酬工業蝉研究報告(工学)N・.541987年胡 69
プログラミング入門教育とTV講義
昭和61年11月29日 原稿受付)
梢報処理教育センター 中 山 泰 雄 矢 嶋 虎 夫
三菱電機㈱田原
貢Programming Education&Lecture by TV
by Ysuo NAKAYAMA Torao YANARU Mitsugu TABARU
Abstract
Thi・p・P・・di・cu・・es・h・eff・c・i・i・y・f l・d・・e f…h・i・仕・d…i・…u・…fi。∫。m、・i師,。,,s−
・i・g・f・・m・he・em・te crassr・・m b・・ed・n・he e・peri・nce・by・he rea1 A・di・Vi…1(AV)、y、・。m,e−
cently installed}n Kyushu Insthute of Technology.
Through the experiences of the lectures during about 6 monthes, we chould obtain the usefule informatjon below, frorn the students questionnaires,
M・・t・fth・・t・dent・h。P・d th・di…tlectu・e b}・d・…al t・・ch・・,・。t by th・pi,t。,e,、nd,e.
quirEd some improuvement of AV sy5tem. Two thirds of the students answered to 5upporte this
ki・d・f・d・・a・i…y…m」f th・m・nip・1・U・n・・三lm。1。9y。f,h,,,、d、e, i, m。,。 enh。。ced.1.まえがき 2.システム構成
九州工業大学情報処理教育七ンターでは,6工年4月に 2.1.レイアウト
設置コンピュータのレベルアップを行った。従来の機種 最初に講義室と演習室のレイアウトにつき説明する。
MELCOM COSMO−800田をマルチプロセッサーとし, 説明の都合上,従来の講義室をA室、端末室をB室とす 端来装置をパソコンMULTI16¶に変更し,台数も120 る。 A室には各列とも左右に夫々4台のパソコンを設置 台に増加した。これまでのプログラム入門教育では,講 し,7列の配置としてある。・1台の中央にはハ_ドコ 義については,センターの講義室で授業を行い.演習は ピーを置き,端末の何れからも適宜使用できる。正面は 端末室に設置した42台の端末装置を使用した。今回の端 黒板であり,従来の教卓の位置に操作卓を設置してある。
来装置の増強に伴い,講義室にも端末装置を56台股置し, 左前方には37型カラーモニタTVを高さ1mの台上に据 一人一台の利用とした為,2クラスの合併授業時に講義 え付・けてある。2台のTVカメラはA室の両側の柱に高 室で全貝の収容が不可能となった。 さ約2mの位置に据え付けてある。又操作車の右には教 これに対応するために,従来の端求室に大画而TVを 師用パソコンを置き,左には資糊是示装置が準備してあ 設置し,併せて]5型モニターTV6台を端末装置聞に散 る。これはマクロ付きTVカメラで,写真,図面等を教 在させ,講義室の授業を受講させる対黄をとった。 材としてTVの画而に表示する装置である。
ト 」のTV訓躍システムと受講学生の簡卑な意弛韻1査に B窒には各列とも左右に3台宛のパソコンを設置し,
つき報告する。 右側は7列,左は6列となっている。左右とも,2列に
70 中山泰雄・矢嶋虎夫・田原 貢
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プログラミング入門教育とTV講義 71
1台のハードコピー,ITVカメラ,質問ボタンが配置 イッチで電源才ンの状態となる。左上3個のスイッチは してある。又A室と同様に前方左に37型TVがあ1〕,教 AV装置のスイッチでA室, B室を別々に選択出来る。
卓には教師用パソコンも設置してある。図1にはレイァ パネル右上のスイッチは、左3個が操作卓上の3台のモ ゥトを示す。 ニタに対応する。右端のスイッチはVTRの出力用であ
2.2.操作卓 り,その左のスイッチは操作卓の左にある教官用パソコ 大画而TVと]5型TVへの画像出力は操作卓の右側の ンの面而出力用である。
操作パネルにより行う。図2に操作パネルのボタン配置 質問スイッチはB室の貿問学生の選択に使用する。受 を示す。操作卓は教卓専用であり,4台のモニターTV 付スイッチを押すことによ1].受付モードとなりB室の が並べて斜めに埋めこんである。モニターのうちの2台 質問ボタンが押された時,ブザーがなり,講義教官の注 はA室の黒板撮影用高級リモコンカメラの画像表示用 意が促され,同時に該当番号のスイッチが点灯する。複 である。3番目のモニタは,資料投影装置の出力を表示 数の質問者の場合には,該当スイッチが全て点灯する。
する。4番目のモニタは,B室のITVカメラの出力用 パネル上の質問スイッチをオンにすることにより,操作 である・これは質問ボタンによる要求を受け付けられた 卓上の右端のモニターに質問学生の頓が表示され音声回 学生の撮影像が表示される。 路もオンとなりマイクによる質問が受け付けられる。
操作パネルの下半分は,A室のTVカメラのリモコン 写真1に端末室を後方より見たもの,写冥2に操作卓 装置である。3個のレバーによりそれぞれカメラの絞り, を示す。
焦点.ズームの調整を行う。最下部のジョイスティック 2.3.その他の機能
はカメラの方向制御用である。上半分のスイッチ群は電 講義室のマイクは操作卓上に置き使用するが,移動用 源及び各種の選択スイッチである。A室については左の にはワイアレスマイクを使用する。学生の質問用マイク 主電源スイッチで・B室については,映像表示室のス は全て用疸数が異なっている・B室の教卓上のパソコン についてもその画面をB室前方の大画面TVに単独で表 示が可能である。B室金体の状況は,前方の天井下に設 置したモニタカメラ2台により捕えられ,A室の前方左 に置かれたモニタTV群に衰示される。これには, B室 の質問者用カメラの画像が 甜時全て表示されている。
ぎ.受講状況
旧システムでは講義室での講義終了後,端末室で交替 にi寅習を行ってきたが,新システムでは受講学生が全口 とも一人一台の端末を占有できることになった。このた め,プロダラムを説明しながら,その場・で一人一人に実 行結 果を確かめ理解させることが容易になった。その反 面,約半数の学生はTV講義に 甘んじぜるを得なくなっ た。昨年までに比べ授業開始時lll]よりかなり早めに席が 満たされる傾向であった為,問単なアンケートにより学 生の意識を調査した。
受講学生はA室とB室のどちらの座席も.到肝順に自 由に選べるので,授業聞始後の数週目に,A室とB室で 別々に鯛1ヨεした。
この最初のアンケートの場合では,回答94通のうちA 室56人中35人の学生が,迎続してA室を選んでいた。主 図一2 操作パネル な理由として.思板が直接みえる,生の声がよい.真剣
72 刺11泰雄・知號夫・田原貢
になれる,聞き逃しがない,授業を受けている実感があ 義を聞き逃さないがユ7人であった。
る等が示されていた。 B室の受講学生では・B室を連続3回池んだ者は10人
B室では漣続3回B室で鮒した学』1・は14人であっ であった・B室選択の理由として・20人ものがA室が満 たが.その大半が遮が湖;であった為という理由を述席であったからと・述べていた・TV綴の不i舵して・
べていた.その他にはB室を選ん埋巳由として,授業中 カメラの操働圷手であるが9人であり・マイクの声力ζ にマニュアルが気兼ねなく参1照できる,TV授業が面白 慨1こえない場合があるが13人・顯反の字が良く見えない いから.気楽だから,先生の顔を見なくてすむ,端末の がユ6人であった・
出力画而は15型モニタ画而の方力・はっき覗えるから, 大学でのTV言職についての親も併せ碍ねたが・
等が糊・られていた。 これ ・は賛成数が2・・反対が17・条件つきで餓が41で
なお教官のテレビ講義の仕方についても,TV画而の あった。
切り綴力味慣れである,マイクの使い方粁手である これらのアンケートから・TV言職では蹴担当者は 等の辮」も出ていた。 充分なAV装置の使いこなしが殴であり・TV画面の
この4週後に再び連続3回の劉状i兄を対象としてア状況を常に書醗しつつ言臓を進めること等・澱cpの注 ンケートを勅た.その劇徊の調査で主な理山を囎 意分配を充分に行うことが 授業の酬を上げる要因と を列記しておき,該当項目を選ばせることとした。 なるといえよう。
その結果としてほ鯛一の回答数で,雌では連続3 価の黒板を全而側羽し・プ・グラムの内容を前後し 回の受言障生は32人であった.理曲としては黒板全体がながら醐する戊胎は・特に注意すべきであり・問…る 見えるが4ユ人と圧倒脈あり,次に直接声棚こえ醐だけ黒椥面に絞った説明搬としカ・ラの撚な移動 を避けることも,TV講義の初心者として心掛けであろ う。
・義に2クラス授業でTV授業が試みられている。図学で
『一… ハ真一1端末室 よ咽形の明確な糊に燃的であり・轍ノぐソコンに
_ _. 、.一_ ,.ぐ よる図形表示を含めて,教材提示設備の活用にコン ピュータ図学教育が検討されている模様である。
写真一2 操作卓