掲載にあたって(二〇一三年度卒業論文要旨集)
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(2) 二〇 一 三 年 度 卒 業 論 文 要 旨 集. 掲載にあたって 馬場 俊臣 北海道教育大学教育学部札幌校基礎学習開発専攻国語グルー プの平成二十五年度卒業生十九名の学士論文(卒業論文)の要. 「どうやら」について モダリティ副詞としての「どうも」. 日本語学研究室 九四三二 小千田有志. 本研究では「どうも」と「どうやら」の両副詞の意味の違い について考察することを目的とする。. 考察は、主に「どうも」と「どうやら」のいずれも自然な例 文、 「どうも」と「どうやら」のいずれかのみ自然な例文に分. けて行った。さらに、 「ようだ」「らしい」という文末形式との 関係についても考察した。. 年十二月二十八日に卒業論文を提出します(今期は、二十八日. の学生と教員が参加)で、研究経過を発表します。そして、毎. 表会(十月上旬)の二回の発表会(国語グループの二年生以上. からは、卒業論文構想発表会(五月下旬)及び卒業論文中間発. 札幌校国語グループでは、三年生から各研究室に所属しゼミ 活動などを通して卒業論文の指導を受けます。四年生になって. い「ようだ」 「らしい」が「客観的内容」と関わることからも、. が無いということを明らかにした。 「どうやら」と共起しやす. ぞれで文意が変わることから、両副詞の意味は重なり合う部分. わることである。さらに、両副詞のいずれも自然な例文はそれ. の認識」とは、主に「外部から観察可能な物の認識」のみに関. 主に「話し手の認識」のみに関わることであり、 「客観的内容. を表すということを明らかにした。 「主観的内容の認識」 とは、. 例文において予想される根拠の性質から、「どうも」が「主 観的内容の認識」を表し、「どうやら」が「客観的内容の認識」. が土曜日に当たったため前日の二十七日に提出) 。ほっと一息. 「どうも」は「主観的内容の認識」 、「どうやら」は「客観的内. 旨を掲載します。. ついた後、二月上旬の口頭試問を乗り越えて、やっと本当に卒. 容の認識」を表すことが支持されることを明らかにした。. 業論文・卒業研究が完成します。. 「どうも」が表す「主観的内容の認識」とは、「話し手が主観 的な根拠から導き出した主観的な内容を認識すること」であり、. こうした取り組みの最中にも、学生たちは、教員採用試験の 準備・受験や就職活動が前半に重なり、また八月末から教育実 習などがあり、大忙しです。. 観的な根拠から導き出した客観的内容を認識すること」である。. 「どうやら」が表す「客観的内容の認識」とは、「話し手が客. そうして完成した卒業論文の要旨です。一人ひとりの苦労と 成果が表れています。. - 63 -.
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