 動 が 十 分 行 わ れ て い な い 。

研 究 の 課 題 め ざ す 生 徒 像

学 校 生 活 で 成 就 感 を 味 わ う生 徒

目 標 を 確 立 し 、 そ の 達 成 の た め の 行 動 を 選 択 し 、 決 定 で き る 生 徒

自 分 の よ さ を 生 か す と と も に 、 他 の 人 を 尊 重 で き る生 徒

め ざ す 学 校 像

人 間 的 な 触 れ 合 い を 基 盤 と した 教 育 が 展 開 で き る学 校

生 徒 の 個 性 ・適 性 を 的 確 に と らえ 、 生 か す こ と の で き る 学 校

研 究 の 仮 説

各 教 科 及 び 特 別 活 動 に お け る様 々 な 活 動 を 通 し て 、 生 徒 一 人 一 人 に 自 己 理 解 を 深 あ さ せ 、 自 己 向 上 へ の 意 欲 を も た せ れ ば 、 自 己 の 個 性 を 生 か し、 心 豊 か に 生 き る生 徒 が 育 つ で あ ろ う 。

(18)

4研 究 の 内 容 (1)生 徒 の 実 態 調 査

実 態 調 査 の ね ら い

本 調 査 で は 、 学 校 生 活 の 中 で 一 人 一 人 の 生 徒 が 目標 を も ち 、 人 間 的 な 触 れ 合 い を 通 し て 自 己 の 個 性 ・適 性 を 生 か して い る か 。 ま た 、 自 己 の 向 上 へ の 意 欲 を 高 め て い る か 等 を 調 査 す る 。

実 態 調 査 の 主 な 項 目 と結 果 〔対 象 生 徒1年335名 、2年509名 、3年296名 A.『 学校生活 の中で 目標 をも って努 力 して いますか』 ■ ア、よく努力している

[コ イ、努力 している ウ、あまり努力 していない 工、努力 していない

020406080

B.『 集 団 の 一 員 と して 、役 割 や 責 任 を 自覚 して い ま す か 』

100

ア、よく自覚 している ィ、自覚 している ウ、あまりしていない 工、自覚 していない

020406080100

C.『 学 級 や 学 校 の 一 員 と して 学 校 を よ く して い こ う と努 力 して い ます か 』 ア、よく努力 している

⊂コ イ、努力 している ウ、あまり努力していない 工、努力 していない

0204060

D.『 日常 生 活 の 中 で 感 動 す る こ とが あ りま す か』

80 100

ア、多 くあ る ィ、あ る ウ、ほ とん ど ない 工、ま った くない

020406080

E.『 嫌 な こ とが あ る と 、す ぐ人 の せ い にす る こ とが 多 い で す か』

100

ア、多 くあ る イ、あ る

Eミヨ ウ、 ほとん ど ない 工、 ま った くない

020406080

F.『 自分 を よ く見 つ め 、自分 の よ い と こ ろ を伸 ば そ う と して い ます か 』

100

潔 繍 欝騰灘 懸1

ア、よく伸ばそうとする Eヨ ィ、{串ばそ うとする ウ、あまりしない 工、しない

0204D6080100

G.『 学 校 外 の 生活 で 人 に認 め られ た り誉 め ら れ た り した こ とが あ ります か』

,郵.急.

ア、多 くあ る [コ イ 、あ る 医 ヨ ウ、ほ とん どな い 工 、ま った くな い

O 20 40 60 80 100

実 態 調 査 の 結 果 の 考 察

・A、Fか ら 、 半 数 近 く の 生 徒 は 自 己 の 目 標 を 認 識 し、 そ れ に 向 か っ て 主 体 的 に 考 え 行 動 す る こ と が 依 然 と し て で き て い な い 。

・B、C、Gか ら半 数 近 くの 生 徒 は 、 集 団 に お け る 自 他 の よ さ を 発 見 し、 認 め 合 う と い う意 識 が 少 な い 。 そ の た め 生 徒 は 、 個 性 を 十 分 に 生 か して い る と は 言 え な い 。

・D 、Eか ら半 数 以 上 の 生 徒 は、 感 動 した経 験 や 人 間 的 な触 れ合 い が 少 な い 。 そ の た あ

(19)

具 体 的 な 実 践 例

教 科 の 学 習 を 通 して 一 保 健 体 育 ・器 械 運 動 の 実 践 一A中 学 校 (ア)ね ら い

生 徒 相 互 の 話 し合 い を 中 心 に 自 己 理 解 を 深 め さ せ る と と も に 、 一 人 一 人 の よ さ を 伸 ば す 指 導 を 行 う 。

主 体 的 に 授 業 に 取 り組 ん で い る こ と を 生 徒 自 身 に 実 感 さ せ 、 達 成 感 や 成 就 感 を も た せ る こ と 。

授 業 で 学 ん だ こ と が 学 校 生 活 に 生 か せ る よ う に す る 。 (イ1指 導 の 工 夫

意 欲 的 に 授 業 に 取 り組 ま せ る た あ に 、 学 習 カ ー ドを 作 成 し 、 目標 を 設 定 さ せ 目 標 達 成 に 努 力 さ せ る 。

一 人 一 人 の 目 標 に あ っ た 場 所 で 、 段 階 的 に 学 習 で き る よ う に す る 。

常 に 新 し い 技 術 に 挑 戦 す る よ う に 努 力 さ せ る 。

自 分 の 番 が く る ま で は 、 人 の 技 を し っ か り と 見 学 し、 評 価 し合 う よ う指 導 す る 。

練 習 内 容 は 、 生 徒 に 考 え さ せ 、 お 互 い に 協 力 さ せ 、 教 師 は 援 助 ・助 言 の 立 場 と す る 。 (ウ)学 習 の 流 れ

1時 間 目 〜3時 間 目 4時 間 目 〜8時 間 目

9時 間 目 〜12時 間 目

指 導 計 画 の 説 明 と 体 操 、 グ ル ー プ 作 り 。 各 自 、 練 習 計 画 に そ っ て の 練 習 。

10分 間 体 操 、 補 強 運 動 、30分 間 練 習 、5分 間 整 理 体 操 、5分 間 反 省 、 学 習 カ ー ド記 入 。

連 続 し て の 技 の 練 習 。

次 の 技 に 入 る 時 に ス ム ー ズ に で き る よ う に す る 。 一 っ 一 っ の 技 が し っ か り と で き る よ う に 完 成 す る

総 合 評 価 。

(⇒ 評 価 の 工 夫

生 徒 に 課 題 を 持 た せ 、 段 階 の 工 夫 に よ っ て 課 題 が 達 成 で き た 喜 び を 多 く味 わ え る よ う に す るQ

「で き る 」 「で き な い 」 が は っ き り して き た り 、 恐 怖 心 が あ る た め 、 や さ し い 技 か ら 難 し い 技 へ と 発 展 さ せ 常 に 意 欲 的 に 取 り組 ま せ る 。

自 分 の 能 力 を 理 解 さ せ る と と も に 他 の 人 の よ さ を 認 め 授 業 が 楽 し くで き る よ う に す る。

学 習 ・評 価 カ ー ド(次 ペ ー ジ参 照 を 活 用 す る こ と に よ っ て 、 個 々 の 生 徒 に 次 へ の 目 標 を も た せ 、 意 欲 的 に 取 り 組 む よ う に さ せ る 。

生 徒 の 感 想(原 文 の ま ま)

そ の 時 間 に や っ た こ と や 、 で き な か っ た こ とが 復 習 で き る と こ ろ が い い。 自 分 の よ か っ た と こ ろ や 悪 か っ た と こ ろ 、 他 人 の よ か っ た と こ ろ が わ か る の で 、 い い と こ ろ を も っ と 伸 ば す よ う に し た い 。

そ の 時 間 に 何 を し た か が わ か り、 記 録 が 残 る の で よ か っ た 。

参照

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