• 検索結果がありません。

電通総研、「シニア×働く」調査を実施

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "電通総研、「シニア×働く」調査を実施"

Copied!
12
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

2015 年 7 月 2 日

電通総研、「シニア×働く」調査を実施

●60 代の「働きたい」人の 3 割は働いておらず、 「働きたくない」人の4 人に 1 人が働いている ●60 代前半の平均手取月額は、男性 24.9 万円、女性 11.9 万円、 60 代後半は、男性 18.8 万円、女性 11.1 万円 電通総研は、日本の今とこれからの働き方を研究・提言する、「 ×働く」スタディー の「女性×働く」に続く第 2 弾として、「シニア×働く」調査を実施しました。超高齢社会が 進行するなか、定年後もシニア層のスキルや経験を生かして働き続けられる社会づくりは極め て重要です。本調査では、50 代後半に就労経験のある 60~69 歳の 2,600 名の男女を対象に仕 事や働くことへの意識や満足度を調査しました。 調査結果では、60 代の半数以上が働きたいと思っているものの、その約 3 割が働いておらず、 特に 60 代後半では働きたい人の約半数が働いていないことが分かりました。一方で、働きた くない 60 代の 4 人に 1 人が働いています。また、現在働いている人の働き方に対する満足度 は高くなっていますが、シニア層は仕事に大きな期待をせず、「働けるだけで満足」という気 持ちを持つ人もおよそ半数いることが分かりました。 今後、シニア層がいつまでも元気で働き続けられる社会を構築していくためには、シニアの 経験やスキルを生かせるような環境づくり、ワークシェアなど体力やライフスタイルに合った 仕組みづくりを通じ、シニア自身の前向きな意欲と納得を得ることが重要であると考えられま す。 本調査の主な結果は以下のとおりです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1. 定年退職後も仕事を継続する人が多数派に。定年退職経験者のうち、男性の約 72%、 女性の約 55%が仕事を継続 2. 60 代後半の働き方は「アルバイト・パート」が主流に。男性の 33.8%、女性の 67.2% が「アルバイト・パート」 3. 働くことを希望する 60 代男女の 3 割は働いていない。働きたくない人の 4 人に 1 人 は働いている 4. 働いている 60 代男女の 7 割は現在の働き方に「満足」だが、「働けるだけで満足」も 半数と根強い 5. 定年後の仕事イメージは、おおむねイメージどおり。想定外は手取り収入の少なさ 1ヵ月の平均手取り収入額は、男性 60 代前半で 24.9 万円、60 代後半で 18.8 万円。 女性は 60 代前半で 11.9 万円、60 代後半で 11.1 万円 6. 給与は少なくても「のんびり働く」が理想の働き方 --- <本調査に関する問い合わせ先> 株式会社電通 電通総研 ヒューマン・スタディーズ・グル-プ 斉藤 TEL:03-6216-8458

(2)

80.5 71.8 89.1 41.5 32.2 50.9 9.5 15.8 3.2 11.3 17.5 5.1 10.0 12.3 7.7 47.2 50.3 44.0 0% 20% 40% 60% 80% 100% 男性 全体 (N=1,300) 男性 60代前半(N=650) 男性 60代後半(N=650) 女性 全体 (N=1,300) 女性 60代前半(N=650) 女性 60代後半(N=650) 定年退職をした まだ定年前 定年退職制度はない ---【調査結果の詳細】--- (N=回答者数) ※図のスコアは小数点第 2 位で四捨五入しているため、足し上げても 100%にならない場合があります。 1. 定年退職後も仕事を継続する人が多数派に。定年退職経験者のうち、男性の約 72%、 女性の約55%が仕事を継続 (1) 男性の約 8 割、女性の約 4 割が「定年退職」を経験 50 代後半に働いていた 60 代男女 2,600 名のうち、「定年退職」を経験した人は、男性の 約8 割、女性の約 4 割。定年退職年齢は男女とも平均 60~61 歳。 図1 定年退職の有無と平均「定年年齢」 【設問】あなたは、定年退職をしましたか。(ひとつだけ) 【設問】あなたが定年退職をしたときの年齢をお知らせください。 ここでの定年退職とは、一般的に60 歳を迎えて訪れる正社員雇用契約の終了を指します。 (2) 男性定年退職者の約 72%、女性の約 55%は定年退職後も仕事を継続 定年退職経験者に、定年後の仕事継続状況を聞いたところ、男性の約72%、女性の約 55% が定年後も働くことを継続している。男性は60 代前半・後半にかかわらず 7 割以上が定年 後も仕事を継続し、男性にとっては、一回「定年」しても、働き続けることが常態化しつ つある。また、定年後引き続き働いている人のうち、過半数(56.6%)が「再雇用契約をし て同じ会社やグループ会社」で働いている。 図2 定年退職後の仕事継続 【設問】あなたが定年退職をしたあとの仕事についてあてはまるものすべてについてお知らせください。 (対象者=定年退職経験者) 71.9 73.0 71.0 0.0 54.6 59.3 51.7 28.1 27.0 29.0 45.4 40.7 48.3 0% 20% 40% 60% 80% 100% 男性 全体 (N=1,046) 男性 60代前半(N=467) 男性 60代後半(N=579) 女性 全体 (N=540) 女性 60代前半(N=209) 女性 60代後半(N=331) 定年退職後も働いている 定年退職後働くのをやめた 定年退職年齢(歳) 60.5 60.1 60.8 60.9 60.2 61.3 *定年退職後も働いている 「再雇用契約をして同じ会社やグループ会社で働 きはじめた」「(社員としての)勤務延長をして 同じ会社やグループ会社で働きはじめた」「すぐ に別の会社で働きはじめた」「ある程度期間をお いたあと、別の会社で働きはじめた」「自ら起業 したり、起業の準備をはじめた」「故郷や別の場 所に移住して仕事を見つけた」「その他」と回答 した人を合わせた数値

(3)

38.0 46.7 21.1 18.1 18.9 16.7 2.2 2.0 2.5 0.4 0.3 0.5 30.1 31.7 27.0 9.2 9.6 8.6 2.2 2.2 2.1 2.0 2.3 1.6 5.0 2.6 9.7 1.3 1.1 1.6 20.7 14.0 33.8 67.1 67.0 67.2 1.9 0.9 3.8 1.8 0.8 3.8 0% 20% 40% 60% 80% 100% 男性 (N=695) 男性 60代前半(N=458) 男性 60代後半(N=237) 女性 (N=541) 女性 60代前半(N=355) 女性 60代後半(N=186) 正社員・正規職員 会社役員 契約社員・嘱託社員 派遣社員 自営業 アルバイト・パートタイム その他 53.5 70.5 36.5 0.0 41.6 54.6 28.6 40.9 32.8 49.1 46.5 29.5 63.5 17.5 12.6 22.3 0% 20% 40% 60% 80% 100% 男性(N=1,300) 男性 60代前半(N=650) 男性 60代後半(N=650) 女性(N=1,300) 女性 60代前半(N=650) 女性 60代後半(N=650) 働いている 専業主婦・家事手伝い 無職 2. 60 代後半の働き方は「アルバイト・パート」が主流に。男性の 33.8%、女性の 67.2% が「アルバイト・バート」 (3) 60 代後半になると「働いている」人は激減 男性60 代前半の約 3 割は「無職」であるが、60 代後半には 63.5%と無職率が倍増する。 女性も同様に、「無職」は12.6%から 22.3%に、「専業主婦」は 32.8%から 49.1%へと 増加する。この結果、働いている女性の割合は60 代前半の 54.6%から 60 代後半の 28.6% へとほぼ半減する。 (4) 働いている女性 60 代の約 7 割が「アルバイト・パート」。男性も 60 代後半にな ると働いている人の約3 割が「アルバイト・パート」 60 代男女に現在の職業について聞いたところ、性別や年齢(60 代前半と後半)で大き く異なっている。 男性60 代前半は、働いている人のうち「正社員」が 46.7%で最も多く、以下「契約社 員・嘱託社員」(31.7%)、「アルバイト・パートタイム」(14.0%)が続く。しかし 60 代後半になると、「正社員」は約2 割(21.1%)、「契約社員・嘱託社員」は 27.0%にな り、「アルバイト・パートタイム」が33.8%となる。 一方、女性は60代前半・後半での変化はあまりみられず、働いている人の約 7割弱(67.1%) が「アルバイト・パート」である。 図 3 現在の職業 【設問】あなたの職業をお知らせください。 ① 仕事の有無 ② 現在働いている人職業 (対象者=「働いている人」(図 3①で現在働いていると回答した人)

(4)

41.5 41.5 40.8 40.2 35.3 32.6 30.8 30.4 28.6 23.2 21.2 21.0 50.3 46.9 38.0 35.8 42.5 24.6 28.5 26.3 23.5 20.1 25.7 22.9 0 10 20 30 40 50 60 最低限の 収入の 確保 自分の 健康 こ れま で に 培っ た 自 分の 経験の 活用 仕事と 自分の 生活の バ ラ ン ス 時間的ゆと り 仕事へ の 意欲( や り が い ) 経済的な安定 こ れま で に 培っ た 自 分の 技術( ス キ ル )の 活用 円滑な人間関係 家族と の 生活 趣味の 充実 こ れま で と 変わらな い 生活ス タ イ ル 60代前半の重視点(N=448) 60代後半の重視点(N=179) (5) 60 代後半になると仕事選びは「自分の健康」や「時間的ゆとり」を重視 60 代後半まで働き続けている男女に、60 代前半の仕事を選ぶときに重視したこと、 60 代後半の仕事を選ぶときに重視したことを聞いてみたところ、男性 60 代前半は、半 数以上の人が「これまでに培った自分の経験の活用」を重視して仕事を選んでいるが、 60 代後半になると「自分の健康」「最低限の収入」「時間的ゆとり」を重視するように なる。 女性は、60 代前半・後半ともに、「最低限の収入の確保」「自分の健康」「これまで に培った経験の活用」「仕事と自分の生活のバランス」を重視するが、60 代後半になる と「最低限の収入確保」「自分の健康」「時間的ゆとり」を重視する人が増える。 図4-① 60 代前半と後半の仕事選択重視点(男性) 【設問】あなたの 60 代前半(60~64 歳)の仕事選びについて、「重視したこと」にあてはまるものすべてについてお 知らせください。 【設問】あなたの現在の仕事選びについて、「重視したこと」にあてはまるものすべてについてお知らせください。 (対象者:60 代後半男女で、60 代前半も働いていた人) 図 4-② 60 代前半と後半の仕事選択重視点(女性) (%) 54.2 38.9 37.4 37.0 31.7 29.4 28.6 26.0 24.9 23.3 22.9 22.7 41.2 46.5 39.5 26.8 31.6 37.3 19.3 30.7 26.8 15.8 28.1 12.7 0 10 20 30 40 50 60 こ れま で に 培っ た 自 分の 経験の 活用 自分の 健康 最低限の 収入の 確保 こ れま で に 培っ た 自 分の 技術( ス キ ル )の 活用 経済的な安定 時間的ゆと り 仕事へ の 意欲( や り が い ) 仕事と 自分の 生活の バ ラ ン ス 趣味の 充実 円滑な人間関係 家族と の 生活 後進や 若い 人の 指導 60代前半での重視点(N=511) 60代後半での重視点(N=228) (%)

(5)

55.6 60.5 50.8 57.2 61.2 53.2 54.0 59.7 48.3 44.4 39.5 49.2 42.8 38.8 46.8 46.0 40.3 51.7 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全 体 (N=2,600) 60代前半(N=1,300) 60代後半(N=1,300) 男性 全体 (N=1,300) 男性 60代前半(N=650) 男性 60代後半(N=650) 女性 全体 (N=1,300) 女性 60代前半(N=650) 女性 60代後半(N=650) できれば働きたい できれば働きたくない 3. 働くことを希望する 60 代男女の 3 割は働いていない。働きたくない人の 4 人に 1 人は働いている (6) 60 代前半男女の約 6 割、60 代後半男女約 5 割が「働きたい」 「現在、働きたい」と思っているかどうかでは、男性の57.2%、女性の 54.0%が「働き たい」と回答している。性年代別にみると、男女とも60 代前半は「働きたい」が約 6 割。 60 代後半になると「働きたい」人が減少し、「働きたくない」人が増加する。特に女性 60 代後半は「働きたくない」が過半数(51.7%)となる。 図5 現在、働きたいか 【設問】正直な気持ちとして、あなたは現在働きたいと思っていますか。(ひとつだけ) ※現在働いている、働いていないに関わらず、あなたのお気持ちに近いほうをお知らせください。 (7) 働きたい理由。60 代前半は「お金」のため、男性 60 代後半は「健康維持のため」、 女性60 代後半は「社会や人とのつながりを実感するため」 働きたいと思っている人の理由としては、男性では、60 代前半は「家計・生計のため」 が62.3%と最も多くなっている。以下、「元気なうちは働くのが当たり前だから」(47.7%) 「健康維持のため」(43.0%)が続くが、いずれも 4 割台にとどまる。 60 代後半になると、「家計・生計のため」は 41.3%に減少し、「健康維持のため」が 51.4%、「元気なうちは働くのが当たり前だから」(50.0%)が増加する。男性 60 代前 半は「お金」のため 、60 代後半は「健康」のために働きたいと思っている。 女性は、60 代前半は「自由になるお金を得るため」(50.5%)が最も多く、「家計・生 計のため」(46.6%)が続く。60 代前半は女性も男性同様、「お金」のために働きたいと 思っている。60 代後半になると、「社会や人とのつながりが実感できるから」(49.0%)、 「健康維持のため」(43.3%)、「働くことが好きだから」(38.2%)が増加する。なお、 男性60 代後半では「働くことが好きだから」は 24.0%にとどまる。

(6)

62.3 47.7 43.0 38.7 35.7 27.4 22.9 20.1 18.8 41.3 50.0 51.4 40.8 38.4 33.2 30.1 22.3 24.0 0 10 20 30 40 50 60 70 家計・ 生計の た め 元気なうち は 、 働く の が あた り ま え だ と 思 うか ら 健康維持の た め 自分が 自由に 使え る お 金を得るた め 社会や 人と の つ なが り を実感で きるか ら 社会と の 接点を持っ て い た い か ら 時間が あるか ら/時 間の 有効活用の た め 社会や 人の 役に 立て る か ら 働く こ と が 好きだ か ら 男性 60代前半(N=398) 男性 60代後半(N=346) 50.5 46.6 44.8 43.8 36.6 34.8 28.1 27.3 23.7 21.4 19.6 44.9 36.6 49.0 45.9 43.3 38.9 38.2 32.2 27.4 20.4 22.6 0 10 20 30 40 50 60 自分が 自由に 使え るお 金を得るた め 家計・ 生計の た め 社会や 人と の つ なが り を実感で きるか ら 元気なうち は 、 働く の が あた り ま え だ と 思うか ら 健康維持の た め 社会と の 接点を持っ て い た い か ら 働く こ と が 好きだ か ら 時間が あるか ら/ 時間の 有効活用の た め 家庭以外の 世界を 持ち た い か ら 収入を増や し て 、 趣 味など に よ り 多く の お 金をか け た い か ら 社会や 人の 役に 立て るか ら 女性 60代前半(N=388) 女性 60代後半(N=314) 図6-① 働きたい理由(男性) 【設問】あなたが働きたいと思う理由をお知らせください。(いくつでも) (対象者=図 5「できれば働きたい」と回答とした人) 図6-② 働きたい理由(女性) (対象者=図 5「できれば働きたい」と回答とした人) (8)「働きたい」人の約 3 割は働いておらず、「働きたくない」人の 4 人に 1 人が働い ている」 就労希望と就業状況をみてみると、「働きたい」と思っている60 代男女の 65.6%は 希望どおり働いているが、34.4%は「働きたい」と思っているものの「働いていない」。 また、「現在働きたくない」と思っている人の4 人に 1 人は働いている。 60 代前半・後半に分けてみてみると、男性 60 代前半で「働きたくない」人のうち、 約半数(47.6%)が「働いている」。一方、「働きたい」と希望しつつも働いていない 人の割合は、男性60 代前半は 15.1%であるが、60 代後半は 42.2%となる。男性 60 代 後半で希望どおりに働けていない様子がうかがえる。 女性は「働きたい」と希望しつつも「働いていない」人は60 代前半が 31.4%、60 代 後半が54.1%。60 代後半では半数を超える。シニア女性の働く場が限られていることが うかがえる。 (%) (%)

(7)

16.0 13.7 20.6 11.1 10.8 11.7 54.7 54.6 54.8 57.4 55.1 62.0 18.3 19.2 16.7 20.5 22.4 16.8 9.7 11.5 6.1 7.2 8.5 4.5 1.3 1.1 1.8 3.8 3.1 5.0 0% 20% 40% 60% 80% 100% 男性 (N=682) 男性 60代前半(N=454) 男性 60代後半(N=228) 女性 (N=531) 女性 60代前半(N=352) 女性 60代後半(N=176) 満足している どちらかといえば満足している どちらかといえば満足していない 満足していない わからない 人数 働いている人の割合 働いていない人の割合 働きたい 1,446 65.6 34.4 働きたくない 1,154 25.0 75.0 働きたい 786 76.8 23.2 働きたくない 514 40.7 59.3 働きたい 660 52.1 47.9 働きたくない 640 12.3 87.7 60代前半 働きたい 398 84.9 15.1   働きたくない 252 47.6 52.4 60代後半 働きたい 346 57.8 42.2   働きたくない 304 12.2 87.8 働きたい 388 68.6 31.4 働きたくない 262 34.0 66.0 働きたい 314 45.9 54.1 働きたくない 336 12.5 87.5 男性 女性 60代前半 60代後半 全体 60代 60代前半 60代後半 図7 「働きたい」意識別と現状の就業状況 【設問】正直な気持ちとして、あなたは現在働きたいと思っていますか。(ひとつだけ) 【設問】あなたの職業をお知らせください。 4. 働いている 60 代男女の 7 割は現在の働き方に「満足」だが、「働けるだけで満足」も 半数と根強い (9)働いている 60 代は男女とも約 7 割が現在の仕事に「満足」 現在、働いている人に、働き方への満足度を聞いたところ、男女ともに「満足してい る」は1 割台だが、「どちらかといえば満足」が 5~6 割おり、両者を合わせると、男女 ともに約7 割が「満足」していることになる。特に、男性 60 代後半は「満足している」 (20.6%)、「どちらかといえば満足している」(54.8%)を合わせると 75.4%となり、4 人に3 人が現在の働き方に満足していることになる。60 代後半は、女性も同様に満足度 が高く、満足計が73.7%になっている。 図8 現在の働き方に対する満足度 【設問】あなたは、現在のご自分の働き方に満足していますか。(ひとつだけ) (対象者=現在働いている人) 満足計(%) 70.7 68.3 75.4 68.5 65.9 73.7

(8)

62.6 38.1 47.1 28.4 27.4 23.5 18.1 13.2 12.3 12.3 9.7 51.2 46.5 43.6 29.1 21.5 25.6 22.7 9.9 22.7 19.8 12.2 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 自分の 経験が 生 か せ て い る 働け るだ け で 満足 だ と 思うか ら 自分の 能力が 生 か せ て い る 誰か の た め に 役に 立っ て い ると 思うか ら 職場の 人間関係が 円滑だ か ら 仕事に や り が い を 感じ て い るか ら 社会の た め に 役に 立っ て い ると 思うか ら 同僚と 楽し い 毎日 を過ご せ るか ら 時間つ ぶ し に な る か ら 給与の 金額に 満足 し て い るか ら 家か ら出られる か ら 男性60代前半(N=310) 男性60代後半(N=172) 49.6 50.0 37.5 30.6 32.3 29.7 15.9 21.6 12.9 12.5 15.5 53.0 58.3 41.7 32.6 31.8 30.3 22.0 22.0 17.4 15.2 18.9 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 自分の 経験が 生 か せ て い る 働け るだ け で 満足 だ と 思うか ら 自分の 能力が 生 か せ て い る 誰か の た め に 役に 立っ て い ると 思う か ら 職場の 人間関係が 円滑だ か ら 仕事に や り が い を 感じ て い るか ら 社会の た め に 役に 立っ て い ると 思う か ら 同僚と 楽し い 毎日 を過ご せ るか ら 時間つ ぶ し に なる か ら 給与の 金額に 満足 し て い るか ら 家か ら出られる か ら 女性60代前半(N=232) 女性60代後半(N=132) (10) 「自分の経験や能力を生かされている」が満足理由。ただし、「働けるだけで 満足」という気持ちも根強い 「満足」だと思う人にその理由を聞いたところ、60 代前半男性では「自分の経験が生 かせているから」や「自分の能力が生かされているから」が上位に挙がっているが、60 代後半になると「働けるだけで満足だと思うから」と思う人が多くなっている。 女性では、60 代前半後半ともに、「働けるだけで満足だと思うから」が高くなってい る。シニア層は働く場所や仕事内容が限られているため、「仕事があるだけで満足」と いう気持ちが根強くなっているようだ。 図9-① 自分の働き方に満足している理由(男性) 【設問】あなたが、現在のご自分の働き方に満足している理由をすべてお知らせください。(いくつでも) (対象者=現在、働き方に満足している人) 図9-② 自分の働き方に満足している理由(女性) (対象者=現在、働き方に満足している人) (%) (%)

(9)

37.5 39.6 33.3 29.9 29.0 31.8 62.5 60.4 66.7 70.1 71.0 68.2 0% 20% 40% 60% 80% 100% 男性 (N=682) 男性 60代前半(N=454) 男性 60代後半(N=228) 女性 (N=531) 女性 60代前半(N=352) 女性 60代後半(N=179) ギャップ(差)がある ギャップ(差)はない 5. 定年後の仕事イメージは、おおむねイメージどおり。想定外は手取り収入の少なさ。 1 ヵ月の平均手取り収入額は、男性 60 代前半で 24.9 万円、60 代後半で 18.8 万円。 女性は60 代前半で 11.9 万円、60 代後半で 11.1 万円 (11) 定年後の仕事については男性の約 6 割、女性の約 7 割が定年前のイメージとギャッ プなし 現在の仕事について、定年前の予想とのギャップについて聞いたところ、「ギャップ あり」と回答したのは、男性37.5%、女性 29.9%。男性の 6 割強(62.5%)、女性の約 7 割(70.1%)が「ギャップなし」(想像していたとおり)と思っている。 ちなみに「ギャップあり」が最も多いのは男性60 代前半(39.6%)である。 図10 現在の仕事に関する定年前とのイメージギャップの有無 【設問】 あなたは、定年退職後と定年前にイメージしていたものとでギャップ(差)はありますか。総合的に判断してお知ら せください。(ひとつだけ) (対象者=現在働いている人) (12) 仕事の楽しさ・やりがい・若い人との関係性、1 日の忙しさは想定どおり。 想定外は休みがとりやすいこと・手取り収入の少なさ 現状の働き方などについて、定年前に思い描いていたイメージに合致しているかどう かを聞いたところ、仕事の楽しさ、やりがい、若い人たちとの関係性、1 日の忙しさにつ いては、「イメージどおり」が 5 割を超え、半数以上の人がイメージどおりと思ってい る。一方、イメージどおりでないと感じていることは、「休みがとりやすいこと」「手 取り収入が少ないこと」。 ちなみに現在の給与について、60 代前半は 52.7%が「もっともらってもよい」と考え ており、妥当だとする人は45.2%にとどまる。60 代後半になると、「妥当」が 57.7%と なり、「もっともらってもよい」が39.6%になる。 なお、今回の調査対象者の現在の手取り収入(1 ヵ月)の平均額は、男性 60 代前半で 24.9 万円、60 代後半で 18.8 万円。女性は 60 代前半で 11.9 万円、60 代後半で 11.1 万円。

(10)

(n;現在有職者) n= A_仕事量が多い 1,213 B_仕事量が少ない A_仕事がきつい 1,213 B_仕事が楽 A_仕事が楽しい 1,213 B_仕事が苦痛 A_仕事にやりがいがある 1,213 B_仕事にやりがいがない A_自分より若いひとたちと良い 関係ができている 1,213 B_自分より若い人たちとの関係がよく ない・コミュニケーションできない A_休みがとりやすい 1,213 B_休みがとりづらい A_毎日が忙しい 1,213 B_毎日が暇 A_1日があっという間 1,213 B_1日が長い A_思ったより手取り収入が多い 1,213 B_思ったより手取り収入が少ない Aに近い 4.9 3.9 4.6 5.4 4.5 12.7 7.2 10.2 1.1 ややAに近い 18.5 17.1 23.2 25.4 29.1 34.7 21.9 32.1 7.7 イメージ通り 49.1 49.5 56.5 50.5 54.2 34.6 52.4 47.4 44.8 ややBに近い 19.7 22.5 13.8 14.6 9.6 12.0 14.4 8.6 29.6 Bに近い 7.7 7.0 2.0 4.1 2.7 5.9 4.0 1.7 16.8 0% 20% 40% 60% 80% 100% 32.0 27.7 25.1 18.3 15.1 13.8 12.6 13.2 9.1 6.3 9.4 11.5 32.0 29.7 23.8 20.6 18.8 18.2 13.5 12.5 10.9 10.5 9.8 8.8 0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0 今ま で 培っ て きた 専 門能力や 知識を活 用し て 働く 給与は 少ない け れ ど もの ん びり 働く 自分の 趣味を生か し た 職業に つ く 仕事と 趣味の 比率 を半分ずつ に し て 働 く パ ート タ イ ム で 比 較 的自由に 働く 若い 人々に 対し て 培っ た 技術や ノ ウ ハ ウ を指導し て 働く 気心の 知れた 同世 代の 仲間と 一緒に 働く 定年前と 同じ 会社 で フ ル タ イ ム で 働く 独立し 、 個人事業主 に なる( フ リ ーで 働 く ) 経験を生か し て 新 た な起業をする 地域社会で ボ ラ ン テ ィ ア と し て 働く 研究者や 、 大学の 講 師や 教授に なる 男性 60代前半(N=650) 男性 60代後半(N=650) 図11 定年前とのイメージギャップ(60 代男女) 【設問】あなたは、定年後の仕事について、定年前に思い描いていたイメージと今とでギャップ(差)はありましたか。 それぞれについて、A と B のどちらに近いかをお知らせください。(それぞれひとつだけ) (対象者=現在働いている人) 6. 給与は少なくても「のんびり働く」が理想の働き方 (13) 男性は専門能力を生かして働くこと。女性はパートタイムで比較的自由に働く こと。男女とも「のんびり働く」ことが理想 理想の働き方を聞いてみると、男性は60 代前半・後半ともに「今まで培ってきた専門 能力や知識を生かして働く」こと。以下、「給与は少ないけれどものんびり働く」こと、 「自分の趣味を生かした職業につく」ことが上位に挙がった。 一方、女性では、60 代前半後半ともに、「パートタイムで比較的自由に働く」こと、 「給与は少ないけれどものんびり働く」ことが上位に挙がっている。 男性では今まで培った能力を生かしたいと思う人がいるものの、男女とも「のんびり働 く」ことを理想としている。 図12-① 理想の働き方(男性) 【設問】あなたにとって、理想的な働き方はどのような働き方ですか。あてはまるものをすべてお知らせください。 (いくつでも) (%)

(11)

45.7 31.8 22.2 20.9 22.3 16.0 10.2 37.5 27.8 22.6 21.2 19.7 14.6 10.6 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 パ ート タ イ ム で 比 較 的自由に 働く 給与は 少ない け れ ど もの ん びり 働く 自分の 趣味を生か し た 職業に つ く 今ま で 培っ て きた 専 門能力や 知識を活 用し て 働く 仕事と 趣味の 比率 を半分ずつ に し て 働 く 気心の 知れた 同世 代の 仲間と 一緒に 働く 地域社会で ボ ラ ン テ ィ ア と し て 働く 女性 60代前半(N=650) 女性 60代後半(N=650) 1 給与が下がってもゆ とりをもって暮らせる ための資金・資産 44.2 給与が下がってもゆ とりをもって暮らせる ための資金・資産 42.9今以上に元気な体力 53.5今以上に元気な体力 53.5 2 今以上に元気な体力 37.1今以上に元気な体力 42.8 給与が下がってもゆ とりをもって暮らせる ための資金・資産 42.2今以上に強い気力 37.8 3 仕事以外に打ち込め る趣味やスポーツ 33.8 仕事以外に打ち込め る趣味やスポーツ 32.2今以上に強い気力 37.1 給与が下がってもゆ とりをもって暮らせる ための資金・資産 36.0 4 今以上に強い気力 24今以上に強い気力 28.9仕事以外に打ち込め る趣味やスポーツ 27.5 仕事以外に打ち込め る趣味やスポーツ 32.8 5 仕事以外に一定の収 入が得られる副業 18.6 何でも相談できる信 頼できる友人や知人 19.2 何でも相談できる信 頼できる友人や知人 22.8 何でも相談できる信 頼できる友人や知人 21.2 男性 60代前半(N=650) 男性 60代後半(N=650) 女性 60代前半(N=650) 女性 60代後半(N=650) 図 12-② 理想の働き方(女性) (14) 60 歳以降働き続けるために必要なことは「お金」「体力」「気力」 60 歳以降も働き続けるために必要なことを聞いたところ、男性は 60 代前半・後半に 限らず、「給与が下がってもゆとりをもって暮らせるために資金・資産」が最も多く、 その他、「今以上に元気な体力」「仕事以外に打ち込める趣味やスポーツ」が上位に挙 がった。稼ぐというよりも、ゆとりを持って働き、仕事以外の何かを楽しむことがよい 働き方をするために必要なことだと考えている。 一方、女性は、60 代前半・後半ともに「今以上に元気な体力」がトップに挙がり、半 数以上の人が「体力」が必要だと思っている。体力以外では、女性は60 代前半は「給与 が下がってもゆとりをもって暮らせるために資金・資産」「今以上に強い気力」が続く。 60 代後半になると「気力」が「お金」を上回る。 図13-① 60 歳以降も働くために必要なこと(男性) 【設問】現在から振り返ってみて、60 歳以降働き続けるために、どのようなものを持っていれば、より良い働き方が 出来たとお考えになりますか。あてはまるものをすべてお知らせください。(いくつでも) (%)

(12)

2,600 中京圏 150 150 150 150 600 合計 650 650 650 650 800 首都圏 300 300 300 300 1,200 関西圏 200 200 200 200 男性 女性 合計 60-64歳 65-69歳 60-64歳 65-69歳 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ■「シニア×働く」調査 調査概要 ・調査対象 : 50 代後半に就労経験のある 60~69 歳 2,600 名 ・調査対象エリア:首都圏(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)、関西圏(京都府、大 阪府、兵庫県)、中京圏(岐阜県、愛知県、三重県) ・サンプルの構成は以下のとおり ・調査時期 : 2015 年 3 月 21 日(土)~25 日(水) ・調査手法 : インターネット調査 ・調査会社 : 株式会社 ビデオリサーチ 以 上

参照

関連したドキュメント

以上を踏まえ,日本人女性の海外就職を対象とし

 回報に述べた実験成績より,カタラーゼの不 能働化過程は少なくともその一部は可三等であ

これはつまり十進法ではなく、一進法を用いて自然数を表記するということである。とは いえ数が大きくなると見にくくなるので、.. 0, 1,

また自分で育てようとした母親達にとっても、女性が働く職場が限られていた当時の

【サンプル】厚⽣労働省 労働条件通知書 様式

問い ―― 近頃は、大藩も小藩も関係なく、どこも費用が不足しており、ひどく困窮して いる。家臣の給与を借り、少ない者で給与の 10 分の 1、多い者で 10 分の

 筆記試験は与えられた課題に対して、時間 内に回答 しなければなりません。時間内に答 え を出すことは働 くことと 同様です。 だから分からな い問題は後回しでもいいので

社会的に排除されがちな人であっても共に働くことのできる事業体である WISE