プロセス・ライティングを活用した高等学校ライティング指導の改善
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(2) 品をグループごとに鑑賞し、グループ内で最も. とを示唆している。「流暢さ」が向上したことは、. 良かったと思う作品を選び、その理由を発表し. アイディアを出すwebbbgの段階からpeerに. た。生徒達はパラグラフ作成過程のどの段階で. よって刺激を受け、peere砒mgで内容の一貫. も実際の読み手であるクラスメートと相談でき、. 性、文章に対する感想、提案、質問について意. 必要に応じて教師とのCOn危remeを持つこと. 見交換を行ったことによる影響があったと考え. で内容や文法についてのアドバイスを得られる。. られる。生徒達はより具体的に文章を発展させ. 常に読み手がいる環境を作ることで、書く動機. ようと思考し、一読み手に対しよりわかりやすく. を高め、持続させ、書くことに対し前向きな姿. するために噛み砕いた表現方法を調べたりする。. 勢を保たせておくことができるようにした。. 一貫して教室内に読み手がいる環境でのプロ. 5.研究の結果と考察. セス・ライティングは、相手に伝えたいという. (1)生徒のライティングに対する意識の変容. 意欲を持続させ、一人では文章作成に限界があ. 情意面の4つの因子「不安感」「緊張感」「負担. るところをうまく補うことができることを示唆. 感」「自己効力感」のいずれも研究授業実践前の. している。「一員性」でも両者の間で有意差が認. 4月と実践後の6月で有意差は認められなかっ. められた。「一貫性」でも改善が見られたことは. た。また、「書く」際の技術、技能を含めた方略. r内容のわかりやすさ」を意識して書くこととの. を問う3つの因子「内容のわかりやすさへの配. 関連性があることが考えられる。意味内容に重き. 慮」「文法的モニタリング」「産出手続きの適用」. を置き、書き手の読み手に対する意識が反映さ. ではr内容のわかりやすさへの配慮」で両者の. れているものと考えることができる。peerの存. 間で有意差が認められ、6月の方が高得点とな. 在があるために、何のために書くのかという目. り、意識が高まったことを示した。授業にプロ. 的を明確にし、自分の伝えたいことを構成して. セス・ライティングを取り入れ、集団の強みを. 相手に伝えるという活動が円滑に進むことが可. 生かし、peerとの箆間作業によって「内容のわ. 能となることを示唆するものである。. かりやすさ」を意識して書くようになったことを. 6.課題と改善案 本研究では「正確さ」への効果が得られなか. 示唆している。. (2)プロセス・ライティングが英作文の「正. った。それに対処するために、生徒達のモニタ ーを活性化させるよう単元毎に一つの品詞のみ. 確さ」「流暢さ」「一貫性」に及ぼす影響. 「正確さ」では2つの指標e乱とe舳でポスト. に着目させた訂正問題や適切なつなぎことばを. 作文の方の数値が高くなったものの、プレ作文. 使って短文同士を一つにまとめる種類の問題演. とポスト作文の両者の間では4つのどの指標で. 習を組み込むことが考えられる。また、教師の. も有意差は見られなかった。r流暢さ」では両者. 役割として、COn危renCeでは、特に文法に重点. の間で2つの指標sとw/sにおいて有意差が認. を置いて誤りに気づかせるアドバイスを与える. められた。ポスト作文で文の総数が伸び、有意. 方法を取ることも考えられる。これらの点から. 差が見られなかったものの総語数も大幅に伸び. 具体的な改善案を組み込んだ年間計画を二示した。. 1節の平均語数もポスート作文の方が数値が高く. なり改善が見られた。全体的にプロセス・ライ. 修学指導教員 大根哲治・永団智子. ティングが「流暢さ」の向上に効果があったこ. 指導教員 伊藤博之. 一35.
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