「第15回信号処理学会論文賞」受賞論文のお知らせ
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(2) (受賞理由)無線通信システムでは,中継局が移動することで通信環境情報が大きく変化してしまうので 高品質な通信を実現するためには,移動中継局側で通信環境情報を逐次フィードバックすることが必要と なってくる。そのため中継局の計算負荷を軽減することが非常に重要である。そこで OFDM 方式の各サブ キャリアのシンボルを周波数軸上に拡散・多重化させ,受信時においてその逆処理をすることにより,各 サブキャリアのシンボルの電力を均一化させる周波数シンボル拡散に基づいた適応制御方式を提案して いる。従来は各サブキャリアの電力情報が必要であったが,提案法では受信時における各サブキャリアの 電力が均一になるために高速性を大幅に改善することが出来る。 Kosuke Katayama and Takaaki Baba Direct Planar Filter Synthesis Using Convolutional Neural Network Vol.23, No.6, pp.235242, November 2019 . . Kosuke Katayama Takaaki Baba (受賞理由)フィルタの周波数応答から平面フィルタの形状を自動生成するための新しい方法を提案して いる。フィルタの構造をモデル化することにより高精度な周波数応答の教師データを大量に生成すること が出来る。この教師データを用いて,学習した畳み込み型ニューラルネットワークを使用することにより 周波数応答からフィルタ形状を数ミリ秒で生成できるという点で提案法は画期的である。 . Mousumi Haque, Yosuke Sugiura and Tetsuya Shimamura Spectrum Sensing Based on Higher Order Statistics for OFDM Systems over Multipath Fading Channels in Cognitive Radio Vol.23, No.6, pp.257266, November 2019 . Mousumi Haque Yosuke Sugiura T etsuya Shimamura 118. Journal of Signal Processing, Vol. 25, No. 3, May 2021.
(3) (受賞理由)コグニティブ無線におけるスペクトルセンシングの実行性能は,環境の SN 比に大きく影響 される。従来,低 SN 比ではプライマリユーザの検出が困難であった悪条件下においても,高次統計量を 導入することで検出が可能となる方法を提案している。スペクトルセンシングの問題に対して高次統計量 を利用することは画期的であり,OFDM 方式の様々な設定に適用可能であることを考慮すると,その汎用性 は高く評価できる。. Journal of Signal Processing, Vol. 25, No. 3, May 2021. 119.
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