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兵庫県立洲本高等学校改善プラン-次世代の地域活性を担うリーダー育成に向けた学力向上を核とする伝統校のスタイル変換-

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Academic year: 2021

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(1)             長真果立洲本高ξ学校改讐プフン ー次世代の地域活性を担うリーダー育成に向けた学力向上を核とする伝統校のスタイル変換一 教育実践高度化専攻   学校経営コース.   P08005A    下條 謙一郎  今地方が抱える最大の問題は少子・高齢化と. は近年低迷し、電池製造・観光業等が現在の中. いう全国的な問題に加え、地方産業の空洞化等. 心産業である。豊かな自然に加え、濃密な人間. により地域全体が活気を失いつつあるというこ. 関係とスポーツヘの関心の高さ等が淡路地域の. とである。.二うした背景の中で地方普通科公立. 特色であるといえる。. 高校への貢献期待は今後さらに高まり、その貢.  素直で基本的生活習慣の身に付いた生徒が. 献方法もこれまでとは異なってくると予想され. 多く、伝統校として地域からの信頼も厚い。生. る。洲本高校は淡路地域の伝統校として、これ. 徒の自主性を重んじる傾向があり、また部活動. まで部活動等を中心に生徒の元気な姿を発信す. に関して生徒・地域の関心は高く、学校の活力. ることで、地域に対し重要な役割を担ってきた. 源の一つとなっている。学習面では平成15年. といえる。しかし、島の中長期的な将来と本校. 度より学力向上事業に着手しはじめ、進学実績. の役割とを合わせて考えた場合、「元気発信」以. を少しずつ伸ばしている。. 上にr次世代を担うリーダー育成」という視点.  しかし本校にもいくつかの課題が指摘でき. がよりクローズアップされるべきであり、その. る。最大の課題として、七年目に入った学力向. 必要とされる人材育成に向けた使命感の高まり. 上事業だが進学実績の向上や生徒の学習意欲向. とスタイル変換が急務であると考える。. 上という面において、地区トップ校として十分.  県立高等学校教育改革第二次実施計画によ. な成果があげられていないという点である。こ. り淡路地区においても高等学校の統廃合がすす. の影響は教職員・生徒の疲労感を招くとともに. められ、県主導による一定の整備が終了したと. 学校改善のスピードをダウンさせ、将来的には. いえる。あとは各校が特色を打ち出し、魅力あ. 学校内外における次世代の後継者不足が一層深. る教育活動をどのように展開できるかという段. 刻さを増すことにつながると予想される。課題. 階に入っている。. の背景と・して①現状維持志向が強く、刺激の少. 策1章 兵庫県立洲本高等学校の現状と誤麗. ない地域性②保護者の「洲本高校に入れて満足」.  明治30年に兵庫県洲本尋常中学校として. という意識③教職員の授業改善・専門性向上意. 設立され、本年度で創立112年を迎える淡路. 識の低さ④r自主性」r文武両道」という言葉に. 地区の拠点校である。全日制普通科のみでコー. よる指導方針のあいまいさ⑤過度の学年由中心. ス等はなく定時制を併設している。地域となる. 主義の運営、などが考えられる。. 淡路地区の人口は14万5千人、人口減少と少. 策2章 洲本高校改讐ブランの奴冒. 子高齢化が加速している。古くからの地場産業.  洲本高校に求められているのは、過去・現. 一10.

(2) 在・将来を問わず、r次世代を担うリーダー育成」. 協働性を高めることが必要である。このため小. であると考えるが、そのために必要なのはより. 規模の専門部を統合し、現在の8分掌を5分掌. 高い「学力」と「志」である。これまでの「自. とする。さらに学力向上という重点に対し、組. 主性」「文武両道」という多様な解釈が可能なス. 織全体で凝集性・協働性を高め取り組んでいく. タイルから「学力向上」に正面から取り組むス. ためには、学年団中心の運営体制のメリソトを. タイルヘと変換することが必要である。. 活かしつつ、基軸となる進路指導部・教科のラ.  変わりづらい伝統校のスタイルを変換する. インを強化することであると考える。その基礎. に当たり、その初期段階が非常に重要であると. となる考え方は、専門性の向上と双方向のコミ. 考える。変革のステップとしてJ.P.コッタ. ュニケーションの活性化である。. ー氏の「組織変革への8つのステップ」のうち.  学力向上のための具体的方策として、週32. の第1ステップから第4ステップを改善初期段. 単位授業の推奨、洲高版よのなか科授業の開・発、. 階の指針とした。. 総合的な学習の時間の工夫、自主的学習力を育. 算3章1改讐プランの具体的方策. てるための初期指導の徹底、生徒支援体制を強.  変革を推進するチームとしてr次世代洲高ビ. 化する面談週間の設定等を提案する。. ジョン委員会」を発足させ、このチームをとお.  開かれた学校づくりに関しての具体的方策. してビジョン策定に教職員を参画させることが. として、同総会との連携したキャリア教育のあ. 重要であると考える。教職員参画によるビジョ. り方、HPを利用した広報活動の推進、地域と. ン策定は、スムースなビジョン浸透が可能にな. 連携した文化祭づくり、部活動単位でのボラン. るとともに、委員会メンバー自身がこういった. ティア活動、知的リーダーとしての小・中学と. 経験をとおし次世代の淡路地区全体の教育的な. の連携構築などを提案する。. リーダーへとつながっていくことが期待できる。. 策4章 改讐プランの実施に向けて.  学校のミッションを再構築する場合、第一義.  初期段階として、現在進められている学力向. 的にはr学校教育目標」の達成であるが、学校. 上事業をべ一スに、「洲高スタンダード」づくり. 教育目標という提供者的発想だけでなく、生. を学力向上改善への突破口とする。開かれた学. 徒・地域・保護者・卒業生等にとってどのよう. 校づくりに関しては、着手容易さと効果性の高. な存在なのかという顧客視点でミッションを検. さから「日々発信」を実行し、これらの事業を. 討することが公立高校には特に重要なポイント. とおして管理構想を浸透させていく。1学期末. であるといえる。洲本高校のミッションを「高. を目途に改善推進組織を立ち上げ、ビジョンの. い学力と志を身に付けた次世代を担うリーダー. 再構築からスタートする。具体的教育活動につ. 育成」、学校教育目標をr学ぶ力、挑戦力、人. いては改善2年目から実行に移すことを基本と. 間関係力を育てる洲本高校」と定義するととも. するが、巻き込みの大きさを考えれば、部活動. に「学力向上」 「開かれた学校づくり」を重点. 単位でのボランティア活動と「8耐」について. とし改善を進める。. は1年目の年度内に行うことが効果的に改善を.  教育目標実現のためには、重点の中心となる. 進める方策であると結論付ける。. 分掌(進路部、教務部)の所属人数を増やし、.   修学指導教員  武井 敦史. 一ユ1一.

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