• 検索結果がありません。

一. 中国最新法令 (2017 年 6 月中旬 ~2017 年 7 月中旬公布分 ) 1. 中央法規 (1) 外商投資産業指導目録 (2017 年改正版 ) 1 国家発展改革委員会 商務部 2017 年 6 月 28 日公布 2017 年 7 月 28 日実施 1 背景中国では 外商投資産業指導目録

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "一. 中国最新法令 (2017 年 6 月中旬 ~2017 年 7 月中旬公布分 ) 1. 中央法規 (1) 外商投資産業指導目録 (2017 年改正版 ) 1 国家発展改革委員会 商務部 2017 年 6 月 28 日公布 2017 年 7 月 28 日実施 1 背景中国では 外商投資産業指導目録"

Copied!
27
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

TMI 中国最新法令情報

―(2017 年 7 月号)―

TMI 総合法律事務所

〒106-6123 東京都港区六本木 6-10-1 六本木ヒルズ森タワー23 階 TEL: +81-(0)3-6438-5511 E-mail: [email protected] 〒200031 上海市徐匯区淮海中路 1045 号 淮海国際広場 2606 室 TEL: +86-(0)21-5465-2233 〒100020 北京市朝陽区朝外大街乙 12 号 昆泰国際大厦 2412A 室 TEL:+86-(0)10-5925-1200 皆様には、日頃より弊事務所へのご厚情を賜り誠にありがとうございます。 お客様の中国ビジネスのご参考までに、「TMI 中国最新法令情報」をお届けします。記事の 内容やテーマについてご要望やご質問がございましたら、ご遠慮なく弊事務所へご連絡下さい。 バックナンバーについては、弊事務所のウェブサイトに掲載させていただきますので、併せて ご利用下さい。(http://www.tmi.gr.jp/global/legal_info/china/index.html) 目次 一.中国最新法令 1. 中央法規 (1) 外商投資産業指導目録(2017 年改正版) (2) 中華人民共和国水汚染防止改善法 二.連載 中国企業法実務/第十一弾:外商投資企業の各種手続 (第 8 回 企業買収) 三.中国法務の現場より 1. 帰任に際して 2. 重要情報インフラとは?

(2)

一.中国最新法令(2017 年 6 月中旬~2017 年 7 月中旬公布分)

1.中央法規 (1) 外商投資産業指導目録(2017 年改正版)1 国家発展改革委員会、商務部 2017 年 6 月 28 日公布、2017 年 7 月 28 日実施 ① 背景 中国では、外商投資産業指導目録は、1995 年に制定されてから 2002 年、2004 年、 2007 年、2011 年、2015 年の 5 回にわたり改正されてきたが、今回は第 6 回目の改正 がなされた。 2015 年 5 月 5 日に公布された「中共中央 国務院による開放型経済新体制の構築 に関する若干意見」において、対外開放を更に拡大することの重要性が強調されてい たが2、これを受けて、2016 年 12 月 7 日に「外商投資産業指導目録(改正稿)」が公 表され、今回改正に関する意見募集がなされた上で、新たに外商投資産業指導目録 (2017 年改正版)(以下「2017 年版」といい、2015 年改正版については「2015 年版」 という。)が公布されるに至った。 ② 内容 2017 年版における 2015 年版からの主な変化点を、以下の通りに整理する3 ア サービス業、製造業および採鉱業における外資参入制限緩和 サービス業について、道路旅客運輸、会計・監査、信用調査と格付サービス会社 等に関する外資参入制限が削除された。また、製造業について、新エネルギー自動 車の充電式動力電池の製造、オートバイの製造、純電動自動車完成車製品を生産す る合弁企業を設立する場合の 2 社の制限などに関する外資参入制限が削除された。 採鉱業については、オイルサンドなど非通常型オイル・ガスの探査、開発および坑 内ガスの利用、貴金属(金・銀・プラチナ族)の探査、採鉱などに関する外資参入 制限が削除された。 イ ネガティブリストへの統合 外商投資企業の届出制度との整合性を図るため、2017 年版では、2015 年版にお ける奨励類のうち、持分支配・高級管理について条件のあるもの、制限類及び禁止 類を「外商投資参入ネガティブリスト」として統合した4 これにより、一部の項目については、奨励類に帰属しながらも、制限類にも帰属 1 《外商投资产业指导目录(2017 年修订)》 2 http://www.ndrc.gov.cn/fzgggz/wzly/zcfg/201509/t20150921_751689.html 3 http://www.ndrc.gov.cn/zcfb/jd/201706/t20170628_852906.html 4 なお、自由貿易試験区において適用されるネガティブリストについては、2017 年 6 月号にて紹介して いるので、こちらを参照されたい (http://www.tmi.gr.jp/wp-content/uploads/2017/07/TMI-China-News-June-2017.pdf)。

(3)

するものが生じている。これらについては、奨励類としての優遇政策を享受するこ とができるものの、制限類に定められている要件を満たす必要があり、留意する必 要がある。 ウ 制限類および禁止類における「内外資一致」項目の削除 2017 年版においては、内資、外資にかかわらず、等しく制限を受ける項目につ いては削除されている。制限類については、大型テーマパークの建設、経営などが 削除され、禁止類については、ゴルフ場・別荘の建設、風俗業などが削除されてい る。 ③ 2017 年版及び 2015 年版対比表 2017 年版と 2015 年版の各変更点について、以下のとおり整理する。 ア 奨励類 No. 2015 年版 2017 年版 備考 1 7.農作物の藁の還元及び総合利 用、有機肥料の開発、生産 7.農作物の藁資源の総合利用、 有機肥料の開発、生産 変更 2 11.石油、天然ガス(オイルシェ ール、オイルサイド、シェールガ ス、炭層ガス等の非通常型オイ ル・ガスを含む)の探査、開発及 び坑内ガスの利用(合弁、合作に 限る) 11.石油、天然ガスの探査、開発 及び坑内ガスの利用 条件を 制限 類 2 へ 制限類 2.石油、天然ガス(オイルシェ ールを含む、オイルサイド、シ ェールガス、炭層ガス等を除 く)の探査、開発(合弁、合作 に限る) 3 16.グリーン無公害飼料及び添加 剤の開発 16.安全かつ高効率の環境保護 飼料及び飼料添加剤(メチオニ ンを含む)の開発及び生産 変更 4 19.幼児乳児、高齢者用食品及び 保健食品の開発、生産 19.幼児乳児用配合食品、特殊医 学用配合食品及び保健食品の 開発、生産 変更 5 20.森林食品の開発、生産 20.森林農産品の加工 変更 6 35.合成材料の付属原料:過酸化 水素酸化プロピレン法によるプ ロピレンオキシド、ナフタレンジ 35.合成材料の付属原料:過酸化 水素酸化プロピレン法による プロピレンオキシド、過酸化水 変更

(4)

カ ル ボ ン 酸 ジ メ チ ル エ ス テ ル (NDC)、1,4―シクロヘキサンジ メタノール(CHDM)、5 万トン/ 年およびそれ以上のジエン法ア ジポニトリル、ヘキサンジアミン の生産 素で塩化アリルを酸化させる 方法によるプロピレンオキシ ド、ナフタレンジカルボン酸ジ メチルエステル(NDC)、1,4― シクロヘキサンジメタノール (CHDM)、5 万トン/年および それ以上のジエン法アジポニ トリル、ヘキサンジアミンの生 産 7 37.合成ゴム:イソプレンゴム、 ウレタンゴム、アクリルゴム、エ ピクロロヒドリンゴム、フッ素ゴ ム、シリコンゴム等の特殊ゴムの 生産 37.合成ゴム:ウレタンゴム、ア クリルゴム、エピクロロヒドリ ンゴム、フッ素ゴム、シリコン ゴム等の特殊ゴムの生産 変更 8 40.環境保護型印刷インク、環境 保護型芳香族油の生産 40.水性インク、電子線硬化紫外 光硬化等低揮発性インク、環境 保護型有機溶剤生産 変更 9 66.ナイロン 11、ナイロン 1414、 ナイロン 46、長鎖炭素ナイロン、 高耐熱性ナイロン等の新型ポリ アミドの開発と生産 66. ナイロン 11、ナイロン 12、 ナイロン 1414、ナイロン 46、 長鎖炭素ナイロン、高耐熱性ナ イロン等の新型ポリアミドの 開発と生産 変更 10 74.新技術機能ガラスの開発、生 産:電磁波シールドガラス、マイ クロエレクトロニクス用ガラス 基板、赤外線透過無鉛ガラス、電 子レベルで大規格の石英ガラス 製品(管、板、るつぼ、計器器皿 等)、光学性能が優れている多機 能ウィンドシールドガラス、情報 技術用極限材料および製品(導波 レベルで高精密の光ファイバー プリフォーム石英ガラススリー ブ お よ び セ ラ ミ ッ ク 基 板 を 含 む)、高純度(≧99.998%)・超純 74.新技術機能ガラスの開発、生 産:電磁波シールドガラス、マ イクロエレクトロニクス用ガ ラス基板、赤外線透過無鉛カル コゲナイドガラスおよび製品、 電子レベルで大規格の石英ガ ラス製品(管、板、るつぼ、計 器器皿等)、光学性能が優れて いる多機能ウィンドシールド ガラス、情報技術用極限材料お よび製品(導波レベルで高精密 の光ファイバープリフォー ム 石英ガラススリーブおよびセ 変更

(5)

度(≧99.999%)の水晶原料の精 錬加工 ラミック基板を含む)、高純度 ( ≧ 99.998 % )・ 超 純 度 ( ≧ 99.999%)の水晶原料の精錬加 工 11 80.窒化アルミ(AIN)セラミック 基板、多孔セラミック生産 80.多孔セラミック生産 変更 12 92.工業副産物石膏の総合利用 92.工業副産物石膏等産業廃棄 物の総合利用 変更 13 98.各種榖物、油脂食品、果物・ 野菜、飲料、日用化学製品等の内 容物の包装に用いる金属パッケ ージ製品(厚さ 0.3 ミリメートル 以下)の製造および加工(製品の 内外壁の印刷塗布加工を含む) 98.各種榖物、油脂食品、果物・ 野菜、飲料、日用化学製品等の 内容物の包装に用いる金属パ ッケージ製品(完成品でなけれ ばならず、容器壁の厚さは 0.3 ミリメートルを下回る)の製造 および加工(製品の内外壁の印 刷塗布加工を含む) 変更 14 100.高級 NC 旋盤および重要部品 の製造:五軸連動 NC 旋盤、NC 座標系中ぐりフライス・マシニン グセンター、NC 座標系研削盤、 五軸連動 NC システムおよびサ ーボ装置、精密 NC 加工用高速超 硬カッター 100.高級 NC 旋盤および重要部 品の製造:五軸連動 NC 旋盤、 NC 座標系中ぐりフライス・マ シニングセンター、NC 座標系 研削盤 変更 15 105.特殊加工機械の製造:レーザ ーカッティングおよびテーラー ドブラング溶接プラント、レーザ ー精密加工設備、NC 低速ワイヤ ーカット放電カッター、サブミク ロン超微細粉砕機 105.サブミクロン超微細粉砕機 変更 16 121. 旋盤、建設機械、鉄道機関 車装備の機械設備の再製造およ び自動車部品の再製造 121. 旋盤、建設機械、鉄道機関 車装備の機械設備の再製造お よび自動車部品の再製造、医療 用イメージング設備の重要部 品の再製造、コピー機等事務設 備の再製造 変更

(6)

17 122.1000 万画素以上のデジタル カメラの製造 122.1000 万画素以上もしくは水 平画角が 120 度以上のデジタル カメラおよびその光学用レン ズ、光電モジュールの開発およ び製造 変更 18 123.オフィス用機械の製造:多機 能一体型事務用設備(コピー、プ リント、ファックス、スキャン)、 カラープリンター、精度 2400dpi およびそれ以上の高解像度カラ ープリンター用ヘッド、有機感光 体ドラム 123.オフィス用機械(工業用途 を含む)の製造:多機能一体型 事務用設備(コピー、プリント、 ファックス、スキャン)、プリ ンター、精度 2400dpi およびそ れ以上の高解像度カラープリ ンター用ヘッド、有機感光体ド ラム 変更 19 159.農業機械の製造:農業施設設 備(温室自動灌漑設備、栄養液の 自動配置と施肥設備、高効率の野 菜育苗設備、土壤養分分析計器)、 付帯エンジン出力 120 キロワッ ト以上のトラクターおよび付属 農具、低燃費・低騒音・低排出の ディーゼルエンジン、大型トラク ターに付属する残余噴霧粒子回 収装置付の噴霧機、高性能田植え 機、綿摘み機および綿摘み台、各 種走行距離対応の自走式とうも ろこしコンバイン(油圧駆動もし くは機械駆動)、落花生収穫機、 菜種収穫機、さとうきび刈り取り 機、てんさい刈り取り機 159.農業機械の製造:農業施設 設備(温室自動灌漑設備、栄養 液の自動配置と施肥設備、高効 率の野菜育苗設備、土壤養分分 析計器)、付帯エンジン出力 200 キロワット以上のトラクター および付属農具、低燃費・低騒 音・低排出のディーゼルエンジ ン、大型トラクターに付属する 残余噴霧粒子回収装置付の噴 霧機、高性能田植え機、綿摘み 機および綿摘み台、各種走行距 離対応の自走式とうもろこし コンバイン(油圧駆動もしくは 機械駆動)、落花生収穫機、菜 種収穫機、さとうきび刈り取り 機、てんさい刈り取り機 変更 20 179.大気汚染防除設備の製造:耐 高温および耐腐食濾過材料、低 NOx 燃焼装置、排煙脱窒素触媒 および脱窒素プラント装置、工業 有機排気浄化設備、ディーゼル車 179.大気汚染防除設備の製造: 耐高温および耐腐食濾過材料、 低 NOx 燃焼装置、排煙脱窒素 触媒および脱窒素プラント装 置、排煙脱硫設備、排煙除塵設 変更

(7)

排気浄化装置、重金属含有廃水処 理装置 備、工業有機排気浄化設備、デ ィーゼル車排気浄化装置、重金 属含有廃水処理装置 21 204.インテリジェント緊急医学 救援設備の製造 追加 22 205.水文モニタリングセンサー の製造 追加 23 206.自動車電子装置の製造と研 究開発:エンジン及びシャーシの 電子制御システム及び重要部品、 車載電子技術(自動車情報システ ム 及 び ナ ビ ゲ ー シ ョ ン シ ス テ ム)、自動車のバス型ネットワー ク電子技術(合弁に限る)、電子 制御システムのインプット(セン サ ー 及 び サ ン プ リ ン グ シ ス テ ム)・アウトプット(アクチュエ ーター)部品、電動パワーステア リングシステム電子制御器(合弁 に限る)、埋込式電子集積システ ム、電子制御式エアスプリング、 電子制御式サスペンションシス テム、電子バルブシステム装置、 電 子 ダ ッ シ ュ ボ ー ド 、 ABS/TCS/ESP システム、ブレー キバイワイヤシステム(BBW)、 トランスミッションコントロー ルユニット(TCU)、タイヤプレ ッシャーモニタリングシステム (TPMS)、車載式故障診断装置 (OBD)、エンジン盗難防止シス テム、自動衝突防止システム、自 動車・オートバイ形の試験及び整 備用検査システム 208.自動車電子装置の製造と研 究開発:エンジン及びシャーシ の電子制御システム及び重要 部品、車載電子技術(自動車情 報システム及びナビゲーショ ンシステム)、自動車のバス型 ネットワーク電子技術、電子制 御システムのインプット(セン サー及びサンプリングシステ ム)・アウトプット(アクチュ エーター)部品、電動パワース テアリングシステム電子制御 器、埋込式電子集積システム、 電子制御式エアスプリング、電 子制御式サスペンションシス テム、電子バルブシステム装 置 、 電 子 ダ ッ シ ュ ボ ー ド 、 ABS/TCS/ESP システム、ブレー キバイワイヤシステム(BBW)、 トランスミッションコントロ ールユニット(TCU)、タイヤ プレッシャーモニタリングシ ステム(TPMS)、車載式故障診 断装置(OBD)、エンジン盗難 防止システム、自動衝突防止シ ステム、自動車・オートバイ形 の試験及び整備用検査システ ム 変更

(8)

24 207.新エネルギー自動車の重要 部品の製造:充電式動力電池(エ ネルギー密度≥110wh/kg、循環寿 命≥2000 回、外資比率は 50%を 超えない)、電池陽極材料(比容 量≥150mAh/g、循環寿命 2000 回 は最初の放電容量の 80%を下回 らない)、電池隔膜(厚さ 15~ 40μm。孔隙率 40~60%)。電池管 理システム、電機管理システム、 電気自動車電子制御集積回路。電 気自動車駆動電機(ピーク出力密 度≥2.5kW/kg、高効率区:65%作 業 区 効 率 ≥ 80 % )、 自 動 車 用 DC/DC(インプット電圧 100V~ 400V)、ハイパワー電子デバイス (IGBT、電圧レベル≥600V、電 流≥300A)、プラグ式ハイブリッ ド機械電機カップリング駆動シ ステム 209. 新エネルギー自動車の重 要部品の製造:充電式動力電池 隔膜(厚さ 15~40μm。孔隙率 40~60%)。電池管理システム、 電機管理システム、電気自動車 電子制御集積回路。電気自動車 駆動電機(ピーク出力密度 ≥ 2.5kW/kg、高効率区:65%作業 区 効 率 ≥ 80 % )、 自 動 車 用 DC/DC(インプット電圧 100V ~400V)、ハイパワー電子デバ イ ス ( IGBT 、 電 圧 レ ベ ル ≥ 600V、電流≥300A)、プラグ式 ハイブリッド機械電機カップ リング駆動システム、燃料電池 低白金触媒、複合膜、膜電極、 加湿器制御弁、空圧機、水素循 環ポンプ、70MPa 水素ボンベ 変更 25 208.中国のオートバイⅢ段階汚 染物質排出基準に達する大排気 量(排気量>250ml)オートバイ のエンジン排出制御装置の製造 210.中国のオートバイ第 4 段階 汚染物質排出基準に達する大 排気量(排気量>250ml)オー トバイのエンジン排出制御装 置の製造 変更 26 209.軌道交通運輸設備(合弁、合 作に限る) 削除 27 210.民間航空機の設計、製造と整 備:幹線、支線航空機(中国側持 分支配)、一般航空機(合弁、合 作に限る) 211.民間航空機の設計、製造と 整備:幹線、支線航空機、一般 航空機 条件を 制限 類 9、10 へ 制限類 9.幹線、支線航空機の設計、製 造と修理 10.一般航空機の設計、製造と修 理(合弁、合作に限る)

(9)

28 212.民用ヘリコプターの設計と 製造(3 トン級およびそれ以上は 中国側持分支配が必要) 213.民用ヘリコプターの設計と 製造 条件を 制限 類 9 へ 制限類 9. 3 トン及びそれ以上のヘリコ プターの設計と製造 29 214.地面・水面効果翼機の製造お よび無人機、エアロスタットの設 計と製造(中国側持分支配) 215.地面・水面効果翼機の製造 および無人機、エアロスタット の設計と製造 条件を 制限 類 9 へ 地面・水面効果航空機の製造お よび無人機、エアロスタットの 設計と製造(中国側持分支配) 30 261.民間衛星の設計と製造、民間 衛星のペイロードの製造(中国側 持分支配) 219.民間衛星の設計と製造、民 間衛星のペイロードの製造 変更 31 262.民間衛星部品の製造 220.民間衛星部品の製造 移動 32 218.宇宙船の光学機械電気製品、 宇宙船の温度制御製品、衛星搭載 製品の検査設備、宇宙船の構造と 機構製品の製造 221.衛星搭載製品の検査設備の 製造 変更 33 219.軽量型ガスタービンの製造 削除 34 221.海洋エンジニアリング装備 (モジュールを含む)の製造と修 理(中国側持分支配) 削除 35 223.船舶用低・中速ディーゼルエ ンジンおよびクランクシャフト の製造(中国側持分支配) 削除 36 224. 船舶船室機械の設計と製造 224. 船舶船室機械の設計 変更 37 225.船舶通信・ナビゲーション設 備の設計と製造:船舶通信システ ム設備、船舶電子ナビゲーション 設備、船舶用レーダー、ジャイロ パイロット、船舶内部公共放送シ ステム等 225. 船舶通信・ナビゲーション 設備の設計 変更 38 226.プレジャーボートの設計と 226.プレジャーボートの設計 変更

(10)

製造 39 228.石炭発電所、鉄鋼業界の焼結 機脱硝技術設備の製造 228.鉄鋼業界の焼結機脱硝技術 設備の製造 変更 40 234.規定出力 350MW およびそれ 以上の大型揚水発電ユニットの 製造:ポンプタービンおよび調速 器、大型変速可逆式ポンプタービ ンユニット、発電モーターおよび 励磁、起動装置等の付属設備 削除 41 246.集積回路の設計、線幅 0.28 ナノメートルおよびそれ以下の 大規模デジタル集積回路の製造、 0.11 ミクロンおよびそれ以下の アナログ・アナログデジタル集積 回路の製造、MEMS および化合 物半導体集積回路の製造ならび に BGA、PGA、GSP、MCM 等の 先進的な実装とテスト 245.集積回路の設計、線幅 0.28 ナノメートルおよびそれ以下 の大規模デジタル集積回路の 製造、0.11 ミクロンおよびそれ 以下のアナログ・アナログデジ タル集積回路の製造、MEMS お よび化合物半導体集積回路の 製 造 な ら び に BGA 、 PGA 、 FPGA、GSP、MCM 等の先進的 な実装とテスト 変更 42 257. バ ー チ ャ ル リ ア リ テ ィ (VR)、オーグメンティッドリア リティ(AR)設備の研究開発お よび製造 追加 43 261.3D プリンター設備の重要 部品の研究開発および製造 追加 44 269.第 3 世代およびそれ以降の 移動通信システムの携帯電話、基 地局、コアネットワーク設備およ びネットワーク検査設備の開発 と製造 268.第 4 世代およびそれ以降の 移動通信システムの携帯電話、 基地局、コアネットワーク設備 およびネットワーク検査設備 の開発と製造 変更 45 270.ハイエンドルーター、1000 メガビット以上のネットワーク 交換機の開発と製造 269.全体処理能力が 6.4Tbps(双 方向)を上回るハイエンドルー ター、交換容量が 40Tbps を上 回る交換機の開発と製造 変更 46 288.背圧(抽気背圧)型コージェ 287.背圧型コージェネレーショ 変更

(11)

ネレーション、冷却・熱電複合併 給、30 万キロワットおよびそれ 以上のコージェネレーションユ ニットを採用する発電所の建設、 経営 ン、冷却・熱電複合併給、30 万 キロワットおよびそれ以上の コージェネレーションユニッ トを採用する発電所の建設、経 営 47 293.原子力発電所の建設、経営 (中国側持分支配) 292.原子力発電所の建設、経営 条件を 制限 類 12 へ 制限類 12.原子力発電所の建設、経営 (中国側持分支配) 48 295.電力綱の建設、経営(中国側 持分支配) 294.電力綱の建設、経営 条件を 制限 類 13 へ 制限類 13.電力綱の建設、経営(中国側 持分支配) 49 300.水素ステーションの建設、 経営 追加 50 301.鉄道幹線網の建設、経営(中 国側持分支配) 301.鉄道幹線網の建設、経営 条件を 制限 類 15 へ 制限類 15.鉄道幹線網の建設、経営(中 国側持分支配) 51 303.高速鉄道、鉄道旅客専用線、 都市間鉄道インフラ施設総合保 守 303.高速鉄道、都市間鉄道イン フラ施設総合保守 変更 52 307.民間空港の建設、経営(中国 側持分支配) 307.民間空港の建設、経営 条件を 制限 類 18 へ 制限類 18.民間空港の建設、経営(中国 側持分支配) 53 308.航空運輸会社(中国側持分支 配、かつ 1 社の外商およびその関 連企業の投資比率は 25%を超え てはならない) 308.公共航空運輸会社 条件を 制限 類 19 へ 制限類 19.航空運輸会社(中国側持分支 配、かつ 1 社の外商およびその

(12)

関連企業の投資比率は 25%を 超えてはならない、法定代表者 は中国国籍を有してなければ ならない) 54 309.農林漁業の一般航空会社(合 弁、合作に限る) 309.農林漁業の一般航空会社 条件を 制限 類 20 へ 制限類 20.一般航空会社(法定代表者は 中国国籍を有し、その中農林漁 業の一般航空会社は合弁に限 る、その他の一般航空会社は中 国側持分支配に限る) 55 310.定期、不定期の国際海上運輸 業務(合弁、合作に限る) 310.国際海上運輸会社 条件を 制限 類 17 へ 制限類 17.国内水上運輸会社(中国側持 分支配)、国際海上運輸会社(合 弁、合作に限る) 56 318.会計、監査(首席パートナー は中国国籍を有していなければ ならない) 341.総合水利ターミナル等の軌 道交通の建設、経営(中国側持分 支配) 削除 57 343.都市駐車施設の建設、経営 追加 イ 制限類 No. 2015 年版 2017 年版 備考 1 3.貴金属(金、銀、プラチナ族) の探査、採掘 削除 2 5.リチウム鉱の採掘、選鉱 削除 3 6.大豆油、菜種油、落花生油、綿 実油、茶油、ひまわり種の油、パ ーム油等の食用油の加工(中国側 持分支配)、米・小麦粉・砂糖の 削除

(13)

加工、とうもろこしの高度加工 4 7.バイオ液体燃料(燃料アルコー ル、バイオディーゼル)の生産(中 国側持分支配) 削除 5 9.タングステン、モリブデン、錫 (錫化合物を除く)、アンチモン (酸化アンチモンおよび硫化ア ンチモンを含む)等の稀尐金属の 精錬 6.レアアースの精錬、分離(合 弁、合作に限る)、タングステ ンの精錬 統合変更 6 10.レアアースの精錬、分離(合 弁、合作に限る) 7 11.自動車の完成車、専用自動車 およびオートバイの製造。中国側 持分比率は 50%を下回らず、同 一の外商は国内で 2 社以下(2 社 を含む)の同類(乗用車類、商用 車類、オートバイ類)の完成車製 品を生産する合弁企業を設立す ることができる。中国側合弁パー トナーと共同して国内のその他 の自動車生産企業を合弁する場 合は 2 社の制限を受けなくても よい 7.自動車の完成車、専用自動車 の製造。中国側持分比率は 50% を下回らず、同一の外商は国内 で 2 社および 2 社以下の同類 (乗用車類、商用車類)の完成 車製品を生産する合弁企業を 設立することができる。中国側 合弁パートナーと共同して国 内のその他の自動車生産企業 を合弁する場合は 2 社の制限を 受けなくてもよい 変更 8 12.船舶(ブロックを含む)の修 理、設計と製造(中国側持分支配) 8.船舶(ブロックを含む)の設 計、製造と修理(中国側持分支 配) 変更 9 14.小規模電力網の範囲内におけ る、単機出力 30 万キロワットお よびそれ以下の蒸気凝縮式石炭 火力発電所、単機出力 10 万キロ ワット以下の蒸気凝縮式・抽出式 両用コージェネレーション石炭 火力発電所の建設、運営 内 外 資 一 致 原 則 に よ る 削除 10 17.道路旅客運輸会社 削除 11 19.公務飛行、空中遊覧、撮影、 20.一般航空会社(法定代表者は

(14)

探鉱、工業等の一般航空会社(中 国側持分支配) 中国国籍を有し、その中農林漁 業の一般航空会社は合弁に限 る、その他の一般航空会社は中 国側持分支配に限る) 12 20.電信会社:付加価値電信業務 (外資比率は 50%を超えない、 電子商取引を除く)、基礎電信業 務(外資比率は 49%を超えない) 21.電信会社:WTO に加盟時に 開放を承諾した業務に限り、付 加価値電信業務(外資比率は 50%を超えない、電子商取引を 除く)、基礎電信業務(中国側 持分支配) 変更 13 21.穀物の買付、穀物、綿花の卸 売、大型農産品卸売市場の建設、 運営 22.稲、小麦、とうもろこしの買 付、卸売 変更 14 22.船舶代理(中国側持分支配)、 外国船貨物検数(合弁、合作に限 る) 23.船舶代理(中国側持分支配) 変更 15 24.銀行(1 社の国外金融機関およ びそれに支配もしくは共同支配 されている関連側が発起人もし くは戦略投資家となって 1 社の 中国系商業銀行に投資・持分出資 する比率は 20%を超えてはなら ず、複数の国外金融機構およびそ れに支配もしくは共同支配され ている関連側が発起人もしくは 戦略投資家となって投資・持分出 資する比率の合計は 25%を越え てはならず、農村商業銀行に投資 する国外金融期間は必ず銀行類 金融期間でなければならない) 25. 銀行(1 社の国外金融機関 およびそれに支配もしくは共 同支配されている関連側が発 起人もしくは戦略投資家とな って 1 社の中国系商業銀行に投 資・持分出資する比率は 20%を 超えてはならず、複数の国外金 融機構およびそれに支配もし くは共同支配されている関連 側が発起人もしくは戦略投資 家となって投資・持分出資する 比率の合計は 25%を越えては ならず、農村商業銀行に投資す る国外金融期間は必ず銀行類 金 融 期 間 で な け れ ば な ら な い)。外国銀行の支店、外商独 資銀行、中外合弁銀行を設立す る国外投資家、唯一もしくは持 分支配株主は必ず国外商業銀 変更

(15)

行でなければならず、非持分支 配株主は国外金融機関であっ てもよい。 16 26.証券会社(設立時は人民元普 通株・外資株および政府債券・会 社債券の引受と推薦、外資株の仲 買、政府債券・会社債券の仲買お よび自営への従事に限る。設立満 2 年後に条件に合致する会社は 業務範囲の拡大を申請すること ができる。外資比率は 49%を超 えない)、証券投資ファンド管理 会社(外資比率は 49%を超えな い) 27. 証券会社(設立時は人民元 普通株・外資株および政府債 券・会社債券の引受と推薦、外 資株の仲買、政府債券・会社債 券の仲買および自営への従事 に限る。設立満 2 年後に条件に 合致する会社は業務範囲の拡 大を申請することができる。外 資比率は 49%を超えない)、証 券投資ファンド管理会社(中国 側持分支配) 変更 17 29.信用調査と格付サービス会社 削除 18 31.高等教育機構(合作に限る、 中国側主導) 31.幼児、普通高等学校と高等教 育機構(中外合作学校機構に限 る、中国側主導) 統合変更 19 32.普通中等教育機構(合作に限 る、中国側主導) 20 33.幼児教育(合作に限る、中国 側主導) 21 37.大型テーマパークの建設、経 営 内 外 資 一 致 原 則 に よ る 削除 ウ 禁止類 No. 2015 年版 2017 年版 備考 1 7.「野生薬材資源保護条例」及び 「中国稀有・絶滅危惧保護植物名 簿」に列挙されている漢方薬材料 の加工 内 外 資 一 致 原 則 に よ る 削除 2 11.象牙の彫刻 内 外 資 一 致 原 則 に よ る 削除 3 12.虎骨の加工 内 外 資 一 致

(16)

原 則 に よ る 削除 4 14.大規模電力網の範囲内におけ る、単機出力 30 万キロワットお よびそれ以下の蒸気凝縮式石炭 火力発電所、単機出力 20 万キロ ワットおよびそれ以下の蒸気凝 縮式・抽出式両用コージェネレー ション石炭火力発電所の建設、運 営 内 外 資 一 致 原 則 に よ る 削除 5 21.大地の測量、海洋の測量作図、 測量作図航空撮影、行政区域境界 の測量作図、地形図、世界行政区 画地図・全国行政区画地図・省級 及びそれ以下の行政区画地図・全 国教学地図・地方教学地図および 3D 地図の編制、ナビゲーション 電子地図の編制、地域性の地質調 査図・鉱山地質・地球物理・地球 化学・水文地質・環境地質・地質 災害・地質遠隔探査等の調査 17. 大地の測量、海洋の測量作 図、測量作図航空撮影、地上モ ービルマッピング、行政区域境 界の測量作図、地形図、世界行 政区画地図・全国行政区画地 図・省級及びそれ以下の行政区 画地図・全国教学地図・地方教 学地図および 3D 地図の編制、 ナビゲーション電子地図の編 制、地域性の地質調査図・鉱山 地質・地球物理・地球化学・水 文地質・環境地質・地質災害・ 地質遠隔探査等の調査 変更 6 22.自然保護区および国際的に重 要な湿地の建設、経営 内 外 資 一 致 原 則 に よ る 削除 7 24.義務教育機関、軍事・警察・ 政治及び党学校等の特殊領域の 教育機関 19.義務教育機関 変更 8 25.報道 20.報道機関(通信社を含むがこ れに限らない) 変更 9 26.図書、新聞、定期刊行物の出 版業務 21.図書、新聞、定期刊行物の編 集、出版業務 変更 10 27.音声・映像製品及び電子出版 物の出版、制作業務 22.音声・映像製品及び電子出版 物の編集、出版、制作業務 変更

(17)

11 28.各級のラジオ局(ステーショ ン)、テレビ局(ステーション)、 ラジオ・テレビチャンネル(周波 数)、ラジオ・テレビ伝送ネット ワーク(送信局、中継局、ラジオ・ テレビ衛星、衛星アップリンク 局、衛星中継局、マイクロ波中継 局、モニタリング局、有線ラジオ、 テレビ伝送ネットワーク) 23.各級のラジオ局(ステーショ ン)、テレビ局(ステーション)、 ラジオ・テレビチャンネル(周 波数)、ラジオ・テレビ伝送ネ ットワーク(送信局、中継局、 ラジオ・テレビ衛星、衛星アッ プリンク局、衛星中継局、マイ クロ波中継局、モニタリング 局、有線ラジオ、テレビ伝送ネ ットワーク)。ラジオ・テレビ のオンデマンド業務及び衛星 テレビ・ラジオの地上受信施設 の据付業務 変更 12 29.ラジオ・テレビ番組の制作経 営会社 24.ラジオ・テレビ番組の制作経 営(輸入業務を含む)会社 変更 13 31.ニュースサイト、インターネ ット出版サービス、オンライン番 組視聴サービス、インターネット 接続サービス営業場所、インター ネット文化経営(音楽を除く) 26.インターネットニュース情 報サービス、インターネット出 版サービス、オンライン番組視 聴サービス、インターネット接 続サービス営業場所、インター ネット文化経営(音楽を除く)、 インターネット公衆発布情報 サービス 変更 14 33.ゴルフ場、別荘の建設 内 外 資 一 致 原 則 に よ る 削除 15 34.軍事施設の安全および使用機 能を侵害するプロジェクト 内 外 資 一 致 原 則 に よ る 削除 16 35.賭博業(賭博類の競馬場を含 む) 内 外 資 一 致 原 則 に よ る 削除 17 36.風俗業 内 外 資 一 致 原 則 に よ る 削除

(18)

18 28.人文社会科学研究機関 追加 (2) 中華人民共和国水汚染防止改善法5 全人代常務委員会 2017 年 6 月 27 日公布 2018 年 1 月 1 日施行 ① 背景 中国における環境問題の深刻化に伴い、近年、環境に関する立法または法改正が相 次いでいる。2015 年 4 月、国務院は水汚染防治行動計画6を公布し、水質汚染を改善 するための一連の新制度を示した。水汚染防止改善法(以下「本法」といい、本改正 後のものを指して「本改正法」、本改正前のものを指して「旧法」という。)はこれを 受けて改正に至ったものであるが7、本法は、1984 年に制定され、過去 1996 年と 2008 年に二度改正されており、今回は三度目の改正となる。 ② 内容 本改正の主な内容は、以下の通りである。 ア 水質汚染に関する地方政府の責任強化 (a) 省、市、県、郷ごとに河長制を確立し、各級ごとの責任者に、行政区画内にお ける河、湖の水資源保護、水汚染防止と治理、水環境治理等の責任を負わせる8 9 (b) 市、県レベルの地方政府において水質環境改善の目標を設定し、当該目標を上 級政府に届け出、更に社会に公開しなければならない10 (c) 水環境改善目標を達成しなかった場合、省レベル以上の政府環境保護部門は、 当該地方政府の主要責任者と面談を行うものとされ、当該面談の内容は社会に公 開される11 イ 汚染物排出許可証制度適用の拡大 旧法は、直接又は間接に水域に工業廃水、医療汚水を排出する企業、事業単位に 対して汚染排出許可証の取得を義務付け12、また、直接又は間接に汚染物を排出す る企業、事業単位及び個人工商業業者に対し、環境保護主管部門への水質汚染物の 種類、数量等を申告し、登記する義務を課していた13 5 《中华人民共和国水污染防治法》 6 《水污染防治行动计划》 7 http://www.npc.gov.cn/npc/xinwen/2017-06/29/content_2024906.htm 8 本法第 5 条 9 河長制とは、地方政府の責任者を河の長として任命し、行政区画内における河の汚染を治理する最高 責任者とする制度をいう。 10 本改正法第 17 条、18 条 11 本改正法第 20 条第 5 項 12 旧法第 20 条 13 旧法第 21 条

(19)

これに対して、本改正法においては、汚染物排出許可証制度の適用対象を、直接 又は間接的に水域に工業廃水及び医療汚水並びに規定に従い汚染物排出許可証を 取得しなければ排出することができないその他の廃水及び汚水を排出する企業及 び事業単位に限らず、その他生産経営者まで拡大する一方、環境保護主管部門への 申告・登記義務に関する規定が削除された14 ウ 飲用水に対する保護強化 (a) 県レベル以上の地方政府は、行政区画内の飲用水水源、飲用水の給水会社、ユ ーザーの蛇口から出る水の品質などを評価し、四半期ごとに一度、飲用水の安全 状況に関する情報を社会に公開しなければならない15 (b) 飲用水の給水会社は、取水口と出水口の水の品質を検査し、水の品質が飲用水 の基準を満たさないことと発見した場合、所在地の給水行政主管部門に報告しな ければならない16。かつ、給水会社の給水が国家基準を満たさない場合、給水主 管部門により 2 万元以上 20 万元以下の過料を科せられる17 エ 法律責任の強化 本法に違反した場合の法律責任、特に過料の金額が引き上げられた。本法の各違 反行為に対する過料の上限が、100 万元まで引き上げられている18 (楊小萍・中国法顧問) 14 本改正法第 21 条第 1 項 15 本改正法第 72 条 16 本改正法第 71 条 17 本改正法第 92 条 18 本改正法第 83 条、84 条、85 条

(20)

第 8 回 企業買収

1.はじめに 外国企業が中国に進出する場合、通常検討する方法として、中国において新たに企 業を設立する方法(外商投資企業の設立)と、中国に既に存在する企業を買収する方 法(企業買収)がある。 外商投資企業を設立する方法については、2016 年 12 月号19で説明したとおり、主 に外商独資企業、中外合弁企業、中外合作企業等を設立することにより、中国に進出 するケースが多い。もっとも、新たに企業を設立する場合、企業設立の手続のみなら ず、市場の開拓や従業員の採用等も行う必要があり、実際の運営を開始するまで一定 程度の時間がかかる。そのため、中国への進出にあたって、中国国内の既存企業を買 収することも、1 つの選択肢になる。 本稿では、企業買収に関連する法令について簡単に紹介する。 2.企業買収の種類と適用される法令 外国企業による中国企業の買収については、買収される対象企業の性質によって、 適用される法令が異なっており、その分類は、以下のとおりである。 買収される対象企業 適用法令 外 商 投 資 企 業 以 外 の 企 業 「外国投資者の国内企業買収に関する規定」20(商務部 19 http://www.tmi.gr.jp/wp-content/uploads/2017/01/TMI-China-News-December-2016.pdf 20 《商务部关于外国投资者并购境内企业的规定》

二.連載 中国企業法実務

第十一弾:外商投資企業の各種手続(第 8 回/全 9 回)

第 1 回 2016 年 12 月号 外商投資企業の設立 第 2 回 2017 年 1 月号 役員の選任と変更 第 3 回 2017 年 2 月号 定款変更の各場面 第 4 回 2017 年 3 月号 増資・減資 第 5 回 2017 年 4 月号 持分譲渡 第 6 回 2017 年 5 月号 持分出資 第 7 回 2017 年 6 月号 持分質権設定 第 8 回 2017 年 7 月号 企業買収 第 9 回 2017 年 8 月号 解散・清算

(21)

( い わ ゆ る 非 外 商 投 資 企 業) 令 2009 年第 6 号。2009 年 6 月 22 日公布、同日施行) 外商投資企業 (外商独資企業、中外合弁 企業、中外合作企業等) 「外商投資企業の投資者の持分変更についての若干の 規定」21([1997]外経貿法発第 267 号。1997 年 5 月 28 日 公布、同日施行) 「外商投資企業の合併及び分割に関する規定」22([1999] 外経貿法発第 395 号。1999 年 9 月 23 日公布、同年 11 月 1 日施行、2001 年 11 月 22 日改正) 上場企業 (株式流通改革を既に完了 した上場企業及び株式流通 改革後に新たに上場した企 業) 「外国投資者の上場企業に対する戦略投資管理弁法」23 (商務部、中国証券監督管理委員会、国家税務総局、国 家工商行政管理総局、国家外貨管理局令 2005 年第 28 号。 2005 年 12 月 31 日公布、2006 年 1 月 30 日施行) 3.外商投資企業以外の企業と外商投資企業が買収の対象となる場合 上場企業が買収の対象となる事例は、極めて尐ないため、本稿では、外商投資企業 以外の企業と外商投資企業が買収の対象となる場合について、説明する。 (1) 外商投資企業以外の企業の買収 外商投資企業以外の企業の買収については、「外国投資者の国内企業買収に関する 規定」(以下「本規定」という。)が適用され、ここでいう買収の対象となる「国内企 業」とは、中国における非外商投資企業をいう24 国内企業の買収方法には、①外国投資者が国内企業の株主の持分を買い取り、又は、 国内企業の増資を引き受けることにより、その国内企業を外商投資企業に転じさせる 方法、いわゆる「持分買収」の方法(実務上「内転外」という。)、又は、②外国投資 者が外商投資企業を設立し、同企業が協議により国内企業の資産を買収して運営する 方法、又は、③外国投資者が協議により国内企業の資産を買収し、且つその資産をも って出資することによって外商投資企業を設立し、その資産を運営する方法、いわゆ る「資産買収」の方法がある25 ① 払込期限等 国内企業の買収方法により外商投資企業を設立する場合、外国投資者は、外商投資 21 《外商投资企业投资者股权变更的若干规定》 22 《关于外商投资企业合并与分立的规定》 23 《外国投资者对上市公司战略投资管理办法》 24 本規定第 2 条 25 本規定第 2 条

(22)

企業営業許可証書の発行日から 3 ヶ月以内に、持分を譲渡した株主(持分買収の方法 を取る場合)、又は資産を売却した国内企業に対し(資産買収の方法を取る場合)、そ の対価の全額を払い込まなければならず、特別の事情があって払込期日の延長を必要 とする場合には、審査認可機関の承認を受けて、外商投資企業営業許可証書の発行日 から 6 か月以内にその対価の 60%以上を払い込み、全ての対価を 1 年以内に払い込 まなければならず、かつ、払込済の出資比率に応じて利益配当をしなければならない 26 資産買収の方法を取る場合、外国投資者は、設立する外商投資企業の契約と定款に おいて、出資期限を規定しなければならず27、また、外国投資者は、外商投資企業批 准証書を受領した日から 30 日以内に、登記管理機関に設立登記申請を行ない、外商 投資企業営業許可証書を受領し、外商投資企業営業許可証書を受理した日から 30 日 以内に税務、税関、土地管理、外国為替管理等関係管理部門に登記手続を行わなけれ ばならない28 ② 登録資本金、投資総額の比率等 資産買収の場合、資産の購入取引価格と実際の生産経営規模に基づき、設立する外 商投資企業の投資総額を確定しなければならず、設立する外商投資企業の登録資本金 と投資総額の比率は、関係規定に適合しなければならない29 30 他方、持分買収の場合、対象となる国内会社は、本規定に従って、元の登記機関に 変更登記申請を行い、外商投資企業営業許可証書を受領し31、当該営業許可証書を申 請する際には、新たな増資分の 20%を下回らない登録資本金を支払わなければなら ず、その残余部分の出資時期は会社法、外商投資に関係する法律及び会社登記管理条 例の規定に適合しなければならないとされている32。なお、国に別段の定めがある場 合を除き、持分買収により設立される外商投資企業の投資総額の上限は、以下のよう に確定される33 34 26 本規定第 16 条第 1 項 27 本規定第 16 条第 3 項 28 本規定第 26 条第 1 項 29 これについては、2017 年 3 月号「増資・減資」における投資総額と登録資本の比率(第 11 頁)を参 照されたい(http://www.tmi.gr.jp/wp-content/uploads/2017/04/TMI-China-News-March-2017.pdf)。 30 本規定第 20 条 31 本規定第 26 条第 2 項 32 本規定第 16 条第 2 項 33 本規定第 19 条 34 持分買収の方法である持分譲渡、増資等については、本特集(外商投資企業の各種手続)の 2017 年 3 月号から 5 月号までの内容を参照されたい (http://www.tmi.gr.jp/wp-content/uploads/2017/04/TMI-China-News-March-2017.pdf、 http://www.tmi.gr.jp/wp-content/uploads/2017/05/TMI-China-News-April-2017.pdf、 http://www.tmi.gr.jp/wp-content/uploads/2017/06/TMI-China-News-May-2017.pdf)。

(23)

登録資本 投資総額 ~210 万米ドル 登録資本の 70%を上回ってはならない 210 万米ドル超~500 万米ドル 登録資本の 2 倍を上回ってはならない 500 万米ドル超~1200 万米ドル 登録資本の 2.5 倍を上回ってはならない 1200 万米ドル超 登録資本の 3 倍を上回ってはならない (2) 外商投資企業の買収 外商投資企業の買収については、「外商投資企業の投資者の持分変更についての若 干の規定」と「外商投資企業の合併及び分割に関する規定」が適用される。 また、外国投資者が国内の外商投資企業の株主の持分を買収し、又は、国内の外商 投資企業の増資を引き受ける場合、現行の外商投資企業の法律、行政法規及び外商投 資企業の投資者の持分変更に関する規定が適用され、それらの規定において定められ ていない場合、本規定に準拠するとされており35、上記の「外商投資企業の投資者の 持分変更についての若干の規定」と「外商投資企業の合併及び分割に関する規定」に 規定されていない事項については、本規定が適用されることになる。 なお、実務上、外商投資企業の買収について、資産買収による買収方法も取ること があるが、これに関する具体的な法規制は特に置かれていない。「外商投資企業の投 資者の持分変更についての若干の規定」と「外商投資企業の合併及び分割に関する規 定」は、外商投資企業の視点から、その持分変更や合併及び分割に関する一般的な内 容を規定した法令であり、外国投資者による資産買収に関する専門規定等が設けてお らず、その詳細の運営等については、本規定が参照されることが多いといえる。 4.「外商投資企業設立及び変更届出管理弁法(意見募集稿)」について 2016 年 10 月 8 日に、「外商投資企業設立及び変更届出管理暫定弁法」36が公布・施 行され(以下「本暫定弁法」という。)、参入特別管理措置の実施対象(いわゆるネガ ティブリスト)に該当しない外商投資企業の設立及び変更に関し、従来は認可が必要 とされていた事項が、いずれも届出制となった。 本暫定弁法においては、外国投資者が国内の外商投資企業以外の企業と上場企業を 買収する際に適用があるかについて明確にされていないが、2016 年 10 月 9 日に発表 された、商務部の責任者による本暫定弁法の解釈・回答において、外商企業による国 内の外商投資企業以外の企業と上場企業の買収について、本暫定弁法は適用しないこ と、具体的には、外商投資企業以外の企業を買収する場合は、「外国投資者の国内企 35 本規定第 52 条第 2 項 36 《外商投资企业设立及变更备案管理暂行办法》

(24)

業買収に関する規定」を適用し、上場企業を買収する場合は、「外国投資者の上場企 業に対する戦略投資管理弁法」を適用するとの見解が明らかにされていた37 しかし、2017 年 5 月 26 日付で「外商投資企業設立及び変更届出管理弁法(意見募 集稿)」(以下「本弁法」という。)が公布され38、本弁法では、外商投資企業以外の 企業と上場企業の買収について、本弁法を適用する旨が規定されている39 40。本稿で は、本弁法の詳しい内容まで立ち入ることはできないが、本弁法の内容は、本暫定弁 法では規定されていなかった内容もかなり盛り込まれているようである。そのため、 本弁法が正式に施行、公布された場合には、企業買収に係る手続に大きな変更が生じ る可能性があるので、本弁法に関する動向を引続き注目しておく必要がある。 なお、2017 年 7 月 30 日付で、本暫定弁法の方に改正があり、上記の本弁法(意見 募集稿)の規定を先取りする形で、上記の買収の場面について、本暫定弁法の適用が なされることとなった41 [応用編] 現時点においても、日系企業が中国へ進出するにあたっては、中国企業を買収するより も、中国において新たに企業を設立する方法を取られることが多い。しかし、本文冒頭で も触れたとおり、中国それ自体、また、中国の商慣習や言語に通じていない日系企業が中 国で新たに企業を設立してビジネスを始めていくことには、それも相当なエネルギーがか かることであり、中国企業の買収をする形で進出をした方が、こういった問題にかかるエ ネルギーは軽減されることもあるだろう。そのような意味では、企業買収による中国進出 をより活用して、中国進出を狙っていく戦略も積極的に検討されて良いと思う。ただ、例 えば、内資企業を買収した結果、当該内資企業が外商投資企業に変更となった場合、一般 的に内資企業に対する監督に比べ、外商投資企業に対する監督の方が厳しい傾向にあるこ とは否定できないことからすると、これまで内資企業が抱えていた様々な問題が明るみに なり、監督機関による罰則等を課されるリスクは高まるとはいえる。買収の対象となる企 業が外商投資企業以外の企業であれ、外商投資企業であれ、買収する際の企業価値の評価 から、買収後の事業計画の設計するためにも、法務デューディリジェンスを行い、今後の 事業に影響を及ぼし得る法律上の問題を把握することは肝要である。 (崔 俊・中国弁護士) 37 http://www.gov.cn/zhengce/2016-10/09/content_5116391.htm 38 《外商投资企业设立及变更备案管理办法(征求意见稿)》 39 本弁法第 5 条第 2 項 40 具体的には、以下のような規定が定められている。すなわち、①合併、戦略投資、吸収合併等の方法 によって、非外商投資企業が外商投資企業に変わり、本弁法の規定する届出範囲に属する場合、設立届 出手続を行い、「設立報告表」を作成すること、②そのうち、外国投資者が非外商投資企業である上場 企業に戦略投資をする場合は、証券登記機関が証券登記をする前又は登記後 30 日以内に届出手続を行う べきものとされている。 41 http://www.mofcom.gov.cn/article/b/c/201707/20170702617582.shtml

(25)

三.中国法務の現場より

1.帰任に際して 当職は、2017 年 8 月をもって弊事務所の東京オフィスに帰任することとなった。 2014 年 8 月に駐在を開始してからちょうど 3 年の駐在期間であった。直接ご挨拶す ることができなかった皆様に、本稿を借りてご挨拶させて頂きたい。 前任者である野中信孝弁護士から本コラムの執筆を引き継いだのが 2016 年 2 月号 であったため、私が本コラムを担当したのは約 1 年半であった。ネタ探しに苦労する ときもあったが、読者の皆様の温かいコメントに背中を押され、毎号欠かすことなく 執筆を継続することができた。 駐在期間を振り返ると、タクシーの乗車拒否に心を折られるところから始まり、過 敏性腸症候群と思われる症状で苦悶した時期もあった約 1 年間の単身赴任、妻と当時 生後 6 か月だった娘が合流し、職務上も首席代表となり、知り合いも増えて充実して いった後半約 2 年間、様々なことが思い出される。決して楽しいことばかりではなか ったが、縁を頂いた皆様のおかげで有意義な 3 年間を過ごすことができた。 今後の本コラムは、弊事務所の中国法顧問弁護士である呉弁護士がこのコラムを担 当することになるが、次号以降も温かい声援をお願いする次第である。 1 年半のご愛読、そして 3 年間の駐在期間のご支援、誠にありがとうございました。 御礼申し上げます。 (弁護士・中城由貴) 2.重要情報インフラとは? (1) サイバーセキュリティ法42 中国では、2016 年 11 月 7 日に公布されたサイバーセキュリティ法が、2017 年 6 月 1 日から施行された。本来、サイバーセキュリティ法においては、内資企業と外商 投資企業を問わず、中国国内におけるインターネットの構築、運営、維持及び使用に ついて、全てサイバーセキュリティ法の適用対象となる。 ところが、サイバーセキュリティ法における重要情報インフラの運営者について、 通常のインターネット運営者としての義務に加え、中国国内での運営において収集及 び発生した個人情報及び重要データを中国国内での保存義務が課せられている。これ に対して、重要情報インフラの運営者とは何か、外国企業ないし外商投資企業の中国 における企業活動がこれにより影響されるかという懸念が生じ、近頃、サイバーセキ 42 《网络安全法》。直訳では「インターネット安全法」となるが、近時「サイバーセキュリティ法」と 言う呼び方が一般的になっているため、本稿ではそれに従った。

(26)

ュリティ法に関する関心が高まっている。 (2) 重要情報インフラの定義について 重要情報インフラの定義については、サイバーセキュリティ法が制定される段階で、 草案段階を含めて 3 回修正されていることから、当該概念に関する立法者の慎重さが 窺われる。 最初の法案では、重要情報インフラとは、公共通信、ラジオ・テレビ等のサービス の基幹情報ネットワーク、エネルギー、交通、水利、金融等重要業界及び電気・水・ ガスの供給、医療衛生、社会保障等公共サービス領域の重要情報システム、区のある 市レベル以上の国家機関等行政ネットワーク、ユーザー数が多いネットワークサービ ス提供者が所有または管理するネットワークシステムをいうと比較的具体的に定め られていた43 逆に 2 回目の法案では、重要情報インフラとは、一旦破壊、機能喪失またはデータ 漏えいが発生すると、国家安全、国の経済と人民の生活、公共利益に重大な危険をも たらす基幹情報インフラをいうと抽象的に定められた44 最終的にサイバーセキュリティ法では、公共通信と情報サービス、エネルギー、交 通、水利、金融、公共サービス、電子政務等の重要な業界及び領域、並びにその他の 機能破壊、喪失又はデータ漏えいが発生すると、国家安全、国の経済と人民の生活、 公共利益に重大な危険をもたらす重要情報インフラと定められるに至った45。現行法 は、最初の法案と 2 回目の法案の折衷案をとったものの、重要情報インフラのインタ ーネット運営者について、依然として抽象な定義を定めつつ、この具体的な範囲につ いては、国務院が更に規定を設けることとされた。 (3) 重要情報インフラ安全保護条例(意見募集稿) 2017 年 7 月 11 日に、中国におけるサイバーセキュリティの主管部門である国家網 信弁は、「重要情報インフラ安全保護条例(意見募集稿)」46(以下「安全保護条例法 案」という。)を公布した。 安全保護条例法案は、重要情報インフラの運営者の義務、当該義務に違反した場合 の法的責任等について、ほぼサイバーセキュリティ法における規定を援用しているも のの、サイバーセキュリティ法と異なり、重要情報インフラの定義をより具体的に定 めている。 具体的には、下記の組織が運営、管理するインターネットインフラ及び情報システ ムは、一旦機能破壊、喪失又はデータ漏えいが発生すると、国家安全、国の経済と人 43 http://www.npc.gov.cn/npc/xinwen/lfgz/flca/2015-07/06/content_1940614.htm 44 http://www.npc.gov.cn/npc/flcazqyj/2016-07/05/content_1993343.htm 45 サイバーセキュリティ法第 31 条 46 《关键信息基础设施安全保护条例(征求意见稿)》

(27)

民の生活、公共利益に重大な危険をもたらす場合、重要情報インフラとして保護すべ きとされている47  政府機関、エネルギー、金融、水利、衛生医療、教育、社会保険、環境保護、公 共事業等の業界の組織  電気通信ネットワーク、ラジオとテレビネットワーク、インターネット等情報ネ ットワーク、クラウドコンピューティング、ビッグデータ及びその他大規模な公 共情報インターネットサービスを提供する組織  国防科学工業、大型設備、化学工業、食品薬品等の業界の科学研究・生産組織。  放送会社、テレビ等報道機関  その他重要組織 とはいえ、依然として重要インフラのインターネット運営者とは何かについて完全 に明確にはなっていない部分が残る。また、安全保護条例法案第 19 条によれば、重 要情報インフラの具体的な範囲は、国家網信弁、国務院電信主管部門、公安部門等の 部門が共に制定する重要情報インフラ識別ガイドラインに定められることになる。し たがって、引き続き重要情報インフラ識別ガイドラインの公布に留意が必要である。 安全保護条例法案では、重要情報インフラの運営者の義務について、中国国内での 運営において収集及び発生した個人情報及び重要データを中国国内での保存義務(サ イバーセキュリティ法で規定済み48)に加え、重要情報インフラの運営及びメンテナ ンスも中国国内で行う義務も課せられている49ことについて、留意されたい。 以上、話題のサイバーセキュリティ法も、中国の立法過程に典型的に見られるよう に、まず、抽象的な法令が施行され、時間をかけて、実際の運用を見ながら、具体化 が図られていくという経過をたどることが見込まれるので、今後の立法と運用の動向 に注視する必要がある。 (山根基宏・弁護士、楊小萍・中国法顧問) TMI 中国最新法令情報―2017 年 7 月号― 発 行:TMI 総合法律事務所 監 修:何連明・外国法事務弁護士 編集主幹:山根基宏、包城偉豊・弁護士 発 行 日:2017 年 7 月 31 日 47 安全保護条例法案第 18 条 48 サイバーセキュリティ法第 37 条 49 安全保護条例法案第 34 条

参照

関連したドキュメント

報告日付: 2017年 11月 6日 事業ID:

大正13年 3月20日 大正 4年 3月20日 大正 4年 5月18日 大正10年10月10日 大正10年12月 7日 大正13年 1月 8日 大正13年 6月27日 大正13年 1月 8日 大正14年 7月17日 大正15年

■実 施 日: 2014年5月~2017年3月. ■実施場所:

(申込締切)②助成部門 2017 年9月 30 日(土) ②学生インターン部門 2017 年7月 31

KK67-0012 改02 資料番号. 柏崎刈羽原子力発電所6号及び7号炉審査資料

関西学院中学部 2017年度 3年生 タッチフットボール部 主将 関西学院中学部 2017年度 3年生 吹奏楽部 部長. 巽 章太郎

お知らせ日 号 機 件 名

z 平成20年度経営計画では、平成20-22年度の3年 間平均で投資額6,300億円を見込んでおり、これ は、ピーク時 (平成5年度) と比べ、約3分の1の