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くらしの情報かわさき3・4月号

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Academic year: 2018

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(1)

かわさき

くらし

発行 川崎市消費者行政センター ●特集記事

  特定商取引法の改正と施行 ●いまどき相談事例

●消費生活サポーター養成講座 他

・・・・・・・ P1・2

・・・・・・・・・・・・・・・・ P3

・・・・・ P4

2018年

2

25

日 発行

平成30年

-

1-かわさき

東京経済大学教授・弁護士 村 千鶴子

 2016年に訪問販売などを規制した特定商取引法(以下「特商法」)が改正されました。改正法は、 2017年12月1日以降に締結された契約に適用されます。以下主な改正ポイントをご紹介します。

はじめに

はじめに

 特商法では、訪問販売や電話勧誘販売を規制し、クーリング・オフなどを定めています。訪問販売 や電話勧誘販売で、商品購入やサービス契約をした場合には8日間のクーリング・オフ制度があり ます。ところが、改正前は「〇〇の権利」「未公開株」「仮想通貨」「外国通貨」などには特商法は適 用されませんでした。そのため、高齢者を狙った訪問販売等の被害が増加しているのにクーリン グ・オフは使えず、悪質業者に対する行政処分もできず野放し状態でし

た。

 そこで、今回の改正で、未公開株や社債のほか、資産運用のための仮

想通貨・外国通貨・「各種の権利」の訪問販売や電話勧誘販売にも、証券

会社以外の業者との取引ならクーリング・オフができることとしました。 また、特商法で禁止されている違法行為を繰り返す悪質業者を行政処分 できるようになりました。

 電話勧誘販売で、高齢者などの判断能力の低下につけこんで、同種の商品やサービスを非常識 に大量に購入させた場合には、一年間契約を解除できるようになりました(過量販売解除制度)。 過量販売解除制度は、2008年に訪問販売に導入されましたが、今回、被害が多い電話勧誘販売に も導入されました。解除すれば、支払った金銭の返金と商品の引取りを請求できます。

特定商取引法の改正と施行

特定商取引法の改正と施行

権利の訪問販売・電話勧誘販売に適用の拡大

権利の訪問販売・電話勧誘販売に適用の拡大

電話勧誘販売の過量販売解除制度

電話勧誘販売の過量販売解除制度

1

1

(2)

-

2- 通信販売のファクシミリ広告の送り付けを禁止しました。ファクシミリ広告を送信する場合には、 事前に消費者の同意が必要です。

 近年、美容医療に関する消費者被害の増加が社会問題となっています。美容医療に関する消費 者被害には様々なものがありますが、その一つに「契約すると、契約後に止めたいと思っても止め

させてもらえない」「高額な医療脱毛などの契約を途中で解約しても一切返してもらえない」など

の事例があります。

 脱毛サービスには「エステサロンの脱毛」と「医療脱毛」があり、エステの場合には「サービス提 供期間が1か月を超え、かつ契約金額合計額が5万円を超える」ものは特定継続的役務提供として 規制され、クーリング・オフ制度や中途解約ができます。ところが、改正前は医療脱毛には規制がな く、クーリング・オフも中途解約の権利もありませんでした。

 そこで、今回、美容医療も、契約期間が1か月を超え、契約金額合計額が5万円を超える契約につ いては特定継続的役務契約として規制することにしました。美容医療には、脱毛のほか、痩身、し わ取り、歯のホワイトニングなどが含まれます。歯並びの矯正は対象になりません。

 規制の大きなポイント は、契約書面を消費者に対 して渡すことが義務づけ られたこと、契約書面を消 費者が受け取った日から8 日間のクーリング・オフ制 度が定められたこと、契約 期間内なら中途解約がで き、表のように中途解約の 際の清算ルールが定めら れたことなどです。

 上記のほか特商法違反を繰り返す悪質業者に対する行政処分も 強化されました。もし被害に遭ったら消費生活センターに相談しまし ょう。センターでは、契約の経緯や内容などに応じて問題解決のため の適切な助言やあっせんをしています。また、違法な行為が繰り返さ れている場合には、行政処分のきっかけにもなります。

以上

美容医療契約で中途解約した場合に事業者が消費者に請求できる金銭(注)

(注)規制されている金額を超える特約を設けていても、規制を超える部分は無効である。

適用対象取引 サービス利用前の中途解約 サービス利用後の中途解約

違約金の上限 5万円または未利用の

サービスの対価の2割か、 いずれか低い額。 2万円

利用回数×契約時単価 利用済み サービスの対価 サ ービス提 供

期間が1か月を 超え、契約合計 金 額 が5万 円 を超える美 容 医療契約

通信販売の規制

通信販売の規制

3

3

まとめ

まとめ

継続的な美容医療の規制

(特定継続的役務提供としての規制に追加)

継続的な美容医療の規制

(特定継続的役務提供としての規制に追加)

(3)

-

3- 本日、自分あてに「総合消費料金未納分訴訟最終 通知書」という個人情報保護シール付きのハガキ

が送られてきた。「料金が未納で、契約先から民事

訴訟を起こされた」との内容だった。心当たりはな

かったが、「取り下げ最終期日」が書かれていたの

で不安になり、ハガキに書かれていた問合せ窓口に 電話した。すると「弁護士を紹介する」と言われ、弁 護士を名乗る相手から裁判取り下げのための費用1 0万円を請求された。支払わなければならないか。

アドバイス

相談事例

架空請求ハガキに気をつけましょう

架空請求ハガキに気をつけましょう

架空請求ハガキに気をつけましょう

●昨年以降、「民事訴訟管理センター」や「債権回収会社」を名乗るところから、身に覚え のない請求ハガキが届いたとの相談が消費者行政センターに多く寄せられています。

●消費者に、過去に利用した業者への未払いがあると思わせ、「最終告知」「差押え」など の言葉を使って不安をあおり、裁判の取り下げ最終期日を記して、身に覚えのない人で もあわてて連絡するよう仕向けています。

●請求金額や商品・サービス名など具体的な請求の根拠が記載されていないので、以前自

分が契約した何かと関係があるかもしれないと、勘違いさせるような手口です。

●「法務省管轄○○」「訴訟○○センター」など、公的機関と勘違いさせるような名称を名 乗る場合も多いですが、公的機関とは一切関係がありません。

●このようなハガキが届いても、決して連絡してはいけません。問合せ先に電話すると、

お金を要求されることがほとんどです。電話番号等の個人情報も知られてしまいます。

●本当に訴訟が提起された場合には、裁判所から「特別送達」(原則として郵便職員が宛

名人に手渡す)という方法で通知が届きます。

●携帯電話やスマートフォンに届く架空請求メールに関する相談も、依然として多く寄せ

られています。実在する大手会社名をかたっていることが多い ため信用してしまいがちですが、注意が必要です。架空請求ハ ガキと同様、身に覚えがない請求については無視し、決して連 絡をしないようにしてください。

●判断に迷ったり、心配な場合は、すぐに消費者行政センターへ

相談してください。

(4)

くらしの情報かわさき 3・4月号(隔月発行) 2018年(平成30年)2月25日発行

●イラスト…タナカタケシ

●発行…川崎市経済労働局 産業政策部 消費者行政センター

消費生活に関する情報は、消費者行政センター ホームページでも提供しています。

〒210-0007 川崎市川崎区駅前本町11-2 川崎フロンティアビル10階

☎044

(

200

)

3864

FAX

044

(

244

)

6099

ホームページ 川崎市消費者行政センター 検索

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4-消費生活サポーター養成講座を開催します!

消費生活サポーター養成講座を開催します!

<第1回目> 平成30年3月 3日(土) 14:00∼17:50 川崎市高津市民館12階 第6会議室 <第2回目> 平成30年3月10日(土) 14:00∼17:50 川崎市高津市民館11階 第4会議室

●良くなった ▲やや良くなった   ■大きな変化はない

◆やや悪くなった ★悪くなった わからない

アンケート「暮らし向きについて」から一部抜粋 平成29年12月実施。回答数16通。

消費生活モニターに聞きました!

あなたが日常生活を送る上で、

現在一番生活を圧迫している費用は何ですか?

◆子供が成人し、学生から社会人になったので学費がなくなった。

やや良くなった

◆大きい出費を除けば一応年金で増減なく生活できているから。◆収入・支出に変 化が見られない。◆収入に変化がなく、健康に暮らしているため。◆努力もあそびも できる。健康である。

大きな変化はない

◆65歳・年金・独り暮らしで、年金額が下がった。◆離れて暮らす家族の医療費や、飼 い犬の緊急手術で相当な出費となった。◆収入のダウン、支出のアップ。◆年金が減 らされた。◆物価が上がり少し出費が増えた。社会保険料がやや増えた。

悪くなった

あなたの家庭の暮らし向きは、昨年と比べて変化はありましたか?

(%)

(年度)

25 26 27 28 29 0

10 20 30 40 50 60 70

地域の消費者トラブルに関する見守りや消費生活情報の普及等のための知識を学んでいただき、 「消費生活サポーター」を養成する講座(全2回)を開催します。皆さまぜひご参加ください。

日時・場所

各回40名(無料) 定 員

・消費者トラブル相談事例・対処法、消費者行政センターの役割 ・消費者トラブル気づきのポイント・声かけ事例等

・消費者を守る法律・契約の基礎知識 等 内 容

市内在住・在勤・在学で18歳以上(3月現在)の方 対 象

電話・FAX・郵便で受付(先着順)

(サポーターに登録していただくためには、全2回の講座を受講していただくことが必要です。) 申込方法

〒103−0012

東京都中央区日本橋堀留町2−3−5 グランドメゾン日本橋堀留101号 全国消費生活相談員協会 宛て

電 話:03−5614−0543(平日9:30∼17:00) FAX:03−5614−0743 住所・氏名・電話番号・参加人数等をお知らせください。

申 込 先

講座に関する問合せ : 消費者行政センター 電話:044-200-3864 

保険料等 6

貯蓄 19

住宅関係費19

食費31

その他19

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