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アジアを知りたい : 九州大学発アジアへのアプロー チ

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Academic year: 2022

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九州大学学術情報リポジトリ

Kyushu University Institutional Repository

アジアを知りたい : 九州大学発アジアへのアプロー チ

https://doi.org/10.15017/13306

出版情報:2006-03-20. 九州大学アジア総合政策センター バージョン:

権利関係:

(2)

 本誌はアジアに対する予備知識のない一般の方を対象に、学部・学科の壁を乗り 越えて学内のアジア関連研究を一堂に集めて紹介するという初めての試みである。そ うしたこともあって、出版に至るまでには思った以上に時間のかかる作業となった。し かし、そうした苦労のしがいのある事業であったと自負している。ただ、紙面(=予算)

の都合で、九大内で行われているアジア関連研究の全てを網羅、掲載することは叶わ なかった。ここに掲載できなかった研究については、アジア総合政策センターのホーム ページ(http://asia.kyushu-u.ac.jp)の「九大のアジア研究」でも紹介しているので、

興味のある方はぜひアクセスしてみてほしい。 

 さて、本誌で紹介している研究は、研究の対象が単にアジア地域のさまざまな事象 であるということに止まらず、いずれも現地の人々との活発な交流と協働作業を含んだ ものとなっているところに特色がある。九大発の「アジアへのアプローチ」と名付けた 所以である。このアプローチが日本とアジアのより豊かな交流の礎となり、そこでの協 働が日本を含むアジアの、そしてアジアを越えて世界全体の持続的な発展と平和・安 定に寄与するものであることを願ってやまない。       (岡崎智己) 

 

 遠くにうっすらと聳える山々、博多湾からの強風、そして頭上を低空で行きかう飛行機 のメタリックな音響が、九州大学箱崎キャンパスの第一印象だった。昨年末に福岡に赴 任して以来、見知らぬ風景や街が徐々に見慣れたものに変化していく過程が、ちょうど本 誌の編集プロセスと重なる。   

 現在、私たちの周りにはアジアに関する情報があふれている。アジアの映画や音楽は もはや一部の物好きの専売特許ではなくなり、エスニックレストランや雑貨屋は都市のラ ンドスケープの一部になっている。しかし、「消費」や「癒やし」や「快楽」の対象として 一面的にアジアを捉えるのであれば、アジアの人たちとの信頼関係やパートナーシップ は築くことは出来ない。研究、教育やアウトリーチ等を多角的に行う大学が果たす役割 もそこにあるのではないだろうか。今回、残念ながら紙幅の関係上、全部をご紹介できな かったが、九州大学には長年アジア地域の研究に取り組んでこられた先生方による優 れた研究の蓄積が数多くある。本誌がアジアを見慣れた、あるいは見知らぬと感じている方々 の双方に、現在のアジアのダイナミズムと、日本を含むアジアの共生のための方法を模 索する大学の取り組みを感じていただける契機となれば幸いである。    (小川玲子) 

  2006年3月20日発行 

アジアを知りたい 九州大学発アジアへのアプローチ 福岡市東区箱崎6-10-1 Tel:092-642-4433 Fax:092-642-4435    編集 岡崎智己、小川玲子  発行 九州大学アジア総合政策センター  制作・印刷 秀巧社印刷株式会社 

[ 編 集 後 記 ] 

このパンフレットは自然環境保護のために エコマーク認定の再生紙を使用しています。

また、大豆油インキを使用しています。

参照

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