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60 当 センターは6 8 日 ( ) 創 立 60 周 年 記 念 祝 賀 会 をウェスティンナゴヤキャッスルホテルにて 開 催 した 程 永 華 華 人 民 共 和 国 駐 日 本 国 特 命 全 権 大 使 葛 広 彪 華 人 民 共 和 国 駐 名 古 屋 総 領 事 大 村 秀 章 愛 知

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2015

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№ 7 

VOL.

343

創立60周年 特別寄稿創立60周年に寄せて ……… 1 創立60周年記念祝賀会を開催……… 2〜6 会務報告2015年度(第2回)定時会員総会 ……… 7 6月の主要行事報告 ……… 8 中国実務セミナー等開催予定 ……… 8 日中往来……… 9 第5回 日中財務対話……… 10 国内初 人民元建債権を発行~三菱東京UFJ銀行が3.5億元を調達~ 10 中国日本商会 「中国経済と日本企業白書」を発表……… 11 中国短信……… 12〜13 〈中国経済データ〉……… 14〜17 中国法令公布リスト……… 18  東海日中貿易センター創立60 周年を迎えられましたこと、心 よりお祝い申し上げます。  1955年に日本国際貿易促進協 会(国貿促)東海総局として設立 以来、日中両国の経済交流・深 耕にご尽力してこられました諸先輩に敬意を表しま す。また、今後とも会員企業と当センターがますま す発展されますよう期待します。  6月8日に開催された60周年記念祝賀会には、日 本側から大村愛知県知事をはじめ多数の来賓をお迎 えし、さらに中国側からは、程永華駐日本国特命全 権大使がお越しになられ、また景春海日本国大使館 経済商務処参事官、葛広彪名古屋総領事など多くの 要人にご来賓としてご出席されたこと、深く感謝申 し上げます。私事ですが、実家の祖父の川崎音三が 当センターの第4代会長を務めており、亡くなった 今の父も10年以上当センターの副会長を努めさせて 頂きました。その意味からも、とても感慨深い祝賀 会となりました。  私が勤務する豊島株式会社は、1945年以前にも中 国に支店、出張所が7都市にありました。その後、 1971年に当時の国貿促東海総局に入会し、1978年に は友好商社となりました。  繊維商材全般を扱う商社として、友好商社となる 前より、広州交易会へ参加し、中国からの輸入取り 扱い商社としての地位を築いて来ました。その後北 京、上海、青島等に進出し現在に至っています。副 会長を努めさせて頂いた後に、毎年の経済視察団参 加とともに第110回広州交易会祝賀記念行事に団長 として久しぶりに広州を訪問し、意見発表する機会 も頂き、今でも記憶に残っています。  会社の諸先輩達が、鉄橋を歩いて深圳に入国した 頃とはまさに、隔世の感がありました。  その他にも、愛知県と江蘇省友好提携30周年行事 にも参加したこと、中国各地の経済特別区の視察な ども、よい経験となっています。  当センター 50周年の2005年は、愛知万博が開催 された年であり、開会式に合わせて50周年の祝賀会 が開催され、呉儀副総理が主賓として参加され、大 変盛り上がったことを鮮明に覚えています。その後 の2010年の上海万博にも当センターからの視察に参 加し、規模の大きさとともに、中国の成長をさらに 強く実感したものです。  当社は、ビジネスの性質上、全ての部門において 中国とは密接な取引関係にあり、今後もさらにその 内容は多岐に渡っていくと考えられます。この60年 の節目をひとつとして更に両国、愛知県、当セン ター及び会員企業が更に、関係が深まることを期待 します。

創立60周年に寄せて

一般社団法人 東海日中貿易センター 副会長 

豊島 半七

創立60周年 特別寄稿 2015年7月1日 発行

主 要 目 次

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 当センターは6月8日(月)、創立60周年記念祝賀 会をウェスティンナゴヤキャッスルホテルにて開催 した。程永華中華人民共和国駐日本国特命全権大使、 葛広彪中華人民共和国駐名古屋総領事、大村秀章愛 知県知事、景春海中華人民共和国駐日本国大使館経 済商務処参事官、顔国東中国国際貿易促進委員会駐 日本代表処首席代表、岡谷篤一名古屋商工会議所会 頭はじめ多数の来賓並びに会員約200名が参加した。 ◆深谷会長挨拶  本日は、公務ご多 忙の中、中華人民共 和国特命全権大使 程 永華閣下、並びに葛 広彪駐名古屋総領事 様、大村秀章愛知県 知事様はじめ大勢の ご来賓の皆様にご臨 席を賜り、盛大な会 を催すことができ、心より感謝申し上げる。  また、会員の皆様方には、日頃より当センターの 活動に関し、ご支援ご協力を賜り、当センターは60 年もの長きにわたり活動を続けさせて頂いたこと、 重ねて厚くお礼申し上げる。  60年の歴史を顧みると、当センターは60年前の 1955年6月に日本国際貿易促進協会東海総局として 設立された。当事の日本は戦後10年の復興を経て、 高度経済成長を前にして経済の離陸を果たそうとし ている時期であった。一方、中国は社会主義化を本 格化する時期にあたり、その後、大躍進政策、人民 公社化を推進されるが、当事の日中間には、国交が 回復しておらず、様々な障害が存在していた。  このような環境の下で、会員の皆様が対中ビジネ スを展開することは、大変厳しい状況であったが、 私共は、創立以来、一貫して善隣友好と平等互恵の 精神を基に、会員の皆様の事業を展開し易くする 様々なサポート活動に努めてきた。  1972年の日中国交正常化、1978年から中国の対外 開放政策が行われ、私どものビジネスが、貿易から 合弁、合作、独資といった投資の形態に移ってき た。いわゆる「モノの売り買いの関係」から「モノづ くりの世界」へと転換し、その後、中国は「世界の工 場」へと大きく歩みを進めることとなった。  当センターは、30年前の1985年に「東海日中貿易セ ンター」に名称を改め、それまでは、「国際」が付いて いたが、その枠組を中国一国を対象として経済貿易の 促進に取り組むこととなった。当センターの歴史的な 転換点として記憶しておくべき改名だったと思う。  中国の発展に伴い、当センターの役割も、団体名 にある「貿易」という大きな促進業務が1つの役割を 遂げた。そのような中から、会員の皆様が合作、合 弁、独資への投資事業へと移られ、サポート業務が 新たな段階へと移行した。  特に1990年代以降、会員の皆様の対中投資事業に 拍車がかかり、大変沢山の企業が中国に進出された。  対中投資事業は、日常業務の中で、皆様からのご 相談が多く、私どもの活動内容も変わってきた。今 では、調達、販売、代金回収、人事労務関係、移

創立

60

周年記念祝賀会を開催

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転、再編と様々な相談が寄せられている。  中国が2001年にWTOに加盟して以降は、更なる 市場開放により中国の成長が進み、2010年にはGDP が日本を抜いて、世界第二位の経済大国へ、そし て、「世界の工場」ではなく、「世界の市場」へと大き く変化した。そして、沿海部の成長の後、今は中西 部、内陸部を含めて成長している。  近年では「新常態」という所を目指し、新しい発展 の姿を模索している中国かと思う。もちろん人件費 が増えるとか、沿海部から内陸部へ事業を移転する ことは容易ではない。このように日中ビジネスがス ケールアップするに伴い、私どもは善隣友好と平等 互恵の精神で、これからも頑張っていきたい。  一衣帯水の隣国である日本と中国が、戦略的互恵 関係をきちっと発展させることも、大変重要なこと だと考えている。  また、中部の産業は、長年モノづくりの中で培っ た技術やノウハウを持つ企業が多く、中国で課題と なっている環境、高齢化、介護、福祉など様々な分 野で貢献できるものと考える。  最後に、当センターが60年を迎え、今後70年、80 年、100周年へと先人のご苦労を忘れることなく、 会員の皆様の事業をサポートして、お役に立ってい きたい。  今後ともご支援、ご協力をお願い申し上げる。 ◆程永華 中華人民共和国特命全権大使 祝辞  本日は、多くの皆 様と共に東海日中貿 易センター創立60周 年記念祝賀会に出席 することができ、大 変嬉しく、また、光 栄に思う。  先ず、私は中国駐 日本国大使館、駐名 古屋総領事館を代表して、深谷会長はじめセンター の役員、会員の皆様に心からお祝い申し上げる。  また、深谷会長のお話の中で、今までの60年間の 歩みを振り返り、これからセンターとしてどのよう な活動を展開されるか伺い、大変内容が充実してお り、共感を覚えた。  過去60年間、東海日中貿易センターは中日関係、 特に両国間の貿易関係の発展の為に、多くの有益な 活動をされ、積極的に役割を果たして来た。  センターの歴代会長、会員の皆様、事務局、なら びに中部地方の皆様が長年、中日友好事業、経済貿 易、投資関係に対して為された努力や貢献に対し て、心から感謝申し上げたい。  中国と日本の関係においては、民間が先行して、 「民を以て官を促す」、また、「経済を以て政治を促 す」という傾向がある。  長期にわたり、日本の経済貿易関係者に中国の状況 をあたたかく見守って頂き、中日関係の再建、改善、 発展の為に大きな情熱と努力を傾注して来られた。  新中国が成立して間もない頃、国交正常化前の 1955年頃に双方の民間貿易が再開された。東海日中 貿易センターの前身である日本国際貿易促進協会東 海総局は、このような情勢の下で設立された。  60年が過ぎ、中日関係は大きな発展を遂げ、両国 の貿易額も1955年の1億ドルから年間3,000億ドル を超えるまでになった。それが、両国人民に実際の 利益をもたらしただけでなく、両国のそれぞれの発 展を力強く後押しし、地域、更に世界の発展と課題 の為に大きな貢献をした。  中日両国の経済貿易関係の60年の歩みは、共通の利 益が絶えず拡大して交流・協力が深まる過程だった。  中国と日本の間の経済貿易協力における今日のよ うな成果は、東海日中貿易センターを含む各界の有 識者の努力の賜物であり、それだけに、双方がこれ を大事にして共に守り、また、大いにその活動を発 展していく必要がある。  過去60年間、とりわけ国交正常化後の43年の間に 中国と日本の関係は全体的に大きな発展を遂げた。 しかし、必ずしも、それが順風満帆ではなく、歴 史、領土などの問題により、両国関係にマイナスの 影響を与えた。  近年、周知の原因により、両国関係は国交正常化 後、最も厳しい局面に陥り、困難な時期に陥った。 そして、中国と日本の間の経済貿易取引も大きな影 響を受けた。  お互いの努力により、双方は話し合いを通じて、 昨年11月に両国の間で四つの原則的共通認識を発表 し、それを踏まえて両国のリーダーが北京とジャカ ルタで会見し、また、両国の各分野の対話や交流も 再開されて、貿易、投資、観光などの交流がいよい

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よ右肩上がりの情勢になってきた。両国関係は、本 来の軌道に戻って前進するようになった。  中国としては、一貫して中日関係を非常に重要視 して、四つの政治文書を基礎に、引き続き、中日両 国の戦略的互恵関係を発展させることを願ってお り、この政策には変更はない。  先頃、習近平主席は、北京で開催された中日友好 交流大会で、このような指摘をした。中日両国は、 共にアジアと世界の重要な国で、中日の平和友好協 力は人心の向かうところで、大勢の赴くところであ る。中日双方は歴史を鏡とし、未来に向かう精神に 則り、共に平和的発展を促し、共に子々孫々の友好 を図り、共に両国の素晴らしい未来を築いて、アジ アと世界の平和に貢献すべきであるという話をした。  習近平主席の話は、両国関係のこれからの持続的 発展の為に良い方向を示したものであり、今後の両 国の経済貿易協力の深まりを導く重要な意義もある。  日本の中部地方は、製造業の中心地で、産業基盤 が厚く、長期にわたり中国の経済貿易往来と実務協 力が盛んで、今後の展望も明るいものであると思う。  今、中国は「新常態」いわゆるニューノーマルに 入っており、改革の全面的深化と対外開放の発展に よって経済のモデルチェンジとグレードアップを進 めているところである。  中国経済の持続的発展は、引き続き日本を含む世 界各国により多くの市場を、成長、投資、協力の チャンスを提供するものとなるだろう。  私は、中部経済界の友人の皆様が、このチャンス を逃さず、この流れに沿って引き続き、中日両国の 協力と発展の為に新たな貢献をされるよう心から期 待して、また、そうなると確信している。  最後に、ご来場の皆様の事業の繁栄、また、東海 日中貿易センターの益々のご発展、ご活躍、また、 中国と日本の安定した順調な発展を祈念する。 ◆姜増偉 中国国際貿易促進協会会長 祝辞  貴センター創立60周年にあたり、 中国国際貿易促進委員会を代表し て熱烈なる祝賀の意を表する。  中日両国は、一衣帯水の隣国 で、国交正常化40数年来、両国 政府と各界の方々のたゆまぬ努 力により、中日関係は絶えず発展し、各分野におけ る交流、協力が高いレベルに達した。  両国の経済貿易協力関係は、早いテンポで発展 し、実り豊かな成果を収め、相互にとって主要な経 済貿易パートナーになっている。  世界において、重要な経済大国として、中日両国は 経済規模がほぼ同じで、経済の相互補完優位性が明ら かで、依然として大きな協力の潜在力を有している。  貴センターは、中日経済貿易促進団体の一つとし て、長年来、両国の経済貿易協力と友好関係を促進 するために積極的に貢献され、両国産業界の提携を 促進するために大いに尽力された  当会は、貴センターともっと緊密な関係を保ち、 手を携えて両国企業により一層優れたサービスを提 供し、共に両国の経済貿易関係の更なる発展を促進 するために努力する所存である。  貴センターが成立60周年をきっかけに、一層の 努力を重ね、フロンティア 精神でますます向上発展し、 繁盛するよう心から願うも のである。  ※ 当日は、姜増偉会長の代 理として同会駐日本代表 処の顔国東首席代表が出 席し、祝辞を代読した。 ◆大村秀章 愛知県知事 祝辞  本日の東海日中貿 易センター創 立60周 年記念祝賀会、心か らお慶び申し上げる。  深谷会長はじめ関 係の役員の皆様はじ め会員の皆様におか れては、長きにわた り、当地域と中国と の経済協力、交流、発展にご尽力を頂き、心から感 謝を申し上げる。  東海日中貿易センターは、60年前の発足以来、日中 国交正常化など、経済発展に大いにご尽力を頂いた。  愛知・名古屋は、日中友好の大きな扉を開いた地 として多くの方々に知られている。つい20日ほど前 に、程永華大使にもお越しいただき、名古屋城の二 の丸の中にある愛知県体育館の正面玄関に、今から

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44年前に開催された世界卓球選手権大会で繰り広げ られた、いわゆる「ピンポン外交」の記念モニュメン トの除幕を行った。縦3m・横7mの大変立派なモ ニュメントの陶壁画で、中国の若手の書家と日本の 書家に「友好・平和・愛」という文字を書いていただ き、水墨画風になっている。また、日本と中国、ア メリカの国旗が横に並び、大変素晴らしい絵姿だと 思う。愛知・名古屋の地から日中友好、米中国交正 常化、世界平和へのメッセージを発することができ ることを大変誇りに思う。  さて、中国は日本にとっても、また、愛知県に とっても重要なパートナーである。愛知県から中国 に進出している企業は、528社、1,135拠点で、愛知 県から海外へ進出している企業数としては第1位と なっている。  私どもは04年に上海に県の事務所を設け、08年に友 好提携先である江蘇省の南京市に愛知県のサポート デスクを設け、友好を進めている。江蘇省とは今年35 周年を迎え、秋口には友好提携記念式典の開催を予 定している。また、2年前に、広東省政府とも提携 した。更に日中友好を続けていきたいと考えている。  日中関係は、色々あるが、「風雪に耐えて春を待 つ」、ようやく春が近づいて来たという感じで言わ れるが、当地域は、日中関係にとっては、風雪では なく、常に春風が吹いている。  程永華大使閣下はじめ多くの中国関係の皆様に は、どうか愛知・名古屋・東海地域にお越しいただ き、そしてまた中国と何かあっても、愛知・名古 屋・東海の地では、常に日中関係には春風が吹いて おり、日中関係を啓蒙すべき地であり続けたいと 思っている。  東海日中貿易センターの60周年を心からお祝い申 し上げ、皆様と次なる70周年、80周年へと日中友好 を進めて行くことを誓い、お祝いのご挨拶とする。 ◆岡谷篤一 名古屋商工会議所会頭 乾杯音頭  先程お話があっ たが、東海日中貿 易センターは大変 な活躍をされて来 られ、私は、仕事 の上での今の日中 関係が、経済的に 大変素晴らしい関 係にあると思う。  60年の間で、故人の方もお見えになるが、関係の 方々が大変な努力をされた結果であると敬意を表す る次第である。  ここにお見えになる東海日中関係の皆様が、これ からもリーダーシップを発揮して今以上に良い世界 一の日中関係を作っていただき、経済的な発展をし ていただければと思う。  それでは、東海日中貿易センターの60周年を祝し て、また、ご臨席の程永華大使閣下はじめ関係者の皆 様のご健勝を祝し、声高らかに乾杯したい。乾杯! 【祝電】 中国商務部 副大臣 高 燕様 中国国際貿易促進委員会 江蘇省国際交流センター 主任 呉 忠徳様 四日市市 市長 田中俊行様 (一社)中部経済連合会 会長 三田敏雄様 愛知県経営者協会 会長 清水順三様 (一社)日中経済貿易センター 代 表 理 事 会 長 村山 敦様       代表理事理事長 青木俊一郎様 日本国際貿易促進協会京都総局 会長 立石義雄様 静岡県日中友好協議会 会 長 川勝平太様        理事長 栗原 績様 愛知銀行 取締役会長 小出眞一様 岡崎信用金庫 理事長 大林市郎様 碧海信用金庫 理事長 福田雅美様

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◆歓談  歓談の中で、会場内には、この10年の歩みを顧み て、05年に開催したセンター創立50周年記念式典、 中華人民共和国駐 名古屋総領事館の 開設、名古屋中国 春節祭、各開発区 の企業誘致説明会、 各種訪中団などの 年度事業をまとめ た15分ほどの記録 集を放映した。  またこの10年の間に逝去された横井明前々会長、 古川晶章前会長、豊島半七(先代)元副会長、若原富 夫相談役(本年3月逝去)の写真や表彰状などを展示 し、故人を偲んだ。 <中国商務部高燕副部長からの祝電・訳文>

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2015年度

(第2回)

定時会員総会

会務報告

◆深谷会長開会挨拶        今年度も既に2ヶ月が経過し、日中関係を取り巻 く環境は、昨年11月の日中首脳会談後、確実に改善 の方向に向かっていることを実感している。  海上連絡メカニズム、環境問題、知的財産権な ど、島の問題により停滞していた各種協議が日中間 で再開され、4月にはインドネシアで2度目の首脳 会談も行われた。また、5月20日には自民党の二階 総務会長による国会議員や経済人ら3,000人が参加 した代表団が、中国を訪れ、日中双方で交流が活発 化していることは、大変喜ばしいことと思う。  昨年240万人を突破した中国人観光客は、今年の 1~4月までに前年同期比99%増の132万9,300人が 日本を訪れ、その経済効果は大きい。  当地域は多くの観光資源があるが、先月19日にピ ンポン外交の記念モニュメントが愛知県体育館に建 てられ、新たな観光名所となるものと期待してい る。  中国では第1四半期の状況が発表され、経済成長 率は7%となった。「新常態」に適応した経済運営を 行う中国だが、景気減速感は否めない状況にあり、 相次いで金融緩和策が実施されている。  中国経済の安定成長は、中国のみならず、近隣諸 国はじめ世界経済に大きな影響を与える。かつての ような2桁成長は望めないが、徐々に成長率をス ローダウンし、持続的成長を目指している。  そのような中で、日中間においては、戦略的互恵 関係の拡大、PM2.5など大気汚染防止、高齢化社会 対策など社会の安定に向けた協力が重要になって来 ると思うが、このような分野で、私ども中部地方の 企業に蓄積された技術やノウハウが貢献できる機会 が出るものと期待している。  日中関係は改善の方向で進んでいるものの、1つ 懸念材料として、安倍首相の戦後70年談話の内容と 中国で9月3日に予定されている抗日戦争勝利70周 年記念式典があり、是非とも良い方向で終えること を祈念している。  当センターは、創立60周年を迎え、これまで同様 に各種経済交流を積み重ねることで、微力ながら日 中経済関係の改善に貢献できるよう努めていきた い。  会員の皆様には、更に先人の志を継いで、70年、 80年と発展させていくことについて、ご協力をお願 いしたい。 ◆報告・審議         総会では、深谷会長が議長となり、議事をすすめ 始めに、「2014年度事業報告」及び「2015年度事業計 画及び収支予算」の報告を原田泰浩副会長・専務理 事が行った。  続いて、決議議案の「2014年度計算書類の件」につ いて、原田泰浩副会長・専務理事が説明し、深町正 和監事より監査報告が行われた。審議の結果、原案 通り承認された。 6月8日(月)、2015年度(第2回)定時会員総会を名古屋市内にて開催し、会員約80名が出席した。

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【中国実務セミナー】 《最新! 中国現地法人の人事・労務管理        ~基礎セミナー~》  6月1日、キャストコンサ ルティング㈱取締役の前川晃 廣氏を招き、標記セミナーを 開催した。  上海法人の総経理を兼任し ている講師からは、中国の労 働法や労働契約法を、日本の労基法と比較しなが らの説明があったほか、人員削減にあたって問題 となる見えざる負債(経済補償金)など実務面の問 題点も挙げながら解説が行われ、セミナー終了後 の受講者によるアンケートでは、基礎と実務事例 を中心であったため理解しやすかったと意見が寄 せられた。  実務担当者を中心に24名が受講した。 【中国共催セミナー】 《グローバル事業を成功に導くための        ストレスマネジメント》  6月24日、(公財)あいち産業振興機構との共催 により、標記セミナーを開催した。  ㈱MD.ネット(本社・東京)の渡辺ユキノ専務取 締役が講師として、海外事業を担う従業員には海外 業務に適しているかを判断した上で赴任させないと 赴任先でメンタル面、パーソナリティにおいて問題 が発生し、個人的には健康を害し、事業的には業績 悪化を招く恐れが高いとして、海外事業と健康の関 係、海外事業の適性、赴任者のメンタルヘルスの重 要性など説明し、60名あまりが聴講した。 【中国知的財産セミナー】 《中国特許法(第4回)改正案と        中国知的財産裁判所》  6月10日、当センターの中 国法律顧問で、北京林達劉知 識産権代理事務所のパート ナー弁護士・弁理士である魏 啓学氏を招き、標記セミナー を開催した。  講師はまず最近の特許出願件数に触れ、中国は 昨年92万8件の出願があり、4年連続世界一で、 中国企業による出願が9割を占めているが、外国 企業による出願で最も多いのが日本で、アメリ カ、ドイツと続くが、日本の件数は横ばいである のに対してアメリカは増え続けていると紹介。  一方、商標の出願件数は昨年228万件に上り、 前年比21%増と特許の出願件数よりも増加率が高 く、中国内需に対応した小売業やメーカーによる 出願が盛んであると見解を示した。  4月1日に発表された中国特許法の(第4回)改 正案については、①部分意匠制度の導入、②意匠 出願の優先権制度の導入、③ハーグ協定への加盟 を考慮していること、を改正点として挙げた。  北京、上海、広州に昨年設立された知的財産裁 判所の概要と運用実態が紹介され、所轄の範囲が 省内(市内)に限られるという留意すべき点がある ものの、模倣品が販売されている流通業者が管轄 地にあれば、流通業者と模倣業者を連名で訴える ことができるアドバイスがあった。 セミナーには12名が受講した。

月 の 主 要 行 事 報 告

中国実務セミナー等開催予定

中国実務セミナー等開催予定

主催セミナー  「“依法治国”の下における中国の最新法律実務動向」 日 時:7月29日(水) 13:30 ~ 16:30 ところ:名古屋商工会議所ビル3 階 第6会議室 講 師:萩野 敦司 弁護士法人 瓜生・糸賀法律事務所 パートナー 北京事務所長 弁護士  前川晃廣氏 魏啓学氏

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<中国国際商会・濰坊市連合代表団>  6月4日(木)、祭国楓・中国国際商会副秘書長及 び孫起生・山東省濰坊(いぼう)市副市長一行11名が 当センターを訪問した。  一行は、今年9月23日(水)から25日(金)に山東省 濰坊市にて開催される、「2015中日韓産業博覧会」の 主催者を代表し、同博覧会への企業参加を誘致する ために来日した。  同博覧会は、初めて開催されるのもので、中日韓 3カ国間の経済、貿易、文化等各分野の協力関係を 一層促進するために開催され、現代製造業、現代農 業、サービス業等の企業が出展し、また同時開催イ ベントとして、各界におけるセミナー、フォーラム の開催も計画されている。  当センターには、中部地区における協力機関とな り、出展企業誘致の協力依頼があった。  当日は原田泰浩副会長兼専務理事と石原業務グ ループ長が対応した。  蔡国楓 中国国際商会 副秘書長  史 銘 中国国際貿易促進委員会         国際連絡部副処長  戚臣剛 中国国際商会 会展部副処長  孫起生 濰坊市共産党委員会常務委員      濰坊市副市長  白衛明 濰坊市商務局局長  王 浩 濰坊市外僑弁公室主任  張増順 濰坊市国際貿易促進委員会会長  劉倉義 濰坊市経済合作中心主任  王明陽 濰坊市国際貿易促進委員会副会長  王一鳴 濰坊市外僑弁公室幹部  李暁強 濰坊市商務局幹部 <江門市崖門新財富環保工業有限公司>  6月8日(月)、梁川・江門市崖門新財富環保工業 有限公司執行董事一行4名が、当センター創立60周 年記念祝賀会に出席するため来日し、同社より記念 品として潮田陶磁廠で作られたパンダの置き物が贈 られた。  同社は、広東省江門市において、メッキ専門工業 団地である「新財富崖門定点電鍍工業基地」の管理・ 運営を手がけており、当センターとの業務提携を進 め、昨年は、第23次中国自動車産業視察団で同団地 の見学を行った。同団地には、既に80社弱の企業が 入居しており、そのうち、当センター会員企業も数 社入居している。  梁 川 執行董事  彭文献 副総経理  周俊輝 総経理秘書  劉 岩 招商部主管 <江西国際経済技術合作公司>  6月26日(金)、江西国際経済技術合作公司の王剛 峰 貿易総括リーダーが来訪した。  同社は江西省人民政府系の研修生送出し機関で、 江西省と友好関係にある岐阜県を中心に日本に多数 の研修を派遣している。1994年には岐阜市に日本事 務所を設立。  今回は新規事業として、日本製品の輸入事業を立 ち上げるにあたり、当地の優良メーカーに関する情 報収集の為に来日した。 祭国楓・中国国際商会副秘書長(右から5番目) 中国陶磁器の産地 潮州で焼かれたパンダの置物

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 財務省は、6月6日(土)、中国北京市において第 5回日中財務対話が、麻生太郎・副総理兼財務大臣 及び楼継偉・中華人民共和国財政部長の共同議長の 下、両財務省の幹部の参加を得て開催されたことを 発表した。   今 回 の 対 話 は、 双方にとって重要 な意義を持つもの であり、両国のマ クロ経済情勢及び 政策における意思 疎通の深化と、金融分野における協力の強化に貢献 するとともに、経済及び金融分野における日中の戦 略的互恵関係をより一層推進させるものであるとい う見解で一致した。  また、両国間の金融分野における実務的な協力を さらに深化し、予算・税制・社会保障制度改革・公 的債務管理・関税政策の各分野における政策的な意 思疎通を強化し、金融協力を拡大し、並びに両国の 経済、貿易及び投資の分野における協力を支援する 必要性を強調した。  地域協力について、これまでのG20首脳会議にお ける合意事項を積極的に実施するとともに、2015年 のアンタルヤサミットにおける新たな成果を推進す るため、G20における協力を強化し、これにより、 国際経済協力における第一のプラットフォームとし てのG20の役割を強化し、このメカニズムの健全な 発展を確保することに合意した。また、両国がアジ アにおける2大大国として、東アジアにおける金 融協力をさらに推進することを表明するとともに、 ASEAN+3における金融協力の今後の進展の方向 性について議論し、共通の利益に基づいて、開発金 融機関との協調も含め、アジアのインフラ建設を推 進することで一致した。  会議では、来年、東京において第6回日中財務対 話を開催することに合意した。  3年2ヶ月ぶりの開催となった今回の日中財務対 話では、楼継偉・中国財政部長が、日本側による人 民元建債券の発行などで実務的協力を積極的に推進 する必要があると表明したことにより、日本におけ る人民元建債券の発行条件が整った。 (財務省HPより一部抜粋)  三菱東京UFJ銀行は、6月18日(木)、同行におい てオフショア人民元建債券の発行を決定したことを 発表した。  なお、東京市場におけるオフショア人民元建債券 の発行は、初めてとなる。 発行金額 人民元3.5 億元(約70 億円) 発 行 日 平成27 年6 月24 日      (条件決定日:平成27 年6 月18 日) 期  間  2 年 金  利  固定金利 3.64% 格  付 「AA」 日本格付研究所(JCR) 発行形態 日本国内における機関投資家限定私募 主 幹 事 三菱UFJ モルガン・スタンレー証券㈱  同行では、中国子会社の三菱東京UFJ 銀行(中 国)有限公司が、2010 年5 月に中国オンショア市 場において人民元建金融債を発行し、2014 年5 月 に香港においてオフショア人民元建債券(点心債)を 発行するなど、中国政府が進める人民元国際化の進 展を踏まえ、安定的な資金調達手段の多様化を進め てきた。  同行に追随して、他金融機関により東京市場にお ける人民元建債券の発行が相次ぐ可能性が高くなっ てきた。貿易決済などで人民元の需要は高まってお り、決済通貨ランキングにおいて、日本円に次いで 第5位まで上昇している。債券発行による人民元の 調達手段は拡大傾向にあり、将来的には、中国企業 が日本で起債するケースも出てくると思われる。

第5回 日中財務対話

第5回 日中財務対話

国内初 人民元建債権を発行

国内初 人民元建債権を発行

国内初 人民元建債権を発行

国内初 人民元建債権を発行

∼三菱東京

UFJ

銀行が

3.5

億元を調達∼

∼三菱東京

UFJ

銀行が

3.5

億元を調達∼

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◇発行地域で通称が異なるオフショア人民元建債券  中国本土以外の主に香港で発行・流通するオフ ショアの人民元建債券は、「点心債(ディムサム・ボ ンド)」と呼ばれている。  これは、ユーロ元債券市場の幕開けの年と言われ る2010年頃に、発行量そのものは少ないが、人民元 の上昇による旨味があったことから、機関投資家及 び個人投資家の買いが殺到したことを背景にして、 「飲茶」に例え、量は少ないが味は美味いことから 「点心債」と名付けられた。  香港市場における人民元建債券の発行は、2007年 から始動し、2010年8月にマクドナルド社が外資系 企業初となる人民元建債券の発行を行った際の市場 の熱狂ぶりは、香港市場におけるオフショア人民元 建債券市場の本格的な幕開けを印象づけるものだっ た。  中国でビジネスを行う中で、資金(人民元)の調 達、為替リスクの軽減、財務コストの削減などで、 企業にとって、起債することは大きなメリットがあ る。  また、人民元建債券に投資する「人民元建債券 ファンド」などの二次市場も拡大傾向にある。  今回、日本(東京市場)で初めて人民元建債券が発 行されたことにより、その通称の候補として「フジ ヤマ債」があがっている。ちなみに、シンガポール で発行する人民元建債券は、「獅城債」、フランスで 発行する人民元建債券は、「凱旋債」と呼ばれ、発行 地域により、それぞれ通称が異なっている。 〈主なオフショワ人民元建債券〉   出処:中国銀行 発行地 通 称 主な発行体 香港 点心債 ①中国国家開発銀行②中国国債 ③マクドナルド④キャタピラー ⑤オリックス⑥三菱UFJリース ⑦東京センチュリーリース ⑧三井住友ファイナンス&リース 台湾 宝島債 ①中国信託商業銀行②ドイツ銀行③交通銀行④中国農業銀行⑤中国 銀行⑥中国建設銀行 シンガポール 獅城債 ①香港上海銀行②中国建設銀行③英国国債④中国国家開発銀行 ドイツ ライン債 ①ドイツ復興金融公庫②中国農業銀行③中国建設銀行 フランス 凱旋債 ①中国銀行 日本 フジヤマ債 ①三菱東京UFJ銀行  なお、オフショア人民元建債券の「点心債」「獅城 債」「凱旋債」などに対して、海外企業等が中国国内 で発行するオンショア人民元建債券は「パンダ債」と 呼ばれている。  中国日本商会は、6月17日(水)、北京において 「中国経済と日本企業白書」の記者会見を行い、中国 政府に投資やビジネス環境の改善を求める意見書を 発表した。同白書は、2010年から毎年作成され、今 年が6回目となる。  同白書は、中国進出日系企業(法人会員8,874社) が直面する問題について分析したもので、白書は第 1部「共通課題・建議」、第2部「各産業の課題・建 議」、第3部「各地域の現状・建議」から成り、建議 の数は478件にのぼる。  14年版と同様、「公平性の確保」の重要性を訴える 内容が主体で、市場システムや政府機能の改善、開 放的な新経済体制の構築などを求めている。  日本貿易振興機構が14年10月~ 11月にかけて在 中国日系企業を対象に行ったアンケート調査によ ると、今後1~2年間に在中国業務を「拡大する」 とした企業は46.5%で割合は13年比7.7ポイント低下 し、「現状維持」とした企業は46%で同6.5ポイント 上昇し、「規模を縮小する」 とした企業は6.5%だった。 他国への移転や撤退を選 択した企業はほぼゼロと の結果だった。  当センターにおいて昨 年は、対中投資の新規相 談 案 件 は 極 め て 少 な く、 再編、移転や人事労務関 連の相談が主となっている。為替の影響も然ること ながら、人件費の増大は企業の運営に大きな影を落 としている。輸出型企業においては、製品の中国販 売の強化、内陸部への生産拠点の移転などで、中国 事業の見直しが図られ、国内販売型企業において は、能力増強と販売拠点の拡大を図る傾向が強い。 また、「現地化」を進める企業が多い反面、逆に日本 人駐在者を増強し、新たな中国市場の需要に対応す る動きも見られる。

中国日本商会 「中国経済と日本企業白書」を発表

中国日本商会 「中国経済と日本企業白書」を発表

中国日本商会 「中国経済と日本企業白書」を発表

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◇中韓FTAに署名

 中国の高虎城商務部長と韓国のユン・サンジク (尹相直)産業通商資源省長官は6月1日、ソウルに て自由貿易協定(FTA)に署名した。  協定は両国の国内手続きを経て、年内または来年 の年初には発効される見込みである。  14年の中韓の輸出入額は2,905億ドルで、韓国は 中国にとって第3位の貿易相手国で、中国は韓国に とって輸出と輸入ともに最大の貿易相手で、また最 大の海外投資先である。  中韓FTAは現在交渉中の日中韓FTAの試金石 でもあり、日本にとっても無視できない動向と言え る。  9割以上のHSコード品目でゼロ関税を目指す中 韓FTAだが、除外された品目の詳細は署名時点で は公表されていないものの、中韓がそれぞれセンシ ティブ品目(国内産業の保護上、重要な品目)として 挙げたのが、次の分野とされている。 中韓のセンシティブ品目 中国側 自動車、機械、化学、鉄鋼、電子等 韓国側 農水産物、繊維、自動車等  自動車分野は中韓両国ともにセンシティブ品目と したために影響は低いと考えられるが、他分野での 影響は注視していく必要がある。以下は、中国商務 部が発表している10年後、20年後の見通しである。 発効10年後 (過渡期) ゼロ関税対象 発効20年後 (完全実施) ゼロ関税対象 品目 金額 品目 金額 韓国側輸入 79% 77% 92% 91%   うち製造業 90% 80% 97% 94%     農林水産業 ―― ―― 70% 40% 中国側輸入 71% 66% 91% 85%   うち製造業 72% 66% 90% 85%     農林水産業 ―― ―― 93% 56%  中韓貿易の収支では中国側の貿易赤字で、14年に はその額が1千億ドル近くに達している。輸出入を 合わせた規模が約3千億ドルの中韓貿易において、 1千億ドルの赤字は深刻な数字と言える。  FTA署名に合わせ、中国商務部は人民日報への 寄稿で、中韓の世界シェア拡大のためにも必要であ る旨を国民に伝え、理解を求めた。

◇欧州系企業の4割、事業見直し予定

 EU加盟国の企業の中国法人で構成される中国EU 商工会議所(European Union Chamber of Commerce in China)と経営コンサル大手のローランド・ベル ガーは6月10日、中国にある欧州系企業540社に よる企業マインドのアンケート調査の結果を発表 した。  「中国における今後の経営課題は?」との質問に対 して、複数回答が可能な中で、「中国経済の成長鈍 化」を選んだ企業は全体の44%に上り、最も多く、 「中国の人件費高騰」や「世界経済の失速」(いずれも 24%)、「参入障壁・投資規制」(23%)、「ローカル 企業との競争」(18%)、「人民元為替レートの変動」 (17%)などの回答を大きく上回った。  「今年の売上予想は?」との質問には、前年比 「大幅増(20%超)」と答えた企業は前回(2014年)よ り 6 ポ イ ン ト 減 り17 % に 留 ま り、「 増 収( 5 ~ 20%)」は7ポイント増加し43%だった。「横ばい (−5~5%)」は4ポイント増え25%、「減収(− 5~−20%)」は1ポイント増の10%、「大幅減(− 20%超)」は2ポイント増の5%となっている。回 答結果を見る限り、前回よりも減収または赤字化 の傾向が強まっている。  「中国で経費削減を予定しているか?」との質問 に、「予定している」との答えた企業が前回を15ポイ ントと大幅増の39%、約4割に達し、中国経済の成 長鈍化の波を欧米系企業も受けている実態を浮かび 上がった。  「経費削減はどこから着手するか?」との質問に、 複数回答が可能な中で「人員削減」を挙げた企業が 61%と最も多く、「仕入原価の低減」(52%)、「賃 料 の 低 減 」 (36 %)、「 外 注化」(30%)、 「 ヒ ト の 現 地 化 」(22 %)、 「 従 業 員 の 福 利 費 の 削 減 」 (19 %)、「 投 資 計 画 の 中 止」(17%)な どが続いた。

<中 国 短 信 >

出典:「Business Confidence Survey 2015」

European Union Chamber of Commerce     in China

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◇上海市、外国人就業の年齢制限緩和へ

 上海市は海外からの高度人材の流入を強化するた め、就業の年齢上限の緩和を含めた条件緩和を行う 方針を明らかにした。  具体策は改めて公表される予定だが、次の緩和策 が打ち出されている。 ① 外国籍高度人材の永久居留証(いわゆる永住権)の 手続き時間の短縮 ② 外国籍高度人材の居留許可、人材ビザ、外国専家 証(外国人専門家証明書)の手続きの簡素化 ③ 上海で長期間勤務している外国籍高度人材に対し て、有効期間が2年~5年の複数年ある外国専家 証を優先発行 ④ 外国人就業証と外国専家証の申請窓口の一本化 ⑤ 条件に適合した人材に対して外国専家証を優先的 に手続きし、年齢制限を緩和。 ⑥ 上海の留学生がそのまま上海に留まり就職できる 制度の試験運用 ⑦ 海外人材居住証(B証)制度を改善し、科学技術イ ノベーション人材の申請条件を引き下げ、有効期 間を最長10年とする  外国人の中国での就業は、就業ビザ(Zビザ)の取 得前に、中国国内で「外国人就業許可証」の取得が必 要で、多くの地方では国内の退職年齢に合わせて、 外国人の就業の年齢制限を男性で60歳と規定してい るため、日本人の“団塊の世帯”の中国赴任に支障が 出ている。上海市が年齢制限の緩和を進めれば、日 系企業にも朗報となりそうだ。

◇2014年中国自動車売上上位30社

 中国機械工業聯合会と中国汽車工業協会(いずれ の前身とも旧機械工業部)は、会員の自動車関連企 業(全て中国資本)の昨年売上高上位30社のランキン グをこのほど発表した。  上海汽車の1兆1,600元(約23兆円)を筆頭に、外 資と合弁の優良企業を多く抱える完成車メーカーが 上位に位置し、1位から13位までは昨年と比べ順位 に変動はない。部品専業では万向集団の1,287億元 (約2兆5,700億円)など6社が入っている。  二輪車は中国国内の市場縮小を受け、多くのメー カーが減収となっている。

◇海運業の外資規制を緩和、FTZ

 中国交通運輸部(国土交通省に相当)は6月5日、 上海、天津、福建、広東にある自由貿易試験区(F TZ)において、外資の物流業に対する出資規制を 一部緩和することを発表した。  中国のFTZは2013年に上海で誕生して以降、今 年の4月21日に天津、福建、広東で第二陣として設 立されている。  今回の規制緩和は、全てのFTZで同レベルのも のを適用しようとする狙いと、上海を更に先行させ ることで差別化を図ろうとする狙いが見受けられ る。 <今回発表された外資出資規制の緩和> 業 種 FTZでの規制緩和 備 考 国 際 船 舶 代 理 業 務 外資51%まで出資可。上 海 に 加 え、 天 津、 福建、広東を規制緩 和対象に追加。 (非FTZ) 外資出資は49%まで。 国 際 船 舶 運 輸 業 務(上海FTZ)外資独資も可能に。 (広東FTZ) 香港・マカオ資本で あれば独資も可能に。 (天津・福建FTZ) 出資比率の規制は受 けないが、中国資本 との合弁、合作が必 要。 ( 上 海 F T Z の 緩 和 前) 出資比率の規制は受 けないが、中国資本 との合弁、合作が必 要。 (非FTZ) 外資出資は49%まで。 国際フォワー ダ ー・ コ ン テナターミナ ル・ ヤ ー ド 業務 外資独資も可能に。 上 海 に 加 え、 天 津、 福建、広東を規制緩 和対象に追加。 (非FTZ) 出資比率の規制は受 けないが、中国資本 との合弁、合作が必 要。

◇日本減も全体増、1-5月の対中投資

 中国商務部は6月18日、定例の記者発表で1-5 月対中投資の速報を発表した。  実行ベースの投資金額は、外資全体で前年同期比 10.1%増の538.3億ドルであったが、日本からの投資 は同9.4%減の17.8億ドルとなった。  昨年の同時期における日本からの投資は42.2%減 と大幅な落ち込みを記録しているが、今回の発表は 更に減少していることを示した。  なお、対中投資が多い国・地域の順位は1位か ら、香港、シンガポール、台湾、韓国、日本、アメ リカ、ドイツ、フランス、イギリス、マカオとなっ ている。

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中国経済データ

 <ご注意>  伸率は前年同期比を%で表示。減少は▲または−で表示。速報値と確定値が混在しているため、不確定なデータが含まれている。 名古屋税関管内の対中貿易 単位:億円、% 年月 金 額 輸  出伸 率 全国比 金 額 輸  入伸 率 全国比 金額差  引備 考 2009年 16,836 ▲21.1 16.4 14,039 ▲27.9 12.3 2,797 黒字拡大 2010年 22,358 32.8 17.1 16,318 16.2 12.2 6,040 黒字拡大 2011年 22,941 2.6 17.8 18,835 15.4 12.9 4,106 黒字縮小 2012年 20,594 ▲10.2 17.9 19,512 3.6 13.0 1,082 黒字縮小 2013年 23,913 16.1 18.9 20,971 7.5 11.9 2,942 黒字拡大 2014年 25,217 5.5 18.8 22,515 7.4 11.7 2,702 黒字縮小 2015年5月 1,921 ▲3.0 18.1 1,801 1.1 12.5 120 黒字縮小 2015年1-5月 9,481 ▲3.9 17.8 9,759 3.4 12.4 ▲278 赤字化 出所:名古屋税関の発表資料を基に一部加筆 ※名古屋税関管内 国際貿易港:名古屋港、三河港、衣浦港、清水港、田子の浦港、御前崎港、四日市港、尾鷲港、津港          国際空港:中部空港、静岡空港 日本の対中貿易(日本側統計) 単位:億円、% 年 月 金 額 輸  出 伸 率 金 額 輸  入 伸 率 金 額 差  引 備 考 2009年 102,356 ▲21.0 114,360 ▲22.9 ▲12,004 赤字縮小 2010年 130,856 27.8 134,130 17.3 ▲3,274 赤字縮小 2011年 129,021 ▲1.4 146,419 9.2 ▲17,398 赤字拡大 2012年 115,091 ▲10.8 150,387 2.7 ▲35,296 赤字拡大 2013年 126,252 9.7 176,600 17.4 ▲50,348 赤字拡大 2014年 133,844 6.0 192,082 8.8 ▲58,238 赤字拡大 2015年5月 10,607 1.1 14,423 1.5 ▲3,816 赤字拡大 2015年1-5月 53,132 1.5 78,587 0.9 ▲25,527 赤字縮小 出所:日本・財務省貿易統計を基に一部加筆 5月の国・地域別の貿易 単位:億円、% 金 額 構成比 輸 出 総額 57,405 100.0 内訳 アメリカEU 10,8616,021 18.910.5 アジア 31,868 55.5 うち中国 10,607 18.5 輸 入 総額 59,564 100.0 内訳 アメリカEU 6,8246,611 11.511.1 アジア 28,578 48.0 うち中国 14,423 24.2 出所:日本・財務省貿易統計を基に一部加筆 5月の国・地域別の貿易 単位:億円、% 金 額 構成比 輸 出 総額 12,913 100.0 内訳 アメリカEU 3,5881,600 27.812.4 アジア 5,007 38.8 うち中国 1,921 14.9 輸 入 総額 7,589 100.0 内訳 アメリカEU 628838 11.08.3 アジア 3,708 48.9 うち中国 1,801 23.7 出所:名古屋税関の発表資料を基に一部加筆 5月の主な増減品目 単位:% 概況品名 伸率 寄与度 輸出 増加 1 通信機 54.3 0.8 2 半導体等電子部品 7.6 0.5 3 有機化合物 8.0 0.5 減少 12 自動車繊維機械 ▲43.8▲52.1 ▲1.9▲0.5 輸入 増加 12 通信機原動機 84.745.9 4.70.3 3 科学光学機器 13.2 0.2 減少 1 電算機類(含周辺機器) ▲10.4 ▲0.9 2 衣類・同付属品 ▲8.0 ▲0.8 3 半導体等電子部品 ▲17.4 ▲0.7 出所:日本・財務省 5月の主な増減品目 単位:% 概況品名 伸率 寄与度 輸出 増加減少 11 原動機自動車 36.639.4 ▲1.71.0 2 科学光学機器 45.8 ▲1.2 輸入 増加 12 原動機音響・映像機器(含部品) 77.123.3 1.10.8 減少 1 衣類及び同附属品 ▲8.2 ▲0.9 出所:名古屋税関

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中国の対外貿易 単位:億ドル、% 年 月 金 額輸 出伸 率 金 額輸 入伸 率 2009年 12,016 ▲16.0 10,059 ▲11.2 2010年 15,778 31.3 13,962 38.8 2011年 18,986 20.3 17,436 24.9 2012年 20,489 7.9 18,178 4.3 2013年 22,100 7.9 19,503 7.3 2014年 23,427 6.1 19,602 0.4 2015年5月 1,907 ▲2.5 1,313 0.7 2015年1-5月 8,809 ▲17.6 6,636 ▲17.3 出所:中国税関総署 中国の外資導入 単位:件(件数)、億ドル(金額) 年 月 件 数件 数伸 率 金 額実行ベース金額伸 率 2009年 23,435 ▲14.8 900.3 ▲2.6 2010年 27,406 16.9 1,057.4 17.4 2011年 27,712 1.1 1,160.1 9.7 2012年 24,925 ▲10.1 1,117.2 ▲3.7 2013年 22,773 ▲8.6 1,175.9 5.3 2014年 23,778 4.4 1,195.6 1.7 2015年5月 1792 ▲14.0 93.3 8.5 2015年1-5月 9,582 9.6 538.3 10.1 出所:中国商務部 ※金融セクターを除く 中国対外貿易の月別伸率(%) 中国外資導入の月別伸率(%) 中国への輸出額の月別伸率(%) 日本の輸出における中国構成比の推移(%) 中国からの輸入額の月別伸率(%) 日本の輸入における中国構成比の推移(%) 単位:億ドル、% 年月 金額 輸出 伸率 金額 輸入 伸率 2009 年 12,016 ▲16.0 10,059 ▲11.2 2010 年 15,778 31.3 13,962 38.8 2011 年 18,986 20.3 17,436 24.9 2012 年 20,489 7.9 18,178 4.3 2013 年 22,100 7.9 19,503 7.3 2014 年 23,427 6.1 19,602 0.4 2015 年 5 月 1,907 ▲2.5 1,313 0.7 2015 年 1-5 月 8,809 ▲17.6 6,636 ▲17.3 出所:中国税関総署 中国対外貿易の月別伸率(%) 単位:件(件数)、億ドル(金額) 年月 件数 実行ベース金額 件数 伸率 金額 伸率 2009 年 23,435 ▲14.8 900.3 ▲2.6 2010 年 27,406 16.9 1,057.4 17.4 2011 年 27,712 1.1 1,160.1 9.7 2012 年 24,925 ▲10.1 1,117.2 ▲3.7 2013 年 22,773 ▲8.6 1,175.9 5.3 2014 年 23,778 4.4 1,195.6 1.7 2015 年 5 月 1792 ▲14.0 93.3 8.5 2015 年 1-5 月 9,582 9.6 538.3 10.1 出所:中国商務部 ※金融セクターを除く 中国外資導入の月別伸率(%) 日本と名古屋税関管内の対中貿易の比較 中国の外資導入 中国の対外貿易 中国への輸出額の月別伸率(%) 日本の輸出における中国構成比の推移(%) 中国からの輸入額の月別伸率(%) 日本の輸入における中国構成比の推移(%) 単位:億ドル、% 年月 輸出 輸入 金額 伸率 金額 伸率 2009 年 12,016 ▲16.0 10,059 ▲11.2 2010 年 15,778 31.3 13,962 38.8 2011 年 18,986 20.3 17,436 24.9 2012 年 20,489 7.9 18,178 4.3 2013 年 22,100 7.9 19,503 7.3 2014 年 23,427 6.1 19,602 0.4 2015 年 5 月 1,907 ▲2.5 1,313 0.7 2015 年 1-5 月 8,809 ▲17.6 6,636 ▲17.3 出所:中国税関総署 中国対外貿易の月別伸率(%) 単位:件(件数)、億ドル(金額) 年月 件数 実行ベース金額 件数 伸率 金額 伸率 2009 年 23,435 ▲14.8 900.3 ▲2.6 2010 年 27,406 16.9 1,057.4 17.4 2011 年 27,712 1.1 1,160.1 9.7 2012 年 24,925 ▲10.1 1,117.2 ▲3.7 2013 年 22,773 ▲8.6 1,175.9 5.3 2014 年 23,778 4.4 1,195.6 1.7 2015 年 5 月 1792 ▲14.0 93.3 8.5 2015 年 1-5 月 9,582 9.6 538.3 10.1 出所:中国商務部 ※金融セクターを除く 中国外資導入の月別伸率(%) 日本と名古屋税関管内の対中貿易の比較 中国の外資導入 中国の対外貿易 中国への輸出額の月別伸率(%) 日本の輸出における中国構成比の推移(%) 中国からの輸入額の月別伸率(%) 日本の輸入における中国構成比の推移(%) 単位:億ドル、% 年月 輸出 輸入 金額 伸率 金額 伸率 2009 年 12,016 ▲16.0 10,059 ▲11.2 2010 年 15,778 31.3 13,962 38.8 2011 年 18,986 20.3 17,436 24.9 2012 年 20,489 7.9 18,178 4.3 2013 年 22,100 7.9 19,503 7.3 2014 年 23,427 6.1 19,602 0.4 2015 年 5 月 1,907 ▲2.5 1,313 0.7 2015 年 1-5 月 8,809 ▲17.6 6,636 ▲17.3 出所:中国税関総署 中国対外貿易の月別伸率(%) 単位:件(件数)、億ドル(金額) 年月 件数 実行ベース金額 件数 伸率 金額 伸率 2009 年 23,435 ▲14.8 900.3 ▲2.6 2010 年 27,406 16.9 1,057.4 17.4 2011 年 27,712 1.1 1,160.1 9.7 2012 年 24,925 ▲10.1 1,117.2 ▲3.7 2013 年 22,773 ▲8.6 1,175.9 5.3 2014 年 23,778 4.4 1,195.6 1.7 2015 年 5 月 1792 ▲14.0 93.3 8.5 2015 年 1-5 月 9,582 9.6 538.3 10.1 出所:中国商務部 ※金融セクターを除く 中国外資導入の月別伸率(%) 日本と名古屋税関管内の対中貿易の比較 中国の外資導入 中国の対外貿易 中国への輸出額の月別伸率(%) 日本の輸出における中国構成比の推移(%) 中国からの輸入額の月別伸率(%) 日本の輸入における中国構成比の推移(%) 単位:億ドル、% 年月 金額 輸出 伸率 金額 輸入 伸率 2009 年 12,016 ▲16.0 10,059 ▲11.2 2010 年 15,778 31.3 13,962 38.8 2011 年 18,986 20.3 17,436 24.9 2012 年 20,489 7.9 18,178 4.3 2013 年 22,100 7.9 19,503 7.3 2014 年 23,427 6.1 19,602 0.4 2015 年 5 月 1,907 ▲2.5 1,313 0.7 2015 年 1-5 月 8,809 ▲17.6 6,636 ▲17.3 出所:中国税関総署 中国対外貿易の月別伸率(%) 単位:件(件数)、億ドル(金額) 年月 件数 実行ベース金額 件数 伸率 金額 伸率 2009 年 23,435 ▲14.8 900.3 ▲2.6 2010 年 27,406 16.9 1,057.4 17.4 2011 年 27,712 1.1 1,160.1 9.7 2012 年 24,925 ▲10.1 1,117.2 ▲3.7 2013 年 22,773 ▲8.6 1,175.9 5.3 2014 年 23,778 4.4 1,195.6 1.7 2015 年 5 月 1792 ▲14.0 93.3 8.5 2015 年 1-5 月 9,582 9.6 538.3 10.1 出所:中国商務部 ※金融セクターを除く 中国外資導入の月別伸率(%) 日本と名古屋税関管内の対中貿易の比較 中国の外資導入 中国の対外貿易 中国への輸出額の月別伸率(%) 日本の輸出における中国構成比の推移(%) 中国からの輸入額の月別伸率(%) 日本の輸入における中国構成比の推移(%) 単位:億ドル、% 年月 金額 輸出 伸率 金額 輸入 伸率 2009 年 12,016 ▲16.0 10,059 ▲11.2 2010 年 15,778 31.3 13,962 38.8 2011 年 18,986 20.3 17,436 24.9 2012 年 20,489 7.9 18,178 4.3 2013 年 22,100 7.9 19,503 7.3 2014 年 23,427 6.1 19,602 0.4 2015 年 5 月 1,907 ▲2.5 1,313 0.7 2015 年 1-5 月 8,809 ▲17.6 6,636 ▲17.3 出所:中国税関総署 中国対外貿易の月別伸率(%) 単位:件(件数)、億ドル(金額) 年月 件数 実行ベース金額 件数 伸率 金額 伸率 2009 年 23,435 ▲14.8 900.3 ▲2.6 2010 年 27,406 16.9 1,057.4 17.4 2011 年 27,712 1.1 1,160.1 9.7 2012 年 24,925 ▲10.1 1,117.2 ▲3.7 2013 年 22,773 ▲8.6 1,175.9 5.3 2014 年 23,778 4.4 1,195.6 1.7 2015 年 5 月 1792 ▲14.0 93.3 8.5 2015 年 1-5 月 9,582 9.6 538.3 10.1 出所:中国商務部 ※金融セクターを除く 中国外資導入の月別伸率(%) 日本と名古屋税関管内の対中貿易の比較 中国の外資導入 中国の対外貿易 中国への輸出額の月別伸率(%) 日本の輸出における中国構成比の推移(%) 中国からの輸入額の月別伸率(%) 日本の輸入における中国構成比の推移(%) 単位:億ドル、% 年月 輸出 輸入 金額 伸率 金額 伸率 2009 年 12,016 ▲16.0 10,059 ▲11.2 2010 年 15,778 31.3 13,962 38.8 2011 年 18,986 20.3 17,436 24.9 2012 年 20,489 7.9 18,178 4.3 2013 年 22,100 7.9 19,503 7.3 2014 年 23,427 6.1 19,602 0.4 2015 年 5 月 1,907 ▲2.5 1,313 0.7 2015 年 1-5 月 8,809 ▲17.6 6,636 ▲17.3 出所:中国税関総署 中国対外貿易の月別伸率(%) 単位:件(件数)、億ドル(金額) 年月 件数 実行ベース金額 件数 伸率 金額 伸率 2009 年 23,435 ▲14.8 900.3 ▲2.6 2010 年 27,406 16.9 1,057.4 17.4 2011 年 27,712 1.1 1,160.1 9.7 2012 年 24,925 ▲10.1 1,117.2 ▲3.7 2013 年 22,773 ▲8.6 1,175.9 5.3 2014 年 23,778 4.4 1,195.6 1.7 2015 年 5 月 1792 ▲14.0 93.3 8.5 2015 年 1-5 月 9,582 9.6 538.3 10.1 出所:中国商務部 ※金融セクターを除く 中国外資導入の月別伸率(%) 日本と名古屋税関管内の対中貿易の比較 中国の外資導入 中国の対外貿易 中国への輸出額の月別伸率(%) 日本の輸出における中国構成比の推移(%) 中国からの輸入額の月別伸率(%) 日本の輸入における中国構成比の推移(%) 日本と名古屋税関管内の対中貿易の比較

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