平成
28
年度版 中学校国語科用「新編 新しい国語」
指導計画作成資料
東京書籍
平成28年度版「新編 新しい国語」指導計画作成資料
東京書籍 指導計画作成のための参考資料は、次の内容から構成されています。これ
らの資料をご活用いただき、地域や学校の実情に合わせて、最も効果的な指 導計画をご立案ください。
●指導計画作成の手引き ……… P1~3 ①「新編 新しい国語」構成の特色(本編)
②「基礎編」の扱い方 ③「資料編」の扱い方 ④「指導計画例」の見方 ●配当時数一覧(1~3年)……… P4~6 ●指導事項・言語活動例との関連一覧(1~3年)……… P7~9 ●指導計画例(1~3年)……… P10~61
●指導計画作成の手引き
①「新編 新しい国語」構成の特色(本編)
・本教科書は、各学年とも本編・基礎編・資料編の3部構成となっています。
本編の流れに沿って学習を進めることにより、学習指導要領の内容をもれ なく指導することができます。
・本編は、大きく7つのまとまりから成っています。それぞれのまとまりは、
「読む(文学・説明文)」「古典」の学習材を先頭に、適宜「学びの扉」
を挟んで「書く」「話す・聞く」の学習材へと続き、最後に「言葉(日本 語・文法・漢字)」の学習材を配置するという構成になっています。この 構成は、各学年の教科書P11~14「学習の進め方・教科書の使い方」にも 例示されています。
・7つのまとまりのほか、「読む(読書・詩)」の学習材も配置されていま
す。
・各学習材は、領域ごとに「言語感覚」「詩歌創作」「聞く」などの系統に 区分されています。同じ系統の学習材が、学年を追って段階的に配置され ており、3年間を通して力を積み上げてゆくことができます。
平成28年度版「新編 新しい国語」本編の構成(全学年共通)
読む/古典 学 び
書く 話す・聞く 言葉 時期 3学 期制
2学
詩(巻頭詩) 4~ 期制
5月 1 学 期 前期
1 言語感覚 ○ 詩歌創作 ○
2 文学一 ○ 聞く ○ 5~
3 構成・展開 ○ 伝達 ○ 6月6~
読書 7月
4 吟味・判断 ○ 論証・説得 話す ○ 9~
10 2学 期
詩(日本語のしら 10
~ 11
後 期
5 古典 通信・手紙 ○
6 文学二 ○ ○ 11
~ 読書 12
7 言葉とメディア ○ 情報発信 感性・創造
話し合う ○ 1~
3月 3学 期 詩(詩の言葉)
読書
※「読む/古典」のうち、「古典」(第5のまとまり)以外は全て「読む」の学習材。
※「学びの扉」は、古典を除く6つのまとまりのそれぞれに0~2学習材ずつ配置
(第1・第2のまとまりは1年のみ、第7のまとまりは2・3年のみ)。
※「書く」の「伝達」「論証・説得」「感性・創造」は大学習材。「詩歌創作」「通 信・手紙」「情報発信」は小学習材。「通信・手紙」「情報発信」は1・2年のみ。
※「話す・聞く」の「話す」「話し合う」は大学習材。「聞く」は小学習材。
※「言葉」の学習材には、「日本語探検」「文法の窓」「漢字道場」の3系統があり、
7つのまとまりのそれぞれに1~3学習材ずつ配置。
・各学年7つのまとまりのそれぞれには、身につけたい力に基づく名称がつ
いています。同じまとまり内の「読む」と「書く」(「話す・聞く」)の 学習材は、取り上げている知識・技能や題材などの点で、関連が図られて います。そのため、「読む」で習得した知識・技能を「書く」(「話す・
聞く」)で活用するといった連続性のある学習が可能です。一方、個々の 学習材は単独でも扱える内容になっているため、順序などを自由に組み替 えて扱うことも可能です。
・各まとまり内にある「学びの扉」は、国語科の3領域に共通して必要とな る基礎的な知識・技能を取り立ててトレーニングするための学習材です。
「学びの扉」を導入として、基礎編の「学びを支える言葉の力」で更に詳 しく学べます。「学びの扉」は、関連の強い「読む(文学・説明文)」学 習材の直後、あるいは「話す・聞く」「書く」学習材の直前に配置されて おり、これら3領域の学習材と結び付けて扱うと効果的です。最も強く関 連する「読む」学習材の「てびき」、または「話す・聞く」「書く」学習 材の冒頭に、「学びの扉」へのリンクが示されています。
・「読む」学習材末の「てびき」にある「広がる言葉・広がる漢字」では、
「国語の特質」の事項に関する学習が行えます。
・「古典」学習材では、「伝統的な言語文化」の事項に加えて、「読むこ と」または「書くこと」の指導事項を当てています。「書くこと」の指導 事項を当てているものは各学年に1学習材ずつあり、その場合、学習材末 の「てびき」は「読み取る」「考えを深める」に「書く」を加えた3段階 となっています。
・本編は、3学期制・2学期制のいずれでも各領域がバランスよく学べるよ う構成されています。夏休み前・冬休み前・春休み前の学年3か所に「読 書」が配置されています。2学期制の各学期は詩の音読・朗読から始まり ます。
②「基礎編」の扱い方
・基礎編は、基礎的・本質的な国語の知識・技能をしっかりと身につけるた めのページで、「学びを支える言葉の力」と「文法解説」から成っていま す。
・基礎編の「学びを支える言葉の力」「文法解説」は、それぞれ本編の「学 びの扉」「文法の窓」と組み合わせて扱うという想定で、配当時数の中に 含まれています。一方、本編の流れから切り離して単独で扱ったり、練習 問題などを家庭での自学自習用としたりするなど、状況に応じて柔軟に扱 っていただくことも可能です。
《学びを支える言葉の力》
・「学びを支える言葉の力」は、本編の「学びの扉」を導入として、国語科 の3領域に共通する基礎的な力を取り立てて鍛えるための学習材です。こ こで身につけた力は、本編中の「話す・聞く」「書く」「読む」学習材で すぐに生かすことができます。
・応用範囲の広い知識・技能を取り上げているため、国語科に限らず、他教 科や実生活でも生かすことのできる「言葉の力」を養うことが可能です。
・ここで学んだことが本編中の3領域のどの学習材とつながっているのか、
また、他教科や実生活のどんな場面へと広がっていくのか、ということを 、
「学びを支える言葉の力」の各学習材の末尾に設けた「つながる・広が る」という囲みで示しました。本編中の3領域の学習材のうち、最も強く 関連するものについては、「つながる」の欄に太字で示しています。
・「学びを支える言葉の力」は、基本的には、本編の「学びの扉」が配置さ れているところで扱うことが想定されています。ただし、「学びの扉」の 直前の「読む」学習材との関連が強い場合には、教科書の順番通りに「読 む」学習材を扱った後で知識・技能の確認・復習のために「学びの扉/学 びを支える言葉の力」を扱うやり方のほか、順番を変えて、先に「学びの
扉/学びを支える言葉の力」を扱ってから「読む」学習材に取り組むこと も可能です。
《文法解説》
・「文法解説」は、本編の「文法の窓」を導入として、文法事項について詳 しく学べるようにしたページです。
・「文法解説」は、基本的には、本編の「文法の窓」が配置されているとこ ろで扱うことが想定されています。ただし、「文法の窓」とは切り離して、
「文法解説」のみで学習を行うことも可能です。また、2・3年の「文法 解説」には、前学年までの復習や、用言・助動詞の活用表、助詞の一覧表 のページも設けられていますので、適宜ご参照ください。
③「資料編」の扱い方
・資料編は、本編の学びを更に広げるための補助的な学習材・資料を収めた ページです。本編の「読む」学習材との読み比べ・読み広げに使える文章 や、読書活動に関する資料、本編の古典作品について専門家が書き下ろし た鑑賞・解説の文章、「話す・聞く」「書く」の学習を補助する資料、語 彙を広げるための資料、新出漢字・常用漢字の資料などを掲載しています。
・1年では、資料編の冒頭に「学習を始める前に」というページを設け、
「ノートの書き方」「メモの取り方」「情報の調べ方」「辞典の引き方」
などを掲載しています。小学校からの橋渡しとして、中学校での国語学習 の入門期にご活用ください。
・3年では、発展学習として、「古典の文法」についての簡単な解説資料を 載せています。高校での本格的な古典学習に備えて、ご活用いただけます。
・本編の学習材中に、関連する資料編の学習材・資料へのリンクを適宜示し ています。示し方の凡例は、各学年の教科書P13の囲み「教科書の仕組 み」に記されています。
・資料編は必修扱いではなく、原則的に時数を配当していません。資料編の 学習材を授業で扱う場合には、本編の関連する学習材の配当時数に組み込 むか、あるいは予備の時数(1年8時間、2年7時間、3年5時間)を使 うなどしてご対応ください。授業では直接扱わずに自学自習用とすること も可能です。
④「指導計画例」の見方
・「指導計画例」(当資料P10~)の各項目の概要は、以下のとおりです。
(番号の書かれている欄)…教科書中に示されている7つのまとまり。
領域…………学習指導要領に示されている「話すこと・聞くこと」「書く こと」「読むこと」「伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項」
等の区分。
(「伝統的な言語文化」に関するものを「古典」、「国語の特質」に 関するものを「言葉」として示しています。)
系統…………領域ごとに、学ぶ内容やジャンルによって設定した区分。
学習材名……学習材の名称。
ページ数……教科書のページ数。
配当時数……標準的な配当時数。
学習指導要領との対応…指導事項や言語活動例などとの対応関係。
(指導事項との対応を指、言語活動例との対応を、「伝統的な言語文 化と国語の特質に関する事項」との対応を 伝・国として示していま す。)
学習目標……この学習材で身につけることをねらう知識・技能。
(学習目標は、原則として 指または伝・国と1対1で対応していま す。)
学習活動例…配当時数の中で考えられる学習活動の例。
(指導上の留意点や別案を*で示しています。 基は基礎編との関連を、
資は資料編との関連を、Dはデジタルコンテンツとの関連を示します。
デジタルコンテンツは、教師用指導書のDVD-ROMや東書Eネット の教師用指導書サポートページ[http://ten.tokyo-shoseki.co.jp/j- tm/]を通して利用することができます。)
評価規準例…指導事項・学習目標および学習活動に即した評価規準の例。
(学習活動例との対応を〔 〕内に示しています。)
・学習目標・評価規準例において、「国語への関心・意欲・態度」と、3領 域の学習材の「言語についての知識・理解・技能」は、ここでは省略して います。