多様化す る就業構造 とその課題
浜 民夫 *
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Ta mi oHAMA
A bs t r ac t s :Asf o rt hi spa pe r ,t hedi ve r s i f yi ngs t r uc t ur eofoc c upa t i o no fo u rc o un t r ya ndt hep r o bl e m whi c hha soc c u r r e dwi t hi ta r ede s c r i be d. Thee c o no mi cs oc i e t yi nmy c o un t r y,i ti nc r e a s e si n i nc r e a s l ngt heun‑ r e g ul a rl a bo roft het e mpo r a r yl a bo r , t heuni tc o n t r a c tl a bo r , t hepa r tl a bo r , t hec o n t r a c t l a bo ra nds oo n. ndt hef br e l g nl a bo r丘・ o mt hef br e l g nC O un t r i e s ,t o o,i si nc r e a s l ngS pe e d. Ont heo t he r ha nd,t hedi s c r e t i o nl a bo rs ys t e m t oha vema deaho u r sofl a borha vean umbe rofde g r e e so f丘・ e e do m a bo u tt her e g ul a rl a bo r e r , t oo, t her e s ul tpr l nC i pl ea ndt hea nn ua ls a l a r ys ys t e m a nds oo na r ee xpa ndi ng.
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キー ワー ド :若年無業者 、非正規雇用、請負労働者 、労働法規 の適用 限界
我が国の経済社会 は、派遣労働 、請負労働 、パー ト労働 、契約 労働 な どの非正規 労働 者 の増加 が進 み、加 えて海外か らの労働力移入 も勢 いを増 してい る。一方 で、正規労働者 について も労働 時間に 自由 度 を持たせ た、 「 働 いた時間」に直接 関係 な く賃金 収入が決 まる、裁量労働 制や年俸制 な どが拡大 して い る。小規模分散事業所 の増加 、soHO 、テ レワ‑
*元長崎大学環境科学部 受領年月 日 2007 年 4 月 1 8日 受理年月 日 2007 年 5 月 8日
クな ど新 たな労働形態 も発生 してい る。従来、労働 法規 なか んず く労働 基 準法や 労働 安 全衛 生法 にお いては、 「 労働契約」が締結 された労働者 が法の保 護対象 とな り、事業主 にその履行 の義務 が課 され て い る。す なわち、事業主の義務 も賃金 を直接支払 っ てい る労働者 のみに課 され てい るものである。
勿論、派遣労働者 も請負 労働者 も外 国人労働者 も 実際は ど うであれ、法的には、雇 ってい る事業主や 使用者が確定 してお り、その者 に法 の履行義務 があ るのは、言 うまで もない ことであ り、法制度 として は問題 はない。事業主がその雇用 してい る労働者 に
‑ 81‑
対 して、法が求めてい る労働条件や労働環境 を整備 す るのは当然の義務であ り、事業 を行 う者 としての 責務 と考 え られ る。
しか し、事業場 を通 じて法や制度 の履行 をを求 め る、 とい う方法は、かつての製造業の生産労働者 が 保護の対象であった時代は機能 していたが、現代 の よ うな複雑 な就業状態、就業環境の場合 には、現行 の労働 法規や制度 の枠 内で対応す るのは不十分 で あ り、これ らを超 えた新たな対応が必要 と考 えられ る。
多様化す る就業構造 とその課題 1 非正規雇用の増加
総務省 の平成 1 8 年 7‑ 9 月期平均の労働力調査結果 によると、役員 を除 く雇用者 は 51 1 5 万人 と,前年
ー 藍 観 刑 磯 挽
碓草.Lmi・.井主唱爪
同期 に比べ 94 万人の増加 となった。 この うち,正 規の職員 ・従業員 ( 以下 「 正規雇用」 とい
う。)は 3 4 08 万人 と,前年 同期に比べ 3 6 万人の増加 となっ た。また,パー ト・アルバイ ト,派遣社員,契約社 員等の非正規の職員 ・従業員 ( 以下 「 非正規雇用」
とい う。)は 1 7 0 7 万人 と ,5 7 万人の増加 となった、
としてい る。す なわち 94 万人の雇用増の うち非正 規社員 を依然 として多 く増や してい る。第 1図及び 第 1表 をみると、依然 として、非正規雇用で対応す
る傾 向が顕著に現れている。
役員 を除 く雇用者 に 占め る非正規雇用 の割合 は 3 3 . 4% と,前年 同期 に比べ 0 , 5 ポイ ン トの上昇 とな った。 これを男女別 にみ ると,男性 は 1 8 . 5% ,女性 は 5 2. 9% と,前年 同期 に比べ男性 は 0. 8 ポイ ン トの 上昇,女性は同率 となった、 としている。
第 1 図 「 正規の職員 ・従業員」・「 非正規の職員 ・従業員」の対前年同期増減 及び 「 非正規の職員 ・従業員」の割合
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第 2 表 雇用形態別就業者
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笹料 出所 第
1
図に同 じ。‑ 8 2‑
2 どの年齢階級 で も非正規雇用が増加 例 えば 、1 5‑1 9 歳層 では 1 98 2 年 には非正規雇用 第 3 表 によれば、 どの年齢階級 において も、非正 者 の割合 は 7 . 1% にす ぎなか ったのが 、2 0 年後 の 規雇用者 の割合が増加 してい る。特 に若年層 におい 2 0 0 2 年 では 28 . 7% にまで増加 してい る
。2 0‑2 4 歳 て、顕著 になってい る
。層 で も 6. 6% か ら 26. 6% に増加 してい る。
第 3 ‑1 表 非正規従業員の数 ( 対人 口比)
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終 曲 蔀踏 爵 省統 計局 M敵 襲構遺 養 奉調 香」 をも‥と闘 学生労 湘省労頭重 焼酎窃当番聾鷲基にて韓欝i 塵 薮紺 厚生労働省 「 労働経済 白書」か ら転載。
第 3‑ 2 図、第 6‑ 1 表、第 6‑ 2 表、第 6‑ 3 表も同じ。
第 3 ‑2 表 年齢階級別非正規従業員数及びその各年齢人 口に対す る比率
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3 失業者 は正規雇用 を探 してい る 「 正規雇用」の 1 48 万人である。若年層 で特 にその 平成 1 8 年 7 ‑ 9 月期平均 の完全失業者数 は 2 7 3 万人 傾 向が強 い。 次いで 「 パー ト ・アルバイ ト」 が 8 0 で あ るが、探 してい る仕 事 の形態 で最 も多 い の は 万人、派遣社員 は 1 0 万人 と少 ない。
第 4 表 探 している仕事の形態別完全失業者
平成 1 8 年 7 ‑9 月 男女計 総数 ( 万人)
年齢階級 総 数 2 1 4 5 ‑ 歳 3 2 4 5 ‑ 歳 4 3 4 5 ‑ 歳 5 4 4 5 ‑ 歳 6 5 4 5 ‑ 歳 6 以上 5 歳 雇われ てす る仕事 2 4 5 4 9 7 0 4 2 3 4 41 1 0
正規の職員 .従業員 1 4 8 3 4 4 8 2 8 21 1 7 1 パ ー ト. アルバイ ト 8 0 1 3 1 6 1 2 1 0 21 7
労働者派遣事業所の派遣社 員 1 0 1 4 1 1 1 1
その他 7 1 2 1 1 2 1
自営業主 9 0 2 2 2 2
内 職 1 0 0 0 0 0
資料 出所 総務省統計局 「 労働 力調査」
‑ 8 3‑
4 非労働 力人 口で就 業 を希望す る者 は非正規雇 用希望が多い
平成 1 8 年 7 ‑ 9 月期平均の 1 5 歳以上人 口 1 0 , 9 9 9 万 人の うち、労働力人 口は 6 , 6 8 7 万人で、非労働力人 口は 4 , 引2 万人である。非労働力人 口の うち就業希 望者 は 4 7 8 万人で、 うち正規雇用 を希望 してい る者 は 1 1 3万人で、非正規雇用 を希望 している者 は 2 ' 7 0
平成 1 8 年 7 ‑9 月
万人である。 この うち若年者 についてみ ると 、1 5‑
2 9 歳層 で在学 中でない者では正規雇用希望が 8 万人 で非正規雇用希望が 1 1万人である
。2 5 ‑3 4 歳層で は前者 の 3 0 万人 に対 して後者 は 6 2 万人 と非正規雇 用希望者 が多 くなっている。
労働 市場 か ら撤退 して非労働 力 となった者 の就 業意識の変化が見受 け られ る。
第 5 表 非労働力人口の総数
総 数 就 業 希 望 者
希望 している仕事の形態
雇われてす る仕事 自営業 主 内 職 その他
正規の 職員 .
従業員 パー ト バイ ト 労働者 ・アル 派遣事 業所の 派遣社 負 その他
男女計 4 31 2 47 8 3 8 3 1 1 3 2 4 6 9 1 5 1 1 2 5 41 1 5‑2 4 歳 7 5 0 1 2 4 9 7 5 1 4 3 1 3 2 1 1 4
うち 在学中 6 8 7 1 0 0 7 9 4 3 3 4 0 2 2 0 1 1
うち 在学中で
2 5 ないもの ‑3 4 歳 3 6 1 3 2 1 2 1 4 0 1 9 8 4 3 8 0 5 9 9 3 1 2 1 0 1 7 1 3 6
3 5‑4 4 歳 2 9 7 1 0 4 9 0 1 7 6 8 3 2 2 5 5 4 5‑5 4 歳 2 5 6 5 6 4 2 8 31 0 2 3 5 5
5 5 ‑6 4 歳 5 8 4 4 8 3 6 5 2 8 0 3 2 2 6
6 5 歳以上 21 1 3 3 4 2 2 2 1 6 1 3 2 5 4
資料 出所 総務省統計局 「 労働 力調査 」
5 減少 しない若年無業者や フ リー ター
労働経済 白書の分析資料 によると、若年無業者数 や フ リー ター数 は、減少 に転 じてい るとはいえず、
対人 口比でみ ると若年無業者率は現状維持で、フ リ ー ター率は増加 してい る。
第 6 ‑1 表 年齢階級別若年無業者数及びその各年齢人 口に対す る比率 ふ
上靴 雛封挺 .
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1 箆 . 1 . 盟 豊 島 J , i 眉 玉 野 L. . 9 . , 1 5 1 . 呂 星 7 望. 柑 王 . 7 1 / 9 1
資料 出所 総務省 統計局 「 労働 力調査」
( 注)若年無業者 は、年齢 を 15‑34 歳 に限定 し、非労働 力人 口の うち、家事 も通学 も し てない者 として集 計。
‑8 4‑
第 6 ‑ 2 表 「フ リー タ ー」 属性 を持つ者の数 ( 対人 口比)
・ 苧( . : I . ' 1 . . . . . I
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滑 位 J J人、鯨 I
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対 人日比 対立「 ] 比 粛十 九日 比 対. . 揖 コ比 二 2 £ 購 . 1 玉 ̲ . 1 さ】 十 丁 1 1 . 6 l l l j l l l j : > . ≡ ‑ r u F 温 ノ
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資料出所 総務省統計局 「 労働力調査 ( 詳細結果)」
( 注) 1 ) フ リー ター とは 、1 5‑34 歳 で、男性 は卒業者、女性 は卒業者で未婚 の者 とし、①雇用者 の うち勤め先 における 呼称が 「 パー ト」又は 「 アルバイ ト」であるもの、②完全失業者の うち探 している仕事の形態が 「 パー ト・ア ルバイ ト」 の もの、③非労働力人 口の うち希望す る仕事の形態が 「 パー ト・アルバイ ト」で、家事 も通学 も就 業内定 もしていない 「 その他」の者である。
2) 男性 は卒業者 、女性 は卒業者 で未婚 の者。
6 請負 労働者 の全体的動 向
近年 、請負労働者 を活用す る事業所 は増加 して いる
。事業所規模別 には 「 500 人以上」で 55% 、 「 1 00 人 〜499 人」で 31 % 、 「 30 人 〜99 人」で 1 5% と規 模 の大 きい事業所での活用が 目立ってい る。
産業別 には、 「 建設業」で 21% 、 「 電気 ・ガス ・ 熱供給 ・水道業」で 1 9% 、 「 情報通信業」で 41 %、
「 運輸業」で 1 5% 、 「 サー ビス業」で 1 9% 、 「 製 造業」で 31 % となってい る
。製造業のみな らず、全産業で幅広 く請負労働者に 対す る需要が多い実態がみ られ る。
第 7 図 請負労働者が就業 している割合
不 動 輩
金 融 , 保 陵 輩
即 売 ・ 小 売 業
凝 塊 堆
情 報 洩 惜 幾
等 一J ・ ・rr :r・・・; ・ 軌 ・供 洪 ・ ≠ PJ 黒
磯 櫨 閑 適 製 造 畿
泰 鵬 閣 議 搬 遺 糞
消 浄 閣 議 髄 道 楽
離 散 雅
線 紋 畿
資料 出所 厚生労働省 「 派遣労働者実態調査 」 ( 2 0 0 4 年)
( 注) 1)物 の製造 を行 う派 遣労働者の有無 に関 して不明の回答 を除 いて いる。
2)複 合サー ビス事 業 を除 く。
3) 労働経済 白書か ら転載 した。以下、第 1 6 図まで同 じ。
ー
8 5‑
雛 暫 ≠ 轡 簡 素 煤 雅
鑑 塵 竹 備 後
7 製造業 にお ける請負労働者 の状況
製 造 業 にお ける物 の製 造 を行 う請負 労働 者 数 の 総数 は 86. 5 万人 にのぼる
。性別 には、男性 が 60 万 人 、69 % 、女性 が 26. 6 万人 、31% となってい る。
分野別 でみ る と、最 も多いのは、 機械 関連が 51 . 4 万人、次いで素材 関連 の 24. 5 万人、消費関連 の 1 0. 6
万人の順 となってい る。
規模別 には 500 人以上規模 に 28 . 4万人 、 1 00 人 〜499 人規模 に 43. 9 万人 、30‑99 人規模 に 1 4. 3 万人が就労 してお り 、1 00‑499 人規模 に過半が在籍 し ている。
第 8 表 製造業における物の製造 を行 う請負労働者数
・ 二 単位 万^: 一 ・
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6. 1 0 1 息 / Or J 刑
lO〔 卜十 J t 4 99一 、 . 十 30‑ 99 人 鍋田̲ 太 陽 上 loo‑ ▲ 4 99 人 30. ‑ ‑ 凋 9 J L , 50L 1人l 」上 lOC ‑ 499
・ 語酎ノ 凋 9. . 瓦
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0月 4 1 ∴ . 1 9 181 . 1 2 ・ . 臥 40 冒. . . ‑ 堵惑 ・ . r.
磨‑ i . 感S r 且72 4. 醍 ・ 臥 位 望 .
[ 摘朋 . 乱 昏; 5 . 喜 1 丁+ 凱28
資料出所 野生鰍艶感 「 瀬過労勤番碗髄銅盤」建怨糾 尊さ
・ : . ; i: ・ 請負労働者とは. ̲請負尊者と雇用関係があり、指 揮 翁 ・ 砦 を受 け
る関係にt あるが、 .注文主から指揮命令 を受ける閏 梓 L ・ :音 ・ /I . 労働 着 をいう▲ こ .請白楽肴 と注文主は請白楽約を結ぶL .
製 造業 にお ける請負 労働者 を活 用 してい る製 造 業の事業所割合 は 、31 % となってい る。 うち、物 の 製造 を行 う請負労働者 が
いるのは 23% で、その他 の 請負労働者 がい るのは 8% である。事業所規模別 に み ると 、500 人以上規模 で 79%、1 00‑499 人規模 で 53%、30‑99 人規模 で 22% と規模 が大 きいほ ど請 負労働者 がい る事業所 の割合が高い。
物 の製 造 を行 う請 負 労働 者 のい る事 業所 の割合 を規模別 にみ る と 500 人以上規模 で 60%、1 00‑499 人規模 で 42%、30‑99 人規模 で 1 6% となってい る。
また、機械 関連製造業が 31 % 、中で も 500 人以上 規模 では 62% となってい る。
以上か ら、機械 関連製造業 においては、請負 労働 者 にかな りの程度依存 してい る実態がみ られ る。
‑ 86‑
8 外 国人労働者 の増加
① 外 国人労働者 の入職 、離職状況
過去 1 年 間 ( 平成 1 6 年 6 月 1 日〜平成 1 7 年 5 月 31 日) の入離職 の状況 は、労働者数 が 1 9. 8 万人 に対 して、入職者数 が 1 2. 2 万人、離職者数 が 9. 3 万人 と動 きが激 しい もので あった。 このため、入職 率 ( 直接雇 用 され てい る外 国人労働 者 数 に対す る過 去 1 年 間 の雇入れ数 の割合)は 6 1 . 4% 、離職率 ( 直接
雇 用 され てい る外 国人 労働 者 数 に対す る過 去 1 年 間の離職者数 の割合)は 47 . 0% 、入職超過 率 ( 直接雇 用 され て い る外 国人 労働 者 数 に対す る過 去 1 年 間 の雇 入 れ 数 か ら離 職 者 数 を 引
いた 数 の 割 合 )は 1 4. 5% となってお り、 出入 りが激 しく、かつ、雇用 数 が大幅 に伸 びてい る ( 1 4. 5%) 。 しか も、産 業別 にみて も、規模別 にみ て も、いずれ も入職超過 とな ってい る
。第 9 表 産業別 、事業所規模別 ・入離職状況 ( 直接雇 用)
単位 :人 、%
外 国人 労働者 入 職 離 職 入職超過
①人数 ②人数 入職率 ( ②/①) ③人数 ( 離職 率 ③/①) ( ④人数 ②‑③) 率 ( 入職超過 ④/①) 合 計 1 9 8, 3 80 1 21 , 86 8 6 1 . 4 93 ,1 80 4 7. 0 2 8 , 6 8 8 1 4. 5
産
別 莱 製 造業 1 0 8, 0 08 67 , 4 6 9 6 2. 5 51 , 47 3 4 7. 7 1 5 , 9 96 1 4. 8 卸売 .小売業 1 6,1 01 8, 8 0 0 5 4. 7 7 , 0 2 3 4 3 . 6 1 , 7 7 7 l l . 0 飲食店、宿泊業 1 5 , 9 42 1 2 , 0 8 4 7 5 . 8 9 , 4 8 6 5 9. 5 2 , 5 98 1 6 . 3 教 育、学習支援 業 1 6, 6 31 7 , 9 8 6 4 8. 0 6 , 7 7 9 4 0. 8 1 , 2 07 7 . 3 サ ー ビス業 ( 他 に分
類 され ない もの) 23 , 91 0 1 6 , 8 0 0 7 0. 3 1 2 , 3 97 51 . 8 4, 4 03 1 8 . 4
事 莱 所 規 模
別 0/ ‑4 人 63 8 46 3 7 2. 6 2 8 6 4 4. 8 1 77 2 7 . 7 5‑ 29 人 1 4, 0 3 0 8, 6 9 7 6 2. 0 6, 0 0 2 4 2. 8 2, 6 95 1 9 . 2 30〜 49 人 1 3, 5 33 7, 5 9 2 5 6.1 5 , 46 2 4 0. 4 2,1 3 0 1 5 . 7 50/ ‑99 人 3 0, 2 01 1 7 , 2 01 5 7 . 0 1 2 , 4 0 2 41 .1 4, 7 99 1 5 . 9 100‑ 299 人 6 0,1 63 3 7 , 7 2 3 6 2. 7 2 8, 5 8 9 ・ 47 . 5 9,1 3 4 1 5 . 2 300‑ 499 人 2 2, 5 7 6 1 4, 81 9 65 . 6 1 2 ,1 7 7 5 3. 9 2, 6 42 ll . 7 500〜 999 人 2 4, 5 5 8 1 5 , 5 7 2 63 . 4 1 2 , 3 91 5 0. 5 3 ,1 81 1 3 . 0 1 , 000 人以上 3 2, 6 81 1 9, 8 01 6 0. 6 1 5 , 871 4 8. 6 3 , 9 3 0 1 2 . 0 ( 注 1 ) 入職率 とは、雇用 されてい る外 国人労働者数 に対す る過去 1 年 間の雇入れ数の割合である。
( 注 2) 離職率 とは、雇用 されてい る外国人労働者数 に対す る過去 1 年 間の離職者数 の割合である。
( 注 3) 入職超過率 とは、雇用 されてい る外国人労働者数 に対す る過去 1 年間にお ける雇入れ数 か ら離職者数 を引 いた 数の割合である。
② 主 と して労働者派遣 ・請負事業 を行 ってい る事 業所
外国人 を直接雇用 してい る事業所 2 5 ,1 0 6 所 、外 国人労働者数 1 9 . 8 万人 の うち、主 に労働者派遣 ・ 請負事業 を行 ってい る事業所 ( 以 下 「 派遣 ・請負 事 業所」 とい
う。)は 2, 41 2 所 、外 国人労働者数 は 5. 3 万人 で、 それ ぞれ 直接 雇 用 事業所 全 体 の 9. 6 % 、 2 6. 7% を 占めてい る。 なお 、‑事業所 あた りの外 国
人労働者 数 は 2 2. 0 人 であ り、派遣 ・請負事業所以 外 ( 6. 4 人)に比べて約 3 . 4 倍 となってい る。
また、 これ ら派遣 ・請負事業所 に直接雇用 されて い る外 国人労働 者 は、 出身地域 「 中南米 」 ( 41 , 075 人、構成 比 7 7 . 5%) 、在留資格 「日本人 の配偶者等 、 永住者 の配偶者等 、定住者 」( 47 , 3 4 0 人、同 89. 3%) 、 職種 「 生産工程作業員 」 ( 45 , 93 5 人 、同 86 . 6%) が 最 も多い。
‑ 8 7‑
第 1 0 表 主 として労働者派遣 ・請負事業 を行 っている 事業所の外国人労働者数 ( 直接雇用)
単位 :人、%
主 として労働者派遣 .請負事業 を行 ってい る事業所 左記以外 の事業所
外国人 構成 比 外 国人 構 成 比
労働者数 ( 前年) 労働者数 ( 前年) 合 計 5 3 , 0 3 2 1 0 0.0 ( 1 0 0. 0) 1 45 , 3 48 1 0 0 . 0 (1 0 0. 0)
男 31 , 5 93 5 9, 6( 5 8. 1 ) 7 6 , 2 03 5 2. 4( 5 4. 5 ) 女 21 , 43 9 4 0. 4( 4 1 . 9 ) 6 9,1 45 47 . 6( 45 . 5 )
荏 J 田 く り 資 格
別 A 専門的、技術 的分野の在留資格 2 , 5 45 4. 8( 4. 5 ) 3 4, 93 2 2 4. 0( 2 4. 7 ) ほ 墓誌竿術 」又 は 「 人文知識 .国 2 , 0 81 く 81 . 8〉( 8 3. 2 ) 2 0, 9 3 8 く 5 9. 9〉( 5 8. 2 ) b 日本人の配偶者等 、永住者 の配偶
者等、定住者 47 , 3 4 0 8 9. 3( 9 0 . 5 ) 4 8, 2 97 3 3 . 2( 37 . 8) C留学、就学 ( アルバイ ト) 1 , 7 3 2 3 . 3( 3 . 6 ) 2 8, 5 28 1 9. 6( 1 8. 2 ) D 特定活動 ( 技能実習生) 1 , 2 3 8 2. 3( 1 . 2 ) 31 , 5 0 4 2 1 . 7 ( 1 7 . 9) E 特定活動 ( ワー キング .ホ リデー) 23 0.
0(
0.
1)47 8 0. 3( 0. 3 )
( 注)く〉内は、 「 専門的、技術的分野 の在留資格」 に 占める 「「 技術」又は 「 人文知識 ・国際業務 」 」 の割合である。
③ 直接雇用型 も間接雇用型 も増加 が予想 され る 国際化が さらに進展す るこ とが予想 され るので、
以上の よ うに、外国人労働者 については、入離職 直接雇 用型 も間接雇 用型 も今 後 も引 き続 き増加 す が激 しく不安定な雇用 関係 ではあるが、増加 の一途 るもの とみ られ る。
をた どってい る。
‑ 8 8‑
第 1 1 図 外 国人労働者数 の推移 ( 直接雇 用 、間接雇 用)
H∈ :
g1 0 ll l≦ : l : 1 14 15 1 6 1 7 年
9 実施 率 が低 い非 正 規 雇 用者 に対 す る安 全 衛 生 教育
① 厚 生 労働省 「 平成 17 年 労働 安全衛 生基本調 査 結果 の概 況」 に よれ ば、
過去 1 年 間 ( 平成 16 年 11 月 1 日か ら平成 17 年 10 月 31 日まで) に、一般 定期健 康診 断 を実施
した事業所割合 は 78.5% で あるが、 うち 1 ,000人以 上規模 の事業所 が 1 00.0 % 、 1 0‑29人規模 の事業所 が 72.7 % と小規模 での実施 率 は大規模 事業所 に比べ て低 い。
また、安全衛 生管理 体制 に関 して 「 安全管理者 」、
「 衛 生管理者 」及 び 「 産 業 医」の選任 状況 をみ る と、
80. 4%( 73.6)、80.4%( 76.6)、75.4%( 75.8) となって い る。 ※ ( ) 内は平成 12 年 の調 査結果 で ある。
これ を規模 別 にみ る と、 1 ,000人以上規模 の事業 所 では 、 順 に、90.8 %、99.8 %,
99.8 %となってい るの に対 して、50‑99 人規模 の 事業所 で は 74.4%,72.0 %,
63.7 %とな ってお り、選任 状 況 につ い て も規模 間 に差 がみ られ る。
50 人 未 満 の小 規 模 事 業所 に選 任 が義 務 づ け られ てい る 「 安全衛 生推進者又 は衛 生推進者 」 につ いてみ る と、30‑49人規模 で 28.8 %、 1 0‑29人規
模 で は 22. 1 %の選任 状況 となってお り、 50 人以上 規模 の事 業所 との 間 で の安 全衛 生 管 理 体 制 に格 差 がみ られ る。
② 第 12 表 に よ り、 「 安 全 衛 生 教 育 の 実 施 の有 無 」 を、 まず規模別 にみ てみ る。
平成 17 年 で は 54.0 % の事業所 が実施 を してい る が、平成 12 年 ( 54. 9 %) と比べ て改 善 が見 られ な い。 また 、規模別 には 1,000 人以上規模 で実施 率が 96.8 %なのに対 して 、1 0‑29 人規模 が 48.3 %と、規 模 間で大 きな違 いがみ られ る。
次 に 「 教育 の対象者 」 別 にみ てみ る。
1 ,000 以 上規模 の事 業所 で は、 「 常用 労働 者 と し て新 しく雇 い入れ た労働者 」 について は 97.1 % とほ ぼ実施 してい るが 、 「 臨時 ・日雇 い労働 者 と して新 しく雇 い入れ た労働者 」が 39.2 %,「 関係 請負人 の労 働者 」 が 4 1 .3 %, 「 派遣 労働者 」 が 69.1 %, 「 外 国人 労働 者 」 が 1 5.3 % の実施 率 とな り、非正規雇 用 労働 者 に対 す る安 全衛 生 教 育 の実施 率 は正 規 雇 用 に比 べ て大幅 に低 くな ってい る。
これ を事業所規模別 にみ る と、 どの就 業形態 の労 働者 につ いて も、規模 が小 さくな るほ ど実施 率 が低
くなって い る。
‑ 89‑
第 12表
平成 17年 計
( 事業所規模 ) 1,000 人以上
〜9 9 人
〜4 9 人
10‑2 9 人
平 成 12 年 計
注 :
安全衛生教 育の実施の有無及び教育の対象者別事業所割合 ( 複 数回答)
教育の対象者 ( 複 数 回答)
( 単位 : %)
安全衛生教育 を 実施している
L ' , 票 蘭 ≡去
し 就 し 職 新 く 任 た 朋 隠 報 等 二㍉ !'‑) . tli 1 g .I‑' .:.‑.[(; fl'1 ..I‑(.I.:..l・ ・UJ.:).. .I...
1 00. 0等 72. 8 ( 93. 8)K26. 8)K53. 4)K33. 8
し 就 新 く 臥 蛸 蛸 鳳 雛 雌 者 係 負 の 働 関 請 人 労 者 遣 働 派 労 者 統 管 す 者 偉 粗 瑚 牌 括 埋 る
( 1 3. 0)董( 5. 1 )
( 2 5 . 5 ) 圧 1 2, 9)重 ( 26, 0)葺 12. 7
( 3. 9)萱 27. 2
( 1 3 . 3)≡( 2. 9
「 関係請負人の労働者 」 年は調査 していない。
「 派遣労働 者」及び「 事 業の実施を統括管理する者 ( 事 業主、工場長等 ) 」については、平成 1 2
10 検 討課題
( 丑 わが国の就業構造 の多様化 が進 んでい る。 グ ロ ーバル化 した経済社会 の中で、正規社員 も非正規社 員 も人件 費削減 に さらされ るな どコス ト競争 が激化 す るこ とが十分 に想 定 され る。
安全衛 生管理体制や安全衛生教育 な どにその影響 が出るよ うではい けない。
低賃金 、低 コス トの派遣 労働者や請負 労働者 の増 加 が見込 まれ る
。そ うした動 きを増幅 してい るのは、 フ リー ター な どの若 年労働者 、 日系外 国人労働者や研修制度 を利 用 した外 国人労働者 が、 この よ うな需要 に吸収 され 低賃金 労働力 の供給源 になってい る と見 られ る。
低賃金 労働者 は、生活 を維持 で きる一定 レベル の 収入 を確保す るためには、労働 時間 を増や して対応 す る しかないのであ る
。この よ うな中で、 低賃金労働者 にかか るコス トを、
なお縮 減 す るた め に社 会保 険 の適 用 外 にな る よ う
… 9 0‑
に、 これ らの労働者 と契約 を結ぶケー ス もある。
パ ー トタイマ ー契約 な ら 「 労働 時間 を短 くす る」
こ とで事業主責任 が及 ばない各種保 険 の適用外 に し て しま うとか、直接 に雇用契約 を結 ばな くて も良い
「 派遣」や 「 請負」契約 とし、派遣会社や請負会社 か ら労働者 を出 して も ら う間接雇用 にす る。 こ うす れ ば当然 に元請 けの保 険の適用外 にな る し、労務管 理や人事管理 の手間 も省 ける。
しか も、社会保 険 は労災保険 を除 き労働者 も保 険 料負担 を伴 うので、 当面の収入 だ けを考 えれ ば、労 働 者 サ イ ドも社 会保 険 に未加 入 の方 が手取 りが多 い 。
また、最近 、各地の労働 局が事業場 な ど‑ の臨検 調査 な どを行 ってい るが、 これ に よ り、偽装請負 労 働 が行 われ てい る実態 も明 らかになって きてい る
。これ については、厚 生労働省本省 労働 基準局長及 び職業安 定局長名 で、平成 1 8 年 9 月都 道府 県労働 局 長宛 の通達 ( 基発第 0904001 号、職発第 0904001 号)
「 偽装請負 の解 消 に向 けた 当面の取組 み について」
が発せ られ てい る
。「 製 造業 にお ける元方 事業者 による総合 的な安全衛 生管理のための指針 について」 も厚 生労働省本省 労働 基準局長名 で平成 1 8 年 8 月 1日付 けの都道府 県労働 局長宛の通達 ( 基発第 0801 01 0 号 )が発せ られている。
さらには、研修制度 を悪用 して、研 修 とい う名 目 で最低賃金以下の研修 手 当で、事実上 の労働者 とし て労働 に従事 させ てい る実態 も指摘 され てい る。
正規社 員 において も成果 主義や年俸制 が導入 され るな どして、 コス ト削減 が進む 中で過 重労働 の実態 は今後 ともに進む こ とが予想 され る。
こ うした 中で、産業保健活動 の充実 に よる健康維 持 の必要性 が強 く求 め られ るよ うにな ろ う。
② 特定 の人 間に作業負 荷 が集 中す る、人員削減 に 伴 う労働者一人 あた りの作業量の増加 は、過 労死 と 言 う発現系 のみな らず社会 の健全性 に も影響 を与 え てい る とす る報告 もあ る。仕事や職場 生活 に関す る 強い不安や ス トレス を感 じてい る労働 者 の割合や 自 殺す る労働者数 が増加 してい る。
求 め られ る産業保健 サー ビス も EAP的機能 、コン サル タン ト的機能 な どこれ までの産業保健 の範 囲 を 超 える機 能 が求 め られ る状況 にある。
一方 、適切 な産業保健サー ビスには こ うした健康 障害や事故‑ の抑止効果 が あ り、また、社会 の安全
と安心 につなが る効果 が期待 で きる
。こ うした観 点か ら、働 く人 の多 くに産業保健サー ビスを有効 かつ 、合理的 な提供方法 、 ビジネ スモデ ル の提示 を ど うす るかが重要 と考 え られ る。
③ ところで、現行 の労働 法規 において も、労働 契 約 が締結 され ていない就労者 であって も、労働 法規
の適用 を受 けてい る例 があ る。
一つ は、家 内労働 法 に規 定 され てい る家 内労働者 である
。家 内労働者 が、委託者 ( 事業者) と結 んでい るの は、労働 契約 では無 くて委託契約 ( 請負契約) とさ れ、労働 基準法や 労働 安全衛 生法でい う労働者 でな いために、 これ らの法律 の適用 がない。
しか し、家 内労働 法第 17 条 、第 18 条や 同法施 行規則第 10 ‑第 22 条の規定 に よ り、委託者 は安 全及 び衛 生 に関 して必要 な措置 を講ず るこ とを義務 づ け され てい る。そ して委託 にかか る業務 に関 して 危険 を防止す ることを罰則付 きで求 め られ てい るの である。
家 内労働法 では 「 家 内労働者」 を次 の よ うに定義 してい る。
( ∋物 品の製造、加 工等若 しくは販 売又 は これ らの請 負 を業 とす る者
② その他 これ らの行為 に類似す る行為 を業 とす る者 そ して、厚 生労働省令 で定 め るものか ら、主 とし て労働 の対償 を得 るために、その業務 の 目的物 た る 物 品 ( 物 品の半製 品、部品、附属 品又 は原材料 を含 む。) について委託 を受 けて、物 品の製造又 は加 工 等 に従事す る者 であって、その業務 について同居 の 親族以外 の者 を使用 しない ことを常態 とす るものを い う、 とされ てい る。
また、 「 委託」 の定義 は、次 に掲 げ る行為 とされ てい る
。①他人 に物 品を提供 して、その物 品 を部 品、附属品 若 しくは原材料 とす る物 品の製造又 はその物 品の 加 工、改造 、修理 、浄洗 、選別 、包装若 しくは解 体 ( 以 下 「 加 工等」 とい う。) を委託す るこ と。
②他人 に物 品を売 り渡 して、その者 がその物 品 を部 品、附属品若 しくは原材料 とす る物 品 を製造 した 場合 又 はその物 品の加 工等 を した場合 にそ の製造 又 は加 工等 に係 る物 品を買い受 けるこ とを約す る
こ と
。‑ 91‑
さらに、 「 委託者」の定義 は、物 品の製造、加 工等 若 しくは販売又はこれ らの請負 を業 とす る者 その他 前項の厚生労働省令 で定 める者 であって、その業務 の 目的物 た る物 品 ( 物 品の半製 品、部 品、附属 品又 は原材料 を含む。) について家内労働者 に委託 をす るものをい う、 とされ てい る。
二つ は、労働者災害補償保険法 による災害補償 は、
労働基準法や労働安全衛生法 と同様 に労働契約 下 に ある労働者 のみ に適用 され るものであるが、労働 者 災害補償保 険法の 「 第 四章の二」 において、本来 、 法の適用外 である労働契約 下に無い者 であって も、
労災保険‑ の加入 を認 める、特別加入制度が設 け ら れてい る。一定の条件 の下の小規模 事業主、一人親 方、農業者 、職場適応 訓練生、家内労働者たちであ る。
すなわ ち、次の①〜⑤ に掲 げる者 ( ②、④及び⑤ に掲 げる者 にあっては、労働者 である者 を除 く。 ) の業務災害及び通勤災害に関 しては、 この章に定 め る規定に よる とされ、労災補償 が行 われてい る。
①厚生労働省令 で定 める数 ( 常時三百人 ( 金融業若 しくは保険業、不動産業又は小売業 を主た る事業 とす る事業主については五十人、卸売業又 はサー ビス業 を主 た る事 業 とす る事 業 主 につ い て は百 人) 以下の労働者 を使用す る事業主 とす る。)以下 の労働者 を使用す る事業 ( 厚生労働省令で定め る 事業 を除 く。)の事業主で労働保 険事務組合 に労 働保険事務 の処理 を委託す るものである者 ( 事業 主が法人その他 の団体であるときは、代表者)
②前号の事業主が行 う事業 に従事す る者
③次の事業 を労働者 を使用 しないで行 うことを常態 とす る者
ア 自動 車 を使 用 して行 う旅 客又 は貨物 の運 送 の事業
イ 土木 、建築その他 の工作物の建設、改造、保 存、修理、変更、破壊若 しくは解体又はその準 備 の事業
ウ 漁船 による水産動植物 の採揃 の事業 工 林業の事業
オ 医薬 品の配置販売 の事業
力 再 生利 用 の 目的 とな る廃 棄 物 等 の収集 、運 搬 、選別 、解体等 の事業
④前号の者 が行 う事業 に従事す る者
⑤次の作業 に従事す る者
‑ 農業 ( 畜産及び養蚕 の事業 を含む。) にお ける
次 に掲 げる作業
イ 厚 生労働 大 臣が定 め る規模 の事 業場 にお け る土地の耕作若 しくは開墾 、植物 の栽培若 しく は採取又 は家畜 ( 家 きん及びみつ ばちを含む。) 若 しくは蚕 の飼育の作業であって、次のいずれ かに該 当す るもの
(1 )動力 によ り駆動 され る機械 を使用す る作業 (2) 高 さが二 メー トル以上の箇所 にお ける作業 (3 )労働安全衛生法施行令 ( 昭和 四十七年政令 第三百十八号)別表第六第七号に掲 げる酸素 欠乏危険場所 における作業
(4 )農薬 の散布 の作業
(5 )牛、馬又 は豚 に接触 し、又 は接触す るおそ れ のある作業
口 土地 の耕 作若 しくは開墾 又 は植 物 の栽培若 しくは採取の作業であって、厚生労働大 臣が定 める種類 の機械 を使用す るもの
二
国又 は地方公共団体が実施す る訓練 として行 わ れ る作業の うち次 に掲 げるもの
イ 求職者 を作業 環境 に適応 させ るた めの訓練 として行 われ る作業
口 求職者 の就職 を容 易 にす るた めに必要 な技 能 を習得 させ るた めの職 業 訓練 で あっ て事業 主又 は事業主の団体 に委託 され るもの ( 厚生労 働 大臣が定めるものに限 る。) として行 われ る 作業
三 家 内労働 法( 昭和 四十五年法律第六十号) 第二条 第二項 の家 内労働者又は同条第四項の補助者 が行
う作業 の うち次 に掲 げるもの
イ プ レス機械 、型付 け機 、型打 ち機 、シヤー、
旋盤 、ボール盤又 はフライス盤 を使用 して行 う 金属、合成樹脂、皮、 ゴム、布又 は紙 の加 工の 作業
口 研 削盤 若 しくはバ フ盤 を使 用 して行 う研 削 若 しくは研 ま又 は溶 融 した鉛 を用 いて行 う金 属 の焼入れ若 し くは焼 き も ど しの作 業 で あっ て、金属製洋食器 、刃物、バル ブは コックの製 造又 は加 工に係 るもの
④ わが国は、いま、技術発展、国際化 とい う経済 社会 の変化 に伴い、派遣労働 、請負労働、パー ト労 働 、契約 労働 な どの非正規労働者 の増加 が進み、加 えて海外 か らの労働力移入 も勢い を増 してい る。一 方で、正規労働者 について も労働 時間に 自由度 を持 たせ た、 「 働 いた時間」に直接 関係 な く賃金収入 が 決ま る、裁量労働制や年俸制 な どが拡大 してい る。
‑ 9 2‑
小規模分散事業所 の増加 、soH O、テ レワー クな ど 新たな労働形態 も発生 している。
一方、テ レワー ク ( 情報通信ネ ッ トワークを活用 して時間 と場所 に制約 され ることな く、ホームオ フ ィスやサテ ライ トオ フィスで就 労す る) は、SOHO
( スモ ール オフィス ・ホームオ フィス) とか在宅勤 務 のことを総称 してい るが、soHO は請負契約 か委 任契約 とされ、在宅勤務 は雇用契約 に区分 されてい
る
。こ うした動 向に加 えて、小零細規模 事業場 、中小 企業で働 く労働者や 、 自営業主な どと併せ る と、現 行 の労働法規の枠組みでは実際的な対応 が難 しいセ
クター に働 く労働人 口が増加 してい る。
従来、労働法規 なかんず く労働基準法や労働安全 衛生法 においては、 「 労働 契約」が締結 された労働 者 が法 の保護対象 とな り、事業主 にその履行 の義務 が課 されてい る。す なわち、事業主の義務 も賃金 を 直接支払 ってい る労働者 のみに課 され てい るもので ある。
職場 を転々 と変 える労働者 ( 一方 の契約 当事者 で ある事業主 も転 々 と変わ る)については、義務 を負
うべ き事業主を特定す るのは実態的に も実務的 にも 難 しい。 ま して、ある時は請負業者で あった り、委 任業務者 であった り、転々労働者 であった りす ると、
一層 、特定が困難である。 これでは法 が求 めている 最低限の労働環境 ・労働条件 の下で働 くこ とは実際 上困難 で あろ う
。勿論、派遣労働者 も請負労働者 も外 国人労働者 も 実際は ど うであれ、法的には、雇 ってい る事業主や 使用者 が確定 してお り、その者 に法の履行義務 があ るのは、言 うまで もない ことであ り、法令遵守 をす る限 り法制度 としては問題 はない。事業主がその雇 用 してい る労働者 に対 して、法が求めてい る労働条 件や労働環境 を整備す るのは当然 の義務 であ り、事 業 を行 う者 としての責務 と考 え られ る。
しか し、事業場 を通 じて法や制度 の履行 をを求め る、 と
いう方法 は、かつての製造業の生産労働者が 保護 の対象であった時代は機能 していたが、現代の よ うな複雑 な就業状態 、就業環境 の場合 に、現行 の 労働 法規 の枠 内で対応す るのは不十分 で、労働法規 の適用限界 となってお り、新 たな対応 も必要 と考 え
られ る
。ー 9 3 ‑
参考 1 一般定期健康診 断実施の有無及び実施後の措置状況別事業所割合 ( 複数 回答)
( 単位 : %)
‑ 9 4‑
参考 2 総括安全衛生管理者等の選任等をしている事業所割合
( 事 業所規 模 ) 1,000人 以上 999人 499人 100‑299人 50‑99人 ( 産 業) 建 設 業 製 造 業
電 気 ・ ガス・ 熱供給 ・ 水道業
飲 食 店 ,宿泊業 サー ビ ス業
( 単位 : %)
9 3. 8 董 89. 5 88. 1葦 83.
9 6. 9 賀 99 . 8葺 9 8.
86. 9 妻 7 9 ̲ 7 83・ 8茎 763
州 … T p d L E 〜 J O J J r d ■ 一 一 【 一 肌 仙川 p ‑ 83. 6蔓 684
7 3. 6董 76.
‑ 95‑
参考 3 安全衛生推進者等の選任をしている事業所割合 ( 単位 : %)
( 事業所規模 ) 30‑4 9人 10‑2 9人
電 気 ・ ガス. 熱供給 . 水道業
安全管理 又は 衛生管理
安全衛 生推進 又 は 衛 生推進者
‑ 96‑
参考 4 安全衛生教育 の実施 の有無及 び教 育 の対象者別事 業所割合 ( 複 数回答 )
( 事業 所規模 )
1 , 0 00人 以上
5 00 ‑999人 499人
1 00 ‑299人
50 ‑99人
平 成 12年 計
≡≡ ≡ ラー吾 妻 享 を
5 4. 鋸 ( 1 0 0. 0 )
( 単位 :% )
教育 の対象者 ( 複 数 回答)
任 主 等 作業 内容 を変
安 た 管 全
安
衛
者
し 就 し 新 く 任 た 生 衛 管
(45 . 0い●32 . 6さく16 . 31′13 . 3∫
者
… 業 実 を 括 仙 事 の 施
統 管 す 者 ( 巣 工 長 主 埋 る 外 人 働 国 労 者 安 全 衛 生 教 育 を 実 施 し て い な い
100 . 0茎96 . 8
( 9 7 . 1 )董 ( 3 9 . 2 )蔓 ( 7 6 . 2 )星 ( 7 9 . 4 ) 8 9 . 6 ‑ 、 1 0 0. 0∴9 6 . 9∴3 9 . 6 : . 6 9 . 0・( 6 6 . 7: .、 4 6 . 5, 8 4・ 4董( 1 0 01 0 )
87 . 鋸 ( 1 0 0. 0 )
5 5. 引 ( 1 0 0. 0 )
、 I t 、 2 7 . 3 )・ : 57 . 町 5 9 . t lt ・ ( 41 . 0 )蔓 ( 6 3 . 1 )葦 ( 3 6 , 4 )毒 ( 2 5 , 0 ( 9 3 . 8 )葦 ( 2 6 . 8 )妻 ( 5 3 . 4 ( 3 3 . 8 )章 ( 1 9 . 5
41 . 1 )葦 ( 41 . 3
( 9 0 . 1 )毒 ( 3 0. 3 )葦 ( 51 . 1 )蔓 ( 2 7 . 6 )毒 ( 1 5 . 3 )
注 「関係 請負 人の労働者 」、「 派遣労働 者」及び「 事 業の実施を統括 管理する者 ( 事 業主 、工場長等 )」について は、平成 1 2 年は調査 していない。
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