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2019年度入学試験問題出題のねらい・解答例 (推薦入学選考)

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Academic year: 2021

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2019年度入学試験問題出題のねらい・解答例

(推薦入学選考)

中村学園大学短期大学部〔キャリア開発学科〕

【小 論 文】

〈出題のねらい〉

  「サンデーモーニング」(TBS系)のコメンテーターで、元国連職員の大崎麻子氏が国際会合、

国際比較調査、日本国内での取り組みを踏まえて、あらゆる世代の女性に書いた『エンパワー メント 働く女子が身につけたい力』から、「WORK(働く・活動する)」の新たな定義につい て書かれた章からの抜粋を設問にした。

 WORKを単に「職業」や「収入源」といった「経済活動」として限定的に捉えるのではなく、

「人間が幸せに生きていくために必要な活動」として幅広く捉えようと説く。そのためには「4 つのWORK」が必要であると紹介する。少子高齢化が進む日本において、男性も女性も、どの ように「ワーク」と「ライフ」を両立させていくのか、マネジメントするのか。「ワークライフ バランス」は、誰もが考えるべき今日的課題である。そのような現状を、若者である受験生た ちは、どのように理解し、意見を持っているのかを知りたいと思い、本出題文を選んだ。合わ せて、受験生の読解力、表現力、語彙力などを見ることにした。

〈講評〉

問題一.漢字の書き取り

 漢字の書き取りは、一人平均2.4問の正解率であった。例年に比べ、出来が悪いように思われる。

 特に、「捉える」は正解者が2名、「捕らえる」と間違える受験生が多く、なかには手偏(て へん)でなく人偏(にんべん)になっている受験生もいた。また、「交わされる」も正解者が4 名と、こちらはおくり仮名の「わ」をいれていない受験生が多く見られた。続いて「概念」、そ して「担う」は約半数の受験生が正解し、5問目の「納税」は全員が正解した。

 おくり仮名を問う問題に苦戦するという結果は、スマホでの変換文字に慣れていて、一から 文章を書く機会が減っていることの表れであると思われる。手紙や葉書など短文から始めて、

文章を書くという習慣を身につけて欲しい。

問題二.

 例年のように、設問は「この文章を読んで、あなたの自由な考えを」というものであった。

当たり前ではあるが、作者の主張、意図をくみ取みとったうえでの、自由な意見であって、何 を書いてもいいというわけではない。一冊の本からの抜粋であるため、作者の意図するところを、

全て理解することは難しいかもしれないが、まず、出題文での作者の考え方を整理して、その うえで自分の意見を発展させていくことを求めた。こうできるには、日ごろから新聞や雑誌、

またテレビなどのニュースから時事問題に興味を持ち、そのうえで自分の意見を持っておくこ とが必要であると考える。また、男女問わず、幅広い年齢層の方々との会話も大切にして欲しい。

 題は、新聞の「見出し」と同じくとても重要なもので、内容のエッセンスを題に凝縮すること もできるため、内容に合った題には加点をした。しかし、内容とそぐわない題も見られたのは残 念である。内容に適する題をつけるためにも、自分の意見をしっかりとまとめておくことを求め たい。

参照

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