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ISS における FD 活動報告:ISS 教員勉強会の紹介

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Academic year: 2021

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ISS における FD 活動報告:ISS 教員勉強会の紹介

苅 山   靖 1)   神 田 忠 彦 1)   安 田   貢 1)

Ⅰ.はじめに

 ISS における FD 活動は、学部に設置された FD 委員会が中心となって進めている。本委員会のタス クは、「授業研究、研究関連業務(研究・勉強会の企画と運営)、学会大会への対応など」である。2017 年度では、2018 年 3 月 21 日と 22 日に開催される「日本コーチング学会第 29 回大会」の準備を、FD 委員会が中心となって進めてきた。また、FD 委員会では、山梨学院大学の強化育成クラブを統括する

「山梨学院カレッジスポーツセンター(以下、カレッジスポーツセンター)」の協力のもと、スポーツ科 学部における今後の活動内容を検討する勉強会(以下、ISS 教員勉強会)を企画・運営している。本稿 では、ISS 教員勉強会の概要を紹介させていただく。

Ⅱ.ISS 教員勉強会の開催背景と内容

 2016 年 4 月にスポーツ科学部が設置され、2017 年度で 2 年目となる。完成年度に向けたスポーツ科 学部の課題の一つとして、山梨学院大学、カレッジスポーツセンター、さらには地域社会と連携した体 育・スポーツ活動の実施が挙げられる。ISS 教員勉強会は、その方略を探ることを目的とした、スポー ツ科学部教員における情報収集・共有の場である。その第一段として、2017 年 11 月から、カレッジスポー ツセンターと各強化育成クラブの現状と課題把握への取り組みが開始された。

 カレッジスポーツセンターとは、1977 年、学校法人山梨学院に設立され、 「強化育成クラブの振興」、 「体 育・スポーツの向上」、 「国際競技会・地域交流」を 3 つの柱とし、学生スポーツ文化の創造と日本のスポー ツへの貢献を目標とした組織である。競技力向上と人間性の涵養を基本理念に、優秀な指導者の確保と 競技環境の整備を推進するとともに、学生への学習面でのサポートへも力を注いできた。その結果、こ れまで 53 名のオリンピアンを誕生させ、延べ 200 人以上を国際大会に輩出するとともに、文部科学省 からは「スポーツ功労団体表彰」を 3 度受賞し、JOC からは初代「トップアスリート賞」を受賞している。

このようなカレッジスポーツセンターの歴史や現状、課題について把握することは、上述したスポーツ 科学部における体育・スポーツ活動を模索する上で欠くことのできない、最重要事項である。

 ISS 教員勉強会は、授業実施期間における木曜日の早朝、隔週の頻度で開催している。カレッジスポー ツセンターから事務長、各強化育成クラブ(全 17 クラブ)の部長や監督に各回一人ずつお越しいただき、

表1に挙げられる項目を例に、現状と課題に関する情報を提供していただいている(写真1)。2017年度は、

カレッジスポーツセンター事務長と 7 つの強化育成クラブから情報提供をいただき、それぞれの現状や 課題、さらにはスポーツ科学部への期待、要望などを収集することができた。

Ⅲ.今後の展望

 FD 委員会では、2018 年度も ISS 教員勉強会を継続し、全強化育成クラブの現状や課題の収集に努める。

得られた情報を集約し、スポーツ科学部教員の間、さらにはカレッジスポーツセンターと共有すること で、今後の活動について模索していきたい。そして、本学の強みであるスポーツ競技力の向上以外にも、

生涯スポーツの普及や社会貢献も視野に入れた勉強会を開催したい。これらはいずれも、本学のみなら ず、山梨県民、さらには日本国民の生活を支えるための体育・スポーツ活動について考えるものである。

1)山梨学院大学スポーツ科学部

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(2)

写真 1.ISS 教員勉強会の様子

(1)組織体制

 ・入試(勧誘 等)

 ・人材(スタッフ数、選手数 等)

 ・財政(予算規模 等)

 ・施設  ・情報

(2)指導方針

 ・ 科学的サポートについて(生理学的、バイオメカニクス的、栄養学的、心理学的 等)

 ・スポーツと学業の両立について  ・キャリア形成について

(3)リスクマネジメント  ・怪我等の安全面について  ・学生の不満等について  ・予算管理について

(4)社会・地域との連携について  ・公開講座、運動教室などについて  ・県や市との連携事業などについて

(5) 大学、カレッジスポーツセンター、スポーツ科学部 等への要望について

表 1.ISS 教員勉強会における強化指定クラブからの情報提供項目の例

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参照

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