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研究企画推進室 室長 小山 泰弘 ほか4名

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Academic year: 2021

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■概要

研究企画推進室は、オープンイノベーションに必要な 制度の整備や運用、知的財産戦略や標準化戦略の検討、

研究開発成果の普及に向けた活動の具体化などをNICT 内外と連携しながら推進している。

■平成29年度の成果

NICTの研究者が研究開発を進め、外部と連携し、また 研究開発成果を社会展開するうえでは、関係法令などを 遵守することに加え、社会的受容性の観点でも適正なマ ネジメントを行うことが必要である。研究企画推進室は、

こういった制度面での対応のため、パーソナルデータ取 扱研究開発業務審議委員会、利益相反マネジメント委員 会、生体情報研究倫理委員会の事務局を担当している。

平成29年度は、パーソナルデータ取扱研究開発業務審 議委員会事務局業務の一部を外部の民間業者にアウト ソーシングして業務の効率化を図るとともに、プライバ シー侵害のリスクが低い研究開発課題にメール審議を導 入し、議論が必要な課題に時間を充てることができるよ うに運用の改善を図った。また、生体情報研究に関して は、人を対象として実施する生体情報実験における倫理 審査対象の明確化などのため、規程類を改定した。

標準化戦略としては、戦略的かつ重点的な標準化活動

のため、イノベーション推進部門標準化推進室と共に平 成28年度より標準化アクションプランを策定し、その後 適宜適切な更新を行っている。平成29年度末にはこのア クションプランの現行化とともに、可能な限り具体的な 記述を充実するような改訂に取り組んだ。また、ワイヤ レスネットワーク総合研究センターが進める、工場の IoT化の加速を目指した無線システムの協調制御と安定 化技術の標準化活動を強力に支援するため、民間企業等 と協力してフレキシブルファクトリパートナーアライア ンス(FFPA)を平成29年 7 月26日に設立した(図 1 )。

知的財産戦略としては、イノベーション推進部門知財 活用推進室とともに知的財産戦略委員会の事務局として 委員会運営を行っている。平成29年度には、平成28年 度に取りまとめた第二次中間報告の内容を実際に運用す るとともに、重要な特許の維持に関する審議やフォロー アップのため、委員会を 6 回開催した。

NICTの研究開発成果の普及を図るための取組として、

平成29年度には技術相談のための規程を制定し、制度 化した。技術相談は、企業等からの依頼を受けて、

NICT職員が専門的知識に基づく技術的な助言等を有償 で行う制度である。今後、技術相談をきっかけとして、

これまで連携関係のなかった企業との共同研究や、企業 への技術移転につながることが期待される。

研究企画推進室

室長  小山 泰弘 ほか4名

3.10.1.1

オープンイノベーションに必要な制度面の対応や戦略の検討

図1 FFPAの目指すエコシ ステムとFFPJ(フレキシブ ル ファクトリ プロジェクト)

との連携

参照

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