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第5講命式の特殊関係

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Academic year: 2021

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1 四柱推命講座 第 5 講 命式の特殊関係 前回の第2講で、皆さん御自分の命式を作ることが出来たと思います。本講では、命式 における特殊関係を学びます。ここらへんから多少難しくなってきます。 本講では、干合・支合・支冲等の、干と干あるいは支と支の特殊な関係について学びます。 これらの関係は、流派によって異説が多く、また大変難しい部分です。一度に全て覚える 必要はありません。まず、最初は取り合えず一度読んでみて下さい。一度で理解出来なく て構いません。2~3度読み返して、それでも理解出来ない場合は、次の講にそのまま進 んで下さい。そして、時折思い出しに時に、この講を読み返して下さい。これを繰り返す うちに、理解出来るようになると思います。 第1章 天干の特殊関係 1.干合 命式の干と干が特定の法則で並んだ場合に、干と干との間に特殊な関係となる場合があ ります。 「甲」と「己」 「乙」と「庚」 「丙」と「辛」 「丁」と「壬」 「戊」と「癸」 以上を「干合」と呼びます。組み合わせをよくご覧になればおわかりと思いますが、干 合はすべて陽干が陰干を剋す関係です。 この干合は、年と月、月と日、日と時といったように、隣り合わせて並んだ場合が最も 強力で、それ以外は弱く。通常は隣りあわせでは無い干合は考慮しません。 時日月年 時日月年 時日月年 時日月年 時日月年 時日月年 □甲己□ □□甲己 甲己□□ □甲□己 甲□己□ 甲□□己 ○ ○ ○ × × × 成立 成立 成立 弱い 弱い 微弱 2.合化 さて、この干合が成立する場合に、ある条件によって、それぞれの天干が別の天干に変 化することがあります。これを「合化」といいます。

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化する条件には幾つかありますが有力な条件の1つに、季節との関係があります。 「甲」と「己」が土用に干合しますと「戊」と「己」に変化します。 「乙」と「庚」が秋月に干合しますと「辛」と「庚」に変化します。 「丙」と「辛」が冬月に干合しますと「壬」と「癸」に変化します。 「丁」と「壬」が春月に干合しますと「乙」と「甲」に変化します。 「戊」と「癸」が夏月に干合しますと「丙」と「丁」に変化します。 春月とは、寅月卯月と辰月の節入後12日迄をいいます。 夏月とは、巳月午月と未月の節入後12日迄をいいます。 秋月とは、申月酉月と戌月の節入後12日迄をいいます。 冬月とは、亥月子月と丑月の節入後12日迄をいいます。 土用とは、丑月辰月未月戌月の節入り後13日以降をいいます。 つまり、丑辰未戌月の最後の18日のことです。 ※節入りとは月の変わり目をいいます。ですから、土用を具体的に西暦でいいますと、以 下のようになります。 丑月の土用は、1月18日~2月3日頃 辰月の土用は、4月17日~5月4日頃 未月の土用は、7月19日~8月6日頃 戌月の土用は、10月20~11月7日頃 【 例 】 下記のような命式の場合、月干と日干が干合していますが、生月が巳月で夏月であり、 年干と時干にも丙火と丁が透出している為に化火します。 時日月年 丁戊癸丙 → 丁丙丁丙 巳午巳寅 化火 巳午巳寅 このように日干が干合によって他の干に化した場合、日干が変わりますので、当然なが ら通変星も変わりますので注意が必要です。 しかし、同じように夏月でも、以下の命式のように、化火を阻害されると化さない場合 があります。

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時日月年 壬戊癸辛 子子巳丑 上記の命式の場合、戊癸の干合があり夏月の生まれですが、命式の中に火を剋す水と、 それを生じる金があり、化火は成りません。 つまり、戊と癸は火の月令に引っ張られて、火に化そうとするのですが、日支時支の子水 が、火を剋して化火を阻害する為、化火しません。しかも、この水を生じる金も命式にあ る為に、水の阻害する力は無視出来ないほど強いと言えます。 このように、干合は命式中の他の五行の影響にて化したり、化さなかったりします。上記 のような戊と癸の干合の場合、命式で火が強ければ化火し易くなり、反対に水が強く火が 弱い命式では化し難くなります。 先に述べた月令は化する条件の1つにすぎません。月令を得たからと言って必ず化すわけ ではありません。また、月令を得ない場合でも化すこともあります。 干合の合化の法則を見ると、干合する2つの天干の片方のみが化する場合と、干合する 双方の天干が化する場合があります。 ・片方の天干のみ化す干合 「甲」と「己」 → 「戊」と「己」(化土) 「乙」と「庚」 → 「辛」と「庚」(火金) ・双方の天干が化す干合 「丙」と「辛」 → 「壬」と「癸」(化水) 「丁」と「壬」 → 「乙」と「甲」(化木) 「戊」と「癸」 → 「丙」と「丁」(化火) 【注意】 ここでは、干合は年と月、月と日、日と時といったように、隣り合わせて並んだ場合に のみ成立するとしていますが、人によっては、年と日、月と時、年と時のように離れてい ても成立するという人もいます。いったい、どちらが正しいのでしょう。 ある人はこのように言っています。年と日、月と時あるいは年と時のように離れていて も干合する。しかし、このように離れている場合干合としての作用は弱くなる。年と月、 月と日、日と時のように近い場合は作用が最も強くなるのです。ですから、厳密に言えば、

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年と時のような場合も干合なのですが、その作用は最も微弱である。 私も、この考えに傾斜しています。ここでは取り合えず命式を判断する場合は、最も結 びつきの強い干合のみに着目することにします。したがって、ここでは隣り合わせの干合 のみを考慮すると覚えていただいて結構です。これは、この後の地支の関係についても同 様です。 3.化さない干合 さて、干合が条件によって異なる五行に化することは、これまでに述べたとおりです。 それでは化さない場合は、干合は命式に如何なる作用を及ぼすのでしょうか? これについても、幾つかの異説があります。流派によっては、年と月の干合で化さない場 合は、無作用となるとしています。また、日干と月干、あるいは日干と時干の干合で、化 さない場合は、日干以外の干(つまり月干および時干)は倍の力量になるという説もあり ます。そして、これらの説を否定する意見もあります。 干合は、陽干が陰干を剋する関係ですが、これは人間関係では男女の関係に例えられま す。男性(陽干)と女性(陰干)です。甲と己を例に挙げてみましょう。日干が甲の人に とって己は正財という通変星に相当します。正財は男性にとって妻を表します。日干が己 の人にとって甲は正官という通変星になります。正官は女性にとって夫を表します。 つまり、干合は夫と妻の相互関係で大変結びつきが強い関係になります。 四柱推命では日干が自分自身を表します。日干が月干あるいは時干と干合するというこ とは、日干と月干あるいは時干との間の結びつきが強いということになります。つまり、 日干にとって作用が強いと考えられます。このことが、先の日干と干合する月干あるいは 時干は倍の作用があるという説になっていると考えられます。 また、年干と月干の干合は、この2つの干の結びつきが強いことになります。このこと は、逆に日干に対しての作用が弱くなることに繋がります。このことが、干合する年月干 は無作用になるという説になっていると考えられます。 ここでは、年と月の干合は日干への作用が弱くなると覚えて下さい。 4.妬合 妬合とは、1つの天干に対して2つの天干が干合するものです。妬合も干合の一種と見 ることも出来ますが、化すことは無いとするのが一般的な解釈です。妬合は、通常の干合 の半分の結束力になります。

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【 例3 】 時日月年 時日月年 時日月年 時日月年 □甲己甲 己甲己□ □壬丁壬 庚乙庚□ 妬合は3つの天干が干合しますから、かならず日干が絡むことになります。妬合には、月 日時の妬合と、年月日の妬合の2つがあります。 先に述べましたように、干合は男女関係に例えられます。日干が陽干の場合、干合する 陰干は通変では正財となります。正財は男性では妻を表すことになります。したがって、 以下の場合のように、男性で日干が陽干で、月干と時干に同時に干合する妬合の場合、月 干と時干に2つの正財があり、これは二人の妻を表すことになります。この場合、三角関 係や再婚を暗示すると言われています。 ・月日時の妬合(陽干の場合) 時日月年 時日月年 時日月年 時日月年 時日月年 己甲己□ 乙庚乙□ 辛丙辛□ 丁壬丁□ 癸戊癸□ 逆に、日干が陰干の場合、干合する陽干は正官になります。正官は女性にとって夫を表 します。したがって、女性で日干が陰干で、月干と時干に同時に干合する妬合の場合、月 干と時干に2つの正官があることになり、これは二人の夫を表すことになります。この場 合も、三角関係や再婚を暗示すると言われています。 ・月日時の妬合(陰干の場合) 時日月年 時日月年 時日月年 時日月年 時日月年 甲己甲□ 庚乙庚□ 丙辛丙 壬丁壬□ 戊癸戊□ もう1つの妬合である、年月日の場合、さらにややこしいことになります。 ・年月日の妬合の例(陽干の場合) 時日月年 時日月年 時日月年 時日月年 時日月年 □甲己甲 □庚乙庚 □丙辛丙 □壬丁壬 □戊癸戊 例えば上の日干が甲の妬合の例を見て下さい。日干甲は月干己と干合しています。男性 の場合、この月干己は妻を表します。その妻を表す月干己は、さらに年干甲と干合してい ます。つまり、妻にもうひとり別の夫が居ることになります。

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・年月日の妬合の例(陰干の場合) 時日月年 時日月年 時日月年 時日月年 時日月年 □己甲己 □乙庚乙 □辛丙辛 □丁壬丁 □癸戊癸 同様に、女性で日干が陰干の場合も、夫である正官(陽干)にさらに妬合する陰干がある ことになり、複雑な関係を暗示することになります。 ここで、陽干の男性と、陰干の女性の妬合についてのみ触れましたが、妬合の場合必ず 三角関係や再婚になるわけではありません。また、妬合に関係なく、男性で偏財や正財が 多いと、異性に対する情が多いことになります。女性の場合、正官や偏官が多いと、やは り情が多いことになります。 5.鴛鴦合 妬合は化さないと述べました。しかし、妬合にさらにもう1の天干が干合すると、2つの 干合が成立することになります。これを鴛鴦合といいます。このような場合、合化の条件 を満たせは化すことになります。 【 例4 】 時日月年 時日月年 時日月年 時日月年 己甲己甲 甲己甲己 壬丁壬丁 庚乙庚乙 V V V V V V V V 合 合 合 合 合 合 合 合 鴛鴦合で合化しない場合、年干と月干は干合により作用が弱まり、時干は日干に対して作 用が強まります。 6.行運と干合 四柱推命では、大運で10年単位の運気を看ます。そして毎年の年の干支(流年という) で年運をみます。これらの後天運を行運といいます。 行運で巡ってくる天干と命式の天干も、これまでと同様に干合します。例えば、行運干 に「甲」が巡った時に、命式中の天干に「己」があれば干合します。 この行運との干合は扱いがやっかいで、人によって意見が異なりますが、ここでは以下の ような作用としておくことにします。

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行運干と年干の干合は、年干の作用が弱まります。 行運干と月干の干合は、月干の作用が弱まります。 行運干と日干の干合は、通常の剋の関係です。 行運干と時干の干合は、時干の作用が弱まります。 尚、行運干と命式の天干の干合の、合化も人によって取る人と取らない人がいます。 一応、ここでは命式と行運干の干合は合化しないことにしておきましょう。 命式中に干合となる天干が2つ以上ある場合、妬合になります。 例えば、先程の例で行運干に「甲」が巡った時に、命式中の天干に「己」が二干あった場 合、妬合となります。 ここで触れた、命式の天干と行運干の間の合に関しては、詳細に触れた文献が少なく、ま た実例も少ないので、私自身がいまだ確たる見解が無いのが実情です。一応ここでは、妬 合は化さない約束にしましたが、妬合でも化すとする人もいます。袁樹珊等も「新命理探 源」において、妬合を化すとしています。 ですから、ここでは各々のケースについて一応の約束事として記しましたが、あくまで仮 説にすぎず、今後私自身考えが変わる可能性があります。皆さんも、実際の命式に触れて、 今後研究してみて下さい。

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第2章 地支の特殊関係 地支どおしの関係は、天干よりも種類が多く、かなり複雑となってまいります。 この地支の関係は複雑で、図にした方が理解しやすいので、45ページに図式化したもの を掲載しましたので参照下さい。 1.六合 以下の2つの地支が隣り合わせに並んだ場合「支合」あるいは「六合」等と呼びます。 子と丑 寅と亥 卯と戌 辰と酉 巳と申 午と未 支合した地支はある条件により合化します。 子と丑 → 化土 寅と亥 → 化木 卯と戌 → 化火 辰と酉 → 化金 巳と申 → 化水 午と未 → なし(化火とする説もある) 例えば、子と丑が化土した場合は、子と丑は土に化してしまいますから、根として作用は 土の根としての作用のみになります。この場合、子の蔵干癸は己に、丑中の癸と辛も己に 変わると考えます。(陽干は陽干、陰干は陰干へ変化) 支合の化する場合の条件については、これも異説があります。 ・干合と同じように、月令を得て旺相している場合 これは、天干の干合と同じ条件です。 ・天干に化する五行が透干している場合 例えば子と丑の合化は、天干に戊や己が透干している場合に干合するというものです。 これも、天干のどこでもよいとする人と、直上の天干に無ければいけないとする人もい ます。

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2.支の妬合 以下のように、1つの地支に対して2つの地支が合の関係となる場合、干合と同じよ うに妬合となります。 干合の場合は、妬合は合化しませんでした。支合の場合は、条件が緩く妬合も合化すると いう人も結構います。もちろん、合化しないとする人ともいます。ここでは、妬合も合化 すると考えることにします。 【 例9 】 子丑子 丑子丑 寅亥寅 申巳申 以下のように、さらにもう1つの地支が合した場合は2つの合が成立します。 【 例10 】 子丑子丑 丑子丑子 寅亥寅亥 申巳申巳 2.六冲 地支が以下のように並んだ場合「支冲」あるいは「六冲」と呼ばれます。 子と午 丑と未 寅と申 卯と酉 辰と戌 巳と亥 以下の場合は十二支が剋の関係になる冲です。この場合、互いに弱くなります。 子と午 水剋火の関係で弱くなります 寅と申 金剋木の関係で弱くなります。 卯と酉 金剋木の関係で弱くなります。 巳と亥 水剋火の関係で弱くなります。 これら剋の関係となる冲の場合、双方が弱まりますが剋される方がダメージは大きくな ります。 以下の冲は十二支が同じ五行になっています。この場合、蔵干の一部が弱まります。 丑と未 丑の余気癸と未の余気丁が剋、丑の中気辛と未の中気乙が剋、したがって 両支の余気と中気は弱まり、土は強まります。

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辰と戌 辰の余気乙と戌の余気辛が剋、辰の中気癸と戌の中気丁が剋、したがって 両支の余気と中気は弱まり、土は強まります。 この同じ土行の十二支による冲も、人によっては互いに弱くなるとしています。但し、こ の場合でも、その程度は剋の関係の冲よりは軽いとしているようです。 以下のように、1つの地支に対して2つの地支が冲の関係となる場合は、全ての支が弱 くなります。支合のように、結びつきが弱くなるとことはありません。 【 例12 】 子午子 午子午 寅申寅 亥巳亥 以下のように、さらにもう1つの地支が冲した場合は2つの冲が成立します。 【 例13 】 子午子午 午子午子 寅申寅申 亥巳亥巳 3.会局 命式中に以下の3つの地支が揃うと、「三合会局」となります。会局には、水局・木局・ 火局・金局があります。会局が揃うと、それらの地支は会局した五行以外の作用を失いま す。つまり、水局は水の五行としてのみ作用し、木局は木の五行としてのみ作用します。 尚、会局は合や冲のように隣り合わせに並ぶ必要はありません。 申・子・辰 → 水局 亥・卯・未 → 木局 寅・午・戌 → 火局 巳・酉・丑 → 金局 ただし、この会局の場合も ・得令すること。 ・天干に化する五行が透干すること。 等を条件にする人もいます。 4.半会 半会とは、会局のうち「子」「卯」「午」「酉」(旺支という)含む2つの地支が並んだ

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場合に成立します。半会も会局同様に、会局した五行以外の作用を失います。 「子」と「申」あるいは「子」と「辰」→ 水局半会 「卯」と「亥」あるいは「卯」と「未」→ 木局半会 「午」と「寅」あるいは「午」と「戌」→ 火局半会 「酉」と「巳」あるいは「酉」と「丑」→ 金局半会 この半会も、先ほどの会局の同様に ・得令すること。 ・天干に化する五行が透干すること。 等を条件にする人もいます。 また、半会の場合は支合や支冲の同様に隣り合わせに並ぶことが条件になります。 以下のように、半会する旺支にさらに別の地支が半会することを半会 以上と呼び、その 地支を含めて局を成します。 【 例14 】 申子申 辰子辰 亥卯亥 戌午戌 丑酉丑 5.拱(きょう) 拱は会局の旺支を欠いたものです。つまり 申辰 亥未 寅戌 巳丑 以上の四つの組み合わせです。 拱は、化する五行が透出すると半会します。 6.方合 命式中に以下の3つの地支が揃うと、「方合」となります。方合には北方水局・東方木 局・南方火局・西方金局があります。方合が揃うと、それらの地支は方合した五行以外の 作用を失います。つまり、北方水局は水の五行としてのみ作用し、東方木局は木の五行と してのみ作用します。尚、方合は会局同様に、合や冲のように隣り合わせに並ぶ必要はあ りません。 亥・子・丑 → 北方水局 寅・卯・辰 → 東方木局 巳・午・未 → 南方火局 申・酉・戌 → 西方金局

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6.その他 その他にも、「刑」「害」「破」等の関係がありますが、あまりにも複雑となりますし、 採用しないとする推命家も多いようです。私もこれらの関係は採用しておりませんので、 省略いたします。ただ、「刑」は六壬では大変重要です。 ・十二支の特殊関係の整理 方合 会 冲 合 子 亥・丑 申・辰 午 丑 丑 未 子 寅 申 亥 卯 寅・辰 亥・未 酉 戌 辰 戌 酉 巳 亥 申 午 巳・未 寅・亥 子 未 未 丑 午 申 寅 酉 酉 申・亥 巳・丑 卯 辰 戌 辰 卯 亥 巳 寅

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第3章 地支の特殊関係の解法 ここでは、六合・六冲・会局・方合の解法を学びます。第1章の天干の項でも異説を紹 介しましたが、この地支の異説となると大変で推命家毎に異なるといっても過言ではない くらいに違いがあります。 1.六合と六冲と半会 六合・六冲・半会する地支が、別の地支から冲されるとその関係は弱くなります。 【 例15 】 午子丑 寅亥巳 辰酉卯 VV VV VV 冲合 合冲 合冲 上記の例は2つの支が支合し、その一方の支がさらに冲されています。 このような場合、支合が合化する条件であっても、冲によって合は阻害されます。また、 支合としての結びつきも弱くなります。逆に支合は、支冲の衝突を緩和します。 一番左の例で言えば、子と丑が支合し、その子を午が沖しています。したがって、子と丑 は合化の条件が整っていても、合化することが出来ません。つまり、午が子と丑の支合を 阻害します。これを「解合」あるいは「合を解く」といいます。反面、子と午は冲で衝突 し互いに弱くなりますが、丑が子と支合することで、子が午を剋する勢いが弱まります。 これを「緩和」といいます。 辰子午 酉辰子 VV VV 半冲 合半 会 会 上記の例は、半会と冲あるいは合が並んだ場合の例です。辰と子は半会しようとします が、その子が午より冲されるため、半会は弱くなります。次の例では、酉と辰は支合して 金に化そうとしますが、一方で辰は子と半会で化水しようとします。このような場合、辰 は酉との支合の情と、子との半会の情があることになります。どちからに化すかは、月令 や他の条件によります。

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寅亥卯 VV 合半 会 また、上記のような場合寅亥が合で化木の情と、卯亥の半会の化木の情の不専状態となり ます。しかし、ここで注意したいのは、いずれも同じ五行である化木の情であるというこ とです。 私見ですが、この場合寅と亥の化木の条件が整えば、卯と亥の半会も成立すると考えてい ます。支合が化さない場合は、双方不成立です。 逆に以下のように、年支と月支の「子」と「丑」の合があり、さらに日支の「子」によ って合の情が不専となるような場合で、さらに時支に「午」があり、日支「子」と時支「午」 が冲する場合、年支と月支の六合が喚起され、年月の合と日時の冲が成立します。 【 例16 】 時日月年 時日月年 午子丑子 → 午子丑子 VVV V V 冲合合 冲 合 このような関係は、六合・六冲・半会に共通です。以下にいくつか例をあげます。 よく研究して下さい。 【 例17 】 辰子丑子 → 辰子丑子 VVV V V 半合合 半 合 会 会 辰子午未 → 辰子午未 VVV V V 半冲合 半 合 会 会

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申巳酉卯 → 申巳酉卯 VVV V V 合半冲 合 冲 会 2.会局と六合・六冲 半会は、前項でも学びましたように、六合・六冲によって解けますが三支が揃い会局を 成しますと、なかなか解けません。 三支が揃った会局は強力で、下記のように合や冲があっても解けません。この場合、冲そ のものも緩和されます。 【 例18 】 会局 /| \ 申子辰戌 午寅辰戌 \|/V V 会 冲 冲 局 しかし、会局も旺支(子・卯・午・酉)が冲を受けると解ける場合があります。 【 例19 】 会局 /| \ 申辰子午 寅午子戌 \|/V V 会 冲 冲 局 上の場合、左の例は申子辰の水局の旺支「子」を午が冲しています。ですが季節は冬で 水の勢いが強く、死令の弱弱しい火の冲では会局を解くことは出来ません。右の場合は、 寅午戌の火局の旺支の「午」が子から冲されていますので火局は成立しません。また、ど ちらの例においても、子と午の冲も会局によって緩和されます。

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3.方合と六合・六冲 方合は、地支の関係で最も強力で三支が揃い方合を成しますと、なかなか解けません。 下記のように合や冲があっても解けません。 【 例20 】 方合 /|\ 申酉戌辰 未午申巳 \|/V V 方 冲 合 合 しかし、方合も旺支(子・卯・午・酉)が冲を受けると解ける場合があります。 【 例21 】 方合 /|\ 申戌酉卯 未午子巳 \|/V V 方 冲 冲 合 上の場合、左の例は申酉戌の西方金局の旺支「酉」を卯が冲しています。ですが季節は 秋で金は強固で、死令の木の冲で金局を解くことは出来ません。右の場合は、巳午未の南 方火局の旺支の「午」 が、月令を得て強力な子から冲されていますので南方火局は成立し ません。

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第4章 地支の特殊関係と行運 第1章で干合と行運について学びましたが、地支と行運となると大変に 複雑となってまいりますので、1章を設けることにしました。 複雑ですが、第3章の応用ですので、ここまでの章が理解できているなら ば、さほど難しくありません。 1.行運と六合・六冲・半会 行運で巡ってくる地支と命式の地支も、天干と同様に合・冲・半会します。 例えば、行運地支に「子」が巡った時に、命式中の地支に「午」があれば冲となります。 行運地支と命式の地支の六合は、合して作用が弱くなります。また、条件によって化し ます。 行運地支と命式の地支の六冲は、冲して作用が弱くなります。 行運地支と命式の地支の半会は、条件によって化します。 下記のような場合、行運の地支「子」は年干「丑」と合ですが月支「午」とも冲となり ます。どちらも弱くなります。 【 例22 】 時日月年 行運 未酉午丑 子 六合・六冲・半会する地支が、行運の地支から合・冲あるいは半会されると命式の六合・ 六冲・半会は解けたり緩和されたりします。しかし、行運が変わり行運の地支が変われ ば、また命式は元に戻ります。

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【 例23 】 行 行 行 運 運 運 午子 丑 寅亥 巳 辰酉 卯 V\/ V\/ V\/ 冲 合 合 冲 合 冲 行 行 運 運 辰子 午 寅亥 卯 V\/ V\/ 半 冲 合 半 会 会 逆に以下のように、日支の「午」の冲があり、さらに年支と月支の「丑」と「子」の合 によって、冲が緩和されている命式の場合、さらに行運の地支に「子」が巡ってくると、 行運の「子」と年支「丑」の合により、月支と日支は冲します。 【 例24 】 行 日月年 日月年 運 午子丑 → 午子丑 子 VV V \/ 冲合 冲 合 V 緩 和 以上ような関係は、六合・六冲・半会に共通です。 以下にいくつか例をあげます。よく研究して下さい。

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【 例25 】 行 運 辰子丑 → 辰子丑 子 VV V \/ 半合 半 合 会 会 V 緩 和 行 運 子午未 → 辰 子午未 VV \/ V 冲合 半 合 V 会 緩 和 2.行運と会局・方合 行運の地支と命式中の地支の間でも、会局・方合が成立します。 【 例26 】 命 行 命 行 式 運 式 運 寅戌 午 亥子 丑 \|/ \|/ 会局 方合 行運の地支によって、命式の六合・六冲・半会が解け、会局・方合が成立 することがあります。

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【 例27 】 命 行 命 行 式 運 → 式 運 子丑 亥 子丑 亥 V \| / 合 方合(水局) 命 行 命 行 式 運 → 式 運 申寅午 戌 申寅午 戌 V \|/ 冲 会局(火局) 行運の地支によって、命式の会局・方合が解ける場合があります。 下の例のような場合、行運で「午」が巡りますと、命式の水局の旺支「子」を 冲しますので、命式の会局は解けます。 【 例28 】 命 行 式 運 亥子丑 午 \|/ 会局 行運の地支によって、不専となっていた命式の会局・方合が喚起され成立 することがあります。 下の例のような場合、日支にある命式の「寅午戌」の火局の旺支を、時支 の「子」が冲しており、火局は冲との情不専で成立しておりませんが、行運 で「丑」が巡りますと、時支「子」と行運「丑」の支合となり、「寅午戌」 の火局が喚起され成立します。 【 例29 】 命 行 式 運 子午寅戌 丑

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3.命式の地支と、大運支・流年支 さて、命式と行運の地支との関係のみでも複雑ですが、さらに行運を大運 と流年に分けて子細にみると、さらに複雑となります。 複雑ではありますが、これまでの応用ですので、ここまでが理解出来てい れば、そう難しくありません。以下に、いくつかの例を上げて起きますので、 良く理解して下さい。これ以外のパターンについては、ここまでが理解出来 ていれば類推出来ると思います。 命式の「卯」と大運の「酉」が冲となっている時に、さらに流年の「卯」が巡ると 命式卯と大運酉の冲は緩和されます。 命 大 流 式 運 年 卯 酉 卯 命式の「午未」の合に、大運の「子」が冲し、合が解かれているところへ さらに流年の「午」が巡り大運「子」になれば、命式の「午未」は合します。 命 大 流 式 運 年 午未 子 午 命式に「巳」があり、大運が「酉」の時に、さらに行運で「丑」が巡ると 「巳酉丑」の金局が成立します。 命 大 流 式 運 年 巳 酉 丑 命式に「午」があり、大運が「巳」の時に、さらに行運で「未」が巡ると 「巳午未」の方合が成立し、南方火局となります。

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命 大 流 式 運 年 午 巳 未 命式に「午」があり、大運が「未」で支合となる時に、さらに流年で「子」 が巡ってくると、流年「子」は命式「午」を冲して、「午未」の合を解きます。 命 大 流 式 運 年 午 未 子 4.備考 本講では、命式の天干地支と、行運の大運・流年の干支との特殊関係について、例を紹 介しながら解説してきました。出来る限り様々なパターンの例を紹介しながら解説したつ もりですが、実際に命式をみると紹介した以外のパターンにも多くあたることになると思 います。しかし、それもこれまで解説してきた内容の応用にすぎませんので、類推すれば 解決すると思います。 この天干と地支の特殊関係については、複雑ですが中国の原書中でも、また近世の推命 家である徐楽吾氏や韋千里氏や呉俊民氏等の著書中でも、例も少なく解説も十分でなく、 初心者には大変理解しにくい部分なのです。 したがって本講では、かなりの部分を割いて、この天干地支の特殊関係の解説を様々な 例を上げながら、解説してみました。 本講では、命式の天干地支と、行運の大運・流年の干支との特殊関係について解説した が、実際には流月という月運まで考慮すると極めて複雑となる。

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