第5学年〇組 算数科学習指導案
1 単元名 「速さ」
2 指導観
○ 単元観
本単元は、異種の2つの量の割合として捉えられる速さの意味や比べ方や表し方について理解し、いろいろ
な速さに関する問題を解決することを通して、速さ・道のり・時間の関係に着目し、目的に応じて大きさを比
べたり表現したりする方法を考察し、生活に活用しようとする態度を養うことをねらいとしている。具体的に
は、
「速さを単位時間当たりに移動する長さや、一定の長さを移動するのにかかる時間として捉えること」
「速
さを量として表すには移動する長さと移動にかかる時間という二つの量が必要であること」
「速さを単位時間当
たりに移動する長さとして捉えると(速さ)=(長さ)÷(時間)として表すことができること」を理解させ
る。本内容は、第5学年「単位量あたりの大きさ」の学習を踏まえ、異種の2量の割合を比べる方法を速さの
場面に適用できるようにするためのものであり、これは第5学年「割合」における基準量・比較量といった同
種に内在する2量を比較する学びへとつながる。本教材は、人の走る速さや乗り物が移動する速さなどについ
て単位時間当たりに移動する長さと捉えて比べ、日常生活における速い、遅いなどと表現している経験と結び
つけながら理解させることができる。また、速さや道のり、時間を求めるために必要な数値や公式を問題解決
の過程に沿って用い、意図する解を得るために、どのような手順で数値や公式を並べ、どのように組み合わせ
たらいいのかを考えるといった論理的思考力を育むことができる。さらに、単元の終末において、速さや道の
り、時間を表す数値や、速さや道のり、時間を求める公式といった要素を用いて最も早く配送できるように改
善しながらプログラムを組み立てることで、速さの単元で学んだことを生かしながら記号の組合せをどのよう
に改善していけば、より意図した活動に近づくのかを見出そうとするプログラミング的思考を育むことができ
る。このプログラミング的思考は、身の回りにある速さを道のりや時間の関係から進んで捉えようとする態度
を育むだけでなく、意図した動作を実現するためにはどのような動作が必要で、どのような手順で行うように
すればよいかを考える態度を育てることにもつながり、算数科における資質・能力を育てる上でも意義深いと
考える。
○ 児童観
本学級の児童は、事前の実態調査において「問題を解きはじめる前に,はじめに何を求めたらいいか、どの
ように解いたらいいだろうかと考えてから解いている」という質問に対し、肯定的な回答をした割合が〇%と
高く、問題を解決するために自分なりの見通しをもって取り組むことができている。また、学習内容に関して
も、第5学年「単位量当たりの大きさ」において、異種の2量の割合について「混み具合」や「人口密度」など
を学習し、身に付けてきている。しかし、児童テスト法質問紙における「問題解決の手順を抽出して解決する
問題」の正答率は〇%、
「問題を解決する手順を説明する問題」は正答率が〇%、
「示された問題解決の考え方
が正しい理由を説明する問題」は正答率が〇%とどれも低く、自分がどのように問題を解決できたか順を追っ
てたどることができていないと言える。これらのことを総合すると、本学級の児童には問題を解決するために
必要な学習内容を理解し、解決手順に沿って並べ、解決できる手順へと改善できるような学習が重要であると
考える。また、活動の各々に焦点を当てた学習を展開する必要があると考える。従って、本実践で単元の学習
内容を理解させると同時に、これをプログラミングに用いて意図した動作を実現することは、児童が問題を解
決するために何が必要で、どのような手順で行えばよいかを考えることにつながるため意義深いと考える。
※ 本指導案は「福岡県教育センター長期派遣研修」における主題研究に基づき作成されています。 教育センターホームページの「長期研修報告書:令和2年度:各研修報告書」と併せてご覧ください。○ 指導観
本単元の指導にあたっては、速さ・道のり・時間の3つの量のいずれかを求める場合の問題解決を2サイク
ルさせることで、速さは単位時間あたりに移動する長さであること、一定の長さを移動するのにかかる時間で
捉えて問題解決できるようにすることをねらう。この2サイクルとは、1サイクル目は単元で学習する概念や
法則について理解し、2サイクル目はプログラミング教材を用いて即時確認しながら、自らの考えを組み立て
て他者と共有し、付加・修正をすることで理解の定着を図ることを言う。
具体的には、つかむ段階では、1サイクル目で速さの問題解決に必要な速さ・道のり・時間を取り出すこと
ができるようにし、2サイクル目ではScratch3.0で速さを求めるために使った数を入力し、速さを比較するた
めには道のりとかかった時間の2量が必要であることや、この2量を計算処理することによって速さを数値化
し、比較できるということを理解させる。つかう段階では、どちらのサイクルでもフローチャートを用いる。
1サイクル目で速さの問題解決に必要な速さ・道のり・時間の3量や式を用いて問題解決の手順に沿って適切
に並べられるようにし、2サイクル目ではプログラミングで動作に表すことで問題を手順に沿って解決するこ
との必要性を捉えさせる。そのために、この段階の学習内容を、道のりを求める・時間を求める・速さを比較
するという順で構成し、速さの単元の主たる内容である道のり、時間、速さを求めるには、それぞれどのよう
な公式を用い、どのような手順で解決すればよいかといった法則を理解させた上で解決結果から速い、遅いと
いう判断ができるようにさせる。いかす段階では、本単元で学んだ概念や公式を日常生活の場面に活用する態
度を育成するために、Scratch3.0で出発地から経由地を通って目的地まで進むという一連の活動をプログラミ
ングさせる。1サイクル目では、解決に必要な量や公式を当てはめ、問題解決の手順に沿って組み立てること
で、問題場面をScratch3.0で表現できることを捉えさせる。2サイクル目でもScratch3.0を用い、問題の条件
に適していながら最も早く問題の目的を達成した動きを実現するにはどうすればよいかを考えながらプログラ
ミングをさせ、様々な行程の所要時間を比較しながら最適な行程を見つけ出させる活動を仕組む。この活動に
より、第3学年で学習した重さの加法性と、本単元で身に付けてきたことを基に統合的・発展的に考察する力
を養うことができ、算数科で求められる資質・能力の育成に資することができると考える。
3 目 標
〇 速さの意味について理解し、速さを時速、分速、秒速などの単位を用いて表したり、比べたりすることが
できる。 【知識・技能】
〇 単位量あたりの考え方を用いて、道のりと時間の関係を基に速さを考えたり、道のりや時間の求め方を考
えたりすることができる。 【思考力・判断力・表現力等】
〇 単位量あたりの考え方を用いて、進んで速さ・道のり・時間の関係を調べようとしている。
【主体的に学習に取り組む態度】
4 評価規準
段階
知識・技能
思考力・判断力・表現力
主体的に学習に取り組む態度
つ
か
む
○ 2量が揃っていない場合に、
単位量あたりの考えを用いて速
さを比較できる。
○ 単位量あたりで比べる考え方
をもとに速さの比べ方を考えた
り、説明したりすることができ
る。
○ 生活経験をもとに速さの
意味を捉え、数理的に表す
方法を考えようとしてい
る。
つ
か
う
○ 速さは単位時間あたりの道の
りで表されることを理解し、道
のりと時間から速さを求めるこ
とができる。
○ 速さと時間から道のりを求め
ることができる。
○ 速さと道のりから時間を求め
ることができる。
○ 時速、分速、秒速の関係を理解
している。
○ 速さの意味を基に、道のりの
求め方を考えたり、説明したり
することができる。
○ 速さの意味を基に、時間の求
め方を考えたり、説明したりす
ることができる。
○ 身の回りで、速さがどの
ように表されているかに関
心をもち、学んだことを生
かそうとしている。
い
か
す
○ 速さの学習で学んだ概念や公
式を問題の目的に応じて適切に
用いることができる。
○ 意図した動作を実現するため
に、速さの学習で学んだ概念や
公式を問題解決の手順に沿って
組み立てることができる。
○ 日常生活の中で経験した
ことのある場面に、速さの
学習で身に付けてきたこと
を生かそうとしている。
5 単元計画(総時間 11 時間)
段階 配時学 習 活
動
主眼・指導上の留意点(○、プログラミングは●)
つ か む3
①
1 距離または時間が異なる場合の速さは
どのように比べるか考えることで、学習
課題をつかむ。
(1) 5年「単位量あたりの大きさ」の学
習をふり返る。
・2人の 50m走の記録、5分間走の記録
についてそれぞれ比べ方を考える。
・道のり、時間のどちらを単位量に揃え
て計算すればよいか話し合い、自己追
求する。
・追求結果から道のり、時間を単位量に
したときのよさを話し合う。
・Scratch3.0 上の2人の 40m走の動き
を見て、本時で身に付けた学習内容を
どのように組み込めば意図した動作が
できるか話し合う。
・追事象で求めた数値を Scratch3.0 に
組まれたプログラムに入力し、動作を
確認する。
(1) 既習の単位量あたりの大きさの比べ方
をいかして、道のりや時間が固定されてい
るときの速さの比べ方を理解することが
できる。
○ 単位量あたりの大きさの学習で「単位量
あたりに揃えれば答えが求められたこと」
を想起させるために、本時の問題を提示す
る前に単位量あたりの問題をどのように
考えて解いたかを話し合わせるようにす
る。
● 速さの違いを視覚的に捉えさせるため
に、Scratch3.0 に道のりまたは時間を入力
し、スプライトの動作確認をさせる。
①
(2) 時間と道のりの関係として速さが捉
えられることを知り、単元の課題をつ
かむ。
・キリン、カンガルー、ダチョウの道の
りと時間の表を基に道のり、時間のどち
らを単位量に揃えて計算すればよいか
話し合い、自己追求する。
・追求した結果を交流し、道のり、時間
をそれぞれ単位量にしたときの効率の
よさについて話し合う。
・Scratch3.0 上の馬の走りを見て、本時
で身に付けた学習内容をどのように組
み込めば意図した動作ができるか話し
合う。
・追事象で求めた数値を Scratch3.0 に
組まれたプログラムに入力し動作を確
認する。
(2) 速さの公式を用いて、道のりと時間か
ら速さを求めることができる。
○ 前時の学習を基に振り返り、時間か道の
りのどちらかに揃えるか判断させ問題解決
させることで、時間または道のりの単位量
あたりを比較できれば分かることを捉えさ
せる。
● 1時間あたりにおける道のりの差を視
覚的に捉えさせるために、Scratch3.0 に道
のりと時間を入力し、スプライトの動作確
認をさせる。
①
(3) 道のりと時間を基に速さの比べ方を
考える。
・時間と進んだ道のりが異なるAとBの
自動車について単位量をどちらにする
か話し合う。
・追求した結果を交流し、道のり、時間
をそれぞれ単位量にしたときの効率の
よさについて話し合う。
・Scratch3.0 上の動作から、本時の学習
内容をどのように組めば意図した動作
ができるか考え追事象を解く。
・追事象で求めた数値を Scratch3.0 に
組まれたプログラムに入力し動作を確
認する。
(3) 時速、分速、秒速の意味と、その表し方
を理解することができる。
● 1秒あたりにおける速さの差を視覚的
に捉えさせるために、道のりや1mあたりの
時間を求めて、求めた値をScratch3.0のブ
ロックに入力させる。
【学習課題】
単位量あたりの大きさを使って、速さについて調べていこう。
つ か う
4
②
2 速さ・時間・道のりを求める公式を考え、
導き出す。
(1) 速さと時間から道のりを求める。
・時速 230 ㎞で走る新幹線が3時間 30 分
で何㎞進むかについて、単位量を何に
すればよいか話し合う。
・単位量の選択から道のりを求めるまで
の過程を、カードを並べる方法でフロ
ーチャートに表す。
・フローチャートの過程を確認し合い、
効率よく求めるためには単位量(時間)
はどちらがよいか話し合う。
・話し合ったよさを用い追事象を追求し、
結果を交流する。
(1) 単位量あたりの考えを使って、速さと
時間から道のりを求めることができると
共に、単位量から道のりを求めるまでの過
程を筋道立てて並べることができる。
● 選択した単位量を基に、
「時間」と「分」
が合わさった時の道のりを求める過程を
フローチャートに表させることで、単位量
あたりで比べるには単位を揃えることが
必要であることを捉えさせる。
● 追事象のフローチャートを視覚的に確認
させるために、フローチャートにしたプロ
グラムを Scratch3.0 のブロックで組み立て
させる。
①
(2) 道のりと速さから、時間を求める。
・秒速 150mで進むリニアモーターカー
が3㎞進むのにかかる時間について単
位量を何にするか話し合う。
・フローチャートに単位量の選択から時
間(秒)を求めるまでの過程を穴埋め
式で書き表す。
・フローチャートの過程を確認し合い、
効率よく求めるには単位量(mか㎞)は
どちらがよいか話し合う。
・話し合ったよさを用い追事象を追求し、
結果を交流する。
(2) 単位量あたりの考えを使って、道のり
と速さから時間を求めることができると
共に、単位量から時間を求めるまでの過程
を筋道立てて書き表すことができる。
● 選択した単位量を基に、
「m」と「㎞」と
単位が異なる場合のかかった時間を求め
る過程をフローチャートに整理させるこ
とで、単位量あたりで比べるには単位を揃
えることが必要であることを捉えさせる。
● 追事象のフローチャートを視覚的に確
認させるために、フローチャートにしたプ
ログラムを Scratch3.0 のブロックで組み
立てさせる。
①
(3) 時速と分速と秒速との相互の関係を
理解し、いろいろな速さを比べる。
・時速 900 ㎞で飛ぶ飛行機と秒速 300m
の音の速さを比べるためには、まずど
ちらの速さ(時速と秒速)に揃えれば
よいか話し合う。
・フローチャートに単位量(時速と秒速)
の選択から単位変換、速さを比較する
までの過程を書き表す。
・フローチャートの過程を確認し、効率
よく求めるには単位量(時速か秒速)は
どちらがよいか話し合う。
・話し合ったよさを用い追事象を追求
し、結果を交流する。
(3) 時速と秒速といった単位量が違うもの
を揃えて比べることができると共に、単位
量を揃えて比較するまでの過程を筋道立
てて書き表すことができる。
● 選択した単位量を基に、
「時速」と「秒速」
が合わさった問題の時の速さを比べる過
程を、フローチャートに整理させること
で、単位量あたりで比べるには単位を揃え
ることが必要であることを捉えさせる。
● 追事象のフローチャートを視覚的に確
認させるために、フローチャートにしたプ
ログラムを Scratch3.0 のブロックで組み
立てさせる。
い か す
4
②
3 速さを用いて意図した動作を実現する
ためのプログラムを自分自身で組み立
て、問題を解決する。
(1) 速さが同じときは、同じ命令(記号)
を繰り返し使い、効率よく求める。
・A 地点まで 500mの道のりを4分かか
ったドローンが、同じ速さで A 地点から
1㎞先の B 地点に寄って、
さらに同じ速
さで B 地点から 1.5 ㎞先の C 地点に行
った時の動きを表すプログラムについ
て話し合う。
・同じ速さで進む場合のプログラムを効
率よく組み立てるための工夫を話し合
い 、 工 夫 を 基 に 追 事 象 を 追 求 し 、
Scratch3.0 に表す。
・Scratch3.0 に表したプログラムを確認
し合い、同じ速さの命令(記号)を効率
よく組み立てている根拠について話し
合う。
(1) 速さの公式を使い、求めた速さで出発
地から目的地まで向かうための行程をプ
ログラムで表現することができる。
● 交流で効率よく所要時間を求められる
プログラムについて話し合わせることで、
同じ速さで進む場合のプログラムは速さ
を決める命令(記号)をどの目的地のプロ
グラムにも働くようにすることで効率よ
く組み立てられることを捉えさせる。
②
(2) 始点から終点までの道のりや時間な
どの様々な情報から必要なものを選択
し、命令(記号)を組み立てる。
・ドローンの説明書と地図、配送量の情
報から、A・B・Cの家に荷物を届け
るプログラムについて話し合う。
・A・B・Cの家に荷物を届けることが
できる行程を Scratch3.0 にプログラ
ムし、かかる時間を求める。
・Scratch3.0 に表したプログラムを確認
し合い、どの家にも荷物を届ける方法
について話し合う。
・話し合って明瞭となったプログラムを
生かして、ドローンAとBの説明書か
ら、どちらのドローンを使うかや1度
に運ぶ物資の量について考え、最も早
く荷物を届ける行程を Scratch3.0 に
プログラムし、かかる時間を求める。
(2) ドローンの説明書や地図、表から問題
解決に必要な情報を選択し、用いる速さの
公式や運ぶ順番、運ぶ荷物を検討しなが
ら、全ての荷物を早く運べる行程をプログ
ラムで表現することができる。
【児童に提示する地図】
● 交流で最も早く荷物を届けるプログラム
について話し合わせた後になぜ最短時間な
のか理由を話し合わせることで、根拠を明
らかにして最短時間で荷物を届ける行程に
改善させる。
6 本時(1/11 時間)
令和〇年〇月〇日( ) 〇校時
7 主眼
既習の単位量あたりの大きさの比べ方をいかして、道のりや時間が固定されているときの速さの比べ
方を理解することができる。
8 準備物
ワークシート、タブレット、電子黒板
9 本時の展開
学習活動と内容 ・予想される児童の反応 指導上の留意点 ◆評価規準 形態 配時 導 入 展 開 終 末 サイクル① 1 本時の問題を提示し、気付きを出し合い、学習課題 を立てる。 (1)リニアモーターカーと新幹線の映像を見ながら 「速さ」について捉える。 (2)Scratch3.0 によるドローンの配送の動作を見て、 速さの学習とプログラミングとの関連を捉える。 (3)既習の「単位量あたりの大きさ」の学習内容を振 り返り、本時の問題事象から学習課題について話し 合う。 (4)見通しを基に、本時のめあてをつかむ。 ・50m走の方は道のりが2人とも同じ。 ・5分間走の方は時間が2人とも同じ。 ・道のりが同じときと、時間が同じときで、速さの比 べ方は違うのではないかな。 2 50m走、5分間走それぞれどちらが速いかを比べ、 結果を全体で確認する。 ・50m走は、道のりは同じだから時間が短い方が速い と言える。 ・5分間走は時間が同じだからたくさんの道のりを 走った方が速いと言える。 サイクル② 3 道のりと時間が異なる2人が 40m走をするプログ ラムに、要素となる時間と道のりを入力し、結果を確 認する。 ・それぞれが1秒あたりに 走る道のりを求める式が いる。 ・プログラムにはそれぞれ が走った道のりとかかっ た時間を入力しよう。 4 本時の学習を整理し、自己の学びについて振り返 る。 (1)本時の学習を整理する。 (2)自己の学びを振り返る。 ○映像を見ることで日常生活の中で、 速さの違いを直観で感じているこ とに気付かせると共に、本単元では 感覚的なものではなく数値によっ て比較できることも捉えさせる。 ○時間と道のりのどちらが固定され ているかを考えさせるために、全体 で確認した後、各自でもう一方が多 ければ速いのか少なければ速いの か判断させる。 ○道のりも時間も異なる場合にはど ちらかを揃えなければ比べられな いことを全体で確認し、プログラム に入力させる。 ◆生活経験をもとに速さを捉えよう としている。 【主体的に学習に取り組む態度】 ○問題解決に必要な要素について確 認した後に問題を解き、その後プロ グラムに入力するよう指示する。 ◆2量が揃っていない場合に、単位量 あたりの考えを用いて速さを比較 できる。 【知識・技能】 ○本時、自分ができるようになったこ と、プログラムについて分かったこ とを書かせる。 全体 全体 ペア 全体 個 ↓ 全体 個 ↓ 全体 全体 個 13 分 25 分 7分 めあて 速さをどのようにくらべたらよいか考え、どちらが速いか調べよう。 まとめ 道のりとかかる時間が違っても、1秒あたりに進む道のりにすれば、どちらが速い か比べられる。 問 題さとしさんとたいきさんは 50m走で 競いました。 かおりさんとなおみさんは5分間走 で競いました
。
問 題 かおりさんは 50mを8秒で、なおみさんは 60mを 10 秒で走ります。かおりさん となおみさんが 40m走をするとどちらが速いと言えるでしょうか。 ◆速さに必要な数値や単位量あたり を求める式を正しく入力できる。 【抽出力】【 子供たちが走っている図 】
6 本時(2/11 時間)
令和〇年〇月〇日( ) 〇校時
7 主眼
速さと時間、道のりの関係を用いて、道のりと時間から速さを求めることができる。
8 準備物
ワークシート、タブレット、電子黒板、電卓
9 本時の展開
学習活動と内容 ・予想される児童の反応 指導上の留意点 ◆評価規準 形態配時
導 入 展 開 終 末 サイクル① 1 本時の問題を提示し、気付きを出し合い、学習課題 を立てる。 (1)本時の問題事象から学習課題について話し合う。 (2)見通しを基に、本時のめあてをつかむ。 ・3つの動物をそれぞれ1秒あたりにして比べれば いいね。 ・1mあたり何秒かかるかで求められないかな。 2 1秒あたりでそれぞれの動物の速さを計算し、結果 を全体で確認し合う。 ・1秒あたりは道のり÷時間の式で求められる。 ・キリンとカンガルー、キリンとダチョウはそのまま の数で比べられる。 ・カンガルーとダチョウだけが比べられないから1秒 あたりにして比べよう。 200÷10=20 160÷7=22.857… サイクル② 3 走った道のりと時間が異なる馬とキリンが速さ比 べをするプログラムに、要素となる時間と道のりを入 力し、結果を確認する。 ・それぞれの動物が1秒 あたりに走る道のりを 求める式がいる。 ・プログラムに、走った 道のりとかかった時 間を入力しよう。 4 本時の学習を整理すると共に、本単元の学習課題を 設定する。 (1)本時の学習をまとめる。 (2)速さは何を調べることで求めることができるのか について話し合い、学習課題をつくる。 ○児童に課題を把握させるために、そ れぞれの動物が実際に走っている 様子の動画を電子黒板に映して見 せる。 ○児童がプログラムをつくるときの ヒントとして見返すことができる ように問題に対する児童の気付き をホワイトボードに書いて提示す る。 ○割り切れない計算もあるため、計算 による誤りでつまずかないように、 電卓を使ってもよいとする。 ◆速さを数理的に表す方法を考えよ うとしている。 【主体的に学習に取り組む態度】 ◆2量が揃っていない動物について、 単位量あたりの考えを用いて速さ を比較できる。 【知識・技能】 ○自分自身で必要な要素を取り出し、ど こに入力すればよいか判断させるため に、Scratch3.0 で要素となる数や式が 空欄となったプログラムを配信する。 ○本時、何を調べて速さを比べること ができたか問うことで、単位量あた りの考えを使って求めたことに着 目させる。 ペア 全体 個 ↓ 全体 個 ↓ 全体 全体 全体 8分 30 分 7分 まとめ 1秒あたりに進む道のりにかかる時間を比べれば、どれがいちばん速いかが分か る。 問 題 キリン、カンガルー、ダチョウの走った道のりと時間を表しています。どの動物 がいちばん速いですか。 めあて 1秒あたりに進む道のりで、どの動物がいちばん速いかくらべよう。 【学習課題】 単位量あたりの大きさを使って、速さについて調べていこう。 ◆速さに必要な数値や単位量あたり を求める式を正しく入力できる。 【抽出力】 ◆速さに必要な数値や単位量あたり を求める式を正しく入力できる。 【抽出力】6 本時(3/11 時間)
令和〇年〇月〇日( ) 〇校時
7 主眼
時速、分速、秒速の意味と、その表し方を理解することができる。
8 準備物
ワークシート、タブレット、電子黒板
9 本時の展開
学習活動と内容 ・予想される児童の反応 指導上の留意点 ◆評価規準 形態 配時 導 入 展 開 終 末 サイクル① 1 本時の問題を提示し、気付きを出し合い、学習課題 を立てる。 (1)本時の問題事象から学習課題について話し合う。 ・2時間と3時間で、時間が違うからそのままでは比 べられないね。 (2)見通しを基に、本時のめあてをつかむ。 ・それぞれ1時間で何㎞進んだかを求めれば、どちら が速いかが分かる。 2 1 時間あたりに進んだ道のりでそれぞれの速さを求 め、結果を確認し合う。 (1)AとBの自動車それぞれの速さを求める。 ・Ⓐ150÷2=75 1時間あたり 75 ㎞ ・Ⓑ240÷3=80 1時間あたり 80 ㎞ ・1時間で進む道のりが多い方が速いから B の自動車 が速い。 (2)速さを求めた結果を確認し合う。 (3)時速、分速、秒速の言葉の意味を知る。 サイクル② 3 道のりと時間が異なる2台の車の速さ比べをする プログラムに、要素となる時間と道のりを入力し、結 果を確認する。 ・1時間あたりに進んだ 道のりにすると比べら れるね。 ・プログラムに入力する のは道のりと時間の数 と速さを求める公式だ ね。 4 本時の学習を整理し、自己の学びについて振り返 る。 (1)本時の学習を整理する。 (2)自己の学びを振り返る。 ○児童がプログラムをつくるときの ヒントとして見返すことができる ように問題に対する児童の気付き をホワイトボードに書いて提示す る。 〇Aの自動車とBの自動車の速さを 求めた結果から、どちらが速いか判 断した根拠を書かせるよう指示を しておく。 ◆速さを数理的に表す方法を考えよ うとしている。 【主体的に学習に取り組む態度】 ◆2量が揃っていない場合に、単位量 あたりの考えを用いて速さを比較 できる。 【知識・技能】 ○情報を共有しやすいように、パソコ ン上に入力した数値や式といった 要素の部分を電子黒板に投影し視 覚化する。 ○本時、自分ができるようになったこ と、プログラミングをするとよいと ころの2つの視点で書かせる。 ペア 全体 個 全体 全体 個 ↓ 全体 全体 個 7分 30 分 8分 めあて 1時間あたりに進む道のりで、どちらの自動車が速いかくらべよう。 問 題 Aの自動車は 150 ㎞を2時間で、Bの自動車は 240 ㎞を3時間で進みました。A とBの自動車では、どちらが速いですか。 問 題 C の自動車は 350 ㎞を4時間で、D の自動車は 380 ㎞を5時間で進みました。C と D の自動車では、どちらが速いですか。 まとめ 1時間あたりに進む道のりを求めると、値が大きい方が速いことが分かる。 ◆速さに必要な数値や単位量あたりを 求める式を正しく入力できる。 【抽出力】 ◆速さに必要な数値や単位量あたり を求める式を正しく入力できる。 【抽出力】6 本時(4・5/11 時間)
令和〇年〇月〇日( ) 〇校時
7 主眼
単位量あたりを用いる考えを使って、速さと時間から道のりを求めることができると共に、単位量か
ら道のりを求めるまでの過程を筋道立てて並べることができる。
8 準備物
ワークシート、タブレット、電子黒板
9 本時の展開
学習活動と内容 ・予想される児童の反応 指導上の留意点 ◆評価規準 形態 配時 導 入 展 開 終 末 サイクル① 1 本時の問題を提示し、気付きを出し合い、学習課題 を立てる。 (1)本時の問題事象から学習課題について話し合う。 ・時速は1時間あたりの道のりだから3時間分はすぐ 求められそう。 ・30 分で走る道のりをどのように求めればいいかな。 (2)見通しを基に、本時のめあてをつかむ。 2 新幹線の進んだ道のりを求める 過程を一つ一つの命令(記号)に 分け、フローチャートに表す。 (1)各自で問題解決の手順に沿って 命令(記号)を並べる。 (2)並べた命令(記号)を比較し合 い、問題を解決するための手順を する。 (3)単位量は時間と分のどちらに揃えればよいか話し 合う。 サイクル② 3 走り始めて 10 秒後の差を求める問題をフローチャ ートに表し、結果を全体で確認する。 (1)各自で問題解決の手順に沿ってフローチャートに 書き表す。 (2)各自のフローチャートを全体で確認する。 (3)第1時で Scratch3.0 に 入 力 し た ブ ロ ッ ク を、フローチャートを 基につくりかえ、問題 場面に合った動作を実 現する。 4 本時の学習を整理し、自己の学びについて振り返 る。 (1)本時の学習を整理する。 (2)自己の学びを振り返る。 ○児童がプログラムをつくるときの ヒントとして見返すことができる ように問題に対する児童の気付き をホワイトボードに書いて提示す る。 ◆身の回りの速さを、学んだことを使 って表そうとしている。 【主体的に学習に取り組む態度】 ◆単位量あたりの考え方を用いて、道 のりの求め方を考えることができ る。 【思考力・判断力・表現力】 ○本時は第1時から時間が固定され、 道のりの差を比べる問題に変わっ たことに気付かせるために、第1時 の問題とブロックを提示して比較 させる。 ○情報を共有しやすくするために、フ ローチャートの記述を写真で撮り、 電子黒板に提示して話し合わせる。 ○本時、自分ができるようになったこ と、プログラミングをするとよいと ころの2つの視点で書かせる。 ペア 全体 個 小集団 全体 個 全体 全体 全体 個 10 分 70 分 10 分 めあて 時速とかかった時間から新幹線の進んだ道のりを求めよう。 まとめ 1時間あたりや1秒あたりの速さとかかった時間をもとに、道のりを求めることが できる。 。 問 題 時速 230 ㎞で走る新幹線が3時間 30 分で走る道のりは何㎞でしょうか。 問 題 かおりさんは 40mを7秒で、なおみさんは 60mを9秒で走ります。かおりさん となおみさんが競走すると、10 秒後にどのくらい差がついていると言えるでしょうか。 ◆問題を解決する過程を細かく命令 (記号)に分けることができる。 【構築力】 ◆問題解決の手順に沿って命令(記 号)を組むことができる。 【構築力】 ◆問題解決の手順に沿って命令(記 号)を組むことができる。【構築力】6 本時(6/11 時間)
令和〇年〇月〇日( ) 〇校時
7 主眼
単位量あたりを用いる考えを使って、道のりと速さから時間を求めることができると共に、単位量か
ら時間を求めるまでの過程を筋道立てて書き表すことができる。
8 準備物
ワークシート、タブレット、電子黒板
9 本時の展開
学習活動と内容 ・予想される児童の反応 指導上の留意点 ◆評価規準 形態 配時 導 入 展 開 終 末 サイクル① 1 本時の問題を提示し、気付きを出し合い、学習課題 を立てる。 (1)本時の問題事象から学習課題について話し合う。 ・秒速だから1秒で 150m走るということだ。 ・単位が㎞とmで揃っていないから、どちらかに揃え ないと比べられない。 (2)見通しを基に、本時のめあてをつかむ。 ・計算する前に㎞とmのどちらかに揃えないといけ ないな。 2 リニアモーターカーが3㎞進む のにかかる時間が求められるまで の過程を一つ一つの命令(記号)に 分け、フローチャートに表す。 (1)各自で問題解決の手順に沿って フローチャートに言葉を入れて 組み立てる。 (2)フローチャートを比較し合い、解決に必要な命令 (記号)を整理する。 (3)単位量はmと㎞のどちらに揃えればよいか話し合 う。 サイクル② 3 走り始めて 200m後の差を求める問題をフローチャ ートに表し、結果を全体で確認する。 (1)各自で問題解決の手順に沿ってフローチャートに 書き表す。 (2)各自のフローチャート を全体で確認する。 (3)第1時で Scratch3.0 に 入力したブロックを、フ ローチャートを基につ くりかえ、問題場面に合 った動作を実現する。 4 本時の学習を整理し、自己の学びについて振り返 る。 (1)本時の学習を整理する。 (2)自己の学びを振り返る。 ○児童がプログラムをつくるときの ヒントとして見返すことができる ように問題に対する児童の気付き をホワイトボードに書いて提示す る。 ◆身の回りの速さを、学んだことを使 って表そうとしている。 【主体的に学習に取り組む態度】 ◆速さを数理的に表す方法を考えよ うとしている。 【主体的に学習に取り組む態度】 ○速さと道のりの数値を取り出すこと、単 位を揃えること、式を考えることの3つ が必要であることを全体で確認してか ら各自で追求させる。 ○本時は第1時から道のりが固定さ れ、時間の差を比べる問題に変わっ たことに気付かせるために、第1時 の問題とブロックを提示して比較 させる。 ◆単位量あたりの考え方を用いて、道 のりの求め方を考えることができ る。 【思考力・判断力・表現力】 ○本時、自分ができるようになったこ と、プログラミングをするとよいと ころの2つの視点で書かせる。 ペア 全体 個 小集団 全体 個 全体 全体 全体 個 7分 34 分 4分 めあて 進む速さと道のりから、時間を求め、求めた手順をまとめよう。 まとめ 道のりを速さでわることで、どのくらいの時間がかかるのか分かる。 問 題 秒速 150mで進むリニアモーターカーが3㎞進むのに何秒かかりますか。 問 題 かおりさんは 60mを9秒で、なおみさんは 80mを 13 秒で走ります。かおりさん となおみさんが 200m競走をすると、どのくらいの差がついていると言えるでしょうか。 ◆問題を解決する過程を細かく命令 (記号)に分けることができる。 【構築力】 ◆問題解決の手順に沿って命令(記 号)を組むことができる。【構築力】 ◆問題の条件に合わせて命令(記号) を組むことができる。【構築力】6 本時(7/11 時間)
令和〇年〇月〇日( ) 〇校時
7 主眼
時速と秒速といった、単位量が違うものを揃えて比べることができると共に、単位量を揃えて比較す
るまでの過程を筋道立てて書き表すことができる。
8 準備物
ワークシート、タブレット、電子黒板
9 本時の展開
学習活動と内容 ・予想される児童の反応 指導上の留意点 ◆評価規準 形態 配時 導 入 展 開 終 末 サイクル① 1 本時の問題を提示し、気付きを出し合い、学習課題 を立てる。 (1)本時の問題事象から学習課題について話し合う。 (2)見通しを基に、本時のめあてをつかむ。 ・時速と秒速だから問題文のままでは比べられない。 ・1秒あたりに揃えるか1時間あたりに揃えれば比べ られそう。 2 秒速を時速にするための解決の手順をフローチャ ートに表す。 (1)各自で問題解決の手順に 沿ってフローチャートに 書き表す。 (2)フローチャートを比較し 合い、解決に必要な命令 (記号)を整理する。 (3)単位量は㎞とmのどちらに揃えればよいか話し合 う。 サイクル② 3 速い順に並べる問題をフローチャートに表し、結果 を全体で確認する。 (1)各自で問題解決の手順に沿ってフローチャートに 書き表す。 (2)各自のフローチャート を全体で確認する。 (3)フローチャートの命令 (記号)を Scratch3.0 に 表し、動作を見て、視覚 的に捉える。 4 本時の学習を整理し、自己の学びについて振り返 る。 (1)本時の学習を整理する。 (2)自己の学びを振り返る。 ○問題に対する児童の気付きをホワ イトボードに書いて提示すること で、児童がプログラムをつくるとき のヒントとして見返すことができ るようにする。 ○速さを分かりやすく比べるために 秒速と時速のどちらに揃えるかを 決定させ、問題解決に取り組ませ る。 ○情報を共有しやすいように、ワーク シートにまとめた情報を写真で撮 り、電子黒板で提示できるようにす る。 ◆身の回りの速さを、学んだことを使 って表そうとしている。 【主体的に学習に取り組む態度】 ◆単位量あたりの考え方を用いて、道 のりの求め方を考えることができ る。 【思考力・判断力・表現力】 ○本時、自分ができるようになったこ と、プログラミングをするとよいと ころの2つの視点で書かせる。 ペア 全体 個 小集団 全体 個 全体 個 全体 個 7分 32 分 6分 めあて 時速と秒速を揃えて、飛行機と音はどちらが速いか比べる手順を考えよう。 問 題 時速 900 ㎞で飛ぶ飛行機と秒速 300mの音の速さを比べます。どちらが速いでしょ うか。 まとめ 時速と秒速のように、単位にする時間が違うときはどちらかにそろえることで速さ を比べることができる。 問 題 次の㋐㋑㋒を速い順に並べましょう。 ㋐秒速 5.5mで飛ぶつばめ ㋑分速 1.1 ㎞で走る馬 ㋒2時間で 150 ㎞走った自動車 ◆問題解決の手順に沿って命令(記 号)を組むことができる。【構築力】 ◆問題解決の手順に沿って命令(記 号)を組むことができる。【構築力】6 本時(8・9/11 時間)
令和〇年〇月〇日( ) 〇校時
7 主眼
速さの公式を使い、求めた速さで出発地から目的地まで向かうのにかかる時間を求める過程をプログ
ラムで表現することができる。
8 準備物
ワークシート、タブレット、電子黒板
9 本時の展開
学習活動と内容 ・予想される児童の反応 指導上の留意点 ◆評価規準 形態 配時 導 入 展 開 終 末 サイクル① 1 本時の問題を提示し、気付きを出し合い、学習課題 を立てる。 (1)本時の問題事象から学習課題について話し合う。 (2)見通しを基に、本時のめあてをつかむ。 ・同じ速さだから、A 地点までの速さを他にも使えな いかな。 2 C地点まで行くプログラムをつ くる。 (1)各自で問題に示された行程に 沿って Scratch3.0 のブロック を組み立てる。 (2)各自のプログラムを小集団で 確認し合う。 サイクル② 3 ドローンを飛ばす別の行程の問題事象について、効 率よく組み立てる方法を用いてプログラムをつくる。 (1)同じ速さで進む場合のプログラムを効率よく組み 立てるための工夫について話し合う。 (2)各自で2問目の問題文に示された行程に沿って Scratch3.0 のブロックを組み立てる。 (3)各自のプログラムを電子黒板に提示されたもの を見て、全体で確認し合う。 4 本時の学習を整理し、自己の学びについて振り返 る。 (1)本時の学習を整理する。 (2)自己の学びを振り返る。 ○児童に課題を把握させるために、 Scratch3.0 上でドローンが動く様 子を電子黒板に映して見せる。 ○問題文をイメージしづらい児童の ために問題文と地図を1つずつ照 らし合わせることで捉えさせる。 ○動作とプログラムを互いに見合い、 自己のプログラムと比べるよう指 示をしてから交流させる。 ○目的地を一直線に並べた図を提示 することで、同じ速さで進む場合は 出発地からC地点まで速さの命令 (記号)が 1 回でプログラムできる ことを捉えさせる。 ◆日常生活で経験する場面に本単元 で学んできたことを使っている。 【主体的に学習に取り組む態度】 ○本時、自分ができるようになったこ と、プログラミングをするとよいと ころの2つの視点で書かせる。 ペア 全体 個 全体 小集団 ↓ 全体 個 全体 全体 個 13 分 70 分 7分 めあて 速さで学習したことや速さの公式を使って、ドローンが出発してから C 地点に行く までの時間をプログラムで求めよう。 問 題 いちろうさんは買ってきたドローンをA地点、B 地点を経由しながらC地点まで飛ばすことにしました。A 地点までは4分かかりました。A 地点までの道のりは 500m あります。同じ速さでB地点、C地点まで飛ばします。A 地点からB地点までは1㎞あります。B地点からC地点ま では1.5㎞あります。スタートからC地点までドローンを 飛ばすと全部で何分かかりますか。 問 題 はなこさんは買ってきたドローンを D 地点、E 地点を経由しながら F 地点まで飛ばす ことにしました。ドローンは同じ速さで飛ぶことができます。 D 地点までは 1kmあり、10 分で到着しました。D 地点から E 地点までは 1.3kmあり、E 地点から F 地点までは 500mあ ります。 スタートから F 地点までドローンを飛ばすと全部で何分かかりますか。 ◆問題解決の手順に沿って命令(記 号)を組むことができる。 【構築力】 ◆同じ速さのところは1つの命令(記 号)でまとめた効率のよいプログ ラムを組み立てることができる。 【改善力】 まとめ 同じ速さで進むときは、道のりを求めた速さでわることでかかる時間がわかり、ド ローンの行程を整理することができた。6 本時(10・11/11 時間)
令和〇年〇月〇日( ) 〇校時
7 主眼
ドローンの説明書や地図、表から問題解決に必要な情報を選択し、速さの公式や運ぶ順番、荷物の重
さを検討して、最も速い配送の時間を求める過程をプログラムで表現することができる。
8 準備物
ワークシート、タブレット、電子黒板
9 本時の展開
学習活動と内容 ・予想される児童の反応 指導上の留意点 ◆評価規準 形態 配時 導 入 展 開 サイクル① 1 本時の問題から、気付きを出し合い、学習課題を立 てる。 (1)ドローンの説明書と地図、配送量の情報から効率 よく物資を届けるプログラムについて話し合う。 ・。 ・Aの家の荷物は1回では運べないな。 ・Bの家とCの家の荷物はまとめて運べないな。 ・どの家にどちらのドローンで配達しようかな。 (2)気付きを基に、解決の見通しを立てる。 ・荷物を積みなおすときは配送センターにもどるこ ともプログラムに入れないといけないな。 (3)見通しを基に、本時のめあてをつかむ。 2 Scratch3.0 で、A・B・Cの家に荷物を届けるプロ グラムをつくる。 (1)自力で荷物を届けるプログラムをつくる。 ・Aの家にはペットボトル6本、4本で2回運ぶ。 ・Aの家にはドローンAだけで運ぼうかな。 ・Bの家とCの家の荷物は、一緒に運ぼう。 (2)小集団で、それぞれの配送のプログラムを見合い、 全ての家に表に書かれた荷物を運ぶプログラムに なっているか確認し合う。 (3)全体で各自の配送のプログラムを見合い、問題の 条件に適したものにするために共通している点につ いて話し合う。 ・Aの家には、必ずドローンを2回向かわせないと荷 物をとどけられません。 ・Aの家に2回配達するのでAの家に行くプログラム が2回必要です。 ・ドローンAとドローンBの速さを比べると、ドロー ンBの方が速いので、ドローンBを使った方が速く 届けられます。 サイクル② ○児童に課題を把握させるために、 Scratch3.0 上でドローンが荷物を 届ける様子を電子黒板に映して見 せる。 ○問題に対する児童の気付きをホワ イトボードに書いて提示しておき、 児童がプログラムをつくるときの ヒントとして見返すことができる ようにする。 ○Scratch3.0 の動作を互いに見合い、 かかる時間を比べ、最も早い配送の プログラムを自己のプログラムと 比べるよう指示をしてから交流さ せる。 ◆日常生活で経験する場面に本単元 で学んできたことを使っている。 【主体的に学習に取り組む態度】 ペア 全体 全体 個 小集団 全体 13 分 67 分 めあて ドローンの速さや積む荷物の量、道のりを考えて、配達するのにかかる時間をプロ グラムで求めよう。 問 題 たろうさんはドローンAとドローンBを使って、Aの家、Bの家、Cの家に表に書 かれた荷物をとどけます。A・B・Cの家に荷物を運んだときにかかる時間を求め ましょう。(ただし、ドローンAとBを同時に飛ばすことはできません。) ◆資料から必要な情報を収集しプログ ラムを組み立てることができる。 【構築力】 ◆自己と他者のプログラムの比較か ら、問題の条件に適したものにする ために必要な命令(記号)を検証す ることができる。 【改善力】展 開 終 末 3 ドローンAとBの説明書と地図、配送量の情報から 効率よく物資を届けるプログラムについて話し合い、 Scratch3.0 でできるだけ早く荷物を届けるプログラ ムをつくる。 (1)最も早く配達できるようにするためには、1問目 でつくったプログラムをどのように変えればよい か考え、プログラムを組み立て直す。 ・ドローンAでAの家に6本運ぶと、残りの4本はど ちらのドローンでも運べる。 ・Bの家とCの家の荷物は、どちらのドローンでも一 緒に運べる。 ・できる限り一緒に運んだ方が配送センターにもど らなくていい分、早く届けられる。 (2)全体でどの運び方が最も早いか比較し、なぜその プログラムで配送すると最も早いのか理由を話し 合う。 ・ドローンAは一度に多く運べるけど、速さを比べる とドローンBが速いからAの家の2回目の配達は ドローンBで届けた方が配送時間を短くできる。 ・今度は、Aの家にはドローンAにペットボトル6本、 ドローンBにペットボトル4本を運ばせると早く 運べる。 4 本時の学習を整理し、自己の学びについて振り返 る。 (1)本時の学習を整理する。 (2)自己の学びを振り返る。 ◆目的に応じて、意図した動作を実現 するために速さの学習で学んだ概 念や公式を問題解決の手順に沿っ て組み立てている。 【思考力・判断力・表現力】 ○本時、自分ができるようになったこ と、プログラミングをするとよいと ころの2つの視点で書かせる。 個 全体 全体 個 10 分 まとめ 学習してきたことを使って速さを求めたり、できるだけ多く運ぶ積み方を考えたり することで、1番早い配送手順を見つけることができた。 問 題 Aの家、Bの家、Cの家から、「できるだけ早くとどけてほしい」というおねがい をされました。A・B・Cの家に最も早く荷物をとどけるには、どちらのドローン でどの家にとどければよいか考えて、かかる時間を求めましょう。 (ただし、ドローンAとBを同時に飛ばすことはできません。) ◆自己と他者のプログラムを検証 し、より早い配送のプログラムへ と自己のプログラムを付加・修正 することができる。 【改善力】