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木造計画 設計基準の資料 平成 29 年版 平成 29 年 3 月 29 日国営整第 244 号 この資料は 国土交通省官庁営繕部及び地方整備局等営繕部が官庁施設の営繕を実施するための資料として作成したものです 利用にあたっては 国土交通省ホームページのリンク 著作権 免責事項に関する利用ルール (

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木造計画・設計基準の資料

平成 29 年版

平成 29 年3月 29 日国営整第 244 号

技術基準トップページはこちら(関連する基準の確認など) http://www.mlit.go.jp/gobuild/gobuild_tk2_000017.html この資料は、国土交通省官庁営繕部及び地方整備局等営繕部が官庁施設の営繕を実施 するための資料として作成したものです。 利用にあたっては、国土交通省ホームページのリンク・著作権・免責事項に関する利 用ルール(http://www.mlit.go.jp/link.html)をご確認ください。 国土交通省大臣官房官庁営繕部

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国 営 整 第 2 4 4 号 平 成 29 年 3 月 29 日

木造計画・設計基準の資料

第1章 総 則

1.1 目的 こ の資 料 は 、木 造 計 画 ・ 設計 基 準 (平 成 29 年 3 月 29 日 国 営 整 第 243 号 。以 下 「 基準 」 と い う。)を 円 滑 かつ 適 切 に 運用 す る ため に 必 要 な 事項 を と りま と め た も ので あ る 。 1.2 適用 範 囲 こ の資 料 は 、基 準 及 び 以 下の 技 術 基準 を 補 完 す るも の で ある 。 ① 官 庁 施 設の 性 能 の 水 準、 技 術 的事 項 及 び 検 証方 法 を 定め た も の ・ 官庁 施 設 の基 本 的 性 能 基準 ・ 官庁 施 設 の環 境 保 全 性 基準 ・ 官庁 施 設 の総 合 耐 震 ・ 対津 波 計 画基 準 ・ 官庁 施 設 の防 犯 に 関 す る基 準 ・ 官庁 施 設 のユ ニ バ ー サ ルデ ザ イ ンに 関 す る 基 準 ② 官 庁 施 設の 設 計 に 関 する 標 準 的な 手 法 等 を 定め た も の ・ 建築 設 計 基準 ・ 建築 構 造 設計 基 準 ・ 建築 工 事 標準 詳 細 図 ・ 建築 設 備 計画 基 準 、 建 築設 備 設 計基 準 ・ 構内 舗 装 ・排 水 設 計 基 準 ・ 雨水 利 用 ・排 水 再 利 用 設備 計 画 基準 ③ 官 庁 施 設の 施 工 に 関 する 標 準 的な 仕 様 等 を 定め た も の ・ 公共 建 築 工事 標 準 仕 様 書 ・ 公共 建 築 木造 工 事 標 準 仕様 書 ・ 公共 建 築 改修 工 事 標 準 仕様 書 基 準に お い ては 、 官 庁 施 設の う ち 、木 造 の 建 築 物の 設 計 に当 た っ て 上 記技 術 基 準で 不 足 し て いる 建 築 設計 及 び 建 築 構造 設 計 に関 す る 事 項 を中 心 に 定め て い る 。 事 務所 用 途 の建 築 物 は 、 住宅 用 途 の建 築 物 と は スパ ン や 床荷 重 等 が 異 なり 、 広 く普 及 し て い る木 造 住 宅の 設 計 手 法 、工 法 等 が必 ず し も 適 用で き ず 、そ の 設 計 手 法、 工 法 等が 一 般 的に 広 く普 及 し てい な い こ と から 、 こ の資 料 は 、 官 庁施 設 の 中で も 特 に 事 務所 用 途 の建 築 物 に関 す る事 項 に つい て 充 実 さ せて い る 。 ま た、 官 庁 施設 の 設 計 に 必要 な 事 項を 網 羅 的 、 体系 的 に 示す た め に 、 環境 保 全 性や 防 犯 、 ユ ニバ ー サ ルデ ザ イ ン 等 とい っ た 官庁 施 設 の 設 計に 必 要 な共 通 事 項 に つい て も 最低 限 の 規定

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を 定め て い るが 、 あ く ま でも 基 本 的な 事 項 に 限 定し て 規 定し て い る こ とか ら 、 詳細 に つ いて は 、そ れ ぞ れ上 記 の 該 当 する 技 術 基準 を 参 照 す る。 1.3 用 語 の 定 義 こ の資 料 で は、 次 の 略 語 を使 用 し てい る 。 「 国告 」 : 国 土交 通 省 告示 「 建告 」 : 建 設省 告 示 「 特殊 建 築 物」 : 建 築基 準 法 (昭 和 25 年 法 律第 201 号) 第 2 条 第 2号 に 規 定 する 特 殊 建築 物 「 四号 建 物 」 : 建 築基 準 法 第 20 条 第 4 号 に掲 げ る 建築 物 「 壁等 」 : 建 築基 準 法 第 21 条 第 2 項 2号 に 規 定す る 壁 等 「 構造 耐 力 上主 要 な 部 分 で ある 柱 及 び横 架 材 」 : 建 築基 準 法 施行 令( 昭 和 25 年政 令 第 338 号 )第 46 条第 2 項 第 1 号 イ に 規 定 す る 構 造 耐 力 上 主 要 な 部 分 で あ る 柱 及 び 横架 材 「 特定 避 難 時間 倒 壊 等 防 止 建築 物 等 」 : 建 築基 準 法 施行 令 第 109 条 の2 の 2 に規 定 す る 特定 避 難 時 間 倒壊 等 防 止建 築 物 及 び 同第 110 条第 2 号 に 掲 げる 基 準 に 適 合す る 特 殊建 築 物 「 特定 避 難 時間 」 : 建 築基 準 法 施行 令 第 110 条 第1 号 イ の表 に 掲 げ る特 定 避 難 時 間 「 日本 住 宅 性能 表 示 基 準 」 : 住 宅 の 性 能 に 関 し 表 示 す べ き 事 項 及 び そ の 表 示 方 法 を 定 め る基 準 ( 平 成 13 年 国 土 交通 省 告 示 第 1346 号 ) 「 評価 方 法 基準 」 : 日 本 住 宅 性 能 表 示 基 準 に 従 っ て 表 示 す べ き 住 宅 の 性 能 に 関 す る 評 価 の 方 法 の 基 準 ( 平 成 13 年 国 土 交 通 省 告 示 第 1347 号) 「 長期 使 用 基準 」 : 長 期 使 用 構 造 等 と す る た め の 措 置 及 び 維 持 保 全 の 方 法 の 基 準( 平 成 21 年国 土 交 通 省告 示 第 209 号 ) 「 基本 的 性 能基 準 」 : 官 庁施 設 の 基本 的 性 能 基 準( 平 成 25 年 3 月 29 日 国 営 整第 197 号 、 国営 設 第 134 号 ) 「 総合 耐 震・対津 波 計 画 基 準 」 : 官 庁施 設 の 総合 耐 震 ・ 対 津波 計 画 基準 ( 平 成 25 年 3 月 29 日 国営 計 第 126 号 、 国 営 整第 198 号、 国 営 設 第 135 号 ) 「 建築 構 造 設計 基 準 」 : 「 建築 構 造 設計 基 準」( 平 成 25 年 5 月 24 日 国 営 整第 39 号) 「 建築 構 造 設計 基 準 の 資 料 」 : 「 建築 構 造 設計 基 準 の 資 料」(平 成 27 年 3 月 31 日国 営 整 第 288 号 ) 「 荷重 指 針 」 : 『 建築 物 荷 重指 針・同 解 説( 2015)』(一 社 )日 本 建築 学 会) 「 木質 規 準 」 : 『 木質 構 造 設計 規 準・同 解説 - 許 容応 力 度・許 容耐 力 設 計 法 -』(( 一 社) 日 本 建 築 学会 ,2006 年版 ) 「 RC 規 準 」 : 『 鉄筋 コ ン クリ - ト 構 造 計算 規 準 ・同 解 説 2010』(( 一 社 ) 日 本建 築 学 会)

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「 基礎 構 造 指針 」 : 『 建築 基 礎 構造 設 計 指 針・同 解説 』((一 社)日 本 建築 学 会, 2001 年 版 ) 「 木造 軸 組 設計 」 : 『 木造 軸 組 工法 住 宅 の 許 容応 力 度 設計( 2008 版)』(( 公 財) 日 本住 宅 ・ 木材 技 術 セ ン ター ) 「 枠組 指 針 」 : 『2007 年 枠 組 壁工 法 建 築 物構 造 計 算指 針』(( 一 社 )日本 ツ ー バイ フ ォ ー建 築 協 会 ) 「 技術 基 準 解説 書 」 : 『2015 年 版 建 築物 の 構 造 関係 技 術 基準 解 説 書』( 国土 交 通 省 国土 技 術 政策 総 合 研 究 所他 監 修 ) 「 構造 体 負 荷」 : 建 築構 造 体 を通 過 す る 熱 負荷 ( 顕 熱)

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第2章 建 築計画

2.1 基本 事 項 2.1.1 与 条 件 、必 要 な 性 能と の 整 合 (1) 与 条 件 及び 施 設 に 必 要と さ れ る性 能 を 満 た すた め に 、意 匠 設 計 、 構造 設 計 及び 設 備 設計 は 互い に 連 携を 図 り 、 与 条件 及 び 施設 に 必 要 と され る 性 能と の 整 合 性 の確 認 の ため に 、 施 設 の管 理 者 その 他 関 係 者 と必 要 な 調整 を 図 る 。 (2) 意 匠 設 計、 構 造 設 計 及び 設 備 設計 は 互 い に 連携 を 図 り、 設 計 段 階 で設 備 ル ート の 確 保を 図 る。 特 に CLT パ ネ ル 工 法は 、 設 計完 了 後 の 設 備ル ー ト の変 更 が 困 難 とな る 場 合が あ る の で 留意 す る 。 2.1.2 配 置 計 画、 平 面 ・ 立面 計 画 、動 線 計 画 入 居官 署 の 機能 、 業 務 内 容、 周 辺 環境 、 日 射 、 風向 等 の 気候 そ の 他 の 立地 条 件 等を 考 慮 す る に当 た っ ては 、 入 居 官 署の 規 模 、周 辺 の 交 通 条件 等 の ほか 、 季 節 的 又は 時 間 的な 要 因 も影 響 する 。 こ のた め 、 特 に 来庁 者 に 対し 直 接 サ ー ビス を 提 供す る 官 署 が 入居 す る 場合 に つ いて は 、繁 忙 期 にお け る 業 務 体制 、 音 環境 、 振 動 等 各種 の 要 因を 考 慮 の 上 、配 置 計 画等 を 検 討す る 。 2.1.3 地 域 性 、景 観 性 官 庁施 設 は 、国 の 機 関 の サー ビ ス 提供 の 場 で あ ると と も に、 地 域 に お いて 中 核 的役 割 を 担 う 施設 で も ある 。 地 域 の 特性 を 継 承し 、 周 辺 施 設と の 機 能的 な 連 携 を 図る と と もに 、 周 辺の 自 然や 都 市 環境 と の 調 和 に配 慮 す るこ と で 良 好 な景 観 を 形成 し 、 地 域 の魅 力 を 高め る こ とが 望 まれ て い る。 地 域の 歴 史、文 化 及び 風 土 の特 性 と して 、地域 の 伝 統文 化 や 生活 文 化 に 根 ざし た 建 築様 式 、 モ チー フ 、 技法 、 平 面 計 画等 が あ るが 、 木 は 長 い歴 史 を 通じ て 使 用 さ れて き た 素材 で あ り、 こ れら の 地 域の 特 性 を 表 現す る の にふ さ わ し い 材料 で あ るた め 、 そ の 効果 的 な 活用 を 検 討す る 。 ま た、 地 域 性や 景 観 性 に 配慮 す る 際に は 、 地 域 の特 性 を 巧み に 取 り 入 れ、 地 域 や周 辺 の 環 境 に溶 け 込 み、 地 域 の 特 性の 継 承 に貢 献 す る も のと な る よう 十 分 に 配 慮す る 。 2.1.4 環 境 保 全性 「 官庁 施 設 の環 境 保 全 性 基準 」 に 、官 庁 施 設 に 求め ら れ る環 境 保 全 性 の水 準 及 びこ れ を 確 保 する た め に必 要 な 技 術 的事 項 等 が定 め ら れ て いる 。 官 庁施 設 の 整備 に 当 た っ ては 、 官 庁施 設 に 求 め られ る 各 性能 の 確 保 及 び総 合 的 な調 和 を 考 慮 し、 適 切 な環 境 保 全 性 を確 保 す る。 2.1.5 防 犯 「 官庁 施 設 の防 犯 に 関 す る基 準 」 に、 官 庁 施 設 に求 め ら れる 防 犯 の 水 準及 び こ れを 確 保 す

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る ため に 必 要な 技 術 的 事 項等 が 定 めら れ て い る 。 建 築計 画 、 防犯 設 備 、 運 用・ 管 理 によ る 対 策 を 適切 に 組 み合 わ せ 、 そ れぞ れ が 補完 し 合 う こ とで 、 官 庁施 設 の 防 犯 性能 の 向 上を 図 り 、 利 用者 、 執 務者 及 び 財 産 の安 全 を 確保 す る 。 2.1.6 ユ ニ バ ーサ ル デ ザ イン 「 官庁 施 設 のユ ニ バ ー サ ルデ ザ イ ンに 関 す る 基 準」 に 、 官庁 施 設 に 求 めら れ る ユニ バ ー サ ル デザ イ ン の水 準 及 び こ れを 確 保 する た め に 必 要な 技 術 的事 項 等 が 定 めら れ て いる 。 高 齢者 、 障 害者 等 を 含 む 全て の 施 設利 用 者 が で きる 限 り 円滑 か つ 快 適 に利 用 で きる よ う 、 各 施設 の 実 情を 勘 案 し つ つ適 切 に 配慮 す る 。 2.1.7 保 全 性 (1) 作 業 性 への 配 慮 ① 清 掃 、 点検 ・ 保 守 等 の維 持 管 理が 効 率 的 か つ安 全 に 行え る よ う に 、作 業 ス ペー ス 、 搬 出 入経 路 、 配管 ス ペ ー ス 、配 線 ス ペー ス 、 ダ ク トス ペ ー ス等 を 確 保 し 、必 要 に 応じ て 作 業 用設 備 を 設置 す る 。 特 に屋 根 に つい て は 勾 配 を大 き く する と 雨 漏 り の発 生 確 率は 減 少 す る もの の 、 急勾 配 と する と 維 持管 理 時 に 仮 設足 場 を 設置 す る こ と が必 要 と なる こ と が あ るの で 、 勾配 の 決 定 に当 た っ ては 作 業 性 も 考慮 す る 。 ま た、 高 所 に設 置 す る 窓 、と い 等 の点 検 ・ 保 守 等が 困 難 な部 分 に つ い ては 、 必 要に 応 じ て、 危 険 な場 所 で の 作 業を 安 全 に行 え る よ う 作業 用 の 設備 を 設 置 す るこ と や 、汚 れ の 落 ちや す い ガラ ス 等 の 長 期間 作 業 を行 わ な く と も性 能 を 損な わ な い も のを 選 択 する こ と を検 討 す る。 配 管ス ペ ー ス、 配 線 ス ペ ース 、 ダ クト ス ペ ー ス 等に つ い ては 、 点 検 ・ 保守 等 が 容易 に 行 える よ う 、で き る 限 り 共用 部 か ら点 検 口 ・ 扉 を開 閉 可 能と す る 等 の 考慮 を す る。 例 え ば 、鉄 筋 コ ンク リ ー ト 造 の床 ス ラ ブの 上 に 木 材 で床 組 み を構 成 し た 場 合で も 、 床ス ラ ブ か ら上 昇 す る湿 気 に よ り 床組 み の 木材 が 腐 朽 し たり 、 し ろあ り の 食 害 を受 け る おそ れ が あ るの で 、 床高 を 確 保 の 上、 点 検 口を 設 置 す る のが 望 ま しい 。 ② 建 築 設 備及 び 機 器 配 置は 、 清 掃、 点 検 ・ 保 守等 が 効 率的 か つ 容 易 に行 え る よう 考 慮 す る 。 特 に高 い 位 置の 天 井 に 設 置す る 照 明器 具 等 は 、 必要 に 応 じて 、 安 全 な 箇所 で 作 業が 行 え るよ う 昇 降式 の 器 具 や 長寿 命 の 照明 器 具 を 採 用す る な どの 対 策 を 講 ずる 。 (2) 更 新 性 への 配 慮 ① 通 常 の 使用 に お け る 劣化 に 対 して 、 施 設 を 計画 的 か つ効 率 的 に 保 全す る こ とは 非 常 に 重 要で あ る こと か ら 、 材 料、 機 器 等の 更 新 が 、 経済 的 か つ容 易 に 行 え るよ う に 、作 業 ス ペ ース 、 搬 出入 経 路 、 配 管ス ペ ー ス、 配 線 ス ペ ース 、 ダ クト ス ペ ー ス 等を 適 切 に確 保 す る 。 特 に外 壁 の 仕上 げ に 木 材 を使 用 す る場 合 は 、 仕 上げ の 木 材が 早 期 に 腐 朽す る こ との な い よう 、 基 準 2.2.3 (1)② に より 、 雨 掛か り が 少 なく な る よう 軒 、 け ら ば等 の 出 を適 切

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に 確保 し 、 塗装 に よ り 木 材を 保 護 する と と も に 、構 造 耐 力上 主 要 な 部 分を 保 護 する と い う 外壁 の 仕 上げ の 機 能 を 維持 し て いく た め 、 仕 上げ の 木 材へ の 定 期 的 な塗 装 、 腐朽 が 進 ん だ場 合 に おけ る 部 分 的 な取 り 替 え等 の た め の 作業 ス ペ ース を 確 保 す るほ か 、 更新 し や す い構 法 と する よ う 考 慮 する 。 ま た、 更 新 する 頻 度 が 高 く、 更 新 に期 間 を 要 し 、執 務 の 継続 性 に 影 響 を与 え る 材料 、 機 器等 に つ いて は 、 必 要 に応 じ て 予備 ス ペ ー ス 、代 替 ス ペー ス 等 を 確 保す る 。 さ らに 、 配 管ス ペ ー ス 、 配線 ス ペ ース 、 ダ ク ト スペ ー ス 等に つ い て は 、更 新 が 容易 に 行 える よ う 、で き る 限 り 共用 部 か ら点 検 口 ・ 扉 を開 閉 可 能と す る 等 の 考慮 を す ると と も に、 衛 生 設 備の 更 新 時 に 道連 れ 工 事を 少 な く す るよ う 床 下の 横 引 き 配 管を で き る限 り 少 な くす る 。 ② 更 新 周 期の 異 な る 材 料、 機 器 等は 、 道 連 れ 工事 が 少 なく 経 済 的 か つ容 易 に 更新 が 行 え る よう 、 適 切に 分 離 し 、 組み 合 わ せる 。 ③ 設 備 機 器は 、 更 新 周 期の 整 合 、互 換 性 、 汎 用性 等 の 確保 に よ り 、 経済 的 か つ容 易 に 更 新 が可 能 な もの と す る 。 一 連の シ ス テム を 構 成 す る設 備 機 器及 び 材 料 に つい て は 、更 新 周 期 の 整合 が 可 能な も の とす る と とも に 、 一 連 の建 築 設 備を 構 成 す る 機器 等 の うち 、 一 部 を 更新 す る 場合 で も 支 障 が な い よ う 、 で き る 限 り 互 換 性 及 び 汎 用 性 の 高 い 機 器 等 を 選 択 す る よ う 考 慮 す る 。 2.1.8 コ ス ト の適 正 な 管 理 官 庁施 設 の 整備 に お い て は、 必 要 な性 能 、 機 能 等を 確 保 しつ つ 、 建 設 コス ト や ライ フ サ イ ク ルコ ス ト を適 切 に 管 理 する こ と が求 め ら れ て おり 、 木 材の 利 用 に 当 たっ て も その 意 義 や効 果 を総 合 的 に判 断 す る 必 要が あ る ため 、 特 に 以 下の (1) 及 び( 2) に 配慮 す る 。 (1) 木 材 調 達に お け る 配 慮 木 材は 地 域 によ っ て 調 達 でき る 材 種や 等 級 等 が 異な る こ とが 多 く 、 調 達が 困 難 なた め に 官 庁施 設 の 整備 に 影 響 を 及ぼ す こ とが あ る 。 そ のた め 、 地域 で 入 手 が 容易 な 木 材や 使 用 す る 木材 に 応 じた 調 達 期 間 等を 考 慮 した 上 で 、 主 要構 造 部 のス パ ン 長 さ 等の 検 討 を行 う と と も に、 主 要 構造 部 の 接 合 部の 検 討 にお い て も 、 入手 が 容 易な 金 物 や 地 域の プ レ カッ ト 工 場 の 加工 能 力 を考 慮 す る 等 建設 コ ス トや 工 期 に 影 響を 及 ぼ す内 容 を 踏 ま えな が ら 合理 的 に 設 計 を進 め る 。 (2) 内 外 装 にお け る 配 慮 内 装や 外 装 に木 材 を 使 用 する に 当 たっ て は 、 国 民の 目 に 触れ る こ と に より 、 木 と触 れ あ い 、木 の 良 さを 実 感 で き ると い っ た設 計 意 図 を 明確 に し た上 で 、 当 該 意図 に ふ さわ し い 箇 所 に木 材 を 使用 す る 。

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2.2 木造 に お ける 建 築 計 画 2.2.1 構 造 上 、合 理 的 な 階層 ・ 平 面計 画 構 造上 、 合 理的 な 階 層 ・ 平面 計 画 とす る に は 、 基本 計 画 段階 に お い て 、書 庫 、 設備 室 等 の 積 載荷 重 の 大き な 室 を 下 層の 階 に 配置 す る 、 ス パン の 大 きな 室 を 上 層 の階 に 配 置す る 等 の検 討 を行 う 。 特に 、 ス パ ン や積 載 荷 重等 の 関 係 か ら、 広 く 普及 し て い る 木造 の 設 計手 法 、 工法 が 必ず し も 適用 で き な い 事務 所 用 途の 建 築 物 に つい て は 、十 分 に 検 討 する 。 2.2.2 防 耐 火 2.2.2.1 耐 火 建築 物 、 準 耐火 建 築 物、 防 火 構 造 とし た 建 築物 等 (1) 建 築 物 の規 模 、 用 途 、立 地 建 築基 準 法 には 、建 築 物 の規 模 、用 途 、立地 に 応じ て 、必 要 な 防 耐 火 上の 技 術 的基 準 が 定 めら れ て いる 。 規 模に つ い ては 、建 築 基 準 法第 21 条 に 一定 の 規 模 を超 え る 大き さ の 建 築 物に つ い ては 、 そ の主 要 構 造部 を 耐 火 構 造又 は 政 令に 定 め る 技 術的 基 準 に適 合 す る 壁 等で 有 効 に区 画 し な けれ ば な らな い こ と が 規定 さ れ てい る 。 用 途に つ い ては 、 建 築 基 準法 第 27 条 及び 別 表 第 1に 、 不 特定 若 し く は 多数 の 者 が利 用 す る用 途 又 は収 容 可 燃 物 が多 い 用 途の 建 築 物 に つい て 、 特定 避 難 時 間 倒壊 等 防 止建 築 物 等 、耐 火 建 築物 又 は 準 耐 火建 築 物 とし な け れ ば なら な い と定 め ら れ て いる 。 立 地に つ い ては 、建築 基 準法 第 61 条 及び 第 62 条 に 、火 災 の 拡大 を 防 除 する こ と を目 的 と して 都 市 計画 に 定 め ら れた 防 火 地域 又 は 準 防 火地 域 に 建築 す る 建 築 物は 、 階 数及 び 延 べ 面積 に 応 じて 耐 火 建 築 物、 準 耐 火建 築 物 又 は 外壁 若 し くは 軒 裏 を 防 火構 造 と しな け れ ば なら な い と定 め ら れ て いる 。 さ らに 、 官 公庁 施 設 の 建 設等 に 関 する 法 律 ( 昭 和 26 年 法 律 第 181 号 。 以下 「 官 公法 」 と いう 。) 第 2 条第 2 項 に 規定 す る 庁舎 に つ い て は、 第 7 条に 耐 火 建 築 物又 は 防 火構 造 等 と しな け れ ばな ら な い 立 地と 規 模 が規 定 さ れ て いる 。 な お、 防 耐 火に 係 る 法 規 定、 フ ロ ーチ ャ ー ト 等 につ い て は、 図 2.2.2.1.1 か ら図 2.2.2.1.4 ま で に よる 。 (2) 耐 火 建 築物 、 準 耐 火 建築 物 、 防火 構 造 と し た建 築 物 等の 防 耐 火 の 性能 防 耐火 の 性 能を 有 す る 建 築物 に は、耐 火 建築 物、特 定 避難 時 間 倒壊 等 防止 建 築 物等 、準 耐 火建 築 物 、外 壁 又 は 軒 裏を 防 火 構造 と し た 建 築物 が あ り、 法 令 等 に 従い 、 必 要な 防 耐 火 の性 能 を 確保 し な け れ ばな ら な い。 耐 火建 築 物 は、建 築基 準 法第 2 条 第7 号 に あ る よう に「通 常 の 火災 が 終了 す る まで の 間 当 該火 災 に よる 建 築 物 の 倒壊 及 び 延焼 を 防 止 す る」 こ と が必 要 で あ り 、建 築 物 の内 外 で 発 生し た 火 災に よ り 主 要 構造 部 が 建築 物 の 崩 壊 につ な が る範 囲 ま で 燃 える こ と のな い よ う にし て 、 火災 が 鎮 火 し た後 も 建 築物 が 崩 壊 し ない よ う にし な け れ ば なら な い 。 特 定避 難 時 間倒 壊 等 防 止 建築 物 等 は、 建 築 基 準 法第 27 条 第 1項 の 規 定 に適 合 す る特 殊 建 築物 と し て「 当 該 特 殊 建築 物 に 存す る 者 の 全 てが 当 該 特殊 建 築 物 か ら地 上 ま での 避 難 を 終了 す る まで の 間 通 常 の火 災 に よる 建 築 物 の 倒壊 及 び 延焼 を 防 止 す る」 こ と が必 要 で

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あ り、 主 要 構造 部 は 特 定 避難 時 間 等に 応 じ た 性 能を 有 し なけ れ ば な ら ない 。 準 耐火 建 築 物は 、建築 基 準法 第 2 条第 7 号 の 2 にあ る よ うに「 通常 の 火災 に よ る延 焼 を 抑 制す る 」 こと が 必 要 で あり 、 主 要構 造 部 が 時 間を か け て燃 え る よ う にす る こ とで 、 建 築 物の 内 外 で発 生 し た 火 災の 想 定 時間 中(45 分 又は 60 分 間 )に 、部 材 が座 屈 す るこ と な ど によ り 建 築物 が 崩 壊 す るこ と が ない よ う に し なけ れ ば なら な い 。 防 火構 造 は、建 築 基準 法 第2 条 第 8号 に「建 築 物の 周 囲 にお い て 発 生 する 通 常 の火 災 に よ る延 焼 を 抑制 す る 」 と あり 、 建 築物 外 で 発 生 する 火 災 によ る 延 焼 の 抑制 の 対 策を 取 ら な けれ ば な らな い(準 耐 火建 築 物 と違 い 、建 築 物内 で 発 生す る 火 災 は 考慮 さ れ てい な い。)。 準 耐火 建 築 物又 は 外 壁 若 しく は 軒 裏を 防 火 構 造 とし て 木 造で 建 築 す る こと は、国 土 交通 大 臣が 定 め た構 造 方 法 (い わ ゆ る 「告 示 の 例 示 仕様 」) に 木 造と す る 場 合の 仕 様 が定 め ら れ、ま た、部 材 の製 造 者 も 国土 交 通 大臣 の 認 定 を 取得 し た 構法 を 多 数 開 発し て い るた め 、 特 に技 術 的 難易 度 は 高 い もの で は なく 、 実 績 も 豊富 に あ る。 一 方、 木 造 の耐 火 建 築 物 は、 平 成 12 年の 建 築 基 準法 改 正 によ り 建 築 可 能と な り 、主 要 構 造部 に つ いて 、 告 示 の 例示 仕 様 に木 造 と す る 場合 の 仕 様が 順 次 定 め られ て き てい る 。 ま た、 主 要 構造 部 を 強 化 せっ こ う ボー ド で 被 覆 する 方 法 等の 国 土 交 通 大臣 の 認 定を 取 得 し た構 法 が 開発 さ れ て い る。 (3) 耐 火 建 築物 建 築基 準 法 では 、 耐 火 建 築物 に つ いて 次 の 方 法 が定 め ら れて い る 。 建 築基 準 法 第2 条 9 号 の 2イ (1) は 、主 要 構 造 部を 耐 火 構造 と す る も ので あ り 、建 築 物 の 部 分 の 種 類 ご と に 通 常 の 火 災 が 終 了 す る ま で の 間 耐 え る も の と し な け れ ば な ら な い 。 木 造で つ く るに は 、 現 在 、告 示 の 例示 仕 様 に お いて は 外 壁等 の 仕 様 が ある ほ か 、部 材 ご と に耐 火 構 造と し て 国 土 交通 大 臣 の認 定 を 取 得 して い る 構法 に は 、 主 要構 造 部 を強 化 せ っ こう ボ ー ド等 で 被 覆 す るも の ( 以下 「 メ ン ブ レン 型 」 とい う。)、 主 要構 造 部 を木 材 と 難 燃処 理 木 材、 モ ル タ ル 等で 形 成 する も の 、 主 要構 造 部 を鉄 骨 と 木 材 で形 成 す るも の が あ る。 建 築基 準 法 第2 条 9 号 の 2イ (2) は 、主 要 構 造 部を 屋 内 にお い て 発 生 が予 測 さ れる 火 災 によ る 火 熱や 周 囲 に お いて 発 生 する 通 常 の 火 災に よ る 火熱 に 当 該 火 災の 終 了 まで 耐 え る 性能 と す るも の で あ り 、政 令 で 定め る 技 術 的 基準 に 適 合す る も の と しな け れ ばな ら な い 。政 令 で 定め る 技 術 的 基準 で あ る建 築 基 準 法 施行 令 第 108 条 の 3 第 1 項 1 号 は、 耐 火 性 能検 証 法 を用 い て 、 同 2号 は 性 能評 価 機 関 が 高度 で 専 門的 な 知 識 に より 、 主 要構 造 部 等 の耐 火 に 関す る 性 能 を 確か め る もの で あ る 。 (4) 準 耐 火 建築 物 建 築基 準 法 では 、 準 耐 火 建築 物 に つい て 3 つ の 方法 が 定 めら れ て い る 。 建 築基 準 法 第2 条 9 号 の 3イ ( 以 下「 9 号 の 3 イ」 と い う。)は 、 主 要 構造 部 を 準耐 火 構 造と す る もの で あ り 、 建築 物 の 部分 の 種 類 ご とに 通 常 の火 災 時 の 加 熱に 一 定 時間 以 上 耐 える も の とし な け れ ば なら な い 。木 造 で つ く るに は 、 一定 の 厚 さ 以 上の せ っ こう ボ ー ド 等に よ り 被覆 す る ほ か 、木 材 の 表面 が 燃 え て も構 造 耐 力上 支 障 の な いこ と を 確か め る 「 燃え し ろ 設計 」 に よ り 、木 の 部 材を 現 し で 使 用す る こ とも 可 能 で あ る。

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建 築基 準 法 第2 条 9 号 の 3ロ の 政 令で 定 め る 技 術基 準 で ある 建 築 基 準 法施 行 令 第 109 条 の3 第 1 号( 以下「 9 号の 3 ロ 1号 」と い う。)は 、外 壁 を 耐火 構 造 とす る も ので あ り 、 屋 内に つ い て規 定 が か か らな い た め、 外 壁 を 鉄 筋コ ン ク リー ト 造 か 木 造の 耐 火 構造 で つ く れば 、 屋 内の 壁 、 柱 、 床、 梁 、 階段 等 に つ い ては 木 造 でつ く る こ と が可 能 で ある 。 た だ し、 外 壁 を木 造 の 耐 火 構造 と す る場 合 は 、 外 壁と 他 の 部材 と の 接 合 部に お い て、 外 壁 の 耐 火 構 造 と し て 必 要 な 耐 火 性 能 に 支 障 が 生 じ な い よ う 耐 火 被 覆 の 納 め 方 等 に 注 意 す る 。 建 築基 準 法 第2 条 9 号 の 3ロ の 政 令で 定 め る 技 術基 準 で ある 建 築 基 準 法施 行 令 第 109 条 の3 第 2 号は 、 主 要 構 造部 で あ る柱 及 び 梁 を 不燃 材 料 とし 、 そ の 他 の主 要 構 造部 を 準 不 燃材 料 ( 外壁 の 延 焼 の おそ れ の ある 部 分 は 防 火構 造 ) とす る も の で ある が 、 耐火 被 覆 を しな い 鉄 骨造 等 を 想 定 した も の であ り 、 木 造 には 適 さ ない 。 2.2.2.2 木 造 によ る 準 耐 火建 築 物 木 造で 準 耐 火建 築 物 と す るに は 、9号 の 3 イ 又 は9 号 の 3ロ 1 号 の 方 法が 可 能 であ り 、い ず れも 建 築 基準 法 に 求 め られ て い る準 耐 火 性 能 を有 す る こと に は 変 わ りは な い が、9 号の 3 ロ 1号 は 、9号 の 3 イ と 比較 し て 屋内 の 部 材 に 防耐 火 上 の規 制 が な い ため 、屋 内で 火 災 が発 生 する お そ れが 極 め て 少 ない 、屋 内に 保 管 す る もの が 少 ない 等 の 特 段 の理 由 が ない 限 り 、9 号 の3 イ と する 。 な お、 準 耐 火建 築 物 の 種 類を 図 2.2.2.2 に 示 す 。 2.2.2.3 防 火 壁の 設 置 建 築基 準 法 第 26 条 で は 、 延べ 面 積 が 1,000 ㎡ を 超え る 建 築物 は 、 防 火 上有 効 な 構造 の 防 火 壁に よ っ て有 効 に 区 画 する か 、 準耐 火 建 築 物 又は 耐 火 建築 物 と す る 必要 が あ る。 防 火壁 の 構 造は 、建 築 基 準法 施 行 令 第 113 条 に 定め ら れ てお り 、自 立 する 耐 火 構造 と する ほ か、 防 火 壁の 両 端 及 び 上端 を 建 築物 の 外 壁 面 及び 屋 根 面か ら 50cm 以 上突 出 さ せる 等 の 構 造 とす る 必 要が あ る 。ま た、防 火 壁に 設 け る 開 口部 の 幅 及び 高 さ は 2.5m 以下 と し 、か つ 特 定 防火 設 備 を設 置 し な け れば な ら ない 。 こ れら の 防 火壁 の 設 置 に よる 平 面 計画 の 自 由 度 、外 観 の 意匠 等 の 制 限 につ い て 、設 計 上の 工 夫に よ り 解決 が 困 難 な 場合 に は 、建 築 基 準 法 の規 定 上 、準 耐 火 建 築 物と す る 必要 が な くと も 、準 耐 火 建築 物 と す る こと が 考 えら れ る 。 な お、 建 築 基準 法 第 67 条 によ り 、 建築 物 が 防 火 地域 又 は 準防 火 地 域 と これ ら の 地域 と し て 指定 さ れ てい な い 地 域 にわ た る 場合 に お い て は、そ の全 部 に つい て 厳 しい 地 域 内の 建 築 物 に 関す る 規 定が 適 用 さ れ るが 、防 火壁 に よ り 区 切れ ば 、それ ぞ れ の 地 域の 規 定 に従 っ て 設計 す るこ と が でき る 。 た だし 、官 公法 第 2 条 第 2項 に 規 定す る 庁 舎 に つい て は 、同 法 第 7 条 第1 項 に より 延 べ面 積 が 1,000 ㎡を 超 え る 場 合は 、 耐 火建 築 物 と す る必 要 が ある こ と に 留 意す る 。 防 火壁 を 設 置す る 場 合 の 例を 図 2.2.2.3 に 示 す 。 2.2.2.4 二 方 向避 難 の 確 保

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二 方向 避 難 の確 保 の 対 象 とな ら な い規 模 、用 途 の建 築 物 であ っ て も 、不特 定 の 利用 者 が利 用 する こ と が想 定 さ れ る 場合 は 、その 利 用 状 況 を鑑 み 、二方 向 避 難 を 確保 す る こと が 望 まし い 。 2.2.2.5 重 要 な財 産 又 は 情報 を 保 管す る 室 重 要な 財 産 及び 情 報 に つ いて は 、 火災 に よ る 損 失又 は 滅 失を 防 止 す る こと が 必 要で あ り、 火 災が 鎮 火 した 後 も 重 要 な財 産 又 は情 報 を 保 管 する 室 が 建築 物 ご と 崩 壊し な い よう に し な け れば な ら ない 。 そ のた め に は、耐 火 構 造 の壁 、床 によ り そ の 他 の室 と 区 画し 、開 口 部 は特 定 防 火設 備 とし た 上で 、更 に当 該 室 を 構 造上 支 持 する 主 要 構 造 部を 耐 火 構造 と す る こ とが 必 要 であ り 、対象 と なる 室 を 鉄筋 コ ン ク リ ート 造 と する こ と が 選 択肢 の ひ とつ と し て 考 えら れ る 。 な お、近 年 、木 造 で も メ ンブ レ ン 型等 に よ り 耐 火構 造(2 時 間 )の 国 土交 通 大 臣の 認 定 を 受 けた 構 法 も開 発 さ れ て おり 、この 構 法 を建 築 物 の重 要 な 財産 又 は 情 報 を保 管 す る室 を 含 む 箇 所に 部 分 的に 採 用 す る 上で 必 要 とな る そ の 他 の部 分 と の間 を 有 効 に 区画 す る ため の 方 法 も 開発 さ れ てい る 。 た だ し、 木 造 の耐 火 構 造 と する 場 合 は、 他 の 部 材 との 接 合 部に お い て、 耐 火構 造 と して 必 要 な 耐 火性 能 に 支障 が 生 じ な いよ う 耐 火被 覆 の 納 め 方等 に 注 意す る 。 ま た 、文 化 財 、美 術品 、貴 重資 料 等 、代 替で き ない 特 に 貴重 な 財 産 等 につ い て は 、別 途 対 策 が必 要 で ある 。

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防火地域 スタート 準防火地域 建基法第 22 条指定区域 無指定地域 延べ面積>3,000 ㎡ 建基法第 22,23 条 ・屋根…不燃材料 ・外壁で延焼の恐れのある部分…準防火性能を有する構造 建基法施行令第 136 条の 2 に適合 ・開口部…防火設備、開口面積制限等 ・外壁…防火構造とし、屋内側を防火被覆等 ・軒裏…防火構造 ・柱及びはり…準耐火構造、又は小径を 12cm 以上等 ・床及びその直下の天井…防火被覆等 ・屋根の屋内側及びその直下の天井…防火被覆等 ・3 階の室と室以外の部分…間仕切壁、又は戸で区画等 建基法施行令第 129 条の 2 の 3 第 1 項第 1 号に適合 ・階数…3 以下 ・主要構造部…1 時間準耐火構造 ・継手又は仕口…防火被覆等 ・建築物の周囲…3m以上の通路、又は 200 ㎡ごとの防火区画等 建基法施行令第 129 条の 2 の 3 第 1 項第 2 号に適合 ・階数…2 以下 ・柱及びはり…燃えしろ設計(「集成材 25mm」「製材 30mm」) ・外壁及び軒裏…防火構造 ・床…30 分の防火性能 ・内装…壁、天井を難燃材料等 ・継手又は仕口…防火被覆等 その他の建築物 耐火建築物 準耐火建築物 防火構造 耐火構造 階数≧3 又は 延べ面積>100 ㎡ 地階を除く階数≧3 又は 延べ面積>500 ㎡ 地階を除く階数≧4 又は 延べ面積>1,500 ㎡ 地階を除く 階数が 3 の建物 高さ>13m 又は軒高>9m 延べ面積>1,000 ㎡ 1,000 ㎡以内に 防火壁を設置 建基法第2 条9 号の2 のイの(1) 建基法第21 条第2 項 建基法第21 条第1 項 建基法第62 条第2 項、第63 条 建基法第2 条9 号の3 建基法第2 条9 号の2 ※1 ※2 ※1-耐火建築物、準耐火建築物以外の建築物 ※2-耐火建築物ではなく、主要構造部を耐火構造とした建築物 ※3-壁、柱、床その他の建築物の部分又は防火戸その他の政令で定める防火 設備 NO YES NO NO NO NO NO NO NO NO NO YES YES YES YES YES YES YES YES NO YES YES YES YES 建基法第61 条 建基法第62 条 凡例 建基法:建築基準法 建基法施行令:建築基準法施行令 建基法 22 条の流れ: 3,000 ㎡以内に 壁等※3を設置 YES NO 建基法第21 条第2 項 YES NO 建基法第25 条 建基法第26 条 NO 建基法第22 条 YES 無指定 NO 建基法第22 条 NO 建基法第22 条 建基法第22 条 YES YES 建基法第22 条 NO 建基法第22 条 建基法第22 条 NO 無指定 YES

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延べ面積(㎡) 規模による制限 4 3 2 1 階数 高さ 軒高 13m< 9m< 13m≧ 9m≧ 3000 その他の建築物 準防火地域の制限 延べ面積(㎡) 500 1500 延べ面積(㎡) 防火地域の制限 100 1 2 3 4 4 3 2 1 その他の建築物 又は準耐火建築物 技術的基準適合建築物 耐火建築物 準耐火建築物 耐火建築物 準耐火建築物 (地階を含む) 階数 地上階数 建基法施行令第129条の2の3…第1項第2号に適合(30分の加熱に耐える措置等) 建基法施行令第129条の2の3…第1項第1号に適合(1時間準耐火の措置等) 耐火構造…耐火建築物ではなく、主要構造部を耐火構造とした建築物 耐火構造又は3,000㎡以内に技術的基準適合の壁等を設置

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防火地域 スタート 準防火地域 建基法第22 条指定区域 無指定地域 延べ面積>1,000 ㎡ 建基法第 22,23 条 ・屋根…不燃材料 ・外壁で延焼の恐れのある部分…準防火性能を有する構造 建基法施行令第 129 条の 2 の 3 第 1 項第 1 号に適合 ・階数…3 以下 ・主要構造部…1 時間準耐火構造 ・継手又は仕口…防火被覆等 ・建築物の周囲…3m以上の通路、又は 200 ㎡ごとの防火区画等 建基法施行令第 129 条の 2 の 3 第 1 項第 2 号に適合 ・階数…2 以下 ・柱及びはり…燃えしろ設計(「集成材 25mm」「製材 30mm」) ・外壁及び軒裏…防火構造 ・床…30 分の防火性能 ・内装…壁、天井を難燃材料等 ・継手又は仕口…防火被覆等 その他の建築物 耐火建築物 準耐火建築物 耐火構造 階数≧3 又は 延べ面積>100 ㎡ 高さ>13m 又は軒高>9m 延べ面積>3,000 ㎡ 1,000 ㎡以内に 防火壁を設置 建基法第2 条9 号の2 のイの(1) 建基法第26 条 建基法第21 条第2 項 建基法第2 条9 号の3 建基法第2 条9 号の2 官公法第7 条第1 項第1 号 ※1 ※2 ※1-耐火建築物、準耐火建築物以外の建築物 ※2-耐火建築物ではなく、主要構造部を耐火構造とした建築物 ※3-壁、柱、床その他の建築物の部分又は防火戸その他の政令で定める防火設備 共通:詳細は建基法等の規定を参照 YES 延べ面積>300 ㎡ 防火構造等【官公法第 7 条第 2 項】 準防火地域内で延べ面積が 300 ㎡以内、又は 延べ面積が 1,000 ㎡以内の庁舎を建築するとき ・外壁及び軒裏…防火構造 ・屋根…不燃材料 高さ>13m 又は軒高>9m 地階を除く階数>2 地階を除く階数≧4 官公法第 7 条第 3 項 の但し書きに該当 官公法第 7 条第 3 項 に該当 YES 官公法第7条第1 項第2号 建基法第21 条第1 項 建基法第21 条第1 項 NO YES YES YES YES YES YES YES YES YES YES YES YES NO NO NO NO NO NO NO NO NO NO NO NO YES 建基法第61 条 建基法第62 条 凡例 建基法:建築基準法 建基法施行令:建築基準法施行令 官公法:官公庁施設の建設等に関する法律 建基法 22 条の流れ: YES 3,000 ㎡以内に 壁等※3を設置 YES NO 建基法第21 条第2 項 NO 建基法第22 条 NO YES 建基法第22 条 建基法第22 条 YES 建基法第22 条 NO 建基法第22 条 YES YES 建基法第22 条 NO YES 建基法第22 条 建基法第22 条 NO 建基法第22 条 YES YES 建基法第22 条 法第22 条 NO 建基法第22 条 NO 建基法第22 条 NO 建基法第22 条 建基法施行令第 136 条の 2 に適合かつ官公法第 7 条第 2 項 建基法第22 条 NO 無指定 YES

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延べ面積(㎡) 延べ面積(㎡)延べ面積(㎡) 延べ面積(㎡)延べ面積(㎡) 延べ面積(㎡) 延べ面積(㎡) 4 44 44 44 3 33 33 33 2 22 22 22 1 11 11 11 階数 階数階数 階数階数 階数 階数 高さ 高さ高さ 高さ高さ 高さ 高さ 軒高軒高軒高軒高軒高軒高軒高 13m< 13m<13m< 13m<13m< 13m< 13m< 9m<9m<9m<9m<9m<9m<9m< 13m≧ 13m≧13m≧ 13m≧13m≧ 13m≧ 13m≧ 9m≧9m≧9m≧9m≧9m≧9m≧9m≧ 規模による制限(官公法含む) 規模による制限(官公法含む)規模による制限(官公法含む) 規模による制限(官公法含む)規模による制限(官公法含む) 規模による制限(官公法含む)規模による制限(官公法含む) 1000 10001000 10001000 10001000 ※ ※※ ※※ ※ ※ 耐火建築物 耐火建築物耐火建築物 耐火建築物耐火建築物 耐火建築物 耐火建築物 防火構造等 防火構造等防火構造等 防火構造等防火構造等 防火構造等 防火構造等 官公法第7条第3項に基づき特定行政庁の認可を得た場合は、 官公法第7条第3項に基づき特定行政庁の認可を得た場合は、官公法第7条第3項に基づき特定行政庁の認可を得た場合は、 官公法第7条第3項に基づき特定行政庁の認可を得た場合は、官公法第7条第3項に基づき特定行政庁の認可を得た場合は、 官公法第7条第3項に基づき特定行政庁の認可を得た場合は、 官公法第7条第3項に基づき特定行政庁の認可を得た場合は、 第1項、第2項によらないことができる。 第1項、第2項によらないことができる。第1項、第2項によらないことができる。 第1項、第2項によらないことができる。第1項、第2項によらないことができる。 第1項、第2項によらないことができる。 第1項、第2項によらないことができる。 建基法施行令第129条の2の3…第1項第1号に適合(1時間準耐火の措置等) 建基法施行令第129条の2の3…第1項第1号に適合(1時間準耐火の措置等)建基法施行令第129条の2の3…第1項第1号に適合(1時間準耐火の措置等) 建基法施行令第129条の2の3…第1項第1号に適合(1時間準耐火の措置等)建基法施行令第129条の2の3…第1項第1号に適合(1時間準耐火の措置等) 建基法施行令第129条の2の3…第1項第1号に適合(1時間準耐火の措置等) 建基法施行令第129条の2の3…第1項第1号に適合(1時間準耐火の措置等) 建基法施行令第129条の2の3…第1項第2号に適合(30分の加熱に耐える措置等) 建基法施行令第129条の2の3…第1項第2号に適合(30分の加熱に耐える措置等)建基法施行令第129条の2の3…第1項第2号に適合(30分の加熱に耐える措置等) 建基法施行令第129条の2の3…第1項第2号に適合(30分の加熱に耐える措置等)建基法施行令第129条の2の3…第1項第2号に適合(30分の加熱に耐える措置等) 建基法施行令第129条の2の3…第1項第2号に適合(30分の加熱に耐える措置等) 建基法施行令第129条の2の3…第1項第2号に適合(30分の加熱に耐える措置等) 延べ面積(㎡) 延べ面積(㎡)延べ面積(㎡) 延べ面積(㎡)延べ面積(㎡) 延べ面積(㎡)延べ面積(㎡) 300 300300 300300 300 300 準防火地域の制限(官公法含む) 準防火地域の制限(官公法含む)準防火地域の制限(官公法含む) 準防火地域の制限(官公法含む)準防火地域の制限(官公法含む) 準防火地域の制限(官公法含む)準防火地域の制限(官公法含む) 延べ面積(㎡) 延べ面積(㎡)延べ面積(㎡) 延べ面積(㎡)延べ面積(㎡) 延べ面積(㎡)延べ面積(㎡) 100 100100 100100 100 100 防火地域の制限(官公法含む) 防火地域の制限(官公法含む)防火地域の制限(官公法含む) 防火地域の制限(官公法含む)防火地域の制限(官公法含む) 防火地域の制限(官公法含む) 防火地域の制限(官公法含む) 耐火建築物 耐火建築物耐火建築物 耐火建築物耐火建築物 耐火建築物 耐火建築物 準耐火建築物 準耐火建築物準耐火建築物 準耐火建築物準耐火建築物 準耐火建築物 準耐火建築物 防火構造等 防火構造等防火構造等 防火構造等防火構造等 防火構造等 防火構造等 耐火建築物 耐火建築物耐火建築物 耐火建築物耐火建築物 耐火建築物 耐火建築物 1 11 11 1 1 2 22 22 2 2 3 33 33 3 3 4 44 44 4 4 4 44 44 4 4 3 33 33 3 3 2 22 22 2 2 1 11 11 1 1 (地階を含む) (地階を含む)(地階を含む) (地階を含む)(地階を含む) (地階を含む)(地階を含む) 階数 階数階数 階数階数 階数階数 地上階数 地上階数地上階数 地上階数地上階数 地上階数地上階数 技術的基準適合建築物かつ官公法第7条第2項又は準耐火建築物 技術的基準適合建築物かつ官公法第7条第2項又は準耐火建築物技術的基準適合建築物かつ官公法第7条第2項又は準耐火建築物 技術的基準適合建築物かつ官公法第7条第2項又は準耐火建築物技術的基準適合建築物かつ官公法第7条第2項又は準耐火建築物 技術的基準適合建築物かつ官公法第7条第2項又は準耐火建築物 技術的基準適合建築物かつ官公法第7条第2項又は準耐火建築物

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・外壁の開口部で延焼のおそれのある部 ○【建基法第2条9号の3のイ】 ○【建基法第2条9号の3のロ】 ○【建基法第2条9号の3のロ】

■特徴■

■特徴■

主要構造部不燃材料 外壁耐火構造

■法令等の規定■

■法令等の規定■

■法令等の規定■

主要構造部準耐火構造

主要構造部準耐火構造(イ準耐)

外壁耐火構造(ロ準耐1号)

主要構造部不燃材料(ロ準耐2号)

○【建基法施行令第107条の2】 切壁 床 間仕 外壁 屋根の 軒 裏 遮炎性 通常の火災 延焼のおそれ のある部分 延焼のおそれ のある部分 上記以外 上記以外 耐 力 壁 非 耐 力 壁 耐 力 壁 屋根 階段 屋内の通常の火災 非損傷性 遮熱性 柱 45分 45分 45分 45分 45分 30分 30分 30分 45分 30分 30分 45分 ・上記に適合するもので、国土交通大臣  が定めた構造方法を用いるもの又は国  土交通大臣の認定を受けたものをいう。  分に、防火戸その他の政令で定める防 ・外壁の開口部で延焼のおそれのある部  火設備を有すること。 ・平12建告第1358号…45分準耐火 木造3階建共同住宅の構造  の45分を60分に読替で他に規定有。 はり ・45分準耐火性能 ○【建基法施行令第109条の3第1号】  造が法第22条第1項に規定する構造であ  るほか、法第86条の4の場合を除き、屋  根の延焼のおそれのある部分の構造が、  当該部分に屋内において発生する通常  の火災による火熱が加えられた場合に、  加熱開始後20分間屋外に火炎を出す原  因となるき裂その他の損傷を生じない  ものとして、国土交通大臣が定めた構  造方法を用いるもの又は国土交通大臣  の認定を受けたものであること。  分に、防火戸その他の政令で定める防  火設備を有すること。 ・外壁が耐火構造であり、かつ、屋根の構

■イメージ図■

■イメージ図■

■イメージ図■

○【建基法施行令第109条の3第2号】  造られ、外壁の延焼のおそれのある部分、  屋根及び床が次に掲げる構造であること。  で、その他の主要構造部が準不燃材料で  イ 外壁の延焼のおそれのある部分に  ロ 屋根にあつては、法第22条第1項  ハ 床にあつては、準不燃材料で造る    ほか、3階以上の階における床又    用いるもの又は国土交通大臣の認    定を受けたものとしたもの ・外壁の開口部で延焼のおそれのある部  分に、防火戸その他の政令で定める防  火設備を有すること。    国土交通大臣が定めた構造方法を ・主要構造部である柱及びはりが不燃材料    はその直下の天井の構造を、これ    らに屋内において発生する通常の    火災による火熱が加えられた場合    に、加熱開始後30分間構造耐力上    支障のある変形、溶融、き裂その    他の損傷を生じず、かつ、当該加    熱面以外の面(屋内に面するもの    度以上に上昇しないものとして、    に限る。)の温度が可燃物燃焼温 ・平27国交告第253号…60分準耐火…上表 非 耐 力 壁

■特徴■

・主要構造部を木構造のうえ告示に規定の防 建の建築が可能。 火被覆、又は燃えしろ設計により木造3階 ・一般的な3階建て木造住宅で採用されてい る構造である。 ・小規模な3階建て兼用住宅(店舗・事務所 等)で採用されている構造である。 但し、店舗等との異種用途区画等の規定有 り。(1時間準耐火構造区画) ・3階建て共同住宅で採用されている構造で  …1時間耐火構造 必要な燃えしろ 45分 60分 (JASに適合するもの) 45㎜ 60㎜ 製材(含水率15%等) 集成材・単板積層材 35㎜ 45㎜ での壁、床、屋根部材の必要な燃えしろは 集成材、構造用単板積層材又は直交集成板 [図4.1.3 燃えしろ設計-7]を参照 柱、梁の部材    あっては、防火構造としたもの    に規定する構造としたもの ・主要構造部である、柱・梁・床及び階段 を不燃材料(鉄骨造等)のうえ政令で定 める技術的基準の適合により3階建の建 築が可能であり、内部間仕切壁や天井に は防耐火の規制がなく木材が利用出来る。 ・一般的な3階建て戸建て住宅で採用され ている構造である。(木造準耐火構造の 法施行後は、減少傾向) ・3階建て兼用住宅(店舗・事務所・工場 等)で1階の兼用部分に広い空間が必要 な場合に採用されている構造である。 ・外壁以外の柱・梁・床・壁・天井の防耐火 の規制がなく木造で作ることが出来る。 ・外壁耐火構造の建築物は屋内側の防耐火の 規制がないため屋内で発生した火災は建物 全体に燃え広がりやすい。 ・外壁を鉄筋コンクリート造又は木造の耐火構造 外壁を自立する鉄筋コンクリート造又は木 木造の耐火構造で造ることにより、外壁以 ・平12建告第1399号(第1第5号ハ) 外の柱、梁、床、壁、天井及び階段等が防 耐火の規制がないため、木造で造ることが できる。ただし、外壁を木造の耐火構造と する場合は、外壁と他の部材との接合部に おいて、外壁の耐火構造として必要な耐火 方等に注意する。 性能に支障が生じないよう耐火被覆の納め

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一.耐火構造とし、かつ、自立する構造とす  防火壁は、次に定める構造としなければな

防火壁

木造等の建築物の防火壁

防火壁の設置を要しない建築物

2 . 防 火 壁 を 大 臣 認 定 の 耐 火 構 造 で 計 画 し た 場 合 、 イ メ ー ジ A は 防 火 壁 の み の 制 限 だ が 、 防 火 壁 の 突 出 に よ り 、     防 耐 火 構 造 が 混 在 し 、 防 耐 火 要 求 が な い 部 分 と の 仕 上 げ 厚 さ 等 が 異 な る こ と に よ り 、 イ メ ー ジ A と 同 様 に     屋 根 及 び 外 壁 な ど 他 の 部 分 と の 納 ま り 等 を 考 慮 す る 必 要 が あ る 。 ま た 、 イ メ ー ジ B ・ C に つ い て も 、 他 の     納 ま り 等 を 考 慮 す る 必 要 が あ る 。 さ ら に 、 イ メ ー ジ A ・ B に つ い て は 外 壁 か ら 突 出 し 自 立 す る 耐 火 構 造 の 1 . 事 務 所 等 の 用 途 で 防 火 壁 に よ る 内 部 空 間 の 遮 断 及 び 防 火 壁 の 開 口 制 限 ( 幅 及 び 高 さ が 2.5m以 下 で 常 時 閉 鎖     と な り 行 政 サ ー ビ ス が 低 下 す る 可 能 性 が あ る 。     等 の 特 定 防 火 設 備 の 設 置 ) に よ り 、 来 庁 者 及 び 職 員 等 の 動 線 の ス ペ ー ス が 限 定 さ れ る た め 、 執 務 上 非 効 率 木造等の建築物の防火壁【建基法施行令第113条】 木造等の建築物の防火壁【建基法施行令第113条】 木造等の建築物の防火壁【建基法施行令第113条 但し書き】 1000 ㎡以 内 1000 ㎡以 内 1000 ㎡以 内 1000 ㎡以 内 1000 ㎡以 内 1000 ㎡以 内 50cm 以上 50cm 以上 1000 ㎡以 内 1000 ㎡以 内 1000 ㎡以 内 50cm以上 A 開口部無、又は防火設備 外壁耐火構造 外壁耐火構造 外壁防火構造かつ、開口部無 10cm以上 50cm以上 10cm以上 10cm以上 180cm以内 180cm以内 360cm以上 360cm以上 耐火構造かつ、自立する構造 屋根耐火構造 C 10cm以上 B 耐火構造かつ、自立する構造 屋根の構造:20分

防火壁の設置による建築計画への影響

■法令等の規定■

■法令等の規定■

■法令等の規定■

○【建基法第26条】   他これらと同等以上に火災の発生の   おそれが少ない用途に供する建築物   で、イ又はロのいずれかに該当する   もの  イ 主要構造部が不燃材料で造られた    ものその他これに類する構造のも    合するもの   する建築物で、その周辺地域が農業   上の利用に供され、又はこれと同様   の状況にあつて、その構造及び用途   並びに周囲の状況に関し避難上及び   延焼防止上支障がないものとして国   土交通大臣が定める基準に適合する   もの 一.耐火建築物又は準耐火建築物 二.卸売市場の上家、機械製作工場その 三.畜舎その他の政令で定める用途に供    の  ロ 構造方法、主要構造部の防火の措    置その他の事項について防火上必    要な政令で定める技術的基準に適 ○【建基法第26条第2号 ロ】 ○【建基法施行令第115条の2】 必要な措置 部位等 用途 階 数 2以下 体育館のギャラリー等を除き、 2階部分床面積 1階部分床面積の1/8以下 スポーツ 燃えしろ設計(25・30mm) 施設など、 外壁 火災のお 防火構造※ 軒裏 それの少 床 30分の防火性能 ない用途 壁、天井 難燃材料等 内 装 等 継手又は仕口 防火被覆等 構 造 ※) 延焼のおそれのある部分以外の部分で、特定行政庁の認めるものは除く 防火壁の設置を要しない建築物 柱、はり  延べ面積が1000㎡を超える建築物は、  防火上有効な構造の防火壁によって有  効に区画し、かつ、各区画の床面積の  合計をそれぞれ1000㎡以内としなけれ  ばならない。ただし、次の各号の一に  でない。  該当する建築物については、この限り ○【建基法施行令第113条】  らない。   ること。 二.木造の建築物においては、無筋コンクリ   ート造又は組積造としないこと。 三.防火壁の両端及び上端は、建築物の外壁   面及び屋根面から50㎝(防火壁の中心線   からの距離が1.8m以内において、外壁が   防火構造であり、かつ、屋根の構造が、   屋根に屋内において発生する通常の火災   による火熱が加えられた場合に、加熱開   始後20分間屋外に火炎を出す原因となる   き裂その他の損傷を生じないものとして、   国土交通大臣が定めた構造方法を用いる   もの又は国土交通大臣の認定を受けたも   のである場合において、これらの部分に   開口部がないときにあっては、10㎝)以   上突出させること。ただし、防火壁を設   けた部分の外壁又は屋根が防火壁を含み   けた行方向に幅3.6m以上にわたつて耐火   構造であり、かつ、これらの部分に開口   部がない場合又は開口部があつて、これ   に法第2条第九号の二ロに規定する防火   設備が設けられている場合においては、   その部分については、この限りでない。 四.防火壁に設ける開口部の幅及び高さは、   それぞれ2.5m以下とし、かつ、これに特   定防火設備で前条第14項第一号に規定す   る構造であるものを設けること。 2.前条第15項の規定は給水管、配電管その他  項の規定は換気、暖房又は冷房の設備の風  の管が防火壁を貫通する場合に、同条第16  道が防火壁を貫通する場合に準用する。 耐火構造かつ、自立する構造

■イメージ図■

  3.第109条の5に規定する技術的基準に適合する壁等で、  法第21条第2項第二号に規定する構造方法を用いるも  の又は同号の規定による認定を受けたものは、第1項  の規定に適合する防火壁とみなす。

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防火地域又は準防火地域の内外にわたる場合の措置

○【建基法第67条】 1 .建 築 物 が 防 火 地 域 又 は 準 防 火 地 域 と こ れ ら の 地 域 と し て 指 定 さ れ て い な い 区 域 に わ た る 場 合 に お い て は 、   そ の 全 部 に つ い て そ れ ぞ れ 防 火 地 域 又 は 準 防 火 地 域 内 の 建 築 物 に 関 す る 規 定 を 適 用 す る 。   た だ し 、 そ の 建 築 物 が 防 火 地 域 又 は 準 防 火 地 域 外 に お い て 防 火 壁 で 区 画 さ れ て い る 場 合 に お い て は 、 そ の   防 火 壁 外 の 部 分 に つ い て は 、 こ の 限 り で な い 。 2 .建 築 物 が 防 火 地 域 及 び 準 防 火 地 域 に わ た る 場 合 に お い て は 、 そ の 全 部 に つ い て 防 火 地 域 内 の 建 築 物 に 関 す   る 規 定 を 適 用 す る 。 た だ し 、 建 築 物 が 防 火 地 域 外 に お い て 防 火 壁 で 区 画 さ れ て い る 場 合 に お い て は 、 そ の   防 火 壁 外 の 部 分 に つ い て は 、 準 防 火 地 域 内 の 建 築 物 に 関 す る 規 定 を 適 用 す る 。

■イメージ図■

■法令等の規定■

防火地域又は準防火地域の内外にわたる場合の措置 【建基法第67条】 防火地域 防火又は準防火地域 無指定地域 準防火地域 防火地域 防火地域 防火又は 防火又は 無指定地域 準防火地域 の規定 の規定 の規定 の規定 の規定 の規定 準防火地域 準防火地域

防火壁設置による設計事例

^@BMD:\データー\DRA-DATA\佐々木設計\防耐火の計画資料\◎2防火壁アップ1-2.JPG,92.907986,70.000000 ^@BMD:\データー\DRA-DATA\佐々木設計\防耐火の計画資料\◎7防火壁軸鉄アップ-2.JPG,85.647059,70.000000

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2.2.3 耐 用 性 施 設の 耐 用 性に 影 響 を 与 える 要 素 とし て は 、 物 理的 な 劣 化、 必 要 と さ れる 機 能 の変 化 、 社 会 的要 請 の 変化 等 が 考 え られ 、 施 設を 長 期 的 に 使用 し て いく た め に は 、耐 久 性 とフ レ キ シビ リ ティ に つ いて 配 慮 す る 必要 が あ る。 2.2.3.1 耐 久 性 木 材腐 朽 菌 と呼 ば れ る 微 生物 に よ る腐 朽 や し ろ あり の 食 害に よ り 、木 材は 劣 化 する 。腐朽 及 び食 害 の 進行 を 防 ぐ た めに は 、木 材 腐 朽菌 や し ろあ り が 活動 す る の に 必要 な 水 分が 木 に 作 用 しな い よ うに す る 、耐 腐朽 性 、耐蟻 性 の 高 い 材を 使 用 する 、薬 剤 に よる 防 腐・防 蟻 処 理を 行 うと い っ た対 策 が あ る。建 築 計画 段 階 で考 慮 す べき 雨 水 の浸 入 や 水 を 多用 す る 室か ら の 漏 水 への 対 策 等に つ い て は 、2.2.3.2 及 び 2.2.3.3 によ る 。な お、そ の 他 の水 対 策 、木 材 に よ る 対策 等 に つい て は 、4.2.1 か ら 4.2.6 ま で に よ る。 2.2.3.2 屋 根 の形 状 、 勾 配 屋 根に つ い ては 、複 雑 な 平面 形 状 とす る と 、各 所に 谷 部 が形 成 さ れ る ため 、降 雨強 度 が強 い 場合 等 の 漏水 の 危 険 性 が増 し 、また 、勾 配 が 不足 す る 場合 に は 、屋 根の 葺 き 材の 裏 面 から の 雨水 の 回 り込 み や 、雨 水の 流 速 が落 ち る こ と 等に よ る 漏水 の お そ れ もあ る 。この た め 、可 能 な限 り 単 純な 形 状 と な るよ う に 配慮 す る と と もに 、葺 き材 別 に 適 正 な勾 配 の 下限 値 や 、製 造 者が 公 表 して い る 推 奨 値を 参 考 に適 正 な 勾 配 を確 保 す る。 な お、 屋 根 の主 な 形 状 と 屋根 葺 き 構法 を 図 4.6.1.1 に 示す 。 2.2.3.3 軒 、 けら ば 等 の 出の 確 保 、庇 の 設 置 屋 外に 位 置 する 柱 、梁 等 は、四 周 から の 雨 水 が 木材 に 作 用し や す い 。また 、外 壁の 仕 上げ に 木材 を 使 用し て い る 場 合は 、仕 上げ の 木 材 が 腐朽 す る と見 栄 え が 悪 くな る ほ か、外 壁 内部 へ の水 の 浸 入に よ り 、外 壁の 軸 組 材等 の 腐 朽 や、断 熱 材 の性 能 の 劣 化 につ な が るこ と に も留 意 する 。 図 2.2.3.3 のと お り 、 軒 の出 を 60cm 以上 確 保 す るこ と で 壁面 へ の 雨 掛 かり は 大 幅に 減 少 す るこ と か ら、軒 、け ら ば等 の 出 はで き る 限 り 確保 し た 上で 、外 壁 仕 上げ 又 は 塗装 に よ り木 材 を保 護 す る。

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図 2.2.3.3 風 速・ 軒 の 出 を考 慮 し た壁 面 に お け る高 さ 別 雨量 『 伝 統 木 造 の 耐 久 性 評 価 と 耐 久 設 計 』( 中 島 正 夫 ) よ り 引 用 2.2.3.4 フ レ キシ ビ リ テ ィへ の 配 慮 フ レキ シ ビ リテ ィ に つ い ては 、 初 期の 必 要 機 能 を確 保 し た上 で 、 各 施 設の 実 情 を勘 案 し、 予 想さ れ る 施設 の 用 途 、 機能 等 の 変更 と コ ス ト との バ ラ ンス を 考 慮 し て、 適 切 に確 保 す る。 木 造は 、鉄 筋コ ン ク リ ー ト造 や 鉄 骨造 に 比 べ て 構造 体 が 軽く 、積 載 荷 重が 構 造 体全 体 に与 え る影 響 が 大き い た め 、室 の 用 途 や室 内 の レ イ アウ ト の 変更 が 将 来 予 想さ れ る 場合 は 、積載 荷 重の 割 増 しを 行 う 、 ヘ ビー デ ュ ーテ ィ ー ゾ ー ンを 適 切 に配 置 す る 等 の措 置 を 講ず る 。

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2.2.4 音 環 境 建 築物 の 音 環境 に つ い て は、室 内 の静 寂 さ の 確 保と 音 声 の漏 洩 の 防 止 が重 要 で ある 。特に 事 務所 用 途 の建 築 物 で は、適 切 な 執務 環 境 と し て求 め ら れる 室 内 の 静 寂さ の 確 保と 、情 報の 流 出に つ な がる 音 声 の 漏 洩防 止 の ふた つ が 重 要 とな る 。 こ のた め 、以下 の 2.2.4.1 及 び 2.2.4.2 に 留 意 し 、基 本 計 画段 階 に お い て静 寂 さ が必 要 な 室 への 上 階 から の 床 衝 撃 音の 対 策 と騒 音 源 か ら の距 離 の 確保 を 図 る も のと す る 。 な お、一 般 的な 事 務 室 の 床衝 撃 音 対策 や 音 声 の 漏洩 防 止 につ い て は 、4.4.1 及 び 4.4.2 に よ る。 2.2.4.1 静 寂 さが 必 要 な 室へ の 上 階か ら の 床 衝 撃音 の 対 策 在 室者 が 少 ない 上 級 室 や OA 関 連 機器 の 稼 働 音 等の な い 会議 室 等 は、一 般の 事 務 室よ り 音 が 気に な り やす い 傾 向 に あり 、より 高 い 水準 で 外 部か ら 伝 搬す る 音 の 低 減を 図 る こと が 求 め ら れる た め 、上 階 か ら の 床衝 撃 音 に対 し て は 、 以下 の(1)及 び(2)の 対 策を 図 る 。 (1) 人 の 歩 行や 本 や 紙 を 詰め た 段 ボー ル 箱 の 落 下等 に よ る重 量 床 衝 撃 音の 対 策 は、床 の構 造 体 の重 量 を 増し 、 剛 性 を 上げ る こ とや 乾 式 二 重 床等 の 設 置が 効 果 的 で ある が 、 木造 の 建 築 物の 場 合 、剛 性 を 上 げ るこ と に 限界 が あ る た め、 上 階 から の 床 衝 撃 音の 対 策 が求 め ら れ る上 級 室 や会 議 室 等 に つい て は 、そ の 上 部 に 、音 が 発 生す る 室 を 可 能な 限 り 配置 し な い 等、 建 築 計画 上 、 配 慮 する 。 (2) い す の 引き ず り 音 や ハイ ヒ ー ルの 歩 行 音 等 の軽 量 床 衝撃 音 の 対 策 は、重 量床 衝 撃 音と 同 様 に、 床 の 構造 体 の 剛 性 を上 げ 、 乾式 二 重 床 や 天井 を 設 置す る な ど の 対策 の ほ か、 カ ー ペ ット 等 の 衝撃 音 の 低 減 効果 の 高 い床 仕 上 げ を 用い る こ とを 検 討 す る 。 な お、上記 (1)及 び(2)に おい て、乾 式 二重 床 を 設置 す る 場合 は、太 鼓 現象 等 に より 逆 効 果 と なる こ と もあ る た め 、 壁と の 隙 間を 設 け る 等 空気 の 抜 け道 を つ く る こと を 検 討す る 。 2.2.4.2 騒 音 源か ら の 距 離の 確 保 騒 音源 と な る室 と 静 寂 さ が必 要 と なる 室 を そ れ ぞれ グ ル ーピ ン グ し、騒 音源 と な る室 と 静 寂 さが 必 要 とな る 室 と の 間に 、倉 庫、書 庫 、P S、E P S等 の 騒 音 を 発生 し な い室 を 音 の伝 搬 の遮 蔽 と して 利 用 す る など 、ゾー ニ ン グに よ る 適正 な 音 環境 を 確 保 す るた め の 対策 を 検 討 す る。

(22)

2.2.5 振 動 振 動に は 、 設備 機 器 、 交 通等 に よ る室 外 か ら 伝 搬し て く る振 動 と 、 歩 行等 の 日 常的 な 動 作 に より 室 内 で発 生 す る 振 動が あ る 。特 に 事 務 所 用途 の 建 築物 で は 、 適 切な 執 務 環境 と し ての 室 内環 境 の 確保 が 重 要 と なる 。 こ のた め 、室 外 か ら伝 搬 し てく る 振 動を 低 減 し、執 務環 境 と して 性 能 を 維 持す る 観 点か ら 、 以 下の 2.2.5.1 か ら 2.2.5.4 ま でに 留 意 し、 基 本計 画 段 階で 適 切 な 振 動対 策 を 検討 す る 。 な お、室 内 で発 生 す る 振 動を 低 減 する た め の 一 般事 務 室 の床 の 振 動 対 策に つ い ては 、4.5.1 か ら 4.5.4 まで に よ る 。 2.2.5.1 振 動 対策 が 必 要 な室 と 対 策の 基 本 在 室者 が 少 ない 上 級 室 や OA 関 連 機器 の 稼 働 音 等の な い 会議 室 は 、一 般 の事 務 室 より 振 動 が 気に な り やす い 傾 向 に ある た め 、上 級 室 や 会 議室 は 、より 高 い 水 準 で振 動 の 低減 を 図 るこ と が求 め ら れる 。 な お、 振 動 対策 に は 、 振 動源 で の 対策 、 伝 搬 経 路で の 対 策及 び 受 振 対 象で の 対 策が あ り、 こ のう ち 、一般 に 、最 も 効率 が よ く高 い 効 果 が 期待 で き るの は 、振 動 源で の 対 策と さ れ てい る。ま た 、伝搬 経 路 で の 対策 の う ち、振 動 源 と 受振 対 象 の距 離 を 離 す こと は 、基本 的 で かつ 確 実な 振 動 対策 の 1 つ で ある 。一 方、振 動 は 最 終的 に は 床を 介 し て 人 に感 知 さ れる た め 、受 振 対象 で の 対策 と し て 、 床の 質 量 を増 し た り 、 剛性 を 上 げる こ と は 効 果的 で あ る。 し か し、 一 般に 木 造 の建 築 物 で は、床 の 質 量を 増 し た り、剛 性 を 上げ る こ と に は限 界 が ある た め 、以 下 の(1)及 び (2)の 対 策 を 基本 と す る。 (1) 体 育 館、武 道 場等 で の 運動 に よ る人 の 動 作 や 設備 機 器 等の 振 動 源 に おけ る 加 振力 を で き る 限り 低 減 する も の と す る。 (2) よ り 高 い水 準 で 振 動 の低 減 を 図る 必 要 が あ る上 級 室 や会 議 室 等 は、水 平 方向 に も 上下 方 向 にも で き る限 り 振 動 源 から 離 れ た位 置 に 配 置 する よ う 、建 築 計 画 上 、配 慮 す る。 2.2.5.2 振 動 源か ら の 距 離の 確 保 振 動源 と な る室 と 振 動 対 策が 必 要 とな る 室 を そ れぞ れ グ ルー ピ ン グ し、振 動 源 とな る 室と 振 動対 策 が 必要 と な る 室 との 間 に 、倉 庫 、書 庫、P S 、EP S 等 の 振 動を 発 生 しな い 室 を配 置 する な ど 、ゾ ー ニ ン グ によ る 振 動の 伝 搬 防 止 対策 を 検 討す る 。 2.2.5.3 設 備 機器 に よ る 振動 に 対 する 対 策 (1) 設 備 機 器内 の 駆 動 部 の回 転 運 動や 、往 復 運 動等 に よ り引 き 起 こ さ れる 、床 の鉛 直 振 動対 策 とし て 、 防振 な ど 振 動 源で の 対 策を 講 ず る こ とを 検 討 する 。 (2) 複 数 の 機器 に よ る 連 成や 、動作 開 始 時 や 停 止時 の 非 定常 状 態 で の 共振 等 、想定 外 の 振動 の 発生 を 考 慮し 、活 動 レ ベル の 低 い上 級 室 、会 議室 等 の 居室 か ら 設 備 機器 を 離 して 配 置 す るよ う 、 建築 計 画 上 、 配慮 す る 。 2.2.5.4 交 通 によ る 振 動 に対 す る 対策

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交 通量 の 多 い幹 線 道 路 や 鉄道 の 近 傍に お い て、こ れら の 交 通に よ り 発 生 する 床 の 鉛直 振 動 及 び建 築 物 の水 平 振 動 を 低減 す る ため 、振 動 規 制法( 昭 和 51 年 法 律 第 64 号)等 の 関係 法 令 の 許容 限 度 以内 の 振 動 に 抑え ら れ てい る こ と を 前提 と し て、建 築物 を 敷 地の 奥 に 配置 す る な ど 、建 築 計 画上 、 配 慮 す る。

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2.2.6 設 備 室 等 2.2.6.1 設 備 室等 の 配 置 計画 (1) 設 備 室 等は 、設 備 機 器の 重 量 等を 考 慮 し た 構造 計 画 とす る こ と が 重要 で あ り、原 則 とし て 最下 階 に 配置 す る も の とす る 。 (2) 設 備 ス ペー ス 等 は 、安 全性 、省 エ ネ ルギ ー・省資 源 、保 全 性 、長 寿命 性 等 につ い て 検 討 す る。 2.2.6.2 昇 降 機の 昇 降 路 計画 (1) 昇 降 機 の昇 降 路 の 周 壁及 び 開 口部 は 、 建 築 基準 法 第 34 条に よ り 防 火上 支 障 のな い 構 造 と する と と もに 、建 築 基 準法 施 行 令 第 129 条 の 7に よ り 、構 造 上 軽 微 な部 分 を 除き 、昇降 路 の壁 又 は 囲い 及 び 出 入 口の 戸 は 、難 燃 材 料 で 造り 、又 は覆 う 必 要 が ある 。ま た、昇 降機 の 荷重 、 走 行レ ー ル の 据 付要 求 強 度等 を 考 慮 し たも の と する 。 (2) 整 備 す る施 設 の 用 途、目 的 、利 用 状 況 等 に 応じ た 、人の 移 動 及 び 物の 搬 送 等が 円 滑 に行 え る配 置 計 画と す る 。

(25)

第3章 建 築構造の 設計

3.1 一般 事 項 3.1.1 構 造 計 画 構 造計 画 に 当た っ て は 、 敷地 、 地 盤、 建 築 物 の 用途 、 規 模、 将 来 計 画 、工 事 費 、工 期 、 耐 火 性能 等 の 設計 与 条 件 を 十分 把 握 し、 意 匠 設 計 及び 設 備 設計 か ら の 要 求性 能 を 満足 さ せ なが ら 、所 要 の 安全 性 、 耐 久 性、 耐 火 性、 居 住 性 、 施工 性 等 につ い て 構 造 体の 性 能 を確 保 す る。 3.1.2 敷 地 及 び周 辺 地 盤 敷 地又 は そ の周 辺 の 地 盤 につ い て は、 次 の 事 項 を考 慮 し て構 造 設 計 を 行う 。 (1) が け 地 に近 接 し て 建 築物 を 計 画す る 場 合 ① 建 築 物 の位 置 は 、 が け上 及 び がけ 下 い ず れ に建 つ 場 合も 、 が け 下 端か ら の 水平 距 離 を が け高 の 2 倍程 度 以 上 確 保す る 。 ② 斜 面 の すべ り 破 壊 の 検討 を 行 い、 安 全 を 確 かめ る 。 ③ が け 上 に建 つ 建 築 物 等の 荷 重 を考 慮 し て 設 計さ れ た 擁壁 等 を 設 け る。 な お、 こ こ でい う 「 が け 」と は 、 宅地 造 成 等 規 制法 施 行 令( 昭 和 37 年 政令 第 16 号 ) 第 1 条に 規 定 する も の を い う。 (2) 飽 和 砂 質土 層 等 が 存 在す る 地 盤に 計 画 す る 場合 ① 液 状 化 発生 の 有 無 の 検討 を 行 う。 ② 液 状 化 発生 が 予 想 さ れる 場 合 には 、 液 状 化 を考 慮 し た地 盤 改 良 等 を行 う 。 (3) 地 盤 沈 下が 予 想 さ れ る地 域 に 計画 す る 場 合 ① 地 盤 改 良等 の 地 業 計 画を 適 切 に行 う 。 ② 不 同 沈 下に よ る 建 築 物の 影 響 が最 小 と な る よう に 、 基礎 等 の 剛 性 を高 く す る、 エ キ ス パ ンシ ョ ン ジョ イ ン ト を 設け る 等 の対 応 を 行 う 。 3.1.3 耐 震 及 び耐 風 に 関 する 性 能 の目 標 (1) 耐 震 に 関す る 性 能 の 目標 耐 震に 関 す る性 能 の 目 標 は、 原 則 とし て 、 構 法 別に 表 3.1.3.1 に 示 す 方法 に よ るこ と と す る。な お 、50~ 60 年 よ り更 に 長 期に 使 用 す る 上で 高 い 性能 を 求 め る 場合 は 、表中 の 割 増 率 を適 切 に 設定 す る 。

図 2.2.3.3 風 速・ 軒 の 出 を考 慮 し た壁 面 に お け る高 さ 別 雨量   『 伝 統 木 造 の 耐 久 性 評 価 と 耐 久 設 計 』( 中 島 正 夫 ) よ り 引 用   2.2.3.4  フ レ キシ ビ リ テ ィへ の 配 慮   フ レキ シ ビ リテ ィ に つ い ては 、 初 期の 必 要 機 能 を確 保 し た上 で 、 各 施 設の 実 情 を勘 案 し、 予 想さ れ る 施設 の 用 途 、 機能 等 の 変更 と コ ス ト との バ ラ ン
表 3.1.3.1  耐 震 に関 す る性 能 の 目標   構 法   耐 震 に 関 す る 性 能 の 目 標  施 設 を 50~ 60 年 を 目 安 と し て 使 用 す る こ と を 目 標 と す る 場 合   50~ 60 年 よ り 更 に 長 期 に 使 用 す る 上 で 高 い 性 能 を 求 め る 場 合   軸 組 構 法   (壁 構 造 系 )  ※   (1)許 容 応 力 度 計 算 又 は 保 有 水 平 耐 力 計 算 を 行 う 場 合  ① 許 容 応
表 3.8.1  枠 組 壁 工法 に おい て 遵 守す べ き 告 示 仕様 及 び 必要 な 構 造 計 算   性能規定 第10 第二号 第10 第一号 第12 (第9) (ルート2) (ルート3) 第1 2階建て まで 3階建てまで 3階建てまで 3階建てまで 3階建てまで 3階建てまで 3階建てまで 3階建てまで 制限なし 制限なし 第2 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○  -第3 土台 二 アンカーボル    トの仕様 ○ ○ ○ ○ ○ ○ - - -  -床版 二 床根太支点間    距
図 3.8.1  枠 組 壁 工法 の 構造 計 算 のフ ロ ー  NOYESYES告示第5以外の NO※告示第9を適用する場合耐力壁 要求される計算項目 ・令82条各号に定める許容応力度計算YES ・構造耐力上主要な接合部検討NO ・風圧力による層間変形角計算 許容応力度計算-2 ・地震圧力による層間変形角計算層間変形角の検討 ・令82条の3に定める保有水平耐力の計算保有水平耐力 ・地上面上30cm以内の構造 許容応力度の確認の際に使用する係数は許容応力度計算-1と同様判断YES告示第5以外のNO※告示
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参照

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