[
問
1-1]右図に示すように,辺の長さがそれぞれ
1,2および
3である直方体 の
4つの頂点を
A, B, C, Dとする。適当な直交直線座標系を定めて 次の問に答えなさい。
A
B
C D
3 2
1
(1)
ベクトル
−→AB,−→
AC
と
−→AD
を成分で表しなさい。
(2)
線分
ACと 線分
ADの間の角度
θを定める式を書きなさい。
( cos(θ) =· · ·
という形の式を求めなさい。)
(3)
線分
ACの中点を
Eとする。点
Dと点
Eの間の距離を求めなさい。
[
問
1-2]右図に示すように底辺の長さが
2,高さが3の
2等辺
3角形上の
3つ の点を
A, B, Dとする。ただし,点
Dは頂点
Aから底辺
BEへお ろした垂線の中点であり,線分
CDは
3角形を含む面と直交してい る。適当な直交直線座標系を定めて次の問に答えなさい。
A
B
C
D 3
E 2
3
(1)
ベクトル
−→AB
と
−→AC
を成分で表しなさい。
(2)
線分
ABと 線分
ACの間の角度
θを定める式を書きなさい。
( cos(θ) =· · ·
という形の式を求めなさい。)
配布したプリントから変更し
た部分
[
答
1-1]右図に示すように,点
Oを座標系の原点とし,x,y,z 軸を直方体 の
3辺の向きにそろえると各点の座標は
A: (2,0,1), B : (2,3,0), C: (0,3,0), D: (0,0,1)
となる。
A
B
C D
3 2
1 O
x
y z
(1) −→
AB = (0,3,−1), −→
AC = (−2,3,−1), −→
AD = (−2,0,0) (p2.1)
(2) cos(θ) =
−→AC·−→
AD
|−→
AC| |−→
AD|
の関係を使う。
−→AC·−→
AD = 4, |−→
AC|=√
14, |−→
AD|= 2 (p2.2)
なので
cos(θ) = 2
√14, 0≤θ≤π (p2.3)
が
θを定める式となる。
(3) −→
AE = 1 2
−→AC =
(−1, 3 2,−1
2 )
, −→
ED =−→
AD−−→
AE =
(−1,−3 2, 1
2 )
(p2.4)
より点
Dと点
Eの間の距離
|−→ED|
は
|−→
ED|=
√
(−1)2+ (−3
2 )2
+ (1
2 )2
=
√14
2 (p2.5)
となる。
【注】違う座標系をとってもよい。その場合
(1)のベクトルの成分は違った数字になるが,(2) と
(3)の答え は変わらない。
[
答
1-2]右図に示すように座標系をとると,各点の座標は
A: (1,3,0), B: (0,0,0), C:( 1,3
2,3 )
(p2.6)
となる。従って
−→AB = (−1,−3,0), −→
AC = (
0,−3 2,3
)
, (p2.7)
−→AB·−→
AC = 9
2, |−→
AB|=√
10, |−→
AC|=3√ 5
2 (p2.8)
なので
cos(θ) =
−→AB·−→
AC
|−→
AB| |−→
AC| = 3 5√
2 = 3√ 2
10 (p2.9)
が
θを定める式となる。(分母の有理化はしなくても構いません。)
B
A
E D
z x
y
[
問
2-1]図
2-1に示すように辺の長さがそれぞれ
2,4,2の直方体がある.点
Bは辺の中点であり,点
Eは直方体の中央にある.図のように座標 系をとった場合に次の問に答えなさい.
(1)−→
AC×−→
AB
を計算しなさい.
(2)−→
EA×−→
ED
を計算しなさい.
A
B C
D
4 2
2 E
O
図
2-1 [問
2-2]3
つの力
F1,F
2と
F3が物体に働いてつりあっている。
F1=
1 2 1
, F2=
−1 2 1
のとき,
F3を求めよう.
[問2-3]
右図に示すように,辺の長さがそれぞれ
2,4である長方形の
4点を
A, B, C, D
とする。ただし,点
Aは辺の中点であり,点
Dは長方
形の中心に位置する.図のように点
Cを原点とする座標系をとった 場合
(z軸は紙面に垂直に上向き) に次の問に答えなさい.
(1)
点
Dから 点
Aに向かう単位ベクトル,と点
Dから 点
Bに向 かう単位ベクトル,およびを点
Dから 点
Cに向かう単位ベク トルそれぞれ求めなさい.(単位ベクトルの成分を書きなさい.)
(2)点
Dにある物体を点
Bに向けて大きさ
10 Nの力で引っ張る.
また点
Aに向けて大きさ
f1 [N],点Cにむけて大きさ
f2[N]で 引っ張る.力がつりあって物体が静止する場合に
f1と
f2を求め なさい.
A
B C
D 4
2
[問2-4]
図
2-1で,点
Eにある物体を点
Cと点
Dに向けてそれぞれ大きさ
10 Nの力で引っ張る.また点
Aに向けて大
きさ
fA[N]で,点
Bにむけて大きさ
fB [N]で引っ張る.力がつりあって物体が静止する場合に
fAと
fBを求め
なさい.
[
答
2-1]この座標系について各点の座標は
A:(2,0, 0),B:(0,4,1),C:(2,4,2),D:(0,0,2),E:(1,2,1),なので,
−→AC = (0,4,2),−→
AB = (−2,4,1),−→
EA = (1,−2,−1),−→
ED = (−1,−2,1)
となる.従って以下を得る:
−→AC×−→
AB = (−4,−4,8), −→
EA×−→
ED = (−4, 0,−4) (p4.1)
[答2-2]
F3=−F1−F2= (
0,−4,−2 )
(p4.2)
[答2-3]
各点の座標は
A: (1, 4,0), B: (2,0, 0)
C: (0, 0,0), D: (1,2,0) (p4.3)
となる.
【注意】 :z 座標は全て
0なので省略しても構いません.また,以下の
(1),(2)でのベクトルの
z成分も全て
0な ので省略しても構いません.
(1)
点
Dから 点
Aに向かう単位ベクトルを
uA,点
Dから 点
Bに向かう単位ベクトルを
uB点
Dから 点
Cに向 かう単位ベクトルを
uCとすると以下を得る:
uA=
−→DA
|−→
DA| = (
0,1,0 )
, uB=
−→DB
|−→
DB| = 1
√5 (
1,−2,0 )
, uC=
−→DC
|−→
DC| = 1
√5
(−1,−2,0 )
. (p4.4) (2)
点
Dから点
Aに向かう力を
FA,点
Dから点
Bに向かう力を
FB,点
Dから点
Cに向かう力を
FCとすると,
FA=f1 uA= (
0, f1,0 )
, FB= 10uB = 10
√5 (
1,−2, 0 )
, FC= f2
√5
(−1,−2,0 )
(p4.5)
となる.力のつりあいの条件
FA+FB+FC=
10√−f2
5
f1−210+f√ 2 5
0
=
0 0 0
(p4.6)
より,
f1= 40√5, f2= 10
となる.
[
答
2-4]−→EA = (
1,−2,−1 )
, −→
EB =
(−1,2, 0 )
, −→
EC = (
1,2,1 )
, −→
ED =
(−1,−2,1 )
, (p5.1)
なので点
Eから点
A,B,C,およびDに向かう単位ベクトルをそれぞれ
uA,u
B,u
C,および
uDとすると
uA =−→EA
|−→
EA| = 1
√6 (
1,−2,−1 )
, uB=
−→EB
|−→
EB| = 1
√5
(−1, 2, 0 )
, (p5.2)
uC =
−→EC
|−→
EC| = 1
√6 (
1,2,1 )
, uD=
−→ED
|−→
ED| = 1
√6
(−1,−2,1 )
(p5.3)
が得られる.
点
Eから点
A,B,C,およびDに向かう力をそれぞれ
FA,F
B,F
C,および
FDとすると
FA = fAuA= fA√6 (
1,−2,−1 )
, FB=fB uB = fB
√5
(−1,2,0 )
, (p5.4)
FC = 10uC= 10
√6 (
1,2,1 )
, FD= 10uD= 10
√6
(−1, −2,1 )
(p5.5)
となる.
力のつりあいの条件
FA+FB+FC+FD=
fA
√6−√fB5
−2 (√fA
6−√fB5)
20√−fA 6
=
0 0 0
(p5.6)
より,
fA= 20, fB= 20√5
6
となる.
[
問
3-1]右図に示すように,質量
M[kg]のおもりと質量
m1,m
2[kg]のお もりが滑車を通してひもでつながれ, つりあっている.m
1 = 12M
,
m2=Mである場合,cos(θ) と
cos(φ)を求めなさい.
ただし質量
m[kg]の物体には, 重力 という大きさ
mg[N]の力 が 鉛直下向き にはたらく.
g= 9.8· · ·[m/s2]:
重力加速度 の大きさ
つ ま り 質 量
m [kg]の 物 体 に は 働 く 重 力 の 大 き さ は
9.8m[kg·m/s2]=9.8m[N].m
1m
2M θ φ
図
3-1[
問
3-2]図
3-2に示すように,x-y 平面上にある
x軸から角度
θだけ傾いた 直線上を滑らかに動く物体を考える.この物体に力
F1= (5, 0,0)と力
F1= (0,−
8, 3)を加えると物体は静止した.このとき
tan(θ)を求めなさい.
図
3-2[
問
3-3]x
軸を回転軸として,そのまわりに自由に回転できる長さ
Lの棒が
y- z平面内に置かれている.回転軸は棒の一端
Aから
L/3の位置にある.
図
3-2のように棒が
y軸から
θ = π6
だけ傾いているとき,点
Aに力
FA=(
0,−2,−2 )
を, 点
Bに力
FB = (0, a ,0 )
を加えた.ただし
aは定数を表す.
(1)
この物体に働く原点の回りの力のモーメントを求めなさい.
(2)
この物体が回転軸のまわりに回転しない場合の
aの値を求めなさい.
L
A ᵭ A
B z
x θ y
図
3-3[
答
3-1]右図のように座標系をとる.(z 軸は紙面に垂直に上向き.) それぞ れの糸の向きに働く力を
F1,F
2および
F3とすると
F1 = m1g
(−sin(θ),cos(θ),0 )
(p7.1) F2 = m2g
(
sin(φ),cos(φ),0 )
(p7.2) F3 = M g
(
0,−1,0 )
(p7.3)
となる.
力のつりあいの条件
F1+F2+F3=0より
−m1 sin(θ) +m2 sin(φ) = 0 (p7.4) m1 cos(θ) +m2 cos(φ)−M = 0 (p7.5)
が得られる.
θ φ
x y
F
1r
F
2r
F
3r
cos(θ)
と
cos(φ)を求めるので,式
(p7.4)を
2乗した式
m21 (1−cos2(θ)) =m22 (1−cos2(φ)) (p7.6)
と式
(p7.5)を考える.式
(p7.5)より得られる
m1 cos(θ) =M−m2 cos(φ) (p7.7)
を式
(p7.6)に代入して
m21−(
M2−2M m2cos(φ) +m22cos2(φ) )
=m22−m22 cos2(φ) (p7.8)
より
cos(φ) =M2+m22−m21
2M m2 (p7.9)
が得られる.これを式
(p7.7)に代入して
cos(θ) = M2+m21−m22
2M m1 (p7.10)
が得られる.
m1= 1
2M , m2=M
を代入すると
cos(θ) = 1
4, cos(φ) =7
8 (p7.11)
が得られる.(θ
∼= 76°, φ∼= 29°となる.)[
答
3-2]直線方向の単位ベクトル
uは
u= (
cos(θ),sin(θ),0 )
(p8.1)
なので条件
(10.4)から
0 = (F1+F2)·u= (
5,−8,3 )·(
cos(θ),sin(θ),0 )
= 5 cos(θ)−8 sin(θ) (p8.2)
が得られ,従って
tan(θ) =5
8 (p8.3)
となる.
【注意】 :[問
3-1,2]ではベクトルの
z成分は省略しても構いません.
[
答
3-3](1) −→
OA = L 3 (
0,−cos(θ),−sin(θ) )
, −→
OB = 2L 3
(
0,cos(θ),sin(θ) )
(p8.4)
なので,原点の回りの力のモーメント
Nは
N = −→
OA×FA+−→
OB×FB =2L 3
(
cos(θ)−sin(θ),0, 0
)−2aL 3
(
sin(θ),0,0 )
= 2L 3
(
cos(θ)−(1 +a) sin(θ),0, 0 )
= L 3
(√
3−1−a ,0,0 )
(p8.5)
となる。
(2)
物体が回転しないのは
N =0となる場合なので以下を得る:
a= cos(θ)−sin(θ) sin(θ) =√
3−1 (p8.6)
【注意】このとき,x 軸
(回転軸)から棒には
−(FA+FB)の力がはたらいているので,棒にはたらく合力は
0となっている.
[
問
4-1]z
軸を回転軸として,そのまわりに自由に回転できる円板がある。図
4-1に示すように,円板の
r1=(−2,2,0 )
の位置に力
F1= (1,2,0 )
を,
r2=(
1,−2,0 )
の位置に力
F2 = (3,2,0 )
を加えた.なお, 図の長さ や角度は正確ではありません。
(1)
この円板に働く原点のまわりの力のモーメントを求めなさい.また,こ の円板は
z軸のまわりに,時計回りに回り始めるか,反時計回りに回 り始めるか,あるいは静止したままかを答えなさい.
(2)
この円板に,位置
r3 = (1,1,0 )
に力
F3= (Fz,0,0 )
をさらに加 えて回転軸のまわりに回転しないようにした.F
zを求めなさい.
ᤨ⸘࿁ࠅ
ᤨ⸘࿁ࠅ
x y
1
z r r
r r
2F
1r
F
2r
図
4-1[問4-2]
図
4-2に示すように,長さ
Lの棒の一端
Oを自由に回転できるように固定する。棒の中点
Aには質量
mのお もりをつるし,棒の他端
Bに結ばれたひもには点
Cにある滑車を通して質量
Mのおもりをつるすと,棒が水平 面から
θ傾いてつりあった.ただし,点
Cは点
Oから水平方向に
2L離れた高さ
3Lの位置にある.
図
4-3に示すように点
Oを座標系の原点として
y軸を鉛直上向きにとる. また,棒と滑車が
x-y平面内にあるよ うに
x軸を水平方向にとる。また,z 軸は点
Oから紙の表側に向かっている. このとき次の問に答えなさい.た だし,棒とひもの質量は無視できるとし,重力加速度の大きさを
gとする.
(1)−→
OA,−→
OB
と
−→BC
を求めなさい。
(2)
質量
mのおもりが棒におよぼす力
F1と質量
Mのおもりが棒におよぼす力
F2を成分で表しなさい。
(3)
質量
mのおもりが棒に及ぼす点
Oのまわりの力のモーメント
N1を成分で表しなさい。同様に質量
Mの おもりが棒におよぼす点
Oのまわりの力のモーメント
N2を成分で表しなさい。
(4)θ=π/4
である場合に
M/mを求めなさい。
ᵟ ᵠ
ᵡ
ᵭ
2L
3 L
m
M
L
図
4-2ᵟ ᵠ
ᵡ
ᵭ
F2
r
F1
r y
x
図
4-3[
答
4-1](1)
原点の回りの力のモーメント
Nは
N =r1×F1+r2×F1= (
0,0,−6 )
+ (
0,0,8 )
= (
0,0,2 )
(p10.1)
となる.N は
z軸の正の向きを向いているので,円板は
z軸の回りに 反時計回り に回転を始める
(2)力
F3による力のモーメントは
N3=r3×F3=(
0,0,−Fz
)
となる.物体が回転しないのは
N+N3=0となる場合なので
Fz= 2となる。
[
答
4-2]この座標系での各点の座標は
A:(L
2 cos(θ), L
2 sin(θ),0 )
,B:(L
cos(θ), Lsin(θ),0),C:(2L,3L, 0)となる。
(1)
−→OA = (L
2 cos(θ), L
2 sin(θ),0 )
, −→
OB = (Lcos(θ), Lsin(θ),0), −→
BC = (
L(2−cos(θ)), L(3−sin(θ)) 0 ) (p10.2) (2)
おもり
mが棒に及ぼす力
F1は
F1= (0, −mg,0) (p10.3)
となる。おもり
Mが棒に及ぼす力
F2は大きさが
M gであり,ベクトル
−→BC
と同じ向きを向いているので
F2=M g−→BC
|−→
BC| = M g
√ 2
(
7−2 cos(θ)−3 sin(θ) )
(
2−cos(θ),3−sin(θ),0 )
(p10.4)
となる。
(3) N1=−→
OA×F1
,N
2=−→OB×F2
なので
N1 =(
0,0,−Lmg 2 cos(θ)
)
(p10.5)
N2 = M gL
√ 2
(
7−2 cos(θ)−3 sin(θ) )
(
0,0,3 cos(θ)−2 sin(θ) )
(p10.6)
となる。
(4)
棒がつりあって,点
Oの周りに回転しないでいる場合
N1+N2=0 (p10.7)
の関係がある。sin(θ) = cos(θ) = 1/
√2
を代入して
Mm =
√14−5√ 2
2 '1.32 (p10.8)
となる。
[
問
5-1]図
5-1に示すように辺の長さがそれぞれ
2,4,2の直方体がある.点
Bは 辺の中点にある.図のように座標系をとった場合に次の問に答えなさい.
(1)
点
Aと点
Bを通る直線を表す式を書きなさい.
(2) 3
点
C,D,Eを含む平面を表す式を書きなさい.
(2) 3
点
C,D,Eを含む平面と
(1)の直線の交点の座標を求めなさい.
A
B C
D
4 2
2
O E
図
5-1[
問
5-2]原点にスポットライトがあり, ベクトル
v= (1,1,1 )
の向きに, 広がりの角
π6
で円錐状に広がる光を発している.
つまり, 光の当っている領域は, 原点を頂点とする, 無限に高い, 傾いた円錐であり, ベクトル
vは円錐の中心軸に 平行で, 頂点から底面に向かう向きである. (図は正確ではありません. ) また, 円錐の軸と母線のなす角は
π6
とな る. ある物体の 時刻
tにおける位置ベクトルが
r(t) =(
2−t ,2t , t )
で与えられる.
(1)v·r(t)
を求めよう.
(2)v
と
r(t)の間の角度を
θとした場合,cos
θを
tで表そう.
(3)
物体に光が当っている時間帯を求めよう. x
y z
O
π/6 v
図
5-2[
答
5-1](1) (17.1)
で
C =−→OA = (2,0,0),A=−→
AB = (0,4,1)−(2,0,0) = (−2,4,1)
として,点
Aと点
Bを通る 直線上の点
(x , y , z)は
t (−∞< t <∞)をパラメーターとして
x= 2−2t , y= 4t , z=t (p12.1)
と表わされる.
あるいは,パラメータ
tを消去して
(17.5)のような形
−x−2 2 =y
4 =z (p12.2)
に表してもよい.
(2) 3
点
C,D,Eを含む平面を
(18.2)の形で表わす.ベクトル
−→DC = (2,4, 0)
と
−→DE = (0,4,−2)
がこの平面に 含まれるので,平面と直交するベクトルは
−→DC×−→
DE =
2 4 0
×
0 4
−2
=
−8 4 8
= 4
−2 1 2
(p12.3)
となる.この平面に含まれる点
Dの座標が
(0, 0,2)なので,平面上の点
(x , y , z)は式
x y z−2
·
−2 1 2
= 0
つまり
−2x+y+ 2z= 4 (p12.4)により表わされる.
あるいは
2つのパラメータ
u,vを用いて
(17.7)のような形
r=−→OD +u−→
DC +v−→
DE (p12.5)
より
x= 2u , y= 4(u+v), z= 2−2v (p12.6)
と表わしてもよい.
(3)
直線上の点を表す式
(p12.1)を
(p12.4)に代入して
−2(2−2t) + 4t+ 2t= 4 (p12.7)
より,t
=45
を得る.この
tの値で直線が平面と交わるので,(p12.1) に代入して交点の座標は
x=25, y=16
5 , z=4
5 (p12.8)
となる.
式
(p12.2)と
(p12.4))を
x, y, zの連立方程式と考えて答
(p12.8)を求めてもよい.式
(p12.1)と
(p12.6))を 用いる場合は
x= 2−2t= 2u , y= 4t= 4(u+v), z=t= 2−2v (p12.9)
を
t, u, vの連立方程式と考えればよい.また,式
(p12.2)と
(p12.6))を用いる場合は
(p12.6)を
(p12.2)に
代入して
u, vについての連立方程式と考えればよい.
[
答
5-2](1)v·r(t) = 2(1 +t) (2) (5.14)
より
cosθ= v·r(t)
√v·v√
r(t)·r(t) = 2(1 +t)
√6(3t2−2t+ 2) (p13.1)
(3)
物体に光が当たるのは物体の位置ベクトル
r(t)と
vの間の角度
θが
π/6以下の場合である.|
θ|5π/6の とき,cos(θ)
=cos(π/6) =√3/2
となるので,物体に光が当たる時間帯は,条件
2(1 +t)√6(3t2−2t+ 2) =
√3
2 (p13.2)
より求まる.上式の両辺を
2乗して
4(1 + 2t+t2) 6 (3t2−2t+ 2) = 34
より
0=19t2−34t+ 10 (p13.3)が得られる.これより,物体に光が当たる時間帯は
17−3√ 11
19 5t5 17 + 3√ 11
19 (p13.4)
となる.
[
問
6-1]図
6-1に示すように辺の長さがそれぞれ
2,3,1の直方体がある.点
Eは辺の中点である.図のように座標系をとった場合に次の問に答 えなさい.
(1)
一定の速度で運動をしている 点
Pが図の点
Aを時刻
t = 1に通 過し,時刻
t= 3に点
Bを通過した。任意の時刻
tの点
Pの座標
rP(t) =(
xP(t), yP(t), zP(t) )
を求めなさい.
(2)
点
Pが
3点
C,D,Eを含む平面を横切る時刻を求めなさい.
(3)
点
Pが 点
Cに最も近づく時刻を求めなさい.
A
B C
D
3 2
1
O E
図
6-1[
問
6-2]物体
1と物体
2の時刻
tでの位置ベクトルが,それぞれ
r1(t) = ( t , t2+ 1 , 2 t) r2(t) = ( 1−t , (1−t)2 , t )
で与えられる。このとき
(1)
時刻
tでの
2つの物体間の距離を表しなさい.
(2) 2
つの物体が最も接近する時刻を求めなさい.
x y
z
2 t= −
2 t= − 0
t= 0 t=
2 t=
2 t=
1( )t
r r
2( )t
r r
x
y z
2 t= −
2 t= − 0
t= 0 t=
2 t=
2 t=
2( )t
r r
1( )t
r r
配布したプリント
から変更した部分
[
答
6-1](1)
時刻
t= 1から
t= 3までに点
Pは点
Aから
Bまで等速度で動くので,点
Pの速度
v0は
v0=−→OB−−→
OA 3−1 =
(−1,3 2, 1
2 )
(p15.1)
となる.式
(23.1)より点
Pの位置ベクトルは
rP(t) =−→
OA +v0(t−1) = (
3−t , 3
2(t−1), 1 2(t−1)
)
(p15.2)
と表される.
(2)r= (x , y , z)
をこの平面上の任意の点を表す位置ベクトルとする.r
−−→OD = (x , y , z−1)
は平面内に含ま れるベクトルなので
−→DC×−→
DE
と直交する.従って
(x , y , z)の間には次の関係がある:
( r−−→
OD )·(−→
DC×−→
DE )
= 0. (p15.3)
−→DC×−→
DE = (2, 3,0)×(1,3,−1) = (−3, 2,3) (p15.4)
なので平面を表す方程式は次式となる:
3x−2y−3z+ 3 = 0 (p15.5)
(p15.2)
を
(p15.5)に代入して
0 = 3xP(t)−2yP(t)−3zP(t) + 3 = 3
2 (11−5 t) (p15.6)
より点
Pが平面を横切る時刻は
t= 115