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資本拘束計算について

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Academic year: 2022

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(1)資本拘束計算について. じ. め. に. IB・ハルトマンの所説を中心としてー. は. 例. るが︑ドイツではワルブ︑コヂオール︑レーマソたどの資金動態論的なア︒フローチは盛んであっても︑資本効率に関. 周知のように資本効率計算については︑わが国ではすでに多くの学間的関心を引き︑すぐれた著作が発表されてい. 達し︑それを企業内のどの部門にどのような形で投下したか︑その結果︑資本はどうような拘束状態におかれている ︵注︶ かを測定しようという︑一種の資本効率計算である︒. かソハルト・ハルトマソ︵雰;ぎ津目彗葦彗自︶によって主張されているもので︑企業は資本をいかなる源泉から調. 近年︑ドイツで資本拘束計算︵内岩ま曇己⁝oq貿8ぎ■轟︶という計算方法が論議されている︒これは主としてべ. ノー. は注目すべきものがあると考えられる︒. .底お筆者は︑かつて早稲田商学第一四九号および第一五〇号において︑﹁経営経済における資本﹂という表題の下. にハルトマンの所論を中心として経営経済の立場からする資本の間題に若干の検討を試みた︒しかLそ一﹂で論ぜられ. たの拡︑ハルト.マソの所論の前半の部分すなわち主として経営経済的資本概念に関違する聞題であった︒本論では︑. 2フ9. 刈、. する計算技術の面はこれまであまり見るべき研究はなされていなかった︒このよう淀理由からもハルトマソの所論に. 欲.

(2) .︒ooo. その後半の部分︑すなわちハルトマソが資本拘束計算について論述している部分を中心として考察を行なおうとする. ものである︒彼の著作においては︑これぱもっとも重点を置いて論述されている部分であり︑量的にもかなりなもの. 従来の資本コスト計算の問題点. ︸o冒罫ユ雷撃甘昌竃pU易〆毫ぎ=目α異黒ぎg署ミωoぎ︷8岩睾一. であるが︑ここでは閲題の中心と思われる部分だけに限定して論議したいと思う︒ ︵注︶. 二. ドイツでは原価計算の分野で資本コストすなわち︑利予費をいかに取扱うかの間題をめぐって従来より多くの論議 ︵注︶ が展開されているが︑いまだに統一された見解はない︒第二次大戦中に制定された﹁政府納品契約者に対する原価計. 算要綱﹂および﹁原価計算準則一においても利子費計算に関するかなり積極的た規定が見出されるが︑しかしハルト. マソにょるとこれらの規定もいまだ抽象論の域を出ず︑利子費︵自己資本利子も含めて︶を各製品にいかに賦課するか. の具体的処理になるとかなりあいまいで︑これでは完全に資本コストの原価計算的処理の間題が解決されたとはいえ. ないという︒何故︑資本コストの取扱をめぐってこのようた混乱が生ずるのであろうか︒. 原価計上の利子費の計算︑すなわち資本用役に対する原価の計算は︑厳密にいえば︑原価場所別および原価負担者. 別の正確な原価の計算を目的としている︒そしてさらに︑他の原価要素と同様に最終的には︑個々の製品および給付. に対して集計され計算されねぱならない︒しかしながら︑ハルトマソによると︑このような複雑な計算をしてみたと. ころで製品の総原価中において資本コストの占める割合がきわめてわずかであるため︑その意義はあまり見出された. いという︒たとえぱ一年に二度資本を回転させる企業の場合︑原価計算上の利子率を年六%としたとしても︑総原価. 中には資本コストはわずか三%しか占めたい︒したがって︑正確な原価の計算によって得られる効果は︑管理費用の. 280.

(3) なり︑また各種諸規則や文猷も︑その影響をうげて詳細な手続や処理にまで深く立入らなかったのである︒. このようた現実にもかかわらず︑ハルトマソがここに再び資本計算の間題を持出したのは何故か︒彼によると︑従. 来経営計算におげる資本間題の取扱いは重大な欠陥を有していたという︒すたわちその欠陥とぱ資本閲題の一面︑つ. まり資本コストのみを取扱っているという事実である︒だがしかし︑資本の間題に関しては他の側面がある︒すなわ. ち︑それは個々の原価負担者がどれ程の資本を必要とし︑またそれに対し︑どれ程の資本を供給しうるかという間題 である︒. 従来の資本コスト計算︵宍岩ぎ一ぎ釜宇家oぎ自お︶は︑経営が十分た資本をもっているか︑また調達しうるかを間. 題にしていない︒したがって︑経営においていくつかの製品の選択が可能である場合︑この計算のみを考慮すればい. わゆる収益性原理︵家算芋肇簑由庄竃一〇︶にしたがって選択されることとなり︑資本拘束︵内岩ま曇己昌回目︶の程度. は︑まったく顧慮されないという結果をもたらす︒このことは︑通常最高の収益が約束されている製品のみが生産さ. れることを意味する︒いずれにしても資本コストの計算は︑生産計画を決雇するにあたって︑資本が不足している場. 合には︑最少の資本拘束並びに最大の資本運用の原則︵UgΩ;己窒言邑目ぎ巴0H穴岩ぎ曇己旨①目雷書冒団宍ぎ蝉−︒︑. 内岩︸邑⁝↑豊轟︶を顧慮すべきであるという考えをまったく間題としない︒. もっとも︑経営はしばしば短期的な財務計画を設定する場合がある︒しかしこの財務計画は︑期問的であり︑また. 企業の全体を把握する総合的な手撰として用いられる︒そしてこれは︑総合的な方法から個々の部分的計画に分割さ. れるものである︒この場合の部分計画は個別的な収入と支出とから成り立っており︑したがって財務計画自体が︑企 業の内部的な生産遇程の間題にまで立入ることはない︒. 281. 増大のため全く無意味となってしまうのが実状である︒かくて︑一般の実務家は資本コストの計算に比較的無関心と. 89.

(4) いずれにしても︑従来︸﹂の財務詳画すなわち流動性計画と資本コスト計算との有機的な結合は行なわれ淀かった. し︑また生産計画の設定にあたって︑資金需要の精密な算定もあまり行なわれていない︒それは︑ほとんど必要な場. 合は臨時的に行なわれるのみであった︒しかしながら経営は製品の選定にあたっては︑必要資本量の測定も行なうべ きであることはいうまでもない︒. 以上で︑従来の資本コスト計算とは異なった観点に立った新しい資本計算の必要性が一応明らかにされたことと思. ﹁資本費計算は. う︒この新しい計算をハルトマソは資本拘東計算︵肉岩ま曇己量σ目ω副寿自−娑昌︶と名付ける︒この資本拘束計算は︑. 従来の資本コスト計算といかなる点において相違するのであろうか︒ハルトマンはこの点について︑. 原価負担老ごとの原価計算上の利子額を計算するのに対して︑資本拘束計算は原価負担者ごとに資本の投下額および. 資本の投下期間を明らかにする﹂とのべている︒そLてさらにこの点を明確にするために︑つぎのような例を引用し ているo. たとえぱ製品Aと製品Bとが同じ坂益性を保持し︑しかも製品Bが製品Aよりも多くの資本を必要とすれば︑その. 生産計画にお︑いては製品Aが選択されるだろう︒しかしながら︑この緒果製品Bは総原価の五バーセソトの原価計算. 上め資本コストが計算され︑製品Aは同じくニパーセントの資本コストが計算されたとしても︑製品Bは製品Aより. もより高い利益をもたらすならぽ︑資本コスト計算の結論のみを考慮する経営は︑製品Bを選択するだろう︒これに. 対して資本拘束計算を行なった場合︑製品Bはあまりにも資本需要が多額であるため相対的に低い利益にも狗らず︑ 製品Aが選択されねばならないということが指示されるかもしれない︒. 各種の製品に対する種々なる資本拘束は︑経営内におげる価値循環遇程の数多くの揚所において生ずるのであり. て︑調達から販売にいたるまでの経営のあらゆる機能は個々の製品または各製品種類に対する資本拘束との関係にお. 282.

(5) 駆. いて検討されるのである︒ともかく資本拘束計算は資本費計算のように原価負担者ごとの資本コストを計算したり︑ また一会計期間の利子費を計算したりするものではない︒. 資本コストは︑資本拘束計算の立場から︑これを二つの要素に分解する︑﹂とができる︒. 一︑きわめて短時間の高い資本拘束 二︑きわめて長い時間に対する非常に低い資本拘束. この二つの要素は資本コストの面から見れぱ大体同一の負担を生ぜしめるものであろうが︑資本関係および流動関. 係を考慮すれぱ︑第一の場合を実行することには多くの困難性がともない︑通常は第二のケースがとられることにな. ろう︒このような困難性や可能性の間題を明確にするためにも資本拘束計算が重要な役割をはたすのであり︑そこに. そもそも資本コスト概念をいかに理解するかについては︑多くの議論が存在するが︑ハルトマンは︑この点についてはき. おいて資本の投下額および投下期間が別個に分離して計算されるのである︒ ︵注︶. 資本拘束計算の計算原理. わめて単鵜に簿釈し︑ほとんど間題とLてい液い︒Lたがって︑本論では︸﹂の闇題に立入らない︐﹂とにする︒. 三. ハルトマソは前段でのべたような資本拘束の把握および計算のための用具として︑原価計算において一般に用いら. れる経営計算表︵思艮争窒手gぎ冒oq伽げooqg︶と同様の形式の計算表を先づ用いる︒この計算表を用いることによ. り︑経営計算表において原価が原価場所および原価負担者に対し直接的にまた問接的に配賦されるのと同様の手続を. もって︑資本を直接および閻接に配賦しようとするのである︒この計算表は資本拘束計算表︵宍四冨與曇己自目σ目吻頸げ︑︒. 争嘗昌oq争ooq竃︶と呼ぱれる︒︵第一表.第二表参照︶. 283.

(6) 92. この資本拘束計算表は貸借対照表から導かれ︑その借方項目すなわち財産項目の資本拘束を計算する許算表と︑貸. 方項目すたわち資本項目の資本拘束を計算する計算表とに分類されるが︑財産項目に関する資本拘束計算表は横軸に. 原価場所を設定し︑縦軸に財産項目が配列される︑それによって各財産項目がそれぞれの原価場所にいかに配分され. ているかを明らかにしようとするのである︒この場合原価場所は機能原理︵句暮蛋昌老匡冨号︶によって分類される. のではなくて空間原理︵丙暮昌肩−冨骨︶によって分類される︒その理由は︑空間的限界に一致する資本拘束がもっと も簡単に設定されるからである︒. 各財産項目の数値は一般の商事貸借対照表から導かれるが︑その配賦方法は各飼産項目別にまた原価負担者別に異 なっている︒これを項目別に示すとおおよそつぎの通りである︒ 一︑固定資産項目は︑通常その設傭の存在する原価場所に対して配賦される︒. 二︑主要材料・補助材料・経営材料の在高は︑それぞれ倉庫部門および各製造部門に配賦される︒その配賦方法は︑. 基本的には各部門におげる在高の調査にもとずいて配賦されるが︑場合によっては各部門において通常どれだげの 材料準傭在高が必要かという経験率を加味し配賦率を決定する︒. 三︑仕掛品は各製造部門におげる在高にもとずいて配賦され︑製品は販売部門に対して配賦される︒. 四︑現金・当座予金・売掛金などの当座資産項目は在高に応じて管理部門に配賦される︒. 資本項目に関する資本拘束計算表ぼ︑横軸に原価場所︑縦軸に資本項目が配列されるが︑技術的︑経済的に可能な. らぱ直接的配賦計算を行なう︒たとえば︑ある原材料の購入によって生ずる買掛金はその原材料の加工によって生産. される個々の製品に直接的に関違をもつものである︒したがって︑個々の原材料の経営内の移動にともなって︑それ に関連する買掛金の額を測定し︑それぞれの経営部門に配賦するのである︒. 284.

(7) 93. 資本拘束計算についての基本的間題の最後は︑資本拘束が一時点の状態のみを対象とするのではなく︑いくつかの. 時点の平均化された状態を対象としなけれぱたらないということである︒経営の生産活動は蓮続的に行なわれるもの. であり︑また経営全体および個々の原価負担者の資本需要は常に変動するものであるから︑そのよう孜取扱が必要で あることは当然であろうo. 資本需要に対する変動の要因には各種のものがあり︑一般には内部要困と外部要因にまた短期的要因と長期的要因. に分類されるが︑いずれにしても資本拘東計算の場合には少くとも二つまたはそれ以上の貸借対照表の項目の数値を. 平均化すれば大体において︑その変動を平均することができよう︒製造企業においては︑原価計算にもとずき月次貸. 資本拘東計算表の作成方法. 借対照表が作成されるから︑これらの数値を平均化すれぱより信頼度のある資料が得がられるであろう︒. 四. 前潔でのべたように︑資本拘束計算は資本拘束計算表を用いて行なおれる︒この計算表は基本的に二つの種類に分. 類されるが︑先づそのなかで財産項目を対象とした資本拘東計算表についてその計算手続を説明しよう︒本論ではこ の表を資本拘束計算表1と名付げる︒︵第一表参照︶. すでに知られるように︑計算表は縦軸に財産項目︑横軸に原価場所を配列する︒なお財産項目を各原価場所に配賦. する場合︑貸借対照表から導かれる数値をそのまま使用するのではなく︑資本拘束計算の冒的に適合するように調整. する必要がある︒そのため計算表においては︑横軸にその調整欄を設げる必要がある︒第一表において明らかたよう. に︑この調整は種々なる角度から行たう必要がある︒すたわち資本拘束計算にとってまったく関係のたい項目を除去. する調整欄︵>嘉答&①;嘉︶︑貸借対照表の数値は取得原価にもとずいているので︑ト﹂れを時価にもとずいて修正す. 285.

(8) 94. 計. 資本■ 総 務. 拘束1. 都. 4.6581 9,598■. 表. 算 門. 驚剛 倉 部. 285. 713. ユ20. 335. 製 造 原響所1原響所1 原管所1. 260. 量留1管理 都. 2.984. 1,732. 3,061. 1,106. 16.351. 12.642. 7.893. 1.668. 1.576. 1.154. 2.328. 門. 40.4781. 1.924 1,832. 1,351. 644. 1,438. 2・1231. 売 門. 2,636. 1,024. 405. 3,163. 1,296. 685 1,841. 1,000. 2,841. 827. 16.229. 14,255. 446 8,270. 26.057. 193 ユ0,425. 508 7,362 ユ2,055. 12,055. 135. 4,653■. 3,898. 40. 580 21,049. 21,O皇9. 1,870. 1.870. 690. 690. 317 72 724. 3ユ7. 72. 72壬 9ユ7. 38. 1,138. 216. 159,283. 2,491. 1一. 1721. 5.285. 106. 22,164. 534. 108 432 30.207 ユ13. 896. 372. 28,536 22.470 49. 1,127. 5.391. 22,698. 31,2ユ6 29,712. 111,12. 5,094. 22,202. 12,160. 297. 399. 84. 234. 159.28. 48,1製. 販 都. 65. 651. 13・7491. 庫 門. I. 16,760. …1・・・…1・・・…1. 3.179. 55. 1,465. ←1. 309. 7.686 1,082. 37,265. 螂. 23,990. 8.768. 37.508. ユ4,O08. 5,587. 35,318. 9,982. 3,181. 2,190. 286.

(9) 95. 勘. 本. 資. (第一表). 定. 科. 目. I一未払込資本金. 商事 貸借 整調 増加1減少 対照表 再. 5,OOO. 評. 価. 拘. 束. 企業 非給付分離 纂照裏量的1価値的. 5,OO〇一. 皿園定資産. 1土地建物. a)一般業務用 b)工 場 用. 2更. 地. 3機1械・設備 4. 工具・器具・備品. 5無形・資産 6資本参加. 7. その他の投資有価誼券. 皿流動費産 1 原材料・経済材料 2仕 掛 品 3製晶及び商品 4. 流動性有価証券. 5自己株式 6保管担保物件 7前 9. 8売. 払. 金. 掛. 金. 10役員貸付金. 12受入小切手 13現 金. 10.743. 39.042. 5.325. 44.367. 2.817. 1.072. 12.605. 2,187. 14.792. 723. 320. 120. 160 3.183 6.291. 15その他の債権. 1,150. 5.141. 4.430 7.325. 26.057. 12,6ユ5. 3.640. 16.255. 5.260. 1,520. 6.780. 6,780. 340. 340. 187 340. 970. 21.374. 3.500. 4.200. 21,049. 8.250. 8.250. 6.380. 185. 185. 6910. 690. 3ユ7. 317. 72 724. 917 1,138. 5,187 30,425. 2,795 193.890 26.260. 最終原価部門の借方資本拘束. 287. 1.645. 4.653. 21,聰9. 171μ7. 2,570. 187. 総務都門の振替. 最終原価都門の資本拘束. 2,300. 18.732. 2,570. 製造補動都門の振替 最終原価部門の貸方資本拘束. 425. 17,91迅. 1,138. 計. 2.548. 730. 55. 850. 9ユ7. 1V繰延勘定. 635. 415. 1,720. 72 7脳. 14銀行予金 小. 3,207. 185. 11受取手形. 150. 1.941. 7.536. 4.653. 関係会杜売掛金. 4.808. 2.867. 114,646. 1・・坤. 8,347.

(10) 96. 計 資. 本. 拘束. 算 総 務 部 門. 15.795. 1,307. 14,245. 725. 10.500. 究 門. 825. 倉庫. 製. 674. 3・207. 2.600. 4,192. 2,454. 管. 理. 1,397. 1,200. 4,150. 1.027. 646. 978. 750. 500. 販 売 部 門. 712 10,846. 1,000. 2.627 7.138. 1,479. 3.400. 4.100. 2,500. 14,OO0. 1,50. 1,OO0. 1.8591. 2.000. 1.800. 300. 」. 918■. 600. 4.325. 769. 214. 187 1,581. 800. 。,。。。「. 10.963. 1.363. 2,100. 6921. 。。,。。。。。,。。。1。。,。。。. 6,234. 5,OO0. 503. 4,500. 700. 1,200. 8,OOO. 7.103. 111,ユ29■. 門. 850. 9.359. 3,092. 部. 23. 2.627. 4.718. 造. 都 門 都門原腎所1原価撃所 1原管所1繋 助 門. 1,050. 18.338. 23.479. I正. 1.300. 1.850 23. 研 部. 表. 638. 2,407. 5.115. 731. 」. 472. 33.458. 1,860. ・・・…ト・・・・・・・・… 111,ユ29. 5,094. 14,O08. 5,587. 35,318. 288.

(11) 97. (第二表). ,勘. 定. 科. 目. 資 本 拘 束 商事 調整1著カ焉㌻ 企業非絵付分離 募照裏量的1価値的 貸借 対照表. 。。,⑪。。1. 。。,。。J. I資 本 金 II積 立 金. 1法定積立金 2任意讃立金. 5.000 14.600. 皿再詳価積立金. 23.152. w負債性引当金 V負 債. 17,365. 1長期借入金 2担保付借入金 3従業員預り金 4. 特殊銀行借入金. 14,600. ふ. 関係会計買掛金. 8支払手形 9短期借入金. r4,731. 18.421. 14.895. 1.850. 1.850. 23. 23 241. 18.338. 18.338. 23,真79. 23.479. 9.359. 7.103. 7.103. 10その他の負賛. 4.718. 4.718. w繰延勘定. 3,092. 3,092. 計. 総務部門の振替 製造補助部門の振替 最終原価都門の貸方資本拘束. 289. 171,狙7. 972. 650. 241. 2.627. 2.627. 9.359. 小. 1.654. 10.500. 10.500. 241. 5前 受 金 6買 掛 金 7. 5,OOO. 52,070. 114,6迅6. 2.545. 972.

(12) 290. るための再評価欄︵G冒幸異ざ轟︶︑および完全に経営の給付活動に結びつかない項目を除去するための控除欄﹁非給. いか程の資本拘束性をもっているかが明らかに把握される︒なお︑この表にかげた勘定科目は︑ドイツで用いられて. において投下されている額に応じて配分される︵第一表を参照されたい︶︒これによって各原価部門は資産項目に関し︑. 部門︑倉庫部門︑製造部門︑管理部門︑販売部門に対して︑それぞれ分類されるが︑各資産項目別にそれぞれの部門. さてつぎに㌔﹂の資産額を企業内の各原価部門に配賦する︒原価部門は第一表において示したように総務部門︑研究. き資本拘束﹂︵豊き買雪ぎ彗計穴岩ぎ一藪己冒αq︶が算出される︒. いてのみ間題となる項目は価値的分離欄において除去する︒かくて純粋に企業の給付活動に関運をもった﹁計算すべ. ればならない︒これは﹁非給付分離﹂項目において量的に把握されうるものは旦恩的分離欄において︑価値的な面につ. この﹁企業資本貸借対照表﹂の数値はさらにそれが企業の正常在営業活動に関係をもたなかった部分を除去しなげ. 付ける︒. ても︑時価によって修正された資産項目によって作成される貸借対照表を﹁企業資本貸借対照表﹂︵d穴・望一彗N︶と名. 資産別に行なう方法を推奨しているが︑このような再評価の方法については異論の存するところだろう︒いずれにし. つぎに二再評価﹂欄において︑価値の修正を行なう︒ハルトマンは再評価を主として物価指数をもとにして個々の. るので︑資本金に対する未払込部分は未払込資本金として貸借対照表の借方に計上されるのである︒. もので︑ドイツでは株式に対する全額払込は強制されておらず︑額面の四分の一の払込があれぱよいナ﹂とになってい. らの項目は貸方勘定に対する控除項目だからである︒なお未払込資本金なる勘定は︑ドイツ株式法の規定から生ずる. 第一表においては︑﹁未払込資本金﹂および﹁自已株式﹂の二項目が﹁調整欄﹂において控除されているが︑︸﹂れ. 付分離項目﹂︵邑亭二器蔓轟吻冨雲轟一>寡豊8手己g︶が設定されるのである︒. ㎎.

(13) 99. いる勘定分観にもとずくも⑰であり︑わが国の分類とはかなり異なつている︵勘定科目の名称は肢るべくわが国で用いら. れているものに一致させるようにしてある︶︒紙幅の関係から個々の数値の振替について説明を省略するが︑ただ間題と なると思われる項目だけ説明しよう︒. 勘定科目で﹁資本参加﹂と﹁その他の投資有価証券﹂とか区別されているが︑ ﹁資本参加﹂は純粋に経営合理化の. 目的をもってする関違会杜への資本参加であり︑それ以外の投資有価証券は﹁その他の投資有価誼券﹂に計上する︒. したがって︑前者は主として原材料部分品などの購入および製品の販売に関連あるものとみ在され︑倉庫部門および. 販売部門にそれぞれ配分され︑後者は企業の給付活動に対する資本拘束性はないものとみなされ除去される︒また前. 払金は倉庫部門および製造部門の原価場所A・Bに対して配分されているが︑これは前払によって取得した材料が原 価部門を移動する情況に応じて振替えたものである︒. 以上によって配分された数値は小計され︑さらに総務部門の数値は各原価部門に対して再配賦される︒おそらく総. 務部門は資本拘束に関する計算中心点としての価値が見出せないからであろう︒また補助部門は各原価場所に数値を. 再配賦するが︑補助部門はむしろその投下資本額を各原価場所にそのあたえた給付量に応じて配分し各原価揚所にお. いて製造部門の資本拘束の計算中心点を求めた方が好ましいと判断したからであろう︒これに対して研究部門︑倉庫. 部門︑管理部門︑販売部門は︑他に再配賦することなLに︑それぞれの部門において資本拘束性を計算する︒. 以上の計算結果は原価諸部門の借方資本拘束すたわち資本の用途別資本拘束の合計であるが︑この合計から後述す. る貸方資本拘束の合計すなわち資本の源泉別拘束の合計︵第二表より振替︶を控除することによって最終原価部門の資 本拘束額が計算される︒. つぎに︑貸方資本拘束すなわち資本の源泉別拘束計算表について説明しよう︒本論では︑﹂れを資本拘束計算表nと. 291.

(14) 10①. 呼ぶ︵第二表参照︶︒︸﹂の計算表では︑企業内に導入された資本が個々にいかなる原価部門に投下されているかを計算. することを目的としている︒しかし︸﹂の場合︑資本金および穣立金などのいわゆる自已金融都分はごの表においては. 計算の対象から除かれる︒げだし︑これらの資本部分がいか底る原価部分に投下されたかの計算はこの表において計. 算することがほとんど不可能だからであろう︒そ㌔﹂で︑まず再評価積立金から配分をはじめる︒−﹂の再詳価稜立金は. 戦蜜ドイツで施行された資産再評価法にもとずいて計上されたものに限る︒この積立金は再評価欄において再評価資. 産の価値滅粍分を控除し︑さらに﹁企業の給付活動に無関係﹂た部分を控除し︑残余部分を各原価部分に配分され るo. 負債性引当金は自己金融とみなされる部分を調整欄で控除し︑残余部分を配分する︒つぎに負債はすべて借入資本. で詳価し再評価は一切行たわず︑その負債によって取得した資産対象の運用情況にもとずいて各原価部門に配賦す. る︑この場合とくに掛による原材料の買入については計算の困難性をともなう︒一般に︑各種多量の原材料を個別に. 貿掛金の支払状態を考慮したがら計算する︸﹂とぼきわめて困難である︒そ−﹂でハルトマソは原材料の支払鴬況につい. て経験率にその時々の状態を加味Lたがら決定することを擢奨している︒たお拘束資本計算表皿においても繰延勘定. が計上されているが︑ドイツ商法規定および会計理論は︑貸借対照表貸方項目においても繰廷勘定を計上することを 認めている︒内容は主として収益の前受分である︒. 以上の結果︑資本拘東計算表亙においては資本金および積立金を除いた資本部分の各原価部門に対する資本拘東の. 状態が明確に把握されることになる︒この表の最終の合計をさらに資本掬束計算表1に振替え︑そこにおいて各原価. 蔀門における純資本拘東状態を把握する︒この純資本拘東額は︑簿記的にいえぽ純資産にあたるものだが︑結局その. 内容は︑株式資本金およぴ菖己金騒部分ということができる︒かくてこれらの負已資金が企業内のいかなる部分にど. 292.

(15) れ程投下されているかを明らかにすることができる︑. さて︑ハルトマソはこのような計算を行なうことによって︑いかなる効果をねらっているのであろうか︒それは何. よりもまず︑各原価部門内における資本運用の状態をできるだけ正確に渕定しようとするところにある︒そのことに. ょって資本運用効率を増加せしめるための重要な手がかりを握むことができるだろう︒また各部門を通遇する仕掛品. に対して量および時間の二つの観点から資本の使用量を測定し︑個別原価負担者に配賦することによって︑原価負担. なおこれらの資本運用は︑さらにそれぞれの部門のつくり出した経済的成果との関連においても考察する必要があ. るが︑ハルトマソは︑この問題についても独特の技法を展開している︒しかしこれは︑紙幅の関係から別の機会に語 ることにし︑本論ではとくに資本拘束測定の間題に重点を置いて論述した︒. 計算することの犠牲と効果についても若干の疑間なきをえないだろう︒. にも大きた示岐をあたえるものだが︑他面︑技術的にもまだ不完全なところがあり︑また︑このようた方法によって. 以上︑ハルトマソの所諭は︑企業内におげる資本の運動を把握しようとするきわめて独特旋議論であり︑われわれ. ×. しかし彼の主張を一つの契機として︑ドイツにおいて資会拘束計算という用語やそれをめぐる論争が多く見られる ようになったことは興味深いことである︒. 293. 老ごとの資本使用量を計算することも可能であろう︒. 101.

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参照

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