県外大学進学率のパネル分析
著者 田村 一軌
雑誌名 AGI Working Paper Series
巻 2017‑02
ページ 1‑23
発行年 2017‑02
URL http://id.nii.ac.jp/1270/00000122/
県外大学進学率のパネル分析
公益財団法人アジア成長研究所 田村 一軌
Working Paper Series Vol. 2017-02 2017 年 2 月
このWorking Paper の内容は著者によるものであり、必ずしも当セ
ンターの見解を反映したものではない。なお、一部といえども無断で 引用、再録されてはならない。
公益財団法人 アジア成長研究所
県外大学進学率 分析
田村一軌
∗2017 年 2 月
概要
人口減少社会 突入 日本 ,特 地方 , 人口流出を抑 ,人
口流入を増 課題 。 人口 総量 決 資源 奪
合 , ,人口 減少 高齢化 現実 直面
自治体 危機感 表 , 課題 政策的対応 課題 。 日本 人口移動 ,大学進学時 就職時 ,地方圏 都市圏 移動 顕著 見
, 後大学卒業時 都市圏 地方圏 還流 ,少 見
特徴 。 ,前期 課題を解決 最 有力 手段 ,大学進学 就職
時 移動 対 働 。
本研究 ,大学進学時 都道府県間人口移動 , 特徴を分析 。 本稿 ,都道府県別 大学進学者 占 県外大学進学者 比率を県外大学進学率 定 義 ,県外大学進学率 関 分析を行 結果を整理 。 ,複数年次
県外大学進学率を,大学数 大学教員 を含 社会経済指標 説明 を構築 。
結果,都道府県別 県外大学進学率 ,潜在大学収容率 男子進学者比率,大卒 者就職率 完全失業率,教員一人当 科研費配分額,人口密度,授業料 要因 影
響 示唆 。
∗ 成長研究所上級研究員(mailto:[email protected])
1
人口減少社会 突入 日本 ,特 地方 ,地域 人口を増加 維持 大 課題 1 。地域人口 増減要因 大 分 自然増減,
出生 死亡 増減 ,社会増減, 転入 転出 増減 。
地域人口を増加 ,出生数を増 死亡数を減 ,転入数を増 転出数 を減 2 対応策 考 。 ,全国的 出生率 低迷 ,地域
出生率を上昇 困難 , 出生率 上昇 地域人口
増加 繋 時間 , を理由 ,地域 人口増加政策 主 社会増
減 人口 増加を 傾向 。 , 地域 人口
流出を抑 ,地域 人口流入を増 地域 政策課題 。 人口
奪 合 , ,人口 減少 高齢化 現実 直
面 自治体 危機感 表 , 政策的対応 行 。
一方 日本 地域間人口移動を ,大学進学時 就職時 地方圏 都市圏 移 動 顕著 見 , 後大学卒業時 都市圏 地方圏 還流 ,少 見
特徴 。 ,前期 課題を解決 最 有力 手段 ,大学進学 就職時 移動 対 働 。 具体的 ,地方圏 人口を維持
( 人口減少を緩和 ) , 「地方創生」 観点 ,地方圏 都市圏 進学移動を抑制 ,大学卒業(就職)時 都市圏 地方検 人口移動を促進 ,政策目標 可能性 考 。
本研究 ,大学進学 都道府県間人口移動 着目 , を定量的 分析
。本稿 ,特 県外進学率 着目 ,統計的分析を通 , を探 を目的 。
2 大学進学 人口移動 動向
本節 ,文部科学省(各年版) を用 ,大学進学 地域間人口移動 動向を把握 。
2.1 大学進学率 推移
図 1 ,大学進学率 推移を 。 数値 ,過年度高卒者等 を含 , , 3 年前 中学校卒業者数 占 大学進学者 割合
。 を ,日本 大学進学率 , 1970 年代後半 1980 年代前半 減少傾向
, 時期を除 ,戦後 現在 至 上昇を続 , 2005 年度 50 %を超 。 , 間 ,男子 大学進学率 女子 を大 上回
確認出来 。
図1 大学(学部) 進学率(過年度高卒者等を含 ) 推移(単位:%)
0 10 20 30 40 50
1960 1980 2000
年度
大学進学率
凡例 計 男 女
(出所)文部科学省(各年版) 作成
,男女 進学率 差 縮 , 2016 年度 大学進学率(男女計・
速報値) 56.8 % 。
,人口 半分以上 大学 進学 事実 ,大学進学 人口
移動 ,日本全体 人口移動 ,無視 存在 。
図 2 ,都道府県別 大学等進学率 。 2015 年 3 月 高等学校(全日制・定時 制)を卒業 人数 対 ,大学・短期大学等 進学 人数 比率 。 を見 , 大学等進学率 都道府県 大 異 分 。 ,東京,京都 極
進学率 高 , 70 % 近 数値 。 , 他首都圏,近畿圏 都府 県 大学進学率 上位を 分 。 一方 ,沖縄,長崎,鳥取,
鹿児島 県 進学率 高 ,沖縄 高等学校卒業者 大学 進学
, 4 割 満 。 地域的 差異 要因 多 研究蓄積
(上山, 2011 ;朴澤, 2012 , ),地域 所得水準 大学入学定員 影響
分 。
表 1 , 2000 年度 2015 年度 大学進学者数 県内進学率 推移を整理
。 15 年間 ,大学進学者数 年間 60 〜 62 万人 間 推移 ,傾 向 微増 。 ,男子 人数 15 年間 37 万人 34 万 人 3 万人減少 一方 ,女子 人数 23 万人 28 万人 4 万 5 千人増加
。 性別 大学進学者数 変化 ,大学進学率 推移を示 図
1 確認 。
,同時期 1 大 変化 ,県内大学進学率, 大学進学者 占 県内大学進学者 比率 増加 。 2000 年 男子 37.3 %,女子 41.2 %,合計 38.8
% 県内大学進学率 , 2015 年度 男子 40.4 %,女子 45.1 %,合計 42.5 %
上昇 。表 1 , 2000 年 2015 年 間,一貫 女子 県内大学進学
図2 都道府県 大学等進学率(平成27年度,
単位:%)
沖縄 長崎 鳥取 鹿児島 北海道 岩手 山口 佐賀 宮崎 青森 福島 秋田 山形 熊本 島根 新潟 高知 大分 和歌山 長野 宮城 徳島 茨城 岡山 香川 三重 愛媛 富山 栃木 群馬 静岡 福岡 石川 福井 千葉 滋賀 岐阜 山梨 埼玉 愛知 大阪 奈良 広島 兵庫 神奈川 京都 東京
40 50 60
(出所)文部科学省(各年版) 作成
図3 都道府県 県外進学率(平成27年度,
単位:%)
愛知 北海道東京 福岡 宮城 大阪 広島 沖縄 京都 熊本 兵庫 岡山 石川 神奈川青森 新潟 徳島 長崎 鹿児島 愛媛 千葉 埼玉 福井 群馬 宮崎 静岡 山梨 岩手 山口 秋田 大分 栃木 三重 滋賀 高知 茨城 山形 福島 富山 岐阜 香川 長野 鳥取 奈良 島根 佐賀 和歌山
40 60 80
(出所)文部科学省(各年版) 作成
率 男子 高 (男子 方 県外大学進学率 高 ) 。 15 年 大学進 学者 占 女子比率 上昇 ,結果 県内大学進学率を引 上 考
,原因 。男子 女子 自県内進学率 推移を
見 ,男子 37.3 % 40.4 % ,女子 41.2 % 45.1 % , 15 年間 上昇 。 ,全体的 県内大学進学率 上昇 ,女子 大学進学率 上昇
要因 説明 。
次 ,都道府県別 県外大学進学率を見 。
表1 大学進学者数 県内大学進学率 推移(2000〜15年度,単位:人,%)
年度 大学進学者数 自県内進学者数 自県内進学率
男 女 計 男 女 計 男 女 計
2000 367,154 232,501 599,655 136,921 95,834 232,755 37.3% 41.2% 38.8%
2001 362,704 241,249 603,953 136,775 99,557 236,332 37.7% 41.3% 39.1%
2002 360,684 248,653 609,337 136,651 102,524 239,175 37.9% 41.2% 39.3%
2003 357,985 246,800 604,785 136,588 102,101 238,689 38.2% 41.4% 39.5%
2004 355,817 242,514 598,331 136,814 100,983 237,797 38.5% 41.6% 39.7%
2005 358,235 245,525 603,760 138,350 103,667 242,017 38.6% 42.2% 40.1%
2006 353,755 249,299 603,054 136,970 108,891 245,861 38.7% 43.7% 40.8%
2007 355,847 257,766 613,613 140,287 111,326 251,613 39.4% 43.2% 41.0%
2008 349,608 257,551 607,159 138,549 111,552 250,101 39.6% 43.3% 41.2%
2009 346,434 262,297 608,731 137,984 114,716 252,700 39.8% 43.7% 41.5%
2010 350,937 268,182 619,119 141,579 118,526 260,105 40.3% 44.2% 42.0%
2011 344,352 268,506 612,858 137,501 119,320 256,821 39.9% 44.4% 41.9%
2012 338,483 266,907 605,390 135,414 118,705 254,119 40.0% 44.5% 42.0%
2013 339,501 274,681 614,182 137,074 122,990 260,064 40.4% 44.8% 42.3%
2014 336,869 271,378 608,247 134,598 121,730 256,328 40.0% 44.9% 42.1%
2015 339,557 277,950 617,507 137,271 125,434 262,705 40.4% 45.1% 42.5%
(出所)文部科学省(各年版) 作成
2.2 県外大学進学率
,大学進学者 県外 大学 進学 比率, 県外大学進学率 着目
。使用 ,文部科学省(各年版) 「出身高校 所在地県別入学者数」
。 ,大学(学部) 所在都道府県を行 ,出身高校 所在都道府県を列
・ ( 「 OD 表」 ) 。
図 3 , を ,出身高校 所在都道府県別 ,自県以外 進学 者 比率 を計算 。 を見 ,全体 ,県外大学進学率 最 低 愛知県( 28.0
%) ,県外大学進学率 最 高 和歌山県( 89.6 %) ,都道府県 県外大学進
学率 大 差 。
県外大学進学率 高 ,前述 和歌山県 加 ,佐賀県,島根県,奈良県,鳥取県 県 。逆 県外大学進学率 低 ,東京,大阪,愛知,北海道,宮 城,広島,福岡 , 地域圏 中核都市 存在 都道府県 ん 。
図 4 ,縦軸 県外大学進学率を,縦軸 県外高校出身比率, , 都道府県 大学 入学者 当該都道府県以外 高校出身者 割合を
。 を見 ,県外大学進学率 県外高校出身率 緩 相関関係 。
,県外大学進学率 高 県 総 県外高校出身者比率 低 傾向 。
,単純 ,県外大学進学率 高 県 県外 流出 穴埋 他県 学生 流
入 , 。 ,県内高校出身者 対 県内
図4 県外大学進学率 県外高校出身率 関係(平成27年度,単位:%)
北海道
青森
岩手
宮城
秋田 福島 山形
栃木 茨城
群馬
埼玉 千葉
東京 神奈川 新潟
富山
石川 福井
山梨 長野
岐阜
静岡
愛知
三重
滋賀
京都
大阪 兵庫
奈良 和歌山
島根 鳥取
岡山
広島
山口
徳島 香川
愛媛
高知
福岡
佐賀
長崎
熊本
大分 宮崎
鹿児島
沖縄
40 60 80
20 40 60 80
県外高校出身率
県外大学進学率
(出所)文部科学省(各年版) 作成
大学進学 魅力 低 都道府県 ,県外大学 進学率 高 考
。
都道府県別 ,北海道,沖縄,愛知,福岡 県外大学進学率 低 ,県外高校 出身率 低 ,比較的大学入学時 人口移動関 閉 。逆 鳥取,島根,滋 賀,奈良,和歌山,佐賀 ,県外大学進学率 高 ,同時 県外高校出身率 高 ,大学進学
人口移動 活発 地域 。東京 京都 ,他 都府県
異 傾向を示 ,県外大学進学率 比 県外高校出身率 極 高 ,大学
生を集 引力 高 。逆 ,静岡,三重,長野 ,県外大学進学率 割
県外高校出身率 低 ,大学生を引 力 相対的 弱 県 。
2.3 潜在大学収容率
,大学進学率 分析例 , 「大学収容力」 指標 用 (上 山, 2011 ;朴澤, 2012 , ) 。 ,地域 18 歳人口 対 地域 大学入学定員
程度収容力 指標 ,
大学収容力 = 18 歳人口
大学入学定員 (1)
計算 。大学収容力 1 を超 ,地域 大学 ,地域 18 歳人口を全 受 入 を,逆 1 を下回 ,地域 18 歳人口 地域 大学
定員割 を意味 。
対 ,村山( 2007 ) ,大学収容力 「大学教育費を負担 家計を捨象 , 不本意入学者 低学力層を含 , 18 歳人口を大学 収容 能力を含意 ,大学 教育機会 地域間格差 歪ん 評価を与 」 ,大学収容力を代替 指 標 次 「潜在大学収容率」を提案 。 , 18 際人口 代 ,実際 大学
進学 人数を採用 ,
潜在大学収容率 = 大学進学者数
大学入学定員 (2)
表 。 潜在大学収容率 ,
潜在大学収容率 = 大学進学者数 大学入学定員
= 18 歳人口
大学入学定員 · 大学進学者数 18 歳人口
= 大学収容力 × 大学進学率
変形 ,大学収容力 大学進学率 積 等 。 ,潜在
大学収容率 ,大学収容力 大学進学率 分解 。
村山( 2007 ) ,都道府県別・性別 , 潜在大学収容率 県内大学進学 率 負 高 相関 一方 ,大学進学率 相関 低 を指摘 。同様 渡部
( 2007 ) , 1992 年度 2006 年度 ,県内大学進学率 潜在大学収容率 相関 を指摘 。実際 文部科学省(各年版) 確認 ,県外大学進学率
( = 1 − 県内大学入学率) 潜在大学収容率 正 相関 (図 5 )。
3 県外大学進学率 分析
, 15 年間 自県内進学率 徐々 上昇 ,都道府県 県 外進学率 異 を説明 。本節 ,県外進学率 高 ( 低 )
都道府県 特徴 何 , 理由 を統計 説
明 を試 。
図5 県外大学進学率 潜在大学収容率 関係(平成27年度,単位:%)
北海道
青森
岩手
宮城
秋田 山形
福島 茨城
栃木
埼玉 群馬 千葉
東京
神奈川
新潟
富山
石川
山梨 福井
長野 岐阜
静岡
愛知
三重 滋賀
京都
大阪
兵庫
奈良
和歌山 鳥取
島根
岡山
広島 山口
徳島
香川
愛媛 高知
福岡
佐賀
長崎
熊本
大分 宮崎
鹿児島
沖縄
40 60 80
100 200
潜在大学収容率
県外大学進学率
(出所)文部科学省(各年版) 作成
Mak and Moncur ( 2003 ) ,米国 州 ,大学進学時 他州 進学者比
率を説明 統計 分析を行 。 論文 ,大学進学 他州 流出 率を非説明変数 ,説明変数 大学・短期大学数,短期大学 比率,州 高等教育予算 額,授業料,奨学金 有無,州 失業率, 州 州 変数を用 重 回帰分析を行 。 結果, 1996 年 1998 年 を用 ,決定係数 0.68 〜 0.77 高 説明力を持 構築 。
Mak and Moncur ( 2003 ) 倣 ,日本 都道府県別 見 県外進学率を統計
的 分析 。
3.1 使用
3.1.1 地域 年次
以下 述 , 47 都道府県別 , 2001 〜 15 年 合計 15 年分
を準備 , を構築 。
,年次 ,県民所得 一部最新 存在 。
,直近 年次 を流用 。 ,地域 ,私立大学 存
在 県 存在 。 ,後述 私立大学 を対象 分析 , 県を分析対象 外 。
3.1.2 被説明変数
被説明変数 , 紹介 「県外大学学進学率」 ,大学進学者 占 県外大学進学者 割合 。具体的 ,文部科学省(各年版) 「出身高校 所在地県別 入学者数」 統計表 計算 。 表 ,出身高校 所在地 「 他(外 国 学校教育 12 年 課程を修了 者,専修学校高等課程 修了者, 高 等学校卒業程度認定試験規則 文部科学大臣 行 高等学校卒業程度認定試験 合格
者等) 」 存在 (平成 27 年度 ,全体 15, 031/617, 507 = 2.43
%を占 ) ,本研究 , を除外 分析 主旨 影響を与
,分析対象 外 。 ,平成 27 年 都道府県別 県外大学進学率 状況 ,前掲 図 3 。
3.1.3 説明変数
説明変数 使用 一覧を表 2 示 。
説明変数 , ,前 述 潜在大学収容率を利用 。 ,潜在大学収容率を 計算 ,都道府県 大学入学定員 必要 。 ,過去 15 年
間 都道府県 大学入学定員 を入手 ,本研究
,実際 都道府県 大学 入学 人数(大学入学者数) ,大学定員 等 。 ,式 (2) を,
潜在大学収容率 = 大学進学者数 大学入学定員
≃ 大学進学者数 大学入学者数 (3) 近似 。実際 ,入学定員 入学者数 方 少 定員割 大 学 ,逆 入学定員以上 入学者を受 入 大学 思 , を合計 ,
相殺 入学定員 入学者数 近 値 考 。 ,
近似 ,大学進学率 分析 常套的 用 手段 。
潜在大学収容率 他 ,地域 経済状況を表 指標(一人 県民所得,完全失業率),
地域 居住状況を表 指標(可住地人口密度,民営賃貸住宅家賃) ,大学 教育水準を表 指標
表2 大学進学者数 県内大学進学率 推移(2000〜15年度,単位:人,%)
変数名 説明 単位 出所
潜在収容率 式(2) 定義 潜在大学収容率。
大学進学者数 大学入学定 員 比率。 ,大学入学定員
入手 困難 ,先行 研究 ,大学入学者数 定員
一致 ,大学進学
者数 大学入学者数 比率 計 算。
− 学校基本調査
男子比率 大学進学者 占 男子 比率 − 学校基本調査 教員学生比 大学生1人 大学教員数 − 学校基本調査
失業率 完全失業率 % 就業構造基本調査
県民所得 一人 県民所得 百万円 県民経済計算
初任給 新規大学卒業者 初任給額 百万円 賃金構造基本統計調査 就職率 大学卒業者数 進学者数 を除
数 対 ,就職者数 比率
− 学校基本調査
住宅家賃 民営賃貸住宅家賃 百万円/月・3.3m2 小売物価統計調査 人口密度 可住地人口密度 千人/km2 社会生活統計指標 科研費 大学教員 科研費配分額。科研費
配分額 ,研究代表者 大学(本部)
所在 都道府県 集計 。
百万円/人 科研費 ,学校基 本調査
授業料 私立大学 授業料。法文経系 理工系 授業料 単純平均値。
百万円 小売物価統計調査
(出所)筆者作成
(大学教員学生比率,教員 科研費配分額) ,大学卒業後 就職状況 関 指標(就職率,
大卒初任給)を利用 。 ,図 1 表 1 ,男子学生 女子学生 進学 先 選択行動 差 可能性 考 ,男子学生比率を説明変数 加 。
,科研費配分額 ,研究代表者 所属機関 採択件数 配分額 科研費 (
https://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/27 kdata/kohyo/index.html
) 公開 , を利用 。実際 研究費 研究分担者 配分
, 研究費を研究代表者 所属大学 集計
。 ,大学 学部 異 都道府県 場合 ,
大学本部 所在地 集計 。 , 利用 都道府県 科研費 配分額 ,代表研究者 所属大学, 大学本部 立地 都道府県 多
科研費 集計 注意 必要 。
, Mak and Moncur ( 2003 ) ,州 高等教育予算額 奨学金 有無
入 ,日本 米国 教育行政 大 異 (米国 州 予算・権限 日
本 都道府県 予算・権限 違 ) ,日本 , 都道府県 ,都道
府県 市区町村を含 大学生 対 奨学金 提供
表3 記述統計(進学者全員を対象 分析)
N Mean SD Min Q1 Median Q3 Max
潜在収容率 705 1.552 0.595 0.445 1.049 1.542 1.987 3.272 男子学生比 705 0.577 0.027 0.504 0.557 0.576 0.595 0.656 学生教員比 705 0.073 0.022 0.023 0.059 0.074 0.088 0.163
科研費 705 0.733 0.386 0.138 0.490 0.650 0.885 2.618
就職率 705 0.789 0.081 0.416 0.739 0.806 0.850 0.954
大卒初任給 705 0.188 0.009 0.154 0.182 0.188 0.194 0.223
失業率 705 4.178 1.047 1.800 3.500 4.100 4.700 8.400
県民所得 705 2.739 0.402 1.991 2.447 2.730 2.940 4.634
民間家賃 705 4.385 1.000 2.913 3.786 4.156 4.636 9.296
人口密度 705 1.371 1.691 0.243 0.637 0.848 1.243 9.603
(出所)筆者作成
3.2 進学者全員を対象 分析
,進学者全員を対象 分析を 。 記述統計 ,表 3
。 47 都道府県 × 15 年間 = 705 個 構成 。
,表 2 説明変数 ,授業料 私立大学 変数(国立大学 全国一律
授業料) ,本節 分析 利用 。
,前述 対 , Pooled OLS ,固定効果 変量効果
を提供 結果を表 4 示 。分析 統計解析
R対 線形
分析
plmを用 。 詳細 ,例
山本( 2015 )を,
R推計方法 ,福地・伊藤( 2011 ) を参照
。
表 4 を見 , ,潜在収容率 0.1 %有意 。係数 符号
,潜在収容率 高 ,自県 進学者を県内 大学 収容 都道府県
,進学率 高 を意味 。男子学生比 , pooled OLS 有意 変数
,固定効果 変量効果 0.1 %有意 。 ,大学進学者 占 男子学生 比率 高 ,県外進学率 高 を示 。教員一人 科
研費配分額 , 係数 符号 , 有意
。 ,教員 一人当 科研費配分額 低 都道府県 ,県外進学率 高 傾向
。大卒就職率 , 係数 符号 ,
固定効果 変量効果 0.1 %有意 。大学卒業者 就職率 高 都道府県
,県外進学率 低 。完全失業率 ,全 0.1 %水準 有 意 ,係数 符合 。 ,失業率 高 都道府県 県外進学率 低 を意味 。失業率 高 都道府県 留 ,子供を他 都道府 県 送 出 親 経済力 影響 見 。一方 一人当 県民所
得 , pooled OLS 有意 , 以外 有意 結果 。
表4 分析結果(進学者全員を対象 分析)
pooled OLS 固定効果 変量効果
(切片) 0.811
∗∗∗0.429
∗∗∗( 0.160 ) ( 0.057 )
潜在収容率 0.140
∗∗∗0.090
∗∗∗0.093
∗∗∗( 0.009 ) ( 0.006 ) ( 0.006 ) 男子学生比 0.217 0.340
∗∗∗0.334
∗∗∗( 0.160 ) ( 0.050 ) ( 0.050 ) 学生教員比 0.007 0.058 0.070
( 0.221 ) ( 0.153 ) ( 0.152 ) 科研費 − 0.090
∗∗∗− 0.013
∗− 0.016
∗∗( 0.011 ) ( 0.006 ) ( 0.006 )
就職率 − 0.097 − 0.044
∗∗∗− 0.043
∗∗∗( 0.068 ) ( 0.013 ) ( 0.013 ) 大卒初任給 0.342 0.071 0.070
( 0.631 ) ( 0.128 ) ( 0.129 ) 失業率 − 0.053
∗∗∗− 0.004
∗∗∗− 0.005
∗∗∗( 0.006 ) ( 0.001 ) ( 0.001 )
県民所得 − 0.067
∗∗∗− 0.002 − 0.002
( 0.016 ) ( 0.006 ) ( 0.006 )
民間家賃 0.003 0.001 0.001
( 0.008 ) ( 0.002 ) ( 0.002 )
人口密度 − 0.002 − 0.032
∗∗− 0.028
∗∗∗( 0.005 ) ( 0.011 ) ( 0.007 )
R
20.646 0.471 0.472
Adj. R
20.641 0.425 0.465
Num. obs. 705 705 705
∗∗∗p<0.001,∗∗p<0.01,∗p<0.05
(出所)筆者作成
可住地人口密度 ,固定効果 変量効果 1 %, 0.1 % 水準
有意 , 係数 符号 。 ,人口密度 高 地域
,県外進学率 低 。
,表 4 示 3 適切 , pooled OLS 固定効果
推定結果を用 ,固定効果 係数 全 等
F検定を行
,
p値 2.2 × 10
−16非常 小 , 固定効果 分析
Hausman 検定を行 結果,
p値 0.0018 非常 小 ,変量効果 真
帰無仮説 1 %水準 棄却 。 , 3 自由度調整済 決定係数を見 ,
固定効果 決定係数 最 低 0.425 ,一定程度 説明力 考
。
,以降 分析 ,固定効果 を使用 分析を進
。
3.3 国立大学進学者 私立大学進学者
次 ,大学進学者 進学先大学種別(国立大学/私立大学) ,推計結果
変 を 。国立大学 私立大学 , 性格 異 点 。例 ,国 立大学 47 都道府県 立地 対 ,私立大学 立地 県 存 在 ,地理的分布 異 。 ,国立大学 授業料 全国 大学 一律 対 ,私立大学 大学 授業料 異 。
,国立大学進学者 私立大学進学者 限 分析を行 結果を表 5 示 。
, 表 「全大学進学者」 4 「固定効果 」 再掲 。 , 変数 「男子学生比」「学生教員比」「科研費」 大学種別 を用
対 , 他 「大卒初任給」「失業率」「県民所得」「民間家賃」「人口密度」 全 同 を使用 。繰 返 「授業料」 私立大学 使用 。
結果を見 ,潜在収容率 男子学生比 , 有意 ,
係数 符号 同 。 , 以外 係数 , 違 見
。
,私立大学進学者 学生教員比 5 %水準 有意 変数 。係数 符合 ,学生 当 教員数 多 ,県外進学率 低 結果
。大卒就職率 国立大学進学者 私立大学進学者 係数 符号 逆 。
,私立大学進学者 大卒就職率 高 地域 県外進学率 高 を意味
。 ,可住地人口密度 ,国立大学進学者 私立大学進学者 係数 符号 異
。国立大学進学者 ,可住地人口密度 高 地域 県外進学率 高 結果
。国立大学進学者 ,進学先を選択 際 地域 利便性 影響を受 考
。 ,全大学進学者 有意 変数 完全失業率 ,大学種別
有意 変数 。私立大学進学者固有 変数 授業料 , 1 %水準 有意 ,係数 符合 。 ,私立大学 授業料 高 地域
,県外 私立大学 進学 傾向 強 , 結果 。
説明力を自由度調整済 決定係数 ,国立大学進学者 0.241 , 私立大学進学者 0.356 , 全大学進学者 係数を下回 ,
説明力 。
説明力を見 ,大学種別 分析 ,国立大
学進学者 私立大学進学者 ,大学進学先 選択行動 差 可能性 ,私学
大学進学者 ,授業料 大小 進学先選択 影響を与 可能性 示
表5 分析結果(固定効果 ,大学種別 差)
全大学進学者 国立大学進学者 私立大学進学者 潜在収容率 0.090
∗∗∗0.063
∗∗∗0.019
∗∗∗( 0.006 ) ( 0.011 ) ( 0.002 ) 男子学生比 0.340
∗∗∗0.170
∗∗0.259
∗∗∗( 0.050 ) ( 0.060 ) ( 0.073 ) 学生教員比 0.058 0.218 − 0.335
∗( 0.153 ) ( 0.169 ) ( 0.138 )
科研費 − 0.013
∗− 0.007 0.004
( 0.006 ) ( 0.004 ) ( 0.013 ) 就職率 − 0.044
∗∗∗− 0.090
∗∗∗0.047
∗( 0.013 ) ( 0.017 ) ( 0.023 ) 大卒初任給 0.071 0.116 − 0.073
( 0.128 ) ( 0.165 ) ( 0.187 )
失業率 − 0.004
∗∗∗− 0.003 − 0.001
( 0.001 ) ( 0.002 ) ( 0.002 )
県民所得 − 0.002 0.003 − 0.012
( 0.006 ) ( 0.008 ) ( 0.008 )
民間家賃 0.001 0.002 − 0.002
( 0.002 ) ( 0.002 ) ( 0.003 )
人口密度 − 0.032
∗∗0.043
∗∗− 0.016
( 0.011 ) ( 0.015 ) ( 0.015 )
授業料 0.016
∗∗∗( 0.003 )
R
20.471 0.241 0.356
Adj. R
20.425 0.176 0.298
Num. obs. 705 705 654
∗∗∗p<0.001,∗∗p<0.01,∗p<0.05
(出所)筆者作成
唆 。
3.4 性別 県外進学率 差
分析 , 男子学生比 高 地域 県外進学率
高 傾向 一貫 。 本節 ,男子学生 女子学生 分 ,
県外進学率を説明 を構築 ,性別 進学行動 差を 細
表6 分析結果(固定効果 ,性別 差)
全大学進学者 男子学生 女子学生 潜在収容率 0.090
∗∗∗0.085
∗∗∗0.065
∗∗∗( 0.006 ) ( 0.006 ) ( 0.006 ) 男子学生比 0.340
∗∗∗( 0.050 )
学生教員比 0.058 − 0.111 0.030 ( 0.153 ) ( 0.063 ) ( 0.070 ) 科研費 − 0.013
∗− 0.025
∗∗∗− 0.044
∗∗∗( 0.006 ) ( 0.006 ) ( 0.007 ) 就職率 − 0.044
∗∗∗− 0.075
∗∗∗− 0.032
∗( 0.013 ) ( 0.013 ) ( 0.016 ) 大卒初任給 0.071 0.152 − 0.199
( 0.128 ) ( 0.134 ) ( 0.132 ) 失業率 − 0.004
∗∗∗− 0.006
∗∗∗− 0.000
( 0.001 ) ( 0.001 ) ( 0.002 )
県民所得 − 0.002 − 0.001 0.004
( 0.006 ) ( 0.006 ) ( 0.008 )
民間家賃 0.001 0.002 0.006
∗( 0.002 ) ( 0.002 ) ( 0.003 ) 人口密度 − 0.032
∗∗− 0.037
∗∗− 0.020
( 0.011 ) ( 0.012 ) ( 0.015 )
R
20.471 0.346 0.368
Adj. R
20.425 0.290 0.315
Num. obs. 705 705 705
∗∗∗p<0.001,∗∗p<0.01,∗p<0.05
(出所)筆者作成
男子学生,女子学生 推計結果を表 6 示 。 , 男子学生,
女子学生 潜在大学収容率を計算 点 注意 必要 。 ,男子 学生 潜在大学収容率 ,男子 進学者数 男子 大学定員(入学者数) 比率を計算
。本来 男子学生 大学入学定員 存在 , 分析 整
合性 観点 ,便宜的 計算 。
, 点 注意 結果表を見 ,男子学生 女子学生 推計 係数 異 点 気 。 ,全大学進学者 男子学生進学者
1 %水準 有意 完全失業率 ,女子学生 有意 。 理
由 ,男子学生 女子学生 ,大学進学率 異 (図 1 ) , 大
学進学率 高 女子学生 ,失業率 影響 出 考 。
,全大学進学者 男子学生進学者 5 %水準 有意 可住地人口密度 ,
女子学生 有意 。 代 ,民間住宅家賃 女子学生
有意 ,係数 符合 。 ,民間住宅家賃 高 地域 県外 進学率 高 傾向 を示 。
4
4.1 分析 政策的含意
本研究 ,地域人口 社会変動 大 割合を占 要素 一 ,大学進学 地域間人口移動 関 分析を行 。具体的 ,高校 大学 進学 際 ,高校 所在地 都道府県 別 都道府県 大学 進学 学生 比率 「県外大学進学 率」 着目 , 変動 影響を与 要因 , 47 都道府県 2001 〜 15 年
を用 ,統計分析( 分析) 抽出 を試 。
都道府県 県外大学進学率を固定効果 推計 結果,県外大学進学率
,潜在大学収容率(県内 大学進学者数 同 県内 大学入学定員 対 比率) 高 大 ,大学進学者 占 男子学生 比率 高 大 傾向 観察 。
,当然 ,地域 大学定員を増 県外大学進学率
を抑制 , 。 ,最近議論 ,地方創生
観点 首都圏 大学を地方 移転 , 主張 根拠 。
一方 ,大学 教育水準を表 指標 ,教員一人 科研費給付額 高 都道府県 県外大学進学率 低 傾向 観察 。 ,首都圏 大学を地方 移転
,地方 大学 財政的 投資を行 高 研究成果を生 出 支援を
,地方創生 可能性を示唆 。 ,私立大学進学者を対象 分析 ,大学授業料 高 地域 県外大学進学率 高 結果 得 。
,学生 学費 対 支援 ,地方創生 可能性 。
地域 経済的 状況 ,完全失業率 増加 大卒者就職率 上昇 県外大学進学率を 抑制 可能性 示唆 。地域 経済状況 失業率 低下 ,家庭
子供を県外 大学 進学 経済的余裕 出 県外大学進学率 増加 一方 ,地域経済 好況 地域 大学卒業者 就職率 改善 ,地域内 大学 進 学 魅力 増加 ,県外大学進学率 低下 考 。
,本研究 結果 ,男子学生比率 県外大学進学率 影響を与 。
,男子学生 比 女子学生 県外大学進学率 低 傾向 。 女子学生 大学進学率を高 ,男女合計 県外大学進学率を抑 期待 。 ん,大学進学率 向上 実数 県外大学進学者数 増加
,女子学生 大学進学率を向上 地域 人材 向
上 。
4.2 今後 課題
本研究 ,県外大学進学率を目的関数 , を統計的 分析 を構築
。本来 前段階 ,大学進学率 分析 必要 , 既存研
究 多 ,本研究 省略 。 ,大学進学率 県外大学進
学率 ん 関連 考 , 関係性を 反映
, 課題 考 。
次 ,本研究 ,大学進学時 学生を地域 引 止 力 関 県外大学進学率 分析を行 。一方 ,地域 県外 県内 大学 移動 学生
, 学生を県外 地域 引 力 関 分析 必要 。
,本研究 ,大学入学時 地域間人口移動 関係 県外大学進学率 着目 統計 分析を行 ,地域間人口移動 地域経済 関連 大 ,大学卒業後 就職時
人口移動 。 ,今後 大学卒業 就職 地域間人口移動 関係
調査を進 考 。
謝辞
本稿 使用 各種 収集 整理 , 成長研究所 松本紗也加 ん 協力を得 。 記 感謝 意を表 。
参考文献
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The An- nals of Regional Science, 37, pp. 603–612, doi:10.1007/s00168-003-0130-4上山浩次郎( 2011 )「大学進学率 都道府県間格差 要因構造 変容−多母集団 解析 4 時点比較−」 『教育社会学研究』 88 , pp. 207–227
福地純一郎,伊藤有希( 2011 )『 R 計量経済分析』朝倉書店
朴澤泰男( 2012 )「大学進学率 地域格差 再検討−男子 大学教育投資 都道府県別便益 着目 −」『教育社会学研究』 91 , pp. 51–71
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文部科学省(各年版) 『学校基本調査』 ,
http://www.mext.go.jp/b menu/toukei/chousa01/kihon/1267995.htm
山本勲( 2015 )『実証分析 計量経済学』中央経済社
渡部芳栄( 2007 )「 18 歳人口減少期 大学進学行動 地域移動」『大学教育年報(佐賀大学)』
3 , pp. 41–52
付録 A 固定効果 都道府県別固定効果
表A.1 固定効果(全進学者)
name Estimate Std. Error t-value Pr(>|t|)
1 北海道 −0.386 0.056 −6.928 0.000
2 青森 −0.053 0.053 −1.004 0.316
3 岩手 −0.001 0.054 −0.020 0.984
4 宮城 −0.188 0.058 −3.239 0.001
5 秋田 0.026 0.055 0.480 0.631
6 山形 0.081 0.053 1.538 0.125
7 福島 0.020 0.054 0.375 0.708
8 茨城 0.064 0.057 1.119 0.264
9 栃木 0.032 0.060 0.535 0.593
10 群馬 0.053 0.055 0.966 0.334
11 埼玉 0.066 0.062 1.063 0.288
12 千葉 0.032 0.057 0.571 0.568
13 東京 0.062 0.121 0.508 0.612
14 神奈川 0.106 0.087 1.208 0.228
15 新潟 −0.063 0.055 −1.143 0.253
16 富山 0.070 0.057 1.234 0.218
17 石川 −0.023 0.057 −0.401 0.689
18 福井 −0.009 0.057 −0.158 0.875
19 山梨 0.067 0.055 1.218 0.224
20 長野 0.019 0.057 0.325 0.745
21 岐阜 0.069 0.056 1.229 0.220
22 静岡 0.002 0.058 0.042 0.967
23 愛知 −0.291 0.062 −4.671 0.000
24 三重 0.014 0.057 0.247 0.805
25 滋賀 0.165 0.054 3.040 0.002
26 京都 −0.016 0.061 −0.263 0.792
27 大阪 0.021 0.095 0.226 0.821
28 兵庫 −0.057 0.058 −0.993 0.321
29 奈良 0.190 0.057 3.312 0.001
30 和歌山 0.079 0.056 1.406 0.160
31 鳥取 0.147 0.055 2.668 0.008
32 島根 0.095 0.055 1.718 0.086
33 岡山 −0.037 0.054 −0.690 0.490
34 広島 −0.147 0.056 −2.623 0.009
35 山口 0.107 0.054 1.970 0.049
36 徳島 0.003 0.055 0.049 0.961
37 香川 0.086 0.055 1.570 0.117
38 愛媛 −0.026 0.054 −0.478 0.633
39 高知 0.120 0.054 2.240 0.025
40 福岡 −0.230 0.058 −3.944 0.000
41 佐賀 0.099 0.054 1.828 0.068
42 長崎 −0.020 0.054 −0.373 0.710
43 熊本 −0.134 0.052 −2.605 0.009
44 大分 0.080 0.052 1.529 0.127
45 宮崎 0.030 0.054 0.552 0.581
46 鹿児島 −0.091 0.054 −1.671 0.095
47 沖縄 −0.234 0.051 −4.608 0.000
(出所)筆者作成
表A.2 固定効果(国立大学進学者)
name Estimate Std. Error t-value Pr(>|t|)
1 北海道 −0.338 0.072 −4.667 0.000
2 青森 −0.000 0.069 −0.004 0.997
3 岩手 0.039 0.066 0.593 0.553
4 宮城 0.079 0.076 1.041 0.298
5 秋田 0.041 0.069 0.585 0.559
6 山形 0.040 0.066 0.609 0.543
7 福島 0.077 0.068 1.132 0.258
8 茨城 −0.076 0.071 −1.083 0.279
9 栃木 0.135 0.071 1.902 0.058
10 群馬 −0.017 0.073 −0.233 0.816
11 埼玉 0.046 0.078 0.592 0.554
12 千葉 0.017 0.073 0.234 0.815
13 東京 −0.533 0.157 −3.406 0.001
14 神奈川 −0.044 0.111 −0.394 0.694
15 新潟 −0.134 0.069 −1.946 0.052
16 富山 0.022 0.070 0.309 0.757
17 石川 0.067 0.072 0.931 0.352
18 福井 0.025 0.072 0.349 0.727
19 山梨 −0.042 0.073 −0.580 0.562
20 長野 0.064 0.069 0.918 0.359
21 岐阜 0.073 0.072 1.022 0.307
22 静岡 0.010 0.073 0.133 0.894
23 愛知 −0.122 0.081 −1.504 0.133
24 三重 0.010 0.071 0.144 0.886
25 滋賀 0.108 0.073 1.490 0.137
26 京都 0.046 0.080 0.569 0.570
27 大阪 −0.172 0.121 −1.416 0.157
28 兵庫 0.118 0.075 1.580 0.115
29 奈良 0.203 0.075 2.695 0.007
30 和歌山 0.060 0.067 0.899 0.369
31 鳥取 0.131 0.068 1.940 0.053
32 島根 0.076 0.068 1.117 0.264
33 岡山 0.073 0.069 1.045 0.296
34 広島 0.091 0.073 1.254 0.210
35 山口 0.024 0.068 0.347 0.729
36 徳島 −0.028 0.069 −0.409 0.683
37 香川 0.080 0.069 1.173 0.241
38 愛媛 −0.016 0.068 −0.230 0.818
39 高知 0.005 0.067 0.068 0.945
40 福岡 −0.071 0.075 −0.940 0.348
41 佐賀 0.079 0.067 1.183 0.237
42 長崎 0.040 0.069 0.573 0.567
43 熊本 0.050 0.067 0.739 0.460
44 大分 0.036 0.068 0.530 0.596
45 宮崎 0.089 0.069 1.293 0.196
46 鹿児島 −0.085 0.069 −1.240 0.215
47 沖縄 −0.377 0.065 −5.806 0.000
表A.3 固定効果(私立大学進学者)
name Estimate Std. Error t-value Pr(>|t|)
1 北海道 −0.396 0.071 −5.611 0.000
2 青森 0.008 0.068 0.112 0.911
3 岩手 0.149 0.072 2.076 0.038
4 宮城 −0.308 0.070 −4.398 0.000
5 秋田 0.112 0.067 1.664 0.097
6 山形 0.158 0.067 2.360 0.019
7 福島 0.126 0.069 1.815 0.070
8 茨城 0.128 0.071 1.807 0.071
9 栃木 0.117 0.077 1.512 0.131
10 群馬 0.116 0.071 1.633 0.103
11 埼玉 0.010 0.084 0.119 0.905
12 千葉 −0.008 0.076 −0.108 0.914
13 東京 −0.103 0.165 −0.622 0.534
14 神奈川 −0.025 0.120 −0.210 0.834
15 新潟 0.016 0.070 0.231 0.818
16 富山 0.089 0.072 1.247 0.213
17 石川 −0.077 0.073 −1.055 0.292
18 福井 0.074 0.072 1.038 0.300
19 山梨 0.113 0.071 1.578 0.115
20 長野 0.110 0.072 1.520 0.129
21 岐阜 0.144 0.072 2.014 0.044
22 静岡 0.075 0.075 1.002 0.317
23 愛知 −0.431 0.083 −5.203 0.000
24 三重 0.121 0.072 1.687 0.092
25 滋賀 0.146 0.074 1.987 0.047
26 京都 −0.157 0.079 −1.994 0.047
27 大阪 −0.136 0.128 −1.066 0.287
28 兵庫 −0.152 0.077 −1.979 0.048
29 奈良 0.162 0.074 2.205 0.028
30 和歌山 0.180 0.069 2.593 0.010
31 岡山 −0.104 0.071 −1.481 0.139
32 広島 −0.233 0.073 −3.196 0.001
33 山口 0.189 0.071 2.681 0.008
34 徳島 0.015 0.069 0.210 0.834
35 香川 0.147 0.069 2.120 0.034
36 愛媛 0.002 0.068 0.023 0.982
37 福岡 −0.348 0.076 −4.569 0.000
38 佐賀 0.170 0.068 2.506 0.012
39 長崎 0.004 0.068 0.056 0.956
40 熊本 −0.193 0.066 −2.902 0.004
41 大分 0.130 0.068 1.912 0.056
42 宮崎 0.093 0.067 1.373 0.170
43 鹿児島 −0.051 0.069 −0.734 0.463
44 沖縄 −0.180 0.065 −2.762 0.006
(出所)筆者作成
表A.4 固定効果(男性大学進学者)
name Estimate Std. Error t-value Pr(>|t|)
1 北海道 −0.389 0.039 −9.967 0.000
2 青森 −0.061 0.039 −1.570 0.117
3 岩手 −0.003 0.039 −0.078 0.938
4 宮城 −0.166 0.042 −3.937 0.000
5 秋田 0.020 0.039 0.510 0.610
6 山形 0.072 0.039 1.853 0.064
7 福島 0.008 0.041 0.183 0.855
8 茨城 0.074 0.044 1.695 0.091
9 栃木 0.027 0.044 0.612 0.540
10 群馬 0.055 0.042 1.290 0.198
11 埼玉 0.037 0.054 0.681 0.496
12 千葉 −0.015 0.047 −0.328 0.743
13 東京 0.068 0.126 0.544 0.586
14 神奈川 0.074 0.087 0.857 0.392
15 新潟 −0.068 0.041 −1.656 0.098
16 富山 0.071 0.042 1.667 0.096
17 石川 −0.038 0.041 −0.933 0.351
18 福井 0.009 0.041 0.208 0.836
19 山梨 0.056 0.041 1.369 0.171
20 長野 0.027 0.043 0.623 0.534
21 岐阜 0.066 0.043 1.558 0.120
22 静岡 0.004 0.047 0.092 0.927
23 愛知 −0.269 0.053 −5.066 0.000
24 三重 0.011 0.045 0.243 0.808
25 滋賀 0.138 0.043 3.170 0.002
26 京都 0.021 0.051 0.416 0.677
27 大阪 −0.006 0.093 −0.063 0.950
28 兵庫 −0.023 0.049 −0.466 0.642
29 奈良 0.162 0.045 3.574 0.000
30 和歌山 0.094 0.043 2.184 0.029
31 鳥取 0.139 0.038 3.602 0.000
32 島根 0.100 0.039 2.561 0.011
33 岡山 0.000 0.041 0.003 0.997
34 広島 −0.136 0.044 −3.106 0.002
35 山口 0.103 0.041 2.520 0.012
36 徳島 0.033 0.041 0.793 0.428
37 香川 0.074 0.043 1.726 0.085
38 愛媛 −0.006 0.041 −0.155 0.877
39 高知 0.116 0.039 2.946 0.003
40 福岡 −0.229 0.047 −4.890 0.000
41 佐賀 0.095 0.040 2.374 0.018
42 長崎 0.030 0.041 0.733 0.464
43 熊本 −0.129 0.038 −3.353 0.001
44 大分 0.076 0.039 1.953 0.051
45 宮崎 0.033 0.039 0.843 0.399
46 鹿児島 −0.091 0.039 −2.349 0.019
47 沖縄 −0.262 0.039 −6.667 0.000
表A.5 固定効果(女性大学進学者)
name Estimate Std. Error t-value Pr(>|t|)
1 北海道 −0.338 0.072 −4.667 0.000
2 青森 −0.000 0.069 −0.004 0.997
3 岩手 0.039 0.066 0.593 0.553
4 宮城 0.079 0.076 1.041 0.298
5 秋田 0.041 0.069 0.585 0.559
6 山形 0.040 0.066 0.609 0.543
7 福島 0.077 0.068 1.132 0.258
8 茨城 −0.076 0.071 −1.083 0.279
9 栃木 0.135 0.071 1.902 0.058
10 群馬 −0.017 0.073 −0.233 0.816
11 埼玉 0.046 0.078 0.592 0.554
12 千葉 0.017 0.073 0.234 0.815
13 東京 −0.533 0.157 −3.406 0.001
14 神奈川 −0.044 0.111 −0.394 0.694
15 新潟 −0.134 0.069 −1.946 0.052
16 富山 0.022 0.070 0.309 0.757
17 石川 0.067 0.072 0.931 0.352
18 福井 0.025 0.072 0.349 0.727
19 山梨 −0.042 0.073 −0.580 0.562
20 長野 0.064 0.069 0.918 0.359
21 岐阜 0.073 0.072 1.022 0.307
22 静岡 0.010 0.073 0.133 0.894
23 愛知 −0.122 0.081 −1.504 0.133
24 三重 0.010 0.071 0.144 0.886
25 滋賀 0.108 0.073 1.490 0.137
26 京都 0.046 0.080 0.569 0.570
27 大阪 −0.172 0.121 −1.416 0.157
28 兵庫 0.118 0.075 1.580 0.115
29 奈良 0.203 0.075 2.695 0.007
30 和歌山 0.060 0.067 0.899 0.369
31 鳥取 0.131 0.068 1.940 0.053
32 島根 0.076 0.068 1.117 0.264
33 岡山 0.073 0.069 1.045 0.296
34 広島 0.091 0.073 1.254 0.210
35 山口 0.024 0.068 0.347 0.729
36 徳島 −0.028 0.069 −0.409 0.683
37 香川 0.080 0.069 1.173 0.241
38 愛媛 −0.016 0.068 −0.230 0.818
39 高知 0.005 0.067 0.068 0.945
40 福岡 −0.071 0.075 −0.940 0.348
41 佐賀 0.079 0.067 1.183 0.237
42 長崎 0.040 0.069 0.573 0.567
43 熊本 0.050 0.067 0.739 0.460
44 大分 0.036 0.068 0.530 0.596
45 宮崎 0.089 0.069 1.293 0.196
46 鹿児島 −0.085 0.069 −1.240 0.215
47 沖縄 −0.377 0.065 −5.806 0.000
(出所)筆者作成